JP3445750B2 - 床置型調理器及びこれに使用する蹴込みカバー - Google Patents

床置型調理器及びこれに使用する蹴込みカバー

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JP3445750B2
JP3445750B2 JP35004298A JP35004298A JP3445750B2 JP 3445750 B2 JP3445750 B2 JP 3445750B2 JP 35004298 A JP35004298 A JP 35004298A JP 35004298 A JP35004298 A JP 35004298A JP 3445750 B2 JP3445750 B2 JP 3445750B2
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友成 宮川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床置型調理器、特
に、システムキッチンに組み込まれる床置型調理器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、システムキッチンに組み込まれ
る床置型調理器(10)は、図8,図9に示すように、オー
ブン等の器具本体(1) と、該器具本体(1) の下部を器具
後方に凹ませて形成した蹴込み部(11)と、該蹴込み部(1
1)の前方を覆う蹴込みカバー(3) とから構成されてい
る。
【0003】器具本体(1) は、フレーム(12)に対して上
下に昇降し得るように構成されており、これにより、シ
ステムキッチンのカウンタートップ(14)の高さに合わせ
て器具本体(1) を高さ調節できるようにしている。上記
器具本体(1) の蹴込み部(11)に蹴込みカバー(3) が設け
られているのは、該蹴込みカバー(3) を開放することに
よって蹴込み部(11)から器具本体(1) とガス元管の接続
作業等を可能にする為であり、この為、図8に示すよう
に、器具本体(1) のフレーム(12)の下部に蹴込みカバー
(3) の両側部下端がピン(16)で回動自在に軸支されてい
る。又、上記蹴込みカバー(3) は上カバー(3a)と下カバ
ー(3b)から構成されており、同図に示す従来のもので
は、上カバー(3a)が下カバー(3b)に対してスライド部(1
8)で上下にスライドし得るように結合されている。従っ
て、システムキッチンのカウンタートップ(14)の高さに
応じて器具本体(1) を高さ調節した際に、これに対応し
て蹴込みカバー(3) 全体を高さ方向に伸縮させてせるこ
とができる。よって、器具本体(1) の高さ調節に関わら
ず、蹴込みカバー(3) の下端と床面(19)の間に見苦しい
間隙が生じることがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、蹴込みカバー(3) 全体は伸縮可能に構成
されているものの、該蹴込みカバー(3) を構成する上カ
バー(3a)自体の上下幅は自由に設定することができな
い。従って、図9,図7に示すように、前記上カバー(3
a)の下端(31)と、これに隣接するキャビネット(21)等の
蹴込み部(21a) の凹部上面(23)の相互間に段差(L) が生
じる場合があり、外観的に見苦しくなるという問題があ
った。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、『高さ調節が可能な器具本体(1) と、前記器具本体
(1) の前面下部を器具後方へ凹ませて形成した蹴込み部
を覆い且つ上下幅が調節可能な蹴込みカバー(3) とを具
備し、前記蹴込みカバー(3) は、器具本体(1) の前面と
面一に配設される上カバー(3a)と、該上カバー(3a)から
下方に突出し且つ該上カバー(3a)より前記器具後方に位
置する下カバー(3b)を備えている、床置型調理器』に於
いて、前記上カバー(3a)の下端(31)と、これに隣接する
器具やキャビネット(21)の蹴込み部(21a) の凹部上面(2
3)の相互間に段差(L) (図9,図7参照)が生じないよ
うにすることをその課題とする。 〈1項〉
