JP3449727B2 - 負傷防止スキー靴 - Google Patents

負傷防止スキー靴

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JP3449727B2 JP52298097A JP52298097A JP3449727B2 JP 3449727 B2 JP3449727 B2 JP 3449727B2 JP 52298097 A JP52298097 A JP 52298097A JP 52298097 A JP52298097 A JP 52298097A JP 3449727 B2 JP3449727 B2 JP 3449727B2
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    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/1413Equipment for fastening toggle lever fastenings
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
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    • A43C11/1433Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the shoe, e.g. rack characterised by means to decrease required force for the closure movement of the toggle lever

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スキー靴に安全性をもたらすような保持解
除機構に関するものである。より詳細には、本発明は、
膝の前十字形靭帯の損傷の危険性を防止および軽減する
ことに関するものである。本発明は、また、安全かつ生
体力学的に自然な後部連結をもたらし得るスキー靴の構
成に関するものである。
スキー運動時の負傷防止に対する改良に関しては、従
来より様々なデバイスが提案されている。これら提案の
大部分は、スキー板のビンディングの改良に関するもの
である。つまり、スキー板に直接的に固定される機構に
関するものである。また、スキー靴自身の改良に関する
提案もいくつかは見受けられるものの、使用者がより簡
単に着脱できる機構の提供を主眼としたものに過ぎな
い。例えば、米国特許明細書第5,136,794号において
は、下部材とシャフトとを備えてなるスキー靴が開示さ
れており、その場合、シャフトは、カラーの形態とされ
て下部材上に関節結合されるとともに、少なくとも1つ
の閉塞用バックルを備えている。シャフトは、後部に、
下部材に一体形成された係止部と相互作用する揺動体を
備えている。これにより、シャフトを、前方傾斜した状
態に固定することができる。揺動体は、ケーブルおよび
スプリングによる最上部バックルの解除時には、非作用
位置に保持される。したがって、シャフトは、歩行に際
して支障のある位置に固定されることがない。
米国特許明細書第5,127,171号にも、また、注意が必
要である。この文献記載の技術においては、2つの部材
に分割されたシャフトを備えたシェルを具備したスキー
靴が開示されている。シャフトの後部部材は、一方にお
いては、シェルに連結されており、他方においては、2
対のリンクを介して、シャフトの前部部材に連結されて
いる。後部部材の関節軸は、靴の閉塞状態においては、
一側部上に位置しており、この平面の他の側には、シャ
フトの関節軸およびシャフトの前部部材の関節軸が存在
している。これにより、靴の着用に際して、後部部材を
あまり後方側に傾斜させなくても、シャフトを大きく広
げて靴を着用することができる。
米国特許明細書第5,107,608号においては、スキー靴
が使用者の足に前向きの力をもたらすよう作用して、膝
負傷の可能性を教えるためのスキー靴が開示されてい
る。解除手段は、靴によって使用者にもたらされる力の
所定レベルに応じて、足および下脚部に対する堅固な支
持位置を変化させる。この文献は、靴の後方脚部部材に
対しての使用者の下脚部による後方圧力が、圧電性材料
を使用して電気出力を生成するような力センサによっ
