JP3454273B2 - 文書処理装置および方法 - Google Patents

文書処理装置および方法

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JP3454273B2
JP3454273B2 JP03973092A JP3973092A JP3454273B2 JP 3454273 B2 JP3454273 B2 JP 3454273B2 JP 03973092 A JP03973092 A JP 03973092A JP 3973092 A JP3973092 A JP 3973092A JP 3454273 B2 JP3454273 B2 JP 3454273B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、文書情報の作成,編集,出力,
伝送等の文書処理を行うための装置および方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、或る文書を他の人に回覧した
い場合には、まず作成者がワードプロセッサや文書作成
用のワークステーションを使用して電子的な文書を作成
する。この電子的な文書の他の人に送付するための方法
としては、プリンタにより文書の内容を用紙上に印刷し
て従来の回覧用紙と同様に相手に手渡す方法、文書情報
をフロッピーディスク等の記憶媒体に記録し、或いは、
さらにネットワークにて伝送する方法がある。受取人
は、記憶媒体から読み出された、或いは、ネットワーク
を介して送られてきた文書情報をプリンタにより用紙上
に印刷するか、或いは、電子ディスプレイに表示する等
の過程を経て情報の共有化をはかる。受取人は、それを
知識として将来のために蓄えるか、加工して新しい文書
情報とするか、新たな文書情報で発信人に答えるかして
一連の文書情報処理工程が終了する。
【0003】受信された文書情報に対して回答が必要な
場合には、回答文書は、印刷された紙の文書に直接返信
を上書きすることにより作成される。また、ワークステ
ーションなどを使用する場合は、回答文書は、新しく文
書を作成するか元の文書を編集し直して電子メールで送
る等の過程を経て作成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文書が印刷された印刷
物に直接上書きする以外は、見る文書が電子的手段で表
現されているため、ユーザに対する視覚的なインターフ
ェイス特性が悪いという問題がある。すなわち、文書が
CRTディスプレイや液晶ディスプレイにより表示され
るため、紙に直接書かれた文書に比較して目に対する刺
激が多く、また、コントラストが明瞭でなく解像度も悪
いため目が疲れ易い等の不都合がある。
【0005】また、これらの文書情報が全てコード化さ
れた情報で伝送される場合には、伝送の効率が良く、そ
の後の加工・伝送が容易であるという利点がある一方
で、基本的に手書きの情報でないための欠点もある。す
なわち、手書きの手軽さが無くキーボードを使わざるを
えないので、誰でも使えるという一般性がない。また、
文書情報がコード化された情報で伝送される場合、出力
される文字は一定の字体の活字であり、また、一般に黒
一色であるので、文書を受け取る人(読み手)は、メリ
ハリの無い平板な文書を読まざるをえない等の問題もあ
る。
【0006】一方、印刷された紙の文書に直接返信を上
書きする場合には、それを相手に伝送する機器として、
ファクシミリなどの画像伝送装置が提供されているが、
全ての情報がビットマップの画像情報として取り扱われ
るため、情報の各部分の変更が容易でなく伝送,蓄積の
効率も悪いという欠点がある。
【0007】本発明は上記の様な既存の機器の欠点を鑑
みて案出されたものであり、その目的は、視認性の良い
紙の上での情報を元に、書かれた文書を読み、手書きで
情報を追加し、伝送し、さらには文書の編集処理・修正
等を行うための文書処理装置および方法を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、電子的に作成された文書情報を二次元の画
像データに展開する手段と、前記二次元の画像データに
基づき記録媒体上に文書を印刷する手段と、前記記録媒
体に対して手書きで記入された画像を手書きの画像情報
として検出する手段と、検出された手書きの画像情報の
意味を認識する手段と、認識された意味に基づいて前記
電子的に作成された文書情報に対する処理を行う手段と
を備えている文書処理装置において、前記手書きの画像
情報のみをネットワークを介して他のシステムに伝送す
る手段を更に備えていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、ワードプロセッサ等により
電子的に作成された文書情報が一旦二次元の画像データ
に展開され、この画像データに基づいて用紙等の視認性
の良い記録媒体上に文書が印刷される。この文書に対し
て通常の筆記用具を使用して所望の文字,記号,図形等
が手書きで記入される。この手書きの画像情報のみが検
出され、更にこの手書きの画像情報の意味が認識され
る。そして、この認識された意味に基づいて、文書情報
に対する予め決められた所定の処理が行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0011】図1は、本発明の文書処理装置の一実施例
を示すブロック図である。図2は、上述の文書処理装置
が組み込まれたテーブルの外観を示す概略図である。ま
