JP3439201B2 - ゲーム進行制御プログラム、ゲーム進行制御方法及び装置 - Google Patents

ゲーム進行制御プログラム、ゲーム進行制御方法及び装置

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JP3439201B2
JP3439201B2 JP2001194811A JP2001194811A JP3439201B2 JP 3439201 B2 JP3439201 B2 JP 3439201B2 JP 2001194811 A JP2001194811 A JP 2001194811A JP 2001194811 A JP2001194811 A JP 2001194811A JP 3439201 B2 JP3439201 B2 JP 3439201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互接続された複
数の端末で同時に進行するゲームの進行を端末毎に制御
する(または、複数の操作手段を有して操作手段毎にゲ
ームが同時に進行するゲームの進行を制御する)技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、キャラクタ等のオブジェクトをモ
ニタ画面内に作成される仮想3次元空間上に表示するよ
うにした種々のゲーム装置が普及している。かかるゲー
ム装置として、スキー・サーフィン・モータボート・ス
ノーボード・スケートボード・カーレース等を模擬した
ものが知られている。従来、このようなゲーム装置にお
いては、ゲームの進行において中心的な役割を果たすオ
ブジェクト(または、キャラクタ)である主オブジェク
ト(または、主人公キャラクタ)を一人のプレイヤが操
作して、その操作に基づいて算出されるポイントをプレ
イヤ間で競うか、あるいは、複数のプレイヤが同時に各
プレイヤの操作可能なオブジェクト(または、キャラク
タ)を操作して、その操作に基づいてプレイヤ間の勝敗
(または、順位)を決めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のゲーム装置
においては、プレイヤが個々にゲームを行ない、プレイ
ヤ間の競争意識によって興趣性が醸し出されるため、複
数のプレイヤが協力してゲームを楽しむことは困難であ
った。
【0004】また、例えば、主オブジェクト(または、
主人公キャラクタ)を操作するプレイヤが交代すること
によって、複数人が協力して、上記ポイントのアップを
競うことは可能であるが、交代するタイミング及び順序
等がプレイヤによって自由に決定することができるた
め、スリリングにゲームを実行することは困難であっ
た。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、複数のプレイヤが協力してゲームを楽しむことが
可能で、且つ、スリリングなゲームが楽しめるゲーム進
行制御プログラム、ゲーム進行制御方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数の通信可能に接続された端末装置において同時
に進行するゲームの進行を制御するために各端末装置毎
に用いられるゲーム進行制御プログラムであって、 前記
端末装置を、前記複数の端末装置から、ゲームの1の
人公キャラクタの操作が可能な端末装置である1の操作
端末を、所定のタイミングで選定する操作端末選定手段
と、前記操作端末選定手段による操作端末の選定に基づ
いて、当該端末装置が操作端末である状態か否かを切り
換える移行手段と、当該端末装置が前記操作端末である
場合に、当該端末装置に設けられた操作手段からの主人
公キャラクタの行動を決定する操作を受け付けて、当該
端末装置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視
点から見た画面である操作画面を表示する操作表示手段
と、当該端末装置が前記操作端末ではない場合に、当該
端末装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタ
の行動を決定する操作を禁止し、当該端末装置に設けら
れた表示手段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表
示される画面であって、且つ、主人公キャラクタの後方
から見た画面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示手段と
して機能させることを特徴とするゲーム進行制御プログ
ラムである。
【0007】請求項1に記載の本発明に従えば、複数の
通信可能に接続された端末装置において同時に進行する
ゲームの進行を制御する各端末装置をそれぞれ、前記複
数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタの操作が
可能な端末装置である1の操作端末を、所定のタイミン
グで選定する操作端末選定手段と、前記操作端末選定手
段による操作端末の選定に基づいて、当該端末装置が操
作端末である状態か否かを切り換える移行手段と、当該
端末装置が前記操作端末である場合に、当該端末装置に
設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動を決
定する操作を受け付けて、当該端末装置に設けられた表
示手段に主人公キャラクタの視点から見た画面である操
作画面を表示する操作表示手段と、当該端末装置が前記
操作端末ではない場合に、当該端末装置に設けられた操
作手段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作を
禁止し、当該端末装置に設けられた表示手段に、画面の
略中央に主人公キャラクタが表示される画面であって、
且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面である鑑賞
画面を表示する鑑賞表示手段として機能させる。
【0008】すなわち、複数の通信可能に接続された端
末装置において同時に進行するゲームの進行を制御する
各端末装置は、それぞれ、操作端末選定手段によって、
複数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタの操作
が可能な端末装置である1の操作端末が所定のタイミン
グで選定され、移行手段によって、操作端末選定手段に
よる操作端末の選定に基づいて、当該端末装置が操作端
末である状態か否かが切り換えられ、当該端末装置が操
作端末である場合に、当該端末装置に設けられた操作手
段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作が受け
付けられて、当該端末装置に設けられた表示手段に主人
公キャラクタの視点から見た画面である操作画面が表示
され、当該端末装置が操作端末ではない場合に、当該端
末装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタ
行動を決定する操作が禁止され、当該端末装置に設けら
れた表示手段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表
示される画面であって、且つ、主人公キャラクタの後方
から見た画面である鑑賞画面が表示される。
【0009】このようにして、操作端末選定手段によっ
て、複数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタ
操作が可能な端末装置である1の操作端末が所定のタイ
ミングで選定され、移行手段によって、操作端末選定手
段による操作端末の選定に基づいて、当該端末装置が操
作端末である状態か否かが切り換えられるため、当該端
末装置が主人公キャラクタの操作が可能な端末装置であ
る操作端末であるか否かがプレイヤの操作等に拘らずに
決定されるため、スリリングなゲームになると共に、前
記複数の端末装置を操作するプレイヤは、全員が協力し
てゲームを楽しむことができる。
【0010】また、当該端末装置が操作端末である場合
に、当該端末装置に設けられた操作手段からの主人公キ
ャラクタの行動を決定する操作が受け付けられて、当該
端末装置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視
点から見た画面である操作画面が表示されるため、当該
端末装置を操作するプレイヤは、操作画面を見ながら操
作手段を用いて主オブジェクトに対して所望する操作を
行なうことができる。
【0011】さらに、当該端末装置が操作端末ではない
場合に、当該端末装置に設けられた操作手段からの主人
公キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、当該端
末装置に設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公
キャラクタが表示される画面であって、且つ、主人公キ
ャラクタの後方から見た画面である鑑賞画面が表示され
るため、当該端末装置を操作するプレイヤは、主人公キ
ャラクタの操作をすることはできないが、鑑賞画面を見
ながら他のプレイヤが操作している主人公キャラクタ
行動を鑑賞して楽しむことができる。
【0012】請求項2に記載の本発明は、前記操作端末
選定手段が、当該端末装置に設けられた記憶手段に格納
されたゲーム空間内の位置であって、操作端末を選定す
るための複数の位置のいずれかと、主人公キャラクタ
ゲーム空間内の位置とが一致するか否かを判定し、この
判定が肯定されたタイミングで操作端末を選定すること
を特徴とする。
【0013】請求項2に記載の本発明に従えば、操作端
末選定手段は、当該端末装置に設けられた記憶手段に格
納されたゲーム空間内の位置であって、操作端末を選定
するための複数の位置のいずれかと主人公キャラクタ
ゲーム空間内の位置とが一致するか否かを判定し、この
判定が肯定されたタイミングで操作端末を選定する。
【0014】すなわち、操作端末選定手段によって、当
該端末装置に設けられた記憶手段に格納されたゲーム空
間内の位置であって、操作端末を選定するための複数の
位置のいずれかと、主人公キャラクタのゲーム空間内の
位置とが一致するか否かが判定され、この判定が肯定さ
れたタイミングで操作端末が選定される。
【0015】従って、操作端末の選定に適した主人公キ
ャラクタのゲーム空間内の位置を記憶手段に格納してお
くことによって、主人公キャラクタが操作端末の選定に
適したゲーム空間内の位置に到達したタイミングで、操
作端末の選定が行なわれるため、ゲームの興趣性が向上
する。
【0016】請求項3に記載の本発明は、前記操作端末
選定手段が、操作端末である状態の端末装置が前記移行
手段によって操作端末ではない状態から操作端末である
状態に切り換えられたタイミングからの経過時間を求
め、前記経過時間が所定時間と一致するか否かを判定
し、この判定が肯定されたタイミングで操作端末を選定
することを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の本発明に従えば、操作端