て、検出可能であることを開示している。さらに、この
文献中の第7図に示されているように、張力スプリング
96を使用した機械的ラッチアセンブリが開示されてい
る。この機械的ラッチアセンブリは、デバイスをスキー
位置に付勢または維持するものとして開示されている。
張力に勝つ力を印加することにより、その第8図に示さ
れているような解除位置が得られる。
米国特許明細書第5,283,964号には、シェルベース上
の係止部に対して支持され得る振動レバーに対して作用
している上部材の前後固定が可能な靴デバイスが開示さ
れている。デバイスは、内側部材がカムを介して振動レ
バーに付設された検出デバイスを駆動するような外部制
御デバイスを有した直線運動制御機構を備えて構成され
ている。これにより、シェルベース上に形成された係止
部に対する拘束状態または解除状態に向けての、ピン回
りの、振動レバーの角度回転移動がもたらされる。
国際特許出願第92/05718号および国際特許出願公開明
細書第0514762号にも、注意が必要である。より詳細に
は、国際特許出願第92/05718号には、スキーの安全性を
高めるためのスキー靴が開示されている。最後に、欧州
特許出願公開明細書第375604号を参照することができ
る。この文献には、脚を前方側に保持する係止部が設け
られたスキー靴が開示されている。また、仏国特許出願
公開明細書第2647649号には、前方位置にロックされた
関節脚が設けられたスキー靴が開示されている。この場
合、関節脚は、後部において、水平軸回りに回転するク
リップを有して関節結合されている。
しかしながら、上記のすべてのものは、本発明と比較
して、靴自身に、スキー時の膝の損傷を軽減するための
実用的な機構を設けていない点において、相違してい
る。したがって、本発明では、膝の前十字形靭帯(ante
rior cruciate ligament、ACL)に対して損傷をもた
らす可能性のある力を格別に低減させ得る保持解除機構
を、靴に設けている。言い換えれば、本発明は、スキー
靴のスポイラー部(上側シャフト部)にかかる、損傷を
もたらしかねない後方力を、呼吸または変換し得るよう
な、スキー靴を提供するよう構成されている。
したがって、本発明の目的は、所定レベルのまたはし
きい値の力がかかった後に上側シャフトの後方移動を可
能とすることにより、スキー靴の上側シャフトの後方移
動を制限するようなスキー靴の構成を提供することであ
る。
さらに、本発明の目的は、適切なときにカフを移動さ
せたり拘束したりして、より安全な状況を作り出し、使
用者の安全性を高め得るような、独自の機構を提供する
ことである。
また、本発明の目的は、スキー靴の構成において安全
な特徴をもたらし得る保持解除機構を提供することであ
る。
最後に、本発明のより特徴的な目的は、膝の前十字形
靭帯の損傷の危険性を防止し得るスキー靴の構成を提案
することであり、また、スキー靴内において、スキー靴
の使用者の、より安全かつ自然な生体力学的後方揺動を
もたらすことである。
以下に詳述するような本発明は、足首の損傷や不快感
を引き起こされないような、約12〜15゜から約0〜−3
゜までの下脚範囲に適合している。本発明の構成の本質
は、体勢の立て直しが(脚を支持している、後方移動に
対する「係止体」または制限物と組み合わせて、反対側
の脚に対するスタンス調整により)可能であるという特
徴点であり、足首に対する損傷が、脚支持部材によっ
て、また、脚/足首を後方移動させたときに(足底を曲
げたときに)当たることとなる靴の下部の部分を削減す
ることによって、防止されるという特徴点である。加え
て、本発明におけるスキーテールのモーメントアーム
は、使用者の重心に対して下げられている。これによ
り、脚の前方側の支持をもたらしつつ膝にかかる力を小
さくすることができるとともに、使用者が体勢を立て直
した転倒したりするまでスキーを続けることを可能とす
る。転倒の場合には、スキーテール上に雪が後方接触す
ることにより、混乱を少なくして、膝関節に必要とされ
る力が少ない。
上記に加えて、本発明においては、靴の下部における
デバイスを調整することにより、使用者が約−12〜−15
゜という歩行状態へと、調整を行うことができる。
また、前十字形靭帯にかかる力が破断を起こしやすい
ような主に後方転倒事例の場合には、膝の曲がりが完全
伸張状態(直線状状態)から90゜を超える。本発明にお
いては、曲げ角度が低減される傾向がある。というの
は、靴によって、再度、後方支持がもたらされるからで
あり、このことは、前十字形靭帯内におけるファイバに
おいて、より均等な負荷分配がもたらされるという利点
となる。これに関しては、Anterior Cruciate Ligament
Strain In Vivo,Robert J.Johnson et al.,Univ.of V
t.,Proceedings of the American Academy of Orthopae
dic Surgeons,1989を参照されたい。詳細には、負荷
は、約0゜位置への解除の結果として、前部中央ファイ
バ束において低減され、前十字形靭帯の前部側方ファイ
バに再分配される。
逆に言えば、膝がほぼまたは完全に伸張されていると
きに(直線状であるときに)靴による後方支持が膝に対
して危険な力をもたらす場合の前十字形靭帯の損傷の危
険性を減少させることに関して、本発明においては、前
十字形靭帯内のファイバにおいて均等な負荷分配がもた
らされるという利点のある靴による再度の後方支持の提
供があることにより、膝の曲げ角度を増大させることが
可能である。詳細には、負荷集中は、後部側方ファイバ
束から、前部中央ファイバ束へと、分配される。
要約すれば、本発明は、膝の損傷をきたしかねない後
方負荷を、使用者が靴の上部シャフトに対してもたらし
たときに、膝の前十字形靭帯に対する損傷の可能性を軽
減させるための手段をなす機械的保持解除機構を備えた
スキー靴に関するものであり、この場合、保持解除機構
は、脚の下部の角度を、保持状態における約+12〜15゜
から、解除状態における約0〜−3゜にまでにわたっ
て、配置することができる。
さらに詳細には、図5に示すように、本発明による保
持解除機構は、ヒンジ連結を可能とする一対の固定タブ
を介してスキー靴の上部シャフトに固定されるプレート
50と、圧縮状態で単一ヒンジピン上に取り付けられ、ス
キー靴に対して十分な前方力をもたらし、これにより、
スキーの際にスキー靴の後方部材に対して留めるような
上側アームおよび下側アームの結合を誘起し、また、解
除後においては両アームを安定位置へと復帰させるスプ
リングであって、解除時においては両アームの不安定状
態への後方移動を妨げ得ない程度の付勢力とされたスプ
リング52と、プレート50に対する回転可能な連結のため
の一対のヒンジピン受領孔および下側アーム連結体56に
対する回転可能な連結のための一対の受領孔を有すると
ともに、調節ネジ60に対するツールのアクセスを可能と
するスペース58を有し、さらに、境界エッジ62を有した
上側アーム連結体54と、を具備している。境界エッジ62
は、下側アーム連結体56のうちの、協働関係にある境界
エッジ64に対して、スプリング66の大きな圧縮/偏向が
起こったときに、連結体56、54が、安定状態(靴に対し
て前方に協働した状態)から不安定状態(靴に対して後
方に協働した状態)に戻るような位置関係とされてい
る。下側アーム連結体56は、上述したように、境界エッ
ジ64と、一対の受領スロット68と、を備えており、これ
により、上側アーム連結体54に対するヒンジ連結と、上
側アーム連結体54・下側アーム連結体56間の軸方向並進
移動と、の双方が可能とされている。スプリング圧縮キ
ャップ59は、上側アーム連結体54・下側アーム連結体56
間の連結のための一対の短いヒンジピンが挿通可能な一
対の孔と、スプリング66のアクセスが可能な軸方向中央
孔と、を備えている。解除張力調整ネジ60は、スプリン
グ66の軸方向移動に関しては干渉しないとともにツール
による回転操作に関しては十分なキー式境界面をもたら
す、キャップ無しヘッドを備えている。このヘッドは、
スプリングコイル内に配置される。符号69は、ネジ山付
きの正方形とされた圧縮ナットを示しており、このナッ
ト69は、張力調整時に回転を防止し得るよう十分な幅と
されており、調整ネジ60を受領するための軸方向を向い
て開口したネジ山付き受領孔を有しており、さらに、ス
ケール(図示せず)に対しての、スプリング張力の視覚
的な表示器を有している。調整ネジスラストプレート70
は、調整ネジ60に対する中央凹凸ポイントを備えてい
る。この凹凸ポイントにより、下側アーム連結体56に対
して調整ネジスラストプレート70を堅固に固定するヒン
ジピンを受領するための一対の孔を有したタブを介し
