JP3455265B2 - 平面表示装置の駆動回路及び駆動方法 - Google Patents
平面表示装置の駆動回路及び駆動方法Info
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- JP3455265B2 JP3455265B2 JP00656694A JP656694A JP3455265B2 JP 3455265 B2 JP3455265 B2 JP 3455265B2 JP 00656694 A JP00656694 A JP 00656694A JP 656694 A JP656694 A JP 656694A JP 3455265 B2 JP3455265 B2 JP 3455265B2
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばプラズマディ
スプレイパネル等の平面表示装置の駆動回路及び駆動方
法に関する。
スプレイパネル等の平面表示装置の駆動回路及び駆動方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な表示装置では、画面全体に白ピ
ーク等が発生した場合、消費電力が増してしまうため、
表示装置への電流値や入力映像信号の積分値（＝平均
値）等を検出し、それに応じコントラストやブライト等
を調整して輝度を制御し、白ピークを抑制するようにし
て消費電力を減少させるようにしている。
ーク等が発生した場合、消費電力が増してしまうため、
表示装置への電流値や入力映像信号の積分値（＝平均
値）等を検出し、それに応じコントラストやブライト等
を調整して輝度を制御し、白ピークを抑制するようにし
て消費電力を減少させるようにしている。
【０００３】ところが、プラズマディスプレイパネル等
の平面表示装置において、図１に示すように、画面全体
ではなくスポット的な白ピークが継続して発生した場
合、ガラス面が部分的な熱を帯びてしまい、その熱によ
ってガラス板が変形したり歪が発生したりし、誤発光や
発光輝度の変化を生じてしまうという不具合が生じる。
の平面表示装置において、図１に示すように、画面全体
ではなくスポット的な白ピークが継続して発生した場
合、ガラス面が部分的な熱を帯びてしまい、その熱によ
ってガラス板が変形したり歪が発生したりし、誤発光や
発光輝度の変化を生じてしまうという不具合が生じる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に対処してなされたもので、消費電力の低下とガラ
ス板の変形及び歪みによる誤発光や発光輝度の変化を同
時に達成することができる平面表示装置の駆動回路及び
駆動方法を提供することを目的とする。
事情に対処してなされたもので、消費電力の低下とガラ
ス板の変形及び歪みによる誤発光や発光輝度の変化を同
時に達成することができる平面表示装置の駆動回路及び
駆動方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、駆動回路として、一画面を構成するため
の輝度データを複数のブロックに分割し、該ブロック毎
の輝度データが所定のレベルを上回ったか否かを判別す
るブロック別レベル検出手段と、該ブロック別レベル検
出手段によって所定のレベルを上回ったと判定されたブ
ロックに対する周辺ブロックの輝度データ状況を判別す
る周辺ブロック状況判別手段と、前記ブロック別レベル
検出手段と前記周辺ブロック状況判別手段の判別結果に
基づいて特定ブロックにおける白ピークの発生を検出す
る検出手段とを備え、該検出手段で検出された白ピーク
が所定時間継続して発生したことを検知し、前記特定ブ
ロックにおける輝度レベルを低下させることを特徴とす
る。また、駆動方法としては、一画面を構成するための
輝度データを複数のブロックに分割し、該ブロック毎の
輝度データが所定のレベルを上回ったか否かを判別し、
前記判別によって所定のレベルを上回ったと判定された
ブロックに対する周辺ブロックの輝度データ状況を判別
して、前記ブロック毎の判別と前記周辺ブロックに対す
る判別に基づいて特定ブロックにおける白ピークの発生
を検出し、該検出された白ピークが所定時間継続して発
生したことを検知し、前記特定ブロックにおける輝度レ
ベルを低下させることを特徴とする。
成するために、駆動回路として、一画面を構成するため
の輝度データを複数のブロックに分割し、該ブロック毎
の輝度データが所定のレベルを上回ったか否かを判別す
るブロック別レベル検出手段と、該ブロック別レベル検
出手段によって所定のレベルを上回ったと判定されたブ
ロックに対する周辺ブロックの輝度データ状況を判別す
る周辺ブロック状況判別手段と、前記ブロック別レベル
検出手段と前記周辺ブロック状況判別手段の判別結果に
基づいて特定ブロックにおける白ピークの発生を検出す
る検出手段とを備え、該検出手段で検出された白ピーク
が所定時間継続して発生したことを検知し、前記特定ブ