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明の技術的手段は、『前記上カバー(3a)と下カバー
(3b)は合成樹脂材料で形成されており、前記上カバー(3
a)と前記下カバー(3b)の壁面には、これらを前記器具本
体(1)に取付けた際に床面(19)と平行になる複数の直線
状の薄肉状部が上下に間隔を置いて形成されており、前
記薄肉状部は、前記上カバー(3a)及び下カバー(3b)の表
裏に形成された断面V状の平行な複数の凹溝(36)(36)(3
9)(39)の溝底部に対応しており、前記上カバー(3a)及び
下カバー(3b)の表面に形成された凹溝(36)(36)(39)(39)
の配設ピッチに対して裏面に形成された凹溝(36)(36)(3
9)(39)の配設ピッチが上下にずれており、前記直線状の
薄肉状部に沿って前記上カバー(3a)と下カバー(3b)を切
除するようにした』ことである。上記技術的手段によれ
ば、上カバー(3a)と下カバー(3b)の上下幅を所定に設定
することにより、蹴込みカバー全体の上下幅を調節する
ことができる。具体的には、上カバー(3a)や下カバー(3
b)に形成された薄肉状部(断面V状の凹溝(36)(36)(39)
(39)の溝底部)に沿って該上・下カバー(3a)(3b)を器具
設置現場で切除する(切断又は折り取る)と、これらの
上下幅が所定に設定できる。従って、器具本体(1)の高
さ調節に伴って蹴込み部(11)の高さが変化しても、これ
に合わせて蹴込みカバー(3)全体の上下幅を調節するこ
とができ、蹴込みカバー(3)の下端たる下カバー(3b)の
下端と床面(19)との間に見苦しい間隙が形成されること
がない。
【0007】一方、上記技術的手段によれば、上カバー
(3a)の上下幅が設定可能になっているから、該上カバー
(3a)の上下幅を所定に設定することにより、該上カバー
(3a)の下端(31)と床面(19)の上下間隔を適宜設定するこ
とができる。即ち、隣接するキャビネット(21)等の蹴込
み部(21a) の凹部上面(23)と上カバー(3a)の下端(31)を
同一高さにすることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。隣接
するキャビネット(21)等の蹴込み部(21a) の凹部上面(2
3)と上カバー(3a)の下端(31)を同一高さにすることがで
きるから、これらが同一高さにならない恐れのある既述
従来のものに比べ、本発明の床置型調理器(10)とこれに
隣接するキャビネット(21)等の蹴込み部近傍に一体感を
持たせることができ、外観的に見苦しくなる不都合を回
避することができる。 〈2項〉前記1項に於いて、『前記上カバー(3a)と下カ
バー(3b)は合成樹脂材料で形成されており、前記上カバ
ー(3a)と前記下カバー(3b)の壁面には、これらを前記器
具本体(1)に取付けた際に床面(19)と平行になる複数の
直線状の薄肉状部が上下に間隔を置いて形成されてお
り、前記直線状の薄肉状部に沿って前記上カバー(3a)と
下カバー(3b)を切除するよようにした』ことである。
【0009】〈2項〉 前記1項において、『前記上カバー(3a)と下カバー(3b)
は、器具本体(1)の蹴込み部(11)に着脱自在に取付けら
れる共通のカバー取付け具(5)に取付けられ、前記下カ
バー(3b)は前記カバー取付け具(5)に対してビスや貼着
等の手段で高さが異なる複数の部位に選択的に取付けら
れる』ものでは、カバー取付け具(5)に於ける異なる複
数の高さ位置に下カバー(3b)を選択的に取付けると、カ
バー取付け具(5)とこれに取付けられた上・下カバー(3
a)(3b)から成る蹴込みカバー(3)の全体の上下幅が調節
できる。 〈3項〉 『高さ調節が可能な器具本体(1)の前面下部を器具後方
へ凹ませて形成した蹴込み部(11)を覆う蹴込みカバー
(3)であって、上下幅が設定できる上カバー(3a)と、器
具後方側から前記上カバー(3a)に連結され且つ下端が前
記上カバー(3a)の下端より下方に突出する、上下幅が設
定できる下カバー(3b)とを具備し、前記上カバー(3a)と
下カバー(3b)は合成樹脂材料で形成されており、前記上
カバー(3a)と前記下カバー(3b)の壁面には、これらを前
記器具本体(1)に取付けた際に床面(19)と平行になる複
数の直線状の薄肉状部が上下に間隔を置いて形成されて
おり、前記薄肉状部は、前記上カバー(3a)及び下カバー
(3b)の表裏に形成された断面V状の平行な複数の凹溝(3
6)(36)(39)(39)の溝底部に対応しており、前記上カバー
(3a)及び下カバー(3b)の表面に形成された凹溝(36)(36)
(39)(39)の配設ピッチに対して裏面に形成された凹溝(3
6)(36)(39)(39)の配設ピッチが上下にずれており、前記
直線状の薄肉状部に沿って前記上カバー(3a)と下カバー
(3b)を切除するようにした』ものでは、上記1項の床置
型調理器に適した蹴込みカバー(3) を提供することがで
きる。即ち、上・下カバー(3a)(3b)を薄肉状部(断面V
状の凹溝(36)(36)(39)(39)の溝底部)に沿って器具設置
現場で切断又は折り取ることが出来、これにより、上下
幅が設定できる上・下カバー(3a)(3b)を提供することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。図1は、本発明の実施の形態を
説明する床置型調理器具の斜視図である。このもので
は、オーブン部(41)とその上方のグリル部(43)と更に最
上部のコンロ部(45)とを組み合わさせて一体化した器具
本体(1) は既述のものと同様に図示しない昇降装置でフ
レーム(12)に対して昇降移動できるように構成されてお
り、これにより、器具本体(1) の高さをカウンタートッ
プ(14)に合致させ得るようになっている。
【0011】上記器具本体(1) の前面下部を器具後方へ
凹ませた蹴込み部(11)は、図6に示すように構成されて
いる。即ち、食材を加熱調理する庫内(47)の底壁(48)の
下方前方の蹴込みカバー(3) で開閉自在に覆われている
と共に、前記蹴込み部(11)の奥に位置する蹴込み後方空
間(49)で配管接続作業が行えるようになっている。又、
蹴込み部(11)の器具横方向の両脇部分の夫々には、図3
に示す如く、上記底壁(48)にスポット溶接等で固定され
た吊下げ金具(46)(46)が設けられている。又、吊下げ金
具(46)(46)は上記蹴込み部(11)の両脇部分に各別に位置
する起立板(27)(27)に繋がっており、該起立板(27)(27)
から上記吊下げ金具(46)(46)に至る部分は磁性体で形成
されている。
【0012】尚、図中、(40)はオーブン部(41)の庫内(4
7)を開閉する開閉扉である。上記蹴込み部(11)を覆う蹴
込みカバー(3) は、図1,図2に示すように、上カバー
(3a)及び下カバー(3b)と、これらを取付ける為のカバー
取付け具(5) から構成されている。図2に示すように、
上カバー(3a)及び下カバー(3b)を取付けるカバー取付け
具(5) は、上カバー(3a)側と反対方向及び上方に開放し
且つ側面形状が倒立L字状に形成された横方向に長い箱
体であり、上カバー(3a)側に位置する長方形の前面起立
板(51)の上辺は下方に屈曲されてカバー係合溝(50)が形
成されている。又、前面起立板(51)の下端からは、下カ
バー取付け板(52)が上カバー(3a)の配設部と反対方向に
屈曲している。この下カバー取付け板(52)の長手方向の
両端には、カバー取付け具(5) を器具本体(1) 側に係合
させる係合爪(63a) (63b) を具備するブラケット(64a)
(64b) が起立している。このブラケット(64a) (64b) は
起立板(a) とその上端の水平板(b) と該水平板(b) の一
端から下方に屈曲する係合爪(63a) (63b) を具備してい
る。又、下カバー取付け板(52)の上記ブラケット(64a)
(64b) の配設部の近傍にはネジ孔(55a) (55b) が設けら
れていると共に、上記下カバー取付け板(52)には、上記
長手方向に一定ピッチで並んだ長孔(53)(53)が開設され
ている。
【0013】下カバー取付け板(52)に於ける上記前面起
立板(51)と反対側の側辺からは垂下板(57)が下方に屈曲