末選定手段は、操作端末である状態の端末装置が前記移
行手段によって操作端末ではない状態から操作端末であ
る状態に切り換えられたタイミングからの経過時間を求
め、この経過時間が所定時間と一致するか否かを判定
し、この判定が肯定されたタイミングで操作端末を選定
する。
【0018】すなわち、操作端末選定手段によって、操
作端末である状態の端末装置が、移行手段にて操作端末
ではない状態から操作端末である状態に切り換えられた
タイミングからの経過時間が求められ、この経過時間が
所定時間と一致するか否かが判定され、この判定が肯定
されたタイミングで操作端末が選定される。
【0019】従って、上記所定時間をゲームの特徴に基
づいて適切な長さに設定することによって、適切な時間
間隔で操作端末の切り換えが行なわれるため、ゲームの
興趣性が向上する。
【0020】請求項4に記載の本発明は、前記操作端末
選定手段が、当該ゲームの開始時からの操作端末の選定
履歴を当該端末装置に設けられた記憶手段に格納し、こ
の選定履歴に基づいて操作端末を選定することを特徴と
する。
【0021】請求項4に記載の本発明に従えば、操作端
末選定手段は、当該ゲームの開始時からの操作端末の選
定履歴を当該端末装置に設けられた記憶手段に格納し、
この選定履歴に基づいて操作端末を選定する。
【0022】すなわち、操作端末選定手段によって、当
該ゲームの開始時からの操作端末の選定履歴が当該端末
装置に設けられた記憶手段に格納され、この選定履歴に
基づいて操作端末が選定される。
【0023】従って、選定履歴から各端末装置が操作端
末として選定された回数を求め、操作端末として選定さ
れた回数の最も少ない端末装置を操作端末として選定す
ることによって、各端末装置が操作端末として選定され
る回数を略一致させることができるため、各端末装置を
操作するプレイヤが均等にゲームを楽しむことができ
る。
【0024】請求項5に記載の本発明は、前記操作端末
選定手段が、当該ゲームの開始時に、前記複数の端末装
置から、それぞれの端末装置を使用するプレイヤの特徴
をあらわす情報である特徴情報を受け付けて、当該端末
装置に設けられた記憶手段に格納し、この特徴情報に基
づいて操作端末を選定することを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の本発明に従えば、操作端
末選定手段は、当該ゲームの開始時に、前記複数の端末
装置から、それぞれの端末装置を使用するプレイヤの特
徴をあらわす情報である特徴情報を受け付けて、当該端
末装置に設けられた記憶手段に格納し、この特徴情報に
基づいて操作端末を選定する。
【0026】すなわち、操作端末選定手段によって、当
該ゲームの開始時に、前記複数の端末装置から、それぞ
れの端末装置を使用するプレイヤの特徴をあらわす情報
である特徴情報が受け付けられて、当該端末装置に設け
られた記憶手段に格納され、この特徴情報に基づいて操
作端末が選定される。
【0027】従って、ゲームの場面によって主人公キャ
ラクタの実行可能な行動の種類が予め設定されているゲ
ームにおいては、例えば、特徴情報として、各端末装置
から各端末装置を操作するプレイヤの得意とする主人公
キャラクタの行動の種類が受け付けられ、ゲーム場面に
おける主人公キャラクタの実行可能な行動の種類が各端
末装置を操作するプレイヤの得意とする主人公キャラク
の行動の種類と一致するか否かが判定され、一致する
場合には当該端末装置が操作端末として選定される(ま
たは、選定される確率が高くなる)ことによって、プレ
イヤが得意とする種類の主人公キャラクタの行動を実行
する機会が増加し、ゲームの興趣性が向上する。
【0028】請求項6に記載の本発明は、前記移行手段
が、当該端末装置が操作端末ではない状態で、前記操作
端末選定手段によって当該端末装置が操作端末に選定さ
れた場合に、所定時間後に当該端末装置を操作端末であ
る状態に切り換え、前記所定時間の間は、当該端末装置
に設けられた表示手段に当該端末装置を操作端末である
状態に切り換えることを予告する特定の画面を表示する
ことを特徴とする。
【0029】請求項6に記載の本発明に従えば、移行手
段が、当該端末装置が操作端末ではない状態で、操作端
末選定手段によって当該端末装置が操作端末に選定され
た場合に、所定時間後に当該端末装置を操作端末である
状態に切り換え、前記所定時間の間は、当該端末装置に
設けられた表示手段に当該端末装置を操作端末である状
態に切り換えることを予告する特定の画面を表示する。
【0030】すなわち、移行手段によって、当該端末装
置が操作端末ではない状態で、操作端末選定手段にて当
該端末装置が操作端末に選定された場合に、所定時間後
に当該端末装置が操作端末である状態に切り換えられ、
前記所定時間の間は、当該端末装置に設けられた表示手
段に当該端末装置を操作端末である状態に切り換えるこ
とを予告する特定の画面が表示される。
【0031】従って、当該端末装置が操作端末ではない
状態から操作端末である状態に切り換えられる前に、所
定時間の間、当該端末装置に設けられた表示手段に当該
端末装置を操作端末である状態に切り換えることを予告
する特定の画面が表示されるため、当該端末装置を操作
しているプレイヤが、当該端末装置が操作端末に切り換
えられることを予め知ることができる。このようにし
て、操作の準備等を行なうことができるため、ゲームが
円滑に進行される。
【0032】請求項7に記載の本発明は、前記移行手段
が、当該端末装置が操作端末である状態で、前記操作端
末選定手段によって当該端末装置以外の端末装置が操作
端末に選定された場合に、所定時間後に当該端末装置を
操作端末ではない状態に切り換え、前記所定時間の間
は、当該端末装置に設けられた表示手段に当該端末装置
を操作端末ではない状態に切り換えることを予告する特
定の画面を表示することを特徴とする。
【0033】請求項7に記載の本発明に従えば、移行手
段は、当該端末装置が操作端末である状態で、前記操作
端末選定手段によって当該端末装置以外の端末装置が操
作端末に選定された場合に、所定時間後に当該端末装置
を操作端末ではない状態に切り換え、前記所定時間の間
は、当該端末装置に設けられた表示手段に当該端末装置
を操作端末ではない状態に切り換えることを予告する特
定の画面を表示する。
【0034】すなわち、移行手段によって、当該端末装
置が操作端末である状態で、前記操作端末選定手段にて
当該端末装置以外の端末装置が操作端末に選定された場
合に、所定時間後に当該端末装置が操作端末ではない状
態に切り換えられ、前記所定時間の間は、当該端末装置
に設けられた表示手段に当該端末装置を操作端末ではな
い状態に切り換えることを予告する特定の画面が表示さ
れる。
【0035】従って、当該端末装置が操作端末である状
態から操作端末ではない状態に切り換えられる前に、所
定時間の間、当該端末装置に設けられた表示手段に当該
端末装置を操作端末ではない状態に切り換えることを予
告する特定の画面が表示されるため、当該端末装置を操
作しているプレイヤが、当該端末装置が操作端末ではな
い状態に切り換えられることを予め知ることができる。
このようにして、操作を取り止める準備等を行なうこと
ができるため、ゲームが円滑に進行される。
【0036】請求項8に記載の本発明は、前記鑑賞表示
手段が、当該ゲームに登場するオブジェクトであって、
主人公キャラクタを除くオブジェクトの行動を決定する
前記操作手段からの操作を受け付けることを特徴とす
る。
【0037】請求項8に記載の本発明に従えば、鑑賞表
示手段は、当該ゲームに登場するオブジェクトであっ
て、主人公キャラクタを除くオブジェクトの行動を決定
する操作手段からの操作を受け付ける。
【0038】すなわち、鑑賞表示手段によって、当該ゲ
ームに登場するオブジェクトであって、主人公キャラク
を除くオブジェクトの行動を決定する操作手段からの
操作が受け付けられる。
【0039】従って、操作端末ではない端末装置を操作
しているプレイヤが、当該ゲームに登場するオブジェク
トであって、主人公キャラクタを除くオブジェクトの行
動を決定する操作を行なうことによって、ゲームに参加
することができるため、ゲームの複雑度が増加し、ゲー
ムの興趣性が向上する。
【0040】請求項9に記載の本発明は、複数の操作手
段を有して操作手段毎にゲームが同時に進行するゲーム
の進行を制御するゲーム装置を、前記複数の操作手段か
ら、ゲームの1の主人公キャラクタの操作が可能な操作
手段である1の操作可能手段を所定のタイミングで選定
する操作選定手段と、前記操作選定手段による操作可能
手段の選定に基づいて、操作手段が操作可能手段である
状態か否かを切り換える移行手段と、前記操作可能手段
からの主人公キャラクタの行動を決定する操作を受け付
けて、当該ゲーム装置に設けられた表示手段に主人公キ
ャラクタの視点から見た画面である操作画面を表示する
操作表示手段と、前記操作可能手段ではない操作手段か
らの主人公キャラクタの行動を決定する操作を禁止し、
当該ゲーム装置に設けられた表示手段に、画面の略中央
に主人公キャラクタが表示される画面であって、且つ、
主人公キャラクタの後方から見た画面である鑑賞画面を
表示する鑑賞表示手段として機能させ、 前記操作表示手
段及び前記鑑賞表示手段は、前記表示手段の1つの画面
を分割して前記操作画面と前記鑑賞画面とを同時に表示
することを特徴とするゲーム進行制御プログラムであ
る。
【0041】請求項9に記載の本発明に従えば、複数の
操作手段を有して操作手段毎にゲームが同時に進行する
ゲームの進行を制御するゲーム装置を、前記複数の操作
手段から、ゲームの主人公キャラクタの操作が可能な操
作手段である1の操作可能手段を所定のタイミングで選
定する操作選定手段と、前記操作選定手段による操作可
能手段の選定に基づいて、操作手段が操作可能手段であ
る状態か否かを切り換える移行手段と、操作手段が前記
操作可能手段である場合に、当該操作手段からの主人公
キャラクタの行動を決定する操作を受け付けて、当該ゲ
ーム装置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視
点から見た画面である操作画面を表示する操作表示手段
と、操作手段が前記操作可能手段ではない場合に、当該
操作手段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作
を禁止し、当該ゲーム装置に設けられた表示手段に、画
面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面であっ
て、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面である
鑑賞画面を表示する鑑賞表示手段として機能させる。
【0042】すなわち、操作選定手段によって、複数の
操作手段から、ゲームの主人公キャラクタの操作が可能
な操作手段である1の操作可能手段が所定のタイミング
で選定され、移行手段によって、操作選定手段による操
作可能手段の選定に基づいて、操作手段が操作可能手段
である状態か否かが切り換えられ、操作手段が操作可能
手段である場合に、操作表示手段によって、当該操作手
