JP3437853B2 - 男性用使い捨て吸収性物品 - Google Patents

男性用使い捨て吸収性物品

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修 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使い捨て吸収性物品に関
し、より詳細には、男性用の使い捨て尿吸収性物品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、男性用の尿吸収性物品として、平
面シート状のおむつが一般に用いられる。この平面シー
ト状おむつは、着用者の身体に直接に接触し、尿を吸収
する液体浸透性表面シートと、吸収した尿の漏れを防止
する液体不浸透性シートと、これら二つのシートの間に
配置され、液体浸透性表面シートを介して吸収した尿を
含有する吸収体とからなっている。使用時には、適当な
取り付け部材を用いて、この平面シート状おむつを着用
者の股間及び前後を覆うように取り付け、失禁対策を行
うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような平面シート
状のおむつを用いて、尿漏れの防止を図るためには、お
むつを着用するときに、ペニスを吸収体のほぼ中央に位
置させることが必要である。ペニスを吸収体の中央から
離れた地点に位置させたまま、おむつを着用してしまう
と、排出された尿の量が多いときには、吸収体への尿の
吸収が十分に行われず、横漏れの原因となる。
【0004】しかしながら、おむつ内部においては、ペ
ニスの向きは上下左右何れか一定の方向に定まっている
わけではない。さらに、着用時には吸収体の中央にペニ
スを位置させていたとしても、着用者の運動により、お
むつ内部でペニスの位置がずれてしまうことが十分にあ
り得る。このため、従来の平面シート状のおむつでは、
尿吸収が確実に行われず、尿漏れ防止という所期の目的
が達成できないことがあった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、液体浸透性表面シートと、液体不浸透性シー
トと、これら二つのシートの間に配置された吸収体とを
有する使い捨て吸収性物品において、ペニスをこれらの
使い捨て吸収性物品の内部の適切な位置に確実に収納
し、尿漏れを確実に防止することができる使い捨て吸収
性物品を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る使い捨て吸収性物品は、使い捨て吸収
性物品の内部においてペニスを両側から保持するフラッ
プ部材を設けている。具体的には、本発明に係る使い捨
て吸収性物品は、液体浸透性表面シートに取り付けられ
た基端と、自由端とを有する一対のフラップ部材が吸収
性物品の長手方向に延びて設けられており、基端は吸収
体上に位置しており、一対のフラップ部材の基端相互間
の間隔及び基端から自由端までの長さは男性ペニスを一
対のフラップ部材の間に保持し得るように決められる。
【0007】本発明の好ましい実施態様においては、一
対のフラップ部材は本吸収性物品の長手方向軸を中心と
してほぼ左右対称に隔置されて配置される。本発明の好
ましい実施態様においては、一対のフラップ部材の基端
相互間の間隔は、男性ペニスの直径をDとすると、0.
5D以上かつ4D以下になるように設定される。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、一
対のフラップ部材の基端から自由端までの長さは、自由
端を吸収性物品の長手方向軸に向けて液体浸透性表面シ
ート上に寝かせたときの自由端の間の間隔が男性ペニス
の直径以下であるような長さに設定される。本発明の好
ましい実施態様においては、一対のフラップ部材の自由
端には少なくとも一つの伸縮性部材が取り付けられる。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、伸
縮性部材は、少なくとも本物品の使用時に前側になる領
域に設けられる。なお、従来のおむつには、「立体ギャ
ザー」と呼ばれる伸縮性部材がおむつの長手方向に延び
る両側縁部に沿って設けられているものがある。この立
体ギャザーは主に下痢便等の流動状態にある軟便がおむ
つの側縁から漏れ出すことを防止するために設けられて
いるものであって、立体ギャザー相互間の間隔も広く、
本発明のようにそれらの立体ギャザーの間にペニスを保
持できるものではない。本発明におけるフラップ部材と
は本質的に異なるものである。
【0010】
【作用】本使い捨て吸収性物品の使用時においては、一
定の間隔をおいて設けられているフラップ部材の間にペ
ニスを位置させる。この状態のまま、本使い捨て吸収性
物品を着用すれば、ペニスはフラップ部材の間に保持さ
れ、ペニスは確実に本吸収性物品内部に収まることにな
る。このため、ペニスから排出された尿は確実に本吸収
性物品に吸収され、吸収性物品の側縁から漏れ出すこと
がない。
【0011】特に、フラップ部材の自由端に伸縮性部材
を取り付ければ、この伸縮性部材が収縮することにより
フラップ部材の自由端にギャザー部分が形成されるた
め、フラップ部材はより一層確実にペニスを所定位置に
保持するので、尿の外部への漏れをより確実に防止する
ことができる。
【0012】
【実施例】図1及び図2に本発明に係る使い捨て吸収性
物品の第一の実施例を示す。使い捨て吸収性物品1は、
着用者の身体に直接に接触し、尿その他の体液が浸透し
