JP3456663B2 - 心臓整調用導線 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の関連する技術分野は外科
用電極導線、特に心臓の整調用及び監視用の導線であ
る。
用電極導線、特に心臓の整調用及び監視用の導線であ
る。
【0002】
【従来技術及びその課題】心臓外科処置はよく知られ、
組み合わせられた外科技術は患者に対する危険が非常に
小さくされた点にまで進歩した。心臓外科の最後に、患
者の心臓の心房又は心室の心筋内に整調用導線を一時的
に挿入することは、外科医にとって定型的なことであ
る。一時的な整調用導線の第1の目的は、心房及び心室
を整調する手段を提供することである。整調用導線は、
心電図を記録する手段も提供する。
組み合わせられた外科技術は患者に対する危険が非常に
小さくされた点にまで進歩した。心臓外科の最後に、患
者の心臓の心房又は心室の心筋内に整調用導線を一時的
に挿入することは、外科医にとって定型的なことであ
る。一時的な整調用導線の第1の目的は、心房及び心室
を整調する手段を提供することである。整調用導線は、
心電図を記録する手段も提供する。
【0003】通常の一時的整調用導線は、典型的には、
導電性ワイヤー及び心筋内への埋込みのための外科針よ
り構成される。針は、普通は、尖った末端及びワイヤー
の末端に取り付けられた手元側端部を持つ。ワイヤーの
手元側端部には、典型的には電極針が取り付けられる。
ワイヤーは、通常、絶縁部分及び絶縁物が取り除かれた
末端の導電部分を持つ。末端の導電部分が心臓の筋肉内
に設置される。電極針は、典型的には、胸腔壁を通して
押され(即ち、内部から外部に)、ワイヤーの絶縁部分
は貫通して半ば引かれる。電極針は通常の整調用及び監
視用の装置に接続される。
導電性ワイヤー及び心筋内への埋込みのための外科針よ
り構成される。針は、普通は、尖った末端及びワイヤー
の末端に取り付けられた手元側端部を持つ。ワイヤーの
手元側端部には、典型的には電極針が取り付けられる。
ワイヤーは、通常、絶縁部分及び絶縁物が取り除かれた
末端の導電部分を持つ。末端の導電部分が心臓の筋肉内
に設置される。電極針は、典型的には、胸腔壁を通して
押され(即ち、内部から外部に)、ワイヤーの絶縁部分
は貫通して半ば引かれる。電極針は通常の整調用及び監
視用の装置に接続される。
【0004】普通のワイヤーは、典型的にはステンレス
鋼のような多フィラメント導電性材料より作られる。導
線は生体融和性のポリマー被覆で絶縁される。ワイヤー
が外科医に対して通常の縫合糸と同様な触感を有するこ
とが重要である。これは、本技術においては「ハンド」
として知られる。
鋼のような多フィラメント導電性材料より作られる。導
線は生体融和性のポリマー被覆で絶縁される。ワイヤー
が外科医に対して通常の縫合糸と同様な触感を有するこ
とが重要である。これは、本技術においては「ハンド」
として知られる。
【0005】通常の心臓整調用導線は次のように使用さ
れることが普通である。まず、外科医は湾曲した外科用
の針を心筋内に差し込む。次に、外科医は、整調用導線
の絶縁されていない末端の導電性部分が外科針により形
成された針通路内に埋められるように、心筋を通して外
部まで針を押す。次いで、外科針は整調用ワイヤーから
切断され、そして選択的に整調用ワイヤーは縫合糸によ
り心臓に固定される。次に、外科医は、整調用ワイヤー
の手元側端部に連結された刻線付きの電極針を胸腔壁を
通して外に押し、電極針及び整調用ワイヤーの絶縁部分
のある長さが患者の胸の外に置かれる。次いで、電極針
が刻線で破断され、通常の整調用及び監視用の装置の適
切なレセプター内に挿入される。典型的には、導線は、
患者を安定にした後で、以下の方法により患者から取り
外される。外科医は監視用/整調用装置から電極針を外
す。次いで、外科医は、整調用ワイヤーの外部部分を握
って牽引力(即ち、軸方向で後ろ向きの力)を加えてこ
れを引き、これにより心筋から導線を引き胸壁を通して
出す。
れることが普通である。まず、外科医は湾曲した外科用
の針を心筋内に差し込む。次に、外科医は、整調用導線
の絶縁されていない末端の導電性部分が外科針により形
成された針通路内に埋められるように、心筋を通して外
部まで針を押す。次いで、外科針は整調用ワイヤーから
切断され、そして選択的に整調用ワイヤーは縫合糸によ
り心臓に固定される。次に、外科医は、整調用ワイヤー
の手元側端部に連結された刻線付きの電極針を胸腔壁を
通して外に押し、電極針及び整調用ワイヤーの絶縁部分
のある長さが患者の胸の外に置かれる。次いで、電極針
が刻線で破断され、通常の整調用及び監視用の装置の適
切なレセプター内に挿入される。典型的には、導線は、
患者を安定にした後で、以下の方法により患者から取り
外される。外科医は監視用/整調用装置から電極針を外
す。次いで、外科医は、整調用ワイヤーの外部部分を握
って牽引力(即ち、軸方向で後ろ向きの力)を加えてこ
れを引き、これにより心筋から導線を引き胸壁を通して
出す。
【0006】整調用導線はある種の特徴を持たねばなら
ないことが知られている。まず第1に、導線は極めて撓
み易く、かつ繰り返し曲げサイクルによる疲労故障に抵
抗しなければならない。承知のように、心臓病患者は2
又は3週間まで及びこれ以上の期間にわたり整調用導線
を定位置に置く。この期間中の患者による(心臓の鼓
動、呼吸及び歩行のような)通常の自発運動及び非自発
運動が、ワイヤーを繰り返し曲げるであろう。心臓整調
用導線についての別の要求は、心筋に埋められた導線
が、典型的な患者の運動及び活動により生じた典型的な
歪み及びストレスを受けたときに、定位置に留まるべき
ことである。しかし、埋められた導線は、これに軸方向
の力、即ち牽引力が加えられたとき、容易に心筋から抜
けるべきである。なお別の要求は、電気抵抗の小さな材
料で整調用導線を構成することである。更に、心臓整調
用導線は製造が容易であるべきである。更に別の要求
は、心臓導線が、通常の縫合糸と同様な「ハンド」を外
科医に与えるように十分な柔軟性がなければならないこ
とである。整調用導線の更に別の要求は、整調用導線が
耐食性で、毒性がなく、かつ非アレルギー性であるよう
な生体融和性である。
ないことが知られている。まず第1に、導線は極めて撓
み易く、かつ繰り返し曲げサイクルによる疲労故障に抵
抗しなければならない。承知のように、心臓病患者は2
又は3週間まで及びこれ以上の期間にわたり整調用導線
を定位置に置く。この期間中の患者による(心臓の鼓
動、呼吸及び歩行のような)通常の自発運動及び非自発
運動が、ワイヤーを繰り返し曲げるであろう。心臓整調
用導線についての別の要求は、心筋に埋められた導線
が、典型的な患者の運動及び活動により生じた典型的な
歪み及びストレスを受けたときに、定位置に留まるべき
ことである。しかし、埋められた導線は、これに軸方向
の力、即ち牽引力が加えられたとき、容易に心筋から抜
けるべきである。なお別の要求は、電気抵抗の小さな材
料で整調用導線を構成することである。更に、心臓整調
用導線は製造が容易であるべきである。更に別の要求
は、心臓導線が、通常の縫合糸と同様な「ハンド」を外
科医に与えるように十分な柔軟性がなければならないこ
とである。整調用導線の更に別の要求は、整調用導線が
耐食性で、毒性がなく、かつ非アレルギー性であるよう
な生体融和性である。
【0007】通常の心臓整調用導線は欠点を有すること
が知られている。代表的には、普通の整調用導線は、米
国特許第3125095号に明らかにされた多フィラメ
ントステンレス鋼縫合糸のような外側に電気絶縁性被覆
を持った多導体(フィラメント)ワイヤーを使用する。
多フィラメント整調用ワイヤーは、要求される「ハン
ド」、柔軟性及び耐疲労性は提供するが、外側絶縁物が
除去された部分におけるワイヤーの空間内への組織の成
長も許す。この組織は内向きに複雑に成長し、心臓から
の整調用導線の引き抜きを阻害することがある。更に、
製造の視点からは、多フィラメントワイヤーはこれによ
る作業が困難である。例えば、通常のワイヤーストリッ
パーを使用して多フィラメントワイヤーの絶縁被覆の総
てを剥ぎ取ることは困難である。フィラメント間の隙間
内の絶縁物の残渣は置き去りになることが普通である。
いかなる残渣絶縁物も整調及び監視に悪影響を与えるう
る。更に、多フィラメントワイヤーの使用時には、ワイ
ヤーを一時に切断しかつストランドの端末を溶接するこ
とが必要である。切断及び溶接は、ほどけることを防ぐ
ために同時に行わねばならない。切断され溶接された端
部が取付けのために外科針内に挿入されるときは、ワイ
