JP3444755B2 - シールド掘進機 - Google Patents
シールド掘進機Info
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- JP3444755B2 JP3444755B2 JP17748697A JP17748697A JP3444755B2 JP 3444755 B2 JP3444755 B2 JP 3444755B2 JP 17748697 A JP17748697 A JP 17748697A JP 17748697 A JP17748697 A JP 17748697A JP 3444755 B2 JP3444755 B2 JP 3444755B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッタービットの
出退量を調節し得るシールド掘進機に関するものであ
る。
出退量を調節し得るシールド掘進機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールド掘進機として
は、例えば特開平6−229193号公報に示されるも
のがある。すなわち図10および図11に示すように、
従来のシールド掘進機は、掘進機本体の先端部にカッタ
ーヘッド51が回転自在に設けられ、このカッターヘッ
ド51は、面板52と、この面板52の後側に配置され
た後板53と、前記面板52と後板53との間に配置さ
れた側板54とから構成されている。
は、例えば特開平6−229193号公報に示されるも
のがある。すなわち図10および図11に示すように、
従来のシールド掘進機は、掘進機本体の先端部にカッタ
ーヘッド51が回転自在に設けられ、このカッターヘッ
ド51は、面板52と、この面板52の後側に配置され
た後板53と、前記面板52と後板53との間に配置さ
れた側板54とから構成されている。
【0003】前記面板52の略中央からトンネルの切羽
面55に向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板52にほ
ぼ垂直な方向に配置された垂直カッタービット56と、
前記面板52の隅部から面板52に傾斜して配置された
一対の傾斜カッタービット57とがビットガイド58を
介して出退可能に設けられている。
面55に向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板52にほ
ぼ垂直な方向に配置された垂直カッタービット56と、
前記面板52の隅部から面板52に傾斜して配置された
一対の傾斜カッタービット57とがビットガイド58を
介して出退可能に設けられている。
【0004】そして一個の垂直カッタービット56と一
対の傾斜カッタービット57とから構成されるカッター
ビット群に対し、このカッタービット群の突出量を調節
するジャッキ装置(例えば、油圧シリンダーなどが使用
される)59が設けられ、このジャッキ装置59は、前
記後板53の略中央に固定され、ジャッキ装置59のロ
ッド59aの移動方向は、前記垂直カッタービット56
の出退方向すなわち、面板52にほぼ垂直な方向とされ
ている。
対の傾斜カッタービット57とから構成されるカッター
ビット群に対し、このカッタービット群の突出量を調節
するジャッキ装置(例えば、油圧シリンダーなどが使用
される)59が設けられ、このジャッキ装置59は、前
記後板53の略中央に固定され、ジャッキ装置59のロ
ッド59aの移動方向は、前記垂直カッタービット56
の出退方向すなわち、面板52にほぼ垂直な方向とされ
ている。
【0005】前記ロッド59aの先端部に断面傘形の当
接体60が固定され、この当接体60は、前記垂直カッ
タービット56の基端面56aに摺動可能に当接すると
ともに面板52に平行に配置された第一当接板60a
と、前記傾斜カッタービット57の基端面57aに摺動
可能に当接するとともに第一当接板60aの両端から後
板53側に傾斜したハ字形の第二当接板60bと、この
第二当接板60bどうしに差渡された補強板60cとか
ら形成され、前記ロッド59aの先端部は第一当接板6
0aに固定されている。
接体60が固定され、この当接体60は、前記垂直カッ
タービット56の基端面56aに摺動可能に当接すると
ともに面板52に平行に配置された第一当接板60a
と、前記傾斜カッタービット57の基端面57aに摺動
可能に当接するとともに第一当接板60aの両端から後
板53側に傾斜したハ字形の第二当接板60bと、この
第二当接板60bどうしに差渡された補強板60cとか
ら形成され、前記ロッド59aの先端部は第一当接板6
0aに固定されている。
【0006】なお前記傾斜カッタービット57と第二当
接板60bの当接面とは円滑に当接され、当接体60の
移動に伴い傾斜カッタービット57の基端面57aが第
二当接板60bの傾斜に沿って摺動するようになされて
いる。
接板60bの当接面とは円滑に当接され、当接体60の
移動に伴い傾斜カッタービット57の基端面57aが第
二当接板60bの傾斜に沿って摺動するようになされて
いる。
【0007】上記構成において、カッターヘッド51を
回転すると、面板52から突出した垂直カッタービット
56および傾斜カッタービット57が地山を掘削し、シ
ールド掘進機が地中を掘進する。
回転すると、面板52から突出した垂直カッタービット
56および傾斜カッタービット57が地山を掘削し、シ
ールド掘進機が地中を掘進する。
【0008】ところで垂直カッタービット56や傾斜カ
ッタービット57の先端部分が摩耗し、面板52からの
突出量が減少したときは、ジャッキ装置59を操作して
ロッド59aを切羽面55に向けて移動させる。そうす
ると、ロッド59aの先端部が当接体60の第一当接板
60aに固定されているので、当接体60自身がロッド
59aとともに切羽面55に向けて移動する。このと
き、垂直カッタービット56はその基端面56aが第一
当接板60aに押されて面板52に垂直な方向に移動
し、傾斜カッタービット57はその基端面57aが第二
当接板60bに押されるとともに第二当接板60bの当
接面に摺動しながらかつビットガイド58に案内されて
突出方向を変更することなく移動し、面板52からの突
出量を一定にすることができる。
ッタービット57の先端部分が摩耗し、面板52からの
突出量が減少したときは、ジャッキ装置59を操作して
ロッド59aを切羽面55に向けて移動させる。そうす
ると、ロッド59aの先端部が当接体60の第一当接板
60aに固定されているので、当接体60自身がロッド
59aとともに切羽面55に向けて移動する。このと
き、垂直カッタービット56はその基端面56aが第一
当接板60aに押されて面板52に垂直な方向に移動
し、傾斜カッタービット57はその基端面57aが第二
当接板60bに押されるとともに第二当接板60bの当
接面に摺動しながらかつビットガイド58に案内されて
突出方向を変更することなく移動し、面板52からの突
出量を一定にすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、カ
ッタービット群一セットに一個のジャッキ装置を設けな
ければならないため、カッタヘッド全体では、ジャッキ
装置の数が多くなるなどの問題があり、また、カッター
ヘッドの外周に向かうに従い周速が大きくなり、外周寄
りのカッタービット群ほど摩耗量が大きくなることか
ら、外周寄りのカッタービットほどその突出量が大きく
なるように、各ジャッキ装置毎にそのロッド部の突出量
を変えなければならないなどの問題がある。
ッタービット群一セットに一個のジャッキ装置を設けな
ければならないため、カッタヘッド全体では、ジャッキ
装置の数が多くなるなどの問題があり、また、カッター
ヘッドの外周に向かうに従い周速が大きくなり、外周寄
りのカッタービット群ほど摩耗量が大きくなることか
ら、外周寄りのカッタービットほどその突出量が大きく
なるように、各ジャッキ装置毎にそのロッド部の突出量
を変えなければならないなどの問題がある。
【0010】そこで本発明は、ジャッキ装置の数を低減
でき、カッタービットの突出量の制御を容易に行うこと
ができるシールド掘進機を提供することを目的とするも
のである。
でき、カッタービットの突出量の制御を容易に行うこと
ができるシールド掘進機を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載のシールド掘進機
は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けられた
カッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、複数
のカッタービットが、このカッタービットの出退量を調
節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在に設
けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節装置
が、上記溝状凹部内の外周側端部に設けられたジャッキ
装置と、内周側端部に設けられた揺動支持部と、上記ジ
ャッキ装置のロッド部の先端部と揺動支持部とに亘って
取り付けられ上記揺動支持部を中心に揺動自在に設けら
れた棒状部材と、この棒状部材に、その軸心方向で摺動
自在に設けられた複数の摺動連結具とから成り、各摺動
連結具が上記各カッタービットの基端部にそれぞれ揺動
自在に連結されたことを特徴としたものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載のシールド掘進機
は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けられた
カッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、複数
のカッタービットが、このカッタービットの出退量を調
節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在に設
けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節装置
が、上記溝状凹部内の外周側端部に設けられたジャッキ
