JP3442478B2 - ヘッド−ネックコイル - Google Patents

ヘッド−ネックコイル

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JP3442478B2
JP3442478B2 JP11986394A JP11986394A JP3442478B2 JP 3442478 B2 JP3442478 B2 JP 3442478B2 JP 11986394 A JP11986394 A JP 11986394A JP 11986394 A JP11986394 A JP 11986394A JP 3442478 B2 JP3442478 B2 JP 3442478B2
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良史 比嘉
徹男 荻野
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴イメージング
(MRI)装置に用いるRFコイルに関し、特にバード
ケージコイル構造のMRI用RFコイルであって頭部及
び頚部の撮像に用いるヘッド−ネックコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用し
て被検体中の所望の検査部位における原子核スピンの密
度分布,緩和時間分布等を計測して、その計測データか
ら被検体の断面を画像表示するものである。
【0003】均一で強力な静磁場発生装置内に置かれた
被検体の原子核スピンは、静磁場の強さによって定まる
周波数(ラーモア周波数)で静磁場の方向を軸として歳
差運動を行う。そこで、このラーモア周波数に等しい周
波数の高周波パルスを外部より照射すると、スピンが励
起されて高いエネルギー状態に遷移する。これを核磁気
共鳴現象と言う。この高周波パルスの照射を打ち切る
と、スピンはそれぞれの状態に応じた時定数で元の低い
エネルギー状態に戻り、この時に外部に電磁波を照射す
る。これをその周波数に同調した高周波受信コイル(R
Fコイル)で検出する。このとき、空間内に位置情報を
付加する目的で、三軸の傾斜磁場を静磁場空間に印加す
る。この結果、空間内の位置情報を周波数情報として捕
らえることができる。
【0004】このようなMRI装置において、被検体に
高周波回転磁場を印加するため、または被検体で発生す
る電磁波を受信するために用いられるRFコイルは、そ
の中に被検体を収容し、被検体の周囲の線輪(エレメン
ト)部分に高周波電流を流している。
【0005】このRFコイルの構造の一種にバードケー
ジ構造と呼ばれる形状のものがある。このバードケージ
コイル構造のRFコイル(以下、単にバードケージコイ
ルという)のうちハイパス形の一例を図9に示す。
【0006】第1のリング部2a及び第2のリング部2
b(以下、単にリング部とも言う)は導電ループを形成
し、略円形をなしており、2個のリング部2a,2bは
その面が平行になるように配置されている。エレメント
3はこの2個のリング部2a,2bをその各々の周縁に
沿って同一間隔に隔たった点でリング部2a,2bの面
に直交して接続されているもので、複数本のエレメント
から構成されている。また、コンデンサ4がリング部2
aのエレメント接続点間に直列に挿入され、またコンデ
ンサ5がリング部2bのエレメント接続点間に直列に挿
入されており、エレメント3のインダクタンスとこのコ
ンデンサ4,5の容量とで前記ラーモア周波数に共振す
るような値に選ばれている。このようなバードケージコ
イルは同相と直交の両成分の結合を同時に行うことがで
き、又、Qも十分高いので多く用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなバードケー
ジコイルでは、コイルの全長(=エレメントの長さ)と
コイルの断面(エレメントに垂直な断面)が決定される
と、エレメントとリング部が有するインダクタンスの大
きさが決まる。このバードケージコイルを必要な周波数
(=ラーモア周波数)で共振させる為には、必要なキャ
パシタンスが一義的に決定される。すなわち、バードケ
ージコイルの形状を決定することで、各部の素子の定数
が一義的に決まることになる。また、バードケージコイ
ルの形状が決定されることで、周囲及び内部の磁場分布
も殆ど定まる。
【0008】また、頭部を覆うような大きさのバードケ
ージコイル(バードケージ型のヘッドコイル)を用意す
ることで、頭部の血流を知ることが可能になる。ところ
で、頚動脈や脊髄液の流れ等を知りたい場合に従来のヘ
