JP3440446B2 - Conductive paste - Google Patents

Conductive paste

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JP3440446B2
JP3440446B2 JP09561094A JP9561094A JP3440446B2 JP 3440446 B2 JP3440446 B2 JP 3440446B2 JP 09561094 A JP09561094 A JP 09561094A JP 9561094 A JP9561094 A JP 9561094A JP 3440446 B2 JP3440446 B2 JP 3440446B2
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parts
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solvent
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のアッセン
ブリーや各種部品類の接着等に使用するもので、低温硬
化性、速硬化性で、貯蔵安定性、接着性、耐湿性に優れ
た導電性ペーストに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に導電性ペーストは、エポキシ樹脂
等の結合剤と導電性粉末とから構成され、各種電子部品
の接着、コーティング、印刷による回路形成等に適用さ
れている。結合剤は主に熱硬化性樹脂で、硬化剤により
熱硬化して有機溶剤に不溶となり、また、耐熱性、耐湿
性、耐侯性等が付与される。結合剤にエポキシ樹脂を用
いる場合、その硬化剤として、ポリアミド樹脂、アミン
類、メラミン類、酸無水物、三フッ化ホウ素、アミン錯
体等の多種多用のものが使用されている。 【0003】ところが低温硬化性、速硬化性の優れたも
のを得ようとする場合、アミン化合物を配合したエポキ
シ樹脂組成物では貯蔵安定性に乏しいので、比較的低温
では安定でゲル化せず、加熱時には速やかに硬化すると
いう、いわゆる潜在性硬化剤が強く望まれている。潜在
性硬化剤としては分散溶融型が広く用いられ、ジシアン
ジアミド、二塩基酸ヒドラジド、メラミンおよびその誘
導体、イミダゾール誘導体等が挙げられる。しかし、ジ
シアンジアミド、二塩基酸ヒドラジド、メラミンおよび
その誘導体は貯蔵安定性に優れているが、150 ℃以上の
高温、長時間硬化を必要とする欠点があり、イミダゾー
ル誘導体は低温硬化性と貯蔵安定性とのバランスをとる
のが難しく、満足のゆく樹脂組成物が得られない。ま
た、近年、低温硬化性と貯蔵安定性を兼ね備えた分散溶
融型硬化剤・触媒やマイクロカプセル型硬化剤・触媒が
上市されたが、これらの触媒はいずれも溶剤または反応
性希釈剤に溶ける。このため、溶剤または反応性希釈剤
成分を含む導電性ペーストは、貯蔵安定性に乏しい欠点
があり、これらの問題解決には至っていない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、低温硬化性、速硬化性であ
り、かつ貯蔵安定性にも優れたもので、従来にない、新
規な導電性ペーストを提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、後述する潜在
性硬化剤ないし触媒の組成のペーストを用いることによ
って、上記の目的を達成できることを見いだし、本発明
を完成したものである。 【0006】即ち、本発明は、 (A)(a )エポキシ樹脂、(b )フェノール樹脂系硬
化剤、(c )次の一般式(1)又は(2)で示されるス
ルホニウム塩 【0007】 【化2】からなる変性樹脂、 (B)導電性粉末および (C)溶剤、反応性希釈剤またはこれらの混合物 を必須成分としてなることを特徴とする導電性ペースト
である。 【0008】以下、本発明を詳細に説明する。 【0009】本発明に用いる(A)変性樹脂は、(a )
エポキシ樹脂、(b )フェノール樹脂系硬化剤および
(c )前記一般式化2で示されるスルホニウム塩からな
るものである。これに用いる(a )エポキシ樹脂として
は、例えばエピコート827,828,834,100
1,1002,1007,1009(シェル化学社製、
商品名)、DER330,331,332,334,3
35,336,337,383,660(ダウ・ケミカ
ル社製、商品名)、アラルダイトGY250,260,
280,6071,6084,6097,6099(チ
バガイギー社製、商品名)、EPI−REZ510,5
101(JONE DABNEY社製、商品名)、エピ
クロン810,1000,1010,3010(大日本
インキ化学工業社製、商品名)、旭電化社製EPシリー
ズ等が挙げられる。さらに、平均エポキシ基数 3以上、
例えばノボラックエポキシ樹脂を使用することにより熱
時(350 ℃)の接着強度を更に向上させることができ
る。これらのノボラックエポキシ樹脂としては、分子量
500以上のものが望ましい。ノボラックエポキシ樹脂と
しては、例えばアラルダイトEPN1138,113
9、ECN1273,1280,1299(チバガイギ
ー社製、商品名)、DEN431,438(ダウ・ケミ
カル社製、商品名)、エピコート152,154(シェ
ル化学社製、商品名)、ERR−0100、ERRB−
0447、ERLB−0488(ユニオンカーバイド社
製、商品名)、EOCNシリーズ(日本化薬社製、商品
名)、等が挙げられ、これらは単独又は 2種以上混合し
て使用することができる。 【0010】変性樹脂の他の成分の(b )フェノール樹
脂系硬化剤としては、例えばXL225L(住友化学社
製、商品名)、レジンM(丸善石油社製、商品名)、V
H4170(大日本インキ化学工業社製、商品名)、B
RG555〜559、CKM−908,941,128
2,1634,2103,2400,2432,525
4、OTS467、CKS3592(昭和高分子社製、
商品名)等が挙げられ、これらは単独又は 2種以上混合
して使用することができる。フェノール樹脂系硬化剤
は、ペースト硬化物や塗膜の耐熱性、常温接着強度、熱
時接着強度および密着性を向上させるものである。 【0011】また、変性樹脂における他の成分の(c )
スルホニウム塩としては、前記一般式化2で示されるも
のを使用する。スルホニウム塩の具体的な化合物として
は、例えば、 【0012】 【化3】 【0013】 【化4】 【0014】 【化5】等が挙げられ、これらは単独または混合して使用するこ
とができる。このスルホニウム塩は、エポキシ樹脂に対
してカチオン重合触媒として作用する。スルホニウム塩
の配合割合は、エポキシ樹脂 100重量部に対して 0.5〜
20重量部配合することが望ましい。配合量が 0.5重量部