ロックにおける輝度レベルを低下させることを特徴とす
る。また、駆動方法としては、一画面を構成するための
輝度データを複数のブロックに分割し、該ブロック毎の
輝度データが所定のレベルを上回ったか否かを判別し、
前記判別によって所定のレベルを上回ったと判定された
ブロックに対する周辺ブロックの輝度データ状況を判別
して、前記ブロック毎の判別と前記周辺ブロックに対す
る判別に基づいて特定ブロックにおける白ピークの発生
を検出し、該検出された白ピークが所定時間継続して発
生したことを検知し、前記特定ブロックにおける輝度レ
ベルを低下させることを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明の平面表示装置の駆動回路及び駆動方法
では、スポット的な白ピークを検知し、それを緩和する
ようにしたので、消費電力を低下させるとともに、表示
パネルの部分的な熱による変形や歪みの発生を抑制し、
誤発光や発光輝度の変化を防止することができる。
では、スポット的な白ピークを検知し、それを緩和する
ようにしたので、消費電力を低下させるとともに、表示
パネルの部分的な熱による変形や歪みの発生を抑制し、
誤発光や発光輝度の変化を防止することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図２は、本発明をプラズマディスプレイパ
ネルに適用した場合の一実施例に係る駆動回路を示すも
のである。
て説明する。図２は、本発明をプラズマディスプレイパ
ネルに適用した場合の一実施例に係る駆動回路を示すも
のである。
【０００８】同図に示すように、信号処理部１におい
て、入力複合ビデオ信号はＡ／Ｄ変換器３でたとえば８
ビットの画素データに変換され、輝度調整手段３１を介
してフレームメモリ８に送出される。一方、同期分離回
路５によって入力複合ビデオ信号から抽出された水平及
び垂直同期信号に基づいて、タイミング発生回路６は種
々のタイミングパルスを生成する。
て、入力複合ビデオ信号はＡ／Ｄ変換器３でたとえば８
ビットの画素データに変換され、輝度調整手段３１を介
してフレームメモリ８に送出される。一方、同期分離回
路５によって入力複合ビデオ信号から抽出された水平及
び垂直同期信号に基づいて、タイミング発生回路６は種
々のタイミングパルスを生成する。
【０００９】メモリ制御回路７がタイミングパルス発生
回路６からのタイミングパルスに同期した書込パルス及
びこのタイミングパルスに基づいて読出タイミングパル
ス発生回路２０が生成した読出タイミングパルスに同期
した読出パルスをフレームメモリ８に供給すると、フレ
ームメモリ８が書込パルスに基づいて輝度調整手段３１
からの画素データを取込むとともに、読出パルスに基づ
いて取込んだ画像データを出力処理回路９に送出する。
回路６からのタイミングパルスに同期した書込パルス及
びこのタイミングパルスに基づいて読出タイミングパル
ス発生回路２０が生成した読出タイミングパルスに同期
した読出パルスをフレームメモリ８に供給すると、フレ
ームメモリ８が書込パルスに基づいて輝度調整手段３１
からの画素データを取込むとともに、読出パルスに基づ
いて取込んだ画像データを出力処理回路９に送出する。
【００１０】出力処理回路９は、読出タイミングパルス
発生回路２０からのタイミングパルスに同期して各画素
データの最上位桁ビットのみを送出する第１モード、
（最上位−１）桁ビットのみを送出する第２モード、・
・・最下位桁ビットのみを送出する第８モードの画素デ
ータ送出モードをフィールド毎にアドレス電極ドライバ
１３に送出する。
発生回路２０からのタイミングパルスに同期して各画素
データの最上位桁ビットのみを送出する第１モード、
（最上位−１）桁ビットのみを送出する第２モード、・
・・最下位桁ビットのみを送出する第８モードの画素デ
ータ送出モードをフィールド毎にアドレス電極ドライバ
１３に送出する。
【００１１】書込／消去制御回路１０は、読出タイミン
グパルス発生回路２０からのタイミングパルスに同期し
て書込又は消去を行わせるための駆動信号を表示部２の
放電パネル１の維持電極ドライバ１２に供給する。
グパルス発生回路２０からのタイミングパルスに同期し
て書込又は消去を行わせるための駆動信号を表示部２の
放電パネル１の維持電極ドライバ１２に供給する。
【００１２】アドレス電極ドライバ１３から列電極Ｘ1
〜Ｘm に正特性のデータパルスが印加され、維持電極ド
ライバ１２から行電極Ｙ1 〜Ｙm に負極性の維持パルス
が印加される。なお、各維持パルスには、データパルス
に応じて発光を開始させるための負特性の走査パルス及
びその発光を停止させるためのパルス幅の短い負特性の
消去パルスが付与されている。
〜Ｘm に正特性のデータパルスが印加され、維持電極ド
ライバ１２から行電極Ｙ1 〜Ｙm に負極性の維持パルス
が印加される。なお、各維持パルスには、データパルス
に応じて発光を開始させるための負特性の走査パルス及
びその発光を停止させるためのパルス幅の短い負特性の
