JP3456612B2 - 筋力測定装置 - Google Patents

筋力測定装置

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JP3456612B2
JP3456612B2 JP19434995A JP19434995A JP3456612B2 JP 3456612 B2 JP3456612 B2 JP 3456612B2 JP 19434995 A JP19434995 A JP 19434995A JP 19434995 A JP19434995 A JP 19434995A JP 3456612 B2 JP3456612 B2 JP 3456612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図8) 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態(図1〜図7) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は筋力測定装置に関
し、特にバイ・デイジタルOリングテストを行う際に適
用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、医療の診断において、バイ・デイ
ジタルOリングテスト(以下、これをOリングテストと
呼ぶ)という手法が、患者でなる被験者の異常部位の診
断方法等として知られている(米国特許第5,188,107
号)。これは被験者の片手の第1指(親指)に他の第
2、3、4、5指の内の条件を満たした1本の指を対抗
させ、この2本の指で輪(Oリング)を作らせ持続的に
力を入れさせる。験者が2指を両側から指で開こうとす
るのに対し、そのまま維持しようとする被験者の指の力
の強弱を判定する。
【0004】このOリングテストは筋トーヌス状態を利
用した生体センサテストであり、被験者に任意の臓器代
表点をポイントさせた状態で、指の筋力が弱まるとOリ
ングは開き、その臓器が異常であることを意味し、逆に
強く開かないときは正常であることを意味する。なお胸
腺の場合のみはその逆を意味している。これで身体の異
常部位が発見できる。
【0005】また同じ手技で、被験者にある特定物質の
サンプルを手に持たせて検査すると、被験者の生体内に
同じ物質がある場合、指の筋力が弱くなりOリングは開
く。これは物質同士が共鳴したために起こる現象と解釈
されており、共鳴テストと呼ばれる。この方法を利用し
て、細菌、ウイルス、癌、生体内代謝物質、ホルモン、
神経伝達物質、重金属、薬剤等の生体内の分布が判断で
き病気が診断できる。なおこのOリングテストは、通常
の医学的最新検査機器による診断の前に診察として行わ
れる補助診断法である。
【0006】実際にOリングテストでは、被験者の診察
でどの臓器にどのような性質の異常が存在するかが判
る。まず診断面では、身体異常臓器の発見と体表への描
画(イメージング)、異常部の原因検索、細菌、ウイル
ス、初期癌の発見と局在の診断、生体内代謝物質、ホル
モン、神経伝達物質等のイメージングと経時的変化、雑
病の原因特に電磁波病や重金属沈着等の診断補助ができ
る。
【0007】次にOリングテストでは、この病気の治療
法がわかる。治療面では、有効薬剤の決定と最適用量の
決定、薬物の生体内分布と経時的変化、副作用の判断、
多剤併用に伴う薬効と副作用の判断ができる。このよう
に診療における診断と治療に有益な指針を与えてくれる
のがOリングテストであり、実際上薬物等の身体に対す
る適合性の判断、身体の異常部位の判断、任意の対象と
特定の対象とが同じ情報を持つか否かの判断等に適用さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかるOリン
グテストは、人間が意思により制御できる随意筋である
手の指により形成されるものであり、不確定要因が入り
込む可能性がある。例えば2指でOリングを形成する被
験者やこれを外そうとする験者が、それぞれの意思によ
り、均一でない力でOリングテストを行つてしまうこと
がある。
【0009】またこのような随意筋では疲労を感じ易
く、意識のなかで力を加減してしまつたり、験者が均一
に引いてるつもりであつても客観的指標がないため、暗
示効果やその他の意識が介在するおそれがある。このた
めこのOリングテストのテスト結果自体が、客観的に見
て信頼のおけるものでなくなる場合があつた。
【0010】このOリングテストを客観的に実施するた
めの装置として、本出願人が先に提案した自動血圧計の
空気袋を利用してOリングを開放しようとするものがあ
る(特願平5-343514号)。このOリングテスタにおいて
は、電気的にシールドされた本体内の加圧ポンプと圧力
