JP3448284B2 - 折帳の分岐搬送装置 - Google Patents

折帳の分岐搬送装置

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JP3448284B2
JP3448284B2 JP2001145472A JP2001145472A JP3448284B2 JP 3448284 B2 JP3448284 B2 JP 3448284B2 JP 2001145472 A JP2001145472 A JP 2001145472A JP 2001145472 A JP2001145472 A JP 2001145472A JP 3448284 B2 JP3448284 B2 JP 3448284B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、上流搬送手段
と、上側と下側に分岐される下流搬送手段との間に設け
られ、上流搬送手段によって一定の重なりピッチで連続
する列状で搬送される折帳を、下流搬送手段のうち上側
下流搬送手段と下側下流搬送手段とのいずれかに選択的
に案内可能である折帳の分岐搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術1として特開平2−11756
2号公報には、「上流側搬送路及び上流側搬送路の下流
側において複数に分岐された下流側搬送路から成る連続
列の被搬送物を搬送する搬送路における、上流側搬送路
を通過する被搬送物を計数する計数装置と、上流搬送路
の搬送移動量を計量する計量装置と、上流側搬送路にお
いて間隔をおいて順次設けられ、且つ通過する被搬送物
数及び上流搬送路の搬送移動量に基づいて上流側搬送路
を閉鎖・開放するよう作動される第1区分装置及び第2
区分装置と、下流側搬送路の分岐点に設けられ、且つ通
過する被搬送物数及び上流搬送路の搬送移動量に基づい
て下流側搬送路を択一的に流通選択するよう作動される
第3区分装置」を有する被搬送物の自動計数区分装置が
開示されている。 【0003】従来技術1の第3区分装置において、搬送
方向上流側から一定の重なりピッチで列をなして搬送さ
れてくる折帳を、下流側コンベヤーに選択的に誘導する
ための分岐手段である第3区分板24は、2つに分岐す
る下流側搬送路の1つである第2下流側搬送路の上流側
に角変位基部を有し、上流側搬送路に向かって角変位可
能な自由端を有していた。この第3区分板24の上流端
側を上下に角変位させて、折帳を上下2つの搬送路に選
択的に搬送していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来技術1の分岐手段
では、上流側搬送路から、上下2つに分岐した下流上
搬送手段である第2下流側搬送路及び下流下搬送手段
である第1下流側搬送路に選択的に搬送するに際し、搬
送する折帳の腰の強さや、搬送速度によって、分岐部に
衝突し下流下側搬送手段にうまく案内できない課題を有
していた。特に腰の強い折帳から成る折帳列を高速で下
流下側搬送手段に案内する場合、折帳列の先行端が分岐
部に衝突して変形し、上流搬送手段と下流搬送手段との
間の切替空間に詰まるトラブルが発生し易い課題があっ
た。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、上流搬送手段と上下2つに分岐された下流搬送手段
とを有し、上流搬送手段と下流搬送手段の間に切替空間
を設け、上流搬送手段によって一定の重なりピッチで折
帳が連続する折帳列を、下流搬送手段の下流下側搬送手
段と下流上側搬送手段とのいずれかに選択的に案内可能
である折帳の分岐搬送装置において、搬送される折帳列
を上流搬送手段で塞止め、塞止め位置より上流側の折帳
列と下流側の折帳列との間に空隙を形成可能な塞止め手
段と、上流搬送手段側に変位基部を設け、下流搬送手
段側に上下に変位可能な自由端を設けるとともに、
変位基部は上流搬送手段の搬送面の延長面より上方位置
に設けられ、自由端が上流搬送手段の搬送面の延長面よ
り下方の位置に変位しているときにおいても、変位
基部の下面側が上流搬送手段の搬送面の延長面より上方
に位置し、折帳を下流下側搬送手段へ導く第1案内部材
を有する第1案内手段と、下流搬送手段側に変位基部
を設け、上流搬送手段側に上下に変位可能な自由端を
設けるとともに、自由端が上流搬送手段の搬送面の延長
面より下方の位置に変位しているときに、変位基部
の上面側を下流上側搬送手段の搬送面に連続させる第2
案内部材を有する第2案内手段と、第1案内手段の第1
案内部材と第2案内手段の第2案内部材とのそれぞれの
自由端同士が、切替空間において、折帳の搬送方向の長
さ寸法を共有するとともに折帳の幅方向で切替空間を分
け合うように配置されて互いに干渉することのないよう
に角変位可能に設けられ、上流搬送手段の搬送面の延長
面を上下方向に横切るように互いに逆方向に一斉に
位することを特徴とする折帳の分岐搬送装置を提案す
る。 【0006】 【0007】 【発明の実施の形態】この発明の実施形態に係る折帳の
