JP3452695B2 - 流体制御システム及びこれに用いるバルブ - Google Patents

流体制御システム及びこれに用いるバルブ

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JP3452695B2
JP3452695B2 JP17837495A JP17837495A JP3452695B2 JP 3452695 B2 JP3452695 B2 JP 3452695B2 JP 17837495 A JP17837495 A JP 17837495A JP 17837495 A JP17837495 A JP 17837495A JP 3452695 B2 JP3452695 B2 JP 3452695B2
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道雄 山路
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体の製造や磁
性薄膜の製造、バイオ関連製品の製造、医薬品の製造等
に於いて使用されるものであり、各種流体を処理装置へ
供給するための流体制御システム及びこれに用いるバル
ブに係り、複数のバルブを迅速且つ電気信号に追随して
正確に作動させることにより、処理装置への各種流体の
供給を正確に制御できるようにした流体制御システム及
びこれに用いるバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の半導体の製造に於いて使
用されている流体制御システムの一例を示すものであ
り、当該流体制御システムは、処理装置(ウエハーの処
理を行うプロセスチャンバー)C内へ数種類の流体
1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 を供給する主制御ライン
L及び分岐制御ラインL1 〜L5 と、分岐制御ラインL
1 〜L 5 に組み込まれ、プロセスチャンバー内へ供給さ
れる各種流体G1 ,G2 ,G3,G4 ,G5 の切り換え
を行う複数のバルブV等から構成されている。尚、図4
に於いて、L6 はプロセスチャンバーCに接続された真
空排気ライン、P1 は真空排気ラインL6 に接続された
真空ポンプ、L7 は主制御ラインLに接続されたベント
ライン、P2 はベントラインL7 に接続された真空ポン
プ、V 1 ,V2 ,V3 はバルブである。
【0003】前記各バルブVには、複数のメタルダイヤ
フラムバルブを一体的に組み合わせた構造のブロックバ
ルブや単体構造のメタルダイヤフラムバルブ、ベローズ
バルブ等が使用されて居り、これらは何れも流体圧アク
チュエータ(流体圧シリンダ)により作動するようにな
っている。即ち、バルブVには、流体駆動型バルブが使
用されている。又、前記各バルブVは、チューブTを介
して作動流体供給用の電磁バルブEVに接続されて居
り、電磁バルブEVが開放されて作動流体Aがチューブ
Tを通して流体圧アクチュエータへ供給されることによ
って作動するようになっている。尚、電磁バルブEV
は、一個所にまとめられてブロック化されて居り、一つ
の入口と複数の出口とを備え、各出口がチューブTを介
して各バルブVの流体圧アクチュエータへ夫々接続され
ている。
【0004】而して、前記流体制御システムは、電磁バ
ルブEVからチューブTを通して各バルブVに作動流体
Aを供給し、各バルブVを適宜に開閉制御することによ
って、各バルブVを通してプロセスチャンバーへ各種流
体G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 を単独で、若しくは数
種類の流体を混合したうえ供給できるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記流体制
御システムに於いて、各バルブVの操作信号に対する作
動応答時間は、バルブV自身の作動応答時間と作動流体
Aの供給時間とに関係してくる。即ち、各バルブVの作
動応答時間は、電磁バルブEVが操作信号によって開放
されるまでの時間と、作動流体が電磁バルブEVからチ
ューブTを通してバルブVに供給されるまでの時間と、
バルブV自身が開放(若しくは閉鎖)されるまでの時間
との合計となる。
【0006】ところが、前記流体制御システムに於いて
は、各バルブVの空気アクチュエータと電磁バルブEV
とをチューブTで接続している為、作動流体が供給され
るまでに時間がかかり、バルブVの作動(開放・閉鎖)
を迅速に行えないと云う問題がある。また、各バルブV
と電磁バルブEVとを接続するチューブTの長さが区々