た、図3は、このテーブルにおける文書処理装置の組込
状態を示す概略断面図である。
【0012】図において、1は他の文書処理装置或いは
文書作成装置との文書情報の通信を行うための ネット
ワーク、2は装置全体の制御を行う制御部、3は送られ
てきた情報の内容に基づいてプリント情報を二次元的な
ビットマップに展開する展開ユニット、4は展開された
ビットマップ表現の画像情報を用紙或いはそれに準ずる
記録媒体上に出力するプリンタ、5は手書きで修正,追
加等が行われたプリンタ出力用紙の画像を読み込む画像
入力装置、6は読み込まれた画像の中から文字及び図形
を認識する画像認識装置、7は文字及び図形の意味を認
識して認識結果に応じた処理情報を制御部2に対して送
るための処理認識装置である。また、制御部2には、作
成した或いは受信した文書情報を格納するための記憶装
置2a、この記憶装置2aへの文書の格納状態を模式的
に示す液晶ディスプレイ2b、この液晶ディスプレイ2
b上に表示された文書を示すアイコン2c上にカーソル
2dを移動させて文書を選択するためのマウス2e等が
接続されている。
【0013】テーブル8の天板9の下側には電子写真方
式のプリンタ4が配置されている。プリンタ4において
は、通常のレーザプリンタと同様に、矢印方向に回転す
るドラム状の感光体10の周囲に、帯電器11、レーザ
出力スキャナ12、現像器13、転写器14、クリーナ
15等が順次配置されている。また、給紙部16から用
紙17が搬送ロール18により転写部19方向に搬送さ
れ、転写後の用紙は、ガイドロール20位置を通過して
定着器21に至り定着処理を受ける。定着後の用紙17
は、ガイドロール22〜25を通過して、テーブル8の
天板9に設けられた出口スリット26を貫通して天板9
の上面に引き出される。
【0014】天板9の上面に引き出された定着後の用紙
17aは、天板9の上面に沿って矢印A方向に搬送さ
れ、所定の位置で停止する。この停止状態において、鉛
筆,ペン,サインペン等の筆記用具27により用紙17
aに対して書き込みが行われる。天板9の奥側(図3に
おいて左側)には出口スリット26から用紙の搬送方向
に一定距離離れた位置に、出口スリット26と平行に入
口スリット28が形成されており、手書き後の用紙17
bは、この入口スリット28を貫通して天板9の下側に
引き込まれ、ロール29〜31により下方に向けて搬送
される。ロール30とロール31との間には、用紙17
bの画像面に接触するように密着型のイメージスキャナ
32が配置されている。このイメージスキャナ32は、
図1に示す画像入力装置5の画像読取素子である。
【0015】次に、上述の文書処理装置の動作について
説明する。
【0016】図1において、ワードプロセッサ,ワーク
ステーション等の他の文書作成装置(図示せず) で作成
された文書情報がネットワーク1を通じて文書処理装置
に入力されると、この文書情報は制御部2に入力され、
その内容が識別される。入力された情報が他装置からの
文書情報であると認識されると、その文書情報中のプリ
ント情報が展開ユニット3に供給される。なお、プリン
ト情報とは、文書情報中のプリンタ4で出力すべきコー
ド化された情報を意味する。この展開ユニット3で、た
とえば、文字コードから文字の形を表す二次元的なビッ
トマップパターンに展開され、また、ベクトルコードか
ら図形の形を表す二次元的なビットマップパターンに展
開される。すなわち、コード情報から画像情報への展開
が行われる。この画像情報はプリンタ4に供給され、用
紙上に画像が出力される。すなわち、不可視の画像情報
が視認情報に変換される。
【0017】このプリンタ4における画像出力工程につ
いて、図3を参照して説明する。展開ユニット3からの
画像情報はレーザ出力スキャナ12に供給され、画像情
報で変調されたレーザビームにより感光体10の表面が
露光走査される。感光体10は予め帯電器11で一様に
帯電されているので、この露光により感光体10上に出
力すべき画像に対応した静電潜像が形成される。この静
電潜像は現像器13で現像され、可視の現像剤像すなわ
ちトナー像が得られる。このトナー像は、転写部19に
おいて給紙部16から送られてきた用紙17上に転写さ
れ、定着器21で用紙17上に定着される。定着後の用
紙17aは、ロール22〜25を経由し、出口スリット
26を通してテーブル8の天板9上面に沿って引き出さ
れる。用紙17aは天板9上に1枚分の画像が引き出さ
れた時点で停止する。これにより、操作者は、プリンタ
4により出力された画像を見ることができるようにな
る。この画像は通常の用紙上に形成されているので、目
に負担をかけることなく文書の内容を見ることができ
る。
【0018】次に、プリンタ4から出力された画像情報
が記録された用紙を元にした回答或いは返答文書を作成
する手順について、図4のフローチャートを参照して説
明する。
【0019】プリンタ4から用紙が出力されると (ステ
ップ101)、操作者は用紙17a上に出力された画像
情報の内容を理解し、それに対する返答をペン等の筆記
用具27を使用して手書きで、印刷された用紙17a上
に重ねて描く(ステップ102)。図2のBは手書き画
像の例を示す。なお、ここでは操作者の行為を示すステ
ップは破線枠で示す。
【0020】用紙17a上に描かれた二次元画像は、イ
メージスキャナ32を使用した画像入力装置4にて電気
的信号に変換される。すなわち、本実施例においては、
手書き後の用紙17bは、入口スリット28を通して天
板9の下側に引き込まれ、イメージスキャナ32を通過
