JP3450156B2 - バスブリッジ回路 - Google Patents

バスブリッジ回路

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JP3450156B2
JP3450156B2 JP17040697A JP17040697A JP3450156B2 JP 3450156 B2 JP3450156 B2 JP 3450156B2 JP 17040697 A JP17040697 A JP 17040697A JP 17040697 A JP17040697 A JP 17040697A JP 3450156 B2 JP3450156 B2 JP 3450156B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はバスブリッジ回路に
関し、特に、複数の共有バス間でデータの一貫性を保持
することができるマルチプロセッサシステムのバスブリ
ッジ回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術として、たとえば、「特開平
8−16475号公報」記載の技術がある。図10は、
複数の共有バスを用いてデータの一貫性を保持するバス
ブリッジ回路を有するマルチプロセッサシステムを示す
ブロック図である。図10を参照すると、このマルチプ
ロセッサシステムのバスブリッジ回路407、507
は、ローカル共有バス406、506およびシステム共
有バス600からのリクエストに対して、プロセッサ4
01、402、501、502のキャッシュメモリ40
3、404、503、504のタグ情報408、40
9、508、509をシュミレートする手段410、5
10をもち、またこのシュミレートした情報をもとにロ
ーカルメモリ405、505に対して、メモリ抑止を行
うための専用の信号418、518を出力する手段41
5、515を持ち、かつ、キャッシュメモリ403、4
04、503、505に対してスヌープ動作を行う必要
があることを示すスヌープ要求信号416、417、5
16、517を出力する手段414、514を持ってい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
第1の問題点は、バスブリッジ回路においてローカル共
有バスおよびグローバル共有バスの両方から同時にリク
エストが発行された場合に、複数のプロセッサ間でデー
タの一貫性を保つためには先行リクエストの完了を後続
リクエストが待ち合わせる必要があり、性能が低下する
ことである。その理由は、先行リクエストが完了するま
でメモリ抑止信号により後続リクエストを待たせるから
である。 【0004】本発明の目的は、キャッシュをもつ複数の
プロセッサが接続されているバス(ローカル共有バス)
と、複数のメモリが接続されているバス(グローバル共
有バス)とが、キャッシュのタグのコピーををもとにタ
グ情報をシュミレートする手段(タグ)を有するバスブ
リッジ回路を介して接続されている階層バス方式のマル
チプロセッサシステムにおいて、各々のバスからのリク
エストを異なるタイミングで受け付けを行い、絶えず先
行リクエストによる前記タグの更新データを後続リクエ
ストに反映させることにより、マルチプロセッサシステ
ム全体のデータの一貫性を保持するとともに、各々のバ
スのスループットを向上させることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のバスブリッジ回
路は、キャッシュをもつ複数のプロセッサが接続される
第1の共有バスと1以上のメインメモリが接続される第
2の共有バスとを接続するバスブリッジ回路において、
前記第1および第2の共用バスからのコマンドおよびア
ドレスを含むリクエストを異なるタイミングで同一パイ
プラインに転送して処理を行うバスブリッジ回路であっ
て、 (a)前記第2の共有バスからのアドレス・コマンドを
含むリクエストを受けるバスコマンド受けレジスタと、 (b)前記第1の共有バス1からのアドレス・コマンド
を含むリクエストおよび前記バスコマンド受けレジスタ
からのアドレス・コマンドをタイミングにより切り替え
るバス切り替えセレクタと、 (c)前記バス切り替えセレクタからのアドレス・コマ
ンドが転送されるパイプライン部と、 (d)前記プロセッサの前記キャッシュのディレクトリ