ッドコイルを用いたのでは、コイルの形状の制限により
首の部分で充分な情報が得られなかった。
【0009】そこで、図10に示すようなヘッド−ネッ
クコイルを用いることがある。ここで、図10はヘッド
−ネックコイルの外観構成を示す構成図、図11はヘッ
ド−ネックコイルを展開した状態を示す説明図である。
このヘッド−ネックコイルは、リング部2a,2bが一
部に突出部若しくは窪み部(切り込み部)を有する略円
形であることを特徴としている。そして、図12に示す
ように、窪みの部分が被検体の肩に合うようになってお
り、突出部が頚部に対して感度を有するように構成され
ている。
【0010】しかし、このようようなヘッド−ネックコ
イルにあっては、切り込み部を有する部分ではエレメン
トが存在していないため、磁場が均一とならず、感度領
域が小さいという問題がある。このような問題に対し、
リング部のコンデンサの容量を部分的に変えることで感
度分布を変えるものもある。しかし、上述の頚部の感度
の低下を解決することはできていなかった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、切り込み部分での感度低下を抑えるこ
とが可能なヘッド−ネックコイルを実現することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、バードケ
ージ構造のMRI用RFコイルとしてのヘッド−ネック
コイルであって、複数の円弧部がコンデンサを介して接
続されて形成され、一部に突出部若しくは窪み部を有す
る略円形の第1のリング部と、複数の円弧部がコンデン
サを介して接続されて形成され、一部に突出部若しくは
窪み部を有し、前記第1のリング部と平行に配置された
略円形の第2のリング部と、これら第1及び第2のリン
グ部の対向する位置にある各円弧部同士を接続する複数
のエレメントと、少なくとも給電が行われる隣接したエ
レメントの間で高周波電流を分流させる分流手段とから
構成されたヘッド−ネックコイルにより解決される。
【0013】また、前記の課題は、分流手段をコンデン
サとしたヘッド−ネックコイルによっても解決される。
更に、前記の課題は、バードケージ構造のMRI用RF
コイルとしてのヘッド−ネックコイルであって、一部に
突出部若しくは窪み部を有する略円形の第1のリング部
と、一部に突出部若しくは窪み部を有し、前記第1のリ
ング部と平行に配置された略円形の第2のリング部と、
これら第1及び第2のリング部の円周上の不等間隔の点
同士を接続する複数のエレメントとを有するヘッド−ネ
ックコイルにより解決される。
【0014】
【作用】課題を解決するヘッド−ネックコイルにおい
て、エレメントに分流手段が配置されているため、給電
部から分流手段までの電流量が増大し、リング部の切り
込み部分(窪み部)による感度低下が抑えられる。
【0015】また、分流手段をコンデンサで構成するこ
とにより、リング部にコンデンサを有するハイパス型の
ヘッド−ネックコイルにおいて分流が効果的に行われ
る。そして、ヘッド−ネックコイルにおいてエレメント
が不等間隔で配置されているため、エレメントが密な間
隔で配置されている領域で電流量が増大し、リング部の
切り込み部分(窪み部)による感度低下が抑えられる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のヘッド−ネック
コイルの構成例を示す構成図である。従来例で説明した
図10のヘッド−ネックコイルと同一物には同一番号を
付してある。すなわち、リング部2aは被検体の肩部に
対応する切り込み部、及び残余の部分の突出部とを有し
ている。また、対向するリング部2bはリング部2aに
対応する形となっており、エレメント3は全て同一長に
なっている。
【0017】そして、コンデンサ4がリング部2aのエ
レメント接続点間に直列に挿入され、またコンデンサ5
がリング部2bのエレメント接続点間に直列に挿入され
ており、エレメント3のインダクタンスとこのコンデン
サ4,5の容量とで前記ラーモア周波数に共振するよう
な値に選ばれている。また、突出部のエレメント3の位
置に分流手段を構成するコンデンサ6が配置されている
ことを特徴としている。
【0018】図2はヘッド−ネックコイル全体の等価回
路を示しており、コンデンサ4をC1,コンデンサ5を
C2,コンデンサ6をC3,エレメント3のインダクタ
ンスをL1〜L4で示している。
【0019】このように構成した本実施例は以下のよう
に動作する。被検体からのRF信号を受けて、L1,L
2,C2,L3,L4,C1からなる共振回路が共振状