て、スプリングによる前方力を、下側アーム連結体56へ
と伝達することができる。符号72は、カムであり、この
カム72は、解除保持機構を、スプリング搭載ラッチ(図
示せず)上に支持している。これにより、カムは、(図
示しない手段によって)付勢され、十分な程度に前方側
に回転して、支持ラッチから解除されることができる。
これにより、解除保持機構は、前方移動することがで
き、靴上部シャフトは、後方移動することができ、歩
行、前進、後退が可能とされる。符号74は、あぶみ取付
型ブラケットを示しており、このブラケット74は、取付
先(下側外側シェルのカフ部材)に対するネジ止めのた
めの一対の孔、および、カム72およびブラケット74をプ
レート70および下側アーム連結体56に対して回転可能に
連結するためのヒンジピンを受領する一対の孔を備えて
いる。さらに、ブラケット74は、カム72と協働する当接
面を備えており、カム72の過度の後方回転を阻止するこ
とができ、カム72が前方に付勢されて「歩行」モードと
なるまでは、安定な支持構造をもたらすことができる。
図6は、図5に示す解除保持機構の組立状態を示す図
である。組立状態において、プレート50と、上側アーム
連結体54と、上部干渉当接エッジと称すこともできる干
渉エッジ62と、下部当接エッジと称すこともできる干渉
エッジ64と、下側アーム連結体56と、あぶみ取付型ブラ
ケット74と、カム72とが、再度示されている。また、図
5には、調整ネジスラストプレート70、および、ネジ山
付きの正方形圧縮ナット69が図示されている。最後に、
図5においては、符号74によってあぶみ取付型ブラケッ
トを示しており、符号76によって張力の視覚的表示器を
示しており、符号80によってヒンジピンヘッドを示して
おり、符号82によって短いヒンジピンヘッドを示してお
り、符号84によって単一ヒンジピンのヘッドを示してお
り、符号86によってプレート50のリベット取付孔を示し
ている。最後に、符号88によってヒンジピンヘッド孔を
示しており、符号90によって、スロットの頂部に対する
スプリングキャップ(内部に位置しており、図示されて
いない)の移動制限をもたらすための肩部として機能す
る、下側アーム連結体56のフランジを示している。
また、図7は、スキー状態における解除保持機構を断
面図で示しており、スプリング52の配置を、より明瞭に
示している。図7に示す解除保持機構に関しては、左方
向に靴の前部が位置することとなる。図8は、解除保持
機構が解除状態とされた様子を示している。また、図8
においては、符号92によって接触状態を示しており、こ
のような接触状態は、下側アーム連結体56とあぶみ取付
型ブラケット74との間において発生したものであり、上
側アーム連結体54の移動を制限するよう機能する。図9
においては、符号94によって、解除保持デバイスを配置
するために、靴のスタラップカフ部材内に形成された、
切欠部を示しており、符号96によって、靴の下側シェル
に対してリベット止めされたスタラップ回転ポイントを
示しており、最後に、符号98によって、あぶみ取付型ブ
ラケット74を取り付けるためのネジ孔対のうちの一方を
示している。
図10〜図12は、保持解除機構を、断面の形態で、保持
状態および解除状態の双方の状態を示している。図10に
示すように、スキー状態または保持状態においては、下
側アーム連結体56は、靴の上シャフト100に向けて付勢
されている。加えて、符号102によって、上側アーム連
結体54と下側アーム連結体56との間に形成されたスペー
スまたは開口が示されている。また、図10により、スキ
ー時においては、スプリング66の対向力または伸張力に
基づいて、短いヒンジピンヘッド82がスロット68の頂部
に位置していることが明示されている。後方転倒時にお
いては、使用者は、解除保持機構にもたれかかる。その
場合、負荷伝達は、図11に一層明瞭に示すように、解除
保持機構を介して、解除保持機構の底部へと、伝達され
ることとなる。図11に示すように、上側アーム連結体54
は、スロット68内において下方へと付勢され、ピンヘッ
ド82は、スロットの底部に位置することとなる。この状
態において、スプリング66は、下方に向けて圧縮されて
いる。この時点においては、また、符号104で示すよう
に、上側アーム連結体54および下側アーム連結体56のエ
ッジどうしが互いに接触しており、スペース102がもは
