JP3447376B2 - 液体消毒装置 - Google Patents

液体消毒装置

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JP3447376B2 JP16140494A JP16140494A JP3447376B2 JP 3447376 B2 JP3447376 B2 JP 3447376B2 JP 16140494 A JP16140494 A JP 16140494A JP 16140494 A JP16140494 A JP 16140494A JP 3447376 B2 JP3447376 B2 JP 3447376B2
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    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、液体に紫外線を照射
することにより液体中の細菌やウィルス等を効果的に殺
菌する液体消毒装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は従来の越流堰方式の紫外線消毒装
置を示す概略断面図であり、図において、1は消毒すべ
き汚水が流入する水路(流路)、2は水路1中に設けら
れたUVモジュール(紫外線モジュール)、3は水路の
上部に取り付けられた分電盤、4は水路の下流側に設け
られた越流堰である。UVモジュール2は、電子安定器
が内蔵された上部構造物5と、上部構造物5の両端部か
ら下方に突出するステンレス製のフレーム(支持部材)
6,6と、このフレーム6,6により支持され、紫外線
ランプが密封された複数の石英スリーブ(透過筒)7と
により構成され、石英スリーブ7は水路1に沿う方向に
水平に所定の間隔(3インチ:76.2mm)をおいて
上下左右に配置されている。 【0003】次に動作について説明する。大腸菌、各種
病原菌、ウィルス、藻類等を含んだ汚水8は水路1に流
入した後UVモジュール2内を通過する。UVモジュー
ル2では石英スリーブ7より消毒効果のある253.7
nmの波長の紫外線が照射されているので、通過する汚
水8中の大腸菌、各種病原菌、ウィルス、藻類等を極短
時間(例えば6〜10秒)の間に殺菌し、浄化された浄
水9は下流側に放流される。ここで、水路1の水位が変
動し最上部の石英スリーブ7を規定より上回るようにな
ると、上回った部分には紫外線が到達せず消毒効果が半
減するため、越流堰4により水位が最高水位(H.W.
L)を越えないように調整している。 【0004】図3はダンパ方式の紫外線消毒装置を示す
概略断面図であり、図において、11は水路1の下流側
に設けられたダンパである。この紫外線消毒装置の消毒
作用は上記越流堰式紫外線消毒装置と全く同様である。
この紫外線消毒装置では、ダンパ11を開閉することに
より水位が最高水位(H.W.L)を越えないように調
整している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の紫外線消毒装置
は以上のように構成されているので、水位が最高水位
(H.W.L)を越えた場合、消毒が不完全な水が越流
堰4やダンパ11により下流側に放流されてしまうおそ
れがあるという問題点があった。また、水位が低下した
場合、上部の石英スリーブ7が露出し、紫外線が大気中
に放出されてしまうという問題点があった。特に回分式
処理施設に設けた場合、放流される流量が0になった際
に石英スリーブ7が露出するという問題点があった。さ
らに、越流堰4やダンパ11を設けた場合、水位差や越
流長を充分にとる必要があるが、既存の施設に設ける場
合に水位差や越流長を充分とれないことがあり、実用上
問題がある。 【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、流路の液面が上下方向に変動し
ても消毒効果が半減したり、石英スリーブが露出したり
等の問題が生じるおそれがなく、効果的に消毒すること
ができ、しかも既存の施設に容易に適用することができ
る液体消毒装置を得ることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明に係る液体消毒
装置は、紫外線モジュールの上部両側に設けられた複数
のフロートと、前記紫外線モジュールの底部と流路の底
部との間に設けられ紫外線モジュールの上下方向の移動
に伴って可動するとともに液体の流通を阻止する液体阻
止手段とを備えたものである。 【0008】 【作用】この発明における液体消毒装置は、紫外線モジ
ュールの上部両側にフロートを設けたことにより、これ
らフロートは流路の液面の上下動に伴ってそれぞれ上下
動し、紫外線モジュールの上部位置を常に流路の液面に
保持する。これにより紫外線モジュールは流路の液面に
対して常に一定の姿勢を保持することとなり、液体が該
紫外線モジュールを乗り越えて下流側に放流されるおそ
れがなくなる。 【0009】さらに、該紫外線モジュールと流路の底部
との間に該紫外線モジュールの上下動に伴って可動する
とともに流体の流通を阻止する液体阻止手段を設けたこ
とにより、該液体阻止手段は流路の液面の上下動に伴っ
て上下動する紫外線モジュールと該流路の底部との間を
流通しようとする消毒が不完全な液体の流れを阻止す
る。以上により、流路の液面が上下動しても、紫外線モ
ジュールは液面に対して常に一定の姿勢を保持し続ける
ことが可能になり、常に所定の流量の液体を効果的に消
毒し、従来のような消毒が半減したり透過筒が露出した
り等の不具合がなくなる。 【0010】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、21はUVモジュール2の水路1
に沿う方向の上部両端に設けられ、これら両端を結ぶ位
置が常に水路1の水面1aと同一の高さになるように水
