JP3448072B2 - 磁気シール構造体 - Google Patents

磁気シール構造体

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JP3448072B2
JP3448072B2 JP11168592A JP11168592A JP3448072B2 JP 3448072 B2 JP3448072 B2 JP 3448072B2 JP 11168592 A JP11168592 A JP 11168592A JP 11168592 A JP11168592 A JP 11168592A JP 3448072 B2 JP3448072 B2 JP 3448072B2
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    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
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    • F16J15/3444Pressing means by magnetic attraction

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁力線がシール面の回
転部品を固定シール面に対して反発または推進するよう
に設計された改良磁気シール装置に関するものである。
これは、シール面を最善の密封効果を得るように互いに
接触状態に維持する。
【0002】
【従来の技術】長年、包囲した軸受ハウジングの密封シ
ールは、回転装置の十分な動作をするためのゴールであ
った。回転装置の最少限の保守は、効率を改善するため
に必要であるために、作業者にとって重要になりつつあ
る。最少限の保守は、極端な装置の反復使用、設計上の
サービス因子を少なくし、多くの処理プラント内のスペ
ア回転装置の欠乏のために、得るのが困難である。
【0003】種々の形体のシャフト・シール装置が用い
られて、ゴム・リップ・シール、クリアランス・ラビリ
ンス・シール、吸引磁気シールを有する軸受周囲の完全
性を保護しようとしてきた。ゴム・リップ・シールは、
軸受を外部の異物から絶縁するために、軸受フレームを
回転シャフトに接続するようにまず利用された。このよ
うなリップ・シールは早期摩耗を受け、また、寿命が短
い。リップ・シールはまた、過剰の水分その他の異物が
作動装置の軸受フレームの油槽内に混入させるようにな
ることは知られている。
【0004】互いに接触はしないがラビリンス通路を画
定する密接に関連したステータ・リングとロータ・リン
グを有するラビリンス式シールが考案され、利用され、
米国特許第4,706,968号に開示されている。こ
の形式のシールは、固定リングと回転リングとの一定量
の軸方向分離を許し、シール部材間の接触および摩耗を
防止しかつ密封特性を促進していた。ラビリンス・シー
ルは、軸受フレーム内にまたそこから湿気の浸入を防止
した。
【0005】非磁性式の機械シャフト・シールがシャフ
ト密封装置として用いられてきた。この形式のシール
は、コイル設計の金属スプリングまたはシール面の閉鎖
を行うように溶接金属ベローズ設計の使用を採用してい
る。いずれの設計の金属スプリング、腐食、疲労、製
品汚染、長時間にわたる応力を受け、また、シール面の
開閉に応答して直線的である。この直線性応答は、摩耗
または腐食が発生し続けたときに、十分に維持しない。
【0006】吸引磁気シール装置もまた、シール装置と
して利用されてきた。この場合、吸引磁気シール装置が
面閉鎖完全性を維持するように磁気吸引に依存し、ま
た、これらのシールは米国特許第4,795,168号
に開示されている。これらの吸引磁気シール装置は、相
対回転シール面を分離する傾向のある外部装置力を受け
る。これは、磁気吸引の原理に反して作用する。シール
面が分離されときに、磁界の力が弱められ、また、
らに分離および弱化があると運転中の故障を発生する傾
向が断言される。シール面間に摩耗がある場合に、磁力
が一体に密になるように引張られ、また、摩耗速度が指
数関数的に増加する。これは、また磁界が強くなるにつ
れて要求されるトルクが増加するために、故障速度を増
加させる。吸引式磁気シールの磁気または磁化要素は、
鉄軸受ハウジングから絶縁され、磁界を軸受および/ま
たはハウジングから絶縁するように試みられる。しか
し、磁化に抗する真実の絶縁はなく、また、磁界を絶縁
する試みが、いかなる利益もなしに構造上の複雑性およ
び費用を非常に増大させた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な反発磁気シール装置を使用することによって、潤滑材
の漏洩および異物の侵入を防止するように、回転シャフ
トおよびそれらのハウジングのまわりにシールを設ける
ことにある。
【0008】従来の磁気式のシールは、シールを得るた
めに磁気的に吸引される部品に依存していた。吸引磁気
部品またはシールの回転シール面は、2つの面が互いに
吸引されるように、逆極性に磁化された面間の吸引に依
存している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シール機能を