装置と、内周側端部に設けられた揺動支持部と、上記ジ
ャッキ装置のロッド部の先端部と揺動支持部とに亘って
取り付けられ上記揺動支持部を中心に揺動自在に設けら
れた棒状部材と、この棒状部材に、その軸心方向で摺動
自在に設けられた複数の摺動連結具とから成り、各摺動
連結具が上記各カッタービットの基端部にそれぞれ揺動
自在に連結されたことを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項1記載の発明によると、
カッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドか
らの突出量が減少したときは、出退量調節装置のジャッ
キ装置を操作してそのロッド部を切羽面に向けて突出さ
せる。このとき棒状部材が、揺動支持部を中心にその外
周側を切羽面に向けて揺動することで、各カッタビット
の突出量を、順次外周側にいくほど大きくしている。こ
れに伴い各摺動連結具は、それぞれジャッキ装置側へや
や摺動案内されることから、各カッタービットはスムー
ズに案内されて突出方向を変更することなく突出する。
カッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドか
らの突出量が減少したときは、出退量調節装置のジャッ
キ装置を操作してそのロッド部を切羽面に向けて突出さ
せる。このとき棒状部材が、揺動支持部を中心にその外
周側を切羽面に向けて揺動することで、各カッタビット
の突出量を、順次外周側にいくほど大きくしている。こ
れに伴い各摺動連結具は、それぞれジャッキ装置側へや
や摺動案内されることから、各カッタービットはスムー
ズに案内されて突出方向を変更することなく突出する。
【0013】また本発明の請求項2記載のシールド掘進
機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けられ
たカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、複
数のカッタービットが、このカッタービットの出退量を
調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在に
設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節装
置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた一対のジャ
ッキ装置と、この一対のジャッキ装置のロッド部の先端
部間に亘って取り付けられた棒状部材と、この棒状部材
に、その軸心方向で摺動自在に設けられた複数の摺動連
結具とから成り、各摺動連結具が上記各カッタービット
の基端部にそれぞれ揺動自在に連結されたことを特徴と
したものである。
機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けられ
たカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、複
数のカッタービットが、このカッタービットの出退量を
調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在に
設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節装
置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた一対のジャ
ッキ装置と、この一対のジャッキ装置のロッド部の先端
部間に亘って取り付けられた棒状部材と、この棒状部材
に、その軸心方向で摺動自在に設けられた複数の摺動連
結具とから成り、各摺動連結具が上記各カッタービット
の基端部にそれぞれ揺動自在に連結されたことを特徴と
したものである。
【0014】したがって請求項2の発明によると、カッ
タービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドからの
突出量が減少したときは、出退量調節装置の各ジャッキ
装置を操作して各ロッド部を切羽面に向けて突出させ
る。このとき外周側端部に設けられたジャッキ装置のロ
ッド部の突出量を、内周側端部に設けられたジャッキ装
置のロッド部の突出量よりやや大きくすることで、棒状
部材が外周側端部の上方向きに揺動して移動することか
ら、各カッタービットの突出量を、順次外周側にいくほ
ど大きくしている。これに伴い各摺動連結具は、それぞ
れ外周側へやや摺動案内されることから、各カッタービ
ットはスムーズに案内されて突出方向を変更することな
く突出する。
タービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドからの
突出量が減少したときは、出退量調節装置の各ジャッキ
装置を操作して各ロッド部を切羽面に向けて突出させ
る。このとき外周側端部に設けられたジャッキ装置のロ
ッド部の突出量を、内周側端部に設けられたジャッキ装
置のロッド部の突出量よりやや大きくすることで、棒状
部材が外周側端部の上方向きに揺動して移動することか
ら、各カッタービットの突出量を、順次外周側にいくほ
ど大きくしている。これに伴い各摺動連結具は、それぞ
れ外周側へやや摺動案内されることから、各カッタービ
ットはスムーズに案内されて突出方向を変更することな
く突出する。
【0015】そして本発明の請求項3記載のシールド掘
進機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けら
れたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、
複数のカッタービットが、このカッタービットの出退量
を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在
に設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節
装置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた一対のジ
ャッキ装置と、この一対のジャッキ装置のロッド部の先
端部間に亘って連結されかつ上記各カッタービットの基
端部に設けられた球面状摺動部に摺動可能に当接する当
接面を有する当接体とから成り、上記カッターヘッドと
上記当接体との間には、上記各カッタービットの球面状
摺動部を当接体側に付勢する弾性部材が設けられたこと
を特徴としたものである。
進機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けら
れたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、
複数のカッタービットが、このカッタービットの出退量
を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在
に設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節
装置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた一対のジ
ャッキ装置と、この一対のジャッキ装置のロッド部の先
端部間に亘って連結されかつ上記各カッタービットの基
端部に設けられた球面状摺動部に摺動可能に当接する当
接面を有する当接体とから成り、上記カッターヘッドと
上記当接体との間には、上記各カッタービットの球面状
摺動部を当接体側に付勢する弾性部材が設けられたこと
を特徴としたものである。
【0016】したがって請求項3の発明によると、各カ
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、出退量調節装置の各ジャッ
キ装置を操作して各ロッド部を突出させる。このとき外
周側端部に設けられたジャッキ装置のロッド部の突出量
を、内周側端部に設けられたジャッキ装置のロッド部の
突出量よりやや大きくすることで、当接体の外周側が切
羽面に向けて揺動して移動することから、各カッタービ
ットの突出量を、順次外周側にいくほど大きくしてい
る。これに伴い垂直カッタービットはその球面状摺動部
が当接面に摺動しながらスムーズに案内されて突出方向
を変更することなく突出し、傾斜カッタービットはその
球面状摺動部が当接面に摺動しながらスムーズに案内さ
れて突出方向を変更することなく突出する。
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、出退量調節装置の各ジャッ
キ装置を操作して各ロッド部を突出させる。このとき外
周側端部に設けられたジャッキ装置のロッド部の突出量
を、内周側端部に設けられたジャッキ装置のロッド部の
突出量よりやや大きくすることで、当接体の外周側が切
羽面に向けて揺動して移動することから、各カッタービ
ットの突出量を、順次外周側にいくほど大きくしてい
る。これに伴い垂直カッタービットはその球面状摺動部
が当接面に摺動しながらスムーズに案内されて突出方向
を変更することなく突出し、傾斜カッタービットはその
球面状摺動部が当接面に摺動しながらスムーズに案内さ
れて突出方向を変更することなく突出する。
【0017】さらに本発明の請求項4記載のシールド掘
進機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けら
れたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、
複数のカッタービットが、このカッタービットの出退量
を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在
に設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節
装置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた軸受部材
と、両軸受部材に回動自在に支持された棒状部材と、こ
の棒状部材を回動させる棒状部材回動手段と、上記棒状
部材に沿って設けられた複数のカム体とから成り、上記