得る材質からなる液体浸透性表面シート3と、液体を浸
透させない材質からなる液体不浸透性シート5と、液体
浸透性表面シート3と液体不浸透性シート5との間に配
置され、液体浸透性表面シート3を通って浸透してきた
尿その他の体液を吸収し、保持する吸収体7とを備えて
いる。吸収体7は矩形状をなしており、液体浸透性表面
シート3及び液体不浸透性シート5はともに吸収体7よ
りも大きい矩形状をなし、吸収体7の外側において両シ
ート3、5は相互に接着され、吸収体7をその内部に包
み込んでいる。
【0013】両シート3、5が相互に接着されている側
部マージン部分(すなわち、吸収体7の外側部分)に
は、使い捨て吸収性物品1の長手方向軸Yの方向に延び
る伸縮性部材9A,9Bが組み込まれている。この伸縮
性部材9A,9Bは伸長した状態で組み込まれており、
本物品1の使用時には伸縮性部材9A,9Bが収縮した
状態になり、いわゆるギャザーを形成する。このため、
着用者の股間部において本物品1が着用者に隙間なく密
着し、股間部における本物品1からの尿の漏れを防止す
ることができる。
【0014】本物品1の液体浸透性表面シート3には、
所定の幅Lを有し、本物品1の長手方向の全長にわたっ
て延びている一対のフラップ部材11A,11Bが取り
付けられている。このフラップ部材11A,11Bはそ
の基端12Aにおいて液体浸透性表面シート3に取り付
けられ、他端は自由端12Bとなっている。基端12A
の方が自由端12Bよりも本物品1の幅方向外側に位置
しており、自由端12Bが相互に向かい合うように配置
されている。さらに、フラップ部材11A,11Bは本
物品1の長手方軸Yに関して左右対称に取り付けられて
おり、各フラップ部材11A,11Bの自由端12Bは
長手方向軸Yにおいて相互に接して位置している。
【0015】各フラップ部材の基端12Aは常に吸収体
7の上に位置するように配置されている。フラップ部材
11A,11Bは、図2の矢印Kにより示すように、基
端12Aを中心として自由端12Bを揺動させることが
でき、立てた状態にすることができる。通常は、図2に
示すように、液体浸透性表面シート3の上に寝た状態で
ある。
【0016】フラップ部材11A,11Bの基端12A
は、所定の間隔Rをあけて、本物品1の長手方向軸Yを
中心としてほぼ左右対称に取り付けられている。所定の
間隔Rとは、男性ペニスの平均直径をDとすれば、0.
5D≦R≦4Dである。この間隔Rがあまり狭すぎる
と、フラップ部材11A,11Bの間にペニスを保持す
ることができず、逆に、フラップ部材11A,11B間
の間隔が広すぎると、フラップ部材11A,11Bの間
にペニスを保持しても、ペニスが吸収体7の端部の方に
移動して、尿漏れ防止という所期の目的を達成できなく
なる。このため、フラップ部材11A,11Bの間の間
隔Rは最小で0.5D、最大でも4D程度が好ましい。
【0017】例えば、70〜80代の男性のペニスの平
均直径は約20mmであるから、一対のフラップ部材1
1A,11Bの間の間隔Rは10〜80mm程度に設定
される。なお、着用者の年代を問わずに間隔Rを設定す
るとすれば、好ましい間隔Rは10mm以上100mm
以下である。
【0018】さらに、基端相互間の間隔Rは男性ペニス
の平均直径のみならず、平均長さをもパラメータとして
決定することが好ましい。例えば、ペニスが長いような
場合には、間隔Rを広くしてもフラップ部材11A,1
1Bの間にペニスを収めることができる。逆に、ペニス
が短いような場合には、それに応じて、フラップ部材1
1A,11Bの間の間隔Rも小さくすることが好まし
い。
【0019】図1から明らかであるように、R=2L
であるから、基端12A相互間の間隔Rが決まれば、フ
ラップ部材11A,11Bの幅L=R/2も自動的に決
まる。なお、フラップ部材11A,11Bの材質は液体
浸透性か液体不浸透性かを問わず、何れの性質の材料で
も使用可能である。
【0020】フラップ部材11A,11Bの自由端12
Bには伸縮性部材13A,13Bが組み込まれている。
この伸縮性部材13A,13Bは弾性力を有する部材で
あればいかなる部材でも用いることができる。例えば、
糸ゴム、伸縮性テープ、伸縮性フィルム、伸縮性不織布
などを用いることができる。この伸縮性部材13A,1
3Bも伸縮性部材9A,9Bと同様に伸長した状態でフ
ラップ部材11A,11Bの自由端12Bに組み込まれ
ている。このため、伸縮性部材13A,13Bは本吸収
性物品1の使用時には収縮しているため、フラップ部材
11A,11Bの自由端12Bがギャザーを形成する。
【0021】伸縮性部材13A,13Bの伸長倍率は、
その材質や弾性強度にもよるが、100乃至500%が
好ましい。より好ましくは150〜200%である。ま
た、伸縮性部材13A,13Bは、その弾性強度に応じ
て、各フラップ部材11A,11Bに少なくとも1本づ
つ設けられる。伸縮性部材13A,13Bは、本物品1
の幅方向軸Xを中心として本物品1を二つに分割した場
合に、何れか一方の側、より具体的に言えば、本物品1
の使用時において前側に位置する側にのみ設ければよ
い。本実施例では、図1に示すように、幅方向軸Xの上
半分にのみ設けられている。後述するように、ペニスは
本物品1の長手方向におけるほぼ半分の領域に位置する
ことになるので、伸縮性部材13A,13Bを本物品1
の全長にわたって組み込まなくても、十分にペニスを保
持することができる。
【0022】フラップ部材11A,11Bの自由端12
Bへの伸縮性部材13A,13Bの取