JP3458923B2 - バーナー装置 - Google Patents

バーナー装置

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JP3458923B2
JP3458923B2 JP23905095A JP23905095A JP3458923B2 JP 3458923 B2 JP3458923 B2 JP 3458923B2 JP 23905095 A JP23905095 A JP 23905095A JP 23905095 A JP23905095 A JP 23905095A JP 3458923 B2 JP3458923 B2 JP 3458923B2
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洋好 増根
彩生 宇田川
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ヨシナガテクニカ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、金属細工や義歯の
作成、或はホビー用として使用されるハンディタイプの
バーナー装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のバーナー装置としては、実公平1
−40982号公報に開示されているように、燃料タン
ク兼用の本体上部に圧電点火装置と共に設けられるバル
ブ装置を、内部に弁座を設けた流路を有し、この流路と
連通する連通部材を介して上記本体に固定するバルブ本
体と、上記弁座を押圧する回動自在な流量調整子と、上
記流路を開閉する回動自在なニードルバルブとから構成
し、バルブ本体前部の燃料管支持部材に、複数の空気取
入孔を有するノズル管を取付けて本体内流路とノズル管
内とを連通するとともに、ノズル管先端に主流路と副流
路とに分岐されたノズルチップを連結して燃焼装置とな
し、ノズルチップ先端周囲に設けたカバー部材に取付け
た放電電極と接続する前記圧電点火装置の点火操作子を
本体後部の上方に位置させて設けたものがある。あるい
は、先端部内にノズル部材を備えるとともに圧電点火装
置を内装し、該圧電点火装置の点火操作子を銃の引き金
のような形状に設けてなるケーシングを形成し、そのケ
ーシングの後部にバルブ装置を介してノズル部材に連結
する燃料タンクを取付けて構成したものなどがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のバーナー装置にあっては、放電電極の固定位置が燃焼
装置の前方に設けられるといった構造上の都合から、放
電電極の保護と着火の確実性とに問題点を有している。
すなわち、形状的に外方側に突起した状態で燃焼口が設
けられている燃焼装置の周囲にあっては外部の他物と接
触し易くなっているのが現状であり、接触した衝撃など
によって、主にノズルヘッドを中心とするノズル部材等
の一部に欠損が生じたり、あるいは前記ノズルヘッド先
方に位置している放電電極の設定隙間に狂いが生じてし
まい、着火不能の状態になるといった問題点があった。
不使用時の衝撃に対する保護を図るための手段として、
バーナー装置とは別体に形成した保護キャップなどを前
記先端部に着脱するように設けても良いが、こうした場
合には部品点数が増えるばかりでなく、使用に際しての
保護キャップの着脱の面倒さや、紛失の恐れなどといっ
た不都合を有している。 【0004】また、従来品には、バーナー装置を掴んだ
状態で使用することが困難な構造のものや消火操作に手
間取るものなど、圧電点火装置の点火操作子の配設位置
などによる構造上の都合から使い勝手の悪いものもあ
り、操作性・安全性に問題を有するものもあった。 【0005】本発明は、上記した事情のもとになされた
ものであり、その目的とするところは、外部からの衝撃
等を受け易い燃焼口周囲などの先端部を保護するための
保護部材が本体部側に一体的に設けられている構造とす
ることにより、燃焼口周囲や放電電極などの破損による
着火・使用不能等の事態が避けられ、使い勝手が良く操
作性・安全性に富んだバーナー装置を提供することにあ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、開口した先端部内に放電電極を有す
