JP3457405B2 - 情報検索装置、情報検索方法及び知識獲得システム - Google Patents

情報検索装置、情報検索方法及び知識獲得システム

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JP3457405B2
JP3457405B2 JP29505394A JP29505394A JP3457405B2 JP 3457405 B2 JP3457405 B2 JP 3457405B2 JP 29505394 A JP29505394 A JP 29505394A JP 29505394 A JP29505394 A JP 29505394A JP 3457405 B2 JP3457405 B2 JP 3457405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報検索装置、情報検
索方法及び知識獲得システムに係り、特に、曖昧な情報
を含む検索条件から利用者の要求するデータを自動検索
する情報検索装置、情報検索方法及び知識獲得システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報検索システムにおいて、デー
タベース内に入力した検索条件を全て満たすデータが存
在しない場合は、入力した検索条件に修正を加えてデー
タベースの再検索が行われる。多くの情報検索システム
では、利用者が自発的に検索条件を修正し、再検索を行
っている。
【0003】また、検索条件の修正を支援する手法とし
て、特定のルールに基づき当初の検索条件を緩和した検
索条件で再検索を行う自動緩和方式が用いられている。
以下に、従来の第1のシステムとして、電話帳検索シス
テムを例に説明する。全ての掲載データが名義文字列、
市区と町について階層的に付与された住所、及び職業の
3項目の検索キーを持つ。名義については前方一致検索
を行い、入力された全ての条件を満たす掲載データのみ
が検索される。
【0004】以下の説明において、ある検索条件を満た
すデータの集合を「検索解」と呼ぶ。例えば、検索条件
として、 入力条件1 「住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:キンダイビジュツカン」 が入力されたものとする。以下、入力された検索条件を
「入力条件」と呼ぶ。
【0005】入力条件は、特定の掲載データを検索解と
して得ることを要求するものであり、入力条件の要求を
満たすデータを以下「適合解」と呼ぶ。また、適合解以
外の検索解を以下「不適合解」と呼ぶ。上記入力条件の
適合解の検索キーは次のものとする。 掲載条件1 「住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:コクリツキンダイビジュツカン」 以下、適合解の検索キーを「掲載条件」と呼ぶ。適合解
を検索できなかった場合、検索条件の指定範囲を修正す
る手法として、以下のような操作がある。 「キンダイビジュツカン」→「キンダイビジュツ」、
「キンダイ」、… 「千代田区 北の丸公園」→「千代田区」、「(入力な
し)」、… 「美術館」 →「(入力なし)」 さらに、各項目について上記のような緩和方法を組み合
わせることによって、複数種類の検索条件の生成が可能
となる。以下、修正された検索条件を「代替検索条件」
と呼ぶ。上記の例のような入力条件の部分的緩和によっ
て生成され得る代替検索条件を図13に全て列挙する。
【0006】最適な検索結果は適合解の数が最大で、不
適合解の数が最小の検索解である。適合解の数がより多
く不適合解の数がより少ない検索結果を与える検索条件
を、以下「適切」な検索条件と呼ぶ。入力条件から掲載
条件に含まれない条件を削除した代替検索条件の検索解
には適合解が含まれる。しかし、適合解が検索解に含ま
れていても、条件を削除するに従い、不適合解の数が増
加するため、最小限の条件削除が望ましい。即ち、上記
複数種類の代替検索条件のうち、最も適切な代替検索条
件は、掲載条件に含まれない条件のみを削除した代替検
索条件である。図13に列挙した中で、上記入力条件1
に対する最適な代替検索条件は、以下の代替検索条件で
ある。
【0007】代替検索条件1 「住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:(入力なし)」 従来の条件自動修正方式は、特定のルールに基づき、上
記代替検索条件のいずれかを自動的に生成し、再検索を
行う方法である。例えば、以下のような自動緩和ルール
がある。
【0008】ルール1:「入力条件の名義が6文字以上
であり、検索解が存在しない場合は、名義を先頭4文字
に末尾切捨てとする」 ルール2:「入力条件の住所が“町”までの指定であ
り、検索解が存在しない場合は住所の“町”を切捨て
る」 ルール3:「ルール2の修正による代替検索条件でも検
索解が存在しない場合はルール1の修正を適用する」 このようなルールは、名義の末尾部分や住所の詳細部分
には、曖昧さが生じやすいという経験的規則に基づき採
用されている。例えば、以下の掲載条件2に対して入力
条件2が入力された場合、上記ルール3を適用し、代替
検索条件2を生成し、再検索することによって要求する
掲載データを検索できる。
【0009】入力条件2 「住所:港区 三田 職業:出版社 名義:エヌティーティーシュッパン」 掲載条件2 「住所:港区 芝 職業:出版社 名義:エヌティティシュッパン」 代替検索条件2 「住所:港区 職業:出版社 名義:エヌティ」 次に、従来の第2のシステムを説明する。
【0010】企業名の略称、通称、あるいは意味的に類
似した職業名のように、登録されている検索キーとは異
なる条件を、多くの利用者が入力する掲載データがあ
る。例えば、以下の掲載条件3あるいは4に対して、入
力条件3或いは4では適合解を検索できない。 掲載条件3 名義:ニホンデンシンデンワ 入力条件3 名義:エヌティティ 掲載条件4 職業:レストラン 入力条件4 職業:フランス料理店 このような場合、掲載データの検索キーには、頻繁に入
力される入力条件を、別名(エイリアス)として以下の
ように共に登録する対策がなされている。 掲載条件3’ 名義:ニホンデンシンデンワ、エヌティティ 掲載上演4’ 職業:レストラン、フランス料理店 従来、別名の登録に際して、「どの掲載条件にどのよう
な別名を登録するか」についての知識の獲得は、多くの
場合データベースの運用を通して人手によって経験的に
なされている。
