JP3461451B2 - 中空体内部点検用装置 - Google Patents

中空体内部点検用装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空体の内部空間
の状態を点検する中空体内部点検用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中空体の内部の状態を該中空体を切断せ
ずに外部から点検することが要求される場合がある。例
えば、ガスタービンエンジンの燃焼室の内部を点検する
場合にも外部から点検することが要求される。この場合
に中空体内部点検用装置としてガスタービンエンジン内
部点検用装置が使用される。
【0003】図6ないし図9によりガスタービンエンジ
ン内部点検用装置を説明する。図6において、符号10
1は、ガスタービンエンジンで、ガスタービンエンジン
101は燃焼室102を有し、燃焼室102は、回転軸
103の軸線方向の回りに環状に形成された中空ドーナ
ツ形状のアウタライナ104からなる中空体の内部空間
として形成されている。
【0004】図7,図8において、アウタライナ104
は、断面がガスタービンエンジン前後方向に細長くなっ
ている同一断面形状の中空ドーナツ部104Aと、中空
ドーナツ部104Aに連続してガスタービンエンジン後
方に行くに従って狭まる中空縮径部104Bとで構成さ
れている。アウタライナ104の外周は、コンバスタケ
ース105で囲まれており、アウタライナ104とコン
バスタケース105とで2重のドーナツ状ケーシング構
造が形成されている。
【0005】アウタライナ104の前端に、燃焼室10
2内に燃料を噴射するための噴射ノズル106が装着さ
れている。また、中空ドーナツ部104Aの一側の壁部
104Cには、点検用孔107が形成されている。コン
バスタケース105の壁部105Aにも孔108が形成
されている。アウタライナ104には、点検用孔107
の形成された一側の壁部104Cに対向して、他側の壁
部104Dが形成されている。
【0006】コンバスタケース105の外周には、環状
ケース109が配置され、この環状ケース109の外側
壁面には、6個の固定フランジ110,110,11
0,110,110,110が円周方向に沿って等間隔
で固着されている。固定フランジ110は、円筒部11
0Aと、円筒部110Aの先端に一体に設けられ中央に
孔部110Bが形成された円板部110Cとで構成され
ている。
【0007】環状ケース109とコンバスタケース10
5の壁部105A間には、孔108に一致する位置にカ
ラー111が設けられている。上述の燃焼室102の状
態を点検するために、ファイバースコープ117と、こ
のファイバースコープ117を燃焼室102内に案内す
るための金属製のガイド管116からなる細長ガイド体
と、ガイド管116を固定するためのガイドフランジ1
12とが必要であり、以下、説明する。
【0008】ファイバースコープ117は、光ファイバ
を用いた表面観察装置で、周知であり、可撓的性質,弾
力的性質を有している。図8は、ガスタービンエンジン
101の非運転時において燃焼室102を点検する状態
を示す。図において、前記各固定フランジ110の円板
部110Cの孔部110Bには、プラグ110Dがそれ
ぞれ5箇所に亘ってそれぞれ設けられている。プラグ1
10Dは、燃焼室102を密封状態に保持するためのも
のであり、ガスタービンエンジン101の運転時には、
全ての固定フランジ110に取り付けられる。
【0009】固定フランジ110にガイドフランジ11
2が締付ボルト(図示せず)にて取り付けられている。
図9に示すように、ガイドフランジ112は、ボス部1
13と、ボス部113の基端に一体に設けられ中央に孔
部114Aが形成された円板部114と、ボス部113
に垂直に貫通して取り付けられた2本のボルト115,
115とで構成されている。ガイドフランジ112の円
板部114が固定フランジ110の円板部110Cに取
り付けられている。円板部114に孔部114Aが形成
されている。この孔部114Aは前記孔部110Bに合
致するようになっている。
【0010】また、図9に示すように、ガイド管116
は、先端側に形成されている所定の長さの第1直線部1