段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作が受け
付けられて、主人公キャラクタの視点から見た画面であ
る操作画面が表示され、操作手段が操作可能手段ではな
い場合に、鑑賞表示手段によって、当該操作手段からの
主人公キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、
面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面であっ
て、且つ、主人公キャラクタの後方から見た鑑賞画面が
表示される。
【0043】このようにして、操作選定手段によって、
複数の操作手段から、ゲームの主人公キャラクタの操作
が可能な操作手段である1の操作可能手段が所定のタイ
ミングで選定され、移行手段によって、操作選定手段に
よる操作可能手段の選定に基づいて、操作手段が操作可
能手段である状態か否かが切り換えられるため、当該操
作手段が主人公キャラクタの操作が可能な操作手段であ
る操作可能手段であるか否かがプレイヤの操作等に拘ら
ずに決定されるため、スリリングなゲームとなると共
に、前記複数の操作手段を操作するプレイヤは、全員が
協力してゲームを楽しむことができる。
【0044】また、当該操作手段が操作可能手段である
場合に、操作表示手段によって、当該操作手段からの主
オブジェクトの行動を決定する操作が受け付けられて、
主人公キャラクタの視点から見た画面である操作画面が
表示されるため、当該操作手段を操作するプレイヤは、
操作画面を見ながら操作手段を用いて主人公キャラクタ
に対して所望する操作を行なうことができる。
【0045】さらに、当該操作手段が操作可能手段では
ない場合に、鑑賞表示手段によって、当該操作手段から
主人公キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、
画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面であ
って、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面であ
る鑑賞画面が表示されるため、当該操作手段を操作する
プレイヤは、主人公キャラクタの操作をすることはでき
ないが、鑑賞画面を見ながら他のプレイヤが操作してい
主人公キャラクタの行動を鑑賞して楽しむことができ
る。
【0046】請求項10に記載の本発明は、複数の通信
可能に接続された端末装置において同時に進行するゲー
ムの各端末装置におけるゲームの進行をそれぞれ制御す
るゲーム進行制御方法であって、前記各端末装置が、前
記複数の端末装置から、ゲームの1の主人公キャラクタ
の操作が可能な端末装置である1の操作端末を、所定の
タイミングで選定する操作端末選定処理と、前記操作端
末選定処理における操作端末の選定に基づいて、当該端
末装置が操作端末である状態か否かを切り換える移行処
理と、当該端末装置が前記操作端末である場合に、当該
端末装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタ
の行動を決定する操作を受け付けて、当該端末装置に設
けられた表示手段に主人公キャラクタの視点から見た画
面である操作画面を表示する操作表示処理と、当該端末
装置が前記操作端末ではない場合に、当該端末装置に設
けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動を決定
する操作を禁止し、当該端末装置に設けられた表示手段
に、画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面
であって、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面
である鑑賞画面を表示する鑑賞表示処理とを実行するこ
とを特徴とするゲーム進行制御方法である。
【0047】請求項10に記載の本発明に従えば、複数
の通信可能に接続された端末装置において同時に進行す
るゲームの各端末装置におけるゲームの進行をそれぞれ
制御するゲーム進行制御方法であって、前記各端末装置
が、前記複数の端末装置から、ゲームの主人公キャラク
の操作が可能な端末装置である1の操作端末を、所定
のタイミングで選定する操作端末選定処理と、前記操作
端末選定処理における操作端末の選定に基づいて、当該
端末装置が操作端末である状態か否かを切り換える移行
処理と、当該端末装置が前記操作端末である場合に、当
該端末装置に設けられた操作手段からの主人公キャラク
の行動を決定する操作を受け付けて、当該端末装置に
設けられた表示手段に主人公キャラクタの視点から見た
画面である操作画面を表示する操作表示処理と、当該端
末装置が前記操作端末ではない場合に、当該端末装置に
設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動を決
定する操作を禁止し、当該端末装置に設けられた表示手
段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画
面であって、且つ、主人公キャラクタの後方から見た
面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示処理とを実行す
る。
【0048】すなわち、前記各端末装置が、操作端末選
定処理において、複数の端末装置から、ゲームの主人公
キャラクタの操作が可能な端末装置である1の操作端末
が、所定のタイミングで選定され、移行処理において、
操作端末選定処理における操作端末の選定に基づいて、
端末装置が操作端末である状態か否かが切り換えられ、
端末装置が操作端末である場合に、操作表示処理におい
て、操作手段からの主人公キャラクタの行動を決定する
操作が受け付けられて、主人公キャラクタの視点から見
画面である操作画面が表示され、端末装置が前記操作
端末ではない場合に、鑑賞表示処理において、操作手段
からの主人公キャラクタの行動を決定する操作が禁止さ
れ、画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面
であって、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面
である鑑賞画面が表示される。
【0049】このようにして、操作端末選定処理におい
て、複数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタ
操作が可能な端末装置である1の操作端末が、所定のタ
イミングで選定され、移行処理において、操作端末選定
処理における操作端末の選定に基づいて、端末装置が操
作端末である状態か否かが切り換えられるため、当該端
末装置が主人公キャラクタの操作が可能な端末装置であ
る操作端末であるか否かがプレイヤの操作等に拘らずに
決定されるため、スリリングなゲームとなると共に、前
記複数の端末装置を操作するプレイヤは、全員が協力し
てゲームを楽しむことができる。
【0050】また、当該端末装置が操作端末である場合
に、操作表示処理において、操作手段からの主人公キャ
ラクタの行動を決定する操作が受け付けられて、主人公
キャラクタの視点から見た画面である操作画面が表示さ
れるため、当該端末装置を操作するプレイヤは、操作画
面を見ながら操作手段を用いて主人公キャラクタに対し
て所望する操作を行なうことができる。
【0051】さらに、当該端末装置が操作端末ではない
場合に、鑑賞表示処理において、操作手段からの主人公
キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、画面の略
中央に主人公キャラクタが表示される画面であって、且
つ、主人公キャラクタの後方から見た画面である鑑賞画
面が表示されるため、当該端末装置を操作するプレイヤ
は、主人公キャラクタの操作をすることはできないが、
鑑賞画面を見ながら他のプレイヤが操作している主人公
キャラクタの行動を鑑賞して楽しむことができる。
【0052】請求項11に記載の本発明は、複数の通信
可能に接続された端末装置において同時に進行するゲー
ムの各端末装置におけるゲームの進行をそれぞれ制御す
るゲーム進行制御装置であって、前記複数の端末装置か
ら、ゲームの1の主人公キャラクタの操作が可能な端末
装置である1の操作端末を、所定のタイミングで選定す
る操作端末選定手段と、前記操作端末選定手段による操
作端末の選定に基づいて、当該端末装置が操作端末であ
る状態か否かを切り換える移行手段と、当該端末装置が
前記操作端末である場合に、当該端末装置に設けられた
操作手段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作
を受け付けて、当該端末装置に設けられた表示手段に主
人公キャラクタの視点から見た画面である操作画面を表
示する操作表示手段と、当該端末装置が前記操作端末で
はない場合に、当該端末装置に設けられた操作手段から
の主人公キャラクタの行動を決定する操作を禁止し、当
該端末装置に設けられた表示手段に、画面の略中央に主
人公キャラクタが表示される画面であって、且つ、主人
公キャラクタの後方から見た鑑賞画面を表示する鑑賞表
示手段とを備えることを特徴とするゲーム進行制御装置
である。
【0053】請求項11に記載の本発明に従えば、複数
の通信可能に接続された端末装置において同時に進行す
るゲームの各端末装置におけるゲームの進行をそれぞれ
制御するゲーム進行制御装置は、前記複数の端末装置か
ら、ゲームの主人公キャラクタの操作が可能な端末装置
である1の操作端末を、所定のタイミングで選定する操
作端末選定手段と、前記操作端末選定手段による操作端
末の選定に基づいて、当該端末装置が操作端末である状
態か否かを切り換える移行手段と、当該端末装置が前記
操作端末である場合に、当該端末装置に設けられた操作
手段からの主人公キャラクタの行動を決定する操作を受
け付けて、当該端末装置に設けられた表示手段に主人公
キャラクタの視点から見た画面である操作画面を表示す
る操作表示手段と、当該端末装置が前記操作端末ではな
い場合に、当該端末装置に設けられた操作手段からの
人公キャラクタの行動を決定する操作を禁止し、当該端
末装置に設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公
キャラクタが表示される画面であって、且つ、主人公キ
ャラクタの後方から見た鑑賞画面を表示する鑑賞表示手
を備える。
【0054】すなわち、操作端末選定手段によって、複
数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタの操作が
可能な端末装置である1の操作端末が、所定のタイミン
グで選定され、移行手段によって、操作端末選定手段に
よる操作端末の選定に基づいて、端末装置が操作端末で
ある状態か否かが切り換えられ、端末装置が操作端末で
ある場合に、操作表示手段によって、操作手段からの
人公キャラクタの行動を決定する操作が受け付けられ
て、当該端末装置に設けられた表示手段に主人公キャラ
クタの視点から見た画面である操作画面が表示され、端