センサによつて、チユーブ先端の袋を膨張させると共に
内圧を測定し、Oリングを形成している2指の接離状態
を、各指で閉塞された開口部からの気体の流出入状態等
によつて検出することにより、Oリングの開放前後の筋
力を2次的に測定する構成となつている。
【0011】またOリングテストを客観的に実施するた
めの装置として、本出願人が先に提案したゴムの弾性を
利用してOリングを開放しようとするものがある(特願
平6-187816号)。このOリングテスタにおいては、手全
体で握り締めることで、内蔵されたバネが押しつぶされ
た状態でラチエツトが引つ掛かるグリツプ形状の把持筐
体内に、2指の指先に当接する圧力センサの検出値に基
づいて指が離れた時点前後における筋力変化を測定し、
予め記憶された測定値と比較し判定した結果を表示する
構成となつている。
【0012】さらに被験者が形成したOリングに与える
外力に沿つて移動する一対の指ガイドを設け、指の開き
具合にかかわらず常に一定の荷重を印加する機構で指ガ
イドに負荷を与え、Oリングが拮抗するときの負荷を測
定することにより、被験者が単独でOリングテストを正
確に実施することができるOリングテスタ(特願平6-19
7215号)を本出願人は先に提案した。
【0013】さらに剛体でなる2つの棒をOリングを形
成する親指と他の1指との間に挿入し、一方の棒を固定
し他方の棒を重りが付いた滑車等を用いて移動させるこ
とによりOリングを開放させる力を発生させ、親指と固
定された棒との間に設けられた圧力センサによつてOリ
ングを開放させようとする外力を測定するようになされ
たOリングテスタ(特願平6-197215号)を本出願人は先
に提案した。
【0014】ところがこれらのOリングテスタでは、O
リングがある程度開放したとき、Oリングをさらに開放
させようとする力に対応する筋力を測定するものであ
り、図8に示すように、Oリングを形成する2指の指先
が開放される時点の微小な筋力(以下、これを初期筋力
と呼ぶ)の変化を測定できないなど、Oリングの指の筋
力変化を高精度に測定することができない可能性があ
り、Oリングテストのテスト結果が客観的に見て信頼性
のおけるものではないという可能性があつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、Oリングテストの信頼性を向上し得る筋力測定装置
を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、Oリング開放手段を少なくとも一
方が弾性体でなる一対の部材で構成すると共に、当該弾
性体でなる一方の部材に歪み検出手段を設け、歪み検出
手段は弾性体でなる一方の部材にOリングを開放させよ
うとする外力を与えることにより生ずる歪みを歪み量と
して検出し、測定手段は歪み検出手段の出力に基づいて
親指と他の1指の筋力変化を測定する。
【0017】
【0018】本発明では、Oリング開放手段の弾性体で
なる一方の部材に設けられた歪み検出手段の出力に基づ
いて親指と他の1指の筋力変化を測定するようにしたこ
とにより、Oリングを形成する親指と他の1指の筋力変
化を高精度に測定し得ると共に歪み量として定量化し得
る。
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0021】図1において、1は全体として本発明の実
施例による筋力測定装置の構成を示し、一軸ステージ2
上面の所定位置に、親指と他の1指で形成されるOリン
グを開放するための板状でなる剛性部材3及び例えば塩
化ビニルでなる板状の弾性部材4が対向するように設け
られ、弾性部材4を矢印Xで示す方向(以下、これをX
方向と呼ぶ)に移動し得るようになされている。
【0022】ステージ2は、例えばアルミニウムや銅等
の導電体でなる筐体で構成されており、アース接続され
ている。これによりステージ2内部に設けられた可変速
モータ5や可変速モータ5への電源供給のための電灯線
等から発生する電磁場の影響を除去することができ、O
リングテストに悪影響を与えることを防止することがで
きるようになされている。
【0023】このステージ2内部には、可変速モータ
5、ねじが切つてある軸6及び軸6を軸支する軸受け7
が設けられていると共に、可変速モータ5が軸6を回転
駆動することにより軸6の回転に応じてX方向及びX方
向とは反対方向(以下、これをX´方向と呼ぶ)に移動
するスライダ8が設けられている。このスライダ8はス
テージ2上面に設けられている開口部からその一部が表
出している。
【0024】ここで実際上可変速モータ5には、スライ
ダ8の位置を正確に位置決めし得るようになされたパル
ス制御モータでなるモータ制御装置(図示せず)が接続
されており、可変速モータ5はこのモータ制御装置の制
