JP3463241B2 - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は渦流量計に関し、詳
しくは、低速の流体においても正確な流量の測定を可能
とする渦発生体に関する。
【0002】
【従来の技術】渦流量計は、円管内に二次元柱状物体た
る渦発生体を設け、その円管内を流体が通過した際に、
その渦発生体によって生じた渦流の周波数から流速を求
め、その流速にその円管の内側断面積を乗じた値を流量
として表示するものである。
【0003】円管内を一様に流動する流体の流速Uは、
その二次元物体たる定形物の大きさ、所謂渦発生体の大
きさd(後述する。)とストローハル数Stが一定値で
ある場合には、その流れの中に設けた渦発生体によって
放出される渦の放出数fに比例するという特徴がある。
その特徴は なる関係式で表示される。 限って流速Uを正確に測定することができるから、前述
の如く、流量を算出して表示できるのである。
【0004】ストローハル数Stは、流速U、該渦発生
体の大きさd、レイノルズ数、流体の動粘性係数等によ
る因子によって定まるものであることもあって、流速U
の広範囲の変動に対して、一定値を保持する渦発生体は
未だ出現していなかった。このため、渦流量計における
渦発生体について、流速Uの広範囲の変動に対して、ス
トローハル数Stを一定値に近づける努力が従前からな
されてきた。しかし、従来の渦発生体では、ストローハ
ル数Stのバラツキが大きいために、流速の誤差が大き
くなって、流量値の誤差が大きくなるという問題があっ
た。
【0005】また、流体が空気等の気体である場合、そ
の流体の最遅流速の測定可能範囲は、従来の渦流量計で
は流速U=4m/sec前後が限界とされ、産業分野に
おいては、渦流量計の最遅流量測定限界が少なくとも流
速2m/secであって欲しいとの要望がかねてから強
く、最遅流速の測定可能限界においても問題があった。
このため、関係者の間で渦発生体の改良努力が種々なさ
れてきたが、未だ、流速U=2m/secにおいて、流
速の測定に適した強い渦を規則的に放出する簡素な流量
計が出現していなかった。
【0006】渦流量計における渦発生体は、当初は円形
柱のものが用いられていたが、円形柱を渦発生体に用い
た渦流量計は、ストローハル数Stのバラツキが大きい
ため、流量測定可能範囲が狭く、また、流速U=2m/
secなる気体の流量を測定できなかった。
【0007】そこで、円形柱の渦発生体の改良がなさ
れ、その改良された渦発生体に係る流速検出器が特公昭
52−13100号に開示されている。図7(a)は特
公昭52−13100に開示されているカルマン渦に係
る流速検出器21の部分断面斜視図であり、その流速検
出器21は、カルマン渦を渦発生体の両斜視図側面に沿
って一斉に揃えるために、導圧孔22a,22bと2箇
所の空洞部24a,24bと透孔23が必要であるとし
て、これらが具備されている。
【0008】流速検出器21は、図7(a)にに表示し
ているように、両側面に軸方向に複数個の導圧孔22
a,22bを具備し、一方の導圧孔22aの列が一方の
空洞部24aに他方の導圧孔22bの列が他方の空洞部
24bに連通し、両者の空洞部24a,24bは透孔2
3を介して連通したものである。透孔23を通過する流
体の流速は、透孔23が、流速検出器21の構造上、絞
り部の役目を果たすため、いずれの空洞部24a,24
の流速よりも早くなる。透孔23の流速は、透孔23の
測壁に、傾斜面と流れを遮る垂直壁を具備した流れ制御
体25を設け、その流れ制御体25の垂直壁に流体変位
検出素子26を設けることにより、流体を流体変位素子
26に当接させて、流速検出器21にカルマン渦を放出
させながら、その当接回数を検出して行うものである。
【0009】以上の如く、特公昭52−13100に開
示されている流速検出器は、構造が極めて複雑であると
いう問題がある。
【0010】図8は、特許公報第2557153号に開
示されている渦流量計27の断面図を表わしたものであ