分岐搬送装置の全体側面図を示す図1、図1における分
岐搬送装置の拡大側面図を示す図2、同じくこの発明の
実施形態を示す分岐搬送装置の切替手段の平面展開図を
示す図3、同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の塞止め手段を有する上流搬送手段である第2コンベ
ヤーの押さえローラの平面展開図を示す図4,同じくこ
の発明の実施形態を示す分岐搬送装置の作動説明図であ
る図5乃至図8に基づいて説明する。 【0008】図1に示すように、輪転機、例えば新聞輪
転機(図示せず)の折部から搬出された折帳Aが、図示
しないコンベヤーによって一定の重なりピッチPを有す
る折帳列Bとなって図1の左側から右方に向かって搬送
され分岐搬送装置1に導入される。分岐搬送装置1は、
計数装置2、第1コンベヤー3、上流搬送手段である第
2コンベヤー4、塞止め手段5、下流搬送手段である第
3コンベヤー6と第4コンベヤー7、切替手段である第
1案内手段8と第2案内手段9を有する。 【0009】計数装置2は、図1の左方から搬送導入さ
れる折帳列Bの折帳Aを計数位置Xで計数する。第1コ
ンベヤー3は、計数装置2の下方に位置し、計数位置X
の折帳Aを上方から挟む上部コンベヤ30ーと下部コン
ベヤー31を備え、計数装置2の計数後折帳列Bを順
次、第1コンベヤー3の下流側に隣接する第2コンベヤ
ー4に搬送する。上流搬送手段である第2コンベヤー4
は、第1コンベヤー3の下流側に位置し、下流側上部に
塞止め手段5が配置される。塞止め手段5は、第2コン
ベヤー4の下流側上部に配置され、第2コンベヤー4に
よって搬送される折帳列Bを塞き止めて、塞止め位置Y
より上流側の折帳列と下流側の折帳列との間に空隙を形
成するか、又は塞止め位置Yの直上流折帳と直下流折帳
の重なりピッチを大きくする。 【0010】下流搬送手段である第3コンベヤー6と第
4コンベヤー7は、第2コンベヤー4の下流側に上下2
段に配置され、第3コンベヤー6は下流下側搬送手段、
第4コンベヤー7は下流上側搬送手段である。 【0011】第1案内手段8及び第2案内手段9は、上
流搬送手段である第2コンベヤー4と下流搬送手段であ
る第3コンベヤー6および第4コンベヤー7との間に設
けられる切替空間Wに設けられ、第2コンベヤー4によ
って搬送されてくる折帳Aの搬送先を、第3コンベヤー
6と第4コンベヤー7のいずれかに切り替える。 【0012】第1コンベヤー3、及び上流搬送手段であ
る第2コンベヤー4、下流搬送手段である第3コンベヤ
ー6と第4コンベヤー7は、ともに同じ速度で輪転機に
同調して作動する。 【0013】折帳列Bの折帳Aは、搬送される途中で計
数位置Xの計数装置2によって計数され、その下流側に
設けられた第2コンベヤー4の上方に位置する塞止め手
段5によって必要に応じて塞き止められ、第1案内手段
8及び第2案内手段9によって案内方向を変更される。
その後、折帳列Bの折帳Aは、第3コンベヤー6あるい
は第4コンベヤー7によって更に下流に搬送され、堆積
処理装置10等の装置によって適宜処理される。 【0014】分岐搬送装置1の各構成部分について詳細
に説明する。第2コンベヤー4は下流側に駆動ローラー
40を設けており、駆動ローラー40の上方に押さえロ
ーラー41を設ける。押さえローラー41の近傍上流側
には、第2コンベヤー4によって列をなして搬送されて
くる折帳列Bを塞き止め区分けする塞止め手段5を設け
る。押さえローラー41の回転中心線を中心に第1案内
手段8の第1案内部材80が角変位可能に設けられる。
第1案内部材80は、第1案内駆動部材83によって角
変位駆動される。第1案内駆動部材83は、空気圧シリ
ンダー、油圧シリンダー等からなる。押さえローラー4
1は、第2コンベヤー4と共同して作用する。 【0015】第2コンベヤー4は、第1コンベヤー3の
搬送面よりも下方に段差Gを設けた搬送面を有し、塞止
め手段5の塞止め部材52による折帳列Bの塞止め作用
位置Yから上流側の搬送面の搬送長さが、少なくとも折
帳1部の搬送方向長さよりも長く設けられ、塞止め作用
位置Yの下流側の適宜な位置に第2コンベヤー4の駆動
ローラー40が位置し設けられている。第2コンベヤー
4の上方には、第2コンベヤー4によって搬送されてく
る折帳列Bや、第2コンベヤー4上に塞き止められてい
る折帳Aの上面を整列させる整列板11が設けられる。 【0016】整列板11は、第2コンベヤー4の両側に
平行に設けられるフレームF、Fの各々の上端縁から立
ち上がって設けられるブラケット110、110間に架
設される第1軸111、111に一端が取り付けられた
平行なアーム112、112の他端側に架設される第2
軸113を介して設けられる。整列板11は、基端部の
両側の耳部によって第2軸113に取り付けられ、下方
の第2コンベヤー4及び搬送方向下流側に向かって下方
傾斜して設けられ、先端部は、第2コンベヤー4上面に
接近している。整列板11の傾斜方向は調整可能であ
り、それにより先端部と第2コンベヤー4上面の距離を
調整できる。整列板11は、先端部側が適宜撓みうる素