末装置が操作端末ではない場合に、鑑賞表示手段によっ
て、操作手段からの主人公キャラクタの行動を決定する
操作が禁止され、当該端末装置に設けられた表示手段
、画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面
であって、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面
である鑑賞画面が表示される。
【0055】このようにして、操作端末選定手段によっ
て、複数の端末装置から、ゲームの主人公キャラクタ
操作が可能な端末装置である1の操作端末が、所定のタ
イミングで選定され、移行手段によって、操作端末選定
手段による操作端末の選定に基づいて、端末装置が操作
端末である状態か否かが切り換えられるため、端末装置
主人公キャラクタの操作が可能な端末装置である操作
端末であるか否かがプレイヤの操作等に拘らずに決定さ
れるため、スリリングなゲームとなると共に、前記複数
の端末装置を操作するプレイヤは、全員が協力してゲー
ムを楽しむことができる。
【0056】また、端末装置が操作端末である場合に、
操作表示手段によって、操作手段からの主人公キャラク
の行動を決定する操作が受け付けられて、当該端末装
置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視点から
見た画面である操作画面が表示されるため、当該端末装
置を操作するプレイヤは、操作画面を見ながら操作手段
を用いて主人公キャラクタに対して所望する操作を行な
うことができる。
【0057】さらに、端末装置が操作端末ではない場合
に、鑑賞表示手段によって、操作手段からの主人公キャ
ラクタの行動を決定する操作が禁止され、当該端末装置
に設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公キャラ
クタが表示される画面であって、且つ、主人公キャラク
タの後方から見た画面である鑑賞画面が表示されるた
め、当該端末装置を操作するプレイヤは、主人公キャラ
クタの操作をすることはできないが、鑑賞画面を見なが
ら他のプレイヤが操作している主人公キャラクタの行動
を鑑賞して楽しむことができる。
【0058】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図16
によって説明する。
【0059】第1実施形態(図1〜図13参照) 図1は、本発明の適用される複数の通信可能に接続され
た端末装置の概略構成を示すブロック図である。複数
(ここでは4台)の端末装置(ゲーム装置)1は、ケー
ブル2及びハブ(HUB)3を介して通信可能に接続さ
れている。すなわち、ゲーム装置1に設けられた入力部
30(図3参照)を用いて、当該ゲーム装置1のプレイ
ヤが行なう操作の情報である操作情報が、当該ゲーム装
置1に接続されたケーブル2を介してHUB3に伝送さ
れる。そして、HUB3に伝送された操作情報は、HU
B3と他のゲーム装置1とを接続するケーブル2を介し
て、他のゲーム装置1に伝送される。
【0060】図2は、本発明の適用される端末装置の形
態の1つであるゲーム装置の外観を示す図であり、図3
は、本ゲーム装置のハードウェアの概略構成を示すブロ
ック図である。
【0061】図2に示すように、本ゲーム装置1には、
特定のゲーム(ここでは、スノーボードゲーム)がプレ
イヤによって遊技される際、このゲームのためのプログ
ラム、プログラムにて用いられる画像データおよび音声
データが記録された、着脱可能なROMカートリッジ1
0が装着される。ROMカートリッジ10上のプログラ
ムに基づき、プレイヤによる入力が、スタートボタン3
1、セレクトボタン32、Aボタン33、Bボタン3
4、Lボタン35、Rボタン36、十字キー37等を介
して受け付けられつつ、ゲームが進行され、画像データ
および音声データに基づき、液晶表示部20を介しての
画像の表示およびスピーカ40を介しての音声の再生が
伴われる。
【0062】ROMカートリッジ10に記録されたゲー
ム(ここでは、スノーボードゲーム)のプログラムは、
図3に示すRAM60上にロードされ、また、RAM6
0には必要に応じてゲーム実行時に生成されるデータが
記憶され、ボタン31〜36および十字キー37が設け
られた入力部30により入力が受け付けられつつ、中央
演算部(CPU)50によりRAM60上のプログラム
が順次実行されてゲームが進行される。画像特有の処理
は画像処理部51により行われて液晶表示部20に画像
が表示され、音声特有の処理は音声処理部52により行
われてスピーカ52から音声が再生される。また、送受
信部70により、本ゲーム装置1に接続された他のゲー
ム装置1とのデータの送受信が行なわれる。送受信され
るデータは、入力部30から入力されたデータである。
【0063】なお、本発明のゲーム進行制御プログラム
は、上述のゲームプログラムと同様に、図3に示すRO
Mカートリッジ10に記録されており、RAM60上に
ロードされ、また、RAM60には必要に応じてゲーム
実行時に生成されるデータが記憶され、ボタン31〜3
6および十字キー37が設けられた入力部30により入
力が受け付けられつつ、中央演算部(CPU)50によ
りRAM60上のゲーム進行制御プログラムが順次実行
されて、ゲームの進行が制御される。
【0064】図4は、本発明のゲーム進行制御装置の機
能ブロック図である。ゲーム進行制御装置80は、複数
の通信可能に接続されたゲーム装置1から、ゲームの進
行において中心的な役割を果たすオブジェクトである主
オブジェクト(ここでは、主人公キャラクタであるスノ
ーボーダー)の操作が可能なゲーム装置である1の操作
端末を、所定のタイミングで選定する操作端末選定部8
1(操作端末選定手段)と、操作端末選定部81による
操作端末の選定に基づいて、当該ゲーム装置1が操作端
末である状態か否かを切り換える移行部82(移行手
段)と、当該ゲーム装置1が前記操作端末である場合
に、当該ゲーム装置1に設けられた入力部30(操作手
段)からの主オブジェクトの行動を決定する操作を受け
付けて、当該端末装置1に設けられた液晶表示部20
(表示手段)に前記主オブジェクトの操作に適した画面
である操作画面を表示する操作表示部83(操作表示手
段)と、当該ゲーム装置1が前記操作端末ではない場合
に、当該ゲーム装置1に設けられた入力部30(操作手
段)からの主オブジェクトの行動を決定する操作を禁止
し、当該ゲーム装置1に設けられた液晶表示部20(表
示手段)に主オブジェクトの行動の鑑賞に適した画面で
ある鑑賞画面を表示する鑑賞表示部84(鑑賞表示手
段)とを備えている。
【0065】操作端末選定部81は、ゲーム装置1に設
けられたROMカートリッジ10(記憶手段)に格納さ
れたゲーム空間内の位置であって、操作端末を選定する
ための複数の位置のいずれかと、主オブジェクトのゲー
ム空間内の位置とが一致するか否かを判定し、この判定
が肯定されたタイミングで操作端末を選定するものであ
る。
【0066】また、操作端末選定部81は、操作端末で
ある状態のゲーム装置1が移行部82によって操作端末
ではない状態から操作端末である状態に切り換えられた
タイミングからの経過時間を求め、この経過時間が所定
時間(例えば3分)と一致するか否かを判定し、この判
定が肯定されたタイミングで操作端末を選定するもので
ある。
【0067】更に、操作端末選定部81は、当該ゲーム
の開始時からの操作端末の選定履歴を当該ゲーム装置1
に設けられたRAM60(記憶手段)に格納し、この選
定履歴に基づいて操作端末を選定するものである。具体
的には、例えば、選定履歴から、各ゲーム装置1が操作
端末に選定された回数を算出し、この回数が"0"のゲー
ム装置1が有れば、そのゲーム装置1を操作端末に選定
するものである。あるいは、選定履歴から、各ゲーム装
置1が操作端末に選定された回数を算出し、この回数の
少ない程、操作端末に選定される確率を高める形態でも
よい。
【0068】また、操作端末選定部81は、当該ゲーム
の開始時に、複数の通信可能に接続されたゲーム装置1
から、それぞれのゲーム装置1を使用するプレイヤの特
徴をあらわす情報である特徴情報を受け付けて、当該ゲ
ーム装置1に設けられたRAM60(記憶手段)に格納
し、この特徴情報に基づいて操作端末を選定するもので
ある。具体的には、例えば、特徴情報として各ゲーム装
置1を使用するプレイヤの得意なゲーム場面を受け付け
て、現在のゲーム場面がプレイヤの得意なゲーム場面と
一致するか否かを判定して、一致する場合にはこのプレ
イヤの使用するゲーム装置1を操作端末に選定するもの
である。あるいは、特徴情報として各ゲーム装置1を使
用するプレイヤの得意なゲーム場面を受け付けて、現在
のゲーム場面がプレイヤの得意なゲーム場面と一致する
か否かを判定して、一致する場合にはこのプレイヤの使
用するゲーム装置1が操作端末に選定される確率を高め
る形態でもよい。
【0069】移行部82は、当該ゲーム装置1が操作端
末ではない状態で、操作端末選定部81によって当該ゲ
ーム装置1が操作端末に選定された場合に、所定時間後
(例えば、3秒後)に当該ゲーム装置1を操作端末であ
る状態に切り換え、前記所定時間の間(例えば、3秒
間)は、当該ゲーム装置1に設けられた液晶表示部20
(表示手段)に、当該ゲーム装置1を操作端末である状
態に切り換えることを予告する特定の画面を表示するも
のである。
【0070】また、移行部82は、当該ゲーム装置1が
操作端末である状態で、操作端末選定部81によって当
該ゲーム装置1以外のゲーム装置1が操作端末に選定さ
れた場合に、所定時間後(例えば、3秒後)に当該ゲー
ム装置1を操作端末ではない状態に切り換え、前記所定
時間の間(例えば、3秒間)は、当該ゲーム装置1に設
けられた液晶表示部20(表示手段)に、当該ゲーム装
置1を操作端末ではない状態に切り換えることを予告す
る特定の画面を表示するものである。
【0071】鑑賞表示部84は、当該ゲーム装置1が前
記操作端末ではない場合に、当該ゲームに登場するオブ
ジェクトであって、主オブジェクトを除くオブジェクト
の行動を決定する入力部30からの操作を受け付けるも
のである。具体的には、スノーボードゲームの場合に、
主オブジェクトである主人公キャラクタが滑走する両側
(右側と左側と)に観客がいる場面では、例えば、主オ
ブジェクトを除くオブジェクトである観客を右側と左側
とのいずれかに配置させる選択の操作を受け付けて、観
客の配置(右側の人数と左側の人数と)に基づいてゲー
ムのポイントが変化するものである。
【0072】図5は、本発明のゲーム進行制御装置の動
作を表わすフローチャートである。まず、操作端末選定
部81によって、複数の通信可能に接続されたゲーム装
置1の接続の状態を表わす情報である接続情報が送受信
される(ステップS1)。接続情報は、例えば、ゲーム
装置1を使用するプレイヤの名前であって、通信可能に
接続された個々のゲーム装置1を識別する情報である。
送受信された接続情報は、RAM60に格納される。
【0073】つぎに、操作端末選定部81によって、そ
れぞれのゲーム装置1を使用するプレイヤの特徴をあら
わす情報である特徴情報としてプレイヤの得意なゲーム