である為、各バルブVの作動応答時間にズレが生じるこ
とになる。その結果、例えば各バルブVがノーマル・ク
ローズ型で、数種類の流体を混合して使用する場合に
は、複数台のバルブVを迅速且つ同時に開放することが
できないため、流体の混合比が安定するまでに可なりの
時間を必要とし、この間がロスタイムとなって流体の無
駄使いを生ずることとなる。同様に、各バルブVがノー
マル・オープン型で混合ガスを供給している場合にも、
該バルブVを迅速且つ同時に閉鎖することができないた
め、流体の無駄使いを生ずることになる。特に、半導体
製造用の流体の中には非常に高価なものもあり、経済的
に大きな問題となる。更に、電磁バルブEVの複数の出
口から同時に作動流体Aを出すと、作動流体Aが不足し
て圧力ダウンを起す場合があり、その結果、作動流体A
の圧力降下に伴う作動応答時間のバラツキを生ずること
になる。
【0007】このように、従来の流体制御システムに於
いては、これに用いる複数のバルブVを迅速且つ正確に
同時に作動(開放・閉鎖)させることができない為、プ
ロセスチャンバーへの各種流体G1 ,G2 ,G3
4 ,G5 の供給を正確に制御し難いと云う問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
作されたものであり、その目的はバルブを迅速且つ正確
に作動(開放・閉鎖)させることができ、流体の供給を
正確に制御できるようにした半導体の製造や磁性薄膜の
製造、バイオ関連製品の製造、医薬品の製造等に於いて
使用する流体制御システム及びこれに用いるバルブを提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の発明は、処理装置C内へ数種類
の流体G1 ,G2 ,…を供給する主制御ラインL及び複
数の分岐制御ラインL1,L2 …と、分岐制御ラインL
1 ,L2 …に組み込まれ、処理装置C内へ供給される各
種流体G1 ,G2 ,…の切り換えを行う複数のバルブV
とから成る流体制御システムに於いて、前記バルブV
を、流入通路2a、流出通路2b、弁室2c及び弁座2
dを備えたボディ2と、ボディ2の弁室2cを挿通して
縦向きに昇降自在に支持されたステム6と、ステム6の
昇降動によりボディ2の弁座2dに当離座するディスク
7と、ステム6を下方向に押圧する開閉用バネ10と、
ボディ2の上方に固定した流体圧アクチェータ1を形成
するシリンダー11と、シリンダー11の内部に上下方
向へ摺動自在に設けられ、ステム6の上端部を固定した
ピストン12と、シリンダー11の側面より取り入れた
作動用流体Aを導入するためのシリンダー11の上面側
に開口した第1供給口11aと、シリンダー11の上面
を貫通して形成した第2供給口11bと、ピストン12
の上面側に固定され、上方部を第2供給口11bに連通
する貫通孔内へ摺動自在に挿入したピストンキャップ1
3と、第2供給口11bから流体Aをピストン12の下
方空間内へ導入するためにピストンキャップ13に穿孔
した貫通孔13a及びピストン12に穿孔した連通孔1
2aとから成る流体駆動型バルブV′と;入口21a、
出口21b、弁室21c及び弁座21dを備え、流体圧
アクチュエータ1のシリンダー11の上方に一体的に取
り付けられると共に、入口21aがシリンダー11の上
面に設けた第1供給口11aへ接続され、また出口21
bがシリンダー11の上面に設けた第2供給口11bへ
接続されたボディ21と、ボディ21側に昇降自在に支
持されたプランジャー24と、プランジャー24に設け
られ、弁座21dに当離座するディスク25と、ディス
ク25が弁座21dに当座するようにプランジャー24
を閉弁方向へ附勢するバネ29と、プランジャー24の
上方位置に設けられたコアー26と、コアー26の周囲
に設けられた励磁コイル27と、励磁コイル27を囲む
コイルケース22とから成る電磁バルブV″と;から構
成したことを発明の基本構成とするものである。また、
本発明の請求項2の発明は、請求項1の発明に於いて、
流体駆動型バルブV′のディスク7に替えて金属製ダイ
ヤフラム7aを用い、これを弁座2dへ当離座させる構
成としたものである。
【0010】本発明の請求項3に記載のバルブに係る発
明は、流入通路2a、流出通路2b、弁室2c及び弁座
2dを備えたボディ2と、ボディ2の弁室2cを挿通し
て縦向きに昇降自在に支持されたステム6と、ステム6
の昇降動によりボディ2の弁座2dに当離座するディス
ク7と、ステム6を下方向に押圧する開閉用バネ10
と、ボディ2の上方に固定した流体圧アクチェータ1を
形成するシリンダー11と、シリンダー11の内部に上
下方向へ摺動自在に設けられ、ステム6の上端部を固定