材で形成される。上流搬送手段には、図2及び図4に示
すように、第2コンベヤー4の駆動ローラー40の上に
ある折帳列Bを挟んで駆動搬送するために、その上方に
補助コンベヤー43が設けられ補助駆動ローラー42と
押さえローラー41間においてエンドレス状に作動する
(図1参照)。 【0017】補助コンベヤー43、補助駆動ローラー4
2及び押さえローラー41について説明する。図2及び
図4において、ブラッケット110、110に両端が支
持され駆動手段(図示せず)により回転駆動される駆動
軸44には、間隔をあけて互いに平行なアーム45、4
5の基端部が角変位可能に支持され、下方の第2コンベ
ヤー4及び折帳列Bの搬送方向下流に向かって下り傾斜
している角変位可能なアーム45、45の先端部には、
軸46の両端が取り付けられている。 【0018】駆動軸44には、アーム45、45の間に
おいて間隔を空けた一対の駆動ローラー42、42が一
体的に取り付けられている。また軸46には、一対の押
さえローラー41、41が互いに適当な間隔を空けて角
変位可能に取り付けられており、一対の押さえローラー
41、41は、一対の補助駆動ローラー42、42に対
応している。押さえローラー41と補助駆動ローラー4
2の間には適宜数の丸ベルトが幅方向に間隔を空けて互
いに平行に巻き掛けられている。一対の押さえローラー
41、41の間には塞止め手段5が設けられるととも
に、一対の押さえローラー41は、第2コンベヤー4の
駆動ローラー40との間で適当な間隔を空けて上方から
臨んでいる。 【0019】塞止め手段5は、軸受(図示せず)を介し
て、軸46に軸方向に間隔を空けて対向するように取り
付けられた基台50、50との間に渡された2つのブラ
ケット51aとブラケット51bからなる枠組を有して
いる。この枠組に折帳列Bを塞き止める塞止め部材52
と、塞止め部材52を待機位置から作用位置までの間移
動させる空気圧シリンダーからなる塞止め駆動部材53
と、これらの間を連結する弾性部材54を介在させた緩
衝機構55とが設けられている。塞止め駆動部材53
は、この実施形態では空気圧シリンダーであるが油圧シ
リンダー、電動式シリンダー等であってもよく、弾性部
材54は、ばね等からなる。 【0020】塞止め部材52は、計数装置2の計数信号
に基づく制御手段Sからの指令により、折帳列Bを予め
定めた計数部数毎に塞き止めるものである。緩衝機構5
5は、塞止め作動時の不要なストロークを吸収させた
り、瞬時に上下に切り替える場合の慣性力の衝撃を緩和
させたりする。さらに緩衝機構55は、折帳Aの上面を
過大な力で押し付けて紙面を損傷させない作用を有す
る。 【0021】塞止め手段5の基台50、50の中間部の
側面に設けられたピン56、56と、ブラケット110
において補助駆動ローラー42の駆動軸44の上部に両
端が固定された第1軸111とには、リンク57、57
の両端が角変位可能に支持されている。これにより、塞
止め手段5は、駆動軸44と基台50に対し角変位可能
である軸46とを支点軸としたアーム45、ブラケット
110に固定された第1軸111と、基台50に固定さ
れたピン56とを支点軸としたリンク57、基台50及
びアーム45からなる四辺形リンク構造で支持される。
塞止め手段5は、図2に示すように第2コンベヤー4の
搬送面に対して成す角度が、上流側においてやや鈍角に
なるように傾いて設置されており、塞止め部材52によ
る第2コンベヤー4上の塞止め作用位置Yが押さえロー
ラー41と、駆動ローラー40とが折帳列Bを挟持する
位置よりも上流側の配置となっている。 【0022】塞止め部材52は、折帳列Bを塞き止める
塞止め面520を有するとともに、塞止め面520に取
り付けられ斜め上方に向く羽根状の押さえ部材521を
有し、塞止め面520の背面が基台50の内側面に取り
付けたスライド受け部材500に沿わされている。そし
て、塞止め部材52は、スライド受け部材500に沿っ
て下方向に変位することによって、搬送されてくる折帳
列Bを塞き止めるように設けられている。 【0023】塞止め部材52の上端は、塞止め駆動部材
である塞止め空気圧シリンダー53のロッド先端部に連
結部材及び圧縮コイルばね等からなる弾性部材54を有
する緩衝機構55を介して連結されている。塞止め部材
52は、塞止め空気圧シリンダー53の作動によって待
機位置と作動位置との間を移動する。 【0024】アーム45の中間部には、第3空気圧シリ
ンダー58のロッド先端部580が、ピン581によっ
て連結されている。第3空気圧シリンダー58は、サブ
フレームF1に固定されたブラケットF2に取り付けら
れている。そのため、搬送されている折帳列Bの厚みに
追従して押さえローラー41が上下するのに伴いアーム
45が、駆動軸44を中心に角変位する。そのため第3
空気圧シリンダー58のロッドが伸縮するのであるが、
アーム45の自由端に軸46を介して取り付けられてい
る塞止め手段5及び押さえローラー41等の重量を考慮
して第3空気圧シリンダー58の空気圧を調整すること
によって折帳列Bを第2コンベヤー4の駆動ローラー4
