JP3460932B2 - 絶対値回路 - Google Patents

絶対値回路

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JP3460932B2 JP21651097A JP21651097A JP3460932B2 JP 3460932 B2 JP3460932 B2 JP 3460932B2 JP 21651097 A JP21651097 A JP 21651097A JP 21651097 A JP21651097 A JP 21651097A JP 3460932 B2 JP3460932 B2 JP 3460932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばディジタル
表示型の電圧・電流測定器等に利用される絶対値回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばディジタル表示型の電
圧・電流測定器では交流電圧の実効値を求めるために絶
対値回路を用いている。図に従来の絶対値回路の構成
を示す。図に示す絶対値回路は入力端子INが負の場
合、演算増幅器A1が正電圧を出力し、この正電圧によ
りダイオードD2がオン、ダイオードD1がオフとな
り、演算増幅器A2の反転入力端子に正極性の電圧を印
加し、出力端子OUTには負極性の電圧を出力する。
【0003】入力端子INが正の場合、演算増幅器A1
は負電圧を出力する。従って、ダイオードD1はオン、
D2がオフとなる。この結果、A点の電位はダイオード
D1を通じて演算増幅器A1の入力端子の電位と等価と
なりOVとなり、入力端子INに与えた正電位は抵抗器
R4を通じて演算増幅器A2の反転入力端子に与えら
れ、出力端子OUTには負極性の電圧を出力する。よっ
て、入力端子INに交流電圧ACを入力すると、出力端
子OUTには負極性の絶対値Bが出力される。この絶対
値Bが正しく得られる条件としては、R1=R2,R4
=2×R3で与えられる。
【0004】図は従来の絶対値回路の他の例を示す。
この例では入力端子INが負の場合は演算増幅器A1が
正電圧を出力するからダイオードD1がオン、ダイオー
ドD2がオフに制御される。この結果、演算増幅器A2
の非反転入力端子はO電位に保持され、反転入力端子に
正電圧が印加される。従って、出力端子OUTには負極
性の電圧が出力される。
【0005】入力端子INが正の場合は演算増幅器A1
は負電圧を出力する。この結果、ダイオードD1はオ
フ、D2はオンとなる。従ってこの場合は、演算増幅器
A2の反転入力端子の電位はO電位となり、非反転入力
端子に負極性の電圧が与えられる。よって、出力端子O
UTには負極性の電圧が出力される。このようにしてこ
の図の場合も入力端子INに交流電圧ACを与える
と、出力端子OUTに負極性の絶対値Bが出力される。
この絶対値Bが正しく得られる条件としてはR2=R3
=R4=R5で与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図に示した回路構成
を採るとき、入力が負極性のときは演算増幅器A1とダ
イオードD2を通じて演算増幅器A2の反転入力端子に
入力され、入力が正極性のときは抵抗器R4を通じて演
算増幅器A2の反転入力端子に入力される。このように
入力の極性に応じて異なる経路(増幅素子の数が変化す
る)を通ることにより、正と負で位相差を生じる。この
ことにより、この回路の動作周波数が制限され、高速化
がむずかしい欠点がある。つまり、正確に測定できる交
流信号の周波数が比較的低い周波数に制限される欠点が
ある。
【0007】図に示す回路構成を採る場合は、入力が
正でも負でも経路に含まれる増幅素子の数に変更がない
から、動作周波数の制限は解消されるが、演算増幅器A
2は回路構成上R4=R5の条件が必要条件とされる。
従って、演算増幅器A2の帰還率βがβ=0.5となるた
め、演算増幅器A2の帯域幅は本来の帯域幅の約1/2
に制限される。従って、この図の場合も高い周波数の
測定に制限が付される欠点を持つ。
【0008】また、この回路は利得が1倍に固定され、
このままでは任意の利得を得ることができない欠点をも
つ。更に、絶対値回路の高精度化を実現するためには、
各演増幅器A1,A2のオフセット電圧の補正が必要に
なるが、図及び図に示す回路構成の場合は、オフセ
ット電圧の補正値の検出がむずかしく、高精度化はむず
かしい。
【0009】更に、従来の回路は抵抗値が正確に合致さ
れた高精度抵抗器が多数(図,図の場合4個)必要
となる欠点もある。この発明の目的は、高速、高精度の
絶対値回路を容易に実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、演算増幅
器と、対のダイオードと、これら一対のダイオードの正
及び負の整流電流を上記演算増幅器に負帰還させる抵抗