場面が受け付けられて送受信され、当該ゲーム装置1に
設けられたRAM60(記憶手段)に格納される(ステ
ップS3)。そして、操作端末選定部81によって、複
数の通信可能に接続されたゲーム装置1から、ゲームの
進行において中心的な役割を果たすオブジェクトである
主人公キャラクタ(スノーボーダー)の操作が可能なゲ
ーム装置である1の操作端末が選定される(ステップS
5)。
【0074】ついで、移行部82によって、操作端末選
定部81にて当該ゲーム装置1が操作端末として選定さ
れたか否かの判定が行われる(ステップS7)。この判
定が否定された場合(他のゲーム装置1が操作端末とし
て選定された場合)には、移行部82によって、当該ゲ
ーム装置1が、操作端末である状態で、操作端末選定部
81にて他のゲーム装置1が操作端末として選定された
か否かの判定が行われる(ステップS9)。この判定が
否定された場合には、ステップS13へ進む。一方、こ
の判定が肯定された場合には、移行部82によって、所
定時間後(例えば、3秒後)に当該ゲーム装置1が操作
端末ではない状態に切り換えられ、前記所定時間の間
(例えば、3秒間)は、当該ゲーム装置1に設けられた
液晶表示部20(表示手段)に、当該ゲーム装置1が操
作端末ではない状態に切り換えられることを予告する特
定の画面が表示される(ステップS11)。そして、当
該ゲーム装置1に設けられた入力部30(操作手段)か
らの主オブジェクトの行動を決定する操作が禁止され、
当該ゲーム装置1に設けられた液晶表示部20(表示手
段)に主オブジェクトの行動の鑑賞に適した画面である
鑑賞画面が表示され(ステップS13)、ステップS5
に戻る。
【0075】ステップS7における判定が肯定された場
合には、移行部82によって、当該ゲーム装置1が、操
作端末ではない状態で、操作端末選定部81にて当該ゲ
ーム装置1が操作端末として選定されたか否かの判定が
行われる(ステップS15)。この判定が否定された場
合には、ステップS19へ進む。一方、この判定が肯定
された場合には、移行部82によって、所定時間後(例
えば、3秒後)に当該ゲーム装置1が操作端末である状
態に切り換えられ、前記所定時間の間(例えば、3秒
間)は、当該ゲーム装置1に設けられた液晶表示部20
(表示手段)に、当該ゲーム装置1が操作端末である状
態に切り換えられることを予告する特定の画面が表示さ
れる(ステップS17)。そして、当該ゲーム装置1に
設けられた入力部30(操作手段)からの主オブジェク
トの行動を決定する操作が受け付けられて、当該端末装
置1に設けられた液晶表示部20(表示手段)に前記主
オブジェクトの操作に適した画面である操作画面が表示
され(ステップS19)、ステップS5に戻る。
【0076】図6は、鑑賞画面の画面図の一例である。
鑑賞画面200には、画面の略中央に、ゲレンデ202
の上を画面上側に向けて滑走する主人公キャラクタ(ス
ノーボーダー)201が表示され、主人公キャラクタ2
01の進行方向(画面の上側)には、主人公キャラクタ
201がトリックという行動を行なうことのできるレー
ル203が表示されている。すなわち、鑑賞画面200
は、画面の略中央に主人公キャラクタ201が表示され
る画面であって、且つ、主人公キャラクタ201の後方
(進行方向の反対側)から見た画面であるため、主人公
キャラクタ201の行動の鑑賞に適した画面となってい
る。
【0077】図7は、操作画面の画面図の一例である。
操作画面210には、画面の下側に、主人公キャラクタ
(スノーボーダー)が滑走するゲレンデ212が表示さ
れ、主人公キャラクタの進行方向(画面の上側)には、
主人公キャラクタがトリックという行動を行なうことの
できるレール213が表示されている。すなわち、操作
画面210は、主人公キャラクタの視点から見た画面で
あるため、主人公キャラクタの操作に適した画面となっ
ている。
【0078】図8は、当該ゲーム装置1が操作端末では
ない状態で、操作端末選定部81によって当該ゲーム装
置1が操作端末に選定された場合に、移行部82によっ
て行なわれる画面遷移を表わす画面図の一例である。
(a)は、図6で示した鑑賞画面の画面図であり、
(b)は、当該ゲーム装置1を操作端末である状態に切
り換えることを予告する特定の画面(ここでは移行画面
という)の画面図であり、(c)は、図7で示した操作
画面の画面図である。当該ゲーム装置1が操作端末では
ない状態で、操作端末選定部81によって当該ゲーム装
置1が操作端末に選定されたタイミングで、(a)の鑑
賞画面から(b)の移行画面に変わり、その後、(b)
の移行画面が所定時間(ここでは、3秒間)表示された
後、(c)の操作画面が表示される。(b)の移行画面
220には、鑑賞画面200に加えて、当該ゲーム装置
1が操作端末に選定されたことを示す「YOU」の文字
224が、画面略中央に表示されている。当該ゲーム装
置1を使用しているプレイヤは、当該ゲーム装置1に設
けられた液晶表示部20(表示手段)に移行画面220
が表示されることによって、当該ゲーム装置1が操作端
末に選定されたことを確認することができるため、主人
公キャラクタの操作の準備等を行なうことができる。
【0079】図9は、当該ゲーム装置1が操作端末であ
る状態で、操作端末選定部81によって当該ゲーム装置
1以外のゲーム装置1が操作端末に選定された場合に、
移行部82によって行なわれる画面遷移を表わす画面図
の一例である。(a)は、図7で示した操作画面の画面
図であり、(b)は、当該ゲーム装置1を操作端末では
ない状態に切り換えることを予告する特定の画面(ここ
では移行画面という)の画面図であり、(c)は、図6
で示した鑑賞画面の画面図である。当該ゲーム装置1が
操作端末である状態で、操作端末選定部81によって当
該ゲーム装置1以外のゲーム装置1が操作端末に選定さ
れたタイミングで、(a)の操作画面から(b)の移行
画面に変わり、その後、(b)の移行画面が所定時間
(ここでは、3秒間)表示された後、(c)の鑑賞画面
が表示される。(b)の移行画面230には、操作画面
210に加えて、当該ゲーム装置1以外のゲーム装置1
が操作端末に選定されたことを示す「OTHER」の文
字234が、画面略中央に表示されている。当該ゲーム
装置1を使用しているプレイヤは、当該ゲーム装置1に
設けられた液晶表示部20(表示手段)に移行画面23
0が表示されることによって、当該ゲーム装置1以外の
ゲーム装置1が操作端末に選定されたことを確認するこ
とができるため、主人公キャラクタの操作の取り止めの
準備等を行なうことができる。
【0080】図10は、操作端末ではない状態のゲーム
装置1に、鑑賞表示部84によって表示される、主オブ
ジェクトを除くオブジェクトの行動を決定する操作を行
なうための鑑賞画面の一例である。この場合の鑑賞画面
240は、主オブジェクトである主人公キャラクタが滑
走する両側(右側と左側と)に観客がいる場面で所定時
間(例えば3秒間)表示される、主オブジェクトを除く
オブジェクトである観客を右側と左側とのいずれかに配
置させる選択の操作を受け付けるための画面である。鑑
賞画面240は、図6で示した鑑賞画面200の画面図
に加えて、観客配置の操作のガイダンスの文字244が
略中央に表示されている。当該ゲーム装置1を使用して
いるプレイヤは、当該ゲーム装置1に設けられた液晶表
示部20(表示手段)に鑑賞画面240が表示されるこ
とによって、観客配置の操作を行なうタイミングである
ことを確認することができる。そして、操作端末ではな
い状態の全てのゲーム装置1からの操作が受け付けられ
て、観客の配置(右側の人数と左側の人数と)に基づい
てゲームでの獲得ポイントが変化するため、操作端末で
はない状態のゲーム装置1を使用するプレイヤがゲーム
に参加することができる。
【0081】図11は、トリックという行動を行なうこ
とのできるパイプの場面における、観客配置の操作の結
果を表わす鑑賞画面の画面図の一例である。(a)は、
観客の居ない側でトリックが行なわれた場合の画面図2
50であり、(b)は、観客の居る側でトリックが行な
われた場合の画面図260である。画面図250(また
は260)には、画面の略中央に主人公キャラクタ25
1(または261)が表示され、画面右下にパイプ25
2(または262)の一部が表示され、画面上側にこの
操作によって得られたポイント254(または264)
が表示されている。画面図260には、更に、画面の略
中央に観客265が表示されている。観客の居ない場合
の(a)のポイント254は"500"であり、観客の居
る場合の(b)のポイント264は"1500"である。
すなわち、観客の配置に基づいてゲームでの獲得ポイン
トが変化するのである。
【0082】図12は、図5のステップS5における操
作端末の選定の詳細フローチャートである。以下の処理
は、全て操作端末選定部81によって行なわれる。ま
ず、ゲーム装置1に設けられたROMカートリッジ10
(記憶手段)に格納されたゲーム空間内の位置であっ
て、操作端末を選定するための複数の位置のいずれか
と、主オブジェクトである主人公キャラクタ(スノーボ
ーダー)のゲーム空間内の位置とが一致するか否かの判
定が行なわれる(ステップS21)。
【0083】図13は、ゲーム空間内の操作端末を選定
するための位置を表わす概念図の一例である。ここで
は、図の左側の略中央に示すように、図の下向きがZ軸
の正方向となり、図の右向きがX軸の正方向となるよう
に座標軸が設定されている。主人公キャラクタ(スノー
ボーダー)が、図の右上側のスタート地点3021から
滑走を開始して、図の左下側のゴール地点3022に到
達するとゲームが終了する。ゲーム中は、図の右上側か
ら左下側に描かれた曲線である2本の境界線3024に
挟まれた領域にあるゲレンデ302上を、主人公キャラ
クタが、スタート地点3021からゴール地点3022
に向けて滑走する。ゲーム中に、主人公キャラクタが操
作端末を選定するための位置3023に到達すると、操
作端末選定部81によって操作端末の選定が行なわれ
る。ここでは、7箇所の位置が操作端末を選定するため
の位置3023として設定されており、これらの位置は
Z座標として表わされている。すなわち、ゲーム中に、
主人公キャラクタの位置のZ座標が、操作端末を選定す
るための位置3023のZ座標と一致した場合に、操作
端末選定部81によって操作端末の選定が行なわれるの
である。
【0084】ステップS21における判定が肯定された
場合には、ステップ25へ進む。ステップS21におけ
る判定が否定された場合には、操作端末である状態のゲ
ーム装置1が移行部82によって操作端末ではない状態
から操作端末である状態に切り換えられたタイミングか
らの経過時間が求められ、この経過時間が所定時間(例
えば3分)と一致するか否かの判定が行なわれる(ステ
ップS23)。この判定が否定された場合には、ステッ
プS21に戻る。一方、この判定が肯定された場合に
は、RAM60に格納された選定履歴が読み出される
(ステップS25)。そして、選定履歴から、各ゲーム
装置1が操作端末に選定された回数(選定回数という)
が算出され(ステップS27)、選定回数が"0"のゲー
ム装置1が有るか否かの判定が行われる(ステップS2
9)。
