JP3454934B2 - 顕微鏡の焦準機構 - Google Patents

顕微鏡の焦準機構

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JP3454934B2 JP24928494A JP24928494A JP3454934B2 JP 3454934 B2 JP3454934 B2 JP 3454934B2 JP 24928494 A JP24928494 A JP 24928494A JP 24928494 A JP24928494 A JP 24928494A JP 3454934 B2 JP3454934 B2 JP 3454934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡における観察標
本のピント合わせを行うための焦準機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡の焦準機構としては、図6
に示すように、ステージ系の上下動をラックとピニオン
の組み合わせで行う方式によるものが多く用いられてき
た。図中、30は鏡体31に固定された焦準部本体、3
2はガイド33によって焦準部本体30に上下動自在に
支持された可動体、34は可動体32に固定されたラッ
ク、35は焦準部本体30に回転可能に支持されたピニ
オン軸、36はピニオン軸35と共軸に配置された焦準
操作ハンドルである。
【0003】また、37は標本Sを載置するステージ、
38はステージ37を担持し可動体32に対して位置決
め固定されたステージホルダ、39はコンデンサホルダ
39aを介してステージホルダ38に保持されているコ
ンデンサである。更に、40は対物レンズ41を保持
し、鏡体31のアーム部31aの先端に装着されたレボ
ルバ、42は鏡体31のアーム部31aの上部に取り付
けられた鏡筒、43は鏡筒42の双眼部に装着された接
眼レンズ、44は鏡体31の背面下方に装着された光
源、45は光源44からの光をコンデンサ39に導く照
明光学系である。
【0004】そして、光源44を点灯すれば、光源44
から射出された照明光は、照明光学系45を介してコン
デンサ39に導かれ、コンデンサ39で集光されて標本
Sを照明する。焦準操作ハンドル36の回転操作によ
り、ピニオン軸35,ラック34を介して可動体32が
上下に移動することにより、標本Sのピント合わせが行
われ、標本Sの像が鏡筒42,接眼レンズ43を介して
観察できるようになっている。
【0005】最近は、上述したような手動方式の焦準機
構に、ステッピングモータ等のアクチュエータを取り付
けて、電動化したものも多くなってきた。しかし、ラッ
ク−ピニオン等による手動方式の焦準機構は、精度面で
限界があるので、高精度なアクチュエータを付加したと
しても、十分に性能を発揮できなかった。また、図6で
示したように、ラックにピニオンをかみ合わせた機構
は、アクチュエータに掛かる負荷も大きく、微動操作が
難しいので、特別な減速機構が必要となる。
【0006】そこで、このような問題を解決するため、
ラック−ピニオン等による手動操作を含めず、電動のみ
の焦準操作に限定した電動焦準機構も採用されるように
なってきた。図7は、送りねじを用い直線運動を実現す
る電動送り機構の要部構成図である。このような構成
は、顕微鏡の焦準機構ばかりでなく、測定器や工作機械
等における送り機構、試料ステージのXY送り機構等に
幅広く利用されている。
【0007】図7において、50a,50bは平行に設
けられた一組のガイド、51はガイド50a,50bに
よって上下動可能に支持された可動体、52はガイド5
0a,50bと平行に並設された送りねじ軸である。送
りねじ軸52は、両端の軸受53a,53bによって回
転可能に支持されている。54は送りねじ軸52にかみ
合っているナット、55は可動体51とナット54とを
機械的に固定する結合部材、56はカップリング57を
介して送りねじ軸52と結合されているモータである。
【0008】図7の電動送り機構では、モータ56が回
転すると、カップリング57を介して送りねじ軸52が
回転し、送りねじ軸52にかみ合っているナット54に
は、送りねじ軸52の回転方向に応じて上昇または下降
する方向の力が作用する。従って、ナット54と機械的
に固定されている可動体51が、ガイド50a,50b
によって支持されつつ上または下方向に移動することに
なる。このような電動送り機構を顕微鏡の焦準機構に用
いれば、特別な減速機構を付加することなく、大きな減
速比が得られるとともに、構成部品の数も少ない高精度
な焦準機構が実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7で示し
た電動送り機構を顕微鏡の焦準機構として用い、精度を