ヤーの切断され溶接された端部と針との間に不十分な電
気的接続がありうることが知られている。この貧弱な電
気的接続は、切断及び溶接段階に起因する酸化又は貧弱
な物理的形状により生じうる。
が知られている。代表的には、普通の整調用導線は、米
国特許第3125095号に明らかにされた多フィラメ
ントステンレス鋼縫合糸のような外側に電気絶縁性被覆
を持った多導体(フィラメント)ワイヤーを使用する。
多フィラメント整調用ワイヤーは、要求される「ハン
ド」、柔軟性及び耐疲労性は提供するが、外側絶縁物が
除去された部分におけるワイヤーの空間内への組織の成
長も許す。この組織は内向きに複雑に成長し、心臓から
の整調用導線の引き抜きを阻害することがある。更に、
製造の視点からは、多フィラメントワイヤーはこれによ
る作業が困難である。例えば、通常のワイヤーストリッ
パーを使用して多フィラメントワイヤーの絶縁被覆の総
てを剥ぎ取ることは困難である。フィラメント間の隙間
内の絶縁物の残渣は置き去りになることが普通である。
いかなる残渣絶縁物も整調及び監視に悪影響を与えるう
る。更に、多フィラメントワイヤーの使用時には、ワイ
ヤーを一時に切断しかつストランドの端末を溶接するこ
とが必要である。切断及び溶接は、ほどけることを防ぐ
ために同時に行わねばならない。切断され溶接された端
部が取付けのために外科針内に挿入されるときは、ワイ
ヤーの切断され溶接された端部と針との間に不十分な電
気的接続がありうることが知られている。この貧弱な電
気的接続は、切断及び溶接段階に起因する酸化又は貧弱
な物理的形状により生じうる。
【0008】単フィラメントワイヤーの使用はこれらの
欠点の幾つかをなくす。しかし、普通の材料で作られた
単フィラメントワイヤーは心臓整調用導線に使用されて
きたが、これは適正な「ハンド」を持たずかつ疲労破損
又は事故になり易い欠点を持つ。
欠点の幾つかをなくす。しかし、普通の材料で作られた
単フィラメントワイヤーは心臓整調用導線に使用されて
きたが、これは適正な「ハンド」を持たずかつ疲労破損
又は事故になり易い欠点を持つ。
【0009】通常の整調用導線の別の欠点は、整調用導
線をどうにかして心筋内に固定しなければならないこと
である。これは、しばしば、普通の縫合糸材料を使用し
て電気導線を心臓の筋肉に定位置に縫合することにより
行われる。固定に要する付加的な縫合糸が心臓の傷口を
大きくしかつ整調用導線の除去を複雑化する。別の固定
方法は、整調用導線に末端側で固定された螺旋状の縫合
構造の使用である。例えば、米国特許第4341226
号は、心臓整調用及び監視用の目的の一時的な導線を開
示している。この導線は、取り付けられた外科用縫合糸
を有しかつ手元側が整調用導線の直ぐ末端で縫合糸内に
成型された手元側螺旋を有する湾曲針を持つ。この螺旋
縫合糸及び整調用導線が心筋内に位置決めされ、螺旋縫
合糸が心筋内での導線の固定を助ける。螺旋状固定用縫
合糸は、典型的には非導電性であり、この形式の心臓整
調用導線は、心筋と接触する導電面積が小さいことが普
通である。整調用導線を固定するなお別の方法は、完全
に絶縁された整調用導線を心筋内に挿入することを含
む。余分な長さは心筋を通して引かれる。外科医は、剥
ぎ取られた絶縁材料の小さな翼を2個形成しつつワイヤ
ーの一部分の両側から絶縁物を剥ぎ取る。次に、外科医
は導線に牽引力を加え、これにより余分の導線を引張
り、ワイヤーの剥ぎ取られた部分が心筋内にくるまで導
線を心筋内に戻す。絶縁物の翼は心筋の外部又は心筋に
残り、アンカーとして作用する。剥ぎ取りは、典型的に
はメスの刃で行われる。この固定方法は、導線の剥ぎ取
り作業を行うために余分な時間が必要なこと、並びにメ
スによる導線からの絶縁物の剥ぎ取りを試みる間の患者
及び外科医に対する危険性を含んだ多くの欠点を持つ。
線をどうにかして心筋内に固定しなければならないこと
である。これは、しばしば、普通の縫合糸材料を使用し
て電気導線を心臓の筋肉に定位置に縫合することにより
行われる。固定に要する付加的な縫合糸が心臓の傷口を
大きくしかつ整調用導線の除去を複雑化する。別の固定
方法は、整調用導線に末端側で固定された螺旋状の縫合
構造の使用である。例えば、米国特許第4341226
号は、心臓整調用及び監視用の目的の一時的な導線を開
示している。この導線は、取り付けられた外科用縫合糸
を有しかつ手元側が整調用導線の直ぐ末端で縫合糸内に
成型された手元側螺旋を有する湾曲針を持つ。この螺旋
縫合糸及び整調用導線が心筋内に位置決めされ、螺旋縫
合糸が心筋内での導線の固定を助ける。螺旋状固定用縫
合糸は、典型的には非導電性であり、この形式の心臓整
調用導線は、心筋と接触する導電面積が小さいことが普
通である。整調用導線を固定するなお別の方法は、完全
に絶縁された整調用導線を心筋内に挿入することを含
む。余分な長さは心筋を通して引かれる。外科医は、剥
ぎ取られた絶縁材料の小さな翼を2個形成しつつワイヤ
ーの一部分の両側から絶縁物を剥ぎ取る。次に、外科医
は導線に牽引力を加え、これにより余分の導線を引張
り、ワイヤーの剥ぎ取られた部分が心筋内にくるまで導
線を心筋内に戻す。絶縁物の翼は心筋の外部又は心筋に
残り、アンカーとして作用する。剥ぎ取りは、典型的に
はメスの刃で行われる。この固定方法は、導線の剥ぎ取
り作業を行うために余分な時間が必要なこと、並びにメ
スによる導線からの絶縁物の剥ぎ取りを試みる間の患者
及び外科医に対する危険性を含んだ多くの欠点を持つ。
【0010】心筋への整調用ワイヤーの取付けのこれら
の方法は、いずれも、整調用導線の除去が心筋にかなり
の傷口を作りうる危険性がある。加えて、米国特許第4
341226号に開示されたような整調用導線は、外科
針により心筋に形成された通路より直径が大きい導電性
部分を持つ。これは、導電性部分が挿入され又は除去さ
れるとき心筋に付加的なストレス又は傷口を生ずる。
の方法は、いずれも、整調用導線の除去が心筋にかなり
の傷口を作りうる危険性がある。加えて、米国特許第4
341226号に開示されたような整調用導線は、外科
針により心筋に形成された通路より直径が大きい導電性
部分を持つ。これは、導電性部分が挿入され又は除去さ
れるとき心筋に付加的なストレス又は傷口を生ずる。
【0011】この技術において要求されるものは、普通
の整調用導線の欠点を克服する新規な整調用導線であ
る。
の整調用導線の欠点を克服する新規な整調用導線であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、多導電体ワイヤ
ー式整調用導線の柔軟性を有する単導電体ワイヤーを有
する整調用導線を提供することが本発明の目的である。
ー式整調用導線の柔軟性を有する単導電体ワイヤーを有
する整調用導線を提供することが本発明の目的である。
【0013】通常の縫合糸と同様な「ハンド」を有する
整調用導線を提供することが本発明の別の目的である。
整調用導線を提供することが本発明の別の目的である。
【0014】通常の整調用導線に使用される固定用手段
より傷口の小さな一体式の固定用手段を有する整調用導
線を提供することが本発明のなお別の目的である。
より傷口の小さな一体式の固定用手段を有する整調用導
線を提供することが本発明のなお別の目的である。
【0015】外科針の最大寸法より小さいか又は等しい
最大直径を有する導電ワイヤーを有する整調用導線を提
供することが本発明の更に別の目的である。
最大直径を有する導電ワイヤーを有する整調用導線を提
供することが本発明の更に別の目的である。
【0016】導電性のアンカーのある整調用導線を提供
することが本発明のなお別の目的である。
することが本発明のなお別の目的である。
【0017】従って、新規な心臓整調用導線が明らかに
される。この整調用導線は、生物融和性の低弾性係数金
属で構成する導電ワイヤーを備える。このワイヤーは手
元側端部及び末端を持つ。このワイヤーは単フィラメン
ト導電体で構成される。心臓の筋肉内に挿入しかつこれ
を通すために、外科針が前記ワイヤーの末端に導電的に
取り付けられる。外部の整調用及び監視用の装置に接続
するために、ワイヤーの手元側端部に電極針が導電的に
取り付けられる。導線を心筋内に固定するために、ワイ
ヤーの末端内に一体のアンカーが形成される。
される。この整調用導線は、生物融和性の低弾性係数金
属で構成する導電ワイヤーを備える。このワイヤーは手
元側端部及び末端を持つ。このワイヤーは単フィラメン
ト導電体で構成される。心臓の筋肉内に挿入しかつこれ
を通すために、外科針が前記ワイヤーの末端に導電的に
取り付けられる。外部の整調用及び監視用の装置に接続
するために、ワイヤーの手元側端部に電極針が導電的に