発揮する磁力の強さが、回転部品に磁石を加えるか、ま
たは反発磁力を増加させるように磁石の磁力を変えるこ
とによって変えられうる磁気シールを提供する。シール
面を一体に保持する所望の磁力は、シャフトの軸方向に
そって回転部品の1つを動かすことによって変更または
手動変化されうる。
【0010】本発明は、3つの部品が本発明の精神を逸
脱せずに4つに拡大されたとしても、3つの基本部品で
つくられる磁気シール構造体である。第1部品は複数の
磁力を有する回転リングである。磁力は軸方向に向けら
れた南北極性を有している。この第1リング部材は、リ
ング部材をシャフトに固定する手段を有している。
【0011】複数の磁力を有する第1回転部材に設計上
類似した第2回転部材がある。磁力は第1部材内の磁力
に対向され、また、2つのリング部材が互いに反発され
るように、同じ磁極の端と端とを合せて整列される。ロ
ータまたはリングを一体に回転させるように整合した複
数の駆動ピンがある。
【0012】ハウジング・フレームの穴のインサートと
して作用しかつシール面を有する第3インサートまたは
固定部材がある。第2リングまたはロータは、第1シー
ル・リングと第2シール・リングとの間で磁気反発力に
よって制御されたシール面を有している。この力は、軸
受の連続シールをシール・リングによって保証するよう
に、インサートのシール面に向けられる。第2リングの
シール面は自由浮上面または第2リングの面に物理的に
取り付られてもよい。いずれの場合においても、第2リ
ングのシール面は固定部材のシール面に対して第1およ
び第2リング間に反発力によって押し付けられる。
【0013】
【作用】本発明は、シール要素の一方を反発させること
によって封止を行うよう磁化方向を設定するという考え
を原理として利用している。シール相互面は制御された
量の軸力によって負荷を受ける。この軸力の値は、対向
する磁石どうしの磁力ばかりではなく、対向する磁石
の軸方向に沿った近接の程度によって決定される。さら
に、磁束線はシール相互面から離れるように向けられ、
また、鉄軸受ハウジングを磁化する傾向を有していな
い。本発明においては、固定シール・リング、すなわ
ち、ステータは、軸受フレームの穴へのインサートとし
て機能する。ステータは、最適密封機能を有している
が、磁力に吸引される必要はない材料、または吸引磁気
シール装置のシール面の場合のように磁石または磁化さ
れる材料からつくられる。
【0014】
【実施例】まず図1を参照すれば、本発明のシール構造
の初期の構成が示されている。本発明のシール・リング
は、シャフト10に装着された垂直断面で示されてい
る。シール・リングは、第1リング11と第2リング1
2とである。シャフト10は軸受ハウジング19を貫通
して示され、かつ、インサート部材13を有している。
第1シール部材11は図3に詳細に示され、また、リン
グ部材またはロータ11aからできている。ロータ11
a,12aは青銅、300シリーズ・ステンレス鋼また
はアルミニウムのような非磁性熱伝導性材料からつくら
れなければならない。しかし、特定の場合には、テフロ
ン(商標)のような化学的インサート・プラスチックが
必要に応じて用いられてもよい。ロータ11,12は、
最適実施例においてはプラグ磁石16からなる各ロータ
磁力内に挿入される。これらのプラグ磁石は、磁石の同
じ極性が2つのロータを反発するように互いに対面する
ように挿入される。ねじ切り穴18内に係合する止めね
じ18aとして図3に示す第1ロータ11をシャフトに
固定する手段がある。これは、第1リングをシャフトに
固定するただ1つの方法であり、また、本発明の原理に
一致する他の方法が使われてもよい。第1ロータ内の駆
動ピン17は第2ロータ12の穴17aに嵌合して、両
ロータを整合し、両ロータを一体に回転させる。図1に
おいて、両ロータをシャフトに密封するように、2つの
シール部材14またはOリングが示されている。これら
のシール部材14は、任意の正常な従来のOリング材料
からつくられてもよい。回転シール部材によって発生さ
れた摩擦熱をシール部材から伝達することを促進し、か
つ、その熱を周囲の空気または液体中に放散させるよう
に、駆動ピン17は熱伝導材料からつくられねばならな
い。
【0015】図4は、本発明の別の実施例を示す。この
実施例では、第1回転部材またはロータ11が従来の方
法でシャフト10にピン止めされる(図示せず)。シー
ル面21は、ハウジング部材19の外面に当接するより
はむしろインサート部材13内にある。この場合、Oリ
ングまたはシールが本発明の多くの実施例について要求
されていないことがわかったので、第1ロータと関連し
た従来のOリングはない。ピンおよび磁石は図2,3に
示すものに類似しており、その実施例の作用も本質的に
は類似している。フランジ部材22は、インサートを横
または軸移動から固く保持するようにハウジング部材1
9に当接する。
【0016】ハウジング部材19とインサートまたは固
定部材13との間にシールを与える適正なシールを要求
されたときに、Oリング20またはその他のシール装置
がいくつかの実施例においては設けられる。図4におけ
るシール面21は、図1のシール面と同様である。ただ
1つの相違は、要求された実施例において種々の静的お