確保するは、可動体51に駆動力を与える送りねじ軸5
2が、可動体51を上下動可能に支持しているガイド5
0a,50bと完全に平行に保たれていることが必要で
ある。しかしながら、実際はガイド50a,50bと送
りねじ軸52を完全に平行に配置することは、加工精
度、組立精度等の面から非常に難しく、ガイド50a,
50bと送りねじ軸52との間には、図7に誇張して示
してあるように、Δαの角度誤差が不可避的に生じる。
このような角度誤差Δαを存在させたまま、モータ56
を回転させると、送りねじ軸52のねじ山とナット54
のねじ山との接触部分に無理が生じ、送り量にむらが生
じたり、高回転時にナット54の温度が著しく上昇し
て、負荷が重くなったり、更には、焦準機構の寿命が著
しく低下したりするという問題がある。
【0010】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、部品の加工精度をそれほど必要とせず、しか
も簡単な構成で高精度な電動焦準機構を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の顕微鏡の焦準機
構は、顕微鏡の鏡体に固定されている焦準部本体と、ガ
イドによって焦準部本体に上下動自在に支持されている
可動体と、前記ガイドと略平行に配置されている送りね
じ軸と、前記焦準部本体上に設置され前記送りねじ軸を
垂直方向に規制しかつ回転自在に垂設するように片持支
持する軸受と、前記送りねじ部にかみ合うように前記可
動体に固着されたナットと、前記送りねじ軸と共軸に前
記焦準部本体に取付けられたモータと、前記モータのモ
ータ軸と前記送りねじ軸とを結合するカップリングとを
備えたことを特徴としている。
【0012】また、本発明の顕微鏡の焦準機構は、前記
軸受を調心タイプの軸受となるようにしたことを特徴と
している。
【0013】また、本発明の顕微鏡の焦準機構は、前記
送りねじ軸と前記ナットとの組合せをボールねじタイプ
の構造となるようにしたことを特徴としている
【0014】
【作用】焦準部本体上に設置された軸受により片持支持
された送りねじ軸に、可動体に固着されたナットが組み
合わされている。従って、送りねじ軸が軸受によりあら
かじめ両端支持された従来例に比べて、可動体を支持す
るガイドと送りねじ軸との間に角度誤差が生じることに
よる送りねじ軸のねじ山とナットのねじ山との接触部分
への負担、あるいは送りねじ軸のねじ溝とナットのねじ
溝とそれらの間に介在させたボールへの負担が軽減され
ることにより、送り量にムラが生じたり、ナットの温度
が著しく上昇したり、更には寿命が著しく低下したりす
るようなことがない。また、部品構成が簡単で構成要素
も少ないため高精度な焦準機構が実現できる。
【0015】
【実施例】第1実施例 図1は、本発明に係る焦準機構の第1実施例の構成図で
ある。図中、1は鏡体、2は鏡体1に固定された焦準部
本体、3は焦準部本体2に対してガイドとしてのリニア
ガイド4により上下動自在に支持された可動体である。
リニアガイド4としては、ボールガイドやクロスローラ
ガイドが好ましい。5はリニアガイド4と略平行に配置
された送りねじ軸である。送りねじ軸5は、後述するナ
ットとすべり接触により螺合するように雄ねじが形成さ
れているねじ部とそうでない非ねじ部よりなる。そし
て、送りねじ軸5は、非ねじ部であって直径が太くなっ
ている上端部5aで、焦準部本体2の上面に配設された
軸受としてのスラスト玉軸受6により垂設状態に片持支
持されている。7は送りねじ軸5にすべり接触によりか
み合うように可動体3に固定されているナットである。
そして、スラスト玉軸受6とナット7によって、送りね
じ軸5は回転自在であり、かつ、垂直方向には動かない
ように位置が規制されている。
【0016】また、8は焦準部本体2の上面に固定さ
れ、アクチュエータとしてのステッピングモータ9を取
り付けるための台座、10はステッピングモータ9の軸
9aと送りねじ軸5とを結合するカップリングである。
カップリング10としては、両側の軸間の偏心や偏角を
吸収できるフレキシブルカップリング、更に好ましくは
バックラッシュがなく両側の軸間の偏心や偏角があった
時でも軸への反力が小さいオルダム式カップリング等が
良い。更に、11は観察すべき標本を載置するステー
ジ、12はステージ11を担持するとともに、可動体3
に装着されているステージホルダである。ステージ11
及びステージホルダ12は、可動体3の上下動に伴っ
て、一体的に上下するようになっている。
【0017】上述のように構成された第1実施例の作用
について説明する。まず、ステージ11の位置は次のよ
うにして決められる。モータ9が停止しているときは、
可動体3の自重及びステージ11,ステージホルダ12