値が揃えられた一対の抵抗器とによって構成され、入力
信号の正と負の各極性に対応して一方の出力端子と他方
の出力端子に正と負の電圧を出力する整流増幅回路と、
この整流増幅回路の一方の出力端子と他方の出力端子に
出力される正と負の整流電圧のそれぞれが一対の差動入
力端子に与えられ、正と負の入力電圧に対し、出力側に
同一極性の電流を出力する第1トランスコンダクタンス
増幅器と、この第1トランスコンダクタンス増幅器と同
一トランスコンダクタンス特性を持ち、非反転入力端子
が共通電位点に接続された第2トランスコンダクタンス
増幅器と、上記第1トランスコンダクタンス増幅器と第
2トランスコンダクタンス増幅器が出力する電流を加算
する電流加算器と、この電流加算回路の電流加算結果を
電圧に変換するトランスインピーダンス増幅器と、この
トランスインピーダンス増幅器の出力電圧を上記第2ト
ランスコンダクタンス増幅器の反転入力端子に帰還させ
る帰還回路と、によって構成される。
【0011】この発明の構成によれば、正負何れの極性
の入力信号に対しても同一の増幅器で整流し、増幅する
から極性の違いによって位相のずれが発生しない。この
ために、動作周波数に制限が与えられることなく、高い
周波数の信号も正確に測定することができる。また、抵
抗値が合致した抵抗器は一対(2本)あればよく、その
数は従来の回路より少なくできる。更に、この発明では
第1トランスコンダクタンス増幅器は常に何れか一方の
入力端子が共通電位として動作するから、コモン電圧に
よる誤差が発生しない。よって、測定精度の向上が期待
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の一実施例を示
す。図1において11は整流増幅回路を示す。この整流
増幅回路11は演算増幅器A1と入力抵抗器R1,帰還
抵抗器R2,R3と、整流ダイオードD1,D2とによ
って構成される。入力信号VIN(図2A)の電位が負電
位のとき、演算増幅器A1の出力点Aは正電位となる。
従って、ダイオードD1がオン、ダイオードD2がオフ
の状態となり、ダイオードD1で整流された整流電圧V
X1(図2B)が帰還抵抗器R2を通じて演算増幅器A1
の反転入力端子に帰還される。
【0013】入力信号VINの電位が正電位のとき、演算
増幅器A1の出力点Aの電位は負電位となる。従って、
ダイオードD1はオフ、ダイオードD2がオンとなり、
ダイオードD2で整流された整流電圧VX2(図2C)が
帰還抵抗器R3を通じて演算増幅器A1の反転入力端子
に帰還される。入力信号VINの電位が負電位のとき、整
流増幅回路11の出力端子11Aには正極性の整流電圧
X1が出力される。この整流電圧VX1を第1トランスコ
ンダクタンス増幅器A2の非反転入力端子(反転入力端
子でもよい)に入力する。このとき、ダイオードD2は
オフであることから、出力端子11Bは共通電位VCOM
に維持され、第1トランスコンダクタンス増幅器A2の
反転入力端子は共通電位VCOM に維持される。
【0014】入力信号VINの電位が正電位のとき、出力
点Aは負電位となる。従って、出力端子11Bは負の整
流電圧VX2を出力し、この負の整流電圧VX2を第1トラ
ンスコンダクタンス増幅器A2の反転入力端子(非反転
入力端子でもよい)に与える。このとき、出力端子11
Aは共通電位VCOM に維持され、第1トランスコンダク
タンス増幅器A2の非反転入力端子は共通電位VCOM
維持される。
【0015】第1トランスコンダクタンス増幅器A2の
非反転入力端子に正極性の整流電圧VX1が与えられ、反
転入力端子に負極性の整流電圧VX2が与えられることか
ら、第1トランスコンダクタンス増幅器A2は入力信号
INが正電位でも負電位でも同一極性の電流I1 (図2
D)を出力する。第1トランスコンダクタンス増幅器A
2が出力する電流I1 を電流加算器ADDの一方の入力
端子に供給する。この電流加算器ADDの他方の入力端
子には、第2トランスコンダクタンス増幅器A3が出力
する電流I2 (図2E)を入力し、電流I1 とI2 の和
の電流を電流−電圧変換器として動作するトランスイン
ピーダンス増幅器A4に入力する。従って、このトラン
スインピーダンス増幅器A4の出力側に電流が加算器A
DDで算出した電流I1 とI2 の和の値に対応した電圧
O (図2F)が出力され、出力端子OUTに出力され
る。
【0016】ここで、第2トランスコンダクタンス増幅
器A3の非反転入力端子は共通電位点に接続され、反転
入力端子にトランスインピーダンス増幅器A4から出力
される電圧VO を帰還回路12を通じて帰還させる。つ
まり、この帰還電圧VO を第1トランスコンダクタンス
増幅器A2の利得gm1 と等しい利得gm2 を持つ第2
トランスコンダクタンス増幅器A3の反転入力端子に供
給することにより、電流I1 にほぼ等しく、逆向きの電
流−I2 が第2トランスコンダクタンス増幅器A3の出