未満では、速硬化性に効果なく硬化速度も低下し実用的
ではなくなる。また、20重量部を超えるとペーストの貯
蔵安定性が乏しくなり、かつペースト硬化物中に残留す
るルイス酸のため、高湿条件下で電気特性が劣化した
り、素地金属を腐食(電食)したり信頼性に欠け好まし
くない。 【0015】上述した各成分であるエポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂系硬化剤およびスルホニウム塩を溶剤又は反
応性希釈剤で溶解混合させるか、又は加熱反応させて部
分的に結合させた変性樹脂を使用する。 【0016】本発明に用いる(B)導電性粉末として
は、例えば銀粉末、銅粉末、ニッケル粉末、表面に金属
層を有する粉末等が挙げられ、これらは単独又は 2種以
上混合して使用することができる。 【0017】本発明に用いる(C)溶剤、反応性希釈剤
またはこれらの混合物としては、(A)の変性樹脂を溶
解するものであり、ペーストの作業粘度を調節、改善さ
せるもので、溶剤、反応性希釈剤およびそれらの混合物
が使用される。具体的な溶剤としては、ジオキサン、ヘ
キサン、トルエン、メチルセロソルブ、シクロヘキサ
ン、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート、
ブチルカルビトールアセテート、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、ジアセトンアルコール、ジメチルアセトア
ミド、γ−ブチロラクトン、1,3-ジメチル-2−イミダゾ
リジノン等が挙げられ、これらは単独又は2種以上混合
して使用することができる。 【0018】また、反応性希釈剤としては、n-ブチルグ
リシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2-エチ
ルヘキシルグリシジルエーテル、スチレンオキサイド、
フェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエー
テル、p-sec-ブチルフェニルグリシジルエーテル、グリ
シジルメタクリレート、t-ブチルフェニルグリシジルエ
ーテル、ジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジ
グリシジルエーテル、ブタンジオールジグリシジルエー
テル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテ
ル、1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル等が挙
げられ、これらは単独又は 2種以上混合して使用するこ
とができる。また、溶剤と反応性希釈剤とを混合して使
用することもできる。溶剤を使用する場合、硬化温度や
硬化時間等の条件に合わせ、沸点をよく検討して溶剤を
選択する必要がある。 【0019】本発明の導電性ペーストは、上述した変性
樹脂、導電性粉末および溶剤、反応性希釈剤またはこれ
らの混合物を必須成分とするが、本発明の目的に反しな
い限り、また必要に応じて消泡剤、カップリング剤、そ
の他の添加剤を配合することができる。 【0020】この導電性ペーストは、常法に従い上述し
た各成分を十分混合した後、更に例えば三本ロール等に
よる混練処理を行い、その後減圧脱泡して製造すること
ができる。こうして製造した導電性ペーストは、各種電
子部品の接着、コーティング剤、印刷による電極形成、
回路形成等に使用することができる。 【0021】 【作用】本発明の導電性ペーストは、変性樹脂、導電性
粉末および溶剤、反応性希釈剤またはこれらの混合物を
必須成分とすることによって目的を達成したものであ
る。特に、変性樹脂中にカチオン重合型触媒を組み入れ
ることによって、低温硬化、速硬化を可能にし、また一
液型で貯蔵安定性の優れたペーストを調製することがで
きた。 【0022】 【実施例】次に本発明を実施例によって説明するが、本
発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。以下の実施例および比較例において「部」とは特に
説明のない限り「重量部」を意味する。 【0023】実施例1 エポキシ樹脂のエピコート1004(油化シェルエポキ
シ社製、商品名) 100部と、フェノール樹脂系硬化剤の
レジンM(丸善石油社製、商品名)13部とを、メチルセ
ロソルブ 113部中で 100℃, 1時間溶解反応を行い粘稠
な樹脂を得た。この樹脂30部に前記化4で示されるスル
ホニウム塩 0.20 部、添加剤 0.020部および銀粉末60部
を混合し、さらに三本ロールで混練して導電性ペースト
(A)を製造した。 【0024】実施例2 エポキシ樹脂のエピコート1001(油化シェルエポキ
シ社製、商品名) 100部、フェノール樹脂系硬化剤のV
H4170(大日本インキ化学工業社製、商品名)24.8
部を、ジエチレングリコールジメチルエーテル 299.5部
とトルエン74.9部の混合溶剤中で 100℃, 1時間溶解反
応を行い粘稠な樹脂を得た。この樹脂36.9部に前記化5
で示されるスルホニウム塩 0.25 部、添加剤 0.12 部お
よび銀粉末60部を混合し、さらに三本ロールで混練して
導電性ペースト(B)を製造した。 【0025】実施例3 エポキシ樹脂のYL−980(油化シェルエポキシ社
製、商品名) 100部、フェノール樹脂系硬化剤のCKS
3592(昭和高分子社製、商品名)81.5部を、アリル
グリシジルエーテル90.8部中で 100℃,1 時間溶解反応
を行い粘稠な樹脂を得た。この樹脂25.8部に前記化3で
示されるスルホニウム塩 0.09 部、添加剤0.05 部およ
び銀粉末61部を混合し、さらに三本ロールで混練して導
電性ペースト(C)を製造した。 【0026】比較例 市販のエポキシ樹脂ベースの溶剤型半導体用導電性ペー
スト(D)を入手した。 【0027】実施例1〜3および比較例で得た導電性ペ
ースト(A)、(B)、(C)および(D)を用いて、
接着強度、耐湿性、貯蔵安定性を試験した。その結果を
表1に示したが、いずれも本発明が優れており、本発明
の顕著な効果が認められた。 【0028】 【表1】 *1 :測定条件を試料約10mg,昇温速度10℃/min と
し、示差走査熱量計(DSC)で測定した。 *2 :25℃の恒温槽に保管し、粘度が初期粘度の 2倍に
なるまでの日数を貯蔵安定性の尺度とした。 *3 :銀メッキしたリードフレーム(銅系)上に 2.0×
2.0mmのシリコンチップを接着し、150 ℃×1 h の温度
で硬化後、25℃の温度でテンションゲージを用いて測定
した。 *4 :銀メッキしたリードフレーム(銅系)上に 2.0×
2.0mmのシリコンチップを接着し、121 ℃×100 %R・
H×2 atm ×24時間処理後、25℃の温度でテンションゲ