していると共に、該垂下板(57)の下辺から後方(前面起
立板(51)と反対側)に屈曲する水平な底板(56)の長手方
向の両端近傍には、該底板(56)を切り起こして形成した
マグネット保持カバー(59a) (59b) が設けられている。
そして、前記マグネット保持カバー(59a) (59b) には、
直方体状のマグネット(58a) (58b) が圧入固定されてい
る。又、上記マグネット(58a) (58b) の配設部の近傍に
は、既述ネジ孔(55a) (55b) と同じ配設ピッチのネジ孔
(60a) (60b) が形成されている。
【0014】カバー取付け具(5) の長手方向の両端に位
置する側板(61a) (61b) の上辺は下方に屈曲されてカバ
ー係合溝(62a) (62b) が形成されている。上記カバー取
付け具(5) の前面起立板(51)に取付けられる上カバー(3
a)は、合成樹脂で全体が一体成形されたもので、横長長
方形の前面板(33)とその長手方向の両端からカバー取付
け具(5) 側に屈曲突出する側板(34a) (34b) と、前記前
面板(33)の下辺から前記側板(34a) (34b) と同方向に突
出する底板(35)を具備している。
【0015】図2,図4に示すように、前面板(33)及び
側板(34a) (34b) には、多数の平行な断面V状の凹溝(3
6)(36)が表裏に形成されていると共に、上カバー(3a)を
器具本体(1) 側に取付けたときにこれら凹溝(36)(36)は
床面(19)に対して平行になるように形成されている。そ
して、前面板(33)や側板(34a) (34b) は上記凹溝(36)(3
6)の底部が薄肉状部(300) となっており、該薄肉状部(3
00) に沿って上カバー(3a)を切断又は折り取る(切除す
る)ことによって、該上カバー(3a)の上下幅が任意に設
定できるようにしている。
【0016】カバー取付け具(5) の下カバー取付け板(5
2)に取付けられる下カバー(3b)は合成樹脂材料で断面L
字状に形成されている。図5に示すように、下カバー(3
b)の水平板(37)には、既述カバー取付け具(5) の下カバ
ー取付け板(52)や底板(56)に形成されたネジ孔(55a) (5
5b) (60a) (60b) 部分に重ねられる長孔(32a) (32b)が
開設されており、又、垂下板(38)の表裏には、その下辺
から一定の範囲に亘って多数の平行な断面V状の凹溝(3
9)(39)が形成されている。そして、下カバー(3b)を器具
本体(1) 側に取付けたときにこれら凹溝(39)(39)は床面
(19)に対して平行になるように形成されている。又、下
カバー(3b)の垂下板(38)は上記凹溝(39)(39)の底部が薄
肉状部(301) となっており、該薄肉状部(301) に沿って
下カバー(3b)を切断又は折り取ることによってこれの上
下幅が任意に設定できるようにしている。
【0017】次に、器具本体(1) の設置作業を説明す
る。既述従来のものと同様に、システムキッチンのカウ
ンタートップ(14)の下方空間に器具本体(1) を収容する
と共に、カウンタートップ(14)に形成された開口(15)内
に器具上部のコンロ部(45)が嵌め込まれた状態になるよ
うに器具本体(1) の高さを調節する。
【0018】次に、器具本体(1) の蹴込み部(11)に蹴込
みカバー(3) を取付けたときに、該蹴込みカバー(3) の
下端と床面(19)との間に間隙が生じないような上下幅X
2(図3参照)になるように該蹴込みカバー(3) を組み
立てる。この為、先ず、下カバー(3b)の水平板(37)をカ
バー取付け具(5) の下カバー取付け板(52)に下方から当
接させると共に、図6に示すように、下カバー(3b)の水
平板(37)に形成された長孔(32a) (32b) をカバー取付け
具(5) の下カバー取付け板(52)のネジ孔(55a)(55b) に
合致させ、該部分に下方からビス(25)(25)を螺入し、こ
れにより、下カバー(3b)をカバー取付け具(5) に固定す
る。尚、本実施の形態ではビス(25)(25)を利用して下カ
バー(3b)をカバー取付け具(5) に固定しているが、両者
を両面粘着テープで貼着してもよい。次に、器具本体
(1) に取付けた蹴込みカバー(3) の下端が床面(19)に接
近又は当接するような上下幅X2(図3参照)が確保で
きるように、下カバー(3b)を特定の凹溝(39)に沿って切
断又は折り取る。又、隣接する器具やキャビネット(21)
等の蹴込み部の深さt(図1参照)と上カバー(3a)下方
の凹部空間(30)の蹴込み深さX3(図3参照)が一致す
るように、下カバー(3b)の配設位置を前後に調節する。
即ち、下カバー(3b)の長孔(32a) (32b) を利用して該下
カバー(3b)の前後位置を調節する。尚、カバー取付け具
(5) の底板(56)に形成されたネジ孔(60a) (60b) に下カ
バー(3b)の長孔(32a) (32b) を合致させて該部分をビス
(25)(25)で固定することも可能であり、これにより、カ
ウンタートップ(14)の高さに相当バラツキがあってもこ
れに対応できる。
【0019】次に、隣接する他の器具やキャビネット(2
1)の蹴込み部(21a) の凹部上面(23)(図1参照)と上カ
バー(3a)の下面が一致するような高さ寸法X1(図3参
照)が確保できるように、上カバー(3a)の上辺部を凹溝
(36)に沿って切断又は折り取る。その後、上記上カバー
(3a)の上辺をカバー取付け具(5) 上端のカバー係合溝(5
0)(62a) (62b) に挿入すると共に、該上カバー(3a)の前
面板(33)や側板(34a)(34b) 等をカバー取付け具(5) の
前面起立板(51)や側板(61a) (61b) に両面粘着テープで
貼着して固定する。このものでは、上カバー(3a)の上辺
部をカバー係合溝(50)(62a) (62b) に挿入するから、該
カバー係合溝(50)(62a) (62b) によって上カバー(3a)の
上記切断面が隠蔽され、これにより、外観上見苦しくな
る不都合がなくなる。
【0020】次に、図3に示すように、カバー取付け具
(5) の長手方向の両端部近傍に設けた係合爪(63a) (63
b) を、蹴込み部(11)の横方向の両端近傍に配設された
器具本体(1) 側の吊下げ金具(46)(46)に係合させる。即
ち、オーブン部(41)の底壁(48)から垂下する吊下げ金具
(46)(46)の先端係合部(44)(44)に上記係合爪(63a) (63
b) を係合させる。そして、カバー取付け具(5) の底板
(56)に配設された左右一対のマグネット(58a) (58b)
を、蹴込み部(11)の両脇に位置する器具本体(1) 側の起
立板(27)(27)に吸着させる。これにより、蹴込みカバー
(3) が器具本体(1) の蹴込み部(11)に取付けられた状態
になる。
【0021】このものでは、カバー取付け具(5) の下カ
バー取付け板(52)と底板(56)の何れか一方に下カバー(3
b)を選択的に取付けることにより、又は、該下カバー(3
b)を凹溝(39)に沿って切断することにより、蹴込みカバ
ー(3) 全体の上下幅が調節できる。従って、システムキ
ッチンのカウンタートップ(14)に合わせて器具本体(1)
が高さ調節されても、これに対応して蹴込みカバー(3)
の高さを調節することができ、これにより、蹴込みカバ
ー(3) の下端と床面(19)との間に見苦しい間隙が形成さ
れる不都合がない。又、上カバー(3a)に形成された凹溝
(36)に沿って該上カバー(3a)を切断することができるか
ら、隣接する器具やキャビネット(21)の蹴込み部(21a)
の凹部上面(23)と床面(19)の上下寸法X5(図1参照)
と上カバー(3a)の下端と床面(19)の上下寸法X4(図3
参照)が一致する。よって、上記床置型調理器(10)とこ
れに隣接するキャビネット(21)等の蹴込み部近傍の形状
に全体的に一体感を持たせることができ、外観的に見苦
しくなる不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る床置型調理器(10)の
斜視図
【図2】蹴込みカバー(3) の分解斜視図
【図3】蹴込みカバー(3) の取付け部の拡大断面図
【図4】上カバー(3a)の断面図
【図5】下カバー(3b)の断面図
【図6】蹴込みカバー(3) の取付け部の拡大断面図
【図7】従来例の説明図
【図8】従来例の説明図であって、蹴込みカバー(3) の
取付け部の拡大図
【図9】従来の床置型調理器(10)の斜視図
【符号の説明】
(1) ・・・器具本体 (3) ・・・蹴込みカバー (3a)・・・上カバー (3b)・・・下カバー (11)・・・蹴込み部 (19)・・・床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−221582(JP,A) 特開 平6−34146(JP,A) 特開 平7−265241(JP,A) 特開 昭60−240922(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 15/08 A47B 77/08 F24C 15/06 A47B 77/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さ調節が可能な器具本体(1)と、前記
    器具本体(1) の前面下部を器具後方へ凹ませて形成した
    蹴込み部を覆い且つ上下幅が調節可能な蹴込みカバー
    (3)とを具備し、 前記蹴込みカバー(3)は、器具本体(1)の前面と面一に配
    設される上カバー(3a)と、該上カバー(3a)から下方に突
    出し且つ該上カバー(3a)より前記器具後方に位置する下
    カバー(3b)を備えている、床置型調理器に於いて、 前記上カバー(3a)と下カバー(3b)は合成樹脂材料で形成
    されており、 前記上カバー(3a)と前記下カバー(3b)の壁面には、これ
    らを前記器具本体(1)に取付けた際に床面(19)と平行に
    なる複数の直線状の薄肉状部が上下に間隔を置いて形成
    されており、 前記薄肉状部は、前記上カバー(3a)及び下カバー(3b)の
    表裏に形成された断面V状の平行な複数の凹溝(36)(36)
    (39)(39)の溝底部に対応しており、 前記上カバー(3a)及び下カバー(3b)の表面に形成された
    凹溝(36)(36)(39)(39)の配設ピッチに対して裏面に形成
    された凹溝(36)(36)(39)(39)の配設ピッチが上下にずれ
    ており、 前記直線状の薄肉状部に沿って前記上カバー(3a)と下カ
    バー(3b)を切除するようにした床置型調理器。
  2. 【請求項2】 請求項1の床置型調理器に於いて、 前記上カバー(3a)と下カバー(3b)は、 器具本体(1)の蹴込み部(11)に着脱自在に取付けられる
    共通のカバー取付け具(5)に取付けられ、 前記下カバー(3b)は前記カバー取付け具(5)に対してビ
    スや貼着等の手段で高さが異なる複数の部位に選択的に
    取付けられる床置型調理器。
  3. 【請求項3】 高さ調節が可能な器具本体(1)の前面下
    部を器具後方へ凹ませて形成した蹴込み部(11)を覆う蹴
    込みカバー(3)であって、 上下幅が設定できる上カバー(3a)と、 器具後方側から前記上カバー(3a)に連結され且つ下端が
    前記上カバー(3a)の下端より下方に突出する、上下幅が
    設定できる下カバー(3b)とを具備し、 前記上カバー(3a)と下カバー(3b)は合成樹脂材料で形成
    されており、 前記上カバー(3a)と前記下カバー(3b)の壁面には、これ
    らを前記器具本体(1)に取付けた際に床面(19)と平行に
    なる複数の直線状の薄肉状部が上下に間隔を置いて形成
    されており、 前記薄肉状部は、前記上カバー(3a)及び下カバー(3b)の
    表裏に形成された断面V状の平行な複数の凹溝(36)(36)
    (39)(39)の溝底部に対応しており、 前記上カバー(3a)及び下カバー(3b)の表面に形成された
    凹溝(36)(36)(39)(39)の配設ピッチに対して裏面に形成
    された凹溝(36)(36)(39)(39)の配設ピッチが上下にずれ
    ており、 前記直線状の薄肉状部に沿って前記上カバー(3a)と下カ
    バー(3b)を切除するようにした蹴込みカバー。
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