取り付けられる。導線を心筋内に固定するために、ワイ
ヤーの末端内に一体のアンカーが形成される。
【0018】本発明のなお別の態様は心臓整調用導線で
ある。このワイヤーは、単フィラメント導電体を備え
る。ワイヤーは手元側端部と末端とを持つ。ワイヤーは
単フィラメント導電体を備える。心筋内に挿入しこれを
貫くために、外科針が前記ワイヤーの末端に導電的に取
り付けられる。外部の整調用又は監視用の装置への接続
のために、電極針がワイヤーの手元側端部に導電的に取
り付けられる。哺乳動物の心筋内に導線を固定するため
に、ワイヤーの末端に一体のアンカーが形成される。
ある。このワイヤーは、単フィラメント導電体を備え
る。ワイヤーは手元側端部と末端とを持つ。ワイヤーは
単フィラメント導電体を備える。心筋内に挿入しこれを
貫くために、外科針が前記ワイヤーの末端に導電的に取
り付けられる。外部の整調用又は監視用の装置への接続
のために、電極針がワイヤーの手元側端部に導電的に取
り付けられる。哺乳動物の心筋内に導線を固定するため
に、ワイヤーの末端に一体のアンカーが形成される。
【0019】本発明の別の態様は前述の心臓整調用導線
を使用した心臓の整調又は監視の方法である。この方法
は、外科針とアンカー手段を含んだ導電ワイヤーの末端
とを哺乳動物の心臓筋肉内に挿入することを含む。次い
で導電ワイヤー手段の手元側端部と共に電極針を哺乳動
物の胸壁を通して挿入し、更に電極手段を心臓整調用及
び/又は監視用の装置内に挿入する。そして、次に、哺
乳動物の心臓の整調及び/又は監視をする。
を使用した心臓の整調又は監視の方法である。この方法
は、外科針とアンカー手段を含んだ導電ワイヤーの末端
とを哺乳動物の心臓筋肉内に挿入することを含む。次い
で導電ワイヤー手段の手元側端部と共に電極針を哺乳動
物の胸壁を通して挿入し、更に電極手段を心臓整調用及
び/又は監視用の装置内に挿入する。そして、次に、哺
乳動物の心臓の整調及び/又は監視をする。
【0020】本発明のその他の特徴及び利点は、以下の
説明及び付属図面より明らかとなるであろう。
説明及び付属図面より明らかとなるであろう。
【0021】
【実施例】本発明の心臓整調用導線10が図1−6及び
図8A−Fに示される。図1を参照すれば、心臓整調用
導線10は、手元側端部22と末端24とを持った単フ
ィラメント、導電性、低弾性係数のワイヤー20を有す
ることが分かる。ワイヤー20は、末端の先端部25及
び手元側端部の先端部23も持つ。導電性、低弾性係数
のワイヤー20が電気絶縁被覆26を有することが見ら
れる。導電ワイヤー20の末端部分30から絶縁被覆の
部分が除去されたことが見られる。導電ワイヤー20の
少なくも部分30は電気信号の伝達及び受入れのために
心筋と電気的に接触する。部分30には一体のアンカー
手段35が形成される。
図8A−Fに示される。図1を参照すれば、心臓整調用
導線10は、手元側端部22と末端24とを持った単フ
ィラメント、導電性、低弾性係数のワイヤー20を有す
ることが分かる。ワイヤー20は、末端の先端部25及
び手元側端部の先端部23も持つ。導電性、低弾性係数
のワイヤー20が電気絶縁被覆26を有することが見ら
れる。導電ワイヤー20の末端部分30から絶縁被覆の
部分が除去されたことが見られる。導電ワイヤー20の
少なくも部分30は電気信号の伝達及び受入れのために
心筋と電気的に接触する。部分30には一体のアンカー
手段35が形成される。
【0022】外科針40は、末端42及び導電ワイヤー
20の末端の先端部25を取り付ける手元側の取付け用
凹所44を有することが見られる(図6参照)。導電ワ
イヤー20の末端の先端部25は針40の取付け用凹所
44内に差し込まれ、据込み、溶接、鑞付け、エポキシ
のような接着剤(例えば、導電性エポキシ)の機械的な
塗布による接着、絞り嵌め及び類似作業のような通常の
方法で取り付けられる。図6を参照すれば、末端の先端
部25は凹所44内への取付けを容易にするためにワイ
ヤー20より小さな直径のものであることが見られる。
凹所44における先端部25と針40との連結がワイヤ
ー20と針40との間の効果的な電気接続を与えるに十
分であることは、必要ではないが好ましい。
20の末端の先端部25を取り付ける手元側の取付け用
凹所44を有することが見られる(図6参照)。導電ワ
イヤー20の末端の先端部25は針40の取付け用凹所
44内に差し込まれ、据込み、溶接、鑞付け、エポキシ
のような接着剤(例えば、導電性エポキシ)の機械的な
塗布による接着、絞り嵌め及び類似作業のような通常の
方法で取り付けられる。図6を参照すれば、末端の先端
部25は凹所44内への取付けを容易にするためにワイ
ヤー20より小さな直径のものであることが見られる。
凹所44における先端部25と針40との連結がワイヤ
ー20と針40との間の効果的な電気接続を与えるに十
分であることは、必要ではないが好ましい。
【0023】針40は、典型的には、通常の末端の突き
刺し用尖端及び縫合糸又はワイヤーの受入れに適した凹
所44のある通常の手元側端部43を有する通常の湾曲
した心筋用外科針である。ワイヤー20の直径は、針4
0の最大の軸横断方向寸法(例えば直径)より小さいか
又はこれと等しいであろう。針40は、好ましくは、マ
ルテンサイトステンレス鋼、マレージングステンレス
鋼、メッキ炭素鋼、冷間引抜きオーステナイトステンレ
ス鋼及び同等品のような外科針の製造に普通に使用され
る導電性材料より作られる。しかし、もし付随するかも
しれないいかなる欠点も受け入れる意向であるならば、
針40を、外科針としての使用に必要な機械的特性を有
する非金属導電材料で作ることができる。
刺し用尖端及び縫合糸又はワイヤーの受入れに適した凹
所44のある通常の手元側端部43を有する通常の湾曲
した心筋用外科針である。ワイヤー20の直径は、針4
0の最大の軸横断方向寸法(例えば直径)より小さいか
又はこれと等しいであろう。針40は、好ましくは、マ
ルテンサイトステンレス鋼、マレージングステンレス
鋼、メッキ炭素鋼、冷間引抜きオーステナイトステンレ
ス鋼及び同等品のような外科針の製造に普通に使用され
る導電性材料より作られる。しかし、もし付随するかも
しれないいかなる欠点も受け入れる意向であるならば、
針40を、外科針としての使用に必要な機械的特性を有
する非金属導電材料で作ることができる。
【0024】導電ワイヤー20の手元側先端部23に電
極針60が取り付けられる。針60は、典型的には通常
の電極針であり、手元側先端62及び取付け用凹所65
を含んだ末端64を有する真っすぐな形状を持つ。電極
針60は、針の周囲を回って中央部に位置決めされた刻
線68を持つ。刻線68は十分な深さのものであり、従
って電子式の心臓整調用/監視用装置80内に挿入する
ために電極部分70を残して針60の手元側端部63を
容易に折り離せる。針60の末端64は、ワイヤー20
の手元側の先端部23を受け入れる取付け用の凹所65
を持つ。先端部23は、有効な電気的接触を提供するよ
うに凹所65内で針60と十分に機械的に組み合うよう
に取り付けなければならない。据込み、半田付け、鑞付
け、及び類似の方法を含んだ通常の取付け方法を使用で
きる。針60は、低レベルの電気信号を効果的に伝達す
るに十分な導電性を有するマルテンサイトステンレス
鋼、マレージングステンレス鋼、メッキ炭素鋼、冷間引
抜きオーステナイトステンレス鋼及び同等品のような通
常の材料より作られるであろう。電極針は、参考文献と
して組み入れられた米国特許第4010756号に明ら
かにされる。
極針60が取り付けられる。針60は、典型的には通常
の電極針であり、手元側先端62及び取付け用凹所65
を含んだ末端64を有する真っすぐな形状を持つ。電極
針60は、針の周囲を回って中央部に位置決めされた刻
線68を持つ。刻線68は十分な深さのものであり、従
って電子式の心臓整調用/監視用装置80内に挿入する
ために電極部分70を残して針60の手元側端部63を
容易に折り離せる。針60の末端64は、ワイヤー20
の手元側の先端部23を受け入れる取付け用の凹所65
を持つ。先端部23は、有効な電気的接触を提供するよ
うに凹所65内で針60と十分に機械的に組み合うよう
に取り付けなければならない。据込み、半田付け、鑞付
け、及び類似の方法を含んだ通常の取付け方法を使用で
きる。針60は、低レベルの電気信号を効果的に伝達す
るに十分な導電性を有するマルテンサイトステンレス
鋼、マレージングステンレス鋼、メッキ炭素鋼、冷間引
抜きオーステナイトステンレス鋼及び同等品のような通
常の材料より作られるであろう。電極針は、参考文献と
して組み入れられた米国特許第4010756号に明ら