各カッタービットの基端面を、各カム体に当接しかつ各
カム体側に付勢させる弾性部材が設けられたことを特徴
としたものである。
進機は、シールド掘進機本体の前部に回転自在に設けら
れたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹部に、
複数のカッタービットが、このカッタービットの出退量
を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出退自在
に設けられたシールド掘進機であって、上記出退量調節
装置が、上記溝状凹部内の両端部に設けられた軸受部材
と、両軸受部材に回動自在に支持された棒状部材と、こ
の棒状部材を回動させる棒状部材回動手段と、上記棒状
部材に沿って設けられた複数のカム体とから成り、上記
各カッタービットの基端面を、各カム体に当接しかつ各
カム体側に付勢させる弾性部材が設けられたことを特徴
としたものである。
【0018】したがって請求項4の発明によると、各カ
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、棒状部材回動手段を駆動さ
せて棒状部材を所定の回動位置に回動させる。このとき
各カム体の当接面が内周側から外周側にかけて次第に変
化するのに伴い、各カム体側に付勢された各カッタービ
ットは、順次外周側にいくほどその突出量が大きくな
る。
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、棒状部材回動手段を駆動さ
せて棒状部材を所定の回動位置に回動させる。このとき
各カム体の当接面が内周側から外周側にかけて次第に変
化するのに伴い、各カム体側に付勢された各カッタービ
ットは、順次外周側にいくほどその突出量が大きくな
る。
【0019】さらに本発明の請求項5記載のシールド掘
進機は、上記請求項4記載の構成において、棒状部材回
動手段は、棒状部材に連結されたリンク部と、このリン
ク部に連結されたジャッキ装置とから構成されたことを
特徴としたものである。
進機は、上記請求項4記載の構成において、棒状部材回
動手段は、棒状部材に連結されたリンク部と、このリン
ク部に連結されたジャッキ装置とから構成されたことを
特徴としたものである。
【0020】したがって請求項5の発明によると、各カ
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、ジャッキ装置を駆動させて
カム体を所定の回動位置に回動させる。このとき各カム
体の当接面が内周側から外周側にかけて次第に変化する
のに伴い、各カム体側に付勢された各カッタービット
は、順次外周側にいくほどその突出量が大きくなる。
ッタービットの先端部分が摩耗し、カッターヘッドから
の突出量が減少したときは、ジャッキ装置を駆動させて
カム体を所定の回動位置に回動させる。このとき各カム
体の当接面が内周側から外周側にかけて次第に変化する
のに伴い、各カム体側に付勢された各カッタービット
は、順次外周側にいくほどその突出量が大きくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るシールド掘進機を図1〜図9に基づいて説明する。
るシールド掘進機を図1〜図9に基づいて説明する。
【0022】すなわち本発明の第1の実施の形態におけ
るシールド掘進機は、図1に示すように、掘進機本体1
の先端部にカッターヘッド2が回転自在に設けられ、こ
のカッタヘッド2の面板3に放射状に溝状凹部4が形成
されている。この溝状凹部4は、面板3の後側に配置さ
れた後板4aと、上記面板3と後板4aとの間に配置さ
れた側板4bとから構成されている。すなわち、溝状凹
部4は、これらの各板3,4a,4bにより放射状に構
成されたスポーク内に形成されている。
るシールド掘進機は、図1に示すように、掘進機本体1
の先端部にカッターヘッド2が回転自在に設けられ、こ
のカッタヘッド2の面板3に放射状に溝状凹部4が形成
されている。この溝状凹部4は、面板3の後側に配置さ
れた後板4aと、上記面板3と後板4aとの間に配置さ
れた側板4bとから構成されている。すなわち、溝状凹
部4は、これらの各板3,4a,4bにより放射状に構
成されたスポーク内に形成されている。
【0023】上記溝状凹部4からトンネルの切羽面5に
向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板3にほぼ垂直な方
向に配置された複数のカッタービット6が、上記面板3
に放射状に設けられたビットガイド7を介して面板3か
ら、すなわちスポークから出退可能に設けられている。
向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板3にほぼ垂直な方
向に配置された複数のカッタービット6が、上記面板3
に放射状に設けられたビットガイド7を介して面板3か
ら、すなわちスポークから出退可能に設けられている。
【0024】上記各溝状凹部4内には、各カッタービッ
ト6の出退量を調節する第1出退量調節装置8が設けら
れ、この第1出退量調節装置8は、上記凹部4内の後板
4aの外周側端部に設けられそのロッド部9aの移動方
向が上記カッタビット6の出退方向と同一のジャッキ装
置9と、上記凹部4内の後板4aの内周側端部に、面板
3に垂直な方向に立設するよう設けられ、その先端部に
支持ピン10aを具備する支持体10と、上記ジャッキ
装置9のロッド部9aの先端部と支持体10とに亘って
取り付けられこの支持体10の支持ピン10aを中心に
揺動自在に設けられた棒状部材11と、この棒状部材1
1の外周面に沿って摺動自在に外嵌された複数のリング
状連結具(摺動連結具の一例)12とから構成されてい
るとともに、各リング状連結具12は、上記各カッター
ビット6の基端部に設けられた連結ピン6aを介して上
記溝状凹部4の長さ方向でそれぞれ揺動自在に連結され
ている。
ト6の出退量を調節する第1出退量調節装置8が設けら
れ、この第1出退量調節装置8は、上記凹部4内の後板
4aの外周側端部に設けられそのロッド部9aの移動方
向が上記カッタビット6の出退方向と同一のジャッキ装
置9と、上記凹部4内の後板4aの内周側端部に、面板
3に垂直な方向に立設するよう設けられ、その先端部に
支持ピン10aを具備する支持体10と、上記ジャッキ
装置9のロッド部9aの先端部と支持体10とに亘って
取り付けられこの支持体10の支持ピン10aを中心に
揺動自在に設けられた棒状部材11と、この棒状部材1
1の外周面に沿って摺動自在に外嵌された複数のリング
状連結具(摺動連結具の一例)12とから構成されてい
るとともに、各リング状連結具12は、上記各カッター
ビット6の基端部に設けられた連結ピン6aを介して上
記溝状凹部4の長さ方向でそれぞれ揺動自在に連結され
ている。
【0025】なおジャッキ装置9のロッド部9aの退入
時において、上記棒状部材11は、その軸心方向と面板
3とが平行になるよう設置されており、これに伴い各カ
ッタービット6の面板3からの突出量は同一となるよう
にされている。
時において、上記棒状部材11は、その軸心方向と面板
3とが平行になるよう設置されており、これに伴い各カ
ッタービット6の面板3からの突出量は同一となるよう
にされている。
【0026】上記構成において、カッタヘッド2を回転
させると、面板3から突出したカッタービット6が地山
を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。ところで
カッタービット6の先端部分が摩耗し、面板3からの突
出量が減少したときは、第1出退量調節装置8のジャッ
キ装置9を操作してそのロッド部9aを切羽面5に向け
て突出させる。このとき棒状部材11が、上記支持体1
0の支持ピン10aを中心にその外周側を切羽面5に向
けて揺動することで、各カッタビット6の突出量を、順
次外周側にいくほど大きくしている。これに伴い各リン
グ状連結具12は、それぞれジャッキ装置9側へやや摺
動案内されることから、各カッタービット6は各ビット
ガイド7にスムーズに案内されて突出方向を変更するこ
となく突出する。なお外周寄りのカッタービット6ほど
その突出量を大きくしているのは、掘削が進むにしたが
って外周寄りのカッタービット6ほど摩耗量が大きくな
るためである。
させると、面板3から突出したカッタービット6が地山
を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。ところで
カッタービット6の先端部分が摩耗し、面板3からの突
出量が減少したときは、第1出退量調節装置8のジャッ
キ装置9を操作してそのロッド部9aを切羽面5に向け
て突出させる。このとき棒状部材11が、上記支持体1
0の支持ピン10aを中心にその外周側を切羽面5に向
けて揺動することで、各カッタビット6の突出量を、順
次外周側にいくほど大きくしている。これに伴い各リン
グ状連結具12は、それぞれジャッキ装置9側へやや摺
動案内されることから、各カッタービット6は各ビット
ガイド7にスムーズに案内されて突出方向を変更するこ
となく突出する。なお外周寄りのカッタービット6ほど
その突出量を大きくしているのは、掘削が進むにしたが
って外周寄りのカッタービット6ほど摩耗量が大きくな
るためである。
【0027】また掘削する土質の硬さなどの条件に応じ
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット6を連
続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗した各カッタ
ービット6を常に初期の突出量に維持するようにカッタ
ービット6を連続的に突出させることができ、またシー
ルド掘進機の運転中に各カッタービット6を間欠的に突
出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各カッター
ビット6が摩耗限界に達したところで突出させることも
できる。さらにシールド掘進機の掘進速度に応じてその
突出量を変更できる。
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット6を連
