JP3458596B2 - 本人確認方法およびそれを用いたicカードシステム - Google Patents

本人確認方法およびそれを用いたicカードシステム

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JP3458596B2 JP12684996A JP12684996A JP3458596B2 JP 3458596 B2 JP3458596 B2 JP 3458596B2 JP 12684996 A JP12684996 A JP 12684996A JP 12684996 A JP12684996 A JP 12684996A JP 3458596 B2 JP3458596 B2 JP 3458596B2
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博 朝雄
一宏 川嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者の本人確認
に関し、特に、セキュリティレベルの異なる複数の業務
実行に際し、ICカードを用いた本人確認に適したシス
テムを提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおける本人確認
方式はパスワードが中心になっている。パスワードによ
る本人確認方式はコンピュータの管理ファイルにあらか
じめユーザごとのパスワードを登録し、ユーザが入力す
るパスワードが登録されたパスワードを照合し、一致し
た時、ユーザが本人であると確認し、業務プログラムの
実行やファイルでのアクセスが許可される。不一致の場
合、コンピュータシステムに登録されている再入力可能
回数分の再入力ができる。パスワードの管理方法として
は、ある一定時間パスワードが変更されないと、パスワ
ードの変更を要求するコンピュータシステムがある。ま
た、特願平07−128025に開示されているよう
に、端末からホストコンピュータに暗証番号を入力する
際、盗聴されにいように暗証番号に可変部を設け暗号化
することにより、端末からホストコンピュータへ伝達さ
れるパスワードの情報が変更されるようにした利用者認
証システムがある。
【0003】ICカードシステムにおける本人確認方式
はICカードのCPUとメモリに記憶されたPICによ
り、本人確認を行い、確認結果を暗号化し、コンピュー
タシステムや他のICカードなどに送信し、業務処理を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ICカードが複数の情
報を保持し、複数の業務処理を行う場合、それらの情報
や業務処理には医療情報などの個人のプライバシーにか
かわるセキュリティレベルの高い情報や、小売店の販促
ポイントのように他の人に見せてもよいセキュリティの
低い情報まで、セキュリティ上のレベルに大きな差が生
じる。
【0005】セキュリティレベルの異なる複数の情報を
保持し、複数の業務処理を行う個人利用のICカードに
複数ユーザのコンピュータシステムにおける本人確認手
段を援用すると、下記の問題点が生じる。
【0006】セキュリティレベルの高い情報や業務を保
護するため、PICを長くすると、セキュリティレベル
が低い情報のアクセスや業務実行の際にPICを入力す
る工数がかかる。逆に、セキュリティレベルが低い情報
のアクセスや業務実行にあわせて、PICを短くする
と、セキュリティレベルの高い情報や業務を保護が弱く
なるという問題点1がある。
【0007】また、セキュリティレベルの高い情報や業
務を保護するため、PICを長くすると、PICを入力
する際に誤入力の可能性が高くなる。PICの再入力回
数を大きくすると情報や業務を保護が弱くなるという問
題点2がある。
【0008】さらに、同じPICを長期間用いると盗聴
されやすくなるという問題点3が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、業務実行手
段あるいはアクセスするファイル毎にPICを格納する
複数PIC格納手段、登録されたPICの長さに応じて
PIC再入力回数を設定するPIC再入力回数設定手
段、入力されたPICと登録されたPICとの間で、ア
ンマッチとなった文字数に応じてPICが妥当なものか
どうかの判断を繰り返す回数をコントロールするPIC
再入力制御手段、PICの更新時刻を格納し、任意の時
間が経過している場合、新しいPICを生成し、生成し
たPICとPICの更新時刻を格納するPIC更新手段
を設ける。
【0010】複数PIC格納手段によりセキュリティレ
ベルに合わせた長さのPICが登録できるようになるの
で、問題点1が解消する。また、PIC再入力回数設定
手段もしくはPIC再入力制御手段により、PICの長
さに応じたPICの再入力ができるようになるので、問
題点2が解消する。さらに、PIC更新手段により、P
ICの内容が定期的に変化するようになるので問題点3
が解消する。
【0011】これにより、操作者の本人確認に関し、特
に、セキュリティレベルの異なる複数の業務実行に際
し、ICカードを用いた本人確認に適したシステムを提
供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明を実現する機器構成を示す
図である。
【0014】図1において、101は一つ以上のICチ