するときに、画像情報が読み取られる。この画像情報の
読み取りのために、本実施例のようにイメージスキャナ
32を使用する場合には、予めプリンタ4で視認情報に
変換されたすなわち印刷された画像情報と、手書きで描
いた画像情報を識別し、後者の画像情報のみを新たに読
み取ることが必要である。これは、操作者が新たに書き
込んだ画像情報から、各種の指示を認識する必要がある
からである。
【0021】このためには、たとえば、図5に示すよう
に、イメージスキャナ32としてカラーイメージスキャ
ナ32aを使用し、プリンタ4で視認情報に変換された
画像情報の色と、手書きで描かれた画像情報の色を異な
らせ、イメージスキャナにて色の違いを識別させる事
で、選択的に手書きで描いた画像情報のみを入力する事
が出来る(ステップ103)。たとえば、元の文書が黒
で印刷され、手書きの画像の色が赤である場合には、画
像入力装置5内に設けられた色分離回路5aにより、カ
ラーイメージスキャナ32aからのカラー信号から赤信
号成分を分離して、これを手書き画像情報とすればよ
い。画像入力装置5により読み取った手書き画像情報は
制御部2に供給され、目的に応じて、ネットワーク1を
通じて他の文書処理装置に伝送されたり、制御部2に接
続された記憶装置2a、或いは、ネットワーク1に接続
された記憶装置に蓄積されたり、プリンタ4で印刷され
たりする。たとえば、手書きの画像情報、すなわち、描
画情報の内容を認識することなくそのまま処理する場合
には (ステップ104)画像情報を圧縮し (ステップ1
05)、伝送,蓄積,印刷等の処理を行う (ステップ1
06)。
【0022】或いは、より高度な処理を行うために、手
書きの画像情報が文字情報であれば画像認識装置6の文
字認識機能にて文字のコード情報に変換され、また、手
書きの画像情報が図形情報であれば画像認識装置6の図
形認識機能にて図形のコード情報に変換されて次の処理
が行われる。
【0023】認識処理を効率良く行うために、読み取っ
た画像が文字であるか図形であるかの領域抽出を行う
(ステップ107)。そして、文字領域では領域内の文
字を認識する (ステップ108)。これには一般に文字
のパターンマッチング法が用いられる。認識された文字
情報は、その内容に従って、その情報をそのまま伝送,
蓄積,印刷等の処理をしたり (ステップ109,10
6)、プリンタ4で視認情報に変換された画像情報に、
新たに認識された情報を重ねて表示したり (ステップ1
10)、さらに認識された情報の内容に従って次の処理
を行う (ステップ111)。
【0024】ここでの次の処理とは、それが文字情報で
あればその意味に従い処理をすることである。たとえ
ば、操作者により書き込まれた文字が「Aさんにコピー
一部」であれば、この文章の意味を自動認識して、
「A」という名前の操作者のメールアドレスに、受信さ
れた文書情報と同じ情報を電子メールで送信する処理を
行う。なお、受信された文書情報は、制御部2に接続さ
れた記憶装置2aにコード化情報として記憶されてお
り、また、操作者の名前とメールアドレスの対応は予め
テーブルとして作成されているものとする。
【0025】また、図形領域においても文字領域と同様
に領域内の図形が認識され (ステップ112)、認識さ
れた図形情報は、その内容に従って、該情報をそのまま
伝送,蓄積,印刷等の処理をしたり (ステップ113,
106)、プリンタ4で視認情報に変換された画像情報
に、新たに認識された情報を重ねて表示したり (ステッ
プ114)、原プリントを修正したり (ステップ11
5)、さらに認識された情報の内容に従って次の処理を
行う (ステップ116)。
【0026】ここでの次の処理とは、図形による指定内
容に従い処理を行うことを意味する。たとえばその図形
が、プリンタ4で視認情報に変換された文字情報に上書
きされた二重直線であれば、該文字情報は消去される等
の処理にて原稿が修正されるなどである。或いは”O
K”サイン等により次の配布先に送られるなどの処理も
考えられる。これらの処理は、たとえば、制御部2に内
蔵されているテキストエディタを使用して記憶装置2a
に格納されている文書情報のデータを変更することによ
り実現される。
【0027】読み取った画像が文字であっても図形であ
っても、これらの処理の認識は図1の処理認識装置7に
て行われる。なお、上述の処理は全て自動的に行われる
ことが望ましいが、実際には文字認識率の問題等により
実現が困難である。そこで、基本的には自動処理を行う
が、システムが自動処理が困難であると判断した部分に
関してはアラームを発して人間の判断による処理を行う
ことが実際的である。
【0028】これらの処理を経た原稿は、ネットワーク
1にて他の装置に伝送されるか、自装置で確認のため印
刷されるかする。
【0029】上述の実施例においては、予めプリンタ4
で視認情報に変換された画像情報と手書きで描いた画像
情報とを識別するために、イメージスキャナ32を用い
前者の画像情報と後者の画像情報の色を変えて選択的に
後者の画像情報のみを新たに読み取る「色分離法」を採
用したが、この方法の他に、以下に説明する「差分
法」,「透明シート法」,「位置検出法」で手書き画像
情報を検出することができる。
【0030】まず「差分法」を図6を参照して説明をす
る。プリンタ4にプリント二次元画像データが供給され
ると (ステップ201)、このデータに基づいて印刷が
行なわれる (ステップ202)。そして、プリンタ4か
ら出力された用紙上に直接手書きで記入する (ステップ
203)。このとき、印刷された二次元画像データと手