【0085】この判定が肯定された場合には、選定回数
が"0"のゲーム装置1が操作端末に選定され(ステップ
S31)、選定結果が選定履歴としてRAM60(記憶
手段)に格納され、処理が終了される。ステップS29
における判定が否定された場合には、図5のステップS
3においてRAM60に格納されたプレイヤの得意なゲ
ーム場面が読み出される(ステップS33)。そして、
現在のゲーム場面が、プレイヤの得意なゲーム場面と一
致するか否かの判定が行われる(ステップS35)。こ
の判定が肯定された場合には、現在のゲーム場面と得意
なゲーム場面とが一致するプレイヤの使用するゲーム装
置1が操作端末に選定され(ステップS37)、選定結
果が選定履歴としてRAM60(記憶手段)に格納さ
れ、処理が終了される。ステップS35における判定が
否定された場合には、処理が終了される。
【0086】第2実施形態(図14〜図16参照) 図14は、本発明の適用されるゲーム装置の一実施形態
を示すブロック構成図である。このゲーム装置は、ゲー
ム機本体100Pと、プログラムデータ(本発明のゲー
ム進行制御プログラムを含む)が記録された記録媒体2
00Pとを備えている。ゲーム機本体100Pは、CP
U1Pと、CPU1Pに接続されたアドレスバス、デー
タバス、コントロールバスからなるバスライン2Pと、
グラフィックスデータ生成プロセッサ3Pとを備えてい
る。
【0087】バスライン2Pには、インターフェース回
路4P、RAM等からなるメインメモリ5P、ROM6
P、伸張回路7P、パラレルポート8P、シリアルポー
ト9P、描画プロセッサ10P、音声プロセッサ11
P、デコーダ12P、インターフェース回路13Pが接
続されている。描画プロセッサ10Pには、バッファ2
1Pが接続されると共に、テレビジョンモニタ(以下、
「モニタ」という。)22P(表示手段)が接続され、
音声プロセッサ11Pには、バッファ23Pが接続され
ると共に、増幅回路24Pを介してスピーカ25Pが接
続されている。また、デコーダ12Pには、バッファ2
6Pが接続されると共に、記録媒体ドライバ27Pが接
続され、インターフェース回路13Pには、メモリ28
Pが接続されると共に、複数の(ここでは2個の)コン
トローラ29P(操作手段)が接続されている。
【0088】第1実施形態では、複数の端末装置が通信
可能に接続されているのに対して、本実施形態では、1
台のゲーム装置に複数の操作手段が接続されている。す
なわち、第1実施形態では、主オブジェクトの操作が可
能な端末装置が切り換えられるのに対して、本実施形態
では、主オブジェクトの操作が可能な操作手段が切り換
えられるのである。
【0089】このゲーム装置は、用途に応じてその形態
が異なる。例えば、このゲーム装置が家庭用として構成
されている場合においては、モニタ22P及びスピーカ
25Pはゲーム機本体100Pとは別体となる。一方、
このゲーム装置が業務用として構成されている場合にお
いては、図14に示す構成要素はすべて1つの筺体に収
納される。また、このゲーム装置がパーソナルコンピュ
ータやワークステーションを核として構成されている場
合においては、モニタ22Pは、コンピュータ用のディ
スプレイに対応し、描画プロセッサ10P、音声プロセ
ッサ11P、伸張回路7Pは、それぞれ記録媒体200
Pに記録されているプログラムデータの一部またはコン
ピュータの拡張スロットに搭載される拡張ボード上のハ
ードウエアに対応し、インターフェース回路4P、パラ
レルポート8P、シリアルポート9P及びインターフェ
ース回路13Pは、コンピュータの拡張スロットに搭載
される拡張ボード上のハードウエアに対応する。また、
バッファ21P,23P,26Pは、それぞれメインメ
モリ5Pまたは拡張メモリ(図示省略)の各エリアに対
応する。なお、本実施形態では、このゲーム装置が家庭
用として構成されている場合を例にして説明する。
【0090】次に、このゲーム装置の概略動作について
説明する。電源スイッチ(図示省略)がオンにされ、ゲ
ーム装置に電源が投入される。この時、記録媒体200
Pが記録媒体ドライバ27Pに装填されていると、CP
U1Pが、ROM6Pに記憶されているオペレーティン
グシステムに基づいて、記録媒体ドライバ27Pに対し
記録媒体200Pからのゲームプログラムデータ(本発
明の進行制御プログラムデータを含む)の読み出しを指
示する。これにより、記録媒体ドライバ27Pは、記録
媒体200Pから画像、音声及びゲームプログラムデー
タを読み出す。読み出された画像、音声及びゲームプロ
グラムデータは、デコーダ12Pに供給され、ここで、
エラー訂正処理が施される。
【0091】デコーダ12Pにおいてエラー訂正処理が
施された画像データは、バスライン2Pを介して伸張回
路7Pに供給され、ここで、伸張処理が施された後に、
描画プロセッサ10Pに供給され、この描画プロセッサ
10Pにより、バッファ21Pの非表示エリアに書き込
まれる。また、デコーダ12Pにおいてエラー訂正処理
が施された音声データは、メインメモリ5Pに書き込ま
れるか、または音声プロセッサ11Pに供給されてバッ
ファ23Pに書き込まれる。そして、デコーダ12Pに
おいてエラー訂正処理が施されたプログラムデータは、
メインメモリ5Pに書き込まれる。以降、CPU1P
は、メインメモリ5Pに記憶されているゲームプログラ
ムデータ、及びプレイヤがコントローラ29Pを介して
指示する内容に基づいて、ゲームを進行する。すなわ
ち、CPU1Pは、コントローラ29Pを介してプレイ
ヤから指示される指示内容に基づいて、適宜、画像処理
の制御、音声処理の制御、内部処理の制御を行う。
【0092】図15は、本発明のゲーム進行制御装置の
機能ブロック図である。ゲーム進行制御装置300P
は、複数のコントローラ29Pから、ゲームの進行にお
いて中心的な役割を果たすオブジェクトである主オブジ
ェクト(ここでは、主人公キャラクタであるスノーボー
ダー)の操作が可能なコントローラ29Pである1の操
作可能手段を、所定のタイミングで選定する操作選定部
301P(操作選定手段)と、操作選定部301Pによ
る操作可能手段の選定に基づいて、コントローラ29P
が操作可能手段である状態か否かを切り換える移行部3
02P(移行手段)と、コントローラ29Pが前記操作
可能手段である場合に、当該コントローラ29Pからの
主オブジェクトの行動を決定する操作を受け付けて、当
該ゲーム装置に設けられたモニタ22P(表示手段)に
前記主オブジェクトの操作に適した画面である操作画面
を表示する操作表示部303P(操作表示手段)と、コ
ントローラ29Pが前記操作可能手段ではない場合に、
当該コントローラ29Pからの主オブジェクトの行動を
決定する操作を禁止し、当該ゲーム装置に設けられたモ
ニタ22P(表示手段)に主オブジェクトの行動の鑑賞
に適した画面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示部30
4P(鑑賞表示手段)とを備えている。上記の操作選定
部301P、移行部302P、操作表示部303P及び
鑑賞表示部304Pは、図5及び図12に示すフローチ
ャートを用いて説明した操作端末選定部81、移行部8
2、操作表示部83及び鑑賞表示部84とほぼ同様に動
作する。
【0093】図16は、1つの画面を分割して、操作表
示部303Pによって表示される操作画面と、鑑賞表示
部304Pによって表示される鑑賞画面とを同時に表示
する場合の画面図の一例である。画面270には、画面
の右下側に鑑賞画面271が表示され、画面の左上側に
操作画面272が表示されている。鑑賞画面271に
は、画面の略中央に、ゲレンデ2712の上を画面上側
に向けて滑走する主人公キャラクタ(スノーボーダー)
2711が表示されている。すなわち、鑑賞画面271
は、画面の略中央に主人公キャラクタ2711が表示さ
れる画面であって、且つ、主人公キャラクタ2711の
後方(進行方向の反対側)から見た画面であるため、主
人公キャラクタ2711の行動の鑑賞に適した画面とな
っている。操作画面272には、画面の左下側に、主人
公キャラクタ(スノーボーダー)が滑走するゲレンデ2
722が表示されている。操作画面272は、主人公キ
ャラクタの視点から見た画面であるため、主人公キャラ
クタの操作に適した画面となっている。
【0094】なお、本発明は以下の形態をとることがで
きる。 (A)第1実施形態においては、複数の端末装置が通信
可能に接続されている場合について説明したが、複数の
端末装置とサーバ装置とが通信可能に接続されている形
態でもよい。この場合には、サーバ装置が本発明のゲー
ム進行制御装置として機能する形態でもよいし、各端末
装置が本発明のゲーム進行制御装置として機能する形態
でもよい。 (B)第1実施形態においては、各端末装置がケーブル
を介して通信可能に接続されている場合について説明し
たが、電話回線等の通信回線を介して接続されている形
態でもよいし、各端末装置が無線通信の送信機と受信機
を備えて無線通信によって通信可能とされている形態で
もよい。
【0095】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、操作端
末選定手段によって、複数の端末装置からゲームの主人
公キャラクタの操作が可能な端末装置である1の操作端
末が所定のタイミングで選定され、移行手段によって、
操作端末選定手段による操作端末の選定に基づいて、当
該端末装置が操作端末である状態か否かが切り換えられ
るため、当該端末装置が主人公キャラクタの操作が可能
な端末装置である操作端末であるか否かがプレイヤの操
作等に拘らずに決定されるため、スリリングなゲームに
なると共に、前記複数の端末装置を操作するプレイヤ
は、全員が協力してゲームを楽しむことができる。
【0096】また、当該端末装置が操作端末である場合
に、当該端末装置に設けられた操作手段からの主人公キ
ャラクタの行動を決定する操作が受け付けられて、当該
端末装置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視
点から見た画面である操作画面が表示されるため、当該
端末装置を操作するプレイヤは、操作画面を見ながら操
作手段を用いて主人公キャラクタに対して所望する操作
を行なうことができる。
【0097】さらに、当該端末装置が操作端末ではない
場合に、当該端末装置に設けられた操作手段からの主人
公キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、当該端
末装置に設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公
キャラクタが表示される画面であって、且つ、主人公キ
ャラクタの後方から見た画面である鑑賞画面が表示され
るため、当該端末装置を操作するプレイヤは、主人公キ
ャラクタの操作をすることはできないが、鑑賞画面を見
ながら他のプレイヤが操作している主人公キャラクタ
行動を鑑賞して楽しむことができる。
【0098】請求項2に記載の発明によれば、操作端末
選定手段によって、当該端末装置に設けられた記憶手段
に格納されたゲーム空間内の位置であって、操作端末を