よび動的配慮に合致するように変更されうるシール面の
形状になっていることである。
【0017】図5は、図1に示す実施例よりも多いプラ
グ磁石16を有するロータ11,12を分解して示す。
図5に示すこれらの2つのロータは、駆動ピン17と第
2ロータの穴17aを有している。図1に示す手段1
8,18aに類似したシャフトに第1ロータを固定する
手段が設けられている。2つのロータ間の磁石および反
発力を増加させる1つの方法は、磁石の数を増すことで
ある。この反発力は、磁石を大径にするか増大した磁力
を持たせることによっても増大される。シャフトに第1
ロータを定置することが、ステータのシール面に対して
第2ロータの磁石の強度にもとづいて力を決定する。し
たがって、シャフト上の第1ロータの軸方向位置を変え
ることによって、第2ロータ面とインサート部材13ま
たはステータの面間のシール力を変えることが可能であ
る。
【0018】図6は、ロータに関連したシール面がロー
タに取り付けられずに別個の部材22を有している本発
明の別の実施例を示す。この部材は、シール面21に当
するようにロータ11,12間反発磁力によって強
制される。図1ないし図3におけるのと同様の磁石16
と固定部材17aこれも同様のOリングまたはシー
ル装置20,14とともに示されている。
【0019】図7,8は本発明の別の実施例を示す。こ
の実施例においては、ロータ11,12は図1に示すも
のと同様に構成されるが、しかし、固定部材13と第2
回転部材12との間に配置された図6のリング要素22
同様の新しい要素22がある。この要素22はロータ
12に取り付けられても取り付けられなくともよい。好
ましくは、それはロータ12の一部として物理的になっ
ていない。しかし、この要素22は、面21でシールを
形成するようにステータ13のシールに押し付けられ
る。要素22aの形状は、ステータ13とロータ12と
の間で十分なシール面21をつくるのに必要な程度に変
更されうる。
【0020】図7において、ステータ部材13がハウジ
ング部材19から外部にあり、そして、ハウジング部材
19に当接するフランジ24によって横移動から固定さ
れる。図1に関連した述べたすべての部材、例えばシー
ル14,20、磁石16、固定手段18,18aは、図
7,8の実施例に示されている。
【0021】図8は、本発明のシール・ユニットが内部
に装着され、図7に示すようにハウジングの外部よりも
むしろポンプまたはハウジング内で作動していることを
除いて、図5に示す本発明の実施例と同じであるものを
示す。同じ磁気反発力がステータ13をシール面21で
密封するように、第2ステータを部材22に押し付ける
ように作用する。この場合、フランジ24は本発明のシ
ール・ユニットの軸移動を防止するように用いられ、ま
た、シール・ユニットを軸移動から固定すべきクランプ
となってもよい部材25によって助成される。
【0022】
【発明の効果】前述したように、本発明は、ポンプ収容
箱、ポンプ流体をシャフトにそって漏洩することを防止
するシール室、および流体の差圧が維持されなければな
らないその他の例において新規な反発磁気シール発明の
使用を含む複数の使用を許す多くの実施例を含んでい
る。シール要素は、右から左、左から右、内から外等を
含む種々の形状に組み立てられてもよい。このような形
状について必要ならば、これらの組合せを二重または多
重にすることができる。シール部材要素および磁石を腐
食環境から遮蔽し、シール・ユニットの寿命を延ばすこ
とが望ましい。シール組立体がシャフトに嵌合しかつ組
立体を支持するスリーブ・カートリッジ上に装着される
ようなカートリッジの形体で本発明を利用することがで
きる。
【0023】図9は、上述した多くの形状のうちのいく
つかを示す。第1実施例7aは図1に示すものと類似で
ある。7aは、図9の左側に示され、また、第1および
第2ロータ11,12、ステータ手段13を有してい
る。第2実施例7bは図6に示すものと類似している。
7bは図7の中間に示され、また、第1ロータ11、第
2ロータ12、ステータ13を有している。最後の実施
例7cは図8に示す実施例と類似し、右中央に示され
る。この実施例は、ロータ11、ロータ12、ロータ1
3、面部材22を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャフトの改良されたシール構造を示す断面図
である。
【図2】本発明の第2回転リングの端面図である。
【図3】本発明の第1回転リングの端斜視図である。
【図4】改良されたシール構造の別の実施例を示す断面
図である。
【図5】改良されたシール構造の2つの回転リングの分
解斜視図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明のさらに別の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図8】図7に示す本発明の実施例の部分断面図であっ
て、内部に用いられた状態を示す。
【図9】ポンプに取り付けた本発明の種々の実施例を示
すポンプの断面図である。
【符号の説明】
10:シャフト、11:第1リング、12:第2リン
グ、11a,12a:ロータ、13:インサート部材、
14:シール部材、17:駆動ピン、19:ハウジング