16Aと、曲がり部116Bと、基端側に形成されてい
る所定の長さの第2直線部116Cとが連続して構成さ
れている。曲がり部116Bは、ファイバースコープ1
17が折損しないで挿着可能な程度以上の曲率になって
いる。すなわち、曲がり部116Bの曲げ半径が小さく
なると、その曲げ半径ではガイド管116の内部に挿着
されるファイバースコープ117は曲がり難く、折損す
るに至ることもある。
【0011】また、図7,図10に示すように、ガイド
管116の曲げ半径は、距離Lを一定にした場合には、
ガイド管116を固定する際、その先端116Dがアウ
タライナ104の他側の壁部104Dにぶつからないよ
うに、最大限界値がある。すなわち 曲げ半径は距離L
で決まる一定の値より大きくならないように決定され
る。また、ガイド管116の曲げ半径は、点検用孔10
7から前記他側の壁部104Dまでの距離Lが小さい程
小さくすることを余儀なくされ、距離Lが大きい程、大
きくすることができる。
【0012】第1直線部116Aは、ガスタービンエン
ジン101の燃焼室102の後端領域(図6のアウタラ
イナ104の中空縮径部104B)を点検し易いように
するために必要である。第1直線部116Aが長いと、
ガイド管116をガスタービンエンジン101の燃焼室
102の内部に差し込む時、ガイド管116の先端11
6Dがアウタライナ104の他側の壁部104Dにぶつ
かることになり好ましくない。なお、ガイド管116は
金属製になっているが、差し込み時、かなり変形し得る
ものである。
【0013】そして、ガスタービンエンジン101の非
運転時において、燃焼室102の内部の状態を点検する
時には、次のようにガイド管116のセッティング作業
がなされる。まず、燃焼室102の点検される箇所に応
じて、6個の固定フランジ110のうちの1つが選定さ
れる。その選定された固定フランジ110の孔部110
Bからプラグ110Dが取り外される。そのプラグ11
0Dが取り外された固定フランジ110にガイドフラン
ジ112が締付ボルト(図示せず)にて取り付けられ
る。図7,図8には6個の固定フランジ110のうちの
1つ(図8の図面上の最上端)にガイドフランジ112
が取り付けられた状態が示されている。
【0014】そして、金属製のガイド管116がガイド
フランジ112のボス部113から挿入される。ガイド
管116は、その先端116Dがアウタライナ104の
他側の壁部104Dにぶつからないように、適宜振り回
されながらアウタライナ104内に差し込まれる。ガイ
ド管116がほぼアウタライナ104内に差し込まれる
と、ガイドフランジ112は、図示しない締付ボルトを
介して固定フランジ110上に締め付けられる。このよ
うにして、ガイド管116がアウタライナ104からな
る中空体内に固定される。
【0015】続いて、図7に示すように、固定されたガ
イド管116にファイバースコープ117が挿入され、
アウタライナ104内に配置される。その際、ファイバ
ースコープ117の先端117Aがガイド管116の先
端116Dから突き出た状態で、ファイバースコープ1
17の差し込みが終了する。ファイバースコープ117
をガイド管116内に差し込んた状態でアウタライナ1
04内の違った箇所を点検する場合には、ガイドフラン
ジ112のボルト115でガイド管116をボス部11
3に一体化した状態で、ガイドフランジ112の図示し
ない締付ボルトを少し緩めてガイド管116を振り回す
ことにより行なわれる。
【0016】上述のように、6個の固定フランジ110
のうちの1箇所の点検が終了した後、他の固定フランジ
110からプラグ110Dが順々に取り外され、その取
り外された固定フランジ110にガイドフランジ112
及びガイド管116が取り付けられ、ガイド管116内
にファイバースコープ117が取り付けられ、次々に燃
焼室102の内部が点検される。
【0017】このようにして、ガスタービンエンジン内
部点検用装置が使用される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の中空
体内部点検用装置にあっては、次の問題がある。以下、
説明する。
【0019】前述したように、ガイド管116を燃焼室
102内に取り付ける際、ガイド管116の曲がり部1