り、その渦流量計27は、渦発生体28を具備した主導
管29と、その主導管の上流側に正六角形状のセルから
なるハニカム状の整流器30と、その主導管29に隣接
した副導管(図示せず。)とからなるものであり、その
構造が極めて複雑であるという問題がる。
【0011】以上の事情により、渦流量計においては、
2m/secの流速の気体においても、簡素な形状で以
て、安定した強い渦を規則的に放出する渦発生体の出現
が関係者の間で熱望されていた。
【0012】
【解渦決しようとする課題】簡素な形状の渦発生体を用
いた簡素な構造の渦流量計で以て、広範囲の流速におけ
る流量、並びに、2m/secの低流速における流量を
測定できるようにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】1.渦発生体の形状を半
円状柱の平面を狭幅で平行に対向させた円柱状とし、そ
の渦発生体を渦流量計の直円管内に固設する。 2.渦発生体の形状を二等辺三角柱の底面と半円状柱の
平面とをを狭幅で平行に対向させた組み合わせ柱状と
し、その渦発生体を渦流量計の直円管内に固設する。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明は、直円管内の渦発生体の
抵抗に関する研究を鋭意研究した結果に基づいてなされ
たもので、管内流中における各種の渦発生体形状毎に一
様流中の抵抗係数、レイノルズ数、渦発生体の上下方向
の大きさ、円管の直径等との相互関係を実験により研究
した結果に基づいて最適形状を探査したことによって完
成したものである。尚、前述の調査研究した内容は、日
本機械学会論文集65巻629号B編(1999年1
月)において『直円管内の渦発生体の抵抗係数とストロ
ーハル数』著者五十嵐保(本発明者)の題目で掲載され
ている。
【0015】図3(a)は、本発明の渦発生体2の断面
図を表し、図中の4および5は半円状柱を、9はスリッ
トを表し、スリット9は、半円状柱4と半円状柱5のそ
れぞれの平面を狭幅で平行に対向して設けた空隙であ
り、dはスリット9の上端から下端までの距離を表す。
渦発生体2は、その断面の外形が円形状をなした円柱状
体であり、その大きさを以下dで以て、スリット9の幅
をsで以て表示する。渦発生体2は、直円管3内に流体
の流れ方向に直交し、かつ、スリット9を流体の流れ方
向に対して垂直にして固設する。ここに直円管3の内径
を以下Dで以って表示する。渦発生体2の形状は、d/
D=0.2〜0.30およびs/d=0.09〜0.1
1なる関係を有する。
【0016】前述の寸法関係を有していない前述の円柱
状体は、渦発生体として使用した場合、ストローハル数
Stが流速の変化に対してバラツクため、所謂一定値で
なくなるため、渦流量計の渦発生体に適さない。
【0017】本発明の渦発生体は、特公昭52−131
00に開示されている前述の流体検出器における渦発生
体が、複数の導圧孔と2箇所の空洞部とこれらの空洞部
を連結する透孔を具備しなければならないのに対し、単
なる一様幅の貫通溝、所謂スリット9を具備するだけで
よいから、構造が格別に簡素である。
【0018】また、本発明の渦発生体は、特公昭52−
13100における渦発生体がその境界層において導圧
孔22a,22b部でしか吸い込みと吹き出しをしない
のに対し、スリット9の全幅、即ち直円管3の略全幅で
吸い込みと吹き出しを効率良く現出するため、特公昭5
2−13100における渦発生体よりも、強い渦を一斉
に規則的に交互に放出する。
【0019】本発明の渦発生体2によって放出される渦
8の強さは、特公昭52−13100に係る渦発生体を
兼ねた流速検出器17の導圧孔18a,18bを沢山並
べて、単にスリット状に近似させても、渦発生体2の流
体の吸い込みや吹き出しの抵抗が流速検出器17のそれ
よりも小さいために、流速検出器17によって放出され
る渦の強さよりも、更に強いものとなる。
【0020】図6(a)は、本発明の渦発生体16の断
面図を表わし、図中の17は二等辺三角柱を、18は半