【0011】或いは、複数の単語によって構成される企
業名については省略されやすい単語の位置に規則性があ
ることを利用して企業名を「地名」、「職業名」、「固
有名」その他の“意味”を付与した単語単位に分割する
解析処理を行い、解析結果の意味配列パターンに応じて
どの単語が省略されやすいかを指定する知識テーブルを
参照することによって別名を自動生成する方式が提案さ
れている。例えば、 掲載条件5 名義:ハチオウジシノウキョウ(八王子市農協) を解析すると、意味配列パターンは「地名+地名語尾+
職業名」であり、この意味配列パターンに対応する別名
は「第1単語+第3単語」と登録されていれば、 掲載条件5’ 名義:ハチオウジシノウキョウ(八王子市農協)、 ハチオウジノウキョウ(八王子農協) を生成することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、入力条件に応じて入力条件の適切な修正
方法を判断できないため、固定された修正ルールの予想
に反する曖昧さが問い合わせに生じた場合は、不適切な
代替検索条件を生成し、適合解を含まない検索結果や、
多数の不適合解を出力するという問題がある。
【0013】例えば、上記入力条件1が入力された場
合、上記ルール1〜3のいずれを用いても適合解を検索
できない。入力条件1に対して最適な代替検索条件1を
生成するには、以下のルール4が必要である。 ルール4:「検索解が存在しない場合は、名義を全て削
除する」 しかし、ルール4を入力条件2に適用すると再び不適合
解のみを出力する。一方、 ルール5:「検索解が存在しない場合は、名義と職業を
全て削除する」 上記ルール5のような場合は多くの条件を削除する方法
であり、適合解が検索解に含まれる可能性が高いが、不
適合解も多数含まれるため、不適である。従って、結
局、利用者自らが条件を修正しなければならないという
問題がある。
【0014】このような情報検索システムの操作は、検
索経験の少ない利用者にとって困難であり、著しく利便
性を欠く。その結果、利用者は検索を断念するか、また
は再検索ために多くの時間を費やすことになる。さら
に、従来の第2のシステムについては、人手による別名
の登録は、主観や偶然に依存するため登録基準が不統一
となること、及びデータベースが大規模な場合には、経
済的効率が悪いこと等が問題となる。
【0015】さらに、意味配列パターンの知識ベースに
適合する企業名を全て別名登録すれば、実際には問い合
わせを受けないような別名が登録されるケースが発生し
得るという問題がある。本発明は、上記の点に鑑みてな
されたもので、上記従来の問題点を解決し、情報検索に
要する操作手数を軽減し、かつ情報検索の成功率を高め
ることが可能な情報検索装置、情報検索方法及び知識獲
得システムを提供することを目的とする。
【0016】更なる本発明の目的は、入力された条件を
満たすデータがデータベース中に存在しない場合、入力
条件を緩和することによって複数発生する代替検索条件
の中から最適な代替検索条件を推定し、利用者の要求す
るデータを出力することができる情報検索装置、情報検
索方法及び知識獲得システムを提供することである。本
発明の更なる目的は、検索キーに対応する別名を自動的
に登録可能な知識獲得システムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の情報検
索装置及び情報検索方法の原理構成図である。本発明
は、入力条件を満たすデータをデータベース200から
検索する場合に、データベース200中に検索条件を満
たすデータが存在しない場合には、検索条件を修正した
代替検索条件を複数種類生成し、代替検索条件データベ
ース200を検索する情報検索装置において、候補とな
る代替検索条件でデータベース200を検索したとき、
検索解集合に利用者が要求するデータがより多く、且
つ、利用者が要求しないデータがより少なく含まれるこ
とを指す指標値が最大となる代替検索条件を求める代替
検索条件取得手段110と、代替検索条件取得手段11
0によって得られた代替検索条件でデータベース200
を再検索する検索手段140を有する。
【0018】本発明は、情報検索装置の代替検索条件取
得手段110は、ある代替検索条件を満たすデータが実
際にデータベース内に存在する確率(P)の、利用者が
要求するデータがデータベース内に存在しないと仮定し
た場合に代替検索条件を満たすデータがデータベース内
に存在する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標
値(P/P’)が最大となる代替検索条件を求める。
【0019】また、本発明は、入力条件を満たすデータ
をデータベース200から検索する検索手段140と、
データベース200中に入力条件を満たすデータが存在
しない場合には、検索条件を修正した代替検索条件を複
数種類生成する代替検索条件生成手段100を有する情
報検索装置において、候補となる代替検索条件でデータ
ベース200を検索したとき、ある代替検索条件を満た
すデータが実際にデータベース内に存在する確率(P)
の、利用者が要求するデータがデータベース内に存在し
ないと仮定した場合に代替検索条件を満たすデータがデ
ータベース内に存在する確率の推定値(P’)に対する
比を表す指標値(P/P’)を算出する指標値算出手段
112と、指標値が最大となる代替検索条件を選択する
条件選択手段113と、条件選択手段113で選択され
た検索条件で検索手段140により再検索を行った検索
結果を表示する表示手段150とを有する。
【0020】また、本発明は、条件選択手段113で選
択された再検索の検索条件を提示する提示手段130を
有する。また、複数項目の検索キーを有するデータを格
納したデータベースから各項目の検索キーの論理積から
なる検索条件を満たすデータを検索する場合、指標値算
出手段112は、代替検索条件Q(Q=A∩B∩C∩
…)を満たすデータが存在する確率をPとし、Qの各検
索キーA,B,C…のみを満たすデータが存在する確率
をPA ,P B ,PC とし、代替検索条件Qの評価関数F
(Q)を
【0021】
【数3】
【0022】とし、任意の代替検索条件Q1 ,Q2 に対
してF(Q1 )>F(Q2 )ならば、S(Q1 )>S
(Q2 )が成り立つ任意の評価関数S(Q)を、代替検
索条件Qの指標値として算出する。本発明の情報検索方
法は、入力条件を満たすデータをデータベース200か
ら検索する場合に、データベース200中に入力条件を