部材、20:Oリング、21:シール面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘインズ・ピー・ブロック アメリカ合衆国テキサス州77356,モン ゴメリー,ダウンズ・エッジ 129 (56)参考文献 実開 平4−48467(JP,U) 実開 平3−96469(JP,U) 実開 平3−14372(JP,U) 実開 昭55−7420(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 15/54

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングから出る回転シャフトを密封す
    るための磁気シール構造体であって、 ハウジングと、 該ハウジングを貫通するシャフトと、 該シャフトを包囲する第1環状部材にして、軸方向に磁
    力を発生させるように該第1環状部材内に設けられた磁
    力源および該第1環状部材を前記シャフトに取り付ける
    手段を有する第1環状部材と、 前記シャフトを包囲する第2環状部材にして、前記第1
    環状部材内の磁力と同じ極性でかつ該第1の環状部材お
    よび第2の環状部材を互いに反発させるように軸方向に
    磁力を発生させるべく前記第2の環状部材内に設けられ
    た磁力源および該第2環状部材を前記シャフトのまわり
    に密封させる手段を有する第2環状部材と、 前記第2環状部材の、前記第1環状部材がある側とは反
    対の側にて前記シャフトを取り囲むシール面と、 前記第1および第2環状部材を回転可能に連結する駆動
    手段と、 前記ハウジング内に位置づけられて前記シャフトを包囲
    しかつ該ハウジングに密封される固定インサートと、 を備え、 該固定インサートは、前記シャフトに対して垂直で且つ
    前記シール面および前記第2環状部材に整合した面を有
    しており、 前記反発を与える磁力が、前記シール面を前記固定イン
    サートの前記面に圧接させるように強制し、それによっ
    て前記ハウジングを密封するようにしたことを特徴とす
    る磁気シール構造体。
  2. 【請求項2】 前記シール面が前記第2環状部材に固定
    されることを特徴とした請求項1記載の磁気シール構造
    体。
  3. 【請求項3】 前記第1環状リングが非磁性材料から形
    成されることを特徴とした請求項2記載の磁気シール構
    造体。
  4. 【請求項4】 前記第1環状リングが非鉄金属から形成
    されることを特徴とした請求項3記載の磁気シール構造
    体。
  5. 【請求項5】 前記第1環状リングが前記磁力源を固定
    する凹部を有していることを特徴とした請求項4記載の
    磁気シール構造体。
  6. 【請求項6】 前記磁力源が複数のプラグ磁石であるこ
    とを特徴とした請求項5記載の磁気シール構造体。
  7. 【請求項7】 前記第2環状リングは非磁性材料から形
    成されることを特徴とした請求項1記載の磁気シール構
    造体。
  8. 【請求項8】 前記第2環状リングは非鉄金属であるこ
    とを特徴とした請求項7記載の磁気シール構造体。
  9. 【請求項9】 前記第2環状リングは、前記磁力源が固
    定される凹部を有していることを特徴とした請求項8記
    載の磁気シール構造体。
  10. 【請求項10】 前記磁力源が複数のプラグ磁石である
    ことを特徴とした請求項9記載の磁気シール構造体。
  11. 【請求項11】 前記シール面は、滑らかで、平らな嵌
    合非磁性面からなることを特徴とした請求項1記載の磁
    気シール構造体。
  12. 【請求項12】 前記シャフトのまわりで前記第2環状
    部材を密封する手段が弾性部材であることを特徴とした
    請求項1記載の磁気シール構造体。
  13. 【請求項13】 前記駆動手段が前記第1および第2環
    状リングに係合する複数のピンであることを特徴とした
    請求項1記載の磁気シール構造体。
  14. 【請求項14】 前記インサートが非磁性材料から形成
    されることを特徴とした請求項1記載の磁気シール構造
    体。
  15. 【請求項15】 前記第1環状部材を前記シャフトに固
    定する手段は、該シャフト上の該第1環状部材の軸方向
    位置を調節する手段を有していることを特徴とした請求
    項1記載の磁気シール構造体。
  16. 【請求項16】前記反発を与える磁力により前記シール
    面を前記固定インサートの前記面に圧接させる力が、前
    記シャフト上における前記第1環状部材の前記第2環状
    部材に対する軸方向位置によって変動するようになされ
    ていることを特徴とした請求項1記載の磁気シール構造
    体。
  17. 【請求項17】前記反発を与える磁力が、前記シール面
    を前記固定インサートの前記面に圧接させるように強制
    して前記ハウジングを密封する力を制御するようになさ
    れていることを特徴とした請求項1記載の磁気シール構
    造体。
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