続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗した各カッタ
ービット6を常に初期の突出量に維持するようにカッタ
ービット6を連続的に突出させることができ、またシー
ルド掘進機の運転中に各カッタービット6を間欠的に突
出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各カッター
ビット6が摩耗限界に達したところで突出させることも
できる。さらにシールド掘進機の掘進速度に応じてその
突出量を変更できる。
【0028】このように溝状凹部4内の片側すなわち外
周側端部のみに設けられたジャッキ装置9を駆動させる
ことによって、上記溝状凹部4に配置された全体のカッ
タービット6の突出量すなわち出退量を変えることがで
き、以って、従来において一個の垂直カッタービットと
一対の傾斜カッタービットとから構成されるカッタービ
ット群にそれぞれジャッキ装置が設けられた構成と比べ
て、ジャッキ装置の数を減らすことができる。
周側端部のみに設けられたジャッキ装置9を駆動させる
ことによって、上記溝状凹部4に配置された全体のカッ
タービット6の突出量すなわち出退量を変えることがで
き、以って、従来において一個の垂直カッタービットと
一対の傾斜カッタービットとから構成されるカッタービ
ット群にそれぞれジャッキ装置が設けられた構成と比べ
て、ジャッキ装置の数を減らすことができる。
【0029】次に本発明の第2の実施の形態におけるシ
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付して説明
する。
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付して説明
する。
【0030】第2の実施の形態におけるシールド掘進機
は、図2および図3に示すように、各溝状凹部4内に各
カッタービット6の出退量を調節する第2出退量調節装
置13が設けられており、この第2出退量調節装置13
以外は、上記第1の実施の形態におけるシールド掘進機
と同一の構成となっている。すなわち2はカッターヘッ
ド,3は面板,4は、面板3,後板4a,側板4bによ
り構成されたスポーク内に形成された溝状凹部,6はカ
ッタービット,6aは連結ピン,7はビットガイドであ
る。
は、図2および図3に示すように、各溝状凹部4内に各
カッタービット6の出退量を調節する第2出退量調節装
置13が設けられており、この第2出退量調節装置13
以外は、上記第1の実施の形態におけるシールド掘進機
と同一の構成となっている。すなわち2はカッターヘッ
ド,3は面板,4は、面板3,後板4a,側板4bによ
り構成されたスポーク内に形成された溝状凹部,6はカ
ッタービット,6aは連結ピン,7はビットガイドであ
る。
【0031】上記第2出退量調節装置13は、上記凹部
4内の後板4aの外周側端部と内周側端部にそれぞれ設
けられその各ロッド部14aの移動方向が上記カッター
ビット6の出退方向と同一の一対のジャッキ装置14
と、この一対のジャッキ装置14のロッド部14aの先
端部間に亘って取り付けられた棒状部材15と、この棒
状部材15の外周面に沿って摺動自在に外嵌された複数
のリング状連結具16とから構成されているとともに、
各リング状連結具16は、上記各カッタービット6の基
端部に設けられた連結ピン6aを介して上記溝状凹部4
の長さ方向でそれぞれ揺動自在に連結されている。
4内の後板4aの外周側端部と内周側端部にそれぞれ設
けられその各ロッド部14aの移動方向が上記カッター
ビット6の出退方向と同一の一対のジャッキ装置14
と、この一対のジャッキ装置14のロッド部14aの先
端部間に亘って取り付けられた棒状部材15と、この棒
状部材15の外周面に沿って摺動自在に外嵌された複数
のリング状連結具16とから構成されているとともに、
各リング状連結具16は、上記各カッタービット6の基
端部に設けられた連結ピン6aを介して上記溝状凹部4
の長さ方向でそれぞれ揺動自在に連結されている。
【0032】なお一対のジャッキ装置14の各ロッド部
14aの退入時において、上記棒状部材15は、その軸
心方向と面板3とが平行になるよう設置されており、こ
れに伴い各カッタービット6の面板3からの突出量は同
一となるようにされている。
14aの退入時において、上記棒状部材15は、その軸
心方向と面板3とが平行になるよう設置されており、こ
れに伴い各カッタービット6の面板3からの突出量は同
一となるようにされている。
【0033】上記構成において、カッタヘッド2を回転
させると、面板3から、すなわちスポークから突出した
カッタービット6が地山を掘削し、シールド掘進機が地
中を掘進する。
させると、面板3から、すなわちスポークから突出した
カッタービット6が地山を掘削し、シールド掘進機が地
中を掘進する。
【0034】ところでカッタービット6の先端部分が摩
耗し、面板3からの突出量が減少したときは、第2出退
量調節装置13の各ジャッキ装置14を操作して各ロッ
ド部14aを切羽面5に向けて突出させる。このとき外
周側端部に設けられたジャッキ装置14のロッド部14
aの突出量を、内周側端部に設けられたジャッキ装置1
4のロッド部14aの突出量よりやや大きくすること
で、棒状部材15が外周側端部の上方向きに揺動して移
動することから、各カッタービット6の突出量を、順次
外周側にいくほど大きくしている。これに伴い各リング
状連結具16は、それぞれ外周側へやや摺動案内される
ことから、各カッタービット6は各ビットガイド7にス
ムーズに案内されて突出方向を変更することなく突出す
る。なお、上記第2の実施の形態におけるシールド掘進
機においては、各ジャッキ装置14の各ロッド部14a
の突出量を変えて各カッタービット6の突出量を変えて
いるが、各カッタービット6の摩耗量があまり変わらな
い場合は、各ロッド部14aの突出量を同じにして各カ
ッタービット6の突出量を同一にすることもできる(図
3参照)。特に、小型のシールド掘進機において、この
各カッタービット6の摩耗量があまり変わらない場合に
各カッタービット6の突出量が同一にされる。
耗し、面板3からの突出量が減少したときは、第2出退
量調節装置13の各ジャッキ装置14を操作して各ロッ
ド部14aを切羽面5に向けて突出させる。このとき外
周側端部に設けられたジャッキ装置14のロッド部14
aの突出量を、内周側端部に設けられたジャッキ装置1
4のロッド部14aの突出量よりやや大きくすること
で、棒状部材15が外周側端部の上方向きに揺動して移
動することから、各カッタービット6の突出量を、順次
外周側にいくほど大きくしている。これに伴い各リング
状連結具16は、それぞれ外周側へやや摺動案内される
ことから、各カッタービット6は各ビットガイド7にス
ムーズに案内されて突出方向を変更することなく突出す
る。なお、上記第2の実施の形態におけるシールド掘進
機においては、各ジャッキ装置14の各ロッド部14a
の突出量を変えて各カッタービット6の突出量を変えて
いるが、各カッタービット6の摩耗量があまり変わらな
い場合は、各ロッド部14aの突出量を同じにして各カ
ッタービット6の突出量を同一にすることもできる(図
3参照)。特に、小型のシールド掘進機において、この
各カッタービット6の摩耗量があまり変わらない場合に
各カッタービット6の突出量が同一にされる。
【0035】また掘削する土質の硬さなどの条件に応じ
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット6を連
続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッタ
ービット6を常に初期の突出量に維持するようにカッタ
ービット6を連続的に突出させることができ、またシー
ルド掘進機の運転中に各カッタービット6を間欠的に突
出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各カッター
ビット6が摩耗限界に達したところで突出させることも
できる。さらにシールド掘進機の掘進速度に応じてその
突出量を変更できる。
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット6を連
続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッタ
ービット6を常に初期の突出量に維持するようにカッタ
ービット6を連続的に突出させることができ、またシー
ルド掘進機の運転中に各カッタービット6を間欠的に突
出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各カッター
ビット6が摩耗限界に達したところで突出させることも
できる。さらにシールド掘進機の掘進速度に応じてその
突出量を変更できる。
【0036】このように溝状凹部4内の外周側端部と内
周側端部に設けられた一対のジャッキ装置14を駆動さ
せて各ロッド部14aの突出量を変えることによって、
上記溝状凹部4に配置された全体のカッタービット6の
突出量すなわち出退量を変えることができ、以って、従
来において一個の垂直カッタービットと一対の傾斜カッ
タービットとから構成されるカッタービット群にそれぞ
れジャッキ装置が設けられた構成と比べて、ジャッキ装
置の数を減らすことができる。
周側端部に設けられた一対のジャッキ装置14を駆動さ
せて各ロッド部14aの突出量を変えることによって、
上記溝状凹部4に配置された全体のカッタービット6の
突出量すなわち出退量を変えることができ、以って、従
来において一個の垂直カッタービットと一対の傾斜カッ
タービットとから構成されるカッタービット群にそれぞ
れジャッキ装置が設けられた構成と比べて、ジャッキ装
置の数を減らすことができる。
【0037】次に本発明の第3の実施の形態におけるシ
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
および第2の実施の形態と同一の部材には同一の符号を
付して説明する。
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
および第2の実施の形態と同一の部材には同一の符号を