満たすデータが存在しない場合には、検索条件を修正し
た代替検索条件を複数種類生成し、代替検索条件でデー
タベース200を検索する情報検索システム200にお
いて、候補となる代替検索条件でデータベース200を
検索したとき、検索解集合に利用者が要求するデータが
より多く、且つ利用者が要求しないデータがより少なく
含まれることを指す指標値が最大となる代替検索条件を
求め、代替検索条件でデータベース200を再検索す
る。
【0023】図2は、本発明の情報検索方法の原理を説
明するためのフローチャートである。また、本発明の情
報検索方法は、ある代替検索条件を満たすデータが実際
にデータベース内に存在する確率(P)の、利用者が要
求するデータがデータベース内に存在しないと仮定した
場合に、代替検索条件を満たすデータがデータベース内
に存在する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標
値(P/P’)が最大となる代替検索条件でデータベー
ス200を再検索する。
【0024】また、本発明の情報検索方法は、入力条件
を満たすデータをデータベース200から検索する情報
検索システムにおいて、データベース200中に入力条
件を満たすデータが存在しない場合に、検索条件を修正
した代替検索条件を複数種類生成し(ステップ1)、代
替検索条件でデータベース200を再検索し(ステップ
2)、ある代替検索条件を満たすデータが実際にデータ
ベース内に存在する確率(P)の、利用者が要求するデ
ータがデータベース内に存在しないと仮定した場合に、
代替検索条件を満たすデータがデータベース内に存在す
る確率の推定値(P’)に対する比を表す指標値(P/
P’)を複数の代替検索条件について算出し(ステップ
3)、指標値が最大となる代替検索条件を選択し(ステ
ップ4)、選択された検索条件で再検索を行った検索結
果を表示する(ステップ5)。
【0025】また、複数項目の検索キーを有するデータ
を格納したデータベースから、各項目の検索キーの論理
積からなる検索条件を満たすデータを検索する場合、本
発明の指標値算出ステップ(ステップ3)は、代替検索
条件Q(Q=A∩B∩C∩…)を満たすデータが存在す
る確率をPとし、Qの各検索キーA,B,C…のみを満
たすデータが存在する確率をPA ,P B ,PC とし、代
替検索条件Qの評価関数F(Q)を
【0026】
【数4】
【0027】とし、任意の代替検索条件Q1 ,Q2 に対
してF(Q1 )>F(Q2 )ならば、S(Q 1 )>S
(Q2 )が成り立つ任意の評価関数S(Q)を代替検索
条件Qの指標値として算出する。図3は、本発明の知識
獲得システムの原理構成図である。
【0028】また、本発明の知識獲得システムは、多数
の利用者が利用する情報検索サービスにおける検索キー
の別名(エイリアス)を取得する知識獲得システムにお
いて、上記の情報検索装置300と、情報検索装置30
0によって入力条件を自動修正し、優先的に出力された
データが当初の要求に適合すると利用者が承認したこと
を確認する適合確認手段310と、入力条件と適合性が
確認されたデータの対応関係の有効性を評価する有効性
評価手段320と、信頼性が高いと評価された場合に
は、データの検索キーの別名として入力条件を登録する
別名登録手段330を有し、別名を登録すべきデータと
データの適切な別名を自動的に判断する。
【0029】また、上記の適合確認手段は、修正された
入力条件と適合性が確認されたデータの対応関係の累積
頻度と、データが検索された累積総数を記憶する累積頻
度記憶手段340を有する。また、上記の有効性評価手
段320は、累積頻度記憶手段340の累積頻度により
検索結果の有効性を評価する。
【0030】また、本発明の知識獲得システムは、数の
利用者が利用する情報検索サービスにおける検索キーの
別名(エイリアス)を取得する知識取得システムにおい
て、情報検索装置によって入力条件を自動修正し、優先
的に出力されたデータが当初の要求に適合すると利用者
が承認したことを確認する適合確認手段と、修正された
入力条件と適合性が確認されたデータの対応関係の累積
頻度と、データが検索された累積総数を記憶する累積頻
度記憶手段と、入力条件と検索結果の対応関係の有効性
を評価する有効性評価手段と、有効性評価手段により信
頼性が高いと評価された場合には、データの検索キーの
別名として入力条件を登録する別名登録手段とを有し、
実際に問い合わせが生じた入力条件のみを別名として登
録する別名登録手段330を有する。
【0031】
【作用】上記のように、請求項1から請求項11の発明
は、最も指標値がS(Q)が大きい代替検索条件を選択
し、このように選択された代替検索条件は、検索解集合
に利用者が要求するデータがより多く、かつ利用者が要
求しないデータがより少なく含まれる代替検索条件であ
る。従って、最適な代替検索条件による再検索の結果を
出力することができる。
【0032】また、請求項3及び8の発明は、選択され
た代替検索条件で再検索を行う前に、代替検索条件を提
示し、その有効性を利用者に確認することによってさら
に、条件修正の有効性を向上すると共に、不要なデータ
ベース検索の回数を減少させることが可能となる。ま
た、請求項12の発明は、上記の情報検索装置または情
報検索方法を用いた知識獲得システムであり、別名を登
録すべきデータとデータの適切な別名を自動的に判断す
ることにより、登録基準を統一することが可能となる。
【0033】さらに、請求項16の発明は、上記の情報
検索装置または情報検索方法を用いた知識獲得システム
であり、実際に問い合わせが生じた入力条件のみを別名
として登録するため、実際に問い合わせを受けないよう
な別名が登録されるケースが発生しない。
【0034】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。代替検索条件の適切さは、本発明の情報検索装
置及び情報検索方法における指標値によって表されるこ
とを以下に説明する。データベース内のデータの素数を
N、データベース中に含まれる適合解の数をXとする。
また、代替検索条件Qを満たす検索解の数をz、適合解
の数をx、不適合解の数をyとする。このとき、x,
y,zには、以下の関係がある。
【0035】z=x+y 代替検索条件の適切さとは、xがより多く、yがより少
ないことを指すが、x,yを直接知ることはできない。
但し、検索解の数zは既知である。このとき、本発明の
情報検索装置及び情報検索方法における「代替検索条件