書きで追加された二次元画像データは同一の紙の上の画
像であり、これがそのままイメージスキャナ32で読み
取られる (ステップ204)。印刷された二次元画像デ
ータと読み取られた画像入力データの空間的差分を演算
すれば (ステップ205)、手書きで追加された二次元
画像データが得られる (ステップ206)。なお、空間
的差分とは、両画像データをビットマップに展開したと
きの対応ドットにおけるビット状態の差である。この空
間的差分の演算を実現するためには、図7に示すよう
に、イメージスキャナ32から得られた画像情報をイメ
ージメモリ5bに格納するとともに、展開ユニット3か
らの印刷された文書画像に対応する二次元画像データ
(プリント二次元画像データ)をイメージメモリ5cに
格納し、差分演算回路5dにより両イメージメモリ5
b,5cの内容の差分を求めればよい。
【0031】この「差分法」においては、二次元画像デ
ータの1ドット毎の差分演算をするわけであるから、プ
リント二次元画像データと読み取られた画像入力データ
との解像度が一致する事はもちろんのこと、さらに画像
のスキューがあっても正しく読み取った事にはならな
い。そこで解像度程度(0.1mm)のスキュー補正を
常に行う必要がある。一般には手書きで追加された二次
元画像データは画像密度が低いので、空間的差分の演算
結果が輪郭のみからなる画像でないか否かを監視してお
けばスキュー発生を防止する事は容易である。すなわ
ち、二次元上で連続していないビット情報で且つそのビ
ット密度が低くて、原画と、追加がある二次元画とが正
しく差分演算されていないと推定される場合である。ス
キュー発生の場合には、読み取られた画像入力データを
二次元的にわずかに移動・回転して演算結果が輪郭のみ
からなる画像でない状態にする。二次元画像データの演
算を行う場合には、一般には大量のメモリが必要である
が、現実的にはこれらの演算は全画像をブロック分割し
て行うので演算の為のメモリ空間は大きくとらない。
【0032】次に、「透明シート法」について説明す
る。この「透明シート法」を実施するための文書処理装
置の構成例を図8及び図9に示す。なお、図2及び図3
に示す実施例と対応する部材等には、同一符号を付して
いる。図8及び図9に示す実施例においては、定着器2
1は、加熱を停止することにより、或いは、用紙から離
間させることにより不動作とされ、用紙上に転写された
トナー像は未定着のままとされる。未定着画像が載った
用紙17cは、出口スリット26を介して天板9上に引
き出される。天板9の上面に沿って搬送された未定着用
紙17cは、ロール29,30により入口スリット28
を通して天板9の下側に引き込まれ、クリーナ33で未
定着のトナー像が除去された後、ロール31,34,3
5,18を介して再度転写部19に送られる。すなわ
ち、用紙は循環して使用され、同一の用紙に対して画像
形成及び画像消去の処理が繰り返される。
【0033】また、出口スリット26より若干手前(図
9において右側)に透明シート用出口スリット36が形
成されるとともに、入口スリット28より若干奥側に透
明シート用入口スリット37が形成され、これらのスリ
ット36,37を通過して用紙17の経路を囲むよう
に、ロール38〜44に沿って透明シート45が循環可
能に張り渡されている。従って、テーブル8の天板9上
においては、未定着の用紙17cの上に重ねて透明シー
ト45が置かれることになる。
【0034】以下、「透明シート法」の動作について、
図10のフローチャートを参照して説明する。プリンタ
4にプリント二次元画像データが供給されると (ステッ
プ301)、このデータに基づいて印刷が行なわれる
(ステップ302)。ただしここではトナー像は定着さ
れない。画像が形成された用紙は未定着のまま天板9上
に引き出される。次に、透明シート45を搬送する所定
のロールを回転させて、透明シート45の未記入部分
が、未定着用紙17cの画像部分の上に位置するように
移動させる (ステップ303)。次に、未定着用紙17
cの画像を透明シート45を通して見ながら、鉛筆,ペ
ン,サインペン等の筆記用具27を使用してこの透明シ
ート45の上に手書きで文字・図形を記入する (ステッ
プ304)。次に、未定着用紙17cとともに、或い
は、未定着用紙17cはそのままにして透明シート45
を移動し、その後、透明シート45を未定着用紙17c
から分離し、透明シート45のみをイメージスキャナ3
2で画像読み取りすれば (ステップ305)、手書きで
追加された二次元画像データのみが得られる (ステップ
306)。
【0035】上記「透明シート法」の利点は、手書きで
画像が記入された透明シート45を一次元のイメージス
キャナ32に送って読み取る事により、印刷された二次
元画像データを表示した用紙17cと透明シート45と
を画像読み取りの都度分離することができるので、用紙
17cの画像を使用後消去して繰り返し使える事であ
る。一般には印刷は、画像となる色素を含む色材(イン
ク、トナー等)を紙に付着させる事でなされるが、この
「透明シート法」では手書きでの記入の場合に、常に透
明シート45が用紙17cを覆っているので、たとえば
電子写真法による印刷の場合では、トナーの定着をしな
い場合でも、手書きの際にトナー像が乱れることがな
い。したがって、トナー像を未定着とし必要に応じてク
リーナ33によりトナーを除去することにより、用紙1
7を繰り返し使う事が可能となる。このように、文書に
手書きで加筆・修正する場合には、紙の画像を落として