付して説明する。
【0038】第3の実施の形態におけるシールド掘進機
は、図4に示すように、掘進機本体1の先端部にカッタ
ーヘッド2が回転自在に設けられ、このカッタヘッド2
の面板3に放射状に溝状凹部4が形成されている。この
溝状凹部4は、面板3の後側に配置された後板4aと、
上記面板3と後板4aとの間に配置された側板4bとか
ら構成されている。すなわち、溝状凹部4は、これらの
各板3,4a,4bにより放射状に構成されたスポーク
内に形成されている。
は、図4に示すように、掘進機本体1の先端部にカッタ
ーヘッド2が回転自在に設けられ、このカッタヘッド2
の面板3に放射状に溝状凹部4が形成されている。この
溝状凹部4は、面板3の後側に配置された後板4aと、
上記面板3と後板4aとの間に配置された側板4bとか
ら構成されている。すなわち、溝状凹部4は、これらの
各板3,4a,4bにより放射状に構成されたスポーク
内に形成されている。
【0039】上記溝状凹部4の幅方向における中央近傍
からトンネルの切羽面5に向けてほぼ垂直な方向、すな
わち面板3にほぼ垂直な方向でかつ溝状凹部4の長さ方
向に沿って複数配置された垂直カッタービット17と、
溝状凹部4の幅方向における隅部から面板3に傾斜しか
つ溝状凹部4の長さ方向に沿って複数配置された一対の
傾斜カッタービット18とが、上記面板3に放射状に設
けられた筒状のビットガイド19,20を介して面板3
から、すなわちスポークから出退可能に設けられてい
る。
からトンネルの切羽面5に向けてほぼ垂直な方向、すな
わち面板3にほぼ垂直な方向でかつ溝状凹部4の長さ方
向に沿って複数配置された垂直カッタービット17と、
溝状凹部4の幅方向における隅部から面板3に傾斜しか
つ溝状凹部4の長さ方向に沿って複数配置された一対の
傾斜カッタービット18とが、上記面板3に放射状に設
けられた筒状のビットガイド19,20を介して面板3
から、すなわちスポークから出退可能に設けられてい
る。
【0040】上記各溝状凹部4内には、各カッタービッ
ト17,18の出退量を調節する第3出退量調節装置2
1が設けられ、この第3出退量調節装置21は、上記凹
部4内の後板4aの外周側端部と内周側端部にそれぞれ
設けられその各ロッド部22aの移動方向が上記垂直カ
ッタービット17の出退方向と同一の一対のジャッキ装
置22と、この一対のジャッキ装置22のロッド部22
aの先端部間に亘って取り付けられた長板状でかつ断面
傘形の当接体23とから構成されている。この当接体2
3は、前記垂直カッタービット17の基端部に設けられ
た球面状摺動部17aに摺動可能に当接するとともに面
板3に平行に配置された第1当接板23aと、前記傾斜
カッタービット18の基端部に設けられた球面状摺動部
18aに摺動可能に当接するとともに第1当接板23a
の両端から後板4a側に傾斜したハ字形の第2当接板2
3bと、この第2当接板23bどうしに差渡された補強
板23cとから形成され、前記各ロッド部22aの先端
部は第1当接板23aに支持ピン24を介して連結され
ている。
ト17,18の出退量を調節する第3出退量調節装置2
1が設けられ、この第3出退量調節装置21は、上記凹
部4内の後板4aの外周側端部と内周側端部にそれぞれ
設けられその各ロッド部22aの移動方向が上記垂直カ
ッタービット17の出退方向と同一の一対のジャッキ装
置22と、この一対のジャッキ装置22のロッド部22
aの先端部間に亘って取り付けられた長板状でかつ断面
傘形の当接体23とから構成されている。この当接体2
3は、前記垂直カッタービット17の基端部に設けられ
た球面状摺動部17aに摺動可能に当接するとともに面
板3に平行に配置された第1当接板23aと、前記傾斜
カッタービット18の基端部に設けられた球面状摺動部
18aに摺動可能に当接するとともに第1当接板23a
の両端から後板4a側に傾斜したハ字形の第2当接板2
3bと、この第2当接板23bどうしに差渡された補強
板23cとから形成され、前記各ロッド部22aの先端
部は第1当接板23aに支持ピン24を介して連結され
ている。
【0041】また、上記各カッタービット17,18の
ビットガイド19,20と球面状摺動部17a,18a
との間には、圧縮ばね(弾性部材の一例)25が設けら
れ、各カッタービット17,18の球面状摺動部17
a,18aを当接体23側に付勢するように構成されて
いる。
ビットガイド19,20と球面状摺動部17a,18a
との間には、圧縮ばね(弾性部材の一例)25が設けら
れ、各カッタービット17,18の球面状摺動部17
a,18aを当接体23側に付勢するように構成されて
いる。
【0042】なお一対のジャッキ装置22の各ロッド部
22aの退入時において、上記第1当接体23aと面板
3とは平行になるように配置されており、これに伴い各
カッタービット17,18の面板3からの突出量は同一
となるようにされている。
22aの退入時において、上記第1当接体23aと面板
3とは平行になるように配置されており、これに伴い各
カッタービット17,18の面板3からの突出量は同一
となるようにされている。
【0043】上記構成において、カッタヘッド2を回転
させると、面板3から突出したカッタービット17,1
8が地山を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。
ところで各カッタービット17、18の先端部分が摩耗
し、面板3からの突出量が減少したときは、第3出退量
調節装置21の各ジャッキ装置22を操作して各ロッド
部22aを突出させる。このとき外周側端部に設けられ
たジャッキ装置22のロッド部22aの突出量を、内周
側端部に設けられたジャッキ装置22のロッド部22a
の突出量よりやや大きくすることで、当接体23の外周
側が切羽面5に向けて揺動して移動することから、各カ
ッタービット17,18の突出量を、順次外周側にいく
ほど大きくしている。これに伴い垂直カッタービット1
7はその球面状摺動部17aが第1当接板23aの当接
面に摺動しながらかつビットガイド19にスムーズに案
内されて突出方向を変更することなく突出し、傾斜カッ
タービット18はその球面状摺動部18aが第2当接板
23bの当接面に摺動しながらかつビットガイド20に
スムーズに案内されて突出方向を変更することなく突出
する。なお、上記第3の実施の形態におけるシールド掘
進機においては、各ジャッキ装置22の各ロッド部22
aの突出量を変えて各カッタービット17,18の突出
量を変えているが、各カッタービット17,18の摩耗
量があまり変わらない場合は、各ロッド部22aの突出
量を同じにして各カッタービット17,18の突出量を
同一にすることもできる。特に、小型のシールド掘進機
において、この各カッタービット17,18の摩耗量が
あまり変わらない場合に、各カッタービット17,18
の突出量が同一にされる。
させると、面板3から突出したカッタービット17,1
8が地山を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。
ところで各カッタービット17、18の先端部分が摩耗
し、面板3からの突出量が減少したときは、第3出退量
調節装置21の各ジャッキ装置22を操作して各ロッド
部22aを突出させる。このとき外周側端部に設けられ
たジャッキ装置22のロッド部22aの突出量を、内周
側端部に設けられたジャッキ装置22のロッド部22a
の突出量よりやや大きくすることで、当接体23の外周
側が切羽面5に向けて揺動して移動することから、各カ
ッタービット17,18の突出量を、順次外周側にいく
ほど大きくしている。これに伴い垂直カッタービット1
7はその球面状摺動部17aが第1当接板23aの当接
面に摺動しながらかつビットガイド19にスムーズに案
内されて突出方向を変更することなく突出し、傾斜カッ
タービット18はその球面状摺動部18aが第2当接板
23bの当接面に摺動しながらかつビットガイド20に
スムーズに案内されて突出方向を変更することなく突出
する。なお、上記第3の実施の形態におけるシールド掘
進機においては、各ジャッキ装置22の各ロッド部22
aの突出量を変えて各カッタービット17,18の突出
量を変えているが、各カッタービット17,18の摩耗
量があまり変わらない場合は、各ロッド部22aの突出
量を同じにして各カッタービット17,18の突出量を
同一にすることもできる。特に、小型のシールド掘進機
において、この各カッタービット17,18の摩耗量が
あまり変わらない場合に、各カッタービット17,18
の突出量が同一にされる。
【0044】また掘削する土質の硬さなどの条件に応じ
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット17,
18を連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する
各カッタービット17,18を常に初期の突出量に維持
するようにカッタービット17,18を連続的に突出さ
せることができ、またシールド掘進機の運転中に各カッ
タービット17,18を間欠的に突出させる、すなわち
運転中に次第に摩耗する各カッタービット17,18が
摩耗限界に達したところで突出させることもできる。さ
らにシールド掘進機の掘進速度に応じてその突出量を変
更できる。
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット17,
18を連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する
各カッタービット17,18を常に初期の突出量に維持
するようにカッタービット17,18を連続的に突出さ
せることができ、またシールド掘進機の運転中に各カッ
タービット17,18を間欠的に突出させる、すなわち
運転中に次第に摩耗する各カッタービット17,18が
摩耗限界に達したところで突出させることもできる。さ
らにシールド掘進機の掘進速度に応じてその突出量を変
更できる。
【0045】このように溝状凹部4内の外周側端部と内
周側端部に設けられた一対のジャッキ装置22を駆動さ
せて各ロッド部22aの突出量を変えることによって、
上記溝状凹部4に配置された全体のカッタービット1
7,18の突出量すなわち出退量を変えることができ、