Qを満たすデータが実際にデータベース内に存在する確
率」Pは、
【0036】
【数5】
【0037】によって求められる。また、適合解が存在
する確率Px は、
【0038】
【数6】
【0039】不適合解が存在する確率Py は、
【0040】
【数7】
【0041】である。従って、P,Px ,Py の間に
は、 P=Px +Py の関係がある。本発明の情報検索装置及び情報検索方法
における「利用者が要求するデータがデータベース内に
存在しないと仮定した場合に、代替検索条件を満たすデ
ータがデータベース内に存在する確率の推定値」P’
は、データベースから適合解を取り除いたとき、残る
N’=N−X件のデータの中に代替検索条件Qを満たす
検索解が存在する確率の推定値である。
【0042】電話帳のようにN>>Xが成り立つ場合、
P’は適合解を含まないN件のデータベース中に代替検
索条件Qを満たす検索解が存在する確率、即ち、Py
略等しく、 P’≒Py が成り立つ。
【0043】本発明の情報検索装置及び情報検索方法に
おける代替検索条件Qの指標値をS(Q)とすると、S
(Q)はPのP’に対する比であり、S(Q)をPx
yを用いて表せば、以下のようになる。
【0044】
【数8】
【0045】ここで、2つの代替検索条件Q1 ,Q2
あり、 Px (Q2 )/Px (Q1 )=s…(0≦s≦1)、 Py (Q2 )/Py (Q1 )=t…(t≧1) の関係があるとする。即ち、Q2 は、Q1 と比較して適
合解の数が同数または、少なく、不適合解の数が同数ま
たは多い検索結果を与えるため、Q1 がQ2 より適切な
代替検索条件であるものとする。このとき、
【0046】
【数9】
【0047】よって、sとtの範囲に関する上記の定義
より、 S(Q1 )≧S(Q2 ) が成り立つ。従って、指標値S(Q)を代替検索条件の
適切さ、即ち、検索解集合に利用者が要求するデータが
より多く、且つ利用者が要求しないデータがより少なく
含まれることの指標値として用いることができる。
【0048】次に、上記指標値S(Q)が算出可能であ
ることを、上記電話帳データベースの事例のように代替
検索条件Qが住所A、職業B、名義Cの論理積Q=A∩
B∩Cからなる場合について説明する。まず、P’は、
以下のように推定できる。A,B,Cのみを満たすデー
タの数をそれぞれa,b,cとすると、A,B,Cを満
たすデータが存在する確率PA,PB ,PC はそれぞ
れ、
【0049】
【数10】
【0050】であり、a,b,cの値は知ることができ
るから、PA ,PB ,PC も得られる。ここで、P’は
A ,PB ,PC が独立な確率事象である場合の結合確
率、即ち、 P’=PA ×PB ×PC で推定することができる。
【0051】代替検索条件Qの指標値S(Q)は、Pの
P’に対する比であり、
【0052】
【数11】
【0053】となる。従って、上記指標値S(Q)は既
知の値を基に算出できる。上記電話帳検索システムの例
では、検索項目は、A,B,Cの3項目であったが、項
目数がいくつであっても同様にして、
【0054】
【数12】
【0055】によって計算できる。また、上記の議論よ
り代替検索条件の適切さを比較するには、指標値の大小
関係を比較すれば充分であるから、代替検索条件Q(Q
=A∩B∩C∩…)を満たすデータが存在する確率をP
とし、Qの各検索キーA,B,C…のみを満たすデータ
が存在する確率をPA ,PB ,PC ,…とし、代替検索
条件Qの評価関数F(Q)を、
【0056】
【数13】
【0057】とし、任意の代替条件Q1 ,Q2 に対して
F(Q1 )>F(Q2 )ならば、S(Q1 )>S
(Q2 )が成り立つ任意の評価関数S(Q)を指標値と
して用いることができる。図4は、本発明の一実施例の
情報検索システムの構成を示す。同図に示す情報検索シ
ステムは、複数項目からなる検索条件が入力される入力
部31、入力された検索条件を満たすデータが存在しな
い場合、検索条件を部分的に緩和することによって構成
される代替検索条件を生成する条件生成部32、複数発
生する代替検索条件から指標値に基づいて最適な代替検
索条件を判断する代替条件判定部33、指標値を算出す
る指標値算出部34、検索対象データを格納するデータ
ベース35、データベース35を検索する検索部36、
検索結果または、検索条件を表示する出力部37、及び
各部を制御する制御部38より構成される。
【0058】図5は、本発明の一実施例の情報検索シス
テムの動作を示すフローチャートである。まず、複数の
項目からなる検索条件が入力部31より入力される(ス
テップ41)。ここで例えば、検索条件の項目として、
電話帳検索システムには、“住所”、“職業”、“名
義”等がある。制御部38が入力条件を満たすデータが
データベース35に存在するかを検索部36に対して指
示する。検索部36は、入力された検索条件によりデー
タベース35を検索し、入力された検索条件を満たすデ
ータが存在している場合は(ステップ42,Yes) 、デー
タベース35よりデータを得る。また、検索条件を満た
すデータがデータベース35にない場合は(ステップ4
, No)、代替検索条件生成部32により、入力された
検索条件を部分的に緩和して生成される検索条件を代替
検索条件とする(ステップ43)。
【0059】検索部36は、生成された代替検索条件で
データベース35を繰り返し検索する。または、指標値
算出部34は、各代替検索条件の指標値を算出し(ステ
ップ44)、最適条件判断部33は、指標値の最も大き
い代替検索条件を最適な代替検索条件と判断する(ステ
ップ45)。最適な代替検索条件が判断されると、制御
部38を介して、検索部36が再度データベース35を
検索し、その検索結果が出力部37により提示される。
【0060】以下、上記電話帳データベース35におい
て、上記入力条件1が入力された場合の処理の流れを具
体的に説明する。 入力条件1 住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:キンダイビジュツカン データベースのデータ総数N=942837,入力条件
1に対する適合解の数X=2である。2件の適合解の掲
載条件を以下に示す。 掲載条件1−1 住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:コクリツキンダイビジュツカン 掲載条件1−2 住所:千代田区 北の丸公園 職業:美術館 名義:コクリツキンダイビジュツカンコウゲイブ まず、入力条件1で電話帳データベース35を検索す