態になる。このとき、コンデンサC3は分流手段を構成
しており、L1を流れる電流をi1とすると、L2側に
流れる電流i2と、コンデンサC3側に流れる電流i3
とに分けられる。
【0020】ここで、どのような比率で分流が行われる
かは、L2−C2−L3のインピーダンスZ2と、C3
のインピーダンスZ3との比率で決定される。すなわ
ち、Z3=1/(ωC3),Z2=ω(L2+L4)−
/(ωC2)と表すことができ、このZ2,Z3に応じ
た比率で分流が行われる。L1〜L4,C1,C2はコ
イルの大きさやラーモア周波数により一義的に決定され
ているので、C3の容量を調整することで分流比が決ま
る。
【0021】ここで、i1=i2(i3=0)が従来と
同じ動作であり、i3が少しでも流れるとi1>i2に
なる。i1がi2より相対的に大きくなることは、i1
が流れている領域の受信感度がi2が流れている受信感
度より大きくなることを意味している。
【0022】図3は以上の場合の受信感度の特性を示す
特性図である。横軸はエレメント上の位置を示してお
り、a,b,cはそれぞれコンデンサC1,C3,C2
の位置を示している。また、縦軸は各位置での受信感度
を示している。この図3の破線の特性は従来のヘッド−
ネックコイルによるもので、実線の特性は本実施例のヘ
ッド−ネックコイルによるものである。分流手段C3が
接続されることで、i1とi3との比率が変わる結果、
a〜bの領域で受信感度が増大し、b〜cの領域で受信
感度が低下する。この結果、切り込み部分の受信感度が
向上すると共に、全体として平坦な特性が得られるよう
にもなる。
【0023】図4は給電の様子を示す構成図であり、9
0°異なる位置に受信ポート7及び8を有しており、ク
ォドラチャ(Quadrature:直交位相)給電を行う場合を
示している。このようなクォドラチャ受信の場合、分流
手段を構成するコンデンサ6がいずれかの受信ポートに
存在するように構成する。そして、ヘッド−ネックコイ
ルの最も突出した部分のエレメントに分流手段のコンデ
ンサを配置するようにする。このようにすることで、感
度の低下の著しいヘッド−ネックコイルの端部で分流手
段による効果を有効に活用することができる。この図4
では、破線aで囲った領域が分流手段を有しており、受
信ポート7に接続されている。また、破線bで囲まれた
部分にも図示されていないコンデンサが分流手段として
接続されている。
【0024】図5は被検体9と共にヘッド−ネックコイ
ル1aの位置関係を示した説明図である。この図5の破
線で囲った領域が突出部であり、この突出部のエレメン
トに分流手段のコンデンサを配置するようにする。そし
て、この突出部のいずれか一方から給電を行なうように
する。
【0025】図6は分流手段を構成するコンデンサの他
の配置例を示す構成図である。上述の実施例では図4の
破線a,bの突出部の位置にのみコンデンサを配置し
た。これに対し、この図6の実施例では分流手段のコン
デンサ6をリング部のコンデンサと同数配置するように
している。すなわち、分流手段のコンデンサ6もリング
部(中間リング部)を構成し、全エレメントに対して配
置している。この場合も前述の実施例と同じ動作をす
る。この場合は、図2の等価回路のC3は、分流手段を
構成する全コンデンサの合成容量で考えればよい。
【0026】尚、以上の分流手段についてはコンデンサ
以外にも、高周波電流を分流させることが可能なL成
分,C成分を有する各種素子を用いることも可能であ
る。このような分流手段にコンデンサを用いた場合は、
容量の値をほぼ正確に選択することが容易であり、分流
の比率を正確に選べる利点を有している。
【0027】図7は本発明の他の実施例のヘッド−ネッ
クコイルの構成例を示す構成図である。前述の図1のヘ
ッド−ネックコイルと同一物には同一番号を付してあ
る。すなわち、リング部2aは被検体の肩部に対応する
切り込み部、及び残余の部分の突出部とを有している。
また、対向するリング部2bはリング部2aに対応する
形となっており、エレメント3は全て同一長になってい
る。そして、図1のヘッド−ネックコイルではリング部
の等間隔毎にエレメント3を接続していたが、この実施
例では不等間隔でエレメント3を配置することを特徴と
している。すなわち、等間隔に配置されたエレメント3
の特定の部分にエレメント3′を追加して配置してい
る。尚、リング部2a,2bには通常のエレメント3の
場合と同様に、エレメント3′の両端にもコンデンサ4
及び5が配置されている。
【0028】このような追加のエレメント3′が配置さ
れた場所では電流が多く流れるため、受信感度が上昇す