御に基づいてスライダ8の速度及び移動距離を任意に制
御し得るようになされている。また可変速モータ5には
ゼロ復帰点スイツチ(図示せず)が設けられており、こ
のスイツチによつてスライダ8を原点(図1に示す位
置)に復帰させることができる。この実施例の場合、可
変速モータ5はモータ制御装置の制御に基づいてスライ
ダ8を等速度で移動させ、X方向における移動限界位置
まで移動させるとスライダ8を自動的に停止させるよう
になされている。
【0025】スライダ8は軸9を介してスライダ10に
固定されており、スライダ10はステージ2上面に固定
されたレール11上をX方向及びX′方向にスライダ8
の移動距離とほぼ同じ距離だけ移動し得るようになされ
ている。すなわちスライダ10はスライダ8に連動して
レール11上をX方向及びX′方向に移動する。またス
ライダ10上には、断面形状がL字状でなる弾性部材4
の底部4Aがねじ止め式で固定され、弾性部材4を容易
に交換し得るようになされている。従つてこの弾性部材
4はスライダ10に連動してX方向及びX′方向に移動
するようになされている。
【0026】またステージ2の上面端部に、弾性部材4
と対向するように、断面形状が逆L字状でなる剛性部材
3が設けられている。この剛性部材3は、底部3Aがス
テージ2上面に固定されていると共に、支持部3Bによ
つて剛性部材3全体を支持している。この剛性部材3、
弾性部材4には、被験者の指先の径より若干小さいすり
鉢状でなる孔12、13がステージ2上面から同じ高さ
の位置にそれぞれ対向するように設けられており、筋力
測定を行う場合、被験者は孔12、13に親指、他の1
指を当接させて剛性部材3、弾性部材4を指先で挟むこ
とによりOリングを形成する。
【0027】これにより被験者はOリングを形成する指
先を容易に位置決めできるので、Oリングを正確に形成
することができる。またOリングを形成する親指と他の
1指の指先同士を孔12、13を介して接触させること
ができるので、被験者はOリングがしつかりと形成され
ているか否かを指先の感覚で確認することができ、Oリ
ングを安定して形成することができる。さらに親指と他
の1指で形成されるOリングの輪の大きさは、指の組合
わせや個人差によつて異なるが、Oリングを形成する親
指と他の1指の指先を孔12、13に当接させて剛性部
材3及び弾性部材4を挟むようにしたことにより、指の
組合わせや個人差によるOリングの輪の大きさの影響を
排除することができる。
【0028】以上述べたように、この筋力測定装置1で
は、可変速モータ5が軸6を回転駆動させてスライダ
8、スライダ10をX方向に移動させることによりスラ
イダ10上に固定された弾性部材4に引張り力を与え、
これによりOリングを開放させようとする外力を発生す
るようになされている。この場合、上述のように可変速
モータ5は等速度で軸6を回転駆動させることができる
ので、弾性部材4に一定の外力を与えることができ、O
リングの指先を安定して開放させることができる。
【0029】剛性部材3の弾性部材4と対向する面3C
の孔12下側近傍に圧力センサ14が設けられている。
この圧力センサ14は被験者が剛性部材3、弾性部材4
の孔12、13に親指と他の1指の指先を当接させてO
リングを形成し、剛性部材3、弾性部材4を挟んだ際の
指先の押圧力を検出するようになされている。すなわち
図2に示すように、被験者が孔12、13に親指、他の
1指を当接させてOリングを形成し指先に力をいれる
と、圧力センサ14が剛性部材3、弾性部材4によつて
挟み込まれ、圧力センサ14によつてOリングを形成す
る指先の押圧力が検出される。
【0030】このようにOリングを形成する親指と他の
1指の指先近傍に圧力センサ14を設けたことにより、
Oリングを形成する指先の押圧力を測定する際の条件で
ある「指先にグツと力を入れる」という動作を、圧力セ
ンサ14の測定値をモニタしながら実施することができ
るので、指先の押圧力を正確に測定することができる。
【0031】因みに親指と他の1指で形成されたOリン
グの輪の中に2本の金属棒を入れて指先の押圧力を測定
する方法では、押圧力の測定開始時にOリングの輪と金
属棒との間に遊びが生じ指先の押圧力を正確に測定する
ことができないため、測定準備段階においてOリングの
輪の内周が金属棒にぴつたりと接触するように金属棒の
位置を調整する必要がある。この場合、金属棒は、Oリ
ングの輪が金属棒によつて若干引つ張られるような感じ
に位置決めされるためOリングの指先の押圧力がどの程
度であるかを測定するための圧力センサを挟むことがで
きない。
【0032】これに対して、筋力測定装置1では、板状
でなる剛性部材3、弾性部材4の孔12、13に親指と
他の1指の指先とを当接させてOリングを形成するよう