る。
【0061】入力条件1を満たす掲載データは存在しな
いため、(処理フロー“NO”)、代替条件生成部32
において入力条件の部分的削除による代替検索条件を全
て生成する。生成した代替検索条件は図13に列挙した
ものと同様である。次に、検索部36は、全ての代替検
索条件でデータベースを再検索する。各代替検索条件と
その検索解の数を図6に示す。また、図6の◎を付した
代替検索条件は適合解の数が最大(2件)で、不適合解
の数が最小(0件)となる最適な代替検索条件である。
図6の○を付した代替検索条件は、検索解に適合解を含
むが不適解が最小ではない代替検索条件である。
【0062】上記の結果のうち検索解の数が0となる代
替検索条件は明らかに不適である。次に、指標値算出部
34により代替検索条件の適切さの指標値を算出する。
まず、入力条件が要求するデータがデータベースに存在
しないと仮定した場合に、代替検索条件Qを満たすデー
タが存在する確率の推定値P’を算出する。本実施例に
おいて、代替検索条件Qが「住所:A、職業:B、名
義:C」であるとき、即ち、Q=A∩B∩Cであると
き、住所Aのみを満たすデータの数aは、代替検索条件
「住所:A、職業:なし、名義:なし」の検索解の数で
あり、同様に職業:Bのみを満たす検索解の数bは代替
検索条件「住所:なし、職業:B、名義:なし」の検索
解の数、名義:Cのみを満たす検索解の数cは、代替検
索条件「住所:なし、職業:なし、名義:C」の検索解
の数である。これらの値は、前過程で得た、他の代替検
索条件の検索解の数を参照することによって得られる。
例えば、 代替検索条件1−0 住所:千代田区 職業:なし 名義:キンダイ において、「住所:千代田区」のみを満たすデータの数
aは、 代替検索条件1−1 住所:千代田区 職業:なし 名義:なし の検索解の数73549、 「職業:なし」のみを満たすデータの数bは、 代替検索条件1−2 住所:なし 職業:なし 名義:なし の検索解の数942873、 「名義:キンダイ」のみを満たすデータの数cは、 代替検索条件1−3 住所:なし 職業:なし 名義:キンダイ の検索解の数281である。
【0063】また、データ総数Nは、データ総数942
873である。このようにして得たa,b,c,Nから
上記推定値P’を算出できる。
【0064】
【数14】
【0065】次に、代替検索条件Q’を満たす検索解が
存在する確率Pは、Qの検索解の数をzとすると、
【0066】
【数15】
【0067】で求めることができる。例えば、代替検索
条件1−0の検索解の数は18であるから、上記代替検
索条件1−0の検索解が存在する確率Pは、z=18よ
り直ちに求められる。本実施例では、指標値S(Q)と
して、P’に対するPの比の対数値を用いる。対数値を
用いても各代替検索条件間の指標値の大小関係は変わら
ない。
【0068】S(Q)=log2[P(Q)/P’(Q)] 指標値算出部34では、上記指標値を1件以上の検索解
を出力する全ての代替検索条件について算出する。入力
条件1の代替検索条件に上記指標値を算出した結果を表
1、表2に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】計算結果は、上記従来の技術の説明で述べ
た最適な代替検索条件、 代替検索条件1 住所:千代田区北の丸公園 職業:美術館 名義:なし の指標値が最も高い値となっている。
【0072】代替検索条件判定部33において、指標値
が最も高い上記代替検索条件1を最適な代替検索条件と
判断する。最後に最適と判断された代替検索条件の検索
結果を出力部37より出力する。同様に、上記掲載条件
2 「住所:港区 芝 職業:出版社 名義:エヌティティシュッパン」 に対して、上記入力条件2 「住所:港区 三田 職業:出版社 名義:エヌティーティーシュッパン」 が入力された場合の各代替検索条件とその検索解の数を
図7に示す。図7の◎を付した代替検索条件は、適合解
の数が最大(10件)で不適合解の数が最小(0件)と
なる最適な代替検索条件である。図7の○を付した代替
検索条件は、検索解に適合解を含むが適合解が最小でな
い代替検索条件である。
【0073】各代替検索条件の指標値の算出結果を表
3、表4に示す。
【0074】
【表3】
【0075】
【表4】
【0076】計算結果は、前述の従来の技術で説明した
最適な代替検索条件、 代替検索条件2 「住所:港区 職業:出版社 名義:エヌテイ」 の指標値が最大となり、代替検索条件判断部53におい
て、指標値が最も高い上記代替検索条件2を最適な代替
検索条件と判断する。
【0077】最後に、上記により最適と判断された代替
検索条件の検索結果を出力部37より出力する。上記の
ように最適と判断された上記の代替検索条件の検索解集
合は、図6、図7において◎を付した代替検索条件であ
り、適合解の数が最大で、且つ不適合解の数が最小(0
件)となる最適な代替検索条件である。
【0078】また、これらの代替検索条件で再検索を行
う前に、利用者に提示する方法もある。上記のように、
代替検索条件の指標値を指標とすることにより、最適な
代替検索条件を推定し、利用者の要求するデータを表示
することができる。図8は、本発明の第2の実施例の知
識獲得システムの構成を示す。知識獲得システムは、上
記第1の実施例の情報検索装置を有する。知識獲得シス
テムは、曖昧な入力条件を修正し、適合解を検索する情
報検索装置300と、情報検索装置300の情報検索部
36によって優先的に出力された掲載データが当初の要
求に適合すると利用者が承認したことを確認する適合確
認部310と、入力条件と掲載データの対応関係の有効
性を評価する有効性評価部320と、信頼性が高いと評
価された場合には、掲載データの掲載条件の別名とし
て、その入力条件を登録する別名登録部330と、登録
情報を記録する別名記憶部340と、各部の動作を制御
する制御部360を具備している。
【0079】図9は、本発明の第2の実施例の知識獲得
システムの処理の流れを示すフローチャートである。検
索過程により、上記の第1の実施例の情報検索装置30
0の動作により入力条件が要求する適合解を検索し、こ
の際の入力条件が自動修正されると(ステップ80
1)、適合性確認過程として検索過程で優先的に出力さ
れた掲載データが当初の要求に適合すると利用者が承認
したことを確認し(ステップ802)、次に有効性記憶
過程として、入力条件と掲載データの対応関係の有効性