0に押し付ける押さえローラー41の押し付け力を適宜
に加減することができる。すなわち、押さえローラー4
1は、押さえローラー41と駆動ローラー40との間を
通過する折帳列Bの厚みに追従して移動するとともに、
適宜に調整された空気圧を有する第3空気圧シリンダー
58の出力によって折帳列Bを押さえローラー41と駆
動ローラー40とで挟み、両ローラー41、40の回転
によって折帳列Bを強制的に搬送させるようにしてい
る。 【0025】また、押さえローラー41が折帳列Bの厚
みに追従して上下することにより、塞止め手段5では、
待機位置における塞止め部材52は、塞止め作用位置Y
を通過する折帳列Bの上面に対して常に一定の距離を維
持する。 【0026】第1案内手段8の第1案内部材80は、第
1空気圧シリンダー83からなる第1案内駆動部材によ
って角変位駆動され、押さえローラー41を回転可能に
支持する軸46の回転中心軸に対して角変位可能に設け
られた一対の案内アーム81に取り付けられる。第1案
内手段8の角変位基部である一対の案内アーム81は、
軸46に間隔をあけて軸周面に固定されているカラー8
2を介して取り付けられるとともに、一対の案内アーム
81、81が連結部材86で互いに連結され、さらにそ
れぞれの案内アーム81、81に第1案内部材80が取
り付けられており、第1案内部材80は、その自由端を
下流側の切替空間Wに位置させて、軸46の回転中心軸
に対して角変位可能に設けられている。そして1つの案
内アーム81には第1空気圧シリンダー83のロッド8
30先端部が連結されている。第1空気圧シリンダー8
3は、ブラケット84及びブラケット51aを介して基
台50に取り付けられている。したがって、第1空気圧
シリンダー83のロッド830の伸縮により、第1案内
部材80、80の先端が切替空間W内で一斉に角変位す
る。すなわち、第1空気圧シリンダー83のロッド83
0の伸びにより、第1案内部材80は角変位して自由端
である先端が、第2コンベヤー4の搬送面の延長面より
下側に位置する。逆に第1空気圧シリンダー83のロッ
ド830が縮むことにより、第1案内部材80は角変位
して自由端である先端が、第2コンベヤー4の搬送面の
延長面より上側に位置する。 【0027】第1案内手段8は、制御手段Sからの信号
によって、折帳列Bを下流下側搬送手段である第3コン
ベヤー6に案内するときは第1空気圧シリンダー83の
ロッド830が伸び、折帳列Bを下流上側搬送手段であ
る第4コンベヤー7に案内するときは第1空気圧シリン
ダー83のロッド830が縮む。 【0028】下流搬送手段は、図1及び図2に示される
ように上流搬送手段の第2コンベヤー4の下流側の位置
に上下2段に分岐して設けられ、下流下側搬送手段であ
る第3コンベヤー6と下流上側搬送手段である第4コン
ベヤー7から成る。 【0029】第3コンベヤー6は、下流側が斜め下方に
なるように傾斜して設けられ、上流端の駆動ローラー6
0が、第2コンベヤー4の下流端の駆動ローラー40に
対して下方段差をもって接近して位置し、下流端の下流
ローラー61は、堆積処理装置10の投入口付近に位置
する。第3コンベヤー6は、駆動ローラー60と下流ロ
ーラー61との間に適宜数の丸ベルトを軸方向に適宜の
間隔をあけて掛け渡される。第3コンベヤー6は、さら
に補助コンベヤーとして第3−1補助コンベヤー62を
3つのローラー620、621、622に適宜数の丸ベ
ルトを軸方向に適宜の間隔をあけて掛け渡され、第3−
2補助コンベヤー63を2つのローラー630(62
1)、631に適宜数の丸ベルトを軸方向に適宜の間隔
をあけて掛け渡されて設けられる。第3−1補助コンベ
ヤー62及び第3−2補助コンベヤー63は、第3コン
ベヤー6の上方に設けられている。 【0030】第4コンベヤー7は、上流端の駆動ローラ
ー70が、第2コンベヤー4の下流端の駆動ローラー4
0に対して上方段差をもち、且つ切替空間Wを設けて位
置する。第4コンベヤー7は、駆動ローラー70と下流
側の下流側ローラー71との間に適宜数の丸ベルトを軸
方向に適宜の間隔をあけて掛け渡される。第4コンベヤ
ー7は、さらに補助コンベヤーとして第4−1補助コン
ベヤー72を上流側ローラー720と、第4コンベヤー
7の駆動ローラー70との間に適宜数の丸ベルトを軸方
向に適宜の間隔をあけて掛け渡される。第4−2補助コ
ンベヤー73は、2つのローラー730、731に適宜
数の丸ベルトを軸方向に適宜の間隔をあけて掛け渡され
て設けられる。 【0031】第4−1補助コンベヤー72は、第2コン
ベヤー4の搬送面の略延長面上に軸900を有し、軸9
00を中心に角変位可能な第2案内手段9の第2案内部
材90と、第4コンベヤー7の上流端とを接続すべく下
流側が上方になるように上がり傾斜して設けられる。第
4−1補助コンベヤー72上流端の上流側ローラー72
0は、第3−1補助コンベヤー62の上流側ローラー6
20より多少径大である。図2において第4−1補助コ
ンベヤー72の上流側ローラー720は、右回転し、第
3−1補助コンベヤー62の上流側ローラー620は左