したピストン12と、シリンダー11の側面より取り入
れた作動用流体Aを導入するためのシリンダー11の上
面側に開口した第1供給口11aと、シリンダー11の
上面を貫通して形成した第2供給口11bと、ピストン
12の上面側に固定され、上方部を第2供給口11bに
連通する貫通孔内へ摺動自在に挿入したピストンキャッ
プ13と、第2供給口11bから流体Aをピストン12
の下方空間内へ導入するためにピストンキャップ13に
穿孔した貫通孔13a及びピストン12に穿孔した連通
孔12aとから成る流体駆動型バルブV′と;入口21
a、出口21b、弁室21c及び弁座21dを備え、流
体圧アクチュエータ1のシリンダー11の上方に一体的
に取り付けられると共に、入口21aがシリンダー11
の上面に設けた第1供給口11aへ接続され、また出口
21bがシリンダー11の上面に設けた第2供給口11
bへ接続されたボディ21と、ボディ21側に昇降自在
に支持されたプランジャー24と、プランジャー24に
設けられ、弁座21dに当離座するディスク25と、デ
ィスク25が弁座21dに当座するようにプランジャー
24を閉弁方向へ附勢するバネ29と、プランジャー2
4の上方位置に設けられたコアー26と、コアー26の
周囲に設けられた励磁コイル27と、励磁コイル27を
囲むコイルケース22とから成る電磁バルブV″と;か
ら構成したことを発明の基本構成とするものである。ま
た、本発明の請求項4に記載のバルブに係る発明は、請
求項3の発明に於いて、バルブを構成するディスク7に
替えて金属製ダイヤフラム7aを用い、これを弁座2d
へ当離座させる構成としたものである。
【0011】
【作用】前記流体制御システムに於いて、電磁バルブに
通電して電磁バルブを開放すると、作動流体が電磁バル
ブの入口、弁室、出口を経て流体駆動型バルブの流体圧
アクチュエータへ最短路で供給され、流体圧アクチュエ
ータを作動させる。その結果、流体駆動型バルブがノー
マル・クローズ型の場合には、該流体駆動型バルブが開
放されて流体が処理装置へ供給される。又、ノーマル・
オープン型の場合には、流体駆動型バルブが閉鎖されて
処理装置への流体の供給が停止される。
【0012】この流体制御システムは、処理装置へ数種
類の流体を供給する分岐制御ライン又は、分岐制御ライ
ンと主制御ラインに、流体駆動型バルブに電磁バルブを
直結した構造のバルブを複数台組み込む構成としてい
る。その結果、各バルブを迅速且つ正確に作動(開放・
閉鎖)させることができ、処理装置の各種流体の供給を
正確に制御することができる。延いては、半導体の品質
の向上、流体の逆流や逆拡散によるトラブルの解消等を
図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明を実施した
半導体製造装置の流体制御システムの概略系統図であ
り、当該流体制御システムは、処理装置Cであるウエハ
ーの処理を行うプロセスチャンバー内へ数種類の流体G
1 ,G2 ,G3 ,G4 ,G5 を供給する主制御ラインL
及び分岐制御ラインL1 2 3 4 5 と、前記各分
岐制御ラインL 1 2 3 4 5 に組み込まれ、プロ
セスチャンバーC内へ供給される各種流体G1 ,G2
3 ,G4 ,G5 の切り換えを行う複数のバルブV等か
ら構成されている。尚、図1に於いて、Lは主制御ライ
ン、L1 〜L5 は分岐制御ライン、L6 は処理装置であ
るプロセスチャンバーCに接続された真空排気ライン、
1 は真空排気ラインL6 のチャンバーCに近い方に介
設された高真空タイプの真空ポンプ(例えばターボ分子
ポンプ)、P′1 は真空排気ラインL6 のチャンバーC
から遠い方(大気側)に介設された低真空タイプの真空
ポンプ(例えばロータリーポンプやドライポンプ)、L
7 は流体制御ラインLに接続されたベントライン、P 2
はベントラインL7 に接続された真空ポンプ(ロータリ
ーポンプ)、V1 〜V 3 は開閉バルブである。また、図
1に於ける流体G1 ,G2 ,…としては、液体(液化ガ
ス)や気体(気化ガス)が用いられる。
【0014】前記バルブVは、流体圧アクチュエータ1
を備えた流体駆動型バルブV′と、流体駆動型バルブ
V′に一体的に取り付けられ、流体圧アクチュエータ1
に作動流体Aを供給する電磁バルブV″とから構成され
ている。尚、流体圧アクチュエータ1としては、油圧や
水圧、窒素ガス等のガス圧、空気圧等を用いるアクチュ
エータ1が用いられる。
【0015】即ち、前記流体駆動型バルブV′は、流入
通路2a及び流出通路2bに連通する凹状の弁室2cの
底面に弁座2dを設けたボディ2と、弁室2cの上部位
置に配置されたベローズフランジ3と、ベローズフラン