を評価し(ステップ803)、対応関係が有効と判断さ
れた場合には、別名登録過程として掲載データ掲載条件
の別名として入力条件を別名記憶部340に登録する
(ステップ804)。
【0080】図10は、本発明の第3の実施例の知識獲
得システムの構成を示す。同図に示す知識獲得システム
は、上記第1の実施例の情報検索装置300を有する。
知識獲得システムは、情報検索部を有し、曖昧な入力条
件を修正し、適合解を検索する情報検索装置300、情
報検索部によって優先的に出力された掲載データが当初
の要求に適用すると利用者が承認したことを確認する適
合確認部310、修正された入力条件と適合性が確認さ
れた掲載データの対応関係の累積頻度と掲載データが検
索された累積総数を記憶する累積頻度記憶部350、入
力条件と掲載データの対応関係の有効性を評価する有効
性評価部320、信頼性が高いと評価された場合には、
掲載データの掲載条件の別名としてその入力条件を登録
する別名登録部330、登録情報を記憶する別名記憶部
340及び各部の動作を制御する制御部360とを具備
している。
【0081】図11は、本発明の第3の実施例の知識獲
得システムの処理を示すフローチャートである。検索過
程において、情報検索装置300により第1の実施例と
同様に入力条件が要求する適合解を検索し(ステップ9
01)、この際、入力条件が自動修正された場合には、
適合確認部310が適合性確認過程において、検索過程
で優先的に出力された掲載データが当初の要求に適合す
ると利用者が承認したことを確認し(ステップ90
2)、累積頻度登録過程において、累積頻度記憶部35
0に記憶されている適合性を確認された入力条件と掲載
データの対応関係の累積頻度とデータが検索された累積
総数を更新し(ステップ903)、次に有効性記憶過程
として、有効性評価部320が累積頻度が更新された入
力条件と掲載データの対応関係の有効性を評価し(ステ
ップ904)、対応関係が有効と判断された場合には、
別名登録過程にて、別名登録部330が掲載データの掲
載条件の別名として入力条件を別名記憶部340に登録
する(ステップ905)。
【0082】次に入力条件6が入力された時、情報検索
装置300での検索過程において、入力条件の自動修正
が行われ、代替検索条件6が選択され、検索結果として
掲載条件6が出力される。 入力条件6 住所:武蔵野市 緑町 職業:フランス料理 名義:ルパレハットリ 代替検索条件6 住所:武蔵野市 緑町 職業: 名義:ルパレハットリ 掲載条件6 住所:武蔵野市 緑町 職業:レストラン 名義:ルパレハットリ 上記の第3の実施例において、適合性確認過程ステップ
902では、以下のように検索結果の適合性を確認す
る。まず、掲載条件のみを表示し、利用者が上記掲載条
件6の電話番号が当初の要求に適合するものと承認すれ
ば、利用者が掲載条件6の電話番号の表示を利用者が指
示する。表示指示が行われた掲載データは適合データで
あると確認される。
【0083】「掲載条件6のデータ→職業:フランス料
理」のような、利用者の承認が確認された掲載データを
入力条件の対応関係を、以下「別名対応関係」と呼ぶ。
次に、累積頻度頻度登録過程(ステップ903)におい
て、上記別名対応関係の累積頻度と、上記掲載データが
検索された累積総数を1増やす。本実施例では、掲載デ
ータを例えば、「00001」とコード化して登録する
ものとして、累積頻度登録過程(ステップ903)を図
12(A)に示す。別名対応関係が初めて発生した場合
には、別名対応関係を新たに登録し、累積頻度を1とす
る。この過程を図12(B)に図示する。
【0084】本実施例の有効性評価部320の有効性評
価過程での有効性評価方法は、以下のように定義する。
同一の掲載条件に関する別名対応リストの累積頻度の総
和をNとし、有効性評価の対象となる別名対応リストの
累積頻度をnとする。ここで、次の評価式 n≧1+N/10 が成り立つとき、上記別名対応関係は、有効と判断され
るものとする。
【0085】例えば、図12(A)に図示したように、
登録前に「掲載条件6のデータ→職業:フランス料理」
なる別名対応関係が2回あり、掲載データが検索された
累積総数は9回であったとする。即ち、n=1,N=9
であり、この段階では上記別名対応関係は評価式を満た
していない。ここで、新たに上記別名対応関係が登録さ
れた場合、n=2、N=10となり、評価式を満たす。
従って、この段階で、上記別名対応関係は有効と判断さ
れ、上記別名対応関係は別名記憶部340に登録され
る。
【0086】一方、図12(B)に図示した場合、登録
後も上記評価式を満足しないため、有効性評価部320
は有効とは判断せず、上記別名対応関係は別名記録部3
40に登録されない。さらに、本発明の知識獲得システ
ムで得られた知識は、システムの構成部とは別のデータ
ベース検索システムや、各種知識処理にも活用できる。
【0087】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0088】
【発明の効果】従来、利用者が行っていた検索結果を検
討し、誤りの部分を予測し、検索条件の修正をいう一連
のプロセスのフィードバックを、本発明は、利用者に代
わって自動的に行うことが可能である。上述のように、
本発明によれば、情報検索装置に入力された条件を満た
すデータが存在しない場合、複数の代替検索条件の中か
ら最適な代替検索条件を推定し、利用者の要求するデー
タを最も多く含み、かつ、利用者の要求しないデータを
最小にする検索解集合、或いはその検索条件を出力する
ことができる。
【0089】また、本発明の知識獲得システムは、別名
登録を自動化することにより、検索サービスの有効効率
を向上することができる。また、有効な別名を登録する
ことでより曖昧な問い合わせについても対応することが
できる。例えば、 入力条件7 住所:港区 職業:美術館 名義:キンダイビジュツカン は、職業のみしか正しい条件が入力されていないため、
上記の実施例の情報検索システムで適合解を検索できな
い。しかし、知識獲得システムを併用して入力条件1の
検索結果から「名義:キンダイビジュツカン」が別名登
録されていれば、入力条件7に対しても上記の実施例の
情報検索システムは適合解を出力できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報検索装置の原理構成図である。
【図2】本発明の情報検索方法の原理を説明するための
図である。