からもう一度使用する事ができるので、紙が無駄になら
ないという効果がある。更に、筆記用具27として、ホ
ワイトボード用のサインペンのような消去可能なものを
使用すれば、透明シート45の画像を使用後消去して繰
り返し使うこともできる。
【0036】なお、この「透明シート法」においても、
必要に応じてトナー像を用紙上に定着させることができ
る。この場合、図8に示すように天板9の用紙載置部の
近傍に定着ボタン46を設け、このボタンが押されたと
きは定着器21を動作状態とすればよい。
【0037】最後に、「位置検出法」について説明す
る。これは、ペン,鉛筆,サインペン等の筆記用具27
の二次元の動きを検出し、その軌跡を受信された画像情
報の文字・図形に対応させる事により、手書きで追加さ
れた二次元画像データのみを得る方式である。図11
は、この「位置検出法」を実施するための文書処理装置
の構成例である。なお、図3に示す実施例と対応する部
材には同一符号を付している。図11に示す実施例にお
いては、テーブル8の天板9の用紙で覆われる用紙載置
部分に二次元ディジタイザ9aを配置する。この二次元
ディジタイザ9aは、その表面がペン,鉛筆,サインペ
ン等の筆記用具27で押圧されたときの、圧力の変化,
通電状態の変化等を検出して押圧位置の座標を出力する
ものである。
【0038】この「位置検出法」においては、図12の
フローチャートに示すように、プリンタ4にプリント二
次元画像データが供給されると (ステップ401)、こ
のデータに基づいて印刷が行なわれる (ステップ40
2)。そして、筆記用具27を使用してプリンタ4から
出力された用紙上に直接手書きで記入する (ステップ4
03)。このとき、筆記用具27による記入位置は二次
元ディジタイザ9aにより検出されており、この位置デ
ータを集積することにより (ステップ404)手書き画
像データが得られる (ステップ405)。
【0039】この「位置検出法」の利点は、前記「差分
法」,「透明シート法」の様なイメージスキャナでの画
像読み取りとは異なり、手書きで追加された二次元画像
データが追加と同時に得られること、すなわち、リアル
タイム性がある事である。
【0040】次に、本発明による文書処理装置の応用例
を、図13〜図15のフローチャート及び図16〜図2
3を参照して説明する。
【0041】図16は、手書きの宛名書きへの使い方の
例を示す説明図である。他から送られた文書或いは自分
で作成した文書を第三者に送る場合に、元になる文書を
プリンタ4で出力し、この文書の右上に示す認識領域P
にその宛名「Aさんへ」を手書きで記入する。そして、
この手書き部分をシステムに認識させる事により、目的
の文書を目的の宛先に電子メールで送るという処理 (ス
テップ101〜103)を行わせる使い方が出来る。こ
の場合、文書の画像領域と認識領域Pが重ならないよう
に設定されている場合には、図3に示す実施例において
も、色による手書き文書の識別を行う必要はなく、単に
認識領域Pに対応する画像のみを読み取ればよい。
【0042】図17は、オフィスでの回覧など文書のチ
ェックへの使い方の例を示す説明図である。他から送ら
れた文書を第三者に送る場合に、認識領域Pに”OK”
等の文字・記号を手書きで記入してシステムに認識させ
る事により、この文書を予め決まられた次の回覧先に電
子メールで送るという処理 (ステップ101,102,
104,105)を行わせることが出来る。この場合、
対象となる文書はコード化されたものでもビットマップ
で表されたものでもよい。
【0043】図18は、文書の校正などの文書文字形態
の変更指示の使い方の例を示す説明図である。他から送
られた文書或いは自分で作成した文書の一部の文字・図
形の形態を変更する場合に、説明図の中程に示す領域を
丸印Qで囲んで修正指示(この場合は「大きく」)等の
文字・記号を手書きで記入してシステムに認識させる事
により、丸印Qで囲んだ部分の文字の属性データのう
ち、文字の大きさ(ポイント数)を表すデータを変更す
る処理 (ステップ101,106〜111)を行わせる
ことが出来る。この場合、対象となる文書はコードで表
されたものである必要がある。
【0044】図19は、文書の一部抽出指示の使い方の
例を示す説明図である。他から送られた文書或いは自分
で作成した文書の一部の文字・図形を抽出する場合に、
説明図の複数の丸印R1 〜R4 で示す領域の文字・図形
を手書きで指示記入してシステムに認識させる事によ
り、その部分だけからなる新しい文書等を作成する処理
(ステップ101,106〜110,112,113)
を行わせることができる。この場合の手書きの抽出指示
としては、たとえば、「他文書作成」,「キーワー
ド」,「結論」,「転送」等がある。「他文書作成」と
指示された部分は切り出されて新たな文書が作成され、
「キーワード」と指示された部分の単語は、その文書を
表すキーワードとして登録され、「結論」と指示された
部分の切り出されて結論のみが集められたファイルに転
送される。また、「転送」と指示された部分は、予め決
められた転送先に転送される。
【0045】図20は、文書の校正などの場合の図形移
動の指示の使い方の例を示す説明図である。他から送ら
れた文書或いは自分で作成した文書の一部の図形の位置
を移動する場合に、説明図の下程に示す丸印Sで囲んだ
図形の移動を、手書きで記入した矢印Tで指示し、シス
テムに認識させる事により、図形移動の処理 (ステップ
101,106,107,114,115)を行わせる
ことができる。
【0046】図21は、文書の校正などの文書文字の変