にしたことにより、剛性部材3、弾性部材4に対するO
リングの調整を行う必要がなく、またOリングの指先近
傍に設けた圧力センサ14によつて指先の押圧力を確実
に検出することができる。
【0033】剛性部材3の面3Cに対向する弾性部材4
の面の反対側の面4Bには歪みゲージ15が設けられて
いる。この歪みゲージ15は、弾性部材4がX方向に引
張り力(Oリングを開放しようとする外力)を受けたと
き、弾性部材4が曲がる部分に対応する位置に設けられ
る。すなわち剛性部材3、弾性部材4の孔12、13に
親指と他の1指を当接させてOリングを形成し、可変速
モータ5を駆動させて弾性部材4にOリングを開放させ
ようとする外力を発生させると、弾性部材4は少しずつ
曲がり、その曲がり程度に応じた歪み量を歪みゲージ1
5によつて検出するようになされている。
【0034】この場合、歪みゲージ15は弾性部材4の
復元範囲内で用いるようになされている。これにより、
予め弾性部材4の歪み量(歪みゲージ15の数値)と弾
性部材4に与えられた外力の大きさを測定しておくこと
により親指と他の1指の筋力を高精度に測定することが
できる。このように、弾性部材4に歪みゲージ15を設
けたことにより、Oリングを形成する親指と他の1指の
筋力を歪み量として定量化し得ると共に高精度に測定す
ることができる。
【0035】ここで上述のように、親指と他の1指で形
成されたOリングの輪の中に2本の金属棒を入れ、一方
の金属棒を固定し他方の金属棒をモータ等の動力によつ
てスライド移動させたときに、この金属棒に与えられる
引張り力を圧力センサで測定しようとすると、規定を越
える圧力が圧力センサに加わつて圧力センサが破壊する
おそれがある。従つてこのような方法でOリングテスト
を行う場合には、与えられる圧力の最大値を考慮した圧
力センサを使用しなければならず、このため小さな圧力
変化を測定することができない。これに対して筋力測定
装置1では、上述のように板状でなる弾性部材4に歪み
センサ15を設け、指の筋力を弾性部材4の歪み量とし
て定量化したので、初期筋力等の微小な筋力変化も検出
することができる。
【0036】実際上、この圧力センサ14及び歪みゲー
ジ15は、配線(図示せず)を介して例えばパーソナル
コンピユータでなる測定装置(図示せず)に接続されて
おり、測定装置は圧力センサ14及び歪みゲージ15の
出力に基づいて筋力変化を測定するようになされてい
る。この測定装置によつて測定された測定データはフア
イルとして測定装置に保存される。
【0037】ここで筋力測定装置1を用いて筋力測定し
た結果得られる圧力センサ14及び歪みゲージ15の出
力データを図3に示す。この場合、筋力測定は、被験者
の親指と他の1指でOリングを形成し、当該Oリングを
開放させようとする外力と、Oリングを維持しようとす
る被験者の随意筋とを拮抗させた状態で行われる。
【0038】図3において、実線(A)は圧力センサ1
4の出力を表し、点線(B)は歪みゲージ15の出力を
表す。図3に示すように、測定後、1.33秒後に弾性部材
4が歪み始め、1.96秒後に親指と他の1指とが完全に接
離されたことが分かる。このときの弾性部材4の歪み量
を表す数値は約 450である。この歪み量を表す数値は、
歪みゲージ15に対する相対的な値を示すものである。
すなわち弾性部材4の歪み量は、同じ外力を与えた場合
でも弾性部材4の材質によつて歪み量が異なるため、ど
のような弾性部材を用いても相対的に比較できるように
相対化した値を表す。
【0039】以下、測定装置における圧力センサ14及
び歪みゲージ15の出力データの処理について説明す
る。図4に示すように、実線(A)を圧力センサ14の
出力データ、実線(B)を歪みゲージ15の出力データ
とすると、時刻T1は弾性部材4が歪み始めた時刻、時
刻T2は親指と他の1指が完全に開放された時点の時
刻、S1は弾性部材4が歪み始めたときの歪み量、S2
は親指と他の1指が完全に開放された時点の歪み量を表
す。またT2−T1は、Oリングが完全に開放されるま
でに要した時間(以下、これをΔTで表す)、S2−S
1は、親指と他の1指とが完全に開放されるまでに生じ
た弾性部材4の歪み量(以下、これをΔSで表す)を表
す。
【0040】ここでこのような実験を複数回実行したと
ころ、歪み量S2がパラメータとして最も安定している
ことが分かり、これを初期筋力のパラメータとした。従
つて歪み量S2を外力Fに換算することができれば、初
期筋力を測定することができる。
【0041】そこでOリングの指先が完全に開放された
時点の歪み量S2と弾性部材4に与えられる外力Fとの
関係を調べた結果、図5に示すような結果を得ることが
できた。この場合、弾性部材4に与える外力Fを、図5
(A)に示す4種類の重り、すなわち0.96〔Kgf 〕(9.