消去パルスが付与されている。
【００１３】各行電極と列電極との交点の画素は、デー
タパルスと走査パルスの印加により発光が開始され、維
持パルスにより放電発光が繰り返し行われ、消去パルス
により発光が停止される。
タパルスと走査パルスの印加により発光が開始され、維
持パルスにより放電発光が繰り返し行われ、消去パルス
により発光が停止される。
【００１４】上述したように、Ａ／Ｄ変換器３は、タイ
ミングパルス発生回路６から供給されるサンプリングク
ロックに応じて複合ビデオ信号を８ビットの画像データ
に変換する。ブロック別レベル検出手段３２は、１画面
を構成する１フレーム分の輝度データから任意の数に分
割したブロック毎に輝度データが所定のレベルを上回っ
たか否かを判別し、周辺ブロック状況判断手段３３は、
所定レベルを上回ったブロックに対する周辺ブロックの
状況を判別し、スポット的な白ピークの発生を検出す
る。
ミングパルス発生回路６から供給されるサンプリングク
ロックに応じて複合ビデオ信号を８ビットの画像データ
に変換する。ブロック別レベル検出手段３２は、１画面
を構成する１フレーム分の輝度データから任意の数に分
割したブロック毎に輝度データが所定のレベルを上回っ
たか否かを判別し、周辺ブロック状況判断手段３３は、
所定レベルを上回ったブロックに対する周辺ブロックの
状況を判別し、スポット的な白ピークの発生を検出す
る。
【００１５】このようにして、レベル検出手段３２及び
周辺ブロック状況判断手段３３によって検出された白ピ
ークの発生回数（時間）がブロック別積算カウンタ３４
によってブロック毎に積算される。
周辺ブロック状況判断手段３３によって検出された白ピ
ークの発生回数（時間）がブロック別積算カウンタ３４
によってブロック毎に積算される。
【００１６】そして、いずれかのブロック毎の白ピーク
の発生回数（時間）が所定値（たとえば数十秒〜数分程
度）を上回ると、コントローラ３０は白ピークの発生回
数（時間）が所定値を上回ったブロックに対する制御信
号を出力する。
の発生回数（時間）が所定値（たとえば数十秒〜数分程
度）を上回ると、コントローラ３０は白ピークの発生回
数（時間）が所定値を上回ったブロックに対する制御信
号を出力する。
【００１７】輝度調整手段３１は、コントローラ３０か
らの制御信号を受取ると、複合ビデオ信号に含まれてい
るＹ／Ｃ信号のシリアルデータに対して補正を加えるこ
とにより、コントラストやブライト等を調整する。
らの制御信号を受取ると、複合ビデオ信号に含まれてい
るＹ／Ｃ信号のシリアルデータに対して補正を加えるこ
とにより、コントラストやブライト等を調整する。
【００１８】このようにして、表示画面上、一部が非常
に明るく、その周囲が暗いような状態が長い時間（たと
えば数十秒〜数分程度）続くと、表示パネルが熱を帯び
てくるのを防止することが可能となる。
に明るく、その周囲が暗いような状態が長い時間（たと
えば数十秒〜数分程度）続くと、表示パネルが熱を帯び
てくるのを防止することが可能となる。
【００１９】上記においては、プラズマディスプレイパ
ネルに適用した場合の例を示したが、本発明は、ＥＬ表
示装置、液晶表示装置等の他の平面表示装置にも適用で
きることはもちろんである。
ネルに適用した場合の例を示したが、本発明は、ＥＬ表
示装置、液晶表示装置等の他の平面表示装置にも適用で
きることはもちろんである。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平面表示
装置の駆動回路及び駆動方法によれば、表示画面の一部
分に対応する入力ビデオ信号の輝度信号レベルがその部
分の周辺部分に対して高い状態が所定時間継続して発生
したことを検知し、それに応じてその部分の輝度を低下
させるようにしたので、ガラス板上における部分的な熱
による変形や歪みの発生が抑制されるので、ガラス板の
変形及び歪みによる誤発光や発光輝度の変化を防止する
ことができる。
装置の駆動回路及び駆動方法によれば、表示画面の一部
分に対応する入力ビデオ信号の輝度信号レベルがその部
分の周辺部分に対して高い状態が所定時間継続して発生
したことを検知し、それに応じてその部分の輝度を低下
させるようにしたので、ガラス板上における部分的な熱
による変形や歪みの発生が抑制されるので、ガラス板の
変形及び歪みによる誤発光や発光輝度の変化を防止する
ことができる。
【図１】図１の放電パネルにおける白ピークの発生状態
を示す図である。
を示す図である。
【図２】本発明の平面表示装置の駆動方法の一実施例に
係る駆動回路を示す図である。
係る駆動回路を示す図である。
１ 信号処理部
２ 表示部
１１ 放電パネル
３０ コントローラ
３１ 輝度調整手段
３２ ブロック別レベル検出手段
３３ 周辺ブロック状況判別手段
３４ ブロック別積算カウンタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G09G 3/20 670
G09G 3/20 612