【図3】本発明の知識獲得システムの原理構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の情報検索装置の構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の情報検索システムの動作を
示すフローチャートである。
【図6】問い合わせ例、問い合わせ例が要求するデータ
検索項目及び代替検索条件とその検索解の数を示す図
(その1)である。
【図7】問い合わせ例、問い合わせ例が要求するデータ
検索項目及び代替検索条件とその検索解の数を示す図
(その2)である。
【図8】本発明の第2の実施例の知識獲得システムの構
成図である。
【図9】本発明の第2の実施例の知識獲得システムの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例の知識獲得システムの
構成図である。
【図11】本発明の第3の実施例の知識獲得システムの
処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施例の累積頻度の登録を説
明するための図である。
【図13】従来の検索条件の自動総和の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
31 入力部 32 条件生成部 33 最適条件判断部 34 指標値算出部 35 データベース 36 検索部 37 出力部 38 制御部 100 代替検索条件生成手段 110 代替検索条件取得手段 112 指標値算出手段 113 条件選択手段 130 提示手段 140 検索条件 150 表示手段 200 データベース 300 情報検索装置 310 適合確認手段、適合確認部 320 有効性評価手段、有効性評価部 330 別名登録手段、別名登録部 340 別名記憶部 350 累積頻度記憶手段、累積頻度記憶部 360 制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−118662(JP,A) 特開 平3−252814(JP,A) 特開 昭63−261424(JP,A) 西山敏雄、大山芳史,検索属性の優先 順位に基づく自然語対話処理の代替案応 答手法,NTT R&D,1990年 5月 10日,第39巻,第5号,pp.793−802 西山敏雄、大山芳史,データベース検 索における協調的な自然語対話処理と評 価,電子情報通信学会論文誌(D−I I),1990年 4月25日,Vol.J73 −D−II,pp.625−632 永吉剛 他3名,単語統計情報を用い た検索仲介者システム,電子情報通信学 会技術研究報告,1995年 5月17日,第 95巻,第30号,pp.1〜8 岩瀬成人 他1名,自然言語処理技術 を用いた職業別電話帳検索の高度化,電 子情報通信学会論文誌(J74−D−I I),1991年 9月25日,第J74−D− II巻,第9号,pp.1255−1263 永吉剛 他1名,オペレータの検索行 動に基づく誘導方式の基本検討,情報処 理学会第47回(平成5年後期)全国大会 講演論文集(1),1993年 9月27日, pp.449−450 永吉剛 他1名,統計量を用いた電話 帳データベース検索方式,情報処理学会 研究報告(94−DBS−99),1994年 7月22日,第94巻,第62号,pp.61− 68 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の項目からなる検索条件を満たすデ
    ータをデータベースから検索する場合に、該データベー
    ス中に該検索条件を満たすデータが存在しない場合に
    は、該検索条件を緩和した代替検索条件を複数種類生成
    し、該代替検索条件でデータベースを検索する情報検索
    装置において、ある代替検索条件を満たすデータが実際に前記データベ
    ース内に存在する確率Pの、利用者が要求するデータが
    前記データベース内に存在しないと仮定した場合に、該
    代替検索条件を満たすデータが前記データベース内に存
    在する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標値
    (P/P’)が最大となる代替検索条件を求める 代替検
    索条件取得手段と、 前記代替検索条件取得手段により前記データベースを再
    検索する検索手段を有することを特徴とする情報検索装
    置。
  2. 【請求項2】 前記代替検索条件取得手段は、 ある代替検索条件を満たすデータが実際に前記データベ
    ース内に存在する確率Pの利用者が要求するデータが前
    記データベース内に存在しないと仮定した場合に、該代
    替検索条件を満たすデータが前記データベース内に存在
    する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標値(P
    /P’)を算出する指標値算出手段と、 一件以上のデータベースの検索解が存在する全ての代替
    検索条件について指標値を算出し、該推定値P’に対し
    て該確率Pが最大となる代替検索条件を選択する条件選
    択手段と、 該条件選択手段により選択された代替検索条件を再検索
    の検索条件として提示する提示手段とを有する請求項
    記載の情報検索装置。
  3. 【請求項3】 前記情報検索装置の前記条件選択手段で
    選択された代替検索条件で再検索を行った検索結果を表
    示する表示手段を有する請求項記載の情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記情報検索装置において、 複数項目の検索キーを有するデータを格納したデータベ
    ースから各項目の検索キーの論理積からなる検索条件を
    満たすデータを検索する場合、 前記指標値算出手段は、 代替検索条件Q(Q=A∩B∩C∩…)を満たすデータ
    が存在する確率をPとし、該代替検索条件Qの各検索キ
    ーA,B,C…のみを満たすデータが存在する確率をP
    A ,PB ,PC 、…とし、 前記代替検索条件Qの評価関数F(Q)を、 【数1】 任意の代替検索条件Q1 ,Q2 に対してF(Q1 )>F
    (Q2 )ならばS(Q1 )>S(Q2 )が成り立つ任意
    の評価関数S(Q)を、前記代替検索条件Qの指標値と
    して算出する請求項記載の情報検索装置。
  5. 【請求項5】 複数の項目からなる検索条件を満たすデ