る。すなわち、被検体の頚部側に突出したリング部2a
の突出部に追加のエレメント3′を配置することで、頚
部付近の感度が上昇する効果が得られる。従って、ヘッ
ド−ネックコイルの切り込み部分での感度低下を抑える
ことが可能になる。
【0029】また、この追加のエレメント3′を切り込
み部の位置に配置することも可能である。すなわち、追
加のエレメント3′を配置する以前の状態では、リング
部2a付近において、切り込み部が突出部に比べて相対
的に単位面積当たりの電流が少ないために、クォドラチ
ャ受信を行った場合に切り込み部からの受信信号のレベ
ルが突出部からの受信信号のレベルより小さくなる。従
って、クォドラチャ受信のSN比改善(√2倍)が理論
通りに行われなくなっている。そこで、相対的に受信レ
ベルが小さくなっている切り込み部にエレメント3′を
追加することで、受信レベル差がなくなり、クォドラチ
ャ受信のSN比改善が理論通りに行われるようになる効
果がある。
【0030】図8は本発明の更に他の実施例のヘッド−
ネックコイルの構成例を示す構成図である。前述の図7
のヘッド−ネックコイルと同一物には同一番号を付して
ある。図1のヘッド−ネックコイルではリング部の等間
隔毎にエレメント3を接続していたが、この実施例では
前述の図7と同様に不等間隔でエレメント3を配置する
ことを特徴としている。すなわち、エレメント3の間隔
が密な領域3aと、間隔が疎な領域3bとにしている。
尚、図示されていない側にも、図示された密な領域及び
疎な領域に対応して、密,疎な領域が存在しているもの
とする。この場合、従来からの通常間隔も組み合わせ
て、密,通常,疎の3種類の間隔を任意に組み合わせる
ことが可能であるが、相対的な間隔の差により単位面積
当たりの電流が異なるものとなり、間隔が密な部分で感
度の上昇が得られる。従って、ヘッド−ネックコイルの
切り込み部分での感度低下を抑えることが可能になる。
【0031】この実施例でも、感度を向上させたい部
分、例えば突出部を密なエレメント間隔とすることで、
容易に感度の上昇の効果が得られる。また、前述の実施
例と同様に、切り込み部を密な間隔とすることで、クォ
ドラチャ受信で理論通りのSN改善効果が得られるよう
にもなる。
【0032】尚、図7及び図8を用いて説明した実施例
のヘッド−ネックコイルは、リング部にコンデンサを有
するハイパス型であってもエレメントにコンデンサを有
するローパス型のいずれの型のMRI用RFコイルにつ
いても用いることが可能である。
【0033】以上説明したように、バードケージ構造の
MRI用RFコイルとしてのヘッド−ネックコイルであ
って、複数の円弧部がコンデンサを介して接続されて形
成され、一部に突出部若しくは窪み部を有する略円形の
第1のリング部と、複数の円弧部がコンデンサを介して
接続されて形成され、一部に突出部若しくは窪み部を有
し、前記第1のリング部と平行に配置された略円形の第
2のリング部と、これら第1及び第2のリング部の対向
する位置にある各円弧部同士を接続する複数のエレメン
トと、少なくとも給電が行われる隣接したエレメントの
間で高周波電流を分流させる分流手段とから構成された
ヘッド−ネックコイルによると、エレメントに分流手段
が配置されているため、給電部から分流手段までの電流
量が増大し、その部分で感度が上昇する。従って、リン
グ部の切り込み部分による感度低下が抑えられる。
【0034】また、分流手段をコンデンサで構成したヘ
ッド−ネックコイルによれば、容量の値をほぼ正確に選
択することが容易であり、分流の比率を正確に選べる効
果がある。
【0035】そして、バードケージ構造のMRI用RF
コイルとしてのヘッド−ネックコイルであって、一部に
突出部若しくは窪み部を有する略円形の第1のリング部
と、一部に突出部若しくは窪み部を有し、前記第1のリ
ング部と平行に配置された略円形の第2のリング部と、
これら第1及び第2のリング部の円周上の不等間隔の点
同士を接続する複数のエレメントと、を有するヘッド−
ネックコイルによれば、エレメントが密な間隔で配置さ
れている領域で電流量が増大し、その部分で感度が上昇
する。従って、リング部の切り込み部分による感度低下
が抑えられる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
エレメント中に分流手段を設け、若しくはエレメントの
配置を不等間隔にするようにし、エレメント上の電流分
布若しくは単位面積当りの電流を変えるようにしたこと
で、切り込み部分での感度低下を抑えることが可能なヘ