ージを用いて測定した。 【0029】 【発明の効果】以上の説明および表1から明らかなよう
に、本発明の導電性ペーストは、接着性、耐湿性に優
れ、また低温硬化性、速硬化性を有していながら、貯蔵
安定性にも優れているものである。この導電性ペースト
を使用することによって信頼性の高い電子部品を製造す
ることができる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention is used for assembling semiconductor devices and for bonding various parts, and has a low-temperature curing property, a fast curing property, and a storage stability. The present invention relates to a conductive paste having excellent adhesiveness and moisture resistance. 2. Description of the Related Art Generally, a conductive paste is composed of a binder such as an epoxy resin and a conductive powder, and is applied to bonding of various electronic parts, coating, circuit formation by printing, and the like. The binder is mainly a thermosetting resin, and is thermally cured by the curing agent to become insoluble in an organic solvent, and is imparted with heat resistance, moisture resistance, weather resistance, and the like. When an epoxy resin is used as the binder, various types of curing agents such as polyamide resins, amines, melamines, acid anhydrides, boron trifluoride, and amine complexes are used. [0003] However, when an epoxy resin composition containing an amine compound is inferior in storage stability, it is not stable and does not gel at a relatively low temperature in order to obtain an excellent low-temperature curability and fast-curing property. There is a strong demand for a so-called latent curing agent that cures quickly when heated. As the latent curing agent, a dispersion melting type is widely used, and examples thereof include dicyandiamide, dibasic hydrazide, melamine and derivatives thereof, and imidazole derivatives. However, dicyandiamide, dibasic hydrazide, melamine and their derivatives have excellent storage stability, but have the drawback that they require curing at high temperatures of 150 ° C or more for a long time, and imidazole derivatives have low-temperature curability and storage stability. It is difficult to balance with the above, and a satisfactory resin composition cannot be obtained. In recent years, a dispersion-melting type curing agent / catalyst and a microcapsule type curing agent / catalyst having both low-temperature curability and storage stability have been put on the market. All of these catalysts are soluble in a solvent or a reactive diluent. Therefore, a conductive paste containing a solvent or a reactive diluent component has a drawback of poor storage stability, and has not solved these problems. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, and has a low-temperature curing property, a fast curing property, and excellent storage stability. To provide a new conductive paste. The present inventors have made intensive studies to achieve the above object, and as a result, by using a paste having a latent curing agent or catalyst composition described later, It has been found that the object of the present invention can be achieved, and the present invention has