    ータをデータベースから検索する場合に、該データベー
    ス中に該検索条件を満たすデータが存在しない場合に
    は、該検索条件を緩和した代替検索条件を複数種類生成
    し、該代替検索条件でデータベースを検索する情報検索
    方法において、ある代替検索条件が満たすデータが実際に前記データベ
    ース内に存在する確率(P)の、利用者が要求するデー
    タが前記データベース内に存在しないと仮定した場合に
    該代替検索条件を満たすデータが前記データベース内に
    存在する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標値
    (P/P’)が最大となる 代替検索条件を求めるステッ
    プと、 該代替検索条件で該データベースを再検索するステップ
    からなることを特徴とする情報検索方法。
  6. 【請求項6】 前記情報検索方法は、 指標値が最大となる代替検索条件を再検索の検索条件と
    して提示する提示ステップを更に有する請求項記載の
    情報検索方法。
  7. 【請求項7】 複数の項目からなる検索条件を満たすデ
    ータをデータベースから検索する情報検索方法におい
    て、 該データベースに該検索条件を満たすデータが存在しな
    い場合に、該検索条件を修正した代替検索条件を複数種
    類生成する代替検索条件生成ステップと、 複数項目の検索キーを有するデータを格納したデータベ
    ースから各項目の検索キーの論理積からなる検索条件を
    満たすデータを検索する検索ステップと、 ある代替検索条件を満たすデータが実際に前記データベ
    ース内に存在する確率(P)の、利用者が要求するデー
    タが前記データベース内に存在しないと仮定した場合に
    前記代替条件を満たすデータが前記データベース内に存
    在する確率の推定値(P’)に対する比を表す指標値
    (P/P’)を算出する算出ステップと、 1件以上のデータベースの検索解が存在する全ての代替
    検索条件について指標値を算出し、該推定値P’に対し
    て該確率Pが最大となる代替検索条件を選択する最適条
    件判断ステップと、 再検索の検索条件として提示する提示ステップよりなる
    請求項記載の情報検索方法。
  8. 【請求項8】 前記代替検索条件生成ステップは、 前記データベースに検索条件を満たすデータが存在しな
    い場合に、該検索条件を部分的に緩和して代替検索条件
    を生成する請求項記載の情報検索方法。
  9. 【請求項9】 前記情報検索方法において、 複数項目の検索キーを有するデータを格納したデータベ
    ースから、各項目の検索キーの論理積からなる検索条件
    を満たすデータを検索する場合、 前記算出ステップは、 代替検索条件Q(Q=A∩B∩C∩ …)を満たすデー
    タが存在する確率をPとし、Qの各検索キーA,B,C
    …のみを満たすデータが存在する確率をPA ,PB ,P
    C とし、 代替検索条件Qの評価関数F(Q)を 【数2】 とし、 任意の代替検索条件Q1 ,Q2 に対してF(Q1 )>F
    (Q2 )ならば、S(Q1 )>S(Q2 )が成り立つ任
    意の評価関数S(Q)を、代替検索条件Qの指標値とし
    て算出する請求項記載の情報検索方法。
  10. 【請求項10】 多数の利用者が利用する情報検索サー
    ビスにおける検索キーの別名(エイリアス)を取得する
    知識獲得システムにおいて、 請求項1乃至記載の情報検索装置と、 前記検索キーの別名として登録すべきデータと該データ
    の適切な別名を判断する判定手段とを有することを特徴
    とする知識獲得システム。
  11. 【請求項11】 前記判定手段は、 前記情報検索装置によって入力条件を自動修正し、優先
    的に出力されたデータが当初の要求に適合すると利用者
    が承認したことを確認する適合確認手段と、 前記入力条件と適合性が確認されたデータの対応関係の
    有効性を評価する有効性評価手段と、 前記信頼性が高いと評価された場合には、前記データの
    検索キーの別名として前記入力条件を登録する別名登録
    手段を有する請求項10記載の知識獲得システム。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、 修正された入力条件と適合性が確認されたデータの対応
    関係の累積頻度と、該データが検索された累積総数を記
    憶する累積頻度記憶手段を有する請求項10記載の知識
    獲得システム。
  13. 【請求項13】 前記有効性評価手段は、 前記累積頻度記憶手段の累積頻度により前記情報検索装
    置で検索された前記検索結果の対応関係の有効性を評価
    する請求項10及び11記載の知識獲得システム。
  14. 【請求項14】 多数の利用者が利用する情報検索サー
    ビスにおける検索キーの別名(エイリアス)を取得する
    知識取得システムにおいて、 請求項1乃至記載の情報検索装置と、 実際に問い合わせが生じた入力条件のみを別名として登
    録する別名登録手段を有することを特徴とする知識獲得
    システム。
  15. 【請求項15】 前記別名登録手段は、 前記情報検索装置によって入力条件を自動修正し、優先
    的に出力されたデータが当初の要求に適合すると利用者
    が承認したことを確認する適合確認手段と、 前記入力条件と適合性が確認されたデータの対応関係の
    有効性を評価する有効性評価手段と、 前記有効性評価手段により前記信頼性が高いと評価され
    た場合には、前記データの検索キーの別名として前記入
    力条件を登録する別名登録手段とを有する請求項14
    載の知識獲得システム。
  16. 【請求項16】 前記別名登録手段は、 修正された入力条件と適合性が確認されたデータの対応
    関係の累積頻度と、該データが検索された累積総数を記
    憶する累積頻度記憶手段を有する請求項14記載の知識
    獲得システム。
  17. 【請求項17】 前記有効性評価手段は、 前記累積頻度記憶手段の累積頻度により前記情報検索装
    置で検索された前記検索結果の対応関係の有効性を評価
    する請求項14及び15記載の知識獲得システム。
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