るノズル部材を備え、下側部に可動部材を外向きにして
圧電点火装置を内装した筒状のケーシングと、そのケー
シングの後部下側に連結した燃料タンクによるハンドル
と、燃料タンク上部のバルブ装置の上下動自在なバルブ
ノズルと上記ノズル部材とを連通する燃料管とからなる
バーナー装置において、 筒状で前部下側に上記可動部
材の前方に位置する圧電点火装置の操作レバーを一体に
有し、上記内にバルブ開閉板を後方に延設した筒状のカ
バー部材を進退自在に嵌装し、上記バルブ開閉板の後端
と上記バルブノズルとの間にL状形の開閉レバーを、下
端をバルブノズルに嵌合し、上端を開閉板の後方に位置
させて回動自在に軸承して、上記カバー部材の後退移動
により、ケーシング先端の露出とバルブノズルの開放及
び上記圧電点火装置の作動とを行い得るようにしたバー
ナー装置を構成するものである。 【0007】上記構成によれば、バーナー装置の不使用
時には、燃焼口となるケーシングの先端部がカバー部材
によって保護されており、外部からの衝撃などによりノ
ズルヘッド等のノズル部材が欠損したり、放電電極の破
損によって着火が出来なくなるといった事態が防がれ
る。 【0008】使用時にあっては、ハンドル(燃料タン
ク)を掴みカバー部材の操作レバーに手指を掛けた状態
で、該操作レバーをハンドル側に後退させることによ
り、カバー部材に延設された開閉板の後端がバルブ装置
の開閉レバーの上端に接して押圧し、軸を支点に回動し
てバルブ装置が開かれ、ノズル部材へのガスの供給がな
され、下側では操作レバーにより、圧電点火装置が起動
してノズル部材前方に位置する放電電極により放電火花
が発生して着火がなされ、この状態を維持することによ
り燃焼炎が生ずる。 【0009】操作レバーから手指を離すと、バネ付勢に
よりカバー部材がケーシングの先端部側に復帰し、開閉
板と開閉レバーとの当接が解除され、バルブノズルの戻
りからバルブ装置も閉じられてガスの供給が停止され、
燃焼炎が消えてケーシングの先端部は再びカバー部材に
よって保護される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図3を参照しながら詳細に説明する。本発明は、開
口した先端部内にノズル部材を備え、下側部に圧電点火
装置を内装した筒状のケーシング1と、そのケーシング
の後部下側に連結した燃料タンクによるハンドル2と、
前記ケーシング1に嵌装されるカバー部材3とで本体部
を構成してなるものであり、そのカバー部材3はケーシ
ング先端部よりも前方に突出する開口部30と、下側に
は手指を掛け易い形状に設けた操作レバー31とが形成
され、バネ部材等によりケーシングの先端方向に付勢し
て進退自在に嵌装してある。 【0011】図2及び図3に示すように、前記ケーシン
グ1内においては、その先端部にセラミック等の絶縁性
材からなるノズル部材10のノズルヘッド10aが配設
され、燃料管11を介して前記ノズル部材10と燃料タ
ンク2のバルブ装置20とが連結されている。また、圧
電点火装置4は該ケーシング1内の下側部に配設して前
記カバー部材3の操作レバー31と対峙させ、その放電
電極41は電気的に接続して前記ノズルヘッド10aの
前方に設けられる。 【0012】さらに前記カバー部材3には、ケーシング
内上部に位置される開閉板32が取付けられており、該
開閉板32はカバー部材3の進退に伴ってケーシング内
を摺動可能に配設され、その端部32aはカバー部材の
後退時には前記バルブ装置20に連設してある開閉レバ
ー21に当接するように設けられる。 【0013】前記開閉レバー21は略L字状に形成して
なり、下端をバルブ装置20のバルブノズル22に嵌合
させるとともに屈曲部21aにおいてケーシングに軸支
し、その自由端となる上側21bを回動可能に設けるこ
とによりバルブ装置の開閉を制御している。すなわち、
梃子の原理によって該開閉レバーの上端21bにケーシ
ング後方に回動させる圧力がかかるとバルブノズル22
が引上げられて燃料タンク(ハンドル)2内のガスを噴
出し、復帰によってバルブ装置20が閉じられるように
構成してある。符号12はストッパであり、開閉レバー
21の上端21bがこのストッパ12と当接状態にある