かにされる。
【0025】導電ワイヤー20は、所要の電気特性、生
体融和性及び機械特性を有する単フィラメントの低弾性
係数の金属で作られるであろう。ここで使用される用語
「低弾性係数」は、1.4×105kg/cm2(2.0×
106psi)以下の引張り弾性係数を意味すると定義
される。用語「金属」は合金を含むと定義される。本発
明の導電ワイヤー20の形成に有用な金属は、典型的に
以下の特性を持つであろう。即ち、「ハンド」、低弾性
係数、良好な耐疲労性及び耐食性を含んだ生体融和性で
ある。使用可能な低弾性係数の例は、ニチノール、金−
カドミウム合金、チタン−ニオブ合金、ニッケル−チタ
ン−銅合金、ニッケル−チタン−白金合金及びニッケル
−チタン−パラジウム合金のような種々の形状記憶合金
を含む。これら合金は、典型的に次の組成を有するであ
ろう。即ち、ニッケルが50%又はそれ以下のニッケル
−チタン合金、銅が約5から約20%のニッケル−チタ
ン−銅合金、白金が約15%以上のニッケル−チタン−
白金合金、及びパラジウムが約18%以上のニッケル−
白金−パラジウム合金である。形状記憶効果合金とよく
呼ばれるニッケル−チタン合金を使用することが好まし
い。
体融和性及び機械特性を有する単フィラメントの低弾性
係数の金属で作られるであろう。ここで使用される用語
「低弾性係数」は、1.4×105kg/cm2(2.0×
106psi)以下の引張り弾性係数を意味すると定義
される。用語「金属」は合金を含むと定義される。本発
明の導電ワイヤー20の形成に有用な金属は、典型的に
以下の特性を持つであろう。即ち、「ハンド」、低弾性
係数、良好な耐疲労性及び耐食性を含んだ生体融和性で
ある。使用可能な低弾性係数の例は、ニチノール、金−
カドミウム合金、チタン−ニオブ合金、ニッケル−チタ
ン−銅合金、ニッケル−チタン−白金合金及びニッケル
−チタン−パラジウム合金のような種々の形状記憶合金
を含む。これら合金は、典型的に次の組成を有するであ
ろう。即ち、ニッケルが50%又はそれ以下のニッケル
−チタン合金、銅が約5から約20%のニッケル−チタ
ン−銅合金、白金が約15%以上のニッケル−チタン−
白金合金、及びパラジウムが約18%以上のニッケル−
白金−パラジウム合金である。形状記憶効果合金とよく
呼ばれるニッケル−チタン合金を使用することが好まし
い。
【0026】低弾性係数で単フィラメントの導電ワイヤ
ー20は、心臓整調用信号又は心筋の電気的な作動信号
の減衰の防止に十分な電気伝導率を有するであろう。こ
の材料の比電気抵抗は、典型的には約50から約200
μΩ・cm、より典型的には約60から約120μΩ・
cm、そして好ましくは約80から約100μΩ・cm
である。導電ワイヤー20は心臓病患者に埋込み中のワ
イヤー20の疲労破損又は引張り破損を効果的に防止す
るに十分な機械的強度及び耐疲労性を有するであろう。
更に、ワイヤー20は外科針20により心筋内に作られ
た組織通路内で固定用手段35が真っすぐになることを
防ぐに十分な降伏強さを有するであろう。典型的には、
ワイヤー20は、約2810kg/cm2(約4000
0psi)以下、より典型的には約2110kg/cm
2(約30000psi)以下、そして好ましくは約1
410kg/cm2(約20000psi)以下の降伏
強さを有するであろう。ワイヤー20は、参考文献とし
て組み込まれた米国薬局方(U.S.P.)に示された
1/0、2/0又は3/0のU.S.P.サイズを有す
るであろう。
ー20は、心臓整調用信号又は心筋の電気的な作動信号
の減衰の防止に十分な電気伝導率を有するであろう。こ
の材料の比電気抵抗は、典型的には約50から約200
μΩ・cm、より典型的には約60から約120μΩ・
cm、そして好ましくは約80から約100μΩ・cm
である。導電ワイヤー20は心臓病患者に埋込み中のワ
イヤー20の疲労破損又は引張り破損を効果的に防止す
るに十分な機械的強度及び耐疲労性を有するであろう。
更に、ワイヤー20は外科針20により心筋内に作られ
た組織通路内で固定用手段35が真っすぐになることを
防ぐに十分な降伏強さを有するであろう。典型的には、
ワイヤー20は、約2810kg/cm2(約4000
0psi)以下、より典型的には約2110kg/cm
2(約30000psi)以下、そして好ましくは約1
410kg/cm2(約20000psi)以下の降伏
強さを有するであろう。ワイヤー20は、参考文献とし
て組み込まれた米国薬局方(U.S.P.)に示された
1/0、2/0又は3/0のU.S.P.サイズを有す
るであろう。
【0027】図1に見られるように、ワイヤー20は、
被覆を通じての電気伝導を効果的に防ぐに十分な電気絶
縁性ポリマー被覆26を持つ。被覆26は、好ましくは
約0.051mm(約2.0ミル)から約1.270mm
(約50.0ミル)、より典型的には約0.051mm
(約2.0ミル)から約0.635mm(約25.0ミ
ル)、そして好ましくは約0.076mm(約3.0ミ
ル)から約0.2030mm(約8.0ミル)の厚さを有
するであろう。被覆26は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、テフロン(商品名、ポリテトラフルオロエチレ
ン)、弗化エチレンポリプロピレン、及びこれらの同等
品を含んだ通常の生体融和性ポリマー及びコポリマーを
含むであろう。絶縁被覆26は、スプレイ、ロール掛
け、刷毛塗り、押し出し及び同等作業のような通常の方
法で塗布されるであろう。また、収縮式の絶縁材料の管
を使用し、これをワイヤーの周りに同心状に置き十分な
エネルギーを加えて収縮させ、ワイヤー20と組み合わ
せて被覆26を形成することも可能である。
被覆を通じての電気伝導を効果的に防ぐに十分な電気絶
縁性ポリマー被覆26を持つ。被覆26は、好ましくは
約0.051mm(約2.0ミル)から約1.270mm
(約50.0ミル)、より典型的には約0.051mm
(約2.0ミル)から約0.635mm(約25.0ミ
ル)、そして好ましくは約0.076mm(約3.0ミ
ル)から約0.2030mm(約8.0ミル)の厚さを有
するであろう。被覆26は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、テフロン(商品名、ポリテトラフルオロエチレ
ン)、弗化エチレンポリプロピレン、及びこれらの同等
品を含んだ通常の生体融和性ポリマー及びコポリマーを
含むであろう。絶縁被覆26は、スプレイ、ロール掛
け、刷毛塗り、押し出し及び同等作業のような通常の方
法で塗布されるであろう。また、収縮式の絶縁材料の管
を使用し、これをワイヤーの周りに同心状に置き十分な
エネルギーを加えて収縮させ、ワイヤー20と組み合わ
せて被覆26を形成することも可能である。
【0028】整調用導線10のアンカー35は、典型的
には以下の方法で形成される。非絶縁部分30を作るた
めに、通常のワイヤー被覆の剥ぎ取り装置を使用して、
絶縁被覆26の1部分がワイヤー20の末端部分から除
去される。ワイヤー20の部分30は型を有する通常の
プレス装置内に送られ、この装置において十分な力が加
えられ、所望のアンカー形状又は波型に永久変形させら
れる。ある方法では、(図2に見られる)アンカー35
が、2個の回転可能に取り付けられかつ噛み合っている
歯車の間で部分30が転造され又はプレスされて作られ
る。アンカー35を形成するためには、アンカー35の
形状を部分30内に設ける上述のような機械的方法を含
んだ適宜の通常の方法が使用できる。
には以下の方法で形成される。非絶縁部分30を作るた
めに、通常のワイヤー被覆の剥ぎ取り装置を使用して、
絶縁被覆26の1部分がワイヤー20の末端部分から除
去される。ワイヤー20の部分30は型を有する通常の
プレス装置内に送られ、この装置において十分な力が加
えられ、所望のアンカー形状又は波型に永久変形させら
れる。ある方法では、(図2に見られる)アンカー35
が、2個の回転可能に取り付けられかつ噛み合っている
歯車の間で部分30が転造され又はプレスされて作られ
る。アンカー35を形成するためには、アンカー35の
形状を部分30内に設ける上述のような機械的方法を含
んだ適宜の通常の方法が使用できる。
【0029】アンカー35の数種の形状が図8A−8F
に示される。アンカー35に使用できる形状は、典型的
な患者の運動に応じて整調用導線10を針通路から外す
ことなしに心筋内に十分に固定する効果的な適宜の形状
を含む。形状は、例えば図8A−8Fに見られるような
全形又は半分の形状のサイン波、方形波、鋸歯状波、及
び歯車状波形、又はこれらの組合せを含んだ任意の普通