ッド−ネックコイルが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のヘッド−ネックコイルの構
成の詳細を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例のヘッド−ネックコイルの等
価回路を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施例のヘッド−ネックコイルの感
度特性を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例のヘッド−ネックコイルのク
ォドラチャ送受信の詳細を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例のヘッド−ネックコイルの被
検体との位置関係を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例のヘッド−ネックコイルの
構成を示す構成図である。
【図7】本発明の他の実施例のヘッド−ネックコイルの
構成を示す構成図である。
【図8】本発明の他の実施例のヘッド−ネックコイルの
構成を示す構成図である。
【図9】従来のMRI用RFコイルの構成例を示す構成
図である。
【図10】従来のヘッド−ネックコイルの構成例を示す
構成図である。
【図11】従来のヘッド−ネックコイルの構成例を展開
した状態で示す説明図である。
【図12】ヘッド−ネックコイルの配置例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1a ヘッド−ネックコイル 2a,2b リング部 3 エレメント 4 コンデンサ 5 コンデンサ 6 分流手段を構成するコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−90923(JP,A) 特開 昭60−132547(JP,A) 特開 昭62−190705(JP,A) 特開 平5−269105(JP,A) 特開 平6−54822(JP,A) 特開 平7−308304(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バードケージ構造のMRI用RFコイル
    としてのヘッド−ネックコイルであって、 略円形の第1のリング部と略円形の第2のリング部とが
    すべてが同一の長さである複数のエレメントを介して接
    続されており、 前記第1のリング部及び前記第2のリング部において、
    前記接続された複数のエレメントの間にコンデンサが接
    続されており、 前記第1のリング部は、被検体の肩が入る窪み部及び被
    検体の頸部を覆う突出部を有しており、 前記第2のリング部は、前記複数のエレメントを介して
    前記第1のリング部における窪み部及び突出部に対応し
    てそれぞれ窪み部及び突出部を有しており、 前記第1のリングにおける突出部付近の受信感度を高め
    るように所定の前記エレメントの間を接続する受信感度
    向上用コンデンサを備えたことを特徴とするヘッド−ネ
    ックコイル。
  2. 【請求項2】 バードケージ構造のMRI用RFコイル
    としてのヘッド−ネックコイルであって、 略円形の第1のリング部と略円形の第2のリング部とが
    すべてが同一の長さである複数のエレメントを介して接
    続されており、 前記第1のリング部は、被検体の肩が入る窪み部及び被
    検体の頸部を覆う突出部を有しており、 前記第2のリング部は、前記複数のエレメントを介して
    前記第1のリング部における窪み部及び突出部に対応し
    てそれぞれ窪み部及び突出部を有しており、 前記第1のリングにおける突出部付近の受信感度を高め
    るように前記第1のリング部及び前記第2のリング部に
    接続された前記複数のエレメントの間隔が異なっている
    ことを特徴とするヘッド−ネックコイル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11125841B2 (en) 2014-08-11 2021-09-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Radio frequency coil and magnetic resonance imaging system comprising the same

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