以って、従来において一個の垂直カッタービットと一対
の傾斜カッタービットとから構成されるカッタービット
群にそれぞれジャッキ装置が設けられた構成と比べて、
ジャッキ装置の数を減らすことができる。
周側端部に設けられた一対のジャッキ装置22を駆動さ
せて各ロッド部22aの突出量を変えることによって、
上記溝状凹部4に配置された全体のカッタービット1
7,18の突出量すなわち出退量を変えることができ、
以って、従来において一個の垂直カッタービットと一対
の傾斜カッタービットとから構成されるカッタービット
群にそれぞれジャッキ装置が設けられた構成と比べて、
ジャッキ装置の数を減らすことができる。
【0046】次に本発明の第4の実施の形態におけるシ
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
〜第3の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し
て説明する。
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
〜第3の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し
て説明する。
【0047】第4の実施の形態におけるシールド掘進機
は、図5〜図7に示すように、掘進機本体1の先端部に
カッターヘッド2が回転自在に設けられ、このカッタヘ
ッド2の面板3に放射状に溝状凹部4が形成されてい
る。この溝状凹部4は、面板3の後側に配置された後板
4aと、上記面板3と後板4aとの間に配置された側板
4bとから構成されている。すなわち、溝状凹部4は、
これらの各板3,4a,4bにより放射状に構成された
スポーク内に形成されている。
は、図5〜図7に示すように、掘進機本体1の先端部に
カッターヘッド2が回転自在に設けられ、このカッタヘ
ッド2の面板3に放射状に溝状凹部4が形成されてい
る。この溝状凹部4は、面板3の後側に配置された後板
4aと、上記面板3と後板4aとの間に配置された側板
4bとから構成されている。すなわち、溝状凹部4は、
これらの各板3,4a,4bにより放射状に構成された
スポーク内に形成されている。
【0048】上記溝状凹部4からトンネルの切羽面5に
向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板3にほぼ垂直な方
向に配置された複数のカッタービット26が、上記面板
3に放射状に設けられたビットガイド27を介して面板
3から、すなわちスポークから出退可能に設けられてい
る。
向けてほぼ垂直な方向、すなわち面板3にほぼ垂直な方
向に配置された複数のカッタービット26が、上記面板
3に放射状に設けられたビットガイド27を介して面板
3から、すなわちスポークから出退可能に設けられてい
る。
【0049】上記各溝状凹部4内には、各カッタービッ
ト26の出退量を調節する第4出退量調節装置28が設
けられている。この第4出退量調節装置28は、面板3
の溝状凹部4側で内周側端部と外周側端部とに設けられ
た両軸受部材29に回動自在に支持され、所定間隔置き
に配置された楕円形状のカム部30aと軸部30bとか
らなるカム体30と、上記面板3の溝状凹部4側でかつ
外周側端部に設けられ、上記軸部30bの外周側端部す
なわちカム体30を回動させる駆動モーター(棒状部材
回動手段の一例)31とから構成されている。
ト26の出退量を調節する第4出退量調節装置28が設
けられている。この第4出退量調節装置28は、面板3
の溝状凹部4側で内周側端部と外周側端部とに設けられ
た両軸受部材29に回動自在に支持され、所定間隔置き
に配置された楕円形状のカム部30aと軸部30bとか
らなるカム体30と、上記面板3の溝状凹部4側でかつ
外周側端部に設けられ、上記軸部30bの外周側端部す
なわちカム体30を回動させる駆動モーター(棒状部材
回動手段の一例)31とから構成されている。
【0050】上記各カム部30aは、その外周のカム面
が各カッタービット26の基端部に設けられたばね受け
フランジ部26aに当接するように設けられており、ま
た各カム部30aは、カム体30の所定の回動位置にお
いて、外周のカム面の当接位置を内周側から外周側にか
けて次第に変化させて各カッタービット26の突出量を
順次外周側にいくほど大きくするように配置されるとと
もに、回動位置によって各カッタービット26の出退量
が順次変わるように配置されている(図7参照)。
が各カッタービット26の基端部に設けられたばね受け
フランジ部26aに当接するように設けられており、ま
た各カム部30aは、カム体30の所定の回動位置にお
いて、外周のカム面の当接位置を内周側から外周側にか
けて次第に変化させて各カッタービット26の突出量を
順次外周側にいくほど大きくするように配置されるとと
もに、回動位置によって各カッタービット26の出退量
が順次変わるように配置されている(図7参照)。
【0051】またカム体30の別の回動位置において、
外周のカム面が面板3と平行な同一線上に配置され、こ
れに伴い各カッタービット26の面板3からの突出量は
同一となるようにされている。
外周のカム面が面板3と平行な同一線上に配置され、こ
れに伴い各カッタービット26の面板3からの突出量は
同一となるようにされている。
【0052】そして、上記各ビットガイド27と、各カ
ッタービット26のばね受けフランジ部26aとの間に
は、圧縮ばね(弾性部材の一例)32が設けられ、各カ
ッタービット26を、各カム部30aに当接しかつカム
体30側に付勢させるように構成されている。
ッタービット26のばね受けフランジ部26aとの間に
は、圧縮ばね(弾性部材の一例)32が設けられ、各カ
ッタービット26を、各カム部30aに当接しかつカム
体30側に付勢させるように構成されている。
【0053】上記構成において、カッタヘッド2を回転
させると、面板3から突出したカッタービット26が地
山を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。ところ
で各カッタービット26の先端部分が摩耗し、面板3か
らの突出量が減少したときは、駆動モーター31を駆動
させてカム体30を所定の回動位置に回動させる。この
とき各カム部30aの当接面が内周側から外周側にかけ
て次第に変化するのに伴い、各カム部30a側に付勢さ
れた各カッタービット26は、順次外周側にいくほどそ
の突出量が大きくなる。
させると、面板3から突出したカッタービット26が地
山を掘削し、シールド掘進機が地中を掘進する。ところ
で各カッタービット26の先端部分が摩耗し、面板3か
らの突出量が減少したときは、駆動モーター31を駆動
させてカム体30を所定の回動位置に回動させる。この
とき各カム部30aの当接面が内周側から外周側にかけ
て次第に変化するのに伴い、各カム部30a側に付勢さ
れた各カッタービット26は、順次外周側にいくほどそ
の突出量が大きくなる。
【0054】なお、上記第4の実施の形態におけるシー
ルド掘進機においては、各カム部30aの外周のカム面
の当接位置を変えて各カッタービット26の突出量を変
えているが、各カッタービット26の摩耗量があまり変
わらない場合は、各カム部30aのカム面の当接位置を
同じにして各カッタービット26の突出量を同一にする
こともできる。特に小型のシールド掘進機において、こ
の各カッタービット26の摩耗量があまり変わらない場
合に、各カッタービット26の突出量が同一にされる。
ルド掘進機においては、各カム部30aの外周のカム面
の当接位置を変えて各カッタービット26の突出量を変
えているが、各カッタービット26の摩耗量があまり変
わらない場合は、各カム部30aのカム面の当接位置を
同じにして各カッタービット26の突出量を同一にする
こともできる。特に小型のシールド掘進機において、こ
の各カッタービット26の摩耗量があまり変わらない場
合に、各カッタービット26の突出量が同一にされる。
【0055】また掘削する土質の硬さなどの条件に応じ
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット26を
連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッ
タービット26を常に初期の突出量に維持するようにカ
ッタービット26を連続的に突出させることができ、ま
たシールド掘進機の運転中に各カッタービット26を間
欠的に突出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各
カッタービット26が摩耗限界に達したところで突出さ
せることもできる。さらにシールド掘進機の掘進速度に
応じてその突出量を変更できる。
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット26を
連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッ
タービット26を常に初期の突出量に維持するようにカ
ッタービット26を連続的に突出させることができ、ま
たシールド掘進機の運転中に各カッタービット26を間
欠的に突出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各
カッタービット26が摩耗限界に達したところで突出さ
せることもできる。さらにシールド掘進機の掘進速度に
応じてその突出量を変更できる。
【0056】上記第4の実施の形態において、カム体3
0として楕円形状のカムを採用し、外周のカム面の当接
位置が変わるようにカム部30aを軸部30bに取り付
けているが、軸部30bの所定の回動範囲において、初
めは各カッタービット26の突出量が同一であるが、所
定位置まで順次回動させる際に、カッタービット26の
突出量が外周側にいくほど大きくなるようなカム部30
aであれば、いかなる形状のカム部30aであってもよ
い。
0として楕円形状のカムを採用し、外周のカム面の当接
位置が変わるようにカム部30aを軸部30bに取り付
けているが、軸部30bの所定の回動範囲において、初
めは各カッタービット26の突出量が同一であるが、所