回転し、互いに逆回転するように設けられている。 【0032】第4−2補助コンベヤー73は、下流端の
補助押さえローラー731が第4−1補助コンベヤー7
2の搬送面に臨むように上方に設けられる。第4−2補
助コンベヤー73は、下流端の補助押さえローラー73
1と上流側ローラー730との間に丸ベルトが掛け渡さ
れて構成されている。第4−2補助コンベヤー73の上
流端のローラー730は、軸900のほぼ上方位置する
軸732に角変位可能に支持されている。軸732は、
フレームF、Fに掛け渡されたサブフレームF1に取り
付けられたブラケット77に支持される。第4−2補助
コンベヤー73の上流端のローラー730の軸732に
は、アーム74の基端部が角変位可能に取り付けられて
おり、アーム74の先端部には、第4−1補助コンベヤ
ー72の上方に配された補助押さえローラー731が角
変位可能に取り付けられている。 【0033】アーム74に一体となってベルクランク状
に設けられたアーム76の先端部と、サブフレームF1
に取り付けられたブラケット77には、引張りコイルば
ね78が取り付けられる。サブフレームF1は、フレー
ムF、Fに掛け渡されている。引張りコイルばね78の
ばね力により補助押さえローラー731、731−−−
と第4−1補助コンベヤー72の表面で折帳列Bを挟
む。アーム76とフレームFとに図示しないストッパー
が設けられており、折帳列Bが無いときには、各々の補
助押さえローラー731が第4−1補助コンベヤー72
の表面と適宜な間隔を維持した状態に支持される。そし
て補助押さえローラー731が対向する第4−1補助コ
ンベヤー72の表面対向部と、押さえローラー41が対
向する第2コンベヤー4の駆動ローラー40の対向部と
の距離が折帳1部の搬送方向長さ以下になるように構成
される。 【0034】第2案内部材90の軸900には、第3コ
ンベヤー6の第3−1補助コンベヤー62の複数の上流
端ローラー620と、第4コンベヤー7の第4−1補助
コンベヤー72の複数の上流端ローラー720とが、図
3に示すように互いに軸方向に適宜間隔をあけて回転可
能に支持されている。 【0035】第3コンベヤー6の中間部の上方位置に駆
動軸64を設ける。駆動軸64には、駆動軸64に対し
て回転可能なアーム65の基部と、駆動軸64と一体的
に回転する回転ローラー621が支持されている。アー
ム65の先端部にはローラー622が回転可能に支持さ
れ、ローラー622は第3コンベヤー6の中間部の丸ベ
ルト上面に接近して設けられている。 【0036】第3−1補助コンベヤー62は、上流側ロ
ーラー620と回転ローラー621とローラー622と
の3つのローラー間に丸ベルトが適宜数掛け渡され三角
状エンドレスのコンベヤーを構成している。 【0037】第3−2補助コンベヤー63は、上流側ロ
ーラー630(621)と下流側ローラー631の間に
丸ベルトを適宜数掛け渡されている。下流側ローラー6
31は、第3コンベヤー6の下流側ローラー61に上方
から接近した位置に設ける。 【0038】第2案内手段9は、図2及び図3に示すよ
うに基部から案内作動をする自由端に向かって厚さが漸
減する楔形状断面を有する台形状の第2案内部材90
と、第2案内部材90を切替空間Wで角変位させる第2
空気圧シリンダーからなる第2案内駆動部材91を有し
ている。第2案内駆動部材91は、他の実施形態では油
圧シリンダー、電動シリンダー等で構成することも可能
である。第2案内部材90は、その基端縁部には長手方
向で分割された角変位基部901が突出している。基部
901は、軸900おける、第3コンベヤー6の第3−
1補助コンベヤー62の複数の上流端ローラー620
と、第4コンベヤー7の第4−1補助コンベヤー72の
複数の上流端ローラー720との間に取り付けられ、軸
900に固定される。 【0039】軸900の一端側には、アーム902の基
端部が固定される。アーム902の先端には、ピン90
2aにより第2案内駆動部材である第2空気圧シリンダ
ー91のロッド910先端部が連結されている。第2空
気圧シリンダー91は、ブラケットF3にピン911を
介して取り付けられている。したがって、第2空気圧シ
リンダー91のロッド910の伸縮により、アーム90
2を介して軸900が角変位する。この軸900の角変
位により、第2案内部材90が軸900の回転中心を中
心に角変位する。軸900の他端側には第2案内部材9
0の角変位量を規制するストッパー92が設けられてい
る。そして第2空気圧シリンダー91のロッド910
縮むと、第2案内部材90は角変位して自由端である先
端93が、第2コンベヤー4の搬送面の延長面より下側
に位置し、第2案内部材90上面が第4コンベヤー7の
第4−1補助コンベヤー72の搬送面と段差なく連続す
る。また逆に第2空気圧シリンダー91のロッド910
が伸びると、第2案内部材90は角変位して自由端であ
る先端93が、第2コンベヤー4の搬送面の延長面より
上側に位置する。 【0040】次にこの発明の実施形態の分岐搬送装置1
の作動について、図1及び図5乃至図8に基づいて説明
