JP3443330B2 - 電解水生成装置の電解槽 - Google Patents

電解水生成装置の電解槽

Info

Publication number
JP3443330B2
JP3443330B2 JP20403198A JP20403198A JP3443330B2 JP 3443330 B2 JP3443330 B2 JP 3443330B2 JP 20403198 A JP20403198 A JP 20403198A JP 20403198 A JP20403198 A JP 20403198A JP 3443330 B2 JP3443330 B2 JP 3443330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolyzed water
shell
pair
electrolytic cell
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20403198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000033373A (ja
Inventor
明彦 周藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP20403198A priority Critical patent/JP3443330B2/ja
Publication of JP2000033373A publication Critical patent/JP2000033373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3443330B2 publication Critical patent/JP3443330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を電気分解して
電解水を生成する電解水生成装置の電解槽に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電解槽の一つとして、樹脂製で
一対の板状シェル(例えば塩化ビニール板)が少なくと
も一対の電極を挟んだ状態にて周縁部をビス等の連結手
段にて一体化されるとともに、前記一対の電極間を流れ
る水を電気分解して電解水を生成するものがあり、例え
ば特開平8−132050号公報に示されている。
【0003】また、電解槽が外箱内に組付けられるとと
もに、前記電解槽にて水の電気分解を行わせる電気部品
を内部に収容する電装箱が前記外箱内に組付けられ、ま
た前記電解槽にて水の電気分解により生成される電解水
の流出流路を切り換える流路切換弁が前記外箱内に組付
けられる電解水生成装置が例えば特開平9−29255
号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平8−1
32050号公報に示されている電解槽においては、塩
化ビニール板(シェル)と同じ大きさのステンレス板が
共締めによって組付けられていて、各ステンレス板によ
って各塩化ビニール板が補強されており、強度は十分に
確保できるものの、ステンレス板によってシェルからの
熱放出が阻害されてシェルが過熱状態となるおそれがあ
る。
【0005】また、上記した特開平8−132050号
公報に示されている電解槽においては、ステンレス板が
電解槽を補強する機能しかないため、上記した特開平9
−29255号公報に示されているように、電解槽及び
流路切換弁を外箱内に収容する際に、それぞれを単独に
てブラケットを介して外箱に組付けなければならず、構
成部品数及び組付作業工数の増加は避けられない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、少なくとも一対の電
極を挟んだ状態の一対の樹脂製の板状シェルを周縁部に
ビス等の連結手段によって一体化してなり、前記一対
の電極間を流れる水を電気分解して電解水を生成する電
解水生成装置の電解槽である。当該電解槽においては、
前記各シェルの外側面に断面凹凸形状の補強板が前記連
結手段を用いて取付けられていて、同補強板と前記シェ
ルとの間に通気通路が形成されていることを特徴とする
ものである。この場合において、前記補強板は、電解水
生成装置の外箱内への取付部を一体的に備える構成と
し、また、電解水の流出流路を切り換える流路切換弁へ
の取付部を一体的に備える構成とすることができる。
【0007】
【発明の作用効果】本発明による電解槽においては、補
強板が各シェルの外側面との間に通気通路を形成すると
ともに各シェルの変形を抑制するものであるため、各シ
ェルからの熱を通気通路を通して大気中に放出すること
ができて、各シェルの過熱を抑制することができるとと
もに、各シェルの強度を十分に確保することができる。
また、補強板を各シェルの連結手段を用いて取付けるよ
うにしたため、構成部品数及び組付作業工数の低減を図
ってコスト低減を図ることができる。
【0008】また、本発明の実施に際して、補強板を凹
凸形状に形成した場合には、補強板の薄肉・軽量化を図
ることができるとともに、放熱面積を増大して放熱効果
を高めることができる。また、補強板に電解水生成装置
の外箱内への取付部を一体的に設けた場合、或いは電解
水の流出流路を切り換える流路切換弁の取付部を補強板
に一体的に設けた場合には、補強板をブラケットとして
も利用でき、構成部品数及び組付作業工数の低減を図っ
てコスト低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1にて全体を概略的に示した電
解水生成装置Aは、外箱10と、この外箱10内に組付
けた水回路20及び電装箱30と、外箱10の前面に組
付けた操作パネル40によって構成されている。
【0010】水回路20は、電解槽21と、この電解槽
21に水道水を供給するための給水管22と、電解槽2
1にて生成される各電解水(酸性水とアルカリ性水)を
それぞれ導出するための一対の導出管23a,23b
と、各電解水を外箱10を通して注出するための一対の
注出管24a,24bと、一対の導出管23a,23b
と一対の注出管24a,24bとの連通接続(流出通
路)を切り換える電動式の流路切換弁25と、給水管2
2及び一対の注出管24a,24bからの排水を外箱1
0を通して排出するための排水管26と、一対の注出管
24a,24bと排水管26の接続部に介装した一対の
電磁式の排水弁27a,27bと、給水管22と排水管