面1aに浮遊するフロート、22はUVモジュール2の
水路1に沿う方向の底部端部と水路1の底部1bとの間
に設けられ、底部1b側を中心として水路1に沿う方向
に回動自在なる可動支柱、23はUVモジュール2の底
部の他端部と水路1の底部1bとの間に設けられ、これ
らの間の水流を阻止する不透水性の膜であり、可動支柱
22と膜23により可動止水装置(液体阻止手段)24
を構成している。 【0011】次に動作について説明する。この汚水消毒
装置では、汚水8は水路1に流入した後UVモジュール
2内を通過する。この時、UVモジュール2はフロート
21,21により水面1aの上下動に伴って上下動し、
常にその上部位置が水面1aと同じ高さに保持されてお
り、さらに可動止水装置24によりUVモジュール2の
底部と水路1の底部1bとの間の汚水8の流通が阻止さ
れているので、汚水8はUVモジュール2内のみを下流
側に向かって流通することとなり、流通する間に石英ス
リーブ7により照射される紫外線により汚水8中の大腸
菌、各種病原菌、ウィルス、藻類等を極短時間に殺菌
し、浄化された浄水9を下流側に放流する。 【0012】ここでは、水路1の水面1aが上昇する
と、UVモジュール2もフロート21,21と共に上昇
し、可動支柱22も底部1b側を中心として上流側に回
動し、膜23を上下方向に引張り、汚水8の流通を阻止
する。また、水路1の水面1aが下降すると、UVモジ
ュール2もフロート21,21と共に下降し、可動支柱
22も底部1b側を中心として下流側に回動し、膜23
を上下方向に褶曲し、汚水8の流通を阻止する。このよ
うに、水面1aが上下動してもUVモジュール2は水面
1aに対して常に一定の姿勢を保持し続けることが可能
になり、常に所定の流量の汚水8を効果的に消毒し、下
流側に放流される。 【0013】以上のように、この一実施例によれば、U
Vモジュール2の上部両端に設けられたフロート21,
21と、UVモジュール2の底部端部と水路1の底部1
bとの間に設けられ、底部1b側を中心として回動自在
なる可動支柱22とUVモジュール2の底部他端部と水
路1の底部1bとの間に設けられ、これらの間の水流を
阻止する不透水性の膜23により構成される可動止水装
置24とを備えたので、水路1の水面1aが上下動して
もUVモジュール2は水面1aに対して常に一定の姿勢
を保持し続けることができ、常に所定の水量の汚水8を
効果的に消毒し放流することができる。従って、従来の
ように消毒効果が半減したり、石英スリーブ7が露出し
たり等の不具合を防止することができる。さらに、水位
差や水位変動に関係なく設置することができ、水位の高
低差が決まっており、水位差,設置スペースがあまりと
れないような既存の処理施設にも適用することができ
る。可動止水装置24が配設された水路1の底部1bの
石英スリーブを洗浄したり、この汚泥等が沈殿しないよ
うに、ポンプからの水配管または送風機の空気管25を
UVモジュール2の下の底部1bに設けることもある。 【0014】なお、この実施例では可動止水装置24を
可動支柱22と膜23をそれぞれUVモジュール2の底
部端部に設けるように構成したが、可動支柱22をUV
モジュール2の底部両端部に設け、膜23を可動支柱2
2と一体に設けた構成としてもよい。 【0015】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、紫外
線モジュールの上部両側に設けられた複数のフロート
と、前記紫外線モジュールの底部と流路の底部との間に
設けられ紫外線モジュールの上下方向の移動に伴って可
動するとともに液体の流通を阻止する液体阻止手段とを
備えるように構成したので、液面が上下方向に変動した
場合でも紫外線モジュールは液面に対して常に一定の姿
勢を保持し続けることができ、常に所定の流量の液体を
効果的に消毒し放流することができる。従って、従来問
題となったような、消毒効果が半減したり、透過筒が露
出したり等の不具合を防止することができる。さらに、
水位差や水位変動に関係なく設置することができ、水位
の高低差が決まっており、水位差,設置スペースがあま
りとれないような既存の処理施設にも適用することがで
きる。以上により、液体の浄化および環境保全に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例による汚水消毒装置(液体消
毒装置)を示す概略断面図である。 【図2】従来の越流堰方式の紫外線消毒装置を示す概略
断面図である。 【図3】従来のダンパ方式の紫外線消毒装置を示す概略
断面図である。 【符号の説明】 1 水路(流路) 1b 底部 2 UVモジュール(紫外線モジュール) 6 フレーム(支持部材) 7 石英スリーブ(透過筒) 8 汚水(消毒すべき液体) 21 フロート 24 可動止水装置(液体阻止手段) 25 空気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/30 - 1/32 C02F 1/00 E02B 5/00 - 5/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 消毒すべき液体が流入する流路中に設け
    られ、紫外線ランプが密封され発生する紫外線を透過す
    る複数の透過筒とこれら透過筒を所定の間隔を保持して
    支持する支持部材とを備えた紫外線モジュールと、該紫
    外線モジュールの上部両側に設けられた複数のフロート
    と、前記紫外線モジュールの底部と前記流路の底部との
    間に設けられ該紫外線モジュールの上下方向の移動に伴
    って可動するとともに液体の流通を阻止する液体阻止手
    段とを備えたことを特徴とする液体消毒装置。
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