力側に発生し、電流加算器ADDでこれら電流I1 とI
2 を平衡(相殺)させることができる。
【0017】このように、この発明による構成によれ
ば、入力信号の極性が正電位でも、負電位でも同一の演
算増幅器A1によって整流し、増幅するから入力信号の
極性によって位相差が発生することはない。従って、入
力端子INから出力端子OUTまでの間の回路の動作周
波数に制限を受けることはなく、高い周波数の信号に対
しても正常に絶対値を出力することができる。
【0018】また、第1トランスコンダクタンス増幅器
A2は帰還が掛けられることなく動作するから、増幅器
A2の本来の帯域幅をもって動作する。よって、低い周
波数の信号から高い周波数の信号まで均一な利得で動作
し、広い帯域にわたって正確な絶対値を出力することが
できる。以上の動作を数式によって説明する。
【0019】第1及び第2トランスコンダクタンス増幅
器A2とA3の出力電流をI1 ,I2 ,第1,第2トラ
ンスコンダクタンス増幅器A2とA3のコンダクタンス
をgm1 ,gm2 とすると、 I1 =(VX1−VX2)gm12 =(VY1−VY2)gm2 ここで、それぞれのコンダクタンスをgm1 =gm2
gm,トランスインピーダンス増幅器A4のトランスイ
ンピーダンスをZ,出力端子OUTに出力される電圧を
O とすると、 VO =(I1 +I2 )Z={(VX1−VX2)+(VY1
Y2)}gm・Z VY2=VO ,VY1=0(共通電位)なので VO =(VX1−VX2)gm・Z/(1+gm・Z) gm・Z≫1のとき VO =VX1−VX2 入力信号VINの極性が正極性のとき、VX1=0,VX2
−(R3/R1)VIN よって、 VO =(R3/R1)VININが負極性のとき、VX1=−(R2/R1)VIN,V
X2=0 よって、 VO =−(R2/R1)VIN (VINが負極性のため、
O は正極性) となる。このことから帰還抵抗器R2とR3の抵抗値が
互いに等しければ演算増幅器A1の利得は入力信号VIN
が正でも負でも同一の利得で動作することになる。よっ
て、この発明では帰還抵抗器R2とR3の抵抗値が合致
していればよいことになる。
【0020】図3乃至図にこの発明による絶対値回路
の変形実施例を示す。図3は第2トランスコンダクタン
ス増幅器A3に帰還電圧を供給する帰還回路12に利得
設定回路Gを接続し、利得設定回路Gを構成するインピ
ーダンスZ1とZ2の分圧比Z1/(Z1+Z2)を適
宜に設定し、第2トランスコンダクタンス増幅器A3に
帰還される電圧の帰還量を適当値に設定できる構成とし
た場合を示す。
【0021】このように、第2トランスコンダクタンス
増幅器A3に帰還される電圧の帰還量を適当値に設定す
ることができる構成とすることにより回路全体の、例え
ば利得等の伝達関数を任意に設定することができる利点
が得られる
【0022】図4は演算増幅器のオフセット電圧による
誤差或いは極性による誤差を除去する構成を付加した場
合を示す。つまり、図4に示す例では演算増幅器A1の
非反転入力端子と、第2トランスコンダクタンス増幅器
A3の非反転入力端子に可変電圧源V 1 ,V 2 を接続し
た場合を示す。
【0023】この図4に示す構成によれば、可変電圧源
1 の電圧を調整することにより、図5に示す絶対値特
性Sの極性差V PO を調整することができる。また、可変
電圧源V 2 を調整することにより、図5に示すオフセッ
ト誤差V OFF を除去する調整を行うことができる。この
ように、この発明の絶対値回路によれば、極性差V
PO と、オフセット誤差V OFF を別々に調整して除去でき
る利点が得られる。
【0024】図に他の変形実施例を示す。図に示し
た実施例ではバイアス電流補償回路1M1とIM2の代わり
にバッファ増幅器で構成したインピーダンス変換回路B
U1,BU2を第1トランスコンダクタンス増幅器A2の各
入力回路に挿入し、第1トランスコンダクタンス増幅器
A2に入力される正側と負側の電圧値を揃えるように構
成した場合を示す。
【0025】図はトランスインピーダンス増幅器A4
の入力側に平滑コンデンサCを接続し、電流加算器AD
Dからトランスインピーダンス増幅器A4に入力する電
流加算信号を平滑化してトランスインピーダンス増幅器
A4に入力するように構成した場合を示す。このよう
に、平滑コンデンサCを設けた場合には、出力端子OU
Tに出力される電圧値は入力端子INに与えた交流信号
の平均値に対応した直流電圧となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
正側及び負側の整流増幅を同一の増幅器A1で実行する
から、正側と負側で伝播定数に変化はなく、特に周波数
が高い信号に対しても正側と負側で位相差が発生するこ
とはない。この結果、周波数の高い信号が入力されても
正しい絶対値を出力することができる利点が得られる。
【0027】また、整流増幅回路11の整流出力電圧を
第1トランスコンダクタンス増幅器A2で受け、この第
1トランスコンダクタンス増幅器A2によって電流信号
に変換し、この電流I1 と、第2トランスコンダクタン
ス増幅器A3とトランスインピーダンス変換器A4で構
成されるカレントミラー回路で発生する電流I2 とを平
衡させて絶対値に対応した出力電圧を得る構成としたか
ら、第1トランスコンダクタンス増幅器A2と第2トラ
ンスコンダクタンス増幅器A3は何れも利得の制限を受
けることなく、高い周波数まで動作することができる。
よって、周波数の高い信号でも正確な実効値を測定でき
る利点が得られる。
【0028】また、図4に示した実施例のように、可変
電圧源V1 とV2 を整流増幅回路11と、第2トランス
コンダクタンス増幅器A3に接続することにより、絶対
値の極性誤差成分VPOとオフセット誤差成分VOFF を別
々に調整することができる。よって、これらの誤差成分
POとVOFF を確実に除去できる利点が得られる。更
に、この発明では第1トランスコンダクタンス増幅器A
2は常に何れか一方の入力端子が共通電位として動作す
るから、コモン電圧による誤差が発生しない。よって実
効値又は平均値の測定精度の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による絶対値回路の一実施例を示す接
続図。
【図2】図1の動作を説明するための波形図。
【図3】この発明の変形実施例を説明するための接続
図。
【図4】この発明の更に他の変形実施例を説明するため
の接続図。
【図5】図4に示した実施例の動作を説明するためのグ
ラフ。
【図6】この発明の更に他の実施例を説明するための接
続図。
【図7】この発明の更に他の実施例を説明するための接
続図。
【図8】従来の技術を説明するための接続図。
【図9】従来の技術の他の例を説明するための接続図。
【符号の説明】
11 整流増幅回路 A1 演算増幅器 D1,D2 ダイオード R2,R3 帰還抵抗器 A2 第1トランスコンダクタンス増幅器 A3 第2トランスコンダクタンス増幅器 A4 トランスインピーダンス増幅器 ADD 電流加算器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.演算増幅器の出力側に逆極性に接続
    した一対のダイオードと、 B.この一対のダイオードで整流される正と負の整流電
    圧を別々に上記演算増幅器の反転入力端子に帰還させる
    一対の帰還抵抗器と、 C.上記一対のダイオードで整流された正と負の整流電
    圧が一方と他方の入力端子に供給されて正と負の整流電
    圧の何れに対しても同一方向の電流信号に変換して出力
    する第1トランスコンダクタンス増幅器と、 D.この第1トランスコンダクタンス増幅器が出力する
    電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンス
    増幅器と、 E.このトランスインピーダンス増幅器が出力する電圧
    信号が反転入力端子に与えられる第2トランスコンダク
    タンス増幅器と、 F.上記第1トランスコンダクタンス増幅器及び第2ト
    ランスコンダクタンス増幅器が出力する電流信号を加算
    し、その加算結果を上記トランスインピーダンス増幅器
    に与える電流加算器と、 によって構成したことを特徴とする絶対値回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の絶対値回路において、上
    記トランスインピーダンス増幅器の出力側に利得設定手
    段を設け、この利得設定手段で設定した帰還量で上記第
    2トランスコンダクタンス増幅器に電圧信号を帰還させ
    る構成としたことを特徴とする絶対値回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の絶対値回路において、上
    記演算増幅器の非反転入力端子と、上記第2トランスコ
    ンダクタンス増幅器の非反転入力端子の双方に可変電圧
    源を接続し、これら可変電圧源の電圧を調整することに
    より、絶対値特性の極性誤差及びオフセット成分の誤差
    を除去する構成としたことを特徴とする絶対値回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の絶対値回路において、上
    記第1トランスコンダクタンス増幅器の入力回路にバッ
    ファ増幅器によって構成したインピーダンス変換器を設
    け、上記第1トランスコンダクタンス増幅器に入力する
    上記正及び負の極性誤差を除去する構成としたことを特
    徴とする絶対値回路。
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