4 〔N〕)、1.92〔Kgf 〕(18.8〔N〕)、2.88〔Kgf
〕(28.2〔N〕)、3.84〔Kgf 〕(37.6〔N〕)を用
いてOリングの指先が完全に開放された時点の歪み量S
2を各重り毎にそれぞれ10回測定し、各重り毎に得られ
る歪み量S2の平均値(図中黒丸で示す)をプロツトし
た結果を図5(B)のグラフに示す。
【0042】このような測定結果を基に、歪み量S2
と、重りの重さすなわち弾性部材4に与えられる外力F
との相関関係rを算出すると、r=0.9995という結果が
得られた。すなわち歪み量S2と弾性部材4に与えられ
る外力Fとの相関関係は非常に密接に関係していること
が分かる。この相関関係に基づいて、図5(B)にプロ
ツトした4点を直線で近似すると、次式(1)
【数1】 を得ることができる。
【0043】これにより歪み量S2を基にOリングが完
全に開放された時点に弾性部材4に与えられている外力
Fを求めることができる。従つて測定装置は、圧力セン
サ14からの出力データが「0」になつたとき、すなわ
ち親指と他の1指が完全に離れた時点の歪みゲージ15
からの出力、すなわち歪み量S2を(1)式を用いて外
力Fに換算する。
【0044】また上述の測定結果より、Oリングを形成
する親指と他の1指とが完全に離れるまでの初期筋力領
域という微小区間(ΔT)の数値が歪み量S2と非常に
相関があることが分かり、次式(2)
【数2】 を得ることができた。
【0045】従つて一定の速度で可変速モータ5を駆動
させ、弾性部材4を弾性限界内で用いるという条件であ
れば、歪み量S2を直読する代わりに時刻T1、T2を
測定してΔTを求め、このΔTの値を(2)式に代入す
ることにより歪み量S2を求めることができる。このよ
うにして求めた歪み量S2を(1)式に代入することに
より、歪みゲージ15で得られた歪み量S2を外力Fに
換算することができる。
【0046】従つて歪み量S2を直読する代わりに時刻
T1、T2を測定し、親指と他の1指とが完全に開放さ
せるまでに要した時間ΔTを求めることにより、歪み量
S2を測定しなくても歪み量S2を求めることができる
ので、歪みゲージ15の出力値を正確に読み取るために
必要な測定器専用増幅器(高価である)を必要とせず、
この分筋力測定装置1の構成を簡略化することができ
る。
【0047】このように測定装置は、圧力センサ14か
らの出力データが「0」になつたときの歪み量S2を測
定し、当該歪み量S2を(1)式を用いて外力Fに換算
し初期筋力を算出する。また弾性部材4が歪み始めた時
刻T1及び親指と他の1指が完全に開放された時点の時
刻T2よりOリングの指先が完全に開放されるまでに要
した時間ΔTを算出し、当該算出結果ΔTを(2)式に
代入して歪み量S2を算出し(1)式を用いて外力Fに
換算することにより初期筋力を算出する。
【0048】従つて、筋力測定装置1では、圧力センサ
14及び歪みゲージ15によつて得られる出力データを
測定装置によつて処理したことにより、手技によるOリ
ングテストでは感知し得ない筋力変化を検出することが
できる。
【0049】以下、筋力測定装置1及び測定装置を用い
た筋力測定方法について説明する。まず測定に先立つて
各装置の電源を入れ、測定装置で歪みゲージ15のバラ
ンスを設定する。続いて被験者の親指と他の1指を剛性
部材3の孔12、弾性部材4の孔13に当接させ剛性部
材3及び弾性部材4を指先で挟んでOリングを形成した
後、可変速モータ5を駆動し弾性部材4にOリングを開
放させようとする外力を与える。これと同時に圧力セン
サ14及び歪みゲージ15より得られる出力データを測
定装置で測定する。
【0050】測定装置は、歪みゲージ15より得られた
歪み量S2を(1)式を用いて弾性部材4に与えられた
外力Fに換算するか、又はΔTを求めて(2)式を用い
て歪み量S2を算出した後、算出した歪み量S2を
(1)式を用いて外力Fに換算しフアイルとして保存す
る。ここでOリングを開放するための外力が与えられる
作用点は弾性部材4であるので、スライダ8の移動距離
が増すと作用点にかかる力も比例して大きくなるが、O
リングの指の力が拮抗している間は親指と他の1指は開
放されずOリングを維持することができる。その後Oリ
ングを開放するに十分な外力が作用点に蓄積されるとO
リングが開放し始める。
【0051】すなわち弾性部材4を用いたことにより、
弾性部材4に外力を加えていつたとき、この外力に耐え