16Bの曲げ半径が小さい程、燃焼室102にガイド管
116を差し込み易いが、曲げ半径が小さくなると、そ
の曲げ半径ではガイド管116の内部に挿入されるファ
イバースコープ117は曲がり難く、折損するに至るこ
ともある。ファイバースコープ117を燃焼室102内
に差し込むためには、ガイド管116はある程度以上の
曲げ半径が必要とされる。
【0020】そこで、ガイド管116の曲がり部116
Bの曲げ半径をある程度大きくすると、燃焼室102内
にガイド管116を差し込むとき、ガイド管116の先
端116Dがアウタライナ104の他側の壁部104D
に突き当たるのを回避させるため、図10,図11に示
すように、ガイド管116を回転したり、引き戻したり
して振り回しながら、差し込むことになる。図11にお
いて、ガイド管116の振り回せる範囲は(イ)になっ
ている。その作業の際、ガイド管116の曲がり部11
6Bが中空ドーナツ部104Aの一側の壁部104Cの
点検用孔107に引っ掛り、ガイド管116を差し込む
ことが容易ではなくなり、手間がかかるという問題があ
った。
【0021】すなわち、ガイド管116を燃焼室102
内に差し込む際、ガイド管116の曲がり部116Bが
中空ドーナツ部104Aの一側の壁部104Cの点検用
孔107を通り抜ける。そのガイド管116の通り抜け
の際、ガイド管116の先端116Dがアウタライナ1
04の他側の壁部104Dに当たらないように、点検用
孔107において、ガイド管116は、点検用孔107
の法線に対して斜めになる(図7,図10,図11の2
点鎖線で示す)。
【0022】しかし、点検用孔107の孔径Dの範囲内
では、点検用孔107とガイド管116の間の隙間S0
が狭くなり、ガイド管116の回転,引戻し等による振
り回し量は制限を受けることになる。そのため、ガイド
管116は差し込み難くなる。本発明は、上述の問題点
を解決するためになされたもので、その目的は、細長ガ
イド体の曲がり部の曲げ半径を大きくしても、細長ガイ
ド体を中空体の内部に差し込み易くすることができる中
空体内部点検用装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
曲がり部を有してなり、中空体の壁部に形成された点検
用孔を介して差し込まれて該中空体内に固定される細長
ガイド体と、前記細長ガイド体の内部に挿入され、先端
から前記中空体の内部空間を視るファイバースコープと
を備えてなる中空体内部点検用装置において、前記細長
ガイド体を、その前記曲がり部の曲率中心側内側部分を
長手方向に沿って切り欠くことにより、断面略半円形状
に構成したことを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の中
空体内部点検用装置において、前記細長ガイド体の途中
には、前記ファイバースコープが通過する大きさのリン
グが設けられていることを特徴とする。
【0025】(作用)請求項1記載の発明においては、
細長ガイド体を中空体の内部に差し込む際、細長ガイド
体は中空体の壁部の点検用孔を通り抜ける。細長ガイド
体の通り抜けの際、細長ガイド体は、その先端が中空体
の点検用孔の対向する壁部に当たらないように、点検用
孔の法線に対して斜めになる。そのため、細長ガイド体
は差し込み難くなる。
【0026】ここで、細長ガイド体は断面略半円形状に
構成されているので、細長ガイド体は中空体の点検用孔
に対して余裕度が大きくなる。細長ガイド体は、点検用
孔における振り回しの制限が少なくなり、細長ガイド体
は動き易くなる。勿論、ファイバースコープを細長ガイ
ド体上に差し込む時、ファイバースコープは細長ガイド
体上に押し付けられるので、ファイバースコープは細長
ガイド体により該細長ガイド体上に案内され、挿着され
る。
【0027】請求項2記載の発明においては、ファイバ
ースコープを細長ガイド体上に差し込む際に、リングに
よりファイバースコープが確実に細長ガイド体上に規制
され、ファイバースコープが細長ガイド体から外れるこ
とが防止される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。
【0029】図1ないし図5により、請求項1,請求項
2記載の発明の実施の形態に係わる中空体内部点検用装