する。 【0041】以下の説明は、部数Vの折帳Aからなる折
帳列に続く部数Dの折帳Aからなる折帳列が、第3コン
ベヤー6へ搬送され、その後に続く折帳列Bから部数C
の折帳Aからなる折帳列が第4コンベヤー7へ搬送さ
れ、更にその後に続く折帳列Bから部数Eの折帳Aから
なる折帳列が第3コンベヤー6に搬送される、という搬
送の実施例についての説明である。この実施例では折帳
Aの部数V、部数D、部数C、部数Eは、いずれも任意
の自然数であり、同一数でもかまわない。 【0042】第1コンベヤー3によって搬送される折帳
列Bは、計数装置2によって部数V、部数D、部数C、
部数Eの順に連続して計数される。計数された部数V、
部数D、部数C、部数Eの折帳列の各々の最後尾の折帳
Aの先行端が塞止め作用位置Yを通過した位置まで搬送
されると、その度毎に制御手段Sから制御信号が出力さ
れる。この制御信号(図示せず)によって塞止め手段5
の空気圧シリンダー53のロッドが作動し、後続の折帳
列Bが塞き止められる。 【0043】すなわち、部数Vの折帳列のV番目の折帳
Aの先行端が第2コンベヤー4の塞止め位置Yを通過す
ると、塞止め手段5の空気圧シリンダー81が作動して
ロッドが伸び、部数Vの折帳列に続く後続の折帳列Bを
塞き止める。この時点で第1案内手段8の第1案内部材
80は、その自由端が第2コンベヤー4の搬送面の延長
面より上方にあり、かつ第2案内手段9の第2案内部材
90の自由端が第2コンベヤー4の搬送面の延長面より
下方に位置しており、部数Vの折帳列が第4コンベヤー
7に案内されている(図7参照)。 【0044】次に、折帳列Bが塞き止めされるととも
に、V番目の折帳Aの後端が切替空間Wに達して、折帳
列Bと部数Vの折帳列との間に空隙が形成されると、第
1案内手段8の第1空気圧シリンダー83が作動してロ
ッド830が伸び、第1案内部材80の自由端が第2コ
ンベヤー4の搬送面の延長面の下方になるように角変位
する。略同時に第2案内手段9の第2空気圧シリンダー
91のロッドが伸び、第2案内部材90の自由端が第2
コンベヤー4の搬送面の延長面の上方になるように角変
位する(図8参照)。 【0045】第1案内部材80の角変位は、第1案内部
材80が、切替空間Wを搬送されて移動している折帳列
の下方から上方へ変位する必要があるため、折帳列Bを
塞止め手段5による塞止めにより、先行する部数Vの折
帳列との間に形成された空隙を利用して行われる。 【0046】第2案内部材90の角変位は、第2案内部
材90の自由端が、第1案内部材80の自由端と切替空
間Wにおいて共有しているが、第2案内部材90の自由
端と第1案内部材80の自由端が折帳Aの幅方向で切替
空間Wを分け合うように配置されているため、互いに干
渉することなく変位可能である。 【0047】第1案内部材80と第2案内部材90の変
位が完了すると、又は完了する直前に、塞止め手段5の
塞止め空気圧シリンダー53が作動してロッドが縮み、
折帳列Bを塞止めから解放する。 【0048】すると折帳列Bは、第1案内部材80の下
面によって下方に案内され、第3コンベヤー6に導かれ
る(図5参照)。 【0049】折帳列Bが搬送されて、そのD番目の折帳
の先行端が第2コンベヤー4の塞止め作用位置Yを通過
すると、塞止め手段5の塞止め空気圧シリンダー53が
作動しロッドが伸び、部数Dの折帳列を塞止め作用位置
Yより下流側に形成するとともに、これに続く後続の折
帳列Bを塞き止める。この時点では、第1案内部材80
と第2案内部材90は、切替空間Wを搬送されて移動す
る折帳列の上方にあるので、塞止め手段5による折帳列
Bの塞止めは、D番目の折帳と(D+1)番目の折帳と
の重なりピッチを、第1案内部材80と第2案内部材9
0の自由端同士が切替空間Wにおいて共有する搬送方向
の長さ寸法以上の長さとなし得るものであればよい。 【0050】折帳列BのD番目の折帳の先行端が、第1
案内部材80の自由端近傍に達する位置に搬送されて移
動すると、第1案内部材80の第1空気圧シリンダー8
3が作動してロッド830が縮み、第1案内部材80の
自由端が、第2コンベヤー4の搬送面の延長面の上方に
なるように角変位する。このとき第2案内部材90の第
2空気圧シリンダー91が作動してロッドが縮み、第2
案内部材90の自由端93が、D番目の折帳の先行端
と、(D+1)番目の折帳の先行端との間で、第2コン
ベヤー4の搬送面の延長面を上方から下方に横切って、
搬送面の延長面の下方に位置させるように角変位する
(図6参照)。 【0051】第1案内部材80と第2案内部材90の角
変位により、折帳列Bの先行端側のD番目の折帳までが
部数Dの折帳列として第3コンベヤー6に案内され、
(D+1)番目以降の折帳列Bは、第2案内部材90の
上面によって第4コンベヤー7に案内される。更に、折
帳列Bが搬送されて、(D+1)番目から数えてC番目
の折帳の先行端が第2コンベヤー4の塞止め作用位置Y
を通過すると、塞止め手段5の塞止め空気圧シリンダー
53が作動しロッドが伸び、部数Cの折帳列を塞止め作
用位置Yの下流側に形成するとともに、これに続く後続