G09G 3/20 642
G09G 3/28
Claims (2)
- 【請求項１】 一画面を構成するための輝度データを複
数のブロックに分割し、該ブロック毎の輝度データが所
定のレベルを上回ったか否かを判別するブロック別レベ
ル検出手段と、 該ブロック別レベル検出手段によって所定のレベルを上
回ったと判定されたブロックに対する周辺ブロックの輝
度データ状況を判別する周辺ブロック状況判別手段と、 前記ブロック別レベル検出手段と前記周辺ブロック状況
判別手段の判別結果に基づいて特定ブロックにおける白
ピークの発生を検出する検出手段とを備え、 該検出手段で検出された白ピークが所定時間継続して発
生したことを検知し、前記特定ブロックにおける輝度レ
ベルを低下させることを特徴とする平面表示装置の駆動
回路。 - 【請求項２】 一画面を構成するための輝度データを複
数のブロックに分割し、該ブロック毎の輝度データが所
定のレベルを上回ったか否かを判別し、 前記判別によって所定のレベルを上回ったと判定された
ブロックに対する周辺ブロックの輝度データ状況を判別
して、 前記ブロック毎の判別と前記周辺ブロックに対する判別
に基づいて特定ブロックにおける白ピークの発生を検出
し、 該検出された白ピークが所定時間継続して発生したこと
を検知し、前記特定ブロックにおける輝度レベルを低下
させることを特徴とする平面表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00656694A JP3455265B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 平面表示装置の駆動回路及び駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00656694A JP3455265B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 平面表示装置の駆動回路及び駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07210109A JPH07210109A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3455265B2 true JP3455265B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=11641891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00656694A Expired - Fee Related JP3455265B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 平面表示装置の駆動回路及び駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3455265B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2757795B2 (ja) * | 1994-12-02 | 1998-05-25 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイの輝度補償方法及びプラズマディスプレイ装置 |
| JP3556163B2 (ja) * | 2000-09-25 | 2004-08-18 | 富士通日立プラズマディスプレイ株式会社 | 表示装置 |
| JP4610793B2 (ja) * | 2001-06-08 | 2011-01-12 | パナソニック株式会社 | 表示装置及び方法 |
| JP2005315956A (ja) | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Pioneer Electronic Corp | 表示器駆動装置及び駆動方法 |
| JP2006146176A (ja) | 2004-10-19 | 2006-06-08 | Canon Inc | 画像表示装置 |
| JP4847034B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-12-28 | 廣輝電子股▲ふん▼有限公司 | ホワイトバランスの動的調整可能なアクティブマトリックス有機発光ダイオード駆動制御回路及びその調整方法 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP00656694A patent/JP3455265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07210109A (ja) | 1995-08-11 |
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