JP3447298B2 - 再生原料からの生物学的に分解可能な加工材料及びその製法 - Google Patents

再生原料からの生物学的に分解可能な加工材料及びその製法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生物学的に分解可能な加工材料及びその製
法に関する。生物学的に分解可能な加工材料とは、環境
の影響下に、かつ破壊の作用下に分解されるような加工
材料と理解すべきである。落花生が基本物質として使用
されている生物学的に分解可能な加工材料は周知であ
る。更に、それによって部分的な分解可能性を得るため
に、慣用のポリマー中に澱粉を導入することは周知であ
る。しかしながら、このような澱粉充填されたプラスチ
ックにおいては、導入された澱粉分のみが分解され、こ
れによりプラスチックマトリックスが非常に小さい部分
に崩壊する。
本発明の課題は、完全に生物学的に分解可能であり、
複合加工材料の形成のために点状又は繊維状の粒子を充
填物質として取り込むことが好適である加工材料を提供
することである。
この課題は、請求の範囲1から5に記載の基本組成に
より解決される。これらの全ての加工材料は、ゴム5〜
50重量%及び澱粉4〜25重量%を含有する。この基本成
分、即ちゴム及び澱粉に第3の成分を10〜50%の配分で
添加混合すべきである。この成分は、ポリベータヒドロ
キシブチレート又はセルロース粉末である。前者物質
は、β−ヒドロキシ酪酸の重合により得られる。これ
は、「バイオポール(Biopol)」なる名称で、Fa.Zenec
aから市販されている。
本発明による加工材料の主成分は、ゴムである。天然
ゴムは完全に生物学的に分解可能であるので、これを使
用するのが有利である。しかしながら、使用添加物の種
類に応じて、少なくとも部分的に又は分解条件下での長
い貯蔵時間の後に分解可能である合成ゴムも使用でき
る。澱粉粉末及び第3の実質的に同様に粉末状の成分
は、基本物質ゴム中に均質に分配されており、少なくと
も肉眼ではもはや認識不能である。請求の範囲1又は2
に記載の本発明による加工材料は、ゴム配分に応じて、
多かれ少なかれ弾性を有する。従って、これは、堅牢性
及び安定性に問題が少なく、弾性が問題である成形部材
の製造のためにより好適である。
複合加工材料は、導入された粒子、例えば点状又は繊
維状の粒子とマトリックス材料との間に充分な付着性が
存在することが重要である。機械的特性は、即ち粒子と
マトリックスとの間の界面の質により決定的に決まる。
ところで、請求の範囲1及び2に記載の加工材料は、比
較的多量のGFK−プラスチック(=ガラス繊維強化プラ
スチック)の種類の充填剤及び強化物質を収容できるこ
とが明らかである。本発明によれば、強化性の導入物と
して、再生可能の原料からの顆粒状又は繊維状の物質が
使用される。このような原料は、例えば粉砕された穀物
粒子又は植物繊維である。これにより得られる加工材料
は、請求の範囲1及び2に記載の加工材料に比べて大き
な硬度及び強度により優れている。従って、これらは、
大きな、かつ殊に平面状の成形部材の製造のために、例
えば自動車の内装用の部材を得るために好適である。本
発明の加工材料に、最大約15%までの助剤を添加するこ
とができる。これは、その機械特性に著しく影響するこ
となしに、加工材料を変性する物質である。このような
物質は、例えば出発物質の射出成型機又は押出機(下記
参照)中での塑性流動化を改善するための流動化剤(例
えばステアリン)である。これは、染料又はかじり防止
物質(Frassschutzstoff)でもあってもよい。
本発明のもう一つの目的は、本発明による加工材料の
製法を提供することである。ゴム(未架橋形の)は、そ
の中に紛状又は顆粒状の物質を劣悪にのみ導入すること
のできる比較的粘着性のゴム類似の物質であることは周
知である。このことは、合成ゴムにも天然ゴムにも当て
はまる。後者は、一般に、いわゆる、既に生産国ではゴ
ム植物のラテックスから水分の蒸発除去により得られる
フエル(Fell)の形で存在する。このようなゴム組成物
中への粉末、例えば澱粉又はセルロース又は粗大粒子の
導入は、いずれにせよ非常に能力の良い剪断−及び練和
装置を用いて、高いエネルギー消費の下で可能であるは
ずである。ところで、本発明によれば、フロック(Floc
ken)又は顆粒の形でゴムを使用することが提案され
る。これにより、異なる成分と非常に容易に簡単なミキ
サー中で、緊密に混合することができる。フロック−又
は顆粒形のゴムは、市場で入手可能である。次の方法工
程で、このようにして得られた出発混合物を慣用のスク
リュウ押出機又は慣用の射出成型機中での加熱により塑
性流動化させる。この処置の際に、ゴムフロック又は−
粒子は軟化温度まで加熱される。押出機又は射出成型機
のスクリュウの作用により、出発混合物の個々の成分は
緊密に混合される。粘着性ゴムは、通常、前記装置のス
クリュウ及びスクリュウ室の内壁に固着する傾向を有す
る。この作用は、成分の緊密な混合を妨げる。これは、
高い摩擦及びそれによる加工すべき組成物の温度上昇を
ももたらす。この温度上昇は、ゴムの不所望の変化、殊
に硬化をもたらす。しかしながら、本発明のゴムフロッ
ク又はゴム顆粒を前記の成分と混合して押出機又は射出
成形機中で加工する場合には、この作用は現れない。ス
クリュウ及び装置内壁へのこのゴムの付着は、個々のゴ
ム粒子を少なくともスクリュウ室中での塑性流動化の開
始期に、紛状外皮(Huelle)で包囲することにより有効
に阻止される。この操作の更なる過程で、個々のゴム粒
子を、添加物が中に一様に分配されている均一の基本組
成物にすることに結びついている。前記装置のスクリュ
ウ室中での操作の結果は、従って、塑性流動化され、押
出された、かつ射出成形可能な組成物である。次の方法
工程として、この組成物は、ストランドとして押出成形
されるか又は成形品に射出成形される。前者の場合に、
押し出された加工材料ストランドは粉砕され、即ち造粒
される。こうして、本発明による加工材料は、顆粒とし
て存在し、これは実際に任意の期間、中間的に保存さ
れ、射出成形部材の製造のために使用することができ
る。最後に記載の場合には、本発明の加工材料を直接、
型中に射出し、直接的方法で所望の成形部材を得る。
スクリュウ室中での出発組成物の塑性流動化の際には
170℃〜180℃の温度を保持することが有利であると立証
された。170℃を下回る温度では、ゴムの充分な軟化及
びそれに伴う満足しうる融剤(Zuschlagstoff)の導入
(Einarbaitung)が達成できない。ここでは、他の温度
作用も重要な役割を演じる。殊に、添加された天然物質
が支配温度でかなり変化及び変換し、これが加工材料の
特性に重要な役割を演じるはずである。この理由から、
温度を180℃からあまり高く上昇させることはできな
い。主として澱粉、セルロース及び蛋白質よりなる天然
物質は、高い温度では、部分的に、得られる加工材料が
もはや所望の特性を有しなくなるまで変化される。殊に
炭素含有成分、例えばセルロース又は澱粉は、燃焼又は
炭化しうる。本発明の加工材料は、充填剤を65%まで収
容することができる。これにより、種々の強度−及び硬
化−段階を有する広いスペクトルの複合材料を製造する
ことができる。
本発明の複合材料を用いて、射出成形部材、例えば杯
状体、板状体、表面部材及び自動車の内装用部材を製造
することができる。製造された物体を、眼で検証し、そ
の適性を試験した。下記に詳述しているような種々の機
械的特性値を測定するために、試験体を製造した。これ
らの全ての試験から、次の組成(重量%)を保持する場
合には、特に有利な特性を有する加工材料を得ることが
できることが判った: ゴム 10〜30% バレイショ澱粉 5〜15% ポリベータヒドロキシブチレート/セルロース20〜30
% 充填剤 20〜60% 助剤 最大10%。
複合材料用の充填剤として、種々の植物の顆粒又は繊
維を使用することができる。殊に、穀物種子、例えばト
ウモロコシ、ライムギ及び小麦の顆粒が挙げられる。繊
維物質としては、例えば、ラミー(Chinagras)又はカ
ポック(Kapok−Baume)の朔果からの繊維がこれに該当
する。木材繊維又は木綿繊維も使用できる。
充填剤分が60%を越える場合には、加工材料は脆性に
見えるようになる。ゴム、バレイショ澱粉及びポリベー
タヒドロキシブチレート(以後PBHBと称する)又はセル
ロースからの基本マトリックスは、もはや導入粒子と一
緒に保持することができず、その収容性は、偽超過(qu
asi ueberschritten)である。ゴム分が10%を下回る場
合には、この材料の脆化も現れる。ゴム含分が30%より
多い場合には、加工材料は弾性を増し、徐々に複合材料
の特性、即ち硬度及び強度を失う。約60%より多い充填
剤含有率の場合には、機械的特性の劣化が観察される。
特に引っ張り強度が低下する。再生原料からの融剤は、
勿論親水性であり、即ち、水を吸収する。再生原料から
の導入物の割合が60%より多い場合には、加工材料の膨
潤能力はもはや許容できない程度に達する。高い粒子分
では、更に、塑性流動化の間の一様な分配が困難であ
る。助剤、例えばかじり防止剤(ケツ歯動物、例えばネ
ズミ及びラッテを防ぐ)としてのクエン酸又は流動化剤
としてのステアリンは、機械的特性の負の影響を充分に
排除するために、合計10%までに限定すべきである。
爆発された穀物粒子、例えばポプコーンの使用の利点
は、これにより、より低い密度を有する加工材料を得る
ことができることにある。更に、これら材料中に空気を
導入することにより、加工材料の断熱性が高められる。
次いで、実施例につき本発明を詳述する: 例1 天然ゴムフロック 26% バレイショ澱粉 6% ポプコーン 13% ライムギ 26% PBHB 25% クエン酸 4% 例2 天然ゴムフロック 19% バレイショ澱粉 12% カラス麦 19% ポプコーン 12% ダンマラゴム−樹脂 12% PBHB 19% クエン酸 3% ステアリン 2% ゼラチン粉末 2% 例3 天然ゴムフロック 13% バレイショ澱粉 13% カラス麦 13% ライムギ 26% PBHB 20% ステアリン 3% クエン酸 3% ゼラチン粉末 2% ポプコーン 7% 例1〜3による組成物に、流動化剤としてステアリン
を添加した。この組成物における「基本マトリックス」
は、ゴム、バレイショ澱粉及びPBHBよりなる。前記の及
び下記の実施例中でも、基本マトリックスの基本成分と
してバレイショ澱粉を、殊に経費の理由から使用した。
しかしながら、他の種類の澱粉、例えば米、トウモロコ
シ又は穀物澱粉を使用することもできる。
本発明の加工材料の製造のために、次のように操作し
た: フロック−又は顆粒ゴムを、残りの成分と一緒に慣用
のミキサー中で均一に混合した。この場合、少なくとも
バレイショ澱粉は微細粉末又は粉体として存在すし、充
填剤、即ちポプコーン、ライムギ及びカラス麦は顆粒の
形で存在する。混合の後に、ラテックス−フロックが残
りの成分中に一様に分散されているか又はその逆で存在
する。このように準備された出発混合物を、次いで、75
−トン−射出成形機中で塑性流動化させた。このため
に、この装置の充填ロート中にこれを充填し、これによ
り装置のスクリュウ室中に到達させた。装置を、スクリ
ュウ室中に存在する組成物が170℃〜180℃を有するよう
に加熱した。この温度範囲内で、このゴムは軟化する。
スクリュウの回転により、充填剤及び助剤はこのゴムマ
トリックス中に導入される。支配的温度で、添加された
天然物質も変化する。しかしながら、これに関する試験
はしなかった。しかしながら、天然物質へのスクリュウ
室中での温度影響は、後の加工材料の特性にとっては重
要でなくはない。勿論少なくとも加温された状態での接
着性のゴムフロックのスクリュウ又はスクリュウ室の内
壁への固着は、ゴムフロックを澱粉粉末又は他の紛状成
分で包囲することにより避けられる。この組成物のスク
リュウ室中での塑性流動化は、少なくとも約1分の後に
中断する。
この塑性流動化された組成物を用いて、種々の成形部
材、例えば杯状体、表面体及び試験体に射出成形した。
試料体を、機械特性を測定するための次に記載の実験の
ために使用した。次に、例1〜3の組成物をZ1、Z2及び
Z3で示す。
DIN 53452による曲げ試験: 第1表及び第2表による曲げ試験の実施のために、4.
16mm×9.89mmの長方形断面を有する試験体を用いた。試
験速度は、2mm/minであった。
DIN 53457による曲げ試験での弾性率の測定 平均厚さ4.1mm及び平均9.9mmの幅を有する試験体を試
験した。
縦伸び係数の測定 Z1及びZ2から、寸法15×1.5×117mmを有する試験体を
射出成形した。120K/hの加熱速度で縦伸びを測定した。
全ての3試料は約80℃までで比較的一定の伸びの経過を
示す。この一定範囲の伸び係数αを第4表に示す。
DIN 53735によるメルトインデックスの測定; この実験を、例1による組成物(Z1)の材料を用いて
実施した。試験温度は190℃であった。メルトインデッ
クスの測定のために試験組成物の小片を試験円筒中に入
れ加熱する。この試験円筒は、その下側にノズルを有
し、これから軟化された組成物が、試験円筒中に挿入さ
れた加圧突き棒(荷重2.61kp)を通してストランドとし
て押し出される。結果として、2.59g/10minのMFI(Melt
Flow Index)が測定できた。
DIN 75200による燃焼性の測定 燃焼性の測定は、殊に自動車内装用の加工材料におい
て特に要求される。板状体を射出成形により製造し、通
常天候(23℃、50%相対湿度)で48時間にわたり貯蔵し
た。この板状体は、寸法139mm×79mm×3mmを有する。こ
の板状体の1辺に着火させ、燃焼範囲及び燃焼時間を測
定した。各組成物(Z1〜Z3)からの5試料を試験した。
次の表には、それぞれ5試料の平均燃焼速度及び最大燃
焼速度をまとめた。
密度の測定: 密度測定のために、2.9mm×79mm×139mmの射出成形プ
レートを0.001gの精度で秤量した。このプレートを容積
を測定し、容積及び質量の値から密度を算出した。
DIN 52351による絶対水分含有率の測定 相対湿度の測定のために、組成物Z1、Z2及びZ3のプレ
ートを、通常気候条件(23℃、50%相対湿度)下で48時
間貯蔵し、その後、湿った空気中及び水中での貯蔵の後
の、乾燥状態に比べたその重量増加を測定する。結果を
第7表中にまとめる。
DIN 52351による吸水性及び膨潤性の測定 吸水性及び膨潤性の測定のために、組成Z1、Z2及びZ3
を有する加工材料からのプレートを、先ず、通常気候
(23℃、50%相対湿度)で24時間貯蔵した。試料の一部
を湿った空気(95%相対湿度、55℃)中で貯蔵し、24、
48及び72及び96時間後に、平均の密度−及び質量変化を
百分率として測定した。
DIN 53455による引っ張り試験での張力及び伸びの測定 組成物Z1〜Z3から平均厚さ4mm及び平均幅10mmの試料
片(規定片No.3)を製造した。引っ張り強度及び伸びの
測定は、5mm/minの試験速度で1回及び50mm/minで更に
1回行った。伸びを、DIN−規格からの隔たりで、クラ
ンプバック(Klemmenbacken)の間隔変化から測定し
た。試験結果を第9表及び第10表にまとめた。
前記の例1〜3と並んで、非常に異なる組成を有する
他の加工材料を製造し、射出成形法で加工した。これか
ら表面体、杯状体及び板状射出成形部材を製造した。こ
れら実施例の成分及び含有範囲を第11表にまとめた。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 WPI/L(QUESTEL)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の組成(重量%): ゴム 5〜50% 澱粉粉末 4〜25% ポリベータヒドロキシブチレート 10〜50% 助剤 0〜15% を有することを特徴とする、生物学的に分解可能な加工
    材料。
  2. 【請求項2】次の組成(重量%): ゴム 5〜50% 澱粉粉末 4〜25% セルロース粉末 10〜50% 助剤 0〜15% を有することを特徴とする、生物学的に分解可能な加工
    材料。
  3. 【請求項3】熱可塑性のマトリックス及びその中に導入
    された再生可能な原料からなる顆粒状又は繊維状の充填
    剤を含有する、生物学的に分解可能な複合材料におい
    て、マトリックスは、 ゴム 5〜50% 澱粉粉末 4〜25% ポリベータヒドロキシブチレート 10〜50% の組成を有することを特徴とする、生物学的に分解可能
    な複合材料。
  4. 【請求項4】熱可塑性のマトリックス及びその中に導入