の波型を含む。波型は、典型的には所望の周期で繰り返
し、かつ心筋内で十分な固定作用を与えるに十分な振幅
を有するであろう。アンカーは(図3に示されるよう
に)2次元的又は3次元的の形状を有し、波型又は形状
はワイヤーの長手方向中心線の周りで周期的に回転する
形状である。アンカー35は波型が好ましいが、螺旋を
含み心筋にワイヤー20を固定するに効果的な種々の別
の形状とすることができる。
に示される。アンカー35に使用できる形状は、典型的
な患者の運動に応じて整調用導線10を針通路から外す
ことなしに心筋内に十分に固定する効果的な適宜の形状
を含む。形状は、例えば図8A−8Fに見られるような
全形又は半分の形状のサイン波、方形波、鋸歯状波、及
び歯車状波形、又はこれらの組合せを含んだ任意の普通
の波型を含む。波型は、典型的には所望の周期で繰り返
し、かつ心筋内で十分な固定作用を与えるに十分な振幅
を有するであろう。アンカーは(図3に示されるよう
に)2次元的又は3次元的の形状を有し、波型又は形状
はワイヤーの長手方向中心線の周りで周期的に回転する
形状である。アンカー35は波型が好ましいが、螺旋を
含み心筋にワイヤー20を固定するに効果的な種々の別
の形状とすることができる。
【0030】心臓筋肉の針通路からアンカー35を取り
出すための力は、アンカーの寸法及び形状並びに針通路
の長さ及び大きさにより変動する。この力は、典型的に
は約17gから約1000g、より典型的には約100
gから約300g、そして好ましくは約150gから約
300gである。
出すための力は、アンカーの寸法及び形状並びに針通路
の長さ及び大きさにより変動する。この力は、典型的に
は約17gから約1000g、より典型的には約100
gから約300g、そして好ましくは約150gから約
300gである。
【0031】アンカー35の典型的な振幅Aが図2に見
られる。振幅Aは、ワイヤー20の長手方向中心線の上
下の最大距離の和であると定義される。アンカー35の
振幅Aは、心筋内で整調用導線10を効果的に固定する
十分である。振幅Aは、典型的には約0.381mm
(約15ミル)から約1.905mm(約75ミル)、
より典型的には約0.508mm(約20ミル)から約
1.524mm(約60ミル)、そして好ましくは約0.
635mm(約25ミル)から約1.270mm(約5
0ミル)である。アンカー35が波型形状を有する場合
は、周波数は、心臓筋肉内で十分な保持を与えるに十分
であろう。周波数は、典型的には25.4mm(1イン
チ)当たり約1サイクルから約20サイクル、より典型
的には25.4mm(1インチ)当たり約5サイクルか
ら約15サイクル、そして好ましくは25.4mm(1
インチ)当たり約5サイクルから約10サイクルであ
る。
られる。振幅Aは、ワイヤー20の長手方向中心線の上
下の最大距離の和であると定義される。アンカー35の
振幅Aは、心筋内で整調用導線10を効果的に固定する
十分である。振幅Aは、典型的には約0.381mm
(約15ミル)から約1.905mm(約75ミル)、
より典型的には約0.508mm(約20ミル)から約
1.524mm(約60ミル)、そして好ましくは約0.
635mm(約25ミル)から約1.270mm(約5
0ミル)である。アンカー35が波型形状を有する場合
は、周波数は、心臓筋肉内で十分な保持を与えるに十分
であろう。周波数は、典型的には25.4mm(1イン
チ)当たり約1サイクルから約20サイクル、より典型
的には25.4mm(1インチ)当たり約5サイクルか
ら約15サイクル、そして好ましくは25.4mm(1
インチ)当たり約5サイクルから約10サイクルであ
る。
【0032】アンカー35の長さは、患者の型と所望の
引抜き力とを含んだ変数に応じて変動するであろう。ア
ンカー35の長さは、心臓筋肉内の針通路内での効果的
な保持を与えることにより心臓筋肉からの不慮の抜出し
を効果的に防止するに十分であろう。アンカー35の長
さは、典型的には約12.7mm(約0.5インチ)から
約76.2mm(約3.0インチ)、より典型的には約1
9.1mm(約0.75インチ)から約50.8mm(約
2.0インチ)、そして好ましくは約25.4mm(約
1.0インチ)から約38.1mm(約1.5インチ)で
ある。
引抜き力とを含んだ変数に応じて変動するであろう。ア
ンカー35の長さは、心臓筋肉内の針通路内での効果的
な保持を与えることにより心臓筋肉からの不慮の抜出し
を効果的に防止するに十分であろう。アンカー35の長
さは、典型的には約12.7mm(約0.5インチ)から
約76.2mm(約3.0インチ)、より典型的には約1
9.1mm(約0.75インチ)から約50.8mm(約
2.0インチ)、そして好ましくは約25.4mm(約
1.0インチ)から約38.1mm(約1.5インチ)で
ある。
【0033】適正な「ハンド」を持つために、心臓整調
用導線20は、ワイヤーの部分20が通常の縫合糸と同
様な触感又は剛性(即ち「ハンド」)を持たねばならな
い。通常の外科用縫合糸は、典型的には、ポリプロピレ
ン、ダクロンポリエステル及び生体吸収性材料のような
材料で作られる。通常の縫合糸の弾性係数は、約703
0kg/cm2(約100000psi)から約140
600kg/cm2(約2000000psi)の範囲
である。従って、ワイヤー20を作るに適した材料の弾
性係数は、通常の縫合糸と比較しうる「ハンド」を効果
的に与えるに十分であろう。弾性係数は、典型的には約
7.0×104kg/cm2(約1×106psi)から約
1.4×105kg/cm2(約2×106psi)、より
典型的には約8.4×104kg/cm2(約1.2×10
6psi)から約1.3×105kg/cm2(約1.8×
106psi)、そして好ましくは約9.8×104kg
/cm2(約1.4×106psi)から約1.1×105
kg/cm2(約1.6×106psi)である。図7
に、それぞれ316ステンレス鋼及びニチノールに対す
る曲線を示す応力対歪み線図が示される。普通の縫合糸
と同様な「ハンド」を有するニチノールがステンレス鋼
よりかなり小さな応力値において大きな歪み%を受ける
ことが見られる。この挙動は望ましい「ハンド」を有す
る低弾性係数材料の特徴である。
用導線20は、ワイヤーの部分20が通常の縫合糸と同
様な触感又は剛性(即ち「ハンド」)を持たねばならな
い。通常の外科用縫合糸は、典型的には、ポリプロピレ
ン、ダクロンポリエステル及び生体吸収性材料のような
材料で作られる。通常の縫合糸の弾性係数は、約703
0kg/cm2(約100000psi)から約140
600kg/cm2(約2000000psi)の範囲
である。従って、ワイヤー20を作るに適した材料の弾
性係数は、通常の縫合糸と比較しうる「ハンド」を効果
的に与えるに十分であろう。弾性係数は、典型的には約
7.0×104kg/cm2(約1×106psi)から約
1.4×105kg/cm2(約2×106psi)、より
典型的には約8.4×104kg/cm2(約1.2×10
6psi)から約1.3×105kg/cm2(約1.8×
106psi)、そして好ましくは約9.8×104kg
/cm2(約1.4×106psi)から約1.1×105
kg/cm2(約1.6×106psi)である。図7
に、それぞれ316ステンレス鋼及びニチノールに対す
る曲線を示す応力対歪み線図が示される。普通の縫合糸
と同様な「ハンド」を有するニチノールがステンレス鋼
よりかなり小さな応力値において大きな歪み%を受ける
ことが見られる。この挙動は望ましい「ハンド」を有す
る低弾性係数材料の特徴である。
【0034】本発明の心臓整調用導線10は、典型的に
は図4A、B及び図5に示されるような以下の方法で使
用される。通常の心臓外科処置が行われた後、整調用導
線10の針40が患者の心房又は心室の心膜を通してそ
の中に挿入され、針は先端部42が露出するまで押され
る(これにより心臓筋肉内に針通路が作られる)。次い
で、外科医は、外科用つかみ具により先端部42をつか
み、導電ワイヤー20のアンカー35が心臓筋肉の定位
置において整調用導線10を効果的に固定するに十分で
あるまで、心臓筋肉を通して針を引き抜く。次に、針4
0がワイヤー20の末端24から切り離される。次い
で、外科医は、電極針60の末端63が胸腔壁の外側を
通って突き出るまで、患者の胸腔壁内の肋間を通して胸
腔内部から外向きに針60を押す。次いで、外科医は、
通常の針つかみ具又は保持具により針の端部63をつか
み、胸腔壁を通して針60及びワイヤー20の絶縁され
た手元側を押す。次に、外科医は、針60の手元側端部