been completed. That is, the present invention provides (A) (a) an epoxy resin, (b) a phenolic resin-based curing agent, and (c) a sulfonium salt represented by the following general formula (1) or (2). Formula 2 A conductive resin comprising (B) a conductive powder and (C) a solvent, a reactive diluent or a mixture thereof as essential components. Hereinafter, the present invention will be described in detail. The modified resin (A) used in the present invention comprises (a)
It comprises an epoxy resin, (b) a phenolic resin-based curing agent, and (c) a sulfonium salt represented by the general formula (2). As the epoxy resin (a) used for this, for example, Epicoat 827, 828, 834, 100
1,1002,1007,1009 (manufactured by Shell Chemical Company,
(Product name), DER330,331,332,334,3
35,336,337,383,660 (manufactured by Dow Chemical Company, trade name), Araldite GY250,260,
280, 6071, 6084, 6097, 6099 (trade name, manufactured by Ciba Geigy), EPI-REZ 510,5
101 (manufactured by JONE DABNEY, trade name), Epicron 810, 1000, 1010, 3010 (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, Inc.), EP series manufactured by Asahi Denka Co., Ltd., and the like. Furthermore, the average number of epoxy groups is 3 or more,
For example, by using a novolak epoxy resin, the adhesive strength when heated (at 350 ° C.) can be further improved. The molecular weight of these novolak epoxy resins is
500 or more is desirable. As the novolak epoxy resin, for example, Araldite EPN1138, 113
9, ECN1273, 1280, 1299 (Ciba-Geigy Co., trade name), DEN431, 438 (Dow Chemical Co., trade name), Epicoat 152, 154 (Shell Chemical Co., trade name), ERR-0100, ERRB-
0447, ERLB-0488 (manufactured by Union Carbide, trade name), EOCN series (manufactured by Nippon Kayaku Co., Ltd.) and the like, and these can be used alone or in combination of two or more kinds. Examples of (b) a phenolic resin curing agent as another component of the modified resin include XL225L (trade name, manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.), Resin M (trade name, manufactured by Maruzen Oil Co., Ltd.), V
H4170 (product name, manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, Inc.), B
RG555-559, CKM-908,941,128
2,1634,2103,2400,2432,525
4, OTS467, CKS3592 (manufactured by Showa Polymer Co., Ltd.,
And the like, and these can be used alone or in combination of two or more. The phenolic resin-based curing agent improves the heat resistance, room temperature bonding strength, hot bonding strength, and adhesion of the cured paste or coating film. Further, (c) the other component in the modified resin
As the sulfonium salt, those represented by the aforementioned general formula 2 are used. Specific compounds of the sulfonium salt include, for example, [0013] Embedded image And the like, and these can be used alone or as a mixture. This sulfonium salt acts as a cationic polymerization catalyst on the epoxy resin. The compounding ratio of the sulfonium salt is 0.5 to 100 parts by weight of the epoxy resin.