ップを搭載し、複数の情報の格納や業務処理や本人確認
ができるICカード、102はICカード101への情
報の読み書きをおこなうICカード読み書き装置、10
3は操作者とのデータを入出力を行うデータ入出力装
置、104は103からのデータにより102を通じて
101を制御するICカード制御装置、105は本人確
認結果や101から情報により業務処理を行う業務処理
装置である。
【0015】本実施例では、操作者が、ICカード10
1をICカード読み書き装置102に挿入し、103お
よび102を通じ、利用したいICカード101のファ
イルiを選び、PICコードを入力し本人確認を行い、
情報をアクセスし、105により業務処理する際の本人
確認方法を示す。
【0016】ICカード101の機能ブロック構成例を
図2に示す。
【0017】ICカード101は、ICカード読み書き
装置102とのデータ入出力部201と、入力されるP
ICによりデータの入出力を制御するデータ入出力制御
部202、入力されるPICをチェックための情報を格
納するPICファイル203と、セキュリティレベルが
異なる複数の業務処理や情報が格納された業務処理部2
11〜21n、業務用ファイル221〜22nにより構
成される。
【0018】PICファイル203の格納内容の例を図
3に示す。
【0019】PICファイル203は、ICカード10
1に格納された業務ファイルのファイルID301,P
IC302、PICの更新時刻303、PICの更新許
容期間304から構成される。
【0020】データ入出力制御部202は、103,1
04,102,201を通して操作者からの利用したい
業務用ファイルのファイルIDとPICを入力し、PI
Cファイル203に登録されたPICと比較し、本人確
認を行い、本人確認がOKであれば、該当業務用ファイ
ルから該当業務処理部を通してデータをアクセスする。
データ入出力制御部202が行う本人確認の処理フロー
を図4に示す。
【0021】データ入出力制御部202は、操作者が利
用したい業務ファイルのファイルIDを入力し、対応す
るPIC302をPICファイル203より読み出す
(ステップ401)。登録されたPICの長さに応じて
再入力許容回数WのPIC再入力回数を設定する(ステ
ップ402)。例えば、図3の第2行目であれば、PI
C302は”1234”であり、4桁であるので、例え
ば、W=8(桁数*2)を設定する(ステップ40
3)。もし、Wが0未満となれば、”本人確認NG”を
操作者に出力して処理を終了する(ステップ404,4
05)。もし、Wが0以上であれば、PICの入力を受
け付け、操作者が入力したPICを入力する(ステップ
404,406)。入力したPICと読み出したPIC
と等しければ、ステップ407−2、等しくなければ、
ステップ407−1へ進む。ステップ407−1では、
入力したPICと読み出したPICの文字列を比較し、
アンマッチとなった文字数に応じて、Wを減算する。W
が0になるか、正しいPICが入力されるまで、40
3,404,406,407−1を繰り返す。正しいP
ICが入力されれば、ステップ407−2から408へ
進む。PICファイル203から更新時刻303、更新
許容期間304を入力する。現在時刻と更新時刻との差
が、更新許容期間未満であれば処理を終了し、更新許容
時間以上であれば、新しいPICを生成し、それをデー
タ入力装置103に表示し操作者に伝達すると共に、P
ICファイル105に表示し、その新しい更新時間を記
録する。
【0022】PICファイル203には、アクセスする
情報や業務処理ごとにPICが登録できるようになるの
で、PICを長くすると、セキュリティレベルの高い情
報や業務を保護ができ、PICを短くすると、セキュリ
ティレベルが低い情報のアクセスや業務実行の際にPI
Cを入力する工数が削減できる。また、ステップ402
によりPICの長さに応じたPICの再入力ができるよ
うになるので、長いPICを設けても、再入力許容回数
が大きくなるように動作するので、長いPICでの打ち
間違いによるロックアウト(再入力許容回数を超えたP
IC入力によるアクセス停止)になりにくくなる。逆
に、短いPICでは、再入力許容回数が大きくなるよう
に動作するので、短いPICでもPICが破られないよ
うになる。また、ステップ407−1でアンマッチの文
字数を再入力許容回数を減算することにより、でたらめ
なPICでなければ、再入力許容回数の減算が少なくな
るので、ある程度PICを憶えていれば、PICの再入
力できる回数が増える。
【0023】
【発明の効果】アクセスする情報や業務処理のセキュリ
ティレベルに合わせた長さのPICが登録できるように
なる。また、PIC再入力回数設定手段もしくはPIC
再入力制御手段により、PICの長さに応じたPICの
再入力ができるようになる。さらに、PIC更新手段に
より、PICの内容が定期的に変化するようになるので
PICの盗聴がし難くなる。
【0024】これにより、操作者の本人確認に関し、特
に、セキュリティレベルの異なる複数の業務実行に際
し、ICカードを用いた本人確認に適したシステムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するICカードシステムの構成図
である。
【図2】本発明を実現するICカードシステムの構成図
である。