ジ3の上面に載置された筒状のボンネット4と、ボディ
2に螺合され、ベローズフランジ3及びボンネット4を
ボディ2側へ締付け固定するボンネットナット5と、ベ
ローズフランジ3及びボンネット4に昇降自在に挿通支
持され、下端部が弁室2c内に位置する段付のステム6
と、ステム6の下端部に固定され、弁座2dに当離座す
るディスク7と、両端部がベローズフランジ3及びステ
ム6の下端部に夫々溶接により気密状に固着された金属
製のベローズ8と、ボンネット4とステム6に係合した
バネ受け9との間に介装され、ディスク7が弁座2dに
当座するようにステム6を下方へ附勢する閉弁用バネ1
0と、ボンネット4に設けられ、作動流体Aによりステ
ム6を上方へ駆動するシリンダ構造の流体圧アクチュエ
ータ1等から構成されて居り、該流体駆動型バルブV′
はノーマル・クローズ型となっている。
【0016】前記流体圧アクチュエータ1は、シリンダ
室を形成するシリンダ11と、シリンダ11内に摺動自
在に配置されたピストン12と、ピストン12に取り付
けられたピストンキャップ13とから構成されて居り、
作動流体Aによりステム6を上方へ駆動するものであ
る。尚、作動流体Aとしては、油、水、窒素ガス、空気
等が用いられ、本実施例では空気が作動流体Aとして用
いられている。
【0017】具体的には、シリンダ11は、ボンネット
4の上部に止め輪14、ワッシャー15及びOリング1
6を介して気密状に固定され、ボディ2から突出するス
テム6の上端部周囲を囲む略有底筒状のアクチュエータ
ボディ11′と、アクチュエータボディ11′にその開
口を閉塞するように螺着されたキャップ11″とから成
り、内部にはシリンダ室が形成されている。又、キャッ
プ11″の外周縁部には上方及び側方へ開口する第1供
給口11aが、キャップ11″の中央部にはシリンダ室
内に連通する第2供給口11bが夫々形成されている。
【0018】ピストン12は、ステム6の上端部にEリ
ング17及びカラー18を介して取り付けられて居り、
外周面に嵌合したOリング19を介してシリンダ室内を
上下方向へ摺動するようになっている。又、ピストン1
2には上下方向に分割されたシリンダ室を連通状態にす
る連通孔12aが形成されている。
【0019】ピストンキャップ13は、断面形状が略逆
T字形を呈し、ピストン12の上面にネジ20により固
定されて居り、その上端部がキャップ11″の第2供給
口11bに気密状で且つ摺動自在に挿入されている。
又、ピストンキャップ13の中心部にはキャップ11″
の第2供給口11bとピストン12の連通孔12aとを
連通状態にする貫通孔13aが形成されている。
【0020】而して、前記流体駆動型バルブV′に於い
て、第2供給口11b、貫通孔13a及び連通孔12a
からシリンダ室の下方部分へ作動流体Aが供給される
と、ピストン12が上昇すると共に、これに伴ってステ
ム6が閉弁用バネ10の弾性力に抗して上昇し、ディス
ク7が弁座2dから離座して流入通路2aと流出通路2
bが連通状態(開弁状態)になる。又、作動流体Aの供
給を止め、シリンダ室内が排気されると、閉弁用バネ1
0の弾性力によってピストン12及びステム6が下降
し、ディスク7が弁座2dに当座して流入通路2aと流
出通路2bが閉鎖状態(閉弁状態)になる。
【0021】一方、前記電磁バルブV″は、流体圧アク
チュエータ1のキャップ11″の上面に取り付けられ、
第1供給口11aに連通接続される入口21a、第2供
給口11bに連通接続される出口21b、入口21a及
び出口21bに連通する弁室21c、弁室21c内に形
成された弁座21dを夫々備えたボディ21と、ボディ
21の上面に設けたコイルケース22と、弁室21cを
覆う蓋体23と、下端部が弁室21c内に挿入され、蓋
体23に昇降自在に支持された筒状のプランジャー24
と、プランジャー24の下端部に設けられ、弁座21d
に当離座する第1ディスク25と、プランジャー24の
上方位置に配置され、排気孔26aを形成したコアー2
6と、コアー26の周囲に設けられた励磁コイル27
と、励磁コイル27に接続されたリード線28と、第1
ディスク25が弁座21dに当座するようにプランジャ
ー24を下方へ附勢するバネ29等から構成されて居
り、該電磁バルブV″は常閉型となっている。尚、図3
に於いて、30はプランジャー24内に配設され、排気
孔26aを開閉する第2ディスク、31は第2ディスク
30を附勢するバネ、32はOリング、33は盲栓であ
る。
【0022】而して、前記電磁バルブV″に於いて、通
電により励磁コイル27が励磁されると、プランジャー
24がバネ29の弾性力に抗してコアー26側へ引き上
げられ、第1ディスク25が弁座21dから離座する。