の複製であり、アドレスおよびシステムにおける状態で
あるタグステータスからなるタグを格納するタグメモリ
部と、 (e)前記タグメモリ部を索引するタグ索引パスと、 (f)前記タグメモリ部の索引の結果を出力するタグ索
引結果出力パスと、 (g)前記パイプライン部でアドレスの競合を検出した
ことを前記タグメモリ部に知らせる索引データ切り替え
信号と、 (h)前記パイプライン部からのアドレス・コマンドお
よび前記タグメモリ部での索引の結果からアドレス・コ
マンドを含むリクエストを前記第1の共有バスあるいは
前記第2の共有バスに出力するかしないかを決定するコ
マンド変更回路と、 (i)前記コマンド変更回路からの前記第1の共有バス
へのリクエストを格納する第1の共有バスリクエストバ
ッファと、 (j)前記コマンド変更回路からの前記第2の共有バス
へのリクエストを格納する第2の共有バスリクエストバ
ッファと、 を備え、 前記パイプライン部が、 前記バス切り替えセレクタからのリクエストに対して調
停を行い自バスアダプタ回路に対するリクエストならば
アドレス・コマンドを入力すると同時に、前記タグ索引
パスよりタグの索引を行うリクエスト調停部と、受け取
ったアドレス・コマンドを保持する複数段のパイプライ
ンレジスタと、前記パイプラインレジスタ上のアドレス
・コマンド間の競合を検出するアドレス一致検出部とを
含み、前記タグメモリ部が、 前記タグ索引パスからのアドレスにより前記タグの索引
を制御するタグ索引制御部と、前記タグを保持するメモ
リアレイと、タグを更新した更新タグおよび前記メモリ
アレイの出力を切り替える索引データ切り替えセレクタ
と、前記索引データ切り替えセレクタの出力を受け取
り、タグの索引の結果であるタグを前記パイプライン部
に送出する索引データ送出部と、前記索引データ送出部
からのタグに対して更新を行い前記更新タグを作成する
タグ更新論理回路と、前記メモリアレイに前記更新タグ
を書き込む制御を行うタグ更新制御部とを含む。 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】[作用]本発明のバスブリッジ回路におい
ては、バスコマンド受けレジスタ(図1:1−10)に
よりローカル共有バス(図1:101)とグローバル共
有バス(図1:301)とのタイミングをずらすことが
でき、バス切り替えセレクタ(図1:1−3)は図6で
示したバスステートタイミング信号により順次切り替え
られ、ローカル共有バス(図1:101)およびグロー
バル共有バス(図1:301)からのアドレス、コマン
ドを効率良く同一のパイプライン部(図1:1−4)に
転送できるため最小限のハードウェアで両バスの処理が
可能である。 【0011】また、パイプライン内レジスタ(図2:1
−4−1〜1−4−n)には両バスのアドレス、コマン
ドのタイミングをずらせて交互に流すことでパイプライ
ンが一本化されているため、アドレス一致検出パス(図
2:108〜110)よりアドレス一致検出部(図2:
1−9)にてアドレスの競合を検出することが可能であ
り、後続の索引と先行の更新アドレスの一致を検出して
先行更新データを後続索引データに反映できる。 【0012】また、連続して両バスから同一アドレスに
対してアクセスが発生した場合において先行コマンドに
よるタグの更新データがまだタグメモリ部(図1:1−
6)内のメモリアレイ(図2:1−6−2)に書き込ま
れていない場合においても、アドレス一致を検出した場
合に有効となる索引データ切り替え信号(図2:10
7)により索引データ切り替えセレクタ(図2:1−6
−3)が更新データ返却パス(図2:112)を選択す
ることで、先行コマンド直後の後続のコマンドにも先行
コマンドのタグ更新が反映されたタグ索引結果を見せる
ことが可能となる。この結果ローカル共有バス(図1:
101)とグローバル共有バス(図2:301)の両方
から連続してリクエストが発行された場合においても、
ローカル共有バス(図1:101)とローカル共有バ
ス、グローバル共有バス(図1:301)とグローバル
共有バス、ローカル共有バスとグローバル共有バスのそ
れぞれのアドレス競合が発生しても、後続のリクエスト
を待たせる必要がない。 【0013】 【発明の実施の形態】次に、本説明の実施の形態につい
て図1〜図7を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の実施の形態のバスブリッジ回路を示すブロック図で
ある。図2は、図1のバスブリッジ回路が適用されるコ
ンピュータシステムを示すブロック図である。 【0014】図2を参照すると、このコンピュータシス
テムは、プロセッサ1−2−1、1−2−2、2−2−
1、2−2−2と、ローカル共有バス101、201
と、バスブリッジ回路1−1、2−1と、グローバル共
有バス301と、メインメモリ3とから構成される。 【0015】また、プロセッサ1−2−1、1−2−2
は、それぞれ、キャッシュメモリ部1−2−1−1、1
−2−2−1と、キャッシュタグ部1−2−1−2、1
−2−2−2とを有する。プロセッサ2−2−1、2−
2−2も図示しないキャッシュメモリ部と、キャッシュ
タグ部とを有する。 【0016】また、バスブリッジ回路1−1は、グロー
バル共有バス301からのコマンド、アドレスを受ける
バスコマンド受けレジスタ1−10と、ローカル共有バ
ス101から信号線102を介して受け取るアドレス、
コマンドおよびバスコマンド受けレジスタ1−10から
のアドレス、コマンドをタイミングにより切り替えるバ
ス切り替えセレクタ1−3と、バス切り替えセレクタ1
−3からのアドレス、コマンドが転送されるパイプライ
ン部1−4と、タグメモリ部1−6と、タグメモリ部1
−6を索引するタグ索引パス105と、タグメモリ部1
−6の索引結果を出力するタグ索引結果出力パス106
と、パイプライン部1−4でアドレスの競合を検出した
ことをタグメモリ部1−6に知らせる索引データ切り替
え信号107と、パイプライン部1−4からのアドレ
ス、コマンドとタグ索引結果(タグステータス)とから
バスコマンドを他のバスに出力するかしないかを決定す
るコマンド変更回路1−5と、コマンド出力パス104
からのコマンドをそれぞれ格納するローカル共有バスリ
クエストバッファ1−7、グローバル共有バスリクエス
トバッファ1−8とから構成される。バスブリッジ回路
2−1についても同一の構成である。 【0017】図1を参照すると、パイプライン部1−4
は、バス切り替えセレクタ1−3からのリクエストに対
して調停を行い自ユニットに対するリクエストならばア
ドレス、コマンドをパイプラインに入力すると同時に、
タグ索引パス105よりタグを索引を行うリクエスト調
停部1−11と、パイプラインレジスタ1−4−1〜1
−4−nと、アドレス一致検出パス108〜110から
パイプラインレジスタ1−4−1〜1−4−n上のリク
エスト間の競合を検出するアドレス一致検出部1−9と
から構成される。 【0018】また、タグメモリ部1−6は、タグ索引制
御部1−6−1と、タグステータスおよびアドレスで構
成されたタグ索引データを保存するメモリアレイ1−6
−2と、タグ更新結果(タグステータスとアドレス)を
出力する更新データ返却パス111およびメモリアレイ
1−6−2の出力を索引データ切り替え信号107にし
たがって切り替える索引データ切り替えセレクタ1−6
−3と、索引データの索引判定および結果(アドレスと
タグステータス)を送出する索引データ送出部1−6−
4と、索引したタグ索引データに対して更新をかけるタ
グ更新論理回路1−6−5と、メモリアレイ1−6−2
に書き込み制御を行うタグ更新制御部1−6−6と、タ
グ更新パス112とから構成される。 【0019】図3はローカル共有バスおよびグローバル
共有バスに発行されるコマンドの一覧を示す説明図であ
る。図3を参照すると、SBR(共有リード)コマンド
はキャッシュと共にメインメモリ3に登録するリード系
コマンド、EBR(排他リード)はキャッシュのみに登
録するリード系コマンド、BW(ブロックライト)はキ
ャッシュのD(ダーティ)ブロックをメモリに登録する
ライトコマンド、INV(無効化要求)コマンドはキャ
ッシュに登録されているデータを無効化するコマンドで
ある。 【0020】図4はキャッシュタグ部のキャッシュステ
ータスとタグメモリ部内でとりうるタグステータスの対
応一覧を示す説明図である。図4を参照すると、キャッ
シュステータスはDE(排他ダーティ:システム内で唯
一登録されている)、DS(共有ダーティ:単一のバス
系内でのみ登録されている)、C(クリーン:システム
内で複数登録されている)、I(インバリッド:無効)
のステータスをとり、タグステータスはD(ダーティ:
単一のバス系内で登録されている)、CE(排他クリー
ン:メモリおよび単一のバス系内に登録されている)、
CS(共有クリーン:メモリおよび複数のバス系内に登
録されている)、I(インバリッド:無効)のステータ
スをとる。 【0021】図5は図3のコマンドによるタグステータ
スの状態遷移を表すタグステータス状態遷移図である。 【0022】図6はローカル共有バスおよびグローバル
共有バスのバスアクセスの状態を示すタイムチャートで
ある。T1はリクエストステージ、T2は調停ステー
ジ、T3、T4はアドレス、コマンドを含むアドレスス
テージ、T5は空きステージである。ローカル共有バス
101およびグローバル共有バス301ともこのサイク
ル繰り返しにより構成される。 【0023】図7はタグアクセスタイミングを示すタイ
ムチャートである。R1はローカル共有バス索引タイミ
ング、R2はグローバル共有バス索引タイミング、R4
はローカル共有バス更新タイミング、R5はグローバル
共有バス更新タイミングである。タグアクセスはこのサ
イクルの繰り返しにより行われる。 【0024】次に、本説明の実施の形態の動作について
図8、図9を参照して詳細に説明する。 【0025】図8、図9は、本発明の実施の形態の動作
を示すタイムチャートである。プロセッサ1−2−1か
らリクエストが発行されると(図8A1)、バスブリッ
ジ回路1−1は、信号線102よりバス切り替えセレク
タ1−3を経由してリクエスト調停部1−11でリクエ
ストを受け取る。調停の結果、プロセッサ1−2−1が
ローカル共有バスを獲得した場合は、アドレス、コマン
ドを続けて入力する(図8A3、A4)。バスブリッジ
回路1−1は、受け取ったアドレス、コマンドをバス切
り替えセレクタ1−3経由でリクエスト調停部1−11
で受け取る。受け取ったアドレス、コマンドが自ユニッ
トに対するものであると、パイプライン部1−4内のレ
ジスタ1−4−1〜1−4−nに入力される(図8A5
〜A8)と同時に、タグ索引パス105よりメモリアレ
イ1−6−2の索引が行われる。 【0026】次に、パイプライン部1−4に転送された
アドレス、コマンドはコマンド変更回路1−5に格納さ
れる(図8A9)。また、コマンド変更回路1−5は、
同時に、タグ索引結果出力パス106からのタグステー
タスの索引、ヒット判定の結果(タグステータス)を受
け取り、グローバル共有バス301にリクエストを出力
するか否かの判定を行い、出力する場合にはコマンド出
力パス104を経由してグローバル共有バスリクエスト
バッファ1−8アドレス、コマンドを格納する(図8A
11)。 【0027】次に、同様にグローバル共有バス301か
らのリクエストにより受け取ったアドレス、コマンド
(図8A3〜A4)は信号線103を経由してバスコマ
ンド受けレジスタ1−10で受け取った後、ローカル共
有バス101側のアドレス、コマンドとは異なるタイミ
ングでバス切り替えセレクタ1−3を経由してリクエス
ト調停部1−11、さらに、パイプラインレジスタ1−
4−1以降へ転送される(図8A6〜A9)。また同時
に、タグ索引パス105よりメモリアレイ1−6−2の
索引が行われる。 【0028】パイプラインを転送されたアドレス、コマ
ンドはコマンド変更回路1−5に格納される(図8A1
0)と、タグ索引結果出力パス106からの結果(タグ
ステータス)をもとに、ローカル共有バス101に出力
するか否かが決定される。出力する場合は、コマンド出
力パス104よりローカル共有バスリクエストバッファ
1−7にアドレス、コマンドが格納される(図8A1
2)。 【0029】図8に示すようにローカル共有バス101
とグローバル共有バス301に同時にリクエストが発行
された場合においても、アドレス、コマンドがパイプラ
イン部1−4を異なるタイミングで転送され、競合しな
いで処理される。 【0030】次にローカル共有バス101とグローバル
共有バス301の両方から同一アドレスに対してリクエ
ストが発行された場合について図9を参照して説明す
る。各々のバスからのリクエストによるアドレス、コマ
ンド(図9B3、B4)はそれぞれ信号線102、10
3を経由して、バス切り替えセレクタ1−3を経由して
リクエスト調停部1−11を通り、パイプライン部1−
4にアドレス、コマンドが転送され(図9B5〜B
9)、同時にタグ索引パス105よりタグのステータス
の索引が行われる。 【0031】タグの索引結果(タグステータスとアドレ