26の接続部に介装した安全弁(リリーフ弁)28と、
給水管22の分岐管部に介装した一対の流水センサS
1,S2等によって構成されている。
【0011】給水管22は外箱10の上部に設けた接続
口12fにて外部給水管51に配管接続されていて、こ
の外部給水管51には浄水器52と減圧弁53と元栓5
4を介して水道管55が接続されており、水道管55か
ら給水管22に水道水が流れるようになっている。各注
出管24a,24bは外箱10の上部に設けた接続口1
2d,12eにてシンク(図示省略の電解水使用箇所)
にまで延びる外部注出管61a,61bにそれぞれ配管
接続されていて、各外部注出管61a,61bの先端部
には各水栓62a1,62a2と62b1,62b2が
それぞれ介装されており、これら各水栓を開くことによ
り各外部注出管61a,61bを通して各電解水が注出
されるようになっている。排水管26は外箱10の上部
に設けた接続口12gにて設置床面に設けられている排
水溝(図示省略)にまで延びる外部排水管63に配管接
続されていて、排水管26に流れた排水は外部排水管6
3を通して排水溝に排出されるようになっている。
【0012】電装箱30は、操作パネル40でのスイッ
チ操作と流水センサS1,S2からの検出信号に基づい
て、電解槽21での水の電気分解を制御するとともに、
流路切換弁25の切換作動及び排水弁27a,27bの
開閉作動を制御するものであり、水栓62a1,62a
2または62b1,62b2の開動作による流水センサ
S1,S2の検出信号に基づいて電解槽21内の電極へ
の通電を開始するとともに止水側注出管に設けた排水弁
27aまたは27bを間欠的に開動作させる制御プログ
ラム、電解生成積算時間が設定時間となる毎に電極への
極性切換(電極に印加される+−の反転)と流路切換弁
25の切換(図1の実線状態から仮想線状態への切換、
またはその逆の切換)を共に実行させる制御プログラ
ム、特定条件すなわち使用者による切換手動スイッチ
(操作パネル40に設けられている)の手動操作にて流
路切換弁25の切換を単独にて実行させる制御プログラ
ム等を有するマイクロコンピュータ(図示省略)を内蔵
している。
【0013】ところで、本実施形態においては、図2、
図3及び図4にて詳細に示したように、電解槽21が、
隔膜21a及び一対の板状電極21b,21cを内部に
収容する一対の樹脂製板状シェル21d,21eを備え
るとともに、三対6枚の補強板21f,21g,21
h,21i,21j,21kを備えていて、一対の板状
シェル21d,21eが一対の電極21b,21c及び
隔膜21aを挟んだ状態(詳細には、隔膜21aと各電
極21b,21c間に各セパレータ21o,21pがそ
れぞれ介在し、隔膜21aとシェル21e間にシール2
1qが介在する状態)にて周縁部を多数のビス21m及
びナット21nにて一体化されており、一対の電極21
b,21c間を流れる水が電気分解されてアルカリ性水
及び酸性水が生成されるようになっている。
【0014】各補強板21f,21g,21h,21
i,21j,21kは、ビス21m及びナット21nを
用いて各シェル21d,21eの外側面に共締固定され
ていて、各シェル21d,21eの変形(主として、内
圧による膨出変形)を抑制している。また、中央の各補
強板21f,21gは、亜鉛鉄板等の熱良導体によって
凹凸形状に形成されていて、各シェル21d,21eの
外側面との間に通気通路P1(図3及び図4参照)を形
成している。また、下方の各補強板21h,21iは、
亜鉛鉄板等の熱良導体によって下部に取付部21h1,
21i1を一体的に有するL形形状に形成されていて、
取付部21h1,21i1にて図3に示したように外箱
10の底壁11にビス及びナット(図示省略)を用いて
固定されるようになっており、各シェル21d,21e
の下面との間に通気通路P2を形成している。また、上
方の各補強板21j,21kは、亜鉛鉄板等の熱良導体
によって上部に取付部21j1,21k1を一体的に有
するL形形状に形成されていて、取付部21j1,21
k1には図5に示したように流路切換弁25がビス及び
ナット(図示省略)を用いて固定されるようになってお
り、各シェル21d,21eの上面との間に通気通路P
3(図3参照)を形成している。
【0015】なお、中央の各補強板21f,21gの上
下両端部は、補強のために各シェル21d,21eに向
けて折り曲げられていて、各シェル21d,21eの外
側面に設けた凹所21d1,21e1に入り込んでい
る。また、下方の各補強板21h,21iの上端部及び
上方の各補強板21j,21kの下端部は、図3及び図
4から明らかなように、補強のために各シェル21d,
21eに向けて折り曲げられていて、各シェル21d,
21eの外側面に設けた凹所21d2,21e2に入り
込んでいる。各シェル21d,21eの凹所21d1,
21e1は、図4から明らかなように、凹所21d2,
21e2より僅かに深く形成されている。
【0016】上記のように構成した本実施形態の電解槽
21においては、各補強板21f,21g,21h,2
1i,21j,21kが各シェル21d,21eの外側
面との間に各通気通路P1,P2,P3を形成するとと
もに各シェル21d,21eの変形を抑制するものであ
るため、各シェル21d,21eからの熱を各通気通路
P1,P2,P3を通して大気中に放出することができ
て、各シェル21d,21eの過熱を抑制することがで
きるとともに、各シェル21d,21eの強度を十分に
確保することができる。また、各補強板21f,21
g,21h,21i,21j,21kを各シェル21
d,21eの連結手段であるビス21mとナット21n
等を用いて取付けるようにしたため、構成部品数及び組
付作業工数の低減を図ってコスト低減を図ることができ
る。
【0017】また、本実施形態においては、中央の各補
強板21f,21gを凹凸形状に形成したため、各補強
板21f,21gの薄肉・軽量化を図ることができると
ともに、放熱面積を増大して放熱効果を高めることがで
きる。また、下方の各補強板21h,21iに電解水生
成装置の外箱10内への取付部21h1,21i1(底
壁11への取付部)を一体的に設け、上方の各補強板2
1j,21kに流路切換弁25の取付部21j1,21
k1を一体的に設けたため、各補強板21h,21i,
21j,21kをブラケットとしても利用でき、構成部
品数及び組付作業工数の低減を図ってコスト低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解槽を含む電解水生成装置の
一実施形態を概略的に示す全体図である。