の折帳列Bを塞き止める。この時点では、第2案内部材
90の自由端93が第2コンベヤー4の搬送面の延長面
より図7に示すように下方にあるため、塞止め手段5に
よる折帳列Bの塞止めは、C番目の折帳と(C+1)番
目の折帳との間に空隙を形成するまで行われる。 【0052】C番目の折帳と(C+1)番目の折帳との
間で空隙が形成されると、第1案内手段8の第1空気圧
シリンダー83が作動してロッド830が伸び、第1案
内部材80の自由端が、第2コンベヤー4の搬送面の延
長面の下方になるように角変位する。このとき第2案内
部材90の第2空気圧シリンダー91が作動してロッド
が伸び、第2案内部材90の自由端93が、第2コンベ
ヤー4の搬送面の延長面の上方になるように角変位する
(図8参照)。この第1案内部材80と第2案内部材9
0の角変位は、塞止め手段5による折帳列Bの塞止めに
よって部数Cの折帳列との間に形成された空隙を利用し
て行われる。 【0053】この第1案内部材80と第2案内部材90
の変位が完了すると、または完了する直前に塞止め手段
5の塞止め空気圧シリンダー53が作動してロッドが縮
み、折帳列Bを塞止めから解放する。すると(C+1)
番目の折帳列Bは、第1案内部材80の下面によって下
方に案内され、第3コンベヤー6に導かれる(図5参
照)。 【0054】引き続き折帳列Bが搬送されて、(C+
1)番目から数えてE番目の折帳の先行端が第2コンベ
ヤー4の塞止め作用位置Yを通過すると、塞止め手段5
の塞止め空気圧シリンダー53が作動しロッドが伸び、
部数Eの折帳列を塞止め作用位置Yの下流側に形成する
とともに、これに続く後続の折帳列Bを塞き止める。 【0055】以下、制御手段Sが出力する信号に対応し
て、上記と同様に塞止め手段5、第1案内手段8と、第
2案内手段9が作動して、折帳列Bから区分けされた各
折帳列を第3コンベヤー6又は第4コンベヤー7に案内
する。 【0056】上記したこの発明の実施形態の分岐搬送装
置1の作動については、各々の折帳列を第3コンベヤー
6と第4コンベヤー7とに交互に案内する場合を説明し
ている。他の実施形態としては、例えば第3コンベヤー
6に折帳列を続けて案内することも可能である。この場
合は、塞止め手段5のみが作動し、第1案内手段8,第
2案内手段9は一定の姿勢、すなわち第1案内部材80
の自由端が第2コンベヤー4の搬送面の延長面より下方
に位置し、第2案内部材90の自由端が第2コンベヤー
4の搬送面の延長面より上方に位置する姿勢を維持す
る。そして、先行折帳列と後続の折帳列との区分けは、
堆積処理装置10において、折帳列を受領する受領部材
(図示せず)を切り替えることによって行う。 【0057】又、以上説明した折帳列の切替搬送におい
て、押さえローラ41は、折帳列Bの厚みに応じて折帳
列Bを押し付けつつ第2コンベヤー4の駆動ローラー4
0との間隔を変更可能にしている。更に第2コンベヤー
4の駆動ローラー40及び押さえローラー41の対向部
と、第4コンベヤー7の第4−1補助コンベヤー72の
丸ベルトに対する第4コンベヤー7の第4−2補助コン
ベヤー73のローラー731の対向部との間の距離が、
折帳1部の搬送方向長さ以下に設けられているため、上
り勾配の第4−2補助コンベヤー73を介する第4コン
ベヤー7への折帳列の搬送であっても折帳列を確実に搬
送させ分岐させることができる。 【0058】尚、第4コンベヤー7の第4−1補助コン
ベヤー72の上流側ローラー720と、第3コンベヤー
6の第3−1補助コンベヤー62の上流側ローラー62
0とは、両方とも同じ軸900に設けられているが、第
3−1補助コンベヤー62の上流側ローラー620の直
径が、上流側ローラー720の直径より小さく設けてあ
る。したがって、上流側ローラー720と、上流側ロー
ラー620とが逆方向に回転していても、第4−1補助
コンベヤー72を介しての第4コンベヤー7への折帳列
Bの搬送を妨げることはない。 【0059】 【発明の効果】この発明によって、上流搬送手段から上
下2つに分岐した下流搬送手段に折帳列を搬送するに際
し、下流下側搬送手段へは第1案内手段で、下流上側搬
送手段へは第2案内手段により、それぞれ確実に案内す
るようにしたので、搬送する折帳の腰の強さや、搬送速
度にかかわりなく、確実に所望の下流搬送手段に搬送可
能となった。 【0060】特に、腰の強い折帳からなる折帳列を高速
で下流下側搬送手段に案内する場合でも、折帳列を確実
に下向きに案内できるため、折帳列の先行端が下流搬送
手段の分岐部に衝突して折帳が変形することを防止でき
る。そのため、上流搬送手段と下流搬送手段との間の切
替空間に詰まりを生じるトラブルを一掃することが可能
になった。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施形態に係る折帳の切替案内装
置を有する分岐搬送装置の全体側面図 【図2】 図1における分岐搬送装置の拡大側面図 【図3】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の分岐手段の平面展開図 【図4】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の塞止め手段を有する上流搬送手段の押さえローラの
