JP3458273B2 - 長 靴 - Google Patents
長 靴Info
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- JP3458273B2 JP3458273B2 JP2000304795A JP2000304795A JP3458273B2 JP 3458273 B2 JP3458273 B2 JP 3458273B2 JP 2000304795 A JP2000304795 A JP 2000304795A JP 2000304795 A JP2000304795 A JP 2000304795A JP 3458273 B2 JP3458273 B2 JP 3458273B2
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- Japan
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- boots
- crepe
- leg
- sheet
- rubber
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B1/00—Footwear characterised by the material
- A43B1/02—Footwear characterised by the material made of fibres or fabrics made therefrom
- A43B1/04—Footwear characterised by the material made of fibres or fabrics made therefrom braided, knotted, knitted or crocheted
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B1/00—Footwear characterised by the material
- A43B1/02—Footwear characterised by the material made of fibres or fabrics made therefrom
- A43B1/028—Synthetic or artificial fibres
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は厨房用をはじめとす
る作業用長靴並びにレインシューズなど一般長靴の改良
に関する。
る作業用長靴並びにレインシューズなど一般長靴の改良
に関する。
【０００２】
【従来の技術】これまで水を多用したり、泥土など汚れ
の附着を防止するための作業用長靴及び雨天に履用する
長靴は、防水性及び加工性に有利なゴム又は軟質ＰＶＣ
からなる長靴が殆どである。これ以外の素材使用では例
えばＰＶＣレザーを含む合成皮革などを使用した長靴は
一般にはその表胛をミシン縫いして作成する。
の附着を防止するための作業用長靴及び雨天に履用する
長靴は、防水性及び加工性に有利なゴム又は軟質ＰＶＣ
からなる長靴が殆どである。これ以外の素材使用では例
えばＰＶＣレザーを含む合成皮革などを使用した長靴は
一般にはその表胛をミシン縫いして作成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゴム又は軟
質ＰＶＣからなる長靴は、素材そのものの物性及びその
構造から製品の重量が大となり、長時間の履用による疲
労は通常一般の履き物を履用した場合と比較できないほ
ど大きく、またこれらゴムや軟質ＰＶＣの表面は疵が付
き易いばかりでなく、特にゴムの場合はシートを圧延す
る場合の処理の関係上、引き裂きに対する抵抗が小さ
く、破損し易いという欠点があった。一方、ＰＶＣレザ
ーや合成皮革などを使用した長靴は、その製胛をミシン
縫いによってなされるため、完全な防水性は期待し難
く、その上材料費及び加工費の増加によるコスト高とな
るなどの問題があった。
質ＰＶＣからなる長靴は、素材そのものの物性及びその
構造から製品の重量が大となり、長時間の履用による疲
労は通常一般の履き物を履用した場合と比較できないほ
ど大きく、またこれらゴムや軟質ＰＶＣの表面は疵が付
き易いばかりでなく、特にゴムの場合はシートを圧延す
る場合の処理の関係上、引き裂きに対する抵抗が小さ
く、破損し易いという欠点があった。一方、ＰＶＣレザ
ーや合成皮革などを使用した長靴は、その製胛をミシン
縫いによってなされるため、完全な防水性は期待し難
く、その上材料費及び加工費の増加によるコスト高とな
るなどの問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決せんとするものであって、その特徴とするところは、
本体部分を防臭や抗菌処理を施した編布を裏布とし、ナ
イロンまたはポリエステルツイルに軟質ゴムを重合させ
たシートを表面に貼着した構成とする。具体的には、上
記シートを適宜所定の打抜型で裁断して脚筒部地及び胛
部地を作成するのであり、そして両者の接合には脚筒部
地上へ胛部地が凡そ１ｃｍ程度重なるようになすと共
に、該重なり合い部分には未加硫ゴムテープを貼着させ
たものとする。而して、加硫処理後の履口部にはＰＶＣ
レザー等によるテープを縫着するのであり、更には底部
材をＥＶＡまたはウレタン等の発泡底としてより一層の
軽量化が図れるようにする。
決せんとするものであって、その特徴とするところは、
本体部分を防臭や抗菌処理を施した編布を裏布とし、ナ