られる間はOリングは開放しないが、その間でも弾性部
材4は曲がり具合が大きくなり歪み量が増加していく。
やがてOリングは開放するがこのときに弾性部材4に加
えられる外力は指の最大筋力の 100〔N〕程度である。
従つて弾性部材4の特性により、 100〔N〕の曲げ外力
に耐え得る素材を用いれば、指の最大筋力による弾性部
材4の破壊を回避することができる。これに加えて弾性
部材4の曲がりによる歪み量に整合した特性の歪みゲー
ジ15を選択することができるので、Oリングの指を開
放するときの初期筋力を正確に測定し得る特性の歪みゲ
ージ15を用いることができる。
【0052】ここで筋力測定装置1を用いてOリングテ
ストを行つたときの歪み量S2の測定結果を図6に示
す。この実験では、被験者の例えば右手の親指と他の1
指を剛性部材3、弾性部材4の孔12、13に当接させ
てOリングを形成し、左手に電線の先端を持たせた場合
における歪み量S2(すなわち初期筋力)を測定したも
のである。この場合、被験者に分からないように電線の
他端を電池のプラス極、マイナス極又はいずれにも接続
していない(以下、これをコントロールC状態と呼ぶ)
に適宜変えて歪み量S2を測定した。
【0053】図6(B)に示すように、この測定結果よ
り、コントロールC状態を基準に、電線の他端にマイナ
ス極を接続した場合に歪み量S2が比較的大きくなる
(すなわち初期筋力が大きくなる)傾向があり、電線の
他端にプラス極を接続した場合に歪み量S2が小さくな
る(すなわち初期筋力が小さくなる)傾向にあることが
分かる。すなわちマイナス極を接続した場合は平常時よ
り強い力でOリングを形成していることを表し、プラス
極を接続した場合は平常時より弱い力でOリングを形成
していることを表している。
【0054】以上の構成において、親指と他の1指を剛
性部材3の孔12、弾性部材4の孔13を介して接触さ
せて剛性部材3及び弾性部材4を指先で挟んでOリング
を形成した後、弾性部材4にOリングを開放させようと
する外力を与え、弾性部材4に設けられた歪みゲージ1
5によつて弾性部材4の歪みを歪み量として検出し、当
該歪みゲージ15及び圧力センサ14の出力に基づいて
親指と他の1指の筋力変化を測定する。
【0055】従つてこの筋力測定装置1では、親指と他
の1指の筋力変化を高精度に測定し得ると共に歪み量と
して定量化し得る。またこの筋力測定装置1では、被験
者に疲労を感じさせない程度の外力をOリングに与える
ことによつて筋力変化を測定することができるので、筋
力測定を何回行つても初期筋力を精度よく測定すること
ができ、従つて初期筋力の変化を精度良く得ることがで
きる。さらに筋力測定装置1では、験者を装置に置き換
えたことにより単独でOリングテストを行うことができ
る。
【0056】以上の構成によれば、Oリングを開放させ
ようとする外力を与える部材4を弾性体で構成すると共
に弾性部材4に歪みゲージ15を設け、弾性部材4にO
リングを開放させようとする外力を与えることにより生
ずる弾性部材4の歪みを歪み量として歪みゲージ15に
よつて検出し、歪みゲージ15の出力に基づいて親指と
他の1指の筋力変化を測定したことにより、Oリングを
形成する親指と他の1指の筋力変化を高精度に測定し得
ると共に歪み量として定量化し得、かくしてOリングテ
ストの信頼性を向上し得る筋力測定装置1を実現し得
る。
【0057】なお上述の実施例においては、圧力センサ
14を剛性部材3の面3Cの孔12下側近傍に設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、図7に示
すように、剛性部材3の孔12に圧力センサ14を設
け、筋力測定時には、孔12、13を介して親指と他の
1指で直接圧力センサ14を挟むようにしてもよい。
【0058】また上述の実施例においては、圧力センサ
14を剛性部材3の面3Cの孔12下側近傍に設けた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、親指と他
の1指を剛性部材3の孔12、弾性部材4の孔13に当
接させてOリングを形成した際圧力センサ14に指の押
圧力が加わる場所であれば、剛性部材3の面3Cの孔1
2近傍、また弾性部材4の剛性部材3に対向する面の孔
13近傍等どこに設けてもよい。
【0059】さらに上述の実施例においては、弾性部材
4にOリングを開放させようとする外力を与える外力発