ス)は索引データ切り替えセレクタ1−6−3を通り、
索引データ送出部1−6−4に転送される(図9B
9)。索引データ送出部1−6−4から索引判定結果
(タグステータスとアドレス)がタグ索引結果出力パス
106を介して出力されると同時に、タグ更新論理回路
1−6−5へ転送される。タグ更新論理回路1−6−5
ではリクエストのアドレス、コマンドおよび図3のコマ
ンドの種類や図4のステータスの関係から、図5のタグ
ステータス状態遷移図に示した更新が行われ、最終的に
タグ更新制御部1−6−6よりタグ更新パス112を経
由してメモリアレイ1−6−2に書き込みが行われる。 【0032】このときパイプライン部1−4から複数出
力されているアドレス一致検出パス108〜110上の
情報に基づいてアドレス一致検出部1−9で各バスから
のリクエストによるアドレスから競合を検出し、競合が
検出された場合には索引データ切り替え信号107を送
出する。このときタグメモリ部1−6において先行バス
リクエストによるタグ更新論理回路1−6−5による更
新結果がまだメモリアレイ1−6−2に書き込まれてい
ない場合には、更新データ返却パス111により、後続
バスリクエストの索引結果として索引データ切り替えセ
レクタ1−6−3から索引データ(タグステータスとア
ドレス)が出力される(図9B9、B10)。各々のバ
スリクエストによるタグ索引結果(タグステータス)は
索引データ送出部1−6−4よりタグ索引結果出力パス
106を介してコマンド変更回路1−5に通知され(図
9B10、B11)、ローカル共有バス101およびグ
ローバル共有バス301への出力可否の情報となる。 【0033】図9に示すように、各々のバスから同一ア
ドレスに対するリクエストが連続して出力された場合に
おいても、コマンド変更回路1−5においてそれぞれ先
行するコマンドのタグ索引結果が後続に反映される。 【0034】 【発明の効果】本発明の第1の効果は、バスブリッジ回
路のハードウェア量が削減され、構成が簡単になること
である。その理由は、ローカル共有バスおよびグローバ
ル共有バスから来たリクエストに対して別々のパイプラ
インで処理するのではなくタイミングをずらして同一の
パイプラインに順次転送して処理を行うからである。 【0035】第2の効果は、アドレス競合の検出が容易
になることである。その理由は、各々のバスリクエスト
によるアドレス、コマンドが同一のパイプライン上を推
移するため、パイプライン上隣接するレジスタ間で簡単
に一致検出が可能であるからである。 【0036】第3の効果は、ローカル共有バスおよびグ
ローバル共有バスのスループットが向上することであ
る。その理由は、各々のバスから連続してリクエストが
発行されても異なるステージでタグをアクセスすること
によりタグ索引の競合が起きず、また同一アドレスに対
して連続してリクエストが来ても、先行リクエストのタ
グの索引結果は絶えず後続のリクエストに最新の結果を
反映出来るため、競合する後続リクエストの処理を抑止
する必要がないからである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態のバスブリッジ回路を示す
ブロック図である。 【図2】図1のバスブリッジ回路が適用されるコンピュ
ータシステムを示すブロック図である。 【図3】バスに発行されるコマンドの一覧を示す説明図
である。 【図4】キャッシュステータスとタグステータスとの対
応を示す説明図である。 【図5】タグステータスの状態遷移を表すタグステータ
ス状態遷移図である。 【図6】バスアクセスの状態を示すタイムチャートであ
る。 【図7】タグアクセスのタイミングを示すタイムチャー
トである。 【図8】本発明の実施の形態の動作を示すタイムチャー
トである。 【図9】本発明の実施の形態の動作を示すタイムチャー
トである。 【図10】従来の技術を示すブロック図である。 【符号の説明】 1−1 バスブリッジ回路 1−2−1、1−2−2 プロセッサ 1−2−1−1、1−2−2−1 キャッシュメモリ