イロンまたはポリエステルツイルに軟質ゴムを重合させ
たシートを表面に貼着した構成とする。具体的には、上
記シートを適宜所定の打抜型で裁断して脚筒部地及び胛
部地を作成するのであり、そして両者の接合には脚筒部
地上へ胛部地が凡そ１ｃｍ程度重なるようになすと共
に、該重なり合い部分には未加硫ゴムテープを貼着させ
たものとする。而して、加硫処理後の履口部にはＰＶＣ
レザー等によるテープを縫着するのであり、更には底部
材をＥＶＡまたはウレタン等の発泡底としてより一層の
軽量化が図れるようにする。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係る長靴の側面
図、図２は図１のＸ−Ｘ線断面図、図３は図１のＹ−Ｙ
線断面図である。本図に於いて１は脚筒部、２は胛部で
あり、これらの本体部の製造は次の如くして行われる。
即ち、伸縮性を有する２１０デニール以上のナイロン又
はポリエステル繊維でツイル地を作成すると共に、裏面
側へ軟質未加硫ゴムを重合したシートを作成し、且つこ
れを夫々れ所定の打抜型で脚筒部及び胛部に裁断する。
１ａ及び２ａは上記により裁断された脚筒部地及び胛部
地であり、１ｂ及び２ｂは軟質未加硫ゴムである。
図、図２は図１のＸ−Ｘ線断面図、図３は図１のＹ−Ｙ
線断面図である。本図に於いて１は脚筒部、２は胛部で
あり、これらの本体部の製造は次の如くして行われる。
即ち、伸縮性を有する２１０デニール以上のナイロン又
はポリエステル繊維でツイル地を作成すると共に、裏面
側へ軟質未加硫ゴムを重合したシートを作成し、且つこ
れを夫々れ所定の打抜型で脚筒部及び胛部に裁断する。
１ａ及び２ａは上記により裁断された脚筒部地及び胛部
地であり、１ｂ及び２ｂは軟質未加硫ゴムである。
【０００６】一方、防臭や抗菌処理を施すと共に、表面
に接着剤を塗布した編布９を裏布としてラストに装着し
ておき、その上に先ず脚筒部地１ａを貼着するのであ
り、そのさい背筋部（イ）箇所は図３Ｙ−Ｙ線断面に見
られる通り、内方側シートの端部１ａと、外方側シート
の端部１’ａとを凡そ１０ｍｍ程度重ねて貼着し、踵部
の下端は中底面へ貼着するものとなす。
に接着剤を塗布した編布９を裏布としてラストに装着し
ておき、その上に先ず脚筒部地１ａを貼着するのであ
り、そのさい背筋部（イ）箇所は図３Ｙ−Ｙ線断面に見
られる通り、内方側シートの端部１ａと、外方側シート
の端部１’ａとを凡そ１０ｍｍ程度重ねて貼着し、踵部
の下端は中底面へ貼着するものとなす。
【０００７】他方、胛部と脚筒部箇所（ロ）は図２のＸ
−Ｘ線断面図に示す通り、胛部地２ａの端部２’ａを脚
筒部地１ａの上方へ凡そ１０ｍｍ程度重なる用に貼着
し、これら側面の下端及び爪先端の下端部は中底面へ吊
り込む状態となす。
−Ｘ線断面図に示す通り、胛部地２ａの端部２’ａを脚
筒部地１ａの上方へ凡そ１０ｍｍ程度重なる用に貼着
し、これら側面の下端及び爪先端の下端部は中底面へ吊
り込む状態となす。
【０００８】次に、上記背筋部（イ）及び胛部と脚筒部
の接合部（ロ）夫々れには未加硫ゴムテープ３及び４を
貼着させ、接合部を補強すると共にシールを完全にする
のである。なお、爪先部５及び踵部６にも未加硫ゴムを
貼着して補強するのである。
の接合部（ロ）夫々れには未加硫ゴムテープ３及び４を
貼着させ、接合部を補強すると共にシールを完全にする
のである。なお、爪先部５及び踵部６にも未加硫ゴムを
貼着して補強するのである。
【０００９】上記の各実施例で１０ｍｍ程度の重なり合
いを生じさせておくことは、加硫工程に於いて１２０℃
〜１３０℃で加硫するさい、張付け時の引張り等による
負荷を元に戻そうとする応力により、重なり合い部分に
隙間を生じさせたりすることのないようにするためであ
る。
いを生じさせておくことは、加硫工程に於いて１２０℃
〜１３０℃で加硫するさい、張付け時の引張り等による
負荷を元に戻そうとする応力により、重なり合い部分に
隙間を生じさせたりすることのないようにするためであ
る。
【００１０】なお、本発明ではツイル地の収縮率を単体
で２％〜３％、そして軟質ゴムを重合したシート状で２
％〜３％の収縮率となるようにするのが好ましい。この
ことはツイル地、軟質ゴムなどの収縮率に差が生じる
と、脚筒部表面が不自然な凹凸状となる問題が生じたり
するのであり、これを防止する上で著効がある。
で２％〜３％、そして軟質ゴムを重合したシート状で２
％〜３％の収縮率となるようにするのが好ましい。この
ことはツイル地、軟質ゴムなどの収縮率に差が生じる
と、脚筒部表面が不自然な凹凸状となる問題が生じたり
するのであり、これを防止する上で著効がある。
【００１１】而して、上記をラストと共に加硫缶内で加
硫処理するのであり、加硫終了後はラストから取出すと
共にＥＶＡゴム又はポリウレタンよりなる発泡底８を取
り付け、履口部にはテープ７を縫着する。また全体表面
にはシリコン系又は弗素系樹脂からなる塗料を塗装して
撥水、防汚機能を付加した製品仕上げとする。
硫処理するのであり、加硫終了後はラストから取出すと
共にＥＶＡゴム又はポリウレタンよりなる発泡底８を取
り付け、履口部にはテープ７を縫着する。また全体表面
にはシリコン系又は弗素系樹脂からなる塗料を塗装して
撥水、防汚機能を付加した製品仕上げとする。
【００１２】本発明では上述の通り、脚筒部及び胛部に
対し、伸縮性を有する２１０デニール以上のナイロン又
はポリエステル繊維からなるツイル地に対し０．６〜
０．７ｍｍ程度に軟質ゴムを重合させたシートを使用す
るのであり、本体部分が極めて軽量に作成されるものと
なる。加えて、接合部分は凡そ１０ｍｍ程度重ね合わせ