定位置まで順次回動させる際に、カッタービット26の
突出量が外周側にいくほど大きくなるようなカム部30
aであれば、いかなる形状のカム部30aであってもよ
い。
【0057】このように溝状凹部4内に設けられた駆動
モーター31を駆動させて各カム部30aの外周のカム
面の当接位置を変えることによって、上記溝状凹部4に
配置された全体のカッタービット26の突出量すなわち
出退量を変えることができ、以って、従来において一個
の垂直カッタービットと一対の傾斜カッタービットとか
ら構成される複数のカッタービット群にそれぞれ出退駆
動用のジャッキ装置が設けられた構成に比べて、出退用
の駆動モーター31は一台で済み、経済的である。
モーター31を駆動させて各カム部30aの外周のカム
面の当接位置を変えることによって、上記溝状凹部4に
配置された全体のカッタービット26の突出量すなわち
出退量を変えることができ、以って、従来において一個
の垂直カッタービットと一対の傾斜カッタービットとか
ら構成される複数のカッタービット群にそれぞれ出退駆
動用のジャッキ装置が設けられた構成に比べて、出退用
の駆動モーター31は一台で済み、経済的である。
【0058】次に本発明の第5の実施の形態におけるシ
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
〜第4の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し
て説明する。
ールド掘進機を図に基づいて説明する。なお、上記第1
〜第4の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付し
て説明する。
【0059】第5の実施の形態におけるシールド掘進機
は、図8および図9に示すように、各溝状凹部4内に各
カッタービット26の出退量を調節する第5出退量調節
装置33が設けられており、この第5出退量調節装置3
3以外は、上記第4の実施の形態におけるシールド掘進
機と同一の構成となっている。すなわち2はカッターヘ
ッド,3は面板,4は、面板3,後板4a,側板4bに
より構成されたスポーク内に形成された溝状凹部,26
はカッタービット,27はビットガイド,29は軸受部
材,32は圧縮ばねである。
は、図8および図9に示すように、各溝状凹部4内に各
カッタービット26の出退量を調節する第5出退量調節
装置33が設けられており、この第5出退量調節装置3
3以外は、上記第4の実施の形態におけるシールド掘進
機と同一の構成となっている。すなわち2はカッターヘ
ッド,3は面板,4は、面板3,後板4a,側板4bに
より構成されたスポーク内に形成された溝状凹部,26
はカッタービット,27はビットガイド,29は軸受部
材,32は圧縮ばねである。
【0060】上記第5出退量調節装置33は、面板3の
溝状凹部4側で内周側端部と外周側端部とに設けられた
両軸受部材29に回動自在に支持され、所定間隔置きに
配置された楕円形状のカム部34aと軸部34bとから
なるカム体34と、上記凹部4内の後板4aの外周側端
部に設けられ、上記軸部34bの外周側端部すなわちカ
ム体34をリンク板35を介して回動させるジャッキ装
置36とから構成されている。上記各カム部34aは、
その外周のカム面が各カッタービット26の基端部に設
けられたばね受けフランジ部26aに当接するように設
けられており、また各カム部34aは、カム体34の所
定の回動位置において、外周のカム面の当接位置を内周
側から外周側にかけて次第に変化させて各カッタービッ
ト26の突出量を順次外周側にいくほど大きくするよう
に配置されるとともに、回動位置によって各カッタービ
ット26の出退量が順次変わるように配置されている。
溝状凹部4側で内周側端部と外周側端部とに設けられた
両軸受部材29に回動自在に支持され、所定間隔置きに
配置された楕円形状のカム部34aと軸部34bとから
なるカム体34と、上記凹部4内の後板4aの外周側端
部に設けられ、上記軸部34bの外周側端部すなわちカ
ム体34をリンク板35を介して回動させるジャッキ装
置36とから構成されている。上記各カム部34aは、
その外周のカム面が各カッタービット26の基端部に設
けられたばね受けフランジ部26aに当接するように設
けられており、また各カム部34aは、カム体34の所
定の回動位置において、外周のカム面の当接位置を内周
側から外周側にかけて次第に変化させて各カッタービッ
ト26の突出量を順次外周側にいくほど大きくするよう
に配置されるとともに、回動位置によって各カッタービ
ット26の出退量が順次変わるように配置されている。
【0061】またカム体34の別の回動位置において、
外周のカム面が面板3と平行な同一線上に配置され、こ
れに伴い各カッタービット26の面板3からの突出量は
同一となるようにされている。
外周のカム面が面板3と平行な同一線上に配置され、こ
れに伴い各カッタービット26の面板3からの突出量は
同一となるようにされている。
【0062】そして、上記各ビットガイド27と、各カ
ッタービット26のばね受けフランジ部26aとの間に
は、圧縮ばね32が設けられ、各カッタービット26
を、各カム部34aに当接しかつカム体34側に付勢さ
せるように構成されている。
ッタービット26のばね受けフランジ部26aとの間に
は、圧縮ばね32が設けられ、各カッタービット26
を、各カム部34aに当接しかつカム体34側に付勢さ
せるように構成されている。
【0063】上記構成において、カッタヘッド2を回転
させると、面板3から、すなわちスポークから突出した
カッタービット26が地山を掘削し、シールド掘進機が
地中を掘進する。
させると、面板3から、すなわちスポークから突出した
カッタービット26が地山を掘削し、シールド掘進機が
地中を掘進する。
【0064】ところで各カッタービット26の先端部分
が摩耗し、面板3からの突出量が減少したときは、ジャ
ッキ装置36を駆動させてカム体34を所定の回動位置
に回動させる。このとき各カム部34aの当接面が内周
側から外周側にかけて次第に変化するのに伴い、各カム
部34a側に付勢された各カッタービット26は、順次
外周側にいくほどその突出量が大きくなる。
が摩耗し、面板3からの突出量が減少したときは、ジャ
ッキ装置36を駆動させてカム体34を所定の回動位置
に回動させる。このとき各カム部34aの当接面が内周
側から外周側にかけて次第に変化するのに伴い、各カム
部34a側に付勢された各カッタービット26は、順次
外周側にいくほどその突出量が大きくなる。
【0065】なお、上記第5の実施の形態におけるシー
ルド掘進機においては、各カム部34aの外周のカム面
の当接位置を変えて各カッタービット26の突出量を変
えているが、各カッタービット26の摩耗量があまり変
わらない場合は、各カム部34aのカム面の当接位置を
同じにして各カッタービット26の突出量を同一にする
こともできる。特に小型のシールド掘進機において、こ
の各カッタービット26の摩耗量があまり変わらない場
合に、各カッタービット26の突出量が同一にされる。
ルド掘進機においては、各カム部34aの外周のカム面
の当接位置を変えて各カッタービット26の突出量を変
えているが、各カッタービット26の摩耗量があまり変
わらない場合は、各カム部34aのカム面の当接位置を
同じにして各カッタービット26の突出量を同一にする
こともできる。特に小型のシールド掘進機において、こ
の各カッタービット26の摩耗量があまり変わらない場
合に、各カッタービット26の突出量が同一にされる。
【0066】また掘削する土質の硬さなどの条件に応じ
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット26を
連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッ
タービット26を常に初期の突出量に維持するようにカ
ッタービット26を連続的に突出させることができ、ま
たシールド掘進機の運転中に各カッタービット26を間
欠的に突出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各
カッタービット26が摩耗限界に達したところで突出さ
せることもできる。さらにシールド掘進機の掘進速度に
応じてその突出量を変更できる。
て、シールド掘進機の運転中に各カッタービット26を
連続的に突出させる、すなわち運転中に摩耗する各カッ
タービット26を常に初期の突出量に維持するようにカ
ッタービット26を連続的に突出させることができ、ま
たシールド掘進機の運転中に各カッタービット26を間
欠的に突出させる、すなわち運転中に次第に摩耗する各
カッタービット26が摩耗限界に達したところで突出さ
せることもできる。さらにシールド掘進機の掘進速度に
応じてその突出量を変更できる。
【0067】上記第5の実施の形態において、カム部3
4aとして楕円形状のカムを採用し、外周のカム面の当
接位置が変わるように軸部34bに取り付けているが、
軸部34bの所定の回動範囲において、初めは各カッタ
ービット26の突出量が同一であるが、所定位置まで順
次回動させる際に、カッタービット26の突出量が外周
側にいくほど大きくなるようなカム体であれば、いかな
る形状のカム体であってもよい。
4aとして楕円形状のカムを採用し、外周のカム面の当
接位置が変わるように軸部34bに取り付けているが、
軸部34bの所定の回動範囲において、初めは各カッタ
ービット26の突出量が同一であるが、所定位置まで順
次回動させる際に、カッタービット26の突出量が外周
側にいくほど大きくなるようなカム体であれば、いかな
る形状のカム体であってもよい。
【0068】このように溝状凹部4内に設けられたジャ
ッキ装置36を駆動させて各カム部34aの外周のカム
面の当接位置を変えることによって、上記溝状凹部4に
配置された全体のカッタービット26の突出量すなわち
出退量を変えることができ、以って、従来において一個
の垂直カッタービットと一対の傾斜カッタービットとか
ら構成される複数のカッタービット群にそれぞれ出退駆
動用のジャッキ装置が設けられた構成に比べて、出退駆
動用のジャッキ装置36の数を減らすことができる。
ッキ装置36を駆動させて各カム部34aの外周のカム