【図2】 図1に示した電解槽の側面図である。
【図3】 図2に示した電解槽の正面図である。
【図4】 図2に示した電解槽の部分断面図である。
【図5】 図1に示した電解槽と流路切換弁等の関係を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10…外箱、11…外箱底壁、21…電解槽、21a…
隔膜、21b,21c…電極、21d,21e…シェ
ル、21f,21g,21h,21i,21j,21k
…補強板、21h1,21i1…外箱内への取付部、2
1j1,21k1…流路切換弁の取付部、21m…ビ
ス、21n…ナット、P1,P2,P3…通気通路、2
5…流路切換弁。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の電極を挟んだ状態の一対
    の樹脂製の板状シェルを周縁部にてビス等の連結手段
    よって一体化してなり、前記一対の電極間を流れる水を
    電気分解して電解水を生成する電解水生成装置の電解槽
    であり、前記各シェルの外側面には断面凹凸形状の補強
    板が前記連結手段を用いて取付けられていて、同補強板
    と前記シェルとの間に通気通路が形成されていることを
    特徴とする電解水生成装置の電解槽。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電解槽において、前記補
    強板は、電解水生成装置の外箱内への取付部を一体的に
    備えていることを特徴とする電解水生成装置の電解槽。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電解槽において、前記補
    強板は、電解水の流出流路を切り換える流路切換弁への
    取付部を一体的に備えていることを特徴とする電解水生
    成装置の電解槽。
JP20403198A 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置の電解槽 Expired - Fee Related JP3443330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20403198A JP3443330B2 (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置の電解槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20403198A JP3443330B2 (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置の電解槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000033373A JP2000033373A (ja) 2000-02-02
JP3443330B2 true JP3443330B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=16483619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20403198A Expired - Fee Related JP3443330B2 (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置の電解槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3443330B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5572734B1 (ja) * 2013-05-21 2014-08-13 株式会社日本トリム 電解槽及びこれを備えた電解水生成装置
JP6870992B2 (ja) * 2017-01-18 2021-05-12 株式会社日本トリム 電解水生成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009447U (ja) 1994-09-22 1995-04-04 石切精機株式会社 連続式電解水生成器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3009447U (ja) 1994-09-22 1995-04-04 石切精機株式会社 連続式電解水生成器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000033373A (ja) 2000-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3443330B2 (ja) 電解水生成装置の電解槽
JP3393326B2 (ja) 電解水生成装置
JP6186029B1 (ja) 電解水生成装置
JP3494571B2 (ja) 電解水生成装置
CN214378699U (zh) 储能系统及其箱体
JP3469077B2 (ja) 電解水生成装置本体と別個に設置されるタンクユニット
JPH11253952A (ja) 電解水生成装置
JP3319940B2 (ja) アルカリイオン水生成器
JPH11253953A (ja) 電解水生成装置
JPH11290869A (ja) 水処理装置
CN112279419A (zh) 可移动净水系统
CN211820944U (zh) 一种可声控厨房水龙头
CN215048908U (zh) 一种废水污染物电化学降解装置
JP3439107B2 (ja) イオン水生成装置の電解槽
JP3319938B2 (ja) アルカリイオン水生成器
WO2023068317A1 (ja) 金属空気発電機及びそのユニット
CN210265951U (zh) 一种防水性好的闸阀
CN214743535U (zh) 一种新型净水龙头
CN212200643U (zh) 冲洗阀体和卫浴设备
CN213572193U (zh) 一种消毒水槽结构
JP3177739B2 (ja) 水栓の取付構造
JPH0971888A (ja) 横型多段電解槽
JPH11253945A (ja) 電解水生成装置
JPH07241563A (ja) 電解イオン水生成装置
CN113149149A (zh) 一种废水污染物电化学降解装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees