JP3460995B2 - 接続体及びその生産に用いる接合ツール - Google Patents

接続体及びその生産に用いる接合ツール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接続体及びそれの生
産に用いる接合ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の端子1と帯導体2とより成
る接続体の一例として、コンデンサや電池等のような電
気部品における端子1と複数の薄い帯状の帯導体が重ね
合わされた積層状の帯導体2とより成る接続体を示す。
端子1と帯導体2とが接続される前において、端子1は
インサート成形により電気部品のキャップ9に一体に組
付けられている。即ち、端子1は、電気抵抗の小さい金
属材料により、ベース1aの表面より細いスタッド1b
を突出し、ベース1aの裏面より細い外部電極1cをス
タッド1bと同軸状に突出している。インサート成形
は、上記形態の端子1をキャップ成形型にインサート部
材として格納し、端子1を含むキャップ成形型の内部に
形成された成形空間にキャップ9の成形材料である合成
樹脂を充填して端子1とキャップ9とが一体となった成
形品を成形した後に、同成形品をキャップ成形型より離
型することにより、端子1のベース1aが成形されたキ
ャップ9と一体に結合された成形品を得る成形方法であ
る。又、端子1と帯導体2とが接続される前において、
帯導体2は端子1との接続部分として定められた部分に
スタッド1bの挿入可能な貫通孔2aを有する。そし
て、接続体は上記形態の端子1と帯導体2とをかしめ付
けることにより形成される。それには、先ず、端子1の
スタッド1bと帯導体2の貫通孔2aとが互いに挿入し
合されることにより、端子1と帯導体2とがスタッド1
bと貫通孔2aとを介して嵌合装着する。次に、スタッ
ド1bの帯導体2より突出した部分にワッシャのような
形態の押え部材10を嵌合装着する。この状態におい
て、スタッド1bの押え部材10より突出した部分が押
し潰されることにより、端子1と帯導体2とがかしめ付
けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のかしめ付け
による端子1と帯導体2とより成る接続体、及び、端子
1と帯導体2との接続方法では、機械的な強度は比較的
あるものの、電気的な伝導性に欠ける可能性がある。そ
れは、スタッド1bを押し潰したかしめ付けでは、端子
1と帯導体2との合せ部分が互いに強く接触しただけの
形態であり、それらの接触面間を微視的に観察すると、
同接触面間に微細な隙間が多数存在するからである。
【0004】そこで、本発明は機械的及び電気的の双方
に信頼性の高い接続体、及び、それの生産用接合ツール
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る接続体は、
金属材料よりなる端子ベースよりも細くてベースの表
面より突出するスタッドが帯導体に表裏に貫通するよう
に嵌合装着され、スタッド周りのベースと帯導体との合
せ部がスタッドの中心線と直交する横方向の超音波振動
により接合され、スタッドの帯導体より突出した部分
かしめ付けによる塑性変形により潰れ部として上記帯導
体に嵌合装着されたスタッドよりも横に広がって大きく
形成され、当該潰れ部とベースとが上記超音波振動によ
り接合された帯導体とベースとの合せ部を挟持したこと
によって、機械的及び電気的高い接続信頼性をより長
期に渡り適切に発揮できる。又、本発明に係る接合ツー
ルは、金属材料よりなる端子のベースよりも細くてベー
スの表面より突出するスタッドが帯導体に表裏に貫通す
るように嵌合装着され、スタッド周りのベースと帯導体
との合せ部をスタッドの中心線と直交する横方向の超音
波振動により接合する超音波振動接合装置の接合ツール
において、先端面にベースの表面より突出するスタッド
未接触に取込む逃げ穴を設けたことによって、接合ツ
ールがスタッドに接触することなく、逃げ穴周りのスタ
ッド先端面がスタッド周りの帯導体と接触し、当該スタ
ッド周りの帯導体とスタッド周りのベースとを環状に横
方向の超音波振動で接合することができ、接合部分にお
ける電気伝導性を一層向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照し、本発明の第1実施
形態に係る接続体及び接続方法について説明する。端子
1と帯導体2とが接続される前において、端子1は、電
気抵抗の小さい金属材料により、ベース1aが細いスタ
ッド1bの全周に存在するように、スタッド1bがベー
ス1aの表面より突出している。又、端子1と帯導体2
とが接続される前において、帯導体2は、電気抵抗の小
さい複数の薄い帯状の帯導体が重ね合わされて互いに結
合した積層状であって、端子1との接続部分として定め
られた部分にスタッド1bの挿入可能な貫通孔2aを有
する。
【0007】このような形態の端子1と帯導体2とより
成る接続体を形成するには、先ず、ステップ101にお
いて、スタッド1bと貫通孔2aとが互いに挿入し合さ
れることにより、端子1と帯導体2とがスタッド1bと
貫通孔2aとを介して嵌合装着される。次に、ステップ
102において、端子1とそれに装着された帯導体2と
が超音波振動により接合される。それから、ステップ1
03において、スタッド1bの帯導体2より突出した部
分が押し潰され、端子1と帯導体2とがかしめ付けられ
る。
【0008】ステップ102の右横に示す仮想線枠内部
を参照し、前記端子1と帯導体2との超音波振動による
接合方法について説明する。この接合方法には、例え
ば、超音波振動接合装置を使用する。先ず、帯導体2の
装着された端子1が超音波振動接合装置の接合ツール3
の真下に接合ツール3と所定間隔を置いて配置されたワ
ーク搭載台4に載せられる。その状態は、スタッド1b
とは反対側に位置する端子1の裏面がワーク搭載台4の
上面に接触し、スタッド1b及び帯導体2が接合ツール
3の側に向けられている。次に、先端面に逃げ穴3aを
有する接合ツール3が超音波振動接合装置の加圧駆動機
構により下降されることにより、接合ツール3の逃げ穴
3aがスタッド1bの帯導体2より突出した部分を未接
触で同軸状に取り込むと共に、接合ツール3の逃げ穴3
aの周りに存在した環状の先端面がスタッド1bの周り
に存在した帯導体2に接触し、接合ツール3がワーク搭
載台4との共同により所定の圧力でベース1aと帯導体
2とを互いに近づく方向に加圧する。
【0009】この加圧力は超音波振動接合の対象要素で
ある帯導体2と端子1との材料や厚さ等のような物性に
より所定値に定められると共に、又、同所定値となるよ
うに定められた加圧駆動機構の下降量により定められ
る。例えば、接合ツール3がワーク搭載台4との共同に
よりベース1aと帯導体2とを加圧する前のワーク搭載
台4の上面から帯導体2の上面(接合ツール3が接触す
る面)までの距離と、接合ツール3がワーク搭載台4と
の共同によりベース1aと帯導体2とを加圧した後のワ
ーク搭載台4の上面から帯導体2の上面(接合ツール3
が接触する面)までの距離とを比較し、加圧後の距離が
加圧前の距離より或る値減少した場合に、ベース1aと
帯導体2とがどの程度の圧力により加圧された状態であ
るかを調べる圧力と下降量との相関実験により、圧力と
下降量との関係を求めておき、その下降量を使用するこ
とにより、接合ツール3がワーク搭載台4との共同によ
り所定の圧力でベース1aと帯導体2と加圧することが
できる。又、加圧駆動機構に圧力センサを設け、この圧
力センサが所定圧力を検出することにより、加圧駆動機
構の下降を停止し、その停止位置を保持するように、加
圧駆動機構を制御することにより、接合ツール3がワー
ク搭載台4との共同により所定の圧力でベース1aと帯
導体2と加圧することもできる。
【0010】ベース1aと帯導体2とが接合ツール3と
ワーク搭載台4とにより挟まれて所定圧力で加圧された
状態において、超音波振動接合装置の超音波発生器から
供給された電力により所定周波数の縦波の超音波振動を
発生して出力する電気エネルギーを機械エネルギーに変
換する圧電素子又は磁歪素子等より成る電気音響変換器
又は電気振動変換器である振動子からブースタや超音波
ホーンを介して超音波振動を接合ツール3に伝達する。
すると、接合ツール3が伝達された超音波振動に共振し
その共振した振動(この振動の方向は矢印Xで示す横方
向である)を外側より帯導体2に所定時間与える。これ
により、接合ツール3の共振振動が、帯導体2の外側よ
り帯導体2の内部を経由し、帯導体2の構成要素である
複数の帯導体相互を接合すると共に、帯導体2とベース
1aとの合せ部分5を接合する。その後、加圧駆動機構
が上昇し、接合ツール3が端子1とそれに接合された帯
導体2とより離れワーク搭載台4との間に所定間隔を置
いて停止する。この状態において、端子1とそれに接合
された帯導体2より成る中間品をワーク搭載台4より取
り外す。
【0011】ステップ103の右横に示す仮想線枠内部
を参照し、超音波振動接合装置より取り外した中間品に
おけるスタッド1bの帯導体2より突出した部分を押し
潰して端子1と帯導体2とをかしめ付ける方法について
説明する。このかしめ付けは、手作業で行うか、又は、
プレス機械により行うことが可能であるが、何れの場合
でも、中間品をかしめ付け用のワーク搭載台6に載せ
る。この中間品がワーク搭載台6に載せられた状態は、
スタッド1bとは反対側に位置する端子1の裏面がワー
ク搭載台6の上面に接触し、スタッド1b及び帯導体2
がかしめツール7の側に向けられている。この状態にお
いて、スタッド1bの帯導体2より突出した部分をかし
めツール7により押し潰す。このかしめツール7として
は、手作業の場合はハンマーでも代用できるが、かしめ
ツール7をハンマーで叩いても良い。又、プレス機械の
場合は、かしめツール7がプレス機械のラムに装着さ
れ、ラムの下降によりかしめツール7がスタッド1bを
押し潰すようにすれば良い。つまり、中間品がワーク搭
載台4に載せられた状態において、かしめツール7の先
端面がスタッド1bの帯導体2より突出した部分の上面
をベース1aの側に向けて所定の鍛造力で叩くことによ
り、スタッド1bの帯導体2より突出した部分がかしめ
ツール7により押し潰されると共に、スタッド1bがワ
ーク搭載台6とかしめツール7との間で塑性変形を生
じ、スタッド1bの一部が帯導体2の貫通孔2aの全体
に広がって貫通孔2aと隙間なく接触し、他の部分が帯
導体2の貫通孔2aの周りに広がって貫通孔2aの周囲
の帯導体2の上面(かしめツール7の側に位置する面)
を隙間なく接触しつつ覆い、端子1と帯導体2とがかし
め付けられる。以下、帯導体2の上面を覆うスタッド1
bの部分は潰れ部8と言う。このかしめ付けの完了によ
り、ステップ104に示す形態の端子1と帯導体2とよ
り成る接続体が得られる。
【0012】第1実施形態によれば、帯導体2の構成要
素である複数の帯導体相互が超音波振動により接合され
たと共に、合せ部分5が超音波振動により接合されたの
で、帯導体2の構成要素である複数の帯導体相互並びに
合せ部分5ではそれぞれの合せ面側の成分どうしが超音
波振動を受けた際に相互間で発生した摩擦熱により互い
に融合した接続形態となり、端子1と帯導体2とより成
る接続体の電気的な伝導性が良好となる。又、帯導体2
がベース1aとかしめ付けによる潰れ部8とにより挟持
されたので、端子1と帯導体2とより成る接続体の機械
的な強度が良好となる。又、超音波振動による接合後
に、かしめ付けを行う方法により、合せ部分5をベース
1aと潰れ部8とにより挟持し、電気的に良好な伝導性
の有る部分を機械的に良好な強度の有る状態で接続した
ので、機械的及び電気的な高い信頼性をより長期に渡り
適切に発揮できる。又、帯導体2が端子1との接続部分
として定められた部分にスタッド1bの挿入可能な貫通
孔2aを有したので、スタッド1bと貫通孔2aとの嵌
合により、端子1と帯導体2との接続位置が正確に決ま
る。
【0013】図2を参照し、本発明の第2実施形態に係
るに接続体及び接続方法について説明する。第2実施形
態では、端子1の一部形状、ワーク搭載台4,6の一部
形状、端子1と帯導体2とをかしめ付ける際にワッシャ
のような押え部材10を用いたこと等が第1実施形態と
異なるが、帯導体2及び接合ツール3は第1実施形態と
同じである。帯導体2と接続される前において、ベース
1aの裏面より細い外部電極1cをスタッド1bと同軸
状に突出した端子1がインサート成形によりコンデンサ
や電池等のような電気部品の合成樹脂製のキャップ9に
一体に組付けられた形態である。ワーク搭載台4,6は
上面に外部電極1cを未接触で同軸状に取り込む逃げ穴
4a,5aを有する。
【0014】このような形態の端子1と帯導体2とより
成る接続体を形成するには、先ず、ステップ201にお
いて端子1と帯導体2とがスタッド1bと貫通孔2aと
を介して嵌合装着され、ステップ102において端子1
と帯導体2とが超音波振動により接合される。この接合
に際しては、外部電極1cがワーク搭載台4の逃げ穴4
aに収容され、スタッド1bが接合ツール3の逃げ穴3
aに収容され、ベース1aと帯導体2とが接合ツール3
とワーク搭載台4とにより挟まれて所定圧力で加圧され
る。この状態において、超音波振動接合装置の振動子よ
り発生した超音波振動に共振した接合ツール3の共振振
動が、帯導体2の外側より帯導体2の内部を経由し、帯
導体2の構成要素である複数の帯導体相互並びに合せ部