【図3】本発明を実現するICカードシステムの構成図
である。
【図4】データ入出力制御部202の本人確認の処理フ
ローである。
【符号の説明】
101…ICカード、 102…データ入出
力装置、103…ICカード読み書き装置、104…I
Cカード制御装置、105…業務処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝雄 博 東京都品川区南大井六丁目26番2号株式 会社日立製作所新金融システム推進本部 内 (72)発明者 川嶋 一宏 東京都品川区南大井六丁目26番2号株式 会社日立製作所新金融システム推進本部 内 (72)発明者 村松 晃 東京都品川区南大井六丁目26番2号株式 会社日立製作所新金融システム推進本部 内 (56)参考文献 特開 昭63−73348(JP,A) 特開 平1−217689(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/10 G07F 7/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファイルと、各ファイルに対応付け
    られ異なる値が割り当て可能であるコードの保持手段と
    を有するICカードにおける本人確認方法であって、利用者から ファイルの識別子と複数の文字から構成され
    コードの入力を受け付け、 入力されたファイルの識別子に対して入力されたコード
    が前記保持手段において割り当てられているかを、入力
    された前記コードと前記保持手段に保持されたコードを
    比較することにより判断し、前記比較の結果一致しない場合、一致しない文字数に応
    じて、前記利用者からの再入力を許容する再入力回数を
    制御し、 前記比較の結果一致した場合、 前記入力された識別子の
    ファイルへのアクセスを許可することを有することを特
    徴とする本人確認方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の本人確認方法において、 予め前記利用者に対する再入力回数を記憶しておき、 前記再入力回数の制御は、保持された前記再入力回数か
    ら前記一致しない文字数に応じた数を減算した値を新た
    な再入力回数として設定することを特徴する本人確認方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の本人
    確認方法において、 前記再入力回数の制御は、前記一致しない文字数が少な
    いほど、前記再入力回数を増やすよう制御することを特
    徴とする本人確認方法。
  4. 【請求項4】入力されたコードと予め記憶されたコード
    を比較することにより、利用者に対してICカードに格
    納されたファイルへのアクセスを許可するか否かを判定
    するICカードシステムにおいて、 複数のファイルと当該ファイルそれぞれに対応付けて1
    以上の文字からなる第1のコードを記憶する手段と、 前記利用者から入力される1以上の文字からなる第2の
    コードおよびアクセスを要求するファイルの識別子を含
    むアクセス要求を受け付る手段と、 前記第1のコードと前記第2のコードを比較する手段
    と、 前記比較の結果、前記第1のコードと前記第2のコード
    が一致しない場合、一致しなかった文字数に応じて、ア
    クセスを要求されたファイルへのアクセスについて許容
    する再入力回数を制御する手段と、 前記比較の結果、前記第1のコードと前記第2のコード
    が一致した場合、前記第1のコードに対応するファイル
    へのアクセスを許可する手段を有することを特徴とする
    ICカードシステム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のICカードシステムにお
    いて、 さらに、前記ファイル毎に前記アクセス要求について許
    容する再入力回数を記憶する手段を有し、 前記制御する手段は、前記一致しない文字数に応じた数
    を減算した値を新たな再入力回数として設定することを
    特徴とするICカードシステム。
  6. 【請求項6】請求項4ないし5のいずれかに記載のIC
    カードシステムにおいて、 前記制御する手段は、前記一致しない文字数が少ないほ
    ど、前記再入力回数を増やすよう制御することを特徴と
    するICカードシステム。
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JP2001118042A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Hitachi Ltd カード監視方法
KR100794808B1 (ko) * 2000-10-31 2008-01-15 소니 가부시끼 가이샤 부가 정보가 삽입되어 있는 오디오 데이터를기록/재생하는 장치 및 방법
JP6680267B2 (ja) * 2017-06-02 2020-04-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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