生手段としてモータ制御装置、可変速モータ5、軸6、
軸受け7、スライダ8、軸9、スライダ10及びレール
11を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、弾性部材4にOリングを開放させようとする外力
を与えることができれば他の構成の外力発生手段を用い
てもよい。
【0060】さらに上述の実施例においては、塩化ビニ
ルでなる弾性部材4を用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、アクリルやポリカーボネート等の
各種プラスチツク、FRP(fiber-reinforced plastic
s 、繊維強化プラスチツク)やカーボンフアイバ等の強
化プラスチツク、タイヤ等の硬質ゴム及び竹等の木材な
どで弾性部材4を構成してもよく、また外力が与えられ
た際に撓む程度の厚さを有する金属でなる部材を弾性部
材4として用いてもよい。さらに上述の実施例において
は、Oリング開放手段を剛性部材3、弾性部材4で構成
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、O
リングを開放しようとする外力が与えられる部材を弾性
体で構成すれば、剛性部材3を弾性体で構成してもよ
い。
【0061】さらに上述の実施例においては、歪み検出
手段として歪みゲージ15を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、弾性部材4の歪み量を検出
することができれば他の構成の歪み検出手段を用いても
よい。さらに上述の実施例において、測定装置で算出し
た筋力変化の数値等をデイスプレイ等の表示手段に表示
すれば、被験者が視覚的に判断することができると共
に、Oリングテストの客観性を担保しテスト自体の信頼
性を格段的に向上し得る。
【0062】さらに上述の実施例においては、剛性部材
3、弾性部材4にすり鉢状の孔12、13を設けた場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、Oリングを
形成する指先を位置決めすることができれば、孔12、
13を貫通させずに溝状に形成してもよく、また孔1
2、13を他の形状で設けてもよい。
【0063】さらに上述の実施例においては、Oリング
開放手段を板状でなる剛体部材3及び弾性部材4で構成
し、剛性部材3及び弾性部材4に親指と他の1指の指先
を当接させてOリングを形成した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、Oリング開放手段を一対の
棒状でなる剛性部材3又は弾性部材4で構成し、親指と
他の1指で形成されるOリングの輪の内周が各部材にぴ
つたり接触するように2つの部材を位置決めしてOリン
グを形成してもよい。この場合、圧力センサ15を親指
又は他の1指の指先に設ける。
【0064】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、Oリング
開放手段を少なくとも一方が弾性体でなる一対の部材で
構成すると共に弾性体でなる一方の部材に歪み検出手段
を設け、弾性体でなる一方の部材にOリングを開放しよ
うとする外力を与えることにより生ずる歪みを歪み量と
して歪み検出手段によつて検出し、測定手段により歪み
検出手段の出力に基づいて親指と他の1指の筋力変化を
測定することにより、親指と他の1指の筋力変化を高精
度に測定し得ると共に歪み量として定量化し得、かくし
てOリングテストの信頼性を向上し得る筋力測定装置を
実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による筋力測定装置の構成を示
す略線的断面図である。
【図2】Oリングの形成の説明に供する一部切欠断面図
である。
【図3】実施例による筋力測定装置を用いて筋力測定し
た場合の圧力センサの出力データ及び歪みゲージの出力
データを示すグラフである。
【図4】圧力センサ及び歪みゲージの出力データの解析
の説明に供するグラフである。
【図5】歪みゲージの出力データである歪み量S2を外
力Fに換算するための説明に供する図表及びグラフであ
る。
【図6】実施例による筋力測定装置を用いてOリングテ
ストを実験した場合の実験結果を表す図表及びグラフで
ある。
【図7】他の実施例による圧力センサの設置位置の説明