置を、従来におけるガスタービンエンジン101の燃焼
室102を囲むアウタライナ104を中空体として例に
とり、ガスタービンエンジン内部点検用装置に適用して
説明する。なお、従来と共通部分についは説明を省略
し、相違する構成部分についてのみ説明する。
【0030】図2ないし図4において、符号1は、金属
製の細長ガイド体で、細長ガイド体1は、先端側の第1
直線部2,曲がり部3,基端側の第2直線部4が連続し
て構成されている。第1直線部2は、断面半円形状の第
1半割部2Aと、第1半割部2Aに連続する断面円形状
の第1リング2Bとで構成されている。
【0031】曲がり部3は、断面半円形状の第2半割部
3Aと、第2半割部3Aの途中に形成された断面円形状
の第2リング3B,第3リング3Cとで構成されてい
る。第1半割部2A,第2半割部3Aは、従来のガイド
管116の曲率中心側内側部分を長手方向に沿って切り
欠くことにより、ファイバースコープ117を案内する
半割ガイド体に構成されている。
【0032】第2直線部4は、断面円形状に形成されて
いる。しかして、本実施の形態においては、ガスタービ
ンエンジン101の非運転時において、燃焼室102の
内部の状態を点検をする時には、従来と同様に細長ガイ
ド体1のセッティング作業がなされる。従来と相違する
作業について説明する。細長ガイド体1をアウタライナ
104からなる中空体の内部に差し込む際、細長ガイド
体1がアウタライナ104からなる中空体の一側の壁部
104Cの点検用孔107を通り抜ける。細長ガイド体
1の通り抜けの際、細長ガイド体1の第1直線部2の先
端2Cがアウタライナ104の他側の壁部104Dに当
たらないように、図1,図5の2点鎖線で示すように細
長ガイド体1は、点検用孔107の法線に対して斜めに
なる。
【0033】この状態において、細長ガイド体1の曲が
り部3は断面半円形状になっているので、細長ガイド体
1は中空体の一側の壁部104Cの点検用孔107に対
して余裕度が大きくなる。細長ガイド体1は、点検用孔
107における振り回しの制限が少なくなり、細長ガイ
ド体1は振り回し易くなる。ちなみに、図5において、
細長ガイド体1の振り回しうる範囲は従来の(イ)に対
して(ロ)と広くなっており、点検用孔107の孔径D
の範囲内では、点検用孔107と細長ガイド体1の間の
隙間S1が広くなっている。
【0034】勿論、ファイバースコープ117は、その
可撓的性質,弾力的性質により、細長ガイド体1に押し
付けられるので、細長ガイド体1によりファイバースコ
ープ117が案内される。すなわち、細長ガイド体1
は、断面略半円形状であっても、ファイバースコープ1
17を案内する機能を有するとともに、ファイバースコ
ープ117に対して、燃焼室102の特定の箇所の点検
のために、ファイバースコープ117の先端側の位置,
角度を決定する機能を有している。
【0035】また、第1リング2B,第2リング3B,
第3リング3Cによりファイバースコープ117が確実
に細長ガイド体1上に規制され、ファイバースコープ1
17が細長ガイド体1から外れることが防止される。以
上の如き構成によれば、細長ガイド体1を、その曲がり
部3の曲率中心側内側部分を長手方向に沿って切り欠く
ことにより、断面略半円形状に構成したので、細長ガイ
ド体1の曲がり部3の曲げ半径を大きくしても、ファイ
バースコープ117の径を同一にしつつ、細長ガイド体
1の点検用孔107における振り回しの制限を少なくで
き、細長ガイド体1をアウタライナ104からなる中空
体の内部に差し込み易くすることができる効果を奏す
る。
【0036】勿論、細長ガイド体1の曲がり部3の曲げ
半径が大きいので、ファイバースコープ117の折損を
防止することができる。また、ファイバースコープ11
7が細長ガイド体1から外れることを確実に防止でき
る。
【0037】なお、本実施の形態においては、中空体内
部点検用装置をガスタービンエンジン内部点検用装置を
例に挙げて説明したがこれに限定されないことは勿論で
ある。また、本実施の形態においては、細長ガイド体1
の途中には、ファイバースコープ117が通過する第1
リング2B,第2リング3B,第3リング3Cが設けら
れている例について説明したが、第1リング2B,第2
リング3B,第3リング3Cのうちの1つ以上が設けら