更指示の使い方の例を示す説明図である。他から送られ
た文書或いは自分で作成した文書の一部の文字・図形を
変更する場合に、説明図の中程に示す二重線で示す指示
と変更後の文字・図形(この場合は「簡単な」)を手書
きで記入してシステムに認識させる事により、「簡易
な」を「簡単な」に変更する処理 (ステップ101,1
06,116〜119)を行わせることができる。
【0047】図22は、文書の追加指示の使い方の例を
示す説明図である。他から送られた文書或いは自分で作
成した文書に新たに文書を追加する場合に、説明図の下
程に示す追加部Uの文字・図形(この場合は「産業界特
に情報エレクトロニクス産業では、製品のコスト低減・
性能向上は当然の進むべき方向として合意されてき
た。」)を手書きで記入してシステムに認識させる事に
より、手書き文字を文字コードに変換して、元の文書の
末尾に追加する処理 (ステップ101,106,11
6,120,121)を行わせることができる。
【0048】図23は、図面の修正・清書の場合の指示
の使い方の例を示す説明図である。他から送られた図面
或いは自分で作成した図面の一部を修正する場合に、説
明図の上程に示す×印Vで線分の取消指示を行い、手書
きで記入した線分 (図においてWで示す)で新たに記入
する図面上の線分を指示しシステムに認識させる事によ
り、処理を行わせることができる (ステップ122〜1
24)。もちろん新たな線分は清書され、元の図面が更
新される。
【0049】なお、上述の実施例においては、手書き画
像情報に基づいて制御部2において種々の処理を行った
が、手書き画像情報或いはこの手書き画像情報から得ら
れたコード化情報,処理情報等をネットワーク1を介し
て送信元に送り返し、送信元で各種の処理を行うように
してもよい。このように手書き画像情報のみを伝送する
ことにより、元の文書に加筆した状態で伝送する場合に
比べて伝送量の大幅な低減が可能となる。
【0050】また、加筆の色を処理の種類に応じて異な
らせ、画像情報読み取り時に手書き画像情報の色を検出
して、色に応じてそれぞれ異なった処理を行わせること
もできる。更に、複数の文書作成装置をネットワークを
介して互いに接続し、各文書作成装置において加筆の色
を異ならせておくことにより、受信側で送信元がどこで
あるかを識別することができる。
【0051】なお、上述の実施例においては、電子写真
方式のプリンタを例に挙げて説明したが、本発明はイン
クドナーフィルム等を使用した熱転写方式のプリンタに
対しても適用することができる。この場合、熱転写材
料,記録紙の種類等を選択することにより、転写時には
記録紙上に転写像が仮定着状態となるようにし、転写後
に更に熱を加えることにより転写像が記録紙に対して本
定着されるようにすることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、用紙或いは用紙同等の品質を有する記録媒体に文書
情報を印刷してこの印刷物の内容を操作者が読み、この
読んでいる文書そのものに手書きで直接に多種の指示を
することができる。したがって、ディスプレイに表示さ
れた文書を読む場合に比べて操作者の目の疲労が少なく
なる。また、印刷された文書に対して手書きで指示を上
書きするという入力方法を採用しているので、キーボー
ド等の操作になれていない操作者にとっても抵抗なく操
作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の文書処理装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1に示す文書処理装置が組み込まれたテー
ブルの外観を示す概略図である。
【図3】 図2に示すテーブルにおける文書処理装置の
組込状態を示す概略断面図である。
【図4】 本実施例の文書処理装置における処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図5】 手書き画像情報を得るための手段として「色
分離法」を採用する場合の画像入力装置の構成例を示す
部分ブロック図である。
【図6】 手書き画像情報を得るための手段として「差
分法」を採用する場合の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】 上記「差分法」を採用する場合の画像入力装
置の構成例を示す部分ブロック図である。
【図8】 手書き画像情報を得るための手段として「透
明シート法」を採用する場合のテーブルを示す概略外観
図である。
【図9】 上記「透明シート法」を採用する場合のテー
ブルにおける文書処理装置の組込状態を示す概略断面図
である。
【図10】 上記「透明シート法」を採用する場合の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図11】 手書き画像情報を得るための手段として
「位置検出法」を採用する場合のテーブルにおける文書
処理装置の組込状態を示す概略断面図である。
【図12】 上記「位置検出法」を採用する場合の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図13】 本実施例の文書処理装置において、手書き
画像データの内容に応じてどのような処理が行われてい
るのかを示すフローチャートの第1の部分である。
【図14】 本実施例の文書処理装置において、手書き
画像データの内容に応じてどのような処理が行われてい
るのかを示すフローチャートの第2の部分である。