円状柱を、20はスリットを表わし、スリット20は二
等辺三角柱17の底面と半円状柱18の平面を狭幅で平
行に対向して設けた空隙であり、dはスリット20の上
端から下端までの距離を表わす。渦発生体16は、その
断面形状が二等辺三角形と半円状形とを隙間を設けて組
み付けた組合わせ柱状体であり、その大きさを以下dで
以て、スリット20の幅を以下sで以て表示する。
【0021】渦発生体16は、直円管3内に、流体の流
れ方向に直交し、かつ、スリット20を流体の流れ方向
に対して垂直にして固設する。ここに、直円管3の内径
を以下Dで以て表示する。
【0022】尚、二等辺三角柱17は、その断面が直円
管3の軸心に対し対称な二等辺を有する三角柱であり、
好ましくは正三角柱である。
【0023】渦発生体16の形状は、d/D=0.20
〜0.30およびs/d=0.15〜0.16なる寸法
関係を有する。
【0024】前述の寸法関係を有していない前述の組合
わせ柱状体は、渦発生体として使用した場合に、ストロ
ーハル数Stが流速の変化に対してバラツクため、所謂
一定値でなくなるため、渦流量計の渦発生体に適さな
い。
【0025】図9(後に掲載)は、流体における渦発生
体の抵抗係数Kとs/dとの関係をd/D毎に表したも
のである。図9中の抵抗係数Kは、K=(P1−P2)
/0.5ρUなる式で表示されるものであり、(P1
−P2)は渦発生体の前後の圧力差、ρは流体の密度、
Uは直円管3内の平均流速を表す。
【0026】本発明における渦流量計1の渦発生体2お
よび本発明における渦流量計15の渦発生体16の両者
共、カルマン渦に係る特有の吸込みと噴出しの現象が交
番的に生じており、図9によって、s/dが0.10以
下のとき、一方では渦発生体2で吸込み現象が生じると
s/dの増加と共に抵抗係数Kが増大し、s/d=0.
10付近に至って極大値となるのに対し、他方では渦発
生体16で吸込み現象が生じるとs/dの増加と共に抵
抗係数Kが減少を呈していることを知見した。また、渦
流量計15では、s/d=0.15付近に至って極小と
なり、その後増加してs/d=0.25付近に至って極
大となることを知見した。
【0027】本特許出願に係る発明は、前述の説明の如
く、s/dが0.10以下の場合、s/dが増加するに
従って、渦流量計15における渦発生体16の抵抗係数
Kは、渦流量計1における渦発生体2の抵抗係数Kが増
加傾向にあるとき、減少する現象を呈するという不可解
な性状、並びに、前述の最適なd/Dおびs/dの範囲
は抵抗係数Kと密接な関係にあることから、公知の技術
から容易に推考し得るものでない。
【0028】
【実施例1】図1は、本発明の渦発生体2を用いた渦流
量計1の部分断面側面図を表わし、図中の3は直円管
を、2は本発明の渦発生体を表わし、渦発生体2の断面
外形は真円である。
【0029】図2は、図1の断面A−A図であり、図中
の9は渦発生体2のスリットであり、スリット9は直円
管3の略全幅に亘って所在し、図2における太矢印は、
流体の流れ方向を表わし、その流れは一様流れである。
【0030】 中や直円管3の内壁付近の流体よりも、渦が発生する直
前の状体、所謂、渦発生体2のスリット9の直近の表面
で流体の境界層が剥離現象を発生する位置に強く表われ
る。従って、流体の圧力変動を検出するための検出孔6
は図2に表わしているように、半円柱5のスリット9付
近に設ける。尚、検出孔6の内径は略1mmである。
【0031】検出孔6は、図2の断面B−Bを図3
(b)に表わしたように、半円状柱5内で曲がって直円
管3を貫通して導管7に連通し、図2に表わしたように
その導管7を介して直結している。
【0032】半円状柱5の表面に発生した前述の変動圧
は、検出孔6の流体を介して半導体圧力センサ10で電
気信号に変換され、その電気信号は増幅器11で増幅さ
れ、その増幅された電気信号はFFTアナライザ12で
解析され、その解析により明らかになった時間当たりの
渦の発生数fと渦発生体の大きさdと直円管3の内径D
とで以て演算器13で流量を算出し、その算出された流