の重量により、送りねじ軸5と可動体3に固定されたナ
ット7とのかみ合い部を経由して、送りねじ軸5の上端
部5aとスラスト玉軸受6とが確実に接触することによ
り、焦準部本体2に対し、リニアガイド4を介して上下
動自在に支持された可動体3は、上下方向の位置が決定
される。
【0018】また、モータ9が回転すれば、モータ9の
回転がカップリング10を経由して送りねじ軸5の回転
となり、送りねじ軸5と可動体3に固定されたナット7
とのかみ合い部で、上下方向の推進力に変換されること
により、可動体3,ステージホルダ12,ステージ11
が一体的に上下方向に駆動される。モータ9が回転を停
止することにより、ステージ11も停止する。このと
き、送りねじ軸5を支持するスラスト玉軸受6とナット
7とが、完全に同軸上にないとしても、その偏心量に相
当する分の微少な傾きΔαを有する状態で送りねじ軸5
が片持支持されるために、従来技術のように軸受による
両端支持と可動体を支持するガイドとによる過剰拘束に
ならないので、送りねじ軸5に掛かる負担を軽減でき
る。この結果、モータ9に掛かる回転負荷トルクも滑ら
かなものとなり、より高精度な焦準動作が可能となる。
【0019】なお、本実施例の変形例として、スラスト
玉軸受のかわりに、スラスト方向の負荷能力の比較的大
きいラジアル玉軸受であるアンギュラ玉軸受等も使用可
能である。
【0020】第2実施例 図2は、本発明に係る焦準機構の第2実施例の構成図で
ある。図1と同一の構成部分には、同一符号を付してあ
り、説明は省略する。本実施例では、送りねじ軸が上ね
じ軸20,下ねじ軸21の二体に分けられており、上ね
じ軸20にはねじ部はない。上ねじ軸20と下ねじ軸2
1との間に、偏角に対する性能が良好な公知のフレキシ
ブルジョイント22を介装して、上ねじ軸20と下ねじ
軸21とを結合してある。その他の構成は、第1実施例
と同様であるので、作用の説明も省略する。第2実施例
の場合は、上ねじ軸20,下ねじ軸21をそれぞれ支持
するスラスト玉軸受6とナット7との偏心が大きい場合
でも、フレキシブルジョイント22により吸収できるの
で、第1実施例と比較すると、更に回転特性が良好とな
り、精度も安定する。
【0021】第3実施例 図3は、本発明に係る焦準機構の第3実施例の構成図で
ある。図1と同一の構成部分には、同一符号を付してあ
り、説明は省略する。本実施例では、送りねじ軸5を垂
直方向に規制し回転自在に片持支持するための軸受とし
て、自動調心玉軸受23を用いている以外は第1実施例
と変わるところはない。なお、カップリング10として
はフレキシブルカップリングを用いている。そこで、図
4に第3実施例の要部拡大図を示す。本図では、送りね
じ軸5やナット7に対して、ステッピングモータ9の軸
9aや焦準部本体2の軸受設置面である軸受外輪配設部
2aの中心軸がΔαだけ傾いている場合を誇張して示し
ている。図中、自動調心玉軸受23は、その外輪23a
の軌道が球面であるため、内輪23bやボール23cが
軸受中心の周りを自由に回転できる調心性がある。従っ
て、自動調心玉軸受23の内輪23bは、本実施例にお
いて、外輪23aに対して角度Δαの傾きを持ったまま
回転すること、言い換えれば、焦準部本体2上の軸受設
置面に対して傾斜した状態で回転することが可能であ
る。このとき、カップリング10の許容偏角がΔαより
大きくまた許容偏心が l×tan(Δα) (lは自
動調心玉軸受23の中心からカップリング10までの距
離) より大きければ、カップリング10は、滑らかに
回転することが可能である。このように、第3実施例に
おいては、送りねじ軸5を支持する自動調心玉軸受23
とナット7との間にΔαの傾きが存在する場合において
も、送りねじ軸5にかかる負担が軽減できる。この結果
モータ9にかかる回転負荷トルクも滑らかなものとな
り、高精度な焦準動作が可能となる。
【0022】第4実施例 図5は、本発明に係る焦準機構の第4実施例の構成の主
要部を示す図である。図1,図3と同一の構成部分に
は、同一符号を付してあり、説明は省略する。本実施例
は、第3実施例において可動体3を上下動させるための
送りねじ軸5とナット7の組合せをボールねじタイプに
変更したものであり、図中24はボールねじ軸、25は
ナット、26はボールねじ軸24とナット25とに設け
られたねじ溝間に介在させた多数のボールを示してお
り、これらは、ボールねじ軸24の回転時に転がり接触
となるような構造となっている。ボールねじ軸24は、
図1,図3における送りねじ軸5と同様に、非ねじ部で
あって直径が太くなっている上端部24aで、焦準部本
体2の上面に配設された軸受としての自動調心玉軸受2
3により垂設状態に片持支持されており、垂直方向に位
置が規制され、また回転自在となっている。更に、軸受
中心を支点にして角度Δα(軸受によって様々である