その結果、第1供給口11aから入口21aへ供給され
た作動流体Aは、弁室21c及び出口21bを経て第2
供給口11bへ供給され、流体駆動型バルブV′の流体
圧アクチュエータ1を作動させる。又、励磁コイル27
の励磁が遮断されると、プランジャー24がバネ29の
弾性力によって下降し、第1ディスク25が弁座21d
に当座する。その結果、電磁バルブV″は閉弁状態にな
り、流体圧アクチュエータ1への作動流体Aの供給が停
止される。
【0023】このように構成されたバルブVは、プロセ
スチャンバーCへの各分岐制御ラインL1 〜L5 に組み
込まれる。即ち、流体駆動型バルブV′の流入通路2a
及び流出通路2bがプロセスチャンバーCへの分岐制御
ラインL1 〜L5 に、又、流体圧アクチュエータ1の第
1供給口11aがチューブ(図示省略)を介して流体供
給源(図示省略)に夫々接続される。尚、流体供給源と
しては、コンプレッサーや加圧空気貯留タンク、窒素ガ
スボンベ、油圧ポンプ等が使用される。また、バルブV
が主制御ラインLに組み込まれることもある。
【0024】前記バルブVを複数台組み込んだ流体制御
システムによりプロセスチャンバーCへ数種類の流体を
混合して供給する場合には、複数台のバルブVの電磁バ
ルブV″を操作信号により開放する。即ち、各電磁バル
ブV″の励磁コイル27に通電して励磁コイル27を励
磁すると、プランジャー24がバネ29の弾性力に抗し
てコアー26側へ引き上げられ、第1ディスク25が弁
座21dから離座する。その結果、流体供給源からチュ
ーブを介して第1供給口11aへ供給されている作動流
体Aは、電磁バルブV″の入口21aから弁室21c及
び出口21bを経て流体圧アクチュエータ1の第2供給
口11bへ供給され、該第2供給口11bから貫通孔1
3a及び連通孔12aへ経てシリンダ室の下方部分へ供
給される。そして、作動流体がシリンダ室の下方部分へ
供給されると、ピストン12が上昇すると共に、これに
伴ってステム6が閉弁用バネ10の弾性力に抗して上昇
し、ディスク7が弁座2dから離座する。その結果、複
数台の流体駆動型バルブV′が開放され、プロセスチャ
ンバーCへ数種類の流体が混合された状態で供給されて
行くことになる。
【0025】本発明の流体制御システムに於いては、バ
ルブVが、流体圧アクチュエータ1を備えた流体駆動型
バルブV′と、流体圧アクチュエータ1に流体を供給す
る電磁バルブV″とから成り、流体駆動型バルブV′に
電磁バルブV″を直結する構成としている為、電磁バル
ブV″が開放されると、直ぐに作動流体Aが流体駆動型
バルブV′に供給され、流体駆動型バルブV′が作動
(開放・閉鎖)される。即ち、バルブVの作動(開放・
閉鎖)が迅速に行われる。又、各バルブVは、流体駆動
型バルブV′に電磁バルブV″を直結する構成としてい
る為、作動流体Aの供給経路の長さが同一になり、各バ
ルブVの作動応答時間にズレが生じることもない。その
結果、例えば数種類の流体を混合して使用する場合、複
数台のバルブVを迅速且つ正確に開放することができ、
流体の混合比も直ぐに安定し、流体の無駄使いもなくな
る。然も、バルブVは、各々電磁バルブV″を備えてい
る為、作動流体Aが不足して圧力ダウンを起こすことも
なく、作動流体Aの圧力降下に伴う作動時間のバラツキ
も防止できる。
【0026】このように、この流体制御システムに於い
ては、これに用いる複数のバルブVを迅速且つ正確に作
動させることができる為、処理装置Cへの各種流体の供
給・停止を正確に制御することができる。
【0027】尚、上記実施の形態の例に於いては、流体
駆動型バルブV′にベローズバルブを使用し、これに電
磁バルブV″を直結するようにしたが、他の実施例に於
いては、流体駆動型バルブV′に、図3に示す如き構成
のダイレクトタッチ式のメタルダイヤフラムバルブを使
用し、これに電磁バルブV″を直結するようにしても良
い。尚、図3に於いて、7aは金属薄板(ステンレス鋼
板等)製のダイヤフラム、7bはパッキン、6aはステ
ム6の下端に固定したダイヤフラム押えであり、ダイヤ
フラム押え6aを介してダイヤフラム7aを弁座2dへ
押し当ることにより流体通路が閉鎖される。また、ステ
ム6が上方へ引き上げられると、押し込まれたダイヤフ
ラム7aは弾性力により上方へ復帰し、流体通路が開放
される。
【0028】上記実施の形態の例に於いては、単体構造
の流体駆動型バルブV′に電磁バルブV″を直結してバ
ルブVを構成するようにしたが、他の実施例に於いて
は、複数の流体圧アクチュエータ1を備えたブロックバ
ルブに複数の電磁バルブV″を直結してバルブVを構成
するようにしても良い。
【0029】上記実施の形態の例に於いては、流体駆動