面の当接位置を変えることによって、上記溝状凹部4に
配置された全体のカッタービット26の突出量すなわち
出退量を変えることができ、以って、従来において一個
の垂直カッタービットと一対の傾斜カッタービットとか
ら構成される複数のカッタービット群にそれぞれ出退駆
動用のジャッキ装置が設けられた構成に比べて、出退駆
動用のジャッキ装置36の数を減らすことができる。
【0069】
【発明の効果】上記本発明のシールド掘進機によると、
出退駆動用の一台若しくは二台のジャッキ装置、または
出退駆動用の一台の棒状部材回動手段を溝状凹部に設け
るだけで溝状凹部の複数のカッタービットを突出させる
ことができることから、従来のように、一個の垂直カッ
タービットと一対の傾斜カッタービットとから構成され
る多数のカッタービット群にそれぞれ出退駆動用のジャ
ッキ装置が設けられた構成に比べて、出退駆動用のジャ
ッキ装置の数を減らすことができ、以って製造コストを
抑えることができる。
出退駆動用の一台若しくは二台のジャッキ装置、または
出退駆動用の一台の棒状部材回動手段を溝状凹部に設け
るだけで溝状凹部の複数のカッタービットを突出させる
ことができることから、従来のように、一個の垂直カッ
タービットと一対の傾斜カッタービットとから構成され
る多数のカッタービット群にそれぞれ出退駆動用のジャ
ッキ装置が設けられた構成に比べて、出退駆動用のジャ
ッキ装置の数を減らすことができ、以って製造コストを
抑えることができる。
【0070】また上述した一台若しくは二台のジャッキ
装置を駆動させて棒状部材若しくは当接体を揺動させる
ことにより、または一台の棒状部材回動手段を駆動させ
て棒状部材を回動させることにより、各カッタービット
の突出量の調節を一度にできるようにしたので、カッタ
ービット群毎にジャッキ装置をそれぞれ駆動させて各ロ
ッド部の突出量を制御する従来の構成に比べて、カッタ
ービットの突出量の制御を非常に容易に行うことができ
る。
装置を駆動させて棒状部材若しくは当接体を揺動させる
ことにより、または一台の棒状部材回動手段を駆動させ
て棒状部材を回動させることにより、各カッタービット
の突出量の調節を一度にできるようにしたので、カッタ
ービット群毎にジャッキ装置をそれぞれ駆動させて各ロ
ッド部の突出量を制御する従来の構成に比べて、カッタ
ービットの突出量の制御を非常に容易に行うことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるシールド掘
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるシールド掘
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
【図3】同シールド掘進機において、カッタービットの
突出量を同一にした状態を示すカッターヘッドの要部断
面図である。
突出量を同一にした状態を示すカッターヘッドの要部断
面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるシールド掘
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるシールド掘
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
【図6】同シールド掘進機の出退量調節装置の要部断面
図である。
図である。
【図7】同シールド掘進機において、カッタービットを
突出した状態を示すカッターヘッドの要部断面図であ
る。
突出した状態を示すカッターヘッドの要部断面図であ
る。
【図8】本発明の第5の実施の形態におけるシールド掘
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
進機のカッターヘッドの要部断面図である。
【図9】同シールド掘進機の出退量調節装置の要部断面
図である。
図である。
【図10】従来のシールド掘進機におけるカッターヘッ
ドの全体正面図である。
ドの全体正面図である。
【図11】同シールド掘進機におけるカッターヘッドの
要部断面図である。
要部断面図である。
1 掘進機本体
2 カッターヘッド
4 溝状凹部
6 カッタービット
8 第1出退量調節装置
9 ジャッキ装置
9a ロッド部
10 支持体
11 棒状部材
12 リング状連結具
13 第2出退量調節装置
14 ジャッキ装置
14a ロッド部
15 棒状部材
16 リング状連結具
17 垂直カッタービット
17a 球面状摺動部
18 傾斜カッタービット
18a 球面状摺動部
21 第3出退量調節装置
22 ジャッキ装置
22a ロッド部
23 当接体
25 圧縮ばね
26 カッタービット
28 第4出退量調節装置
29 軸受部材
30 カム体
30a カム部
30b 軸部
31 駆動モーター
32 圧縮ばね
33 第5出退量調節装置
34 カム体
34a カム部
34b 軸部
36 ジャッキ装置
Claims (5)
- 【請求項1】 シールド掘進機本体の前部に回転自在に
設けられたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹
部に、複数のカッタービットが、このカッタービットの
出退量を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出
退自在に設けられたシールド掘進機であって、 上記出退量調節装置が、上記溝状凹部内の外周側端部に
設けられたジャッキ装置と、内周側端部に設けられた揺
動支持部と、上記ジャッキ装置のロッド部の先端部と揺
動支持部とに亘って取り付けられ上記揺動支持部を中心
に揺動自在に設けられた棒状部材と、この棒状部材に、
その軸心方向で摺動自在に設けられた複数の摺動連結具
とから成り、各摺動連結具が上記各カッタービットの基
端部にそれぞれ揺動自在に連結されたことを特徴とする
シールド掘進機。 - 【請求項2】 シールド掘進機本体の前部に回転自在に
設けられたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹
部に、複数のカッタービットが、このカッタービットの
出退量を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出
退自在に設けられたシールド掘進機であって、 上記出退量調節装置が、上記溝状凹部内の両端部に設け
られた一対のジャッキ装置と、この一対のジャッキ装置
のロッド部の先端部間に亘って取り付けられた棒状部材
と、この棒状部材に、その軸心方向で摺動自在に設けら
れた複数の摺動連結具とから成り、各摺動連結具が上記
各カッタービットの基端部にそれぞれ揺動自在に連結さ
れたことを特徴とするシールド掘進機。 - 【請求項3】 シールド掘進機本体の前部に回転自在に
設けられたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹
部に、複数のカッタービットが、このカッタービットの
出退量を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出
退自在に設けられたシールド掘進機であって、 上記出退量調節装置が、上記溝状凹部内の両端部に設け
られた一対のジャッキ装置と、この一対のジャッキ装置
のロッド部の先端部間に亘って連結されかつ上記各カッ
タービットの基端部に設けられた球面状摺動部に摺動可
能に当接する当接面を有する当接体とから成り、上記カ
ッターヘッドと上記当接体との間には、上記各カッター
ビットの球面状摺動部を当接体側に付勢する弾性部材が
設けられたことを特徴とするシールド掘進機。 - 【請求項4】 シールド掘進機本体の前部に回転自在に
設けられたカッターヘッドに放射状に設けられた溝状凹
部に、複数のカッタービットが、このカッタービットの
出退量を調節する出退量調節装置を介して所定方向に出
退自在に設けられたシールド掘進機であって、 上記出退量調節装置が、上記溝状凹部内の両端部に設け
られた軸受部材と、両軸受部材に回動自在に支持された
棒状部材と、この棒状部材を回動させる棒状部材回動手
段と、上記棒状部材に沿って設けられた複数のカム体と
から成り、上記各カッタービットの基端面を、各カム体
に当接しかつ各カム体側に付勢させる弾性部材が設けら
れたことを特徴とするシールド掘進機。 - 【請求項5】 棒状部材回動手段は、棒状部材に連結さ
れたリンク部と、このリンク部に連結されたジャッキ装
置とから構成されたことを特徴とする請求項4記載のシ
ールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17748697A JP3444755B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17748697A JP3444755B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | シールド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122382A JPH1122382A (ja) | 1999-01-26 |
JP3444755B2 true JP3444755B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=16031753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17748697A Expired - Fee Related JP3444755B2 (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3444755B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17748697A patent/JP3444755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1122382A (ja) | 1999-01-26 |
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