や存在していないことが、わかるであろう。この接触に
より、図12に示すような解除状態への再構成が引き起こ
される。この再構成は、さらにスプリング66が圧縮さ
れ、これに伴ってスロット68内において上側アーム連結
体54が下方移動することによって、部材56、54が付勢さ
れて、支点接触ポイント104を形成して、靴の上側シャ
フト100下ら離れる向きに部材56、54が回転し、スプリ
ング66の安定中心から不安定接触ポイント104へと負荷
が伝達されることにより、起こる。このような、上側ア
ーム連結体54・下側アーム連結体56の再構成は、上側シ
ャフト(靴のカフ)の後方回転を可能とする。この場
合、上側シャフトの移動は、静止スタラップ(靴の下部
シャフト部材)とこのスタラップ内に収容された折畳状
態の/再構成状態の解除保持部材との間に接触によって
拘束される。この拘束は、約0゜にまで傾斜した状態で
起こる。カム72は、前十字形靭帯の解放モードにおいて
は、安定な支持状態に留まる。使用者が上側シャフト部
材(カフ)を再度前方側に回転させたときには、上側ア
ーム連結体54・下側アーム連結体56は、スプリング52の
補助のもとに、安定なスキー位置へと復帰することとな
る。
図13は、スキー位置を示している。この図において
は、ラッチ73上において、上側アーム連結体54・下側ア
ーム連結体56とカム72とが安定な位置関係にあることに
注意されたい。図14においては、カム72が手動操作(図
示せず)によってスイッチングされており、そのため、
カム72とラッチ73とが不安定な位置関係となっている。
図15においては、靴の上側シャフト(カフ部材)106と
靴のスタラップ(下側シャフト/カフ部材)108との双
方が、手動操作の結果として、その軸回りに後方側に回
転しており、通常の歩行を可能としている、あるいは、
前進および後退を容易としている。図16には、膝の前十
字形靭帯の解除時における、両アーム連結体54、56と、
靴の上側シャフト106と、靴のスタラップ108と、の位置
関係が図示されている。図に示すように、解除保持機構
は、解除されたときには、使用者に対して、実質的に鉛
直な状態を提供する。さらに、上述のように、解除状態
においては、上側アーム連結体54・下側アーム連結体56
の再配置により、靴の上側シャフトカフ部材106が固定
スタラップ108と接触していることによってさらなる移
動が阻止されているにしても、靴の上側シャフトカフ部
材106の後方回転が可能とされている。接触点は、図16
において符号110で示されている。
したがって、本発明は、スキー靴における保持解除機
構のためのラッチ部材に関するものである。このラッチ
部材は、係止体と協働するカムを備えており、このカム
は、使用者によってもたらされる後方力がカムを付勢
し、後方力が所定レベルを超えたときにはカムを係止体
から解除し得るようにして、配置されている。
本発明は、また、スキー靴の上側シャフトの後方移動
の制限をもたらすとともに所定レベルの力がかかったと
きにはシャフトの後方移動を可能とするようなスキー靴
を提案するものであって、このスキー靴は、スキー靴の
シャフトによって後方力を受けたときに長さが圧縮でき
るまたは変化できるような複数の部材を備え、このよう
な長さの圧縮または変化は、2つの可動部材(14、3)
間に固定された弾性スプリング部材の圧縮によって可能
とされ、ラッチ部材は、靴シャンクに対する機構全体の
回転定点に対して径方向に位置するポイント(16、17)
に対して回転可能に配置され、ラッチ部材は、他のスプ
リングハウジング部材(2)に固定されたカム(15)
が、係止体(11)から変位するまで、所定の力でスプリ
ングハウジング部材を圧縮することを特徴としている。
図1A、図1B、および、図1Cは、本発明による保持解除
機構を示す、それぞれ、正面図、側面図、および、背面
図である。
図2A、および、図2Bは、ヒンジ搭載アセンブリとして
知られている部材の代替可能な構成を示す図である。
図3A、および、図3Bは、ヒンジ搭載アセンブリとして
知られている部材の代替可能な上記構成を詳細に示す図
である。
図4Aは、スキー靴において従来から使用されてきたラ
ッチを示す図であり、図4Bは、本発明におけるラッチを
示す図である。双方の比較により、本発明によるラッチ
およびケーブルハウジングにおける差異が明瞭となるで
あろう。
上述のように、本発明は、カムによって形成された保