型バルブV′の流体圧アクチュエータ1にシリンダ構造
のアクチュエータを使用するようにしたが、他の実施例
に於いては、流体圧アクチュエータ1にダイヤフラム構
造やベローズ構造のアクチュエータを使用するようにし
ても良い。
【0030】上記実施例に於いては、流体駆動型バルブ
V′をノーマル・クローズ型としたが、他の実施例に於
いては、ノーマル・オープン型としても良い。この場合
にも、上記実施例と同様にバルブVを迅速且つ正確に作
動させることができる。
【0031】
【発明の効果】上述の通り、本発明の流体制御システム
は、処理装置へ数種類の流体を供給する分岐制御ライン
又は分岐制御ラインと主制御ラインに、流体駆動型バル
ブに電磁バルブを直結した構造のバルブを複数台組み込
む構成としている為、各バルブの作動(開放・閉鎖)を
迅速且つ正確に制御することができる。その結果、処理
装置への各種流体の供給を正確に制御することができ、
被処理製品の品質の向上、流体の逆流や逆拡散によるト
ラブルの解消等を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の流
体制御システムの一例を示す概略系統図である。
【図2】本発明の流体制御システムに用いる切り換え弁
の一例を示す拡大縦断面図である。
【図3】本発明の流体制御システムに用いる切り換え弁
の他の例を示す部分拡大縦断面図である。
【図4】従来の流体制御システムの一例を示す概略系統
図である。
【符号の説明】
Aは作動流体、Cは処理装置、Lは主制御ライン、L1
〜L5 は分岐制御ライン、Vはバルブ、V′は流体駆動
型バルブ、V″は電磁バルブ、1は流体圧アクチュエー
タ、2は流体駆動型バルブのボディ、2aは流入通路、
2bは流出通路、2cは弁室、2dは弁座、6はステ
ム、6aはダイヤフラム押え、7はディスク、7aはダ
イヤフラム、21は電磁バルブのボディ、21aは入
口、21bは出口、21cは弁室、21dは弁座、24
はプランジャー、25はディスク(第1ディスク)、2
6はコアー、27は励磁コイル。
フロントページの続き (72)発明者 池田 信一 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内 (72)発明者 唐土 裕司 大阪府大阪市西区立売堀2丁目3番2号 株式会社フジキン内 (56)参考文献 特開 平6−294472(JP,A) 実開 昭62−81112(JP,U) 実開 昭61−164022(JP,U) 実開 昭55−84360(JP,U) 実公 昭47−17388(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/36 - 31/42 F16K 31/06 - 31/11

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置(C)内へ数種類の流体
    (G1 ),(G2 ),…を供給する主制御ライン(L)
    及び複数の分岐制御ライン(L1 ),(L2 )…と、分
    岐制御ライン(L1 ),(L2 )…に組み込まれ、処理
    装置(C)内へ供給される各種流体(G1 ),
    (G2 ),…の切り換えを行う複数のバルブ(V)とか
    ら成る流体制御システムに於いて、前記バルブ(V)
    を、流入通路(2a)、流出通路(2b)、弁室(2
    c)及び弁座(2d)を備えたボディ(2)と、ボディ
    (2)の弁室(2c)を挿通して縦向きに昇降自在に支
    持されたステム(6)と、ステム(6)の昇降動により
    ボディ(2)の弁座(2d)に当離座するディスク
    (7)と、ステム(6)を下方向に押圧する開閉用バネ
    (10)と、ボディ(2)の上方に固定した流体圧アク
    チェータ(1)を形成するシリンダー(11)と、シリ
    ンダー(11)の内部に上下方向へ摺動自在に設けら
    れ、ステム(6)の上端部を固定したピストン(12)
    と、シリンダー(11)の側面より取り入れた作動用流
    体Aを導入するためのシリンダー(11)の上面側に開
    口した第1供給口(11a)と、シリンダー(11)の
    上面を貫通して形成した第2供給口(11b)と、ピス
    トン(12)の上面側に固定され、上方部を第2供給口
    (11b)に連通する貫通孔内へ摺動自在に挿入したピ
    ストンキャップ(13)と、第2供給口(11b)から
    流体Aをピストン(12)の下方空間内へ導入するため
    にピストンキャップ(13)に穿孔した貫通孔(13
    a)及びピストン(12)に穿孔した連通孔(12a)
    とから成る流体駆動型バルブ(V′)と;入口(21
    a)、出口(21b)、弁室(21c)及び弁座(21
    d)を備え、流体圧アクチュエータ(1)のシリンダー
    (11)の上方に一体的に取り付けられると共に、入口
    (21a)がシリンダー(11)の上面に設けた第1供
    給口(11a)へ接続され、また出口(21b)がシリ
    ンダー(11)の上面に設けた第2供給口(11b)へ
    接続されたボディ(21)と、ボディ(21)側に昇降
    自在に支持されたプランジャー(24)と、プランジャ
    ー(24)に設けられ、弁座(21d)に当離座するデ
    ィスク(25)と、ディスク(25)が弁座(21d)
    に当座するようにプランジャー(24)を閉弁方向へ附
    勢するバネ(29)と、プランジャー(24)の上方位
    置に設けられたコアー(26)と、コアー( 26)の周
    囲に設けられた励磁コイル(27)と、励磁コイル(2
    7)を囲むコイルケース(22)とから成る電磁バルブ
    (V″)と;から構成したことを特徴とする流体制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 処理装置(C)内へ数種類の流体
    (G1 ),(G2 ),…を供給する主制御ライン(L)
    及び複数の分岐制御ライン(L1 ),(L2 )…と、分
    岐制御ライン(L1 ),(L2 )…に組み込まれ、処理
    装置(C)内へ供給される各種流体(G1 ),
    (G2 ),…の切り換えを行う複数のバルブ(V)とか
    ら成る流体制御システムに於いて、前記バルブ(V)
    を、流入通路(2a)、流出通路(2b)、弁室(2
    c)及び弁座(2d)を備えたボディ(2)と、ボディ
    (2)の弁室(2c)を挿通して縦向きに昇降自在に支
    持されたステム(6)と、ステム(6)の昇降動により
    ボディ(2)の弁座(2d)に当離座する金属製ダイヤ
    フラム(7a)と、ボディ(2)の上方に固定した流体
    圧アクチェータ(1)を形成するシリンダー(11)
    と、シリンダー(11)の内部に上下方向へ摺動自在に
    設けられ、ステム(6)の上端部を固定したピストン
    (12)と、シリンダー(11)の側面より取り入れた
    作動用流体Aを導入するためのシリンダー(11)の上
    面側に開口した第1供給口(11a)と、シリンダー
    (11)の上面を貫通して形成した第2供給口(11
    b)と、ピストン(12)の上面側に固定され、上方部
    を第2供給口(11b)に連通する貫通孔内へ摺動自在
    に挿入したピストンキャップ(13)と、第2供給口
    (11b)から流体Aをピストン(12)の下方空間内
    へ導入するためにピストンキャップ(13)に穿孔した
    貫通孔(13a)及びピストン(12)に穿孔した連通
    孔(12a)とから成る流体駆動型バルブ(V′)と;
    入口(21a)、出口(21b)、弁室(21c)及び
    弁座(21d)を備え、流体圧アクチュエータ(1)の
    シリンダー(11)の上方に一体的に取り付けられると
    共に、入口(21a)がシリンダー(11)の上面に設
    けた第1供給口(11a)へ接続され、また出口(21
    b)がシリンダー(11)の上面に設けた第2供給口
    (11b)へ接続されたボディ(21)と、ボディ(2
    1)側に昇降自在に支持されたプランジャー(24)
    と、プランジャー(24)に設けられ、弁座(21d)
    に当離座するディスク(25)と、ディスク(25)が
    弁座(21d)に当座するようにプランジャー(24)
    を閉弁方向へ附勢するバネ(29)と、プランジャー
    (24)の上方位置に設けられたコアー(26)と、コ
    アー(26)の周囲に設けられた励磁コイル(27)
    と、励磁コイル(27)を囲むコイルケース(22)と
    から成る電磁バルブ(V″)と;から構成したことを特
    徴とする流体制御システム。
  3. 【請求項3】 流入通路(2a)、流出通路(2b)、
    弁室(2c)及び弁座(2d)を備えたボディ(2)
    と、ボディ(2)の弁室(2c)を挿通して縦向きに
    降自在に支持されたステム(6)と、ステム(6)の昇
    降動によりボディ(2)の弁座(2d)に当離座するデ
    ィスク(7)と、ステム(6)を下方向に押圧する開閉
    用バネ(10)と、ボディ(2)の上方に固定した流体
    圧アクチェータ(1)を形成するシリンダー(11)
    と、シリンダー(11)の内部に上下方向へ摺動自在に
    設けられ、ステム(6)の上端部を固定したピストン
    (12)と、シリンダー(11)の側面より取り入れた
    作動用流体Aを導入するためのシリンダー(11)の上
    面側に開口した第1供給口(11a)と、シリンダー
    (11)の上面を貫通して形成した第2供給口(11
    b)と、ピストン(12)の上面側に固定され、上方部
    を第2供給口(11b)に連通する貫通孔内へ摺動自在
    に挿入したピストンキャップ(13)と、第2供給口
    (11b)から流体Aをピストン(12)の下方空間内
    へ導入するためにピストンキャップ(13)に穿孔した
    貫通孔(13a)及びピストン(12)に穿孔した連通
    孔(12a)とから成る流体駆動型バルブ(V′)と;
    入口(21a)、出口(21b)、弁室(21c)及び
    弁座(21d)を備え、流体圧アクチュエータ(1)
    シリンダー(11)の上方に一体的に取り付けられると
    共に、入口(21a)がシリンダー(11)の上面に設
    けた第1供給口(11a)へ接続され、また出口(21
    b)がシリンダー(11)の上面に設けた第2供給口
    (11b)へ接続されたボディ(21)と、ボディ(2
    1)側に昇降自在に支持されたプランジャー(24)
    と、プランジャー(24)に設けられ、弁座(21d)
    に当離座するディスク(25)と、ディスク(25)が
    弁座(21d)に当座するようにプランジャー(24)
    を閉弁方向へ附勢するバネ(29)と、プランジャー
    (24)の上方位置に設けられたコアー(26)と、コ
    アー(26)の周囲に設けられた励磁コイル(27)
    と、励磁コイル(27)を囲むコイルケース(22)
    から成る電磁バルブ(V″)と;から構成したことを特
    徴とするバルブ。
  4. 【請求項4】 流入通路(2a)、流出通路(2b)、
    弁室(2c)及び弁座(2d)を備えたボディ(2)
    と、ボディ(2)の弁室(2c)を挿通して縦向きに
    降自在に支持されたステム(6)と、ステム(6)の昇
    降動によりボディ(2)の弁座(2d)に当離座する金
    属製ダイヤフラム(7a)と、ボディ(2)の上方に固
    定した流体圧アクチェータ(1)を形成するシリンダー
    (11)と、シリンダー(11)の内部に上下方向へ摺
    動自在に設けられ、ステム(6)の上端部を固定したピ
    ストン(12)と、シリンダー(11)の側面より取り
    入れた作動用流体Aを導入するためのシリンダー(1
    1)の上面側に開口した第1供給口(11a)と、シリ
    ンダー(11)の上面を貫通して形成した第2供給口
    (11b)と、ピストン(12)の上面側に固定され、
    上方部を第2供給口(11b)に連通する貫通孔内へ摺
    動自在に挿入したピストンキャップ(13)と、第2供
    給口(11b)から流体Aをピストン(12)の下方空
    間内へ導入するためにピストンキャップ(13)に穿孔
    した貫通孔(13a)及びピストン(12)に穿孔した
    連通孔(12a)とから成る流体駆動型バルブ(V′)
    と;入口(21a)、出口(21b)、弁室(21c)
    及び弁座(21d)を備え、流体圧アクチュエータ
    (1)のシリンダー(11)の上方に一体的に取り付け
    られると共に、入口(21a)がシリンダー(11)の
    上面に設けた第1供給口(11a)へ接続され、また
    口(21b)がシリンダー(11)の上面に設けた第2
    供給口(11b)へ接続されたボディ(21)と、ボデ
    ィ(21)側に昇降自在に支持されたプランジャー(2
    4)と、プランジャー(24)に設けられ、弁座(21
    d)に当離座するディスク(25)と、ディスク(2
    5)が弁座(21d)に当座するようにプランジャー
    (24)を閉弁方向へ附勢するバネ(29)と、プラン
    ジャー(24)の上方位置に設けられたコアー(26)
    と、コアー(26)の周囲に設けられた励磁コイル(2
    7)と、励磁コイル(27)を囲むコイルケース(2
    2)とから成る電磁バルブ(V″)と;から構成したこ
    とを特徴とするバルブ。
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