て未加硫ゴムテープでシールすることから、防水性につ
いても全く問題のないものとなり、且つ靴表面に於ける
引っ掻きや引き裂き抵抗に対しても、従来のゴム又は軟
質ＰＶＣからなる長靴と比べて格段に向上したものとな
る。
対し、伸縮性を有する２１０デニール以上のナイロン又
はポリエステル繊維からなるツイル地に対し０．６〜
０．７ｍｍ程度に軟質ゴムを重合させたシートを使用す
るのであり、本体部分が極めて軽量に作成されるものと
なる。加えて、接合部分は凡そ１０ｍｍ程度重ね合わせ
て未加硫ゴムテープでシールすることから、防水性につ
いても全く問題のないものとなり、且つ靴表面に於ける
引っ掻きや引き裂き抵抗に対しても、従来のゴム又は軟
質ＰＶＣからなる長靴と比べて格段に向上したものとな
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上の通り構成するものであっ
て、従来製品に比べて全体重量を５０％〜６０％程度の
軽量化を図れるものとなったのであり、とりわけ本体部
分を繊維材で形成することは巾広く各種色彩や模様によ
る素材展開が可能となり、長靴についての従来品のイメ
ージを根底から覆す画期的なものであり、しかも軽量で
且つ強度的に優れた製品を低コストで市販に供すること
のできる優れたものである。
て、従来製品に比べて全体重量を５０％〜６０％程度の
軽量化を図れるものとなったのであり、とりわけ本体部
分を繊維材で形成することは巾広く各種色彩や模様によ
る素材展開が可能となり、長靴についての従来品のイメ
ージを根底から覆す画期的なものであり、しかも軽量で
且つ強度的に優れた製品を低コストで市販に供すること
のできる優れたものである。
【図１】本発明に係る長靴の側面図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】図１のＹ−Ｙ線断面図である。
１ 脚筒部
２ 胛部
３ 未加硫ゴムテープ
４ 未加硫ゴムテープ
５ 爪先部
６ 踵部
７ テープ
８ 発泡底
９ 編み部
Claims (2)
- 【請求項１】 脚筒部及び胛部分を防臭や抗菌処理を施
した編布を裏布とし、表面はナイロン又はポリエステル
ツイルに軟質ゴムを重合させてなるシートを作成し、こ
れを適宜裁断して脚筒部地及び胛部地として構成するほ
か、脚筒部と胛部の接合箇所は脚筒部地上へ胛部地が凡
そ１ｃｍ程度重なるようになし、且つ該重なり合い部分
に対し未加硫ゴムテープを貼着させたものとなしたこと
を特徴とする長靴。 - 【請求項２】 加硫処理後の脚筒部の履口部に対しＰＶ
Ｃレザー等によるテープを縫着させるほか、底部材をＥ
ＶＡ又はウレタンの発泡底となしたことを特徴とする請
求項１記載の長靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000304795A JP3458273B2 (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 長 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000304795A JP3458273B2 (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 長 靴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002101909A JP2002101909A (ja) | 2002-04-09 |
| JP3458273B2 true JP3458273B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=18785776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000304795A Expired - Fee Related JP3458273B2 (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 長 靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015100675A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | 弘進ゴム株式会社 | ゴム製履物の製造方法およびゴム製履物 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3033296U (ja) | 1996-07-05 | 1997-01-21 | 株式会社バス・コーポレーション | 履 物 |
-
2000
- 2000-10-04 JP JP2000304795A patent/JP3458273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3033296U (ja) | 1996-07-05 | 1997-01-21 | 株式会社バス・コーポレーション | 履 物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002101909A (ja) | 2002-04-09 |
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Legal Events
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