が、およそ3〜4degまで可能)だけ傾斜することも
可能である。このように、第4実施例では、ボールねじ
を用いたことにより、ねじ軸24の回転抵抗が著しく減
少し、その回転も更に滑らかなものとなる。また、本実
施例では、ねじ軸24が第3実施例と同様に自動調心玉
軸受23により垂設状態に支持されているので、焦準部
本体2や可動体3等の部品精度が良好でなく自動調心玉
軸受23とナット25との間にΔαの傾きが生じても、
焦準部の送り特性やバックラッシュ等の精度には影響を
及ぼさない。
【0023】なお、本出願人らの実験によると、焦準駆
動させるステージや標本の重量が比較的軽量の場合に
は、第1実施例や第2実施例の様な構成がより効果が大
きく、大重量の場合や、焦準部本体や可動体の部品精度
が良好でない場合には、第3実施例や第4実施例の構成
がより効果が大きい。
【0024】その他、図面は省略するが、上記各実施例
の変形例としては、上記各実施例におけるモータの軸と
送りねじ軸とを結合するカップリングとして、フレキシ
ブルカップリングやオルダム式カップリングのかわり
に、第2実施例において用いているようなフレキシブル
ジョイントを用いることもでき、それにより、上記各実
施例と同様の作用・効果を奏することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の顕微鏡の
焦準機構によれば、ねじ軸は、直径が太くなっている一
端部で、焦準部本体上面に配設された軸受により垂設状
態に片持支持されており、他の一端部で可動体に固着さ
れているナットとかみ合うように構成してある。その結
果、ねじ軸に負担がかからず、簡単な構成で高精度,長
寿命な焦準機構が実現できる。
【0026】また、本発明の顕微鏡の焦準機構によれ
ば、ねじ軸を垂設状態に支持する軸受を調心タイプの軸
受としたので、焦準部本体や可動体の部品精度が悪くね
じ軸が軸受設置部に対して傾いていても軸受内輪が傾斜
した状態で回転可能であるので、ねじ溝に負担をかけず
に、簡単な構成で高精度,長寿命な焦準機構が実現でき
る。
【0027】また、本発明の顕微鏡の焦準機構によれ
ば、送りねじとしてボールねじを用いたので回転抵抗が
著しく減少し、より高精度,長寿命な焦準機構が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焦準機構の第1実施例の構成図で
ある。
【図2】本発明に係る焦準機構の第2実施例の構成図で
ある。
【図3】本発明に係る焦準機構の第3実施例の構成図で
ある。
【図4】本発明に係る焦準機構の第3実施例の要部拡大
図である。
【図5】本発明に係る焦準機構の第4実施例の要部拡大
図である。
【図6】従来の顕微鏡における焦準機構の構成図であ
る。
【図7】送りねじを用いた電動送り機構の要部構成図で
ある。
【符号の説明】
1 鏡体 2 焦準部本体 3 可動体 4 ガイド 5 送りねじ軸 6 軸受 7 ナット 9 モータ 10 カップリング
フロントページの続き (72)発明者 高橋 一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−236991(JP,A) 特開 昭60−207239(JP,A) 特開 昭61−99113(JP,A) 実開 昭62−151514(JP,U) 実開 昭62−173711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 21/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の鏡体に固定されている焦準部本
    体と、ガイドによって前記焦準部本体に上下動自在に支
    持されている可動体と、前記ガイドと略平行に配置され
    ている送りねじ軸と、前記焦準部本体上に設置され前記
    送りねじ軸を垂直方向に規制しかつ回転自在に垂設する
    ように片持支持する軸受と、前記送りねじ部にかみ合う
    ように前記可動体に固着されたナットと、前記送りねじ
    軸と共軸に前記焦準部本体に取付けられたモータと、前
    記モータのモータ軸と前記送りねじ軸とを結合するカッ
    プリングとを備えた顕微鏡の焦準機構。
  2. 【請求項2】 前記軸受を調心タイプの軸受となるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の焦準機構。
  3. 【請求項3】 前記送りねじ軸と前記ナットとの組合せ
    をボールねじタイプの構造となるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の焦準機構。
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