平面展開図 【図5】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の作動説明図 【図6】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の作動説明図 【図7】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の作動説明図 【図8】 同じくこの発明の実施形態を示す分岐搬送装
置の作動説明図 【符号の説明】 1 分岐搬送装置 2 計数装置 3 第1コンベヤー 30 上部コンベヤー 31 下部コンベヤー 4 第2コンベヤー(上流搬送手段) 40 駆動ローラー 41 押さえローラー 42 補助駆動ローラー 43 補助駆動コンベヤー 44 駆動軸 45 アーム 46 軸 5 塞止め手段 50 基台 500 スライド受け部材 51a ブラケット 51b ブラケット 52 塞止め部材 520 塞止め面 521 押さえ受け部材 53 塞止め空気圧シリンダー(塞止め駆動部材) 54 弾性部材(ばね) 55 緩衝機構 56 ピン 57 リンク 58 第3空気圧シリンダー 580 ロッド先端部 581 ピン 6 第3コンベヤー(下流下側搬送手段) 60 駆動ローラー 61 下流側ローラー 62 第3−1補助コンベヤー 620 上流端ローラー 621 回転ローラー 622 ローラー 63 第3−2補助コンベヤー 630 上流側ローラー 631 下流側ローラー 64 駆動軸 65 アーム 7 第4コンベヤー(下流上側搬送手段) 70 駆動ローラー 71 下流側ローラー 72 第4−1補助コンベヤー 720 上流側ローラー 73 第4−2補助コンベヤー 730 上流側ローラー 731 補助押さえローラー 732 軸 74 アーム 75 駆動ローラー 76 アーム 77 ブラケット 8 第1案内手段 80 第1案内部材 81 案内アーム 82 カラー 83 第1空気圧シリンダー(第1案内駆動部材) 84 ブラケット 86 連結部材 9 第2案内手段 90 第2案内部材 900 軸 901 回動基部 902 アーム 902a ピン 91 第2空気圧シリンダー(第2案内部材駆動部材) 910 ロッド 911 ピン 92 ストッパー 93 第2案内部材自由端の先端部 10 堆積処理装置 11 整列板 110 ブラケット 111 第1軸 112 アーム 113 第2軸 A 折帳 B 折帳列 F フレーム F1 サブフレーム F2 ブラケット F3 ブラケット G 搬送面の段差 P 折帳の重なりピッチ S 制御手段 W 切替空間 X 計数位置 Y 塞止め位置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60 B65H 29/66

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上流搬送手段と上下2つに分岐された下
    流搬送手段とを有し、上流搬送手段と下流搬送手段の間
    に切替空間を設け、上流搬送手段によって一定の重なり
    ピッチで折帳が連続する折帳列を、下流搬送手段の下流
    下側搬送手段と下流上側搬送手段とのいずれかに選択的
    に案内可能である折帳の分岐搬送装置において、 搬送される折帳列を上流搬送手段で塞止め、塞止め位置
    より上流側の折帳列と下流側の折帳列との間に空隙を形
    成可能な塞止め手段と、 上流搬送手段側に変位基部を設け、下流搬送手段側に
    上下に変位可能な自由端を設けるとともに、変位基
    部は上流搬送手段の搬送面の延長面より上方位置に設け
    られ、自由端が上流搬送手段の搬送面の延長面より下方
    の位置に変位しているときにおいても、変位基部の
    下面側が上流搬送手段の搬送面の延長面より上方に位置
    し、折帳を下流下側搬送手段へ導く第1案内部材を有す
    第1案内手段と、 下流搬送手段側に変位基部を設け、上流搬送手段側に
    上下に変位可能な自由端を設けるとともに、自由端が
    上流搬送手段の搬送面の延長面より下方の位置に変位
    しているときに、変位基部の上面側を下流上側搬送手
    段の搬送面に連続させる第2案内部材を有する第2案内
    手段と、 第1案内手段の第1案内部材と第2案内手段の第2案内
    部材とのそれぞれの自由端同士が、切替空間において、
    折帳の搬送方向の長さ寸法を共有するとともに折帳の幅
    方向で切替空間を分け合うように配置されて互いに干渉
    することのないように角変位可能に設けられ、上流搬送
    手段の搬送面の延長面を上下方向に横切るように互いに
    逆方向に一斉に変位することを特徴とする折帳の分岐
    搬送装置。
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