63及び末端64をつかんで刻線68の周りに曲げモー
メントを加えて壊し、端部63を針60から分離させ
る。次いで、医師は、針60の電極部分70を心臓整調
用/監視用装置80のレセプター内に差し込む。心臓整
調用導線10は患者の心膜と心臓整調用/監視用装置8
0との間の電気接続として作用する。患者の心臓は、心
臓整調用導線10を通じて心臓整調用/監視用装置80
により監視され、又は整調される。
は図4A、B及び図5に示されるような以下の方法で使
用される。通常の心臓外科処置が行われた後、整調用導
線10の針40が患者の心房又は心室の心膜を通してそ
の中に挿入され、針は先端部42が露出するまで押され
る(これにより心臓筋肉内に針通路が作られる)。次い
で、外科医は、外科用つかみ具により先端部42をつか
み、導電ワイヤー20のアンカー35が心臓筋肉の定位
置において整調用導線10を効果的に固定するに十分で
あるまで、心臓筋肉を通して針を引き抜く。次に、針4
0がワイヤー20の末端24から切り離される。次い
で、外科医は、電極針60の末端63が胸腔壁の外側を
通って突き出るまで、患者の胸腔壁内の肋間を通して胸
腔内部から外向きに針60を押す。次いで、外科医は、
通常の針つかみ具又は保持具により針の端部63をつか
み、胸腔壁を通して針60及びワイヤー20の絶縁され
た手元側を押す。次に、外科医は、針60の手元側端部
63及び末端64をつかんで刻線68の周りに曲げモー
メントを加えて壊し、端部63を針60から分離させ
る。次いで、医師は、針60の電極部分70を心臓整調
用/監視用装置80のレセプター内に差し込む。心臓整
調用導線10は患者の心膜と心臓整調用/監視用装置8
0との間の電気接続として作用する。患者の心臓は、心
臓整調用導線10を通じて心臓整調用/監視用装置80
により監視され、又は整調される。
【0035】患者が、もはや心臓の監視及び整調が不要
なように十分に安定し回復した後に、最初に、心臓整調
用/監視用装置から電極針60の電極部分70の接続を
外すことにより整調用導線10が外される。次いで、外
科医は、心臓整調用導線10に軸方向で手元側方向の力
を加えることにより引張り力を加え、患者の胸壁を通し
て組立体を引いてアンカー32とワイヤー20とを取り
去る。
なように十分に安定し回復した後に、最初に、心臓整調
用/監視用装置から電極針60の電極部分70の接続を
外すことにより整調用導線10が外される。次いで、外
科医は、心臓整調用導線10に軸方向で手元側方向の力
を加えることにより引張り力を加え、患者の胸壁を通し
て組立体を引いてアンカー32とワイヤー20とを取り
去る。
【0036】以下の例は、これに限定するものではない
が、本発明の原理と実施との説明である。
が、本発明の原理と実施との説明である。
【0037】実施例1
直径0.381mm(15ミル)のニチノールワイヤー
20が心臓整調用導線10の製造に使用された。ニチノ
ールの組成は49.5%ニッケル及び50.5%チタンで
ある。絶縁体26の末端部分30は、通常のワイヤース
トリッパー装置を使用して除去された。アンカー35
は、ワイヤー20の末端部分30を回転歯車の組を通し
て走らせることによりワイヤー20に形成された。アン
カー35は図2に見られるような波型の形状を持つ。ワ
イヤー20の末端の先端部25に通常の外科針40が据
え込まれる。導線10は心臓外科で使用される2種の通
常技術を用いて豚の心臓内に埋め込まれた。第1の技術
を使用し、導線10は心膜を通過して、アンカー35が
右心室の心筋内に埋め込まれた。第2の技術を使用し、
導線10のアンカー35が心膜切除後の左心室に埋め込
まれた。
20が心臓整調用導線10の製造に使用された。ニチノ
ールの組成は49.5%ニッケル及び50.5%チタンで
ある。絶縁体26の末端部分30は、通常のワイヤース
トリッパー装置を使用して除去された。アンカー35
は、ワイヤー20の末端部分30を回転歯車の組を通し
て走らせることによりワイヤー20に形成された。アン
カー35は図2に見られるような波型の形状を持つ。ワ
イヤー20の末端の先端部25に通常の外科針40が据
え込まれる。導線10は心臓外科で使用される2種の通
常技術を用いて豚の心臓内に埋め込まれた。第1の技術
を使用し、導線10は心膜を通過して、アンカー35が
右心室の心筋内に埋め込まれた。第2の技術を使用し、
導線10のアンカー35が心膜切除後の左心室に埋め込
まれた。
【0038】埋め込まれた導線10は、インストロン
(商品名 Instron)引張り試験機で手元側端部
22をつかみ一定の上向きの力を加えて引き抜いた。引
抜き力が時間の関数として記録された。比較のために極
大引抜き力が使用された。試験結果は表に揚げられる。
(商品名 Instron)引張り試験機で手元側端部
22をつかみ一定の上向きの力を加えて引き抜いた。引
抜き力が時間の関数として記録された。比較のために極
大引抜き力が使用された。試験結果は表に揚げられる。
【0039】
【表1】
表
識別番号 振幅 周波数 引抜き力
(mm) (25.4mm当たりサイクル数) (g)
48. 5.1 a 37 9 362.2
48. 3.1 a 44 9 498.1
48. 0.1 a 50 9 679.2
30.17.2 a 26 7 127.4
30.17.1 a 26 7 172.6
30.12.1 a 51 7 407.5
30.7.2 a 63 7 452.8
30.7.1 a 63 7 430.2
48. 5.2 b 37 9 82.1
48. 5.3 b 37 9 152.8
48. 3.3 b 44 9 62.3
48. 3.2 b 44 9 288.7
48. 0.2 b 50 9 308.5
48. 0.3 b 50 9 370.7
30.17.3 b 26 7 17.0
30.12.3 b 51 7 243.4
30.12.2 b 51 7 172.6
30. 7.3 b 63 7 99.1
注:a= 心膜を通る埋込み
b= 心膜切除
本発明の整調用導線10の極大引抜き力はアンカー形状
の振幅及び周波数の関数として変動する。典型的なアン
カー形状が図7A−7に図示される。この例において
は、周波数の高いアンカーが与えられた振幅に対してよ
り高い極大引抜き力を持つ。振幅が増大すると、引抜き
力もまた大きくなる。各試験に対するアンカーの振幅と
周波数とは表に列挙される。
の振幅及び周波数の関数として変動する。典型的なアン
カー形状が図7A−7に図示される。この例において
は、周波数の高いアンカーが与えられた振幅に対してよ
り高い極大引抜き力を持つ。振幅が増大すると、引抜き
力もまた大きくなる。各試験に対するアンカーの振幅と
周波数とは表に列挙される。
【0040】実施例2
通常の外科準備技術を使用して心臓外科用に哺乳動物が
準備された。外科医は胸骨を切開し胸部拡張器により肋
骨を広げて患者の胸腔内に入る。次いで、通常の心臓バ
イパス外科処置が行われる。外科処置の最後に、外科医
は、心膜を通して左心室の心筋内に針40を挿入して心
臓整調用導線10を埋め込む。針40は、アンカー35
が針40により形成された通路内の定位置に設置される
まで、普通の針保持具により心筋を通って引かれる。次
いで、針40はワイヤー20の末端24から切り離され
胸腔から取り出される。次に、外科医は、刻線68のあ
る電極針60を、肋間で患者の胸壁を通して押し、針の
尖端62を患者の胸壁を通して突き出させる。次いで、
外科医は、通常の針つかみ具で針60の端部63をつか
み、針60及び胸壁を通るワイヤー20を引く。次い
で、外科医は、電極針60を刻線68に隣接して折り離
し、カルフォルニア州シリマーのペースセッター・シス
テムズ社製造の2室式外部ペースメーカー、モデル30
70又は同等品のような通常の心臓整調用/監視用装置
80内に電極70を差し込む。患者の心臓は、整調用導
線10を経て装置80により監視され整調される。ワイ
ヤー20は通常の縫合糸と同様な「ハンド」を持つ。整
調用導線10は、治療期間中、患者内に留まる。アンカ
ー35は導電部分30を効果的に心筋内に保持する。整
調及び監視がもはや不要であるように患者が回復する
と、外科医が、電極70を整調用/監視用装置80から
外し、ワイヤー40とアンカー35とが心筋から引き抜
かれ患者の胸壁を通って外に出るようにワイヤー20の
手元側端部をつかみ、外向きに引張ることにより、整調
用導線10が外される。
準備された。外科医は胸骨を切開し胸部拡張器により肋
骨を広げて患者の胸腔内に入る。次いで、通常の心臓バ
イパス外科処置が行われる。外科処置の最後に、外科医
は、心膜を通して左心室の心筋内に針40を挿入して心
臓整調用導線10を埋め込む。針40は、アンカー35