【図15】 本実施例の文書処理装置において、手書き
画像データの内容に応じてどのような処理が行われてい
るのかを示すフローチャートの第3の部分である。
【図16】 本実施例の文書処理装置における手書きの
宛名書きへの使い方の例を示す説明図である。
【図17】 本実施例の文書処理装置におけるオフィス
での回覧など文書のチェックへの使い方の例を示す説明
図である。
【図18】 本実施例の文書処理装置における文書の校
正などの文書文字形態の変更指示の使い方の例を示す説
明図である。
【図19】 本実施例の文書処理装置における文書の一
部抽出指示の使い方の例を示す説明図である。
【図20】 本実施例の文書処理装置における文書の校
正などの場合の図形移動の指示の使い方の例を示す説明
図である。
【図21】 本実施例の文書処理装置における文書の校
正などの文書文字の変更指示の使い方の例を示す説明図
である。
【図22】 本実施例の文書処理装置における文書の追
加指示の使い方の例を示す説明図である。
【図23】 本実施例の文書処理装置における図面の修
正・清書の場合の指示の使い方の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク、2 制御部、2a 記憶装置、2b
液晶ディスプレイ、2c アイコン、2d カーソ
ル、2e マウス、3 展開ユニット、4 プリンタ、
5 画像入力装置、5a 色分離回路、5b,5c イ
メージメモリ、5d 差分演算回路、6 画像認識装
置、7 処理認識装置、8 テーブル、9天板、9a
二次元ディジタイザ、10 感光体、11 帯電器、1
2 レーザ出力スキャナ、13 現像器、14 転写
器、15 クリーナ、16 給紙部、17,17a,1
7b,17c 用紙、18 ロール、19 転写部、2
0 ロール、21 定着器、22〜25 ロール、26
出口スリット、27 筆記用具、28 入口スリッ
ト、29〜31 ロール、32 イメージスキャナ、3
2a カラーイメージスキャナ、33 クリーナ、3
4,35 ロール、36 透明シート用出口スリット、
37 透明シート用入口スリット、38〜44 ロー
ル、45 透明シート、46 定着ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−287755(JP,A) 特開 平3−68079(JP,A) 特開 昭51−48333(JP,A) 特開 昭57−41770(JP,A) 特開 昭53−130914(JP,A) 特開 昭56−84960(JP,A) 特開 昭61−107468(JP,A) 特開 平2−50567(JP,A) 実開 平3−28871(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101 H04N 1/38 - 1/393 G06F 3/00 - 3/027 G06F 17/20 - 17/26

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的に作成された文書情報を二次元の
    画像データに展開する手段と、前記二次元の画像データ
    に基づき記録媒体上に文書を印刷する手段と、前記記録
    媒体に対して手書きで記入された画像を手書きの画像情
    報として検出する手段と、検出された手書きの画像情報
    の意味を認識する手段と、認識された意味に基づいて前
    記電子的に作成された文書情報に対する処理を行う手段
    とを備えている文書処理装置において、前記手書きの画
    像情報のみをネットワークを介して他のシステムに伝送
    する手段を更に備えていることを特徴とする文書処理装
    置。
  2. 【請求項2】 電子的に作成された文書情報に基づき印
    刷された記録媒体を覆う透明シート状体と、前記透明シ
    ート状体に対して記入された手書きの情報を検出する手
    段と、検出された手書きの情報を認識する手段と、認識
    された結果に基づいて前記電子的に作成された文書情報
    に対する処理を行なう手段とを備えていることを特徴と
    する文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記手書きの画像情報を検出する手段
    は、手書きの画像情報が記入された前記透明シート状体
    の画像情報を読み取る画像入力装置を備えていることを
    特徴とする請求項2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 電子的に作成された文書を記録媒体に印
    刷する印刷手段と、文書が印刷された印刷媒体を覆う透
    明シート状体と、前記透明シート状体に対して記入され
    た手書きの情報を検出する手段と、検出された手書きの
    情報を認識する手段と、認識された結果に基づいて前記
    電子的に作成された文書情報に対する処理を行う手段と
    備えていることを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記文書を印刷する手段は、前記文書情
    報の二次元の画像データに基づき記録媒体上に色材を付
    着させる画像形成手段と、色材を記録媒体に恒久的に付
    着させる像固定手段と、該像固定手段の動作・不動作を
    制御する像固定制御手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項4記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 電子的に作成された文書情報に基づき印