れている場合でも良く、また、第1リング2B,第2リ
ング3B,第3リング3Cの全てが無くても良い。この
場合には、ファイバースコープ117が可撓的性質,弾
力的性質を有していることから、ファイバースコープ1
17は、細長ガイド体1に押し付けられる。すなわち、
細長ガイド体1は、ファイバースコープ117を案内す
る機能を有している。
【0038】さらに、本実施の形態においては、細長ガ
イド体1が第1直線部2,曲がり部3,第2直線部4が
連続して構成されている場合について説明したが、細長
ガイド体が曲がり部のみで構成されている場合について
も適用することができる。そして、本実施の形態におい
ては、曲がり部は、図3に示すように断面半円形状に構
成されているが、浅い断面略半円形状(図3で深さ寸法
Hが小さい場合)や深い断面略半円形状(図3で深さ寸
法Hが大きい場合)にすることもできる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、細長ガイ
ド体を、その曲がり部の曲率中心側内側部分を長手方向
に沿って切り欠くことにより、断面略半円形状に構成し
たので、細長ガイド体の曲がり部の曲げ半径を大きくし
ても、ファイバースコープの径を同一にしつつ、細長ガ
イド体の点検用孔における振り回しの制限を少なくで
き、細長ガイド体を中空体の内部に差し込み易くするこ
とができる効果を奏する。請求項2記載の発明によれ
ば、ファイバースコープを細長ガイド体上に差し込む際
に、ファイバースコープが細長ガイド体から外れること
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係わるガスタービンエンジン内
部点検用装置を示す要部縦断面図である。
【図2】図1の細長ガイド体の側面図である。
【図3】図2の(X3−X3)で切断した細長ガイド体
の断面図である。
【図4】図2の(X1−X1),(X2−X2),(X
4−X4),(X5−X5)で切断した細長ガイド体の
断面図である。
【図5】従来の図11に対応して点検用孔におけるガイ
ド管の振り回し範囲を示す拡大説明図である。
【図6】従来におけるガスタービンエンジンの縦断面図
である。
【図7】従来におけるガスタービンエンジン内部点検用
装置を示す要部縦断面図である。
【図8】図6のY−Y断面図である。
【図9】従来におけるガイドフランジ及び細長ガイド体
を示す側面図である。
【図10】従来のガイド管の差し込み時の不具合の説明
図である。
【図11】図10のZ部に係わり、点検用孔付近におけ
るガイド管の振り回し範囲を示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 細長ガイド体 2B 第1リング 3 曲がり部 3B 第2リング 3C 第3リング 101 ガスタービンエンジン 102 燃焼室 104 中空体(アウタライナ) 104C 壁部 107 点検用孔 110 固定フランジ 116 ガイド管(細長ガイド体) 117 ファイバースコープ 117A 先端
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/24 F01D 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲がり部を有してなり、中空体の壁部に
    形成された点検用孔を介して差し込まれて該中空体内に
    固定される細長ガイド体と、 前記細長ガイド体の内部に挿入され、先端から前記中空
    体の内部空間を視るファイバースコープとを備えてなる
    中空体内部点検用装置において、 前記細長ガイド体を、その前記曲がり部の曲率中心側内
    側部分を長手方向に沿って切り欠くことにより、断面略
    半円形状に構成したことを特徴とする中空体内部点検用
    装置。
  2. 【請求項2】 前記細長ガイド体の途中には、前記ファ
    イバースコープが通過する大きさのリングが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の中空体内部点検用
    装置。
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