選定するための複数の位置のいずれかと、主人公キャラ
クタのゲーム空間内の位置とが一致するか否かを判定
し、この判定が肯定されたタイミングで操作端末が選定
される。
【0099】従って、操作端末の選定に適した主人公キ
ャラクタのゲーム空間内の位置を記憶手段に格納してお
くことによって、主人公キャラクタが操作端末の選定に
適したゲーム空間内の位置に到達したタイミングで、操
作端末の選定が行なわれるため、ゲームの興趣性が向上
する。
【0100】請求項3に記載の発明によれば、操作端末
選定手段によって、操作端末である状態の端末装置が、
移行手段にて操作端末ではない状態から操作端末である
状態に切り換えられたタイミングからの経過時間が求め
られ、この経過時間が所定時間と一致するか否かが判定
され、この判定が肯定されたタイミングで操作端末が選
定される。
【0101】従って、上記所定時間をゲームの特徴に基
づいて適切な長さに設定することによって、適切な時間
間隔で操作端末の切り換えが行なわれるため、ゲームの
興趣性が向上する。
【0102】請求項4に記載の発明によれば、操作端末
選定手段によって、当該ゲームの開始時からの操作端末
の選定履歴が当該端末装置に設けられた記憶手段に格納
され、この選定履歴に基づいて操作端末が選定される。
【0103】従って、選定履歴から各端末装置が操作端
末として選定された回数を求め、操作端末として選定さ
れた回数の最も少ない端末装置を操作端末として選定す
ることによって、各端末装置が操作端末として選定され
る回数を略一致させることができるため、各端末装置を
操作するプレイヤが均等にゲームを楽しむことができ
る。
【0104】請求項5に記載の発明によれば、操作端末
選定手段によって、当該ゲームの開始時に、当該ゲーム
の開始時に、前記複数の端末装置から、それぞれの端末
装置を使用するプレイヤの特徴をあらわす情報である特
徴情報が受け付けられて、当該端末装置に設けられた記
憶手段に格納され、この特徴情報に基づいて操作端末が
選定される。
【0105】従って、ゲームの場面によって主人公キャ
ラクタの実行可能な行動の種類が予め設定されているゲ
ームにおいては、例えば、特徴情報として、各端末装置
から各端末装置を操作するプレイヤの得意とする主人公
キャラクタの行動の種類が受け付けられ、ゲーム場面に
おける主人公キャラクタの実行可能な行動の種類が各端
末装置を操作するプレイヤの得意とする主人公キャラク
の行動の種類と一致するか否かが判定され、一致する
場合には当該端末装置が操作端末として選定される(ま
たは、選定される確率が高くなる)ことによって、プレ
イヤが得意とする種類の主人公キャラクタの行動を実行
する機会が増加し、ゲームの興趣性が向上する。
【0106】請求項6に記載の発明によれば、移行手段
によって、当該端末装置が操作端末ではない状態で、操
作端末選定手段にて当該端末装置が操作端末に選定され
た場合に、所定時間後に当該端末装置が操作端末である
状態に切り換えられ、前記所定時間の間は、当該端末装
置に設けられた表示手段に当該端末装置を操作端末であ
る状態に切り換えることを予告する特定の画面が表示さ
れる。
【0107】従って、当該端末装置が操作端末ではない
状態から操作端末である状態に切り換えられる前に、所
定時間の間、当該端末装置に設けられた表示手段に当該
端末装置を操作端末である状態に切り換えることを予告
する特定の画面が表示されるため、当該端末装置を操作
しているプレイヤが、当該端末装置が操作端末に切り換
えられることを予め知ることができる。このようにし
て、操作の準備等を行なうことができるため、ゲームが
円滑に進行される。
【0108】請求項7に記載の発明によれば、移行手段
によって、当該端末装置が操作端末である状態で、前記
操作端末選定手段にて当該端末装置以外の端末装置が操
作端末に選定された場合に、所定時間後に当該端末装置
が操作端末ではない状態に切り換えられ、前記所定時間
の間は、当該端末装置に設けられた表示手段に当該端末
装置を操作端末ではない状態に切り換えることを予告す
る特定の画面が表示される。
【0109】従って、当該端末装置が操作端末である状
態から操作端末ではない状態に切り換えられる前に、所
定時間の間、当該端末装置に設けられた表示手段に当該
端末装置を操作端末ではない状態に切り換えることを予
告する特定の画面が表示されるため、当該端末装置を操
作しているプレイヤが、当該端末装置が操作端末ではな
い状態に切り換えられることを予め知ることができる。
このようにして、操作を取り止める準備等を行なうこと
ができるため、ゲームが円滑に進行される。
【0110】請求項8に記載の発明によれば、鑑賞表示
手段によって、当該ゲームに登場するオブジェクトであ
って、主人公キャラクタを除くオブジェクトの行動を決
定する操作手段からの操作が受け付けられる。
【0111】従って、操作端末ではない端末装置を操作
しているプレイヤが、当該ゲームに登場するオブジェク
トであって、主人公キャラクタを除くオブジェクトの行
動を決定する操作を行なうことによって、ゲームに参加
することができるため、ゲームの複雑度が増加し、ゲー
ムの興趣性が向上する。
【0112】請求項9に記載の発明によれば、操作選定
手段によって、複数の操作手段から、ゲームの主人公キ
ャラクタの操作が可能な操作手段である1の操作可能手
段が所定のタイミングで選定され、移行手段によって、
操作選定手段による操作可能手段の選定に基づいて、操
作手段が操作可能手段である状態か否かが切り換えられ
るため、当該操作手段が主人公キャラクタの操作が可能
な操作手段である操作可能手段であるか否かがプレイヤ
の操作等に拘らずに決定されるため、スリリングなゲー
ムとなると共に、前記複数の操作手段を操作するプレイ
ヤは、全員が協力してゲームを楽しむことができる。
【0113】また、当該操作手段が操作可能手段である
場合に、操作表示手段によって、当該操作手段からの
人公キャラクタの行動を決定する操作が受け付けられ
て、 人公キャラクタの視点から見た画面である操作画
面が表示されるため、当該操作手段を操作するプレイヤ
は、操作画面を見ながら操作手段を用いて主人公キャラ
クタに対して所望する操作を行うことができる。
【0114】さらに、当該操作手段が操作可能手段では
ない場合に、鑑賞表示手段によって、当該操作手段から
主人公キャラクタの行動を決定する操作が禁止され
画面の略中央に主人公キャラクタが表示される画面であ
って、且つ、主人公キャラクタの後方から見た画面であ
る鑑賞画面が表示されるため、当該操作手段を操作する
プレイヤは、主人公キャラクタの操作をすることはでき
ないが、鑑賞画面を見ながら他のプレイヤが操作してい
主人公キャラクタの行動を鑑賞して楽しむことができ
る。
【0115】請求項10に記載の発明によれば、操作端
末選定処理において、複数の端末装置から、ゲームの
人公キャラクタの操作が可能な端末装置である1の操作
端末が、所定のタイミングで選定され、移行処理におい
て、操作端末選定処理における操作端末の選定に基づい
て、端末装置が操作端末である状態か否かが切り換えら
れるため、当該端末装置が主人公キャラクタの操作が可
能な端末装置である操作端末であるか否かがプレイヤの
操作等に拘らずに決定されるため、スリリングなゲーム
となると共に、前記複数の端末装置を操作するプレイヤ
は、全員が協力してゲームを楽しむことができる。
【0116】また、当該端末装置が操作端末である場合
に、操作表示処理において、操作手段からの主人公キャ
ラクタの行動を決定する操作が受け付けられて、主人公
キャラクタの視点から見た画面である操作画面が表示さ
れるため、当該端末装置を操作するプレイヤは、操作画
面を見ながら操作手段を用いて主人公キャラクタに対し
て所望する操作を行なうことができる。
【0117】さらに、当該端末装置が操作端末ではない
場合に、鑑賞表示処理において、操作手段からの主人公
キャラクタの行動を決定する操作が禁止され、画面の略
中央 に主人公キャラクタが表示される画面であって、且
つ、主人公キャラクタの後方から見た鑑賞画面が表示さ
れるため、当該端末装置を操作するプレイヤは、主人公
キャラクタの操作をすることはできないが、鑑賞画面を
見ながら他のプレイヤが操作している主人公キャラクタ
の行動を鑑賞して楽しむことができる。
【0118】請求項11に記載の発明によれば、操作端
末選定手段によって、複数の端末装置から、ゲームの
人公キャラクタの操作が可能な端末装置である1の操作
端末が、所定のタイミングで選定され、移行手段によっ
て、操作端末選定手段による操作端末の選定に基づい
て、端末装置が操作端末である状態か否かが切り換えら
れるため、端末装置が主人公キャラクタの操作が可能な
端末装置である操作端末であるか否かがプレイヤの操作
等に拘らずに決定されるため、スリリングなゲームとな
ると共に、前記複数の端末装置を操作するプレイヤは、
全員が協力してゲームを楽しむことができる。
【0119】また、端末装置が操作端末である場合に、
操作表示手段によって、操作手段からの主人公キャラク
の行動を決定する操作が受け付けられて、当該端末装
置に設けられた表示手段に主人公キャラクタの視点から
見た画面である操作画面が表示されるため、当該端末装
置を操作するプレイヤは、操作画面を見ながら操作手段
を用いて主人公キャラクタに対して所望する操作を行な
うことができる。
【0120】さらに、端末装置が操作端末ではない場合
に、鑑賞表示手段によって、操作手段からの主人公キャ
ラクタの行動を決定する操作が禁止され、当該端末装置
に設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公キャラ
クタが表示される画面であって、且つ、主人公キャラク
タの後方から見た鑑賞画面が表示されるため、当該端末
装置を操作するプレイヤは、主人公キャラクタの操作を
することはできないが、鑑賞画面を見ながら他のプレイ
ヤが操作している主人公キャラクタの行動を鑑賞して楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用される複数の通信可能に接続さ
れた端末装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の適用される端末装置の形態の1つで
あるゲーム装置の外観を示す図である。
【図3】 本ゲーム装置のハードウェアの概略構成を示
すブロック図である。
【図4】 本発明のゲーム進行制御装置の機能ブロック
図である。
【図5】 本発明のゲーム進行制御装置の動作を表わす
フローチャートである。
【図6】 鑑賞画面の画面図の一例である。
【図7】 操作画面の画面図の一例である。
【図8】 画面遷移を表わす画面図の一例である。
【図9】 画面遷移を表わす画面図の一例である。
【図10】 主オブジェクトを除くオブジェクトの行動
を決定する操作を行なうための鑑賞画面の一例である。
【図11】 観客配置の操作の結果を表わす鑑賞画面の
画面図の一例である。
【図12】 操作端末の選定の詳細フローチャートであ
る。
【図13】 ゲーム空間内の操作端末を選定するための
位置を表わす概念図の一例である。
【図14】 本発明の適用されるゲーム装置の一実施形
態を示すブロック構成図である。