量を流量表示器14で表示する。
【0033】本発明の渦発生体2を具備した渦流量計1
は、以上のようにして、流量表示器14により流量を読
み取ることができる。また、渦流量計1を自動制御装置
に使用する場合には、演算器13により算出された流速
や流量の電気信号をその制御に活用することができる。
【0034】直円管3の内径がD=150mm、渦発生
体2の大きさがd=30mm、そのスリット幅がs=3
mmである渦流量計1を用いて、空気の流量を測定した
結果、流速U=2.0m/secの低流速ににおいても
正確に流量を測定することができた。尚、この場合のs
/d=0.10、d/D=0.20、ストローハル数S
t=0.26であった。
【0035】また、直円管3の内径がD=150mm、
渦発生体2の大きさがd=40mm、そのスリット幅が
s=4mmである渦流量計1を用いて、空気の流量を測
定した結果、流速U=2.0m/secの低流速におい
てもに正確に流量を測定することができた。尚、この場
合のs/d=0.10、d/D=0.27、ストローハ
ル数St=0.30であった。
【0036】以上の測定結果から、渦発生体2および渦
流量計1の性能が確認できた。
【0037】
【実施例2】図4は、本発明の渦発生体16を用いた渦
流量計15の部分断面側面図を表わし、図中の3は直円
管を、Dは直円管3の内径を、12は本発明の渦発生体
を表わす。渦発生体16を構成する二等辺三角柱17は
正三角柱であり、半円状柱18の断面外形は真円の半分
の形状である。
【0038】図5は、図4の断面A−A図であり、図中
の20は、渦発生体16のスリットであり、スリット2
0は直円管3の全幅に亘って所在している。このため、
強い渦が放出される。
【0039】交番的に放出される渦によって生ずる流体
の圧力変動は、前述の渦流量計1の場合と同様に、渦発
生体16を構成する下流側の半円状柱18のスリット2
0付近に設けた検出孔6を用いて捕える。
【0040】検出孔6は、図5の断面B−Bを図6
(b)に表わしたように、半円状柱18内で曲がって、
直円管3を貫通して、導管7に連通し、図5に表わして
いるように、導管7を介して半導体圧力センサ10に接
続している。図5における太矢印は、流体の流れ方向を
表わし、その流れは一様流れである。
【0041】本発明の渦流量計15は、以上の構成であ
るから、前述の渦流量計1の場合と同様にして、半円柱
18の表面に発生した圧力変動を検出して、流量を流量
表示器14に表示したり、或いは、演算器13で演算し
た龍量値を電気信号で自動制御装置に送信する。
【0042】直円管3の内径がD=150mm、渦発生
体16の大きさがd=50mm、そのスリット幅がs=
8mmである渦流量計15を用いて、空気の流量を測定
した結果、流速U=2.0m/secの低流速において
も正確に流量を測定することができた。この測定結果か
ら、渦発生体16および渦流量計15の性能が確認でき
た。尚、この場合のs/d=0.16、d/D=0.3
3、ストローハル数St=0.34であった。
【0043】図8に示す特許公報第2557153号に
開示されている渦流量計27の渦発生体28は、ハニカ
ム状の整流器30との相対角度が45度であるときに、
渦流量計として供することができものである。
【0044】本発明の渦流量計15に係る渦発生体16
の二等辺三角柱17の下流側が、半円状柱18であるの
に対し、渦発生体28の三角柱の下流側が矩形柱である
点で両者は相違する。また、渦発生体16は、ハニカム
状の整流器30や前述の副導管(図示せず。)が無くて
も、渦流量計として十分に供することができる点で、渦
発生体28と相違する。本発明の渦流量計15は、前述
のように、極めて簡素であるという渦流量計27にない
格別の特徴を持つものである。
【0045】
【効果】図10は、実施例1における本発明の渦流量計
1および実施例2における渦流量計15について、スト
ローハル数Stと流速との関係を表したものである。
渦流量計1および渦流量計15は、強い渦が規則的に放