持解除機構に関するものであり、この場合、カムは、係
止体と協働するとともに、使用者の脚に対してかかる後
方力の大きさが、カムが所定の調節可能なレベルで係止
体から外れるまたは完全にオーバーランするのに十分で
あるように、その後方力がカムを付勢して係止体を乗り
越えさせるまたは係止体から外れさせることができるよ
うにして、配置されている。
本発明は、また、カムが協働係止体を完全に乗り越え
る程度に変位するのに必要な力の程度を制御する調節部
材を有した解除保持機構のためのデバイスに関するもの
である。このデバイスは、スプリングまたは弾性機構を
備えており、また、例えばカムまたはボールスプリング
とソケットとからなるものであって、スキービンディン
グや類似物といった特定の負荷解除機構において詳細構
成が当業者には公知であり様々な形態とすることができ
る解除機構を備えている。
本発明は、また、使用者がスキーの制御性を維持し得
るよう、靴シャフトの後方変位に対する耐性が十分であ
るような二次的弾性機能をもたらし得る解除保持機構に
関するものである。この拘束特性は、「後方分解」また
は解除が起こった後の、靴シャフトの後方変位を制限す
る。本発明の重要な特徴点は、解除または分解が制限さ
れていることである。この機能は、靴の上部と下部とが
干渉することにより、あるいは、一次的保持解除機構の
1つまたは複数の部材と協働するまたは靴上部シャフト
の他の部分と協働するダッシュポットまたは係止体によ
り、得ることができる。二次的「係止体」または拘束機
構は、シャフトの後方変位を、鉛直線から後方側約20゜
以内であるように、制限すべきである。
本発明は、また、弾性部材の繰返し圧縮/偏向を容易
とし得る、また、一連のラッチ部材の係止体に対する協
働に基づいて、ラッチ機構の、一連の係止部材内へのリ
セットを容易とし得る、有効な解除をもたらすよう構成
された解除保持機構に関するものである。
本発明は、また、膝の前十字形靭帯の損傷が起こる傾
向を低減させる程度を大きくするように使用者の膝関節
に影響を及ぼすよう、靴シャフトの十分な後方変位をも
たらし得る保持解除機構に関するものである。
本発明は、危険性をはらんだ力が使用者の膝関節にか
かる前に、そのような力を吸収するという機能を提供す
る。予備負荷の調整手段を備えた弾性部材は、靴のシャ
フトを後方側に付勢するための手段として機能する。こ
れにより、係合が解除されて、拘束状態に対する後方
「解除」がもたらされる。解除をもたらすのに必要な力
または負荷のレベルが決定するような、調整を行うこと
ができる。
本発明は、後方への曲げに対して大きな耐性のある上
側シャフトを有し、通常のスキー靴において発揮される
典型的な性能をもたらし得るスキー靴に関するものであ
る。ただし、膝を損傷しかねない後方力がかかったとき
には、解除保持機構が、上側シャフトを、膝を保護する
のに十分な小距離だけ、自由に後方回転させることがで
きる。後方回転が小距離であることにより、使用者は、
通常の前傾姿勢に戻るまで体勢を立て直すよう、制御を
継続することができる。通常の前傾姿勢においては、保
持特性状態とされ、再度、危険な後方力がかかるまで
は、この状態で脚が支持される。上記とは異なり、使用
者が解除後に体勢を立て直せなかったときには、膝に近
づくスキーテールの有効モーメントが、使用者の膝を損
傷することなく、使用者をスキーテール上に転倒させる
傾向を増大させる。
上記と関連して、本発明は、カラーの形態とされたシ
ャフトが関節結合され、足およびヒールを保持する少な
くとも1つの下部材と、この下部材に一体形成された係
止体と相互作用するラッチからなる連結手段と、を具備
してなり、連結手段が、シャフトを下部材に対して回転
可能に連結または解除するための手段を備え、この手段
が、ラッチと係止体とを解除してスキー靴を容易に直立
した歩行状態とするようラッチの全部または一部を回転
させることによって連結手段を互いに外すために、少な
くとも1つの閉塞バックルが設けられたケーブルからな
り、使用者の脚によってシャフトの後部に危険が予想さ
れる力がかかったときに、ラッチを自動的に解除するた
めの手段を具備し、この手段が、弾性部材と、上側シャ
フトに連結された基端側ハウジング部材と、弾性部材の
圧縮以外のすべての向きに基端側ハウジング部材に追随
する先端側ハウジング部材と、弾性部材の圧縮軸に沿っ
て可動とされた係止体と協働するとともに、弾性部材の