It is desirable to mix 20 parts by weight. If the compounding amount is less than 0.5 part by weight, the curing speed is lowered without effecting the rapid curing property, and the curing is not practical. If the content exceeds 20 parts by weight, the storage stability of the paste becomes poor, and the Lewis acid remaining in the cured paste deteriorates the electrical properties under high humidity conditions and corrodes the base metal (electrolytic corrosion). It is not preferable because of lack of reliability. A modified resin obtained by dissolving and mixing the epoxy resin, phenolic resin-based curing agent and sulfonium salt, which are the above-described components, with a solvent or a reactive diluent, or by causing a heat reaction to partially bond the resin is used. The (B) conductive powder used in the present invention includes, for example, silver powder, copper powder, nickel powder, and powder having a metal layer on the surface. These may be used alone or as a mixture of two or more. be able to. The solvent (C), the reactive diluent, or a mixture thereof used in the present invention dissolves the modified resin (A) and controls and improves the working viscosity of the paste. Reactive diluents and mixtures thereof are used. Specific solvents include dioxane, hexane, toluene, methyl cellosolve, cyclohexane, butyl cellosolve, butyl cellosolve acetate,
Butyl carbitol acetate, diethylene glycol dimethyl ether, dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, diacetone alcohol, dimethylacetamide, γ-butyrolactone, 1,3-dimethyl-2-imidazolidinone, and the like, alone or in combination of two or more It can be mixed and used. Examples of the reactive diluent include n-butyl glycidyl ether, allyl glycidyl ether, 2-ethylhexyl glycidyl ether, styrene oxide,
Phenyl glycidyl ether, cresyl glycidyl ether, p-sec-butylphenyl glycidyl ether, glycidyl methacrylate, t-butyl phenyl glycidyl ether, diglycidyl ether, polyethylene glycol diglycidyl ether, polypropylene glycol diglycidyl ether, butanediol diglycidyl ether, Trimethylolpropane triglycidyl ether, 1,6-hexanediol diglycidyl ether and the like can be mentioned, and these can be used alone or in combination of two or more. Further, a solvent and a reactive diluent can be mixed and used. When a solvent is used, it is necessary to carefully consider the boiling point and select a solvent in accordance with conditions such as a curing temperature and a curing time. The conductive paste of the present invention comprises the above-mentioned modified resin, conductive powder and solvent, a reactive diluent or a mixture thereof as essential components. In addition, an antifoaming agent, a coupling agent, and other additives can be blended. This conductive paste can be produced by thoroughly mixing the above-described components according to a conventional method, further performing a kneading treatment using, for example, a three-roll mill, and then defoaming under reduced pressure. The conductive paste thus manufactured is used for bonding various electronic components, coating agents, forming electrodes by printing,
It can be used for circuit formation and the like. The purpose of the conductive paste of the present invention is achieved by using a modified resin, a conductive powder and a solvent, a reactive diluent or a mixture thereof as essential components. In particular, by incorporating a cationic polymerization type catalyst into the modified resin, a low-temperature curing and a rapid curing were enabled, and a one-pack type paste having excellent storage stability was able to be prepared. Next, the present invention will be described with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples. In the following Examples and Comparative Examples, “parts” means “parts by weight” unless otherwise specified. Example 1 100 parts of an epoxy resin Epicoat 1004 (trade name, manufactured by Yuka Shell Epoxy Co., Ltd.) and 13 parts of resin M, a phenolic resin-based curing agent (trade name, manufactured by Maruzen Oil Co., Ltd.), were treated with methyl cellosolve. A dissolution reaction was performed in 113 parts at 100 ° C for 1 hour to obtain a viscous resin. To 30 parts of this resin, 0.20 part of the sulfonium salt represented by Chemical Formula 4, 0.020 parts of an additive, and 60 parts of silver powder were mixed and kneaded with a three-roll mill to produce a conductive paste (A). Example 2 100 parts of an epoxy resin epicoat 1001 (trade name, manufactured by Yuka Shell Epoxy Co.), and a phenol resin-based curing agent V