部 1−2−1−2、1−2−2−2 キャッシュタグ部 1−3 バス切り替えセレクタ 1−4 パイプライン部 1−4−1〜1−4−n パイプラインレジスタ 1−5 コマンド変更回路 1−6 タグメモリ部 1−6−1 タグ索引制御部 1−6−2 メモリアレイ 1−6−3 索引データ切り替えセレクタ 1−6−4 索引データ送出部 1−6−5 タグ更新論理回路 1−6−6 タグ更新制御部 1−7 ローカル共有バスリクエストバッファ 1−8 グローバル共有バスリクエストバッファ 1−9 アドレス一致検出部 1−10 バスコマンド受けレジスタ 1−11 リクエスト調停部 2−1 バスブリッジ回路 3 メインメモリ 101、201 ローカル共有バス 102 信号線 103 信号線 104 コマンド出力パス 105 タグ索引パス 106 タグ索引結果出力パス 107 索引データ切り替え信号 108〜110 アドレス一致検出パス 111 更新データ返却パス 112 タグ更新パス 301 グローバル共有バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/36 310 G06F 12/08 310

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャッシュをもつ複数のプロセッサが接
    続される第1の共有バスと1以上のメインメモリが接続
    される第2の共有バスとを接続するバスブリッジ回路に
    おいて、前記第1および第2の共用バスからのコマンド
    およびアドレスを含むリクエストを異なるタイミングで
    同一パイプラインに転送して処理を行うバスブリッジ回
    路であって、 (a)前記第2の共有バスからのアドレス・コマンドを
    含むリクエストを受けるバスコマンド受けレジスタと、 (b)前記第1の共有バス1からのアドレス・コマンド
    を含むリクエストおよび前記バスコマンド受けレジスタ
    からのアドレス・コマンドをタイミングにより切り替え
    るバス切り替えセレクタと、 (c)前記バス切り替えセレクタからのアドレス・コマ
    ンドが転送されるパイプライン部と、 (d)前記プロセッサの前記キャッシュのディレクトリ
    の複製であり、アドレスおよびシステムにおける状態で
    あるタグステータスからなるタグを格納するタグメモリ
    部と、 (e)前記タグメモリ部を索引するタグ索引パスと、 (f)前記タグメモリ部の索引の結果を出力するタグ索
    引結果出力パスと、 (g)前記パイプライン部でアドレスの競合を検出した
    ことを前記タグメモリ部に知らせる索引データ切り替え
    信号と、 (h)前記パイプライン部からのアドレス・コマンドお
    よび前記タグメモリ部での索引の結果からアドレス・コ
    マンドを含むリクエストを前記第1の共有バスあるいは
    前記第2の共有バスに出力するかしないかを決定するコ
    マンド変更回路と、 (i)前記コマンド変更回路からの前記第1の共有バス
    へのリクエストを格納する第1の共有バスリクエストバ
    ッファと、 (j)前記コマンド変更回路からの前記第2の共有バス
    へのリクエストを格納する第2の共有バスリクエストバ
    ッファと、を備え、 前記パイプライン部が、 前記バス切り替えセレクタからのリクエストに対して調
    停を行い自バスアダプタ回路に対するリクエストならば
    アドレス・コマンドを入力すると同時に、前記タグ索引
    パスよりタグの索引を行うリクエスト調停部と、受け取
    ったアドレス・コマンドを保持する複数段のパイプライ
    ンレジスタと、前記パイプラインレジスタ上のアドレス
    ・コマンド間の競合を検出するアドレス一致検出部とを
    含み、前記タグメモリ部が、 前記タグ索引パスからのアドレスにより前記タグの索引
    を制御するタグ索引制御部と、前記タグを保持するメモ
    リアレイと、タグを更新した更新タグおよび前記メモリ
    アレイの出力を切り替える索引データ切り替えセレクタ
    と、前記索引データ切り替えセレクタの出力を受け取
    り、タグの索引の結果であるタグを前記パイプライン部
    に送出する索引データ送出部と、前記索引データ送出部
    からのタグに対して更新を行い前記更新タグを作成する
    タグ更新論理回路と、前記メモリアレイに前記更新タグ
    を書き込む制御を行うタグ更新制御部とを含む ことを特
    徴とするバスブリッジ回路。
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