分5を接合する。そして、接合ツール3が端子1と帯導
体2とより取り外された後、端子1と帯導体2とより成
る中間品がワーク搭載台4より取り外される。次に、ス
テップ203において、押え部材10がスタッド1bの
帯導体2より突出した部分に嵌合装着され、外部電極1
cがワーク搭載台6の逃げ穴6aに収容され、ベース1
aの裏面がワーク搭載台6の上面に接触した状態におい
て、スタッド1bの帯導体2より突出した部分をかしめ
ツール7により押し潰すことにより、端子1と帯導体2
とがかしめ付けられる。このかしめ付けの完了により、
ステップ204に示す形態の端子1と帯導体2とより成
る接続体が得られる。
【0015】第2実施形態によれば、潰れ部8と帯導体
2との間に介在された押え部材10が帯導体2をベース
1aとの共同により挟持しているので、前記第1実施形
態の作用効果に加え、潰れ部8の外径が小さくても、端
子1と帯導体2とより成る接続体の機械的及び電気的な
信頼性を高めることができる。
【0016】図3を参照し、本発明の第3実施形態に係
る接続体及び接続方法について説明する。第3実施形態
では第1実施形態の接合とかしめ付けとの順序を逆にし
た場合を例として示す。接合ツール3が潰れ部8の収容
可能な逃げ穴3bを有する。そして、スタッド1bの帯
導体2より突出した部分が押し潰され、潰れ部8がベー
ス1aとの共同により帯導体2挟持したかしめ付けの完
了した状態において、潰れ部8を逃げ穴3bに未接触に
取り込むと共に、接合ツール3の逃げ穴3a周りの環状
の先端面が潰れ部8の周りの帯導体2を所定圧力で加圧
する。この状態において、接合ツール3の共振振動が帯
導体2の外側より内部を経由して合せ部5を接合する。
【0017】第1,第3実施形態において第2実施形態
と同様に押え部材9を用いても良く、逆に、第2実施形
態において第1,第3実施形態と同様に抑え部材9を省
いても良い。
【0018】第1〜第3実施形態において、端子1のベ
ース1aは棒状であっても、帯状であっても、同様に適
用できる。
【0019】第1〜第3実施形態において、帯導体2よ
り貫通孔2aを省き、帯導体2の端子1との接続部分と
して定められた部分をスタッド1bに突き刺すことによ
り、スタッド1bと帯導体2とを嵌合装着しても良い。
【0020】第1,第2,第4実施形態において端子1
と帯導体2とが超音波振動による接合と押し潰しによる
かしめ付けとにより結合された後、第3実施形態と類似
するように、帯導体2の一部が折り返されて潰れ部8の
上面に超音波振動により接合されれば、接合ツール3と
して逃げ穴3a,3bが有るものと無いものとの2種類
を必要とするが、超音波振動による接合部分が増加し、
電気的な信頼性を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すフローチャー
ト。
【図2】 本発明の第2実施形態を示すフローチャー
ト。
【図3】 本発明の第4実施形態を示す断面図。
【図4】 従来の接続体を示す断面図。
【符号の説明】
1 端子 1a ベース 1b スタッド 2 帯導体 2a 貫通孔 3 接合ツール 3a 逃げ穴 5,11 合せ部 8 潰れ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料よりなる端子ベースよりも細
    くてベースの表面より突出するスタッドが帯導体に表裏
    に貫通するように嵌合装着され、スタッド周りのベース
    と帯導体との合せ部がスタッドの中心線と直交する横方
    向の超音波振動により接合され、スタッドの帯導体より
    突出した部分かしめ付けによる塑性変形により潰れ部
    として上記帯導体に嵌合装着されたスタッドよりも横に
    広がって大きく形成され、当該潰れ部とベースとが上記
    超音波振動により接合された帯導体とベースとの合せ部
    挟持したことを特徴とする接続体。
  2. 【請求項2】 金属材料よりなる端子ベースよりも細
    くてベースの表面より突出するスタッド帯導体に表裏
    に貫通するように嵌合装着されスタッド周りのベース
    と帯導体との合せ部をスタッドの中心線と直交する横方
    向の超音波振動により接合する超音波振動接合装置の接
    合ツールにおいて、先端面にベースの表面より突出する
    スタッドを未接触に取込む逃げ穴を設けたことを特徴と
    する接合ツール。
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