    刷された記録媒体に対する記入位置を検出することで該
    記録媒体に記入された手書きの情報を検出する手段と、
    検出された手書きの情報を認識する手段と、認識された
    結果に基づいて前 記電子的に作成された文書情報に対す
    る処理を行なう手段とを備えていることを特徴とする
    書処理装置。
  7. 【請求項7】 電子的に作成された文書情報に基づき印
    刷された記録媒体を覆う透明シート状体に対して記入さ
    れた手書きの情報を検出し、検出された手書きの情報を
    認識し、認識された結果に基づいて前記電子的に作成さ
    れた文書情報に対する処理を行なうことを特徴とする文
    書処理方法。
  8. 【請求項8】 電子的に作成された文書情報に基づき印
    刷された記録媒体に対する記入位置を検出することで該
    記録媒体に記入された手書きの情報を検出し、検出され
    た手書きの情報を認識し、認識された結果に基づいて前
    記電子的に作成された文書情報に対する処理を行なうこ
    とを特徴とする文書処理装置。
  9. 【請求項9】 電子的に作成された文書情報に基づき印
    刷された記録媒体に対して手書きで記入された画像を手
    書きの画像情報として検出する手段と、検出された手書
    きの画像情報に対して文字認識を行う手段と、前記認識
    された文字を宛先として意味認識する手段と、前記意味
    認識された宛先に対して前記電子的に作成された文書を
    送付する手段とを備えていることを特徴とする文書処理
    装置。
  10. 【請求項10】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して記入された手書きの情報を
    検出する手段と、検出された手書きの情報に対して文字
    認識を行う手段と、前記認識された文字を宛先として意
    味認識する手段と、前記意味認識された宛先に対して前
    記電子的に作成された文書を送付する手段とを備えてい
    ることを特徴とする文書処理装置。
  11. 【請求項11】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して手書きで記入された画像を
    手書きの画像情報として検出する手段と、検出された手
    書きの画像情報に対して文字認識を行う手段と、前記認
    識された文字を回覧のチェックとして意味認識する手段
    と、前記意味認識された回覧のチェックに基づいて前記
    電子的に作成された文書を予め定められた次の回覧先に
    送付する手段とを備えていることを特徴とする文書処理
    装置。
  12. 【請求項12】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して記入された手書きの情報を
    検出する手段と、検出された手書きの情報に対し て文字
    認識を行う手段と、前記認識された文字を回覧のチエッ
    クとして意味認識する手段と、前記意味認識された回覧
    のチエックに基づいて前記電子的に作成された文書を予
    め定められた次の回覧先に送付する手段とを備えている
    ことを特徴とする文書処理装置。
  13. 【請求項13】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して手書きで記入された画像を
    手書きの画像情報として検出し、検出された手書きの画
    像情報に対して文字認識を行い、前記認識された文字を
    宛先として意味認識し、前記意味認識された宛先に対し
    て前記電子的に作成された文書を送付することを特徴と
    する文書処理方法。
  14. 【請求項14】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して記入された手書きの情報を
    検出し、検出された手書きの情報に対して文宇認識を行
    い、前記認識された文字を宛先として意味認識し、前記
    意味認識された宛先に対して前記電子的に作成された文
    書を送付することを特徴とする文書処理方法。
  15. 【請求項15】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して手書きで記入された画像を
    手書きの画像情報として検出し、検出された手書きの画
    像情報に対して文字認識を行い、前記認識された文字を
    回覧のチエックとして意味認識し、前記意味認識された
    回覧のチエックに基づいて前記電子的に作成された文書
    を予め定められた次の回覧先に送付することを特徴とす
    る文書処理方法。
  16. 【請求項16】 電子的に作成された文書情報に基づき
    印刷された記録媒体に対して記入された手書きの情報を
    検出し、検出された手書きの情報に対して文字認識を行
    い、前記認識された文字を回覧のチエックとして意味認
    識し、前記意味認識された回覧のチエックに基づいて前
    記電子的に作成された文書を予め定められた次の回覧先
    に送付することを特徴とする文書処理方法。
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