が針40により形成された通路内の定位置に設置される
まで、普通の針保持具により心筋を通って引かれる。次
いで、針40はワイヤー20の末端24から切り離され
胸腔から取り出される。次に、外科医は、刻線68のあ
る電極針60を、肋間で患者の胸壁を通して押し、針の
尖端62を患者の胸壁を通して突き出させる。次いで、
外科医は、通常の針つかみ具で針60の端部63をつか
み、針60及び胸壁を通るワイヤー20を引く。次い
で、外科医は、電極針60を刻線68に隣接して折り離
し、カルフォルニア州シリマーのペースセッター・シス
テムズ社製造の2室式外部ペースメーカー、モデル30
70又は同等品のような通常の心臓整調用/監視用装置
80内に電極70を差し込む。患者の心臓は、整調用導
線10を経て装置80により監視され整調される。ワイ
ヤー20は通常の縫合糸と同様な「ハンド」を持つ。整
調用導線10は、治療期間中、患者内に留まる。アンカ
ー35は導電部分30を効果的に心筋内に保持する。整
調及び監視がもはや不要であるように患者が回復する
と、外科医が、電極70を整調用/監視用装置80から
外し、ワイヤー40とアンカー35とが心筋から引き抜
かれ患者の胸壁を通って外に出るようにワイヤー20の
手元側端部をつかみ、外向きに引張ることにより、整調
用導線10が外される。
【0041】本発明の心臓整調用導線10は多くの利点
を持つ。低弾性係数のワイヤー20は単フィラメントで
あるが、多フィラメントワイヤーに伴う欠点なしに通常
の多フィラメントワイヤーの「ハンド」を持つ。導線1
0は多フィラメント導線よりも製造が容易であるが、な
おかつ所要の電気的特性及び機械的特性を持つ。導線1
0に形成された一体式のアンカー35は、縫合又は別の
固定用要素のいずれをも必要としない固定法を提供す
る。更に、単フィラメントワイヤー20を有する導線1
0は多フィラメントの整調用導線と組み合わせられた組
織の浸潤を最小にし又は無くす。
を持つ。低弾性係数のワイヤー20は単フィラメントで
あるが、多フィラメントワイヤーに伴う欠点なしに通常
の多フィラメントワイヤーの「ハンド」を持つ。導線1
0は多フィラメント導線よりも製造が容易であるが、な
おかつ所要の電気的特性及び機械的特性を持つ。導線1
0に形成された一体式のアンカー35は、縫合又は別の
固定用要素のいずれをも必要としない固定法を提供す
る。更に、単フィラメントワイヤー20を有する導線1
0は多フィラメントの整調用導線と組み合わせられた組
織の浸潤を最小にし又は無くす。
【0042】本発明はその詳細な実施例に関し図示され
説明されたが、本発明の精神及び範囲から離れることな
くその形式及び詳細における種々の変更をなし得ること
が熟練技術者により理解されるであろう。
説明されたが、本発明の精神及び範囲から離れることな
くその形式及び詳細における種々の変更をなし得ること
が熟練技術者により理解されるであろう。
【0043】本発明の実施態様は次の通りである。
【0044】1. 約140600kg/cm2(約2
000000psi)より小さな弾性係数を有する低弾
性係数で生体融和性金属の単フィラメントを備えた導電
ワイヤー手段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部
と末端とを有する導電ワイヤー手段;哺乳動物の心臓内
に整調用導線を固定するために効果的な前記ワイヤー手
段の末端に形成されたアンカー手段;前記ワイヤー手段
の末端に取り付けられた外科針手段;及び前記ワイヤー
手段の手元側端部に導電的に取り付けられた電極手段を
備えた心臓整調用導線。
000000psi)より小さな弾性係数を有する低弾
性係数で生体融和性金属の単フィラメントを備えた導電
ワイヤー手段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部
と末端とを有する導電ワイヤー手段;哺乳動物の心臓内
に整調用導線を固定するために効果的な前記ワイヤー手
段の末端に形成されたアンカー手段;前記ワイヤー手段
の末端に取り付けられた外科針手段;及び前記ワイヤー
手段の手元側端部に導電的に取り付けられた電極手段を
備えた心臓整調用導線。
【0045】2.導電ワイヤー手段が少なくも部分的に
電気絶縁材料で被覆されかつワイヤーの末端が被覆され
ない実施態様1の心臓整調用導線。
電気絶縁材料で被覆されかつワイヤーの末端が被覆され
ない実施態様1の心臓整調用導線。
【0046】3.外科針手段が末端の突き刺し用尖端部
及びワイヤー手段の末端を受け入れる手元側凹所を有す
る湾曲した外科針を備える実施態様1の心臓整調用導
線。
及びワイヤー手段の末端を受け入れる手元側凹所を有す
る湾曲した外科針を備える実施態様1の心臓整調用導
線。
【0047】4.電極手段が電極針を備え、この電極針
は一方の端部の突き刺し用尖端部及び導電ワイヤー手段
の手元側端部を受け入れるための他方の端部の凹所を備
える実施態様1の心臓整調用導線。
は一方の端部の突き刺し用尖端部及び導電ワイヤー手段
の手元側端部を受け入れるための他方の端部の凹所を備
える実施態様1の心臓整調用導線。
【0048】5.電極針の突き刺し用尖端部を針の本体
部から折り離し得るように電極針が刻線手段を更に備え
る実施態様4の心臓整調用導線。
部から折り離し得るように電極針が刻線手段を更に備え
る実施態様4の心臓整調用導線。
【0049】6.アンカー手段がワイヤーの末端部に形
成された波型を備える実施態様1の心臓整調用導線。
成された波型を備える実施態様1の心臓整調用導線。
【0050】7.金属がニチノールを含む実施態様1の
心臓整調用導線。
心臓整調用導線。
【0051】8.波型が方形波を含む実施態様6の心臓
整調用導線。
整調用導線。
【0052】9.波型がサイン波を含む実施態様6の心
臓整調用導線。
臓整調用導線。
【0053】10.波型が歯車波形を含む実施態様6の
心臓整調用導線。
心臓整調用導線。
【0054】11.導電ワイヤー手段が弾性係数約7.
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
4×105kg/cm2(約2×106psi)を有する
低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備える
実施態様1の心臓整調用導線。 12. 約140600kg/cm2(約200000
0psi)より小さな弾性係数を有する低弾性係数で生
体融和性金属の単フィラメントを備えた導電ワイヤー手
段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部と末端とを
有する導電ワイヤー手段;及び哺乳動物の心臓内に整調
用導線を固定するために効果的な前記ワイヤー手段の末
端に形成されたアンカー手段;を備えた心臓整調用ワイ
ヤー。
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
4×105kg/cm2(約2×106psi)を有する
低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備える
実施態様1の心臓整調用導線。 12. 約140600kg/cm2(約200000
0psi)より小さな弾性係数を有する低弾性係数で生
体融和性金属の単フィラメントを備えた導電ワイヤー手
段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部と末端とを
有する導電ワイヤー手段;及び哺乳動物の心臓内に整調
用導線を固定するために効果的な前記ワイヤー手段の末
端に形成されたアンカー手段;を備えた心臓整調用ワイ
ヤー。
【0055】13.導電ワイヤー手段が少なくも部分的
に電気絶縁材料で塗装されかつワイヤーの末端が塗装さ
れない実施態様12の心臓整調用導線。
に電気絶縁材料で塗装されかつワイヤーの末端が塗装さ
れない実施態様12の心臓整調用導線。
【0056】14.アンカー手段がワイヤーの末端に形
成された波型を備える実施態様12の心臓整調用導線。
成された波型を備える実施態様12の心臓整調用導線。
【0057】15.金属がニチノールを含んだ実施態様
12の心臓整調用導線。
12の心臓整調用導線。
【0058】16.波型が方形波を含んだ実施態様14
の心臓整調用導線。
の心臓整調用導線。
【0059】17.波型がサイン波を含んだ実施態様1
4の心臓整調用導線。
4の心臓整調用導線。
【0060】18.波型が歯車波である実施態様14の
心臓整調用導線。
心臓整調用導線。
【0061】19.導電ワイヤー手段が弾性係数約7.