出され、かつ、図10から明らかなように低流速2m/
secから高流速20m/secの広範囲の流速変動に
おいて、ストローハル数Stのバラツキが小さいから、
正確な流量を安定して表示することができる。
【0046】このため、化学プラント設備において、燃
焼管理の向上による省エネルギ効果の向上、操業管理の
信頼性向上、製品の品質向上等をもたらし、その恩恵に
よる経済的利益は莫大なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の渦流量計の部分断面側面図を表わす。
【図2】図1の断面A−A矢視図を表わす。
【図3】(a)図は図2の断面A−A矢視図であり、本
発明の渦発生体を表わす。(b)図は図2の断面B−B
矢視図であり、本発明の渦発生体に係る渦の検出孔を表
わす。
【図4】本発明の渦流量計の部分断面側面図を表わす。
【図5】図4の断面A−A矢視図を表わす。
【図6】(a)図は図2の断面A−A矢視図であり、本
発明の渦発生体を表わす。(b)図は図2の断面B−B
矢視図であり、本発明の渦発生体に係る渦の検出孔を表
わす。
【図7】(a)は特公昭52−13100に開示されて
いる渦流量計の流速検出器の部分断面斜視図を表わす。
(b)は図7の断面A−A矢視図を表わす。
【図8】特許公報第2557153号に開示されている
渦流量計の断面を表わす。
【図9】 抵抗係数Kとs/dとの関係を表したグラフで
ある。
【図10】 ストローハル数Stと流速Uとの関係を表し
たグラフである。
【符号の説明】1‥‥‥‥‥渦流量計 21‥‥‥
‥‥流速検出器 2‥‥‥‥‥渦発生体 22a,2
2b‥‥‥‥‥導圧孔 3‥‥‥‥‥直円管 23‥‥‥
‥‥透孔 4‥‥‥‥‥半円状柱 24a,2
4b‥‥‥‥‥空洞部 5‥‥‥‥‥半円状柱 25‥‥‥
‥‥流れ制御体 6‥‥‥‥‥検出孔 26‥‥‥
‥‥流体変位検出素子 7‥‥‥‥‥導管 27‥‥‥
‥‥渦流量計 8‥‥‥‥‥渦 28‥‥‥
‥‥渦発生体 9‥‥‥‥‥スリット 29‥‥‥
‥主導管 10‥‥‥‥‥半導体圧力センサ 30‥‥‥
‥‥ハニカム状の整流器 11‥‥‥‥‥増幅器 12‥‥‥‥‥FFTアナライザ 13‥‥‥‥‥演算器 14‥‥‥‥‥流量表示器 15‥‥‥‥‥渦流量計 16‥‥‥‥‥渦発生体 17‥‥‥‥‥二等辺三角柱 18‥‥‥‥‥半円状柱 19‥‥‥‥‥渦 20‥‥‥‥‥スリット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大きさdの円柱状体を内部に固設した内径
    Dの直円管と該円柱状体との関係がd/D=0.2〜
    0.30である渦発生体において、該円柱状体が半円状
    柱の平面を狭幅に平行に対向して形成されたスリットを
    介在し、かつ、該スリットの幅sと該円柱状体の大きさ
    dとの間にs/d=0.09〜0.11なる関係を具備
    したことを特徴とする渦発生体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の渦発生体を具備した渦流量
    計。
  3. 【請求項3】大きさdの柱状体を内部に固設した内径D
    の直円管と該柱状体との関係がd/D=0.2〜0.3
    0である渦発生体において、該柱状体が正三角柱の平面
    と半円状柱の平面とを狭幅に平行に対向して形成された
    スリットを介在し、かつ、該スリットの幅sと該柱状体
    の大きさdとの間にs/d=0.15〜0.16なる関
    係を具備したことを特徴とする渦発生体。
  4. 【請求項4】請求項3記載の渦発生体を具備した渦流量
    計。
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CN105004383A (zh) * 2015-08-11 2015-10-28 哈尔滨工程大学 一种具有射流仿生型漩涡发生体的涡街流量计

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