    された再生可能な原料からなる顆粒状又は繊維状の充填
    剤を含有する、生物学的に分解可能な複合材料におい
    て、マトリックスは、 ゴム 5〜50% 澱粉粉末 4〜25% セルロース粉末 10〜50% の組成を有することを特徴とする、生物学的に分解可能
    な複合材料。
  5. 【請求項5】熱可塑性のマトリックス及びその中に導入
    された再生可能な原料からなる顆粒状又は繊維状の充填
    剤を含有する、生物学的に分解可能な複合材料におい
    て、マトリックスは、 ゴム 5〜50% 澱粉粉末 4〜25% ポリベータヒドロキシブチレート及びセルロースからの
    混合物 10〜50% の組成を有することを特徴とする、生分解可能な複合材
    料。
  6. 【請求項6】充填剤分は最大65重量%である、請求の範
    囲3から5のいずれか1項に記載の加工材料。
  7. 【請求項7】次の組成(重量%): ゴム 10〜30% バレイショ澱粉 5〜15% ポリベータヒドロキシブチレート及び/又はセルロース
    20〜30% 充填剤 25〜60% 助剤 最大10% を有する、請求の範囲6に記載の加工材料。
  8. 【請求項8】充填剤は穀物種子又は植物繊維である、請
    求の範囲3から7のいずれか1項に記載の加工材料。
  9. 【請求項9】充填剤として、緩衝された穀物粒体の顆粒
    が存在する、請求の範囲3から8のいずれか1項に記載
    の加工材料。
  10. 【請求項10】ゴムは天然ゴムである、請求の範囲1か
    ら9のいずれか1項に記載の加工材料。
  11. 【請求項11】次の組成(重量%): 天然ゴム 26% バレイショ澱粉 6% ポプコーン 13% ライムギ 26% ポリベータヒドロキシブチレート 25% クエン酸 4% を有する、請求の範囲10に記載の加工材料。
  12. 【請求項12】次の組成(重量%): 天然ゴム 13% バレイショ澱粉 13% カラスムギ 26% ライムギ 26% ポリベータヒドロキシブチレート 20% ステアリン 3% クエン酸 3% ゼラチン粉末 2% ポプコーン 7% を有する、請求の範囲10に記載の加工材料。
  13. 【請求項13】次の組成(重量%): 天然ゴム 19% バレイショ澱粉 12% カラスムギ 19% ポプコーン 12% ダンマラ−樹脂 12% ポリベータヒドロキシブチレート 19% クエン酸 3% ステアリン 2% ゼラチン粉末 2% を有する、請求の範囲10に記載の加工材料。
  14. 【請求項14】請求の範囲1から13のいずれか1項に記
    載の加工材料を製造する場合に、次の工程: a)出発物質、例えば澱粉、ポリベータヒドロキシブチ
    レート、充填剤及び助剤を粉砕された形で、即ち粉末又
    は顆粒として供給し; b)ゴムをフロック又は顆粒の形で準備し; c)出発物質を相互に緊密に混合し; d)こうして得られた出発物質混合物を加熱下にスクリ
    ュウ押出機又は射出成形機で塑性流動化させ; e)塑性流動性化された組成物を押出機又は射出成形機
    から押出し、放置冷却させる ことよりなる、請求の範囲1〜13のいずれか1項に記載
    の加工材料の製法。
  15. 【請求項15】工程d)による塑性流動化の際に、170
    〜180℃の温度を保持する、請求の範囲14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】押し出された組成物を造粒し、射出成形
    部材の製造用の出発物質として使用する、請求項15に記
    載の方法。
JP50848896A 1994-08-27 1995-08-28 再生原料からの生物学的に分解可能な加工材料及びその製法 Expired - Lifetime JP3447298B2 (ja)

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DE9413921 1994-08-27
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JPH10504851A JPH10504851A (ja) 1998-05-12
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