H4170 (product name, manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, Inc.) 24.8
Was dissolved in a mixed solvent of 299.5 parts of diethylene glycol dimethyl ether and 74.9 parts of toluene at 100 ° C. for 1 hour to obtain a viscous resin. In 36.9 parts of this resin,
Was mixed with 0.25 parts of a sulfonium salt, 0.12 parts of an additive and 60 parts of silver powder, and kneaded with a three-roll mill to produce a conductive paste (B). Example 3 100 parts of epoxy resin YL-980 (trade name, manufactured by Yuka Shell Epoxy Co.), CKS of phenol resin-based curing agent
8592 parts of 3592 (trade name, manufactured by Showa Polymer Co., Ltd.) were dissolved in 90.8 parts of allyl glycidyl ether at 100 ° C. for 1 hour to obtain a viscous resin. To 25.8 parts of this resin, 0.09 part of the sulfonium salt represented by Chemical Formula 3, 0.05 part of an additive, and 61 parts of silver powder were mixed, and kneaded with a three-roll mill to produce a conductive paste (C). Comparative Example A commercially available epoxy resin-based conductive paste (D) for a solvent-based semiconductor was obtained. Using the conductive pastes (A), (B), (C) and (D) obtained in Examples 1 to 3 and Comparative Example,
The adhesive strength, moisture resistance and storage stability were tested. The results are shown in Table 1. As shown in Table 1, the present invention was excellent, and the remarkable effects of the present invention were recognized. [Table 1] * 1: Measured with a differential scanning calorimeter (DSC) at a measurement condition of about 10 mg of sample and a heating rate of 10 ° C./min. * 2: Stored in a thermostat at 25 ° C, and the number of days until the viscosity doubles the initial viscosity was used as a measure of storage stability. * 3: 2.0 × on silver-plated lead frame (copper)
A 2.0 mm silicon chip was adhered, cured at a temperature of 150 ° C. × 1 h, and measured at 25 ° C. using a tension gauge. * 4: 2.0 × on silver-plated lead frame (copper)
Attach 2.0mm silicon chip, 121 ℃ × 100% R ・
After treatment at H × 2 atm × 24 hours, the measurement was carried out at 25 ° C. using a tension gauge. As is clear from the above description and Table 1, the conductive paste of the present invention has excellent adhesiveness and moisture resistance, and has low-temperature curability and quick-curing property. It also has excellent storage stability. By using this conductive paste, a highly reliable electronic component can be manufactured.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 23/29 H05K 1/09 23/31 H01L 23/30 H05K 1/09 (56)参考文献 特開 平2−178319(JP,A) 特開 平4−11626(JP,A) 特開 平5−230189(JP,A) 特開 平7−278273(JP,A) 特開 平4−214773(JP,A) 特開 平5−36738(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 59/00 - 59/72 C09J 9/02 C09J 163/00 - 163/10 H01B 1/20 - 1/24 H01L 23/29 H01L 23/31 H05K 1/09 ──────────────────────────────────────────────────の Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification code FI H01L 23/29 H05K 1/09 23/31 H01L 23/30 H05K 1/09 (56) References JP-A-2-178319 (JP) , A) JP-A-4-11626 (JP, A) JP-A-5-230189 (JP, A) JP-A-7-278273 (JP, A) JP-A-4-214773 (JP, A) 5-36738 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) C08G 59/00-59/72 C09J 9/02 C09J 163/00-163/10 H01B 1/20-1 / 24 H01L 23/29 H01L 23/31 H05K 1/09

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)(a )エポキシ樹脂、(b )フェ
ノール樹脂系硬化剤、(c )次の一般式(1)又は
(2)で示されるスルホニウム塩 【化1】からなる変性樹脂、 (B)導電性粉末および (C)溶剤、反応性希釈剤またはこれらの混合物 を必須成分としてなることを特徴とする導電性ペース
ト。
(57) [Claims] (1) (A) (a) an epoxy resin, (b) a phenolic resin-based curing agent, (c) a sulfonium represented by the following general formula (1) or (2) Salt A conductive paste comprising, as essential components, a modified resin comprising (B) a conductive powder and (C) a solvent, a reactive diluent or a mixture thereof.
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