場合には、前記バルブ装置20は閉状態にある。 【0014】これにより、前記した開閉板32の端部3
2aと開閉レバー21の自由端21bとは、カバー部材
の進退位置に応じて当接状態あるいは非接触状態を呈す
るものとなり、図3に示すように、前記カバー部材3を
ハンドル(燃料タンク)2側に引き寄せる後退操作がな
されると、前記カバー部材3に延設されている開閉板3
2の後端32aが開閉レバー21の上端21bに接して
圧力をかけ、これにより開閉レバー21が屈曲部21a
を支点として回動してバルブノズル22が引上げられ、
バルブ装置20が開かれてノズル部材10にガスが供給
されるものとなる。 【0015】このとき、前記操作レバー31はケーシン
グ下側部に配設されている圧電点火装置4の可動部材4
0と接触し、該圧電点火装置4が起動してノズルヘッド
10aの前方に配設した放電電極41から放電火花が発
せられ、ノズルヘッド10aから噴出されるガス(混合
気)に着火して燃焼炎となるのである。 【0016】この状態にあってはケーシング先端は露出
しており、前記カバー部材3の開口部30はケーシング
1の先端部よりも後方周囲に位置し、燃焼炎によって焼
かれることはない。 【0017】前記操作レバー31の後退操作を解放する
と、バネ部材14の反力によりカバー部材3がケーシン
グ1の前方側に復元する。同時に開閉レバーの上端21
bも開閉板32による押圧から解放されて引上げられて
いたバルブノズル22が戻り、バルブ装置20が閉じら
れてノズル部材10へのガスの供給が停止し、燃焼炎が
消えてケーシングの先端部は再びカバー部材によって保
護される。 【0018】 【発明の効果】本発明は上述ように構成してなることか
ら、バーナー装置の不使用時には、燃焼口となるケーシ
ングの先端部がカバー部材によって保護されるため、外
部からの衝撃などによりノズル部材等が破損したり、放
電電極の破損によって着火が出来なくなるといった不都
合が解決され、また、使用に際しても、点火・消火に係
る操作が燃料タンクからなるハンドルを掴んで操作レバ
ーに手指を掛けた状態で簡単に扱え、発生した燃焼炎の
向きを随意に指向することができるなど操作性と安全性
の点でも優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態を示す側面図である。 【図2】 本発明の一実施形態を要部で示す断面側面図
である。 【図3】 同じく本発明の一実施形態の要部を点火した
状態で示す断面側面図である。 【符号の説明】 1……ケーシング 10……ノズル部材 10a……ノズル部材 11……燃料管 12……ストッパ 2……ハンドル(燃料タンク) 20……バルブ装置 21……開閉レバー 22……バルブノズル 3……カバー部材 30……開口部 31……操作レバー 32……開閉板 4……圧電点火装置 40……可動部材 41……放電電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/28 F23Q 2/16 F23Q 2/28 F23Q 2/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】開口した先端部内に放電電極を有するノズ
    ル部材を備え、下側部に可動部材を外向きにして圧電点
    火装置を内装した筒状のケーシングと、そのケーシング
    の後部下側に連結した燃料タンクによるハンドルと、燃
    料タンク上部のバルブ装置の上下動自在なバルブノズル
    と上記ノズル部材とを連通する燃料管とからなるバーナ
    ー装置において、 筒状で前部下側に上記可動部材の前方に位置する圧電点
    火装置の操作レバーを一体に有し、上記内にバルブ開閉
    板を後方に延設した筒状のカバー部材を進退自在に嵌装
    し、上記バルブ開閉板の後端と上記バルブノズルとの間
    にL状形の開閉レバーを、下端をバルブノズルに嵌合
    し、上端を開閉板の後方に位置させて回動自在に軸承し
    て、上記カバー部材の後退移動により、ケーシング先端
    の露出とバルブノズルの開放及び上記圧電点火装置の作
    動とを行い得るように構成したことを特徴とするバーナ
    ー装置。
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