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
4×105kg/cm2(約2×106psi)を有する
低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備えた
実施態様12の心臓整調用導線。
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
4×105kg/cm2(約2×106psi)を有する
低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備えた
実施態様12の心臓整調用導線。
【0062】20.心臓整調用導線を使用した心臓の整
調又は監視のための方法にして、この導線が約1406
00kg/cm2(約2000000psi)より小さ
な弾性係数を有する低弾性係数で生体融和性金属の単フ
ィラメントを備えた導電ワイヤー手段であって、前記ワ
イヤー手段が手元側端部と末端とを有する導電ワイヤー
手段;哺乳動物の心臓内に整調用導線を固定するために
効果的な前記ワイヤー手段の末端に形成されたアンカー
手段;前記ワイヤー手段の末端に取り付けられた外科針
手段;及び前記ワイヤー手段の手元側端部に導電的に取
り付けられた電極手段を備え、この方法は外科針及び少
なくアンカー手段の部分を哺乳動物の心臓に挿入し;外
科針を除去し;電極手段を整調用及び監視用の装置内に
挿入し;そして心臓を監視しかつ整調を行う諸段階を含
んだ方法。
調又は監視のための方法にして、この導線が約1406
00kg/cm2(約2000000psi)より小さ
な弾性係数を有する低弾性係数で生体融和性金属の単フ
ィラメントを備えた導電ワイヤー手段であって、前記ワ
イヤー手段が手元側端部と末端とを有する導電ワイヤー
手段;哺乳動物の心臓内に整調用導線を固定するために
効果的な前記ワイヤー手段の末端に形成されたアンカー
手段;前記ワイヤー手段の末端に取り付けられた外科針
手段;及び前記ワイヤー手段の手元側端部に導電的に取
り付けられた電極手段を備え、この方法は外科針及び少
なくアンカー手段の部分を哺乳動物の心臓に挿入し;外
科針を除去し;電極手段を整調用及び監視用の装置内に
挿入し;そして心臓を監視しかつ整調を行う諸段階を含
んだ方法。
【0063】21.導電ワイヤー手段が少なくも部分的
に電気絶縁材料で塗装されかつワイヤーの末端が塗装さ
れない実施態様20の方法。
に電気絶縁材料で塗装されかつワイヤーの末端が塗装さ
れない実施態様20の方法。
【0064】22.外科針手段が末端の突き刺し用尖端
部及びワイヤー手段の末端を受け入れる手元側凹所を有
する湾曲した外科針を備える実施態様20の方法。
部及びワイヤー手段の末端を受け入れる手元側凹所を有
する湾曲した外科針を備える実施態様20の方法。
【0065】23.電極手段が電極針を備え、この電極
針は一方の端部の突き刺し用尖端部及び導電ワイヤー手
段の手元側端部を受け入れるための他方の端部の凹所を
備える実施態様20の方法。
針は一方の端部の突き刺し用尖端部及び導電ワイヤー手
段の手元側端部を受け入れるための他方の端部の凹所を
備える実施態様20の方法。
【0066】24.針の突き刺し用尖端部を針の本体部
から折り離し得るように電極針が刻線手段を更に備える
実施態様23の方法。
から折り離し得るように電極針が刻線手段を更に備える
実施態様23の方法。
【0067】25.アンカー手段がワイヤーの末端部に
形成された波型を備える実施態様20の方法。
形成された波型を備える実施態様20の方法。
【0068】26.金属がニチノールを含む実施態様2
0の方法。
0の方法。
【0069】27.波型が方形波を含む実施態様25の
方法。
方法。
【0070】28.波型がサイン波を含む実施態様25
の方法。
の方法。
【0071】29.波型が歯車波形を含む実施態様25
の方法。
の方法。
【0072】30.導電ワイヤー手段が弾性係数約7.
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
1×105kg/cm2(約1.6×106psi)を有す
る低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備え
る実施態様20の方法。
0×104kg/cm2(約1×106psi)から約1.
1×105kg/cm2(約1.6×106psi)を有す
る低弾性係数の生体融和性金属の単フィラメントを備え
る実施態様20の方法。
【図1】本発明の心臓整調用ワイヤーの斜視図である。
【図2】例1において使用された本発明の心臓整調用ワ
イヤーのアンカー手段の平面図である。
イヤーのアンカー手段の平面図である。
【図3】本発明の心臓整調用ワイヤーのアンカー手段の
3次元式実施例の斜視図である。
3次元式実施例の斜視図である。
【図4】哺乳動物の心臓内に設置された本発明の心臓整
調用ワイヤーを示す連続図面である。
調用ワイヤーを示す連続図面である。
【図5】哺乳動物の心臓内に設置された本発明の心臓整
調用ワイヤーを示す連続図面である。
調用ワイヤーを示す連続図面である。
【図6】外科針と整調用ワイヤーの細くされた末端との
接続を示すワイヤーの実施例の斜視図である。
接続を示すワイヤーの実施例の斜視図である。
【図7】ニチノール及びタイプ316ステンレス鋼の引
張り曲線の比較を示すグラフである。
張り曲線の比較を示すグラフである。
【図8】本発明の整調用導線の種々のアンカー形状を示
す。
す。
10 心臓整調用導線
20 ワイヤー
35 アンカー手段
40 針
60 電極針
80 心臓整調用/監視用装置
フロントページの続き
(72)発明者 テイモシー・エイ・サーデリス
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州
08873サマーセツト・オールドレインハ
イウツド(番地なし)
(72)発明者 レオン・ケイ・スタングリーズ
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州ミド
ルセツクス・フルトンストリート400
(72)発明者 トーマス・エイ・アスタリタ
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州
08822フレミントン・ユウイングドライ
ブ7
(56)参考文献 特開 平2−65875(JP,A)
仏国特許出願公開2670116(FR,A
1)
米国特許4010756(US,A)
米国特許4633880(US,A)
国際公開91/8005(WO,A1)
国際公開92/15363(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61N 1/05
Claims (3)
- 【請求項1】 約140600kg/cm2(約200
0000psi)より小さな弾性係数を有する低弾性係
数で生体融和性金属の単フィラメントを備えた導電ワイ
ヤー手段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部と末
端とを有する導電ワイヤー手段; 哺乳動物の心臓内に整調用導線を固定するために効果的
な前記ワイヤー手段の末端に形成されたアンカー手段; 前記ワイヤー手段の末端に取り付けられた外科針手段;
及び前記ワイヤー手段の手元側端部に導電的に取り付け
られた電極手段を備えた心臓整調用導線。 - 【請求項2】 約140600kg/cm2(約2000
000psi)より小さな弾性係数を有する低弾性係数
で生体融和性金属の単フィラメントを備えた導電ワイヤ
ー手段であって、前記ワイヤー手段が手元側端部と末端
とを有する導電ワイヤー手段;及び哺乳動物の心臓内に
整調用導線を固定するために効果的な前記ワイヤー手段
の末端に形成されたアンカー手段; を備えた心臓整調用ワイヤー。 - 【請求項3】 約140600kg/cm 2 (約200
0000psi)より小さな弾性係数を有する低弾性係
数で生体融和性金属の単フィラメントを備え、手元側端
部と末端とを有する導電ワイヤー手段であって、少なく
とも部分的に電気絶縁性物質で被覆されており、その末
端は被覆されていない導電ワイヤー手段; 哺乳動物の心臓内に整調用導線を固定するために効果的
な前記ワイヤー手段の末端に形成されたアンカー手段; 前記ワイヤー手段の末端に取り付けられた外科針手段で
あって、末端に突き刺し用先端を、手元部に上記ワイヤ
ー手段の末端を受け入れる凹所を有する湾曲した外科針
からなる外科針手段;及び 前記ワイヤー手段の手元側端
部に導電的に取り付けられた電極手段であって、その電
極手段は、一端に突き刺し用先端を、他端に導電ワイヤ
ー手段の手元側端 部を受け入れる凹所を有する電極針か
らなっており、その電極針はさらに上記突き刺し用先端
が針本体から破断され得るように刻線手段を有してい
る、電極手段、 を備えた心臓整調用導線。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/947,207 US5350419A (en) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | Cardiac pacing lead |
US947207 | 1992-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289647A JPH07289647A (ja) | 1995-11-07 |
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Family
ID=25485732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25650993A Expired - Fee Related JP3456663B2 (ja) | 1992-09-18 | 1993-09-20 | 心臓整調用導線 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5350419A (ja) |
EP (1) | EP0589633B1 (ja) |
JP (1) | JP3456663B2 (ja) |
AU (1) | AU665273B2 (ja) |
BR (1) | BR9303838A (ja) |
DE (1) | DE69327695T2 (ja) |
Families Citing this family (87)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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