【図15】 本発明のゲーム進行制御プログラムの機能
ブロック図である。
【図16】 1つの画面を分割して操作画面と鑑賞画面
とを表示する場合の画面図の一例である。
【符号の説明】
10 ROMカートリッジ(記憶手段) 20 液晶表示部(表示手段) 30 入力部(操作手段) 50 中央演算部(CPU) 60 RAM(記憶手段) 80 ゲーム進行制御装置 81 操作端末選定部(操作端末選定手段) 82 移行部(移行手段) 83 操作表示部(操作表示手段) 84 鑑賞表示部(鑑賞表示手段) 1P CPU 5P メインメモリ(記憶手段) 200P 記録媒体(記憶手段) 22P テレビジョンモニタ(表示手段) 29P コントローラ(操作手段) 300P ゲーム進行制御装置 301P 操作選定部(操作選定手段) 302P 移行部(移行手段) 303P 操作表示部(操作表示手段) 304P 鑑賞表示部(鑑賞表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−157744(JP,A) NINTENDO64完璧攻略シリーズ 22 カスタムロボV2 必勝攻略法,日 本,株式会社双葉社,2000年12月25日, 初版,第13頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 13/00 - 13/12

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信可能に接続された端末装置に
    おいて同時に進行するゲームの進行を制御するために各
    端末装置毎に用いられるゲーム進行制御プログラムであ
    って、 前記端末装置を、 前記複数の端末装置から、ゲームの1の主人公キャラク
    タの操作が可能な端末装置である1の操作端末を、所定
    のタイミングで選定する操作端末選定手段と、 前記操作端末選定手段による操作端末の選定に基づい
    て、当該端末装置が操作端末である状態か否かを切り換
    える移行手段と、 当該端末装置が前記操作端末である場合に、当該端末装
    置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動
    を決定する操作を受け付けて、当該端末装置に設けられ
    た表示手段に主人公キャラクタの視点から見た画面であ
    る操作画面を表示する操作表示手段と、 当該端末装置が前記操作端末ではない場合に、当該端末
    装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行
    動を決定する操作を禁止し、当該端末装置に設けられた
    表示手段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表示さ
    れる画面であって、且つ、主人公キャラクタの後方から
    見た画面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示手段として
    機能させることを特徴とするゲーム進行制御プログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記操作端末選定手段は、当該端末装置
    に設けられた記憶手段に格納されたゲーム空間内の位置
    であって、操作端末を選定するための複数の位置のいず
    れかと、主人公キャラクタのゲーム空間内の位置とが一
    致するか否かを判定し、この判定が肯定されたタイミン
    グで操作端末を選定することを特徴とする請求項1に記
    載のゲーム進行制御プログラム。
  3. 【請求項3】 前記操作端末選定手段は、操作端末であ
    る状態の端末装置が前記移行手段によって操作端末では
    ない状態から操作端末である状態に切り換えられたタイ
    ミングからの経過時間を求め、前記経過時間が所定時間
    と一致するか否かを判定し、この判定が肯定されたタイ
    ミングで操作端末を選定することを特徴とする請求項1
    または2に記載のゲーム進行制御プログラム。
  4. 【請求項4】 前記操作端末選定手段は、当該ゲームの
    開始時からの操作端末の選定履歴を当該端末装置に設け
    られた記憶手段に格納し、この選定履歴に基づいて操作
    端末を選定することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のゲーム進行制御プログラム。
  5. 【請求項5】 前記操作端末選定手段は、当該ゲームの
    開始時に、前記複数の端末装置から、それぞれの端末装
    置を使用するプレイヤの特徴をあらわす情報である特徴
    情報を受け付けて、当該端末装置に設けられた記憶手段
    に格納し、この特徴情報に基づいて操作端末を選定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゲー
    ム進行制御プログラム。
  6. 【請求項6】 前記移行手段は、当該端末装置が操作端
    末ではない状態で、前記操作端末選定手段によって当該
    端末装置が操作端末に選定された場合に、所定時間後に
    当該端末装置を操作端末である状態に切り換え、前記所
    定時間の間は、当該端末装置に設けられた表示手段に当
    該端末装置を操作端末である状態に切り換えることを予
    告する特定の画面を表示することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載のゲーム進行制御プログラム。
  7. 【請求項7】 前記移行手段は、当該端末装置が操作端
    末である状態で、前記操作端末選定手段によって当該端
    末装置以外の端末装置が操作端末に選定された場合に、
    所定時間後に当該端末装置を操作端末ではない状態に切
    り換え、前記所定時間の間は、当該端末装置に設けられ
    た表示手段に当該端末装置を操作端末ではない状態に切
    り換えることを予告する特定の画面を表示することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のゲーム進行制
    御プログラム。
  8. 【請求項8】 前記鑑賞表示手段は、当該ゲームに登場
    するオブジェクトであって、主人公キャラクタを除くオ
    ブジェクトの行動を決定する前記操作手段からの操作を
    受け付けることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに
    記載のゲーム進行制御プログラム。
  9. 【請求項9】 複数の操作手段を有して操作手段毎にゲ
    ームが同時に進行するゲームの進行を制御するゲーム装
    置を、 前記複数の操作手段から、ゲームの1の主人公キャラク
    タの操作が可能な操作手段である1の操作可能手段を所
    定のタイミングで選定する操作選定手段と、 前記操作選定手段による操作可能手段の選定に基づい
    て、操作手段が操作可能手段である状態か否かを切り換
    える移行手段と、前記操作可能手段 からの主人公キャラクタの行動を決定
    する操作を受け付けて、当該ゲーム装置に設けられた表
    示手段に主人公キャラクタの視点から見た画面である操
    作画面を表示する操作表示手段と、前記操作可能手段ではない 操作手段からの主人公キャラ
    クタの行動を決定する操作を禁止し、当該ゲーム装置に
    設けられた表示手段に、画面の略中央に主人公キャラク
    タが表示される画面であって、且つ、主人公キャラクタ
    の後方から見た画面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示
    手段として機能させ、 前記操作表示手段及び前記鑑賞表示手段は、前記表示手
    段の1つの画面を分割して前記操作画面と前記鑑賞画面
    とを同時に表示する ことを特徴とするゲーム進行制御プ
    ログラム。
  10. 【請求項10】 複数の通信可能に接続された端末装置
    において同時に進行するゲームの各端末装置におけるゲ
    ームの進行をそれぞれ制御するゲーム進行制御方法であ
    って、前記各端末装置が、 前記複数の端末装置から、ゲームの1の主人公キャラク
    タの操作が可能な端末装置である1の操作端末を、所定
    のタイミングで選定する操作端末選定処理と、 前記操作端末選定処理における操作端末の選定に基づい
    て、当該端末装置が操作端末である状態か否かを切り換
    える移行処理と、 当該端末装置が前記操作端末である場合に、当該端末装
    置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動
    を決定する操作を受け付けて、当該端末装置に設けられ
    た表示手段に主人公キャラクタの視点から見た画面であ
    る操作画面を表示する操作表示処理と、 当該端末装置が前記操作端末ではない場合に、当該端末
    装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行
    動を決定する操作を禁止し、当該端末装置に設けられた
    表示手段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表示さ
    れる画面であって、且つ、主人公キャラクタの後方から
    見た画面である鑑賞画面を表示する鑑賞表示処理とを実
    行することを特徴とするゲーム進行制御方法。
  11. 【請求項11】 複数の通信可能に接続された端末装置
    において同時に進行するゲームの各端末装置におけるゲ
    ームの進行をそれぞれ制御するゲーム進行制御装置であ
    って、 前記複数の端末装置から、ゲームの1の主人公キャラク
    タの操作が可能な端末装置である1の操作端末を、所定
    のタイミングで選定する操作端末選定手段と、 前記操作端末選定手段による操作端末の選定に基づい
    て、当該端末装置が操作端末である状態か否かを切り換
    える移行手段と、 当該端末装置が前記操作端末である場合に、当該端末装
    置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行動
    を決定する操作を受け付けて、当該端末装置に設けられ
    た表示手段に主人公キャラクタの視点から見た画面であ
    る操作画面を表示する操作表示手段と、 当該端末装置が前記操作端末ではない場合に、当該端末
    装置に設けられた操作手段からの主人公キャラクタの行
    動を決定する操作を禁止し、当該端末装置に設けられた
    表示手段に、画面の略中央に主人公キャラクタが表示さ
    れる画面であって、且つ、主人公キャラクタの後方から
    見た鑑賞画面を表示する鑑賞表示手段とを備えることを
    特徴とするゲーム進行制御装置。
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