に供する一部切欠断面図である。
【図8】従来のOリングテスト装置の問題点の説明に供
するグラフである。
【符号の説明】
1……筋力測定装置、2……ステージ、3……剛性部
材、4……弾性部材、5……可変速モータ、6……ねじ
状軸、7……軸受け、8、10……スライダ、9……
軸、11……レール、12、13……孔、14……圧力
センサ、15……歪みゲージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐古 曜一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−163552(JP,A) 特開 平7−59758(JP,A) 特開 平7−59759(JP,A) 実開 昭63−133208(JP,U) 実開 平4−37407(JP,U) 特公 平3−44525(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の随意筋からなる親指と他の1指と
    で形成されたOリングを開放させようとする外力と、上
    記Oリングを維持しようとする上記被験者の上記随意筋
    の筋力とを拮抗させた状態で、上記親指と他の1指の筋
    力変化を測定する筋力測定装置において、 少なくとも一方が弾性体でなる一対の部材で構成され、
    上記弾性体でなる一方の上記部材及び他方の上記部材に
    上記親指又は上記他の1指が当接されるOリング開放手
    段と、 上記Oリングを開放させようとする上記外力を上記Oリ
    ング開放手段の上記弾性体でなる一方の上記部材に与え
    る外力発生手段と、 上記弾性体でなる一方の上記部材の所定位置に設けら
    れ、上記外力を上記弾性体でなる一方の上記部材に与え
    ることにより生ずる当該弾性体でなる一方の上記部材の
    歪みを歪み量として検出する歪み検出手段と、 上記歪み検出手段の出力に基づいて上記親指と他の1指
    の筋力変化を測定する測定手段とを具えることを特徴と
    する筋力測定装置。
  2. 【請求項2】上記Oリング開放手段の上記弾性体でなる
    一方の上記部材及び他方の上記部材に上記親指又は上記
    他の1指の指先が当接されることを特徴とする請求項1
    に記載の筋力測定装置。
  3. 【請求項3】上記Oリング開放手段を構成する各上記部
    材は、 上記親指と他の1指の指先を位置決めする貫通孔を有
    し、上記親指と他の1指の指先を上記貫通孔を介して接
    触させることにより上記Oリングを形成させることを特
    徴とする請求項2に記載の筋力測定装置。
  4. 【請求項4】上記Oリング開放手段の上記弾性体でなる
    一方の上記部材及び他方の上記部材に上記親指の第1関
    節近傍又は上記他の1指の第2関節近傍が当接されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の筋力測定装置。
  5. 【請求項5】各上記部材同士の対向する面の上記弾性体
    でなる一方の上記部材又は他方の上記部材における上記
    親指と他の1指の近傍、又は当該親指と他の1指のいず
    れかに設けられ、上記親指と他の1指の押圧力の変化を
    検出して当該親指と他の1指の接離を検出する接離検出
    手段を具え、上記測定手段は、上記接離検出手段によつ
    て上記親指と他の1指が完全に離れたことが検出された
    時点の上記歪み検出手段の出力に基づいて、上記親指と
    他の1指が完全に離れたことが検出された時点の上記親
    指と他の1指の筋力を測定することを特徴とする請求項
    1に記載の筋力測定装置。
  6. 【請求項6】上記測定手段は、 上記弾性体でなる一方の上記部材が歪み始めた時刻から
    上記親指と他の1指が完全に離れた時点の時刻までの時
    間期間に基づいて、上記親指と他の1指が完全に離れた
    ことが検出された時点における上記弾性体でなる一方の
    上記部材の上記歪み量を算出し、当該算出した歪み量に
    基づいて上記親指と他の1指が完全に離れた時点の上記
    親指と他の1指の筋力を測定することを特徴とする請求
    項5に記載の筋力測定装置。
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