十分な変位によって基端側ハウジング部材に回転可能に
連結された部材が係止体に当接したときに、係止体から
係合解除される先端部材と、先端側ハウジング部材に連
結されるとともに、圧縮軸に対して偏心した作用によっ
て、ラッチを付勢してラッチを係止体から係合解除する
境界部材と、を備えてなるスキー靴を提供するものであ
る。
加えて、本発明は、回転可能な可動上側シャフトと、
足およびヒールを保持する下側部材と、を具備してなる
スキー靴であって、足およびヒールを保持する下側部材
に対して、上側シャフトを、さらに後方側に揺動させ得
る、互いに協働する係止体およびラッチからなる検出機
構を具備し、検出機構に所定の力がかかったときには、
ラッチが係止体から外れるように付勢されるスキー靴を
提案するものである。これに関連して、前記検出機構
は、好ましくは、スプリングと、軸方向にスライド可能
な可動部材と、を具備してなり、可動部材は、ラッチ内
に配置されたカム部材と協働し、カム部材は、回転可能
とされたラッチが係止体から外れるように、ラッチを付
勢する。
さらに他の実施形態においては、本発明は、スキー靴
において使用される上述のような保持解除機構を提案す
るものであり、この保持解除機構は、足およびヒールを
囲むシェルと、前部材と後部材とからなるシャフトと、
を備えてなり、後部材は、後方回転することができて、
足を自由とすることができ、靴の着脱を可能とすること
ができる。ここで、シャフトの後部材は、下部におい
て、シェルおよび後部材のそれぞれに対する関節結合軸
を形成する第1連結手段を介して、シェルに連結されて
いる。これにより、シェルに対して画成され固定された
軸に対しての、後部材の回転および並進が可能とされて
いる。シャフトの前部材は、他のポイントにおいて、シ
ャフトの前部材および後部材のそれぞれに対する関節結
合軸を形成する第2連結手段を介して、シェルに連結さ
れている。これにより、前部材に対して画成され固定さ
れた軸に対しての、後部材の回転および並進が可能とさ
れている。シャフトの後部材上における連結手段のため
の関節結合軸は、靴の閉塞位置においては、シェルと前
部材との連結手段の関節結合軸を含有する平面の両サイ
ドに配置されている。
図1Aおよび図1Bには、解除保持機構が図示されてお
り、図において、参照符号1はケーブル、2はケーブル
ハウジング、3は基端側ラッチ部材、4は基端側ラッチ
部材3に形成されたスロット、5はピン、6はケーブル
固定用フェルール、7はケーブルループ、8はピン保持
ループ、9は先端側関節結合当接部材、10は靴の下部に
おける関節結合係止体上のピン、11は靴の下部における
関節結合係止体、12は先端側関節結合部材上のピン、13
はカム部材を押し出すための受取ノッチ、14は先端側ラ
ッチ部材、15は押出カム部材、16は基端側ラッチ部材、
17は基端側ラッチ部材と同様のもの、18は押出カム部材
受取ノッチ、19は押出カム部材受取ノッチ18と同様のも
の、を示している。
図2Aにおいては、ケーブルハウジングは符号20で示さ
れており、ケーブルハンガーは符号26で示されており、
符号26はカム係止体を示しており、カムは符号28で示さ
れている。図2Bには、ヒンジピン孔を示している。さら
に、図2Aが、デュポン社から「DELRIN」という登録商標
で市販されているポリアセタール材料から形成可能なヒ
ンジ搭載アセンブリ32を示していることに注意された
い。
図4Bにおいては、ハウジング(鋼からスタンプ形成さ
れた2ピースボルト)は符号150で示されており、ヒン
ジ搭載部は符号152で示されており、戻り(スプリング
取付体)は符号154で示されており、ケーブルおよびハ
ウジングは符号156で示されており、靴に対するヒンジ
は符号158で示されており、移動スロットハウジング符
号160で示されている。
最後に、通常の実験を要することなく、本発明の特定
の実施形態において等価物を使用し得ることは、当業者
であれば理解されるであろう。請求範囲は、そのような
等価物をも包含することを意図したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−141102(JP,A) 米国特許5107608(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー靴であって、 スキー靴の後方側に形成された切欠部(94)内に設置さ
    れ、スキー靴に後方への所定以上の力がかかったとき
    に、スキー靴の下側シャフト(108)に対しての、スキ
    ー靴の上側シャフト(106)の後方移動を可能とするた
    めの解除保持機構を具備し、 該解除保持機構は、 前記スキー靴に固定されるプレート(50)と、 該プレートの後方側において該プレートに対してヒンジ
    ピンヘッド(84)を介して回転可能に連結された上側ア
    ーム連結体(54)と、 前記ヒンジピンヘッド上に圧縮状態で取り付けられたス
    プリング(52)と、 前記上側アーム連結体に対するヒンジ連結と前記上側ア
    ーム連結体との間の軸方向並進移動との双方を可能とし
    得るようヒンジピンヘッド(82)を受領スロット(68)
    内に位置させることにより前記上側アーム連結体の下方
    においてこの上側アーム連結体に対して回転可能に連結
    された下側アーム連結体(56)と、 前記スキー靴に対して取り付けられるとともに前記下側
    アーム連結体の下部においてヒンジピンヘッド(80)を
    介して前記下側アーム連結体を回転可能に連結するブラ
    ケット(74)と、 を備えてなり、 前記スキー靴に後方への所定以上の力がかかったときに
    は、前記上側アーム連結体および前記下側アーム連結体
    の互いに対向するエッジ(62,64)どうしが支点接触ポ
    イント(104)を形成し、この支点接触ポイント回りに
    前記ヒンジピンヘッド(82)が前記スロット(68)内に
    おいて下方へ移動し、これにより、前記後方への力が下
    向きの力へと変換され、さらに、前記上側アーム連結体
    および前記下側アーム連結体がそれぞれヒンジピンヘッ
    ド(84,82)回りに後方回転することにより、前記スキ
    ー靴の後方移動が可能とされるようになっており、 前記スプリング(52)が、前記スキー状態においては、
    前記ヒンジピンヘッド(84)よりも上方において前記ス
    キー靴に対して十分な前方力をもたらすとともに前記上
    側アーム連結体の前記後方回転を防止し得るよう十分に
    大きな付勢力をもたらし、かつ、スキー靴に後方への所
    定以上の力がかかったときには、前記上側アーム連結体
    の前記後方回転を妨げ得ないよう十分に小さな付勢力と
    され、さらに、前記上側アーム連結体の前記後方回転後
    においては、前記上側アーム連結体を後方回転前の位置
    に復帰させるような付勢力をもたらすことを特徴とする
    スキー靴。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスキー靴において、 前記解除保持機構は、前記下側アーム連結体内に、 前記ヒンジピンヘッド(82)を介して前記下側アーム連
    結体に対して連結されたスプリング圧縮キャップ(59)
    と、 前記ヒンジピンヘッド(80)を介して前記下側アーム連
    結体に対して連結された調整ネジスラストプレート(7
    0)と、 該調整ネジスラストプレートによって下端部が支持され
    た調整ネジ(60)と、 該調整ネジを受領するためのネジ山付き受領孔によって
    前記調整ネジに連結された圧縮ナット(69)と、 前記スプリング圧縮キャップに上昇力をもたらすととも
    に前記圧縮ナット(69)に下降力をもたらすようにして
    配置されたスプリング(66)と、 を備えていることを特徴とするスキー靴。
  3. 【請求項3】請求項2記載のスキー靴において、 前記調整ネジ(60)に対するアクセスが可能であるよう
    に、前記上側アーム連結体には、開口またはスペース
    (58)が設けられていることを特徴とするスキー靴。
  4. 【請求項4】請求項2記載のスキー靴において、 前記調整ネジ(60)を回転させることにより、前記圧縮
    ナットの上下方向位置が変更可能とされ、これにより、
    前記スプリング(66)の付勢力が変更可能とされている
    ことを特徴とするスキー靴。
  5. 【請求項5】請求項2記載のスキー靴において、 前記調整ネジ(60)が、前記スプリング(66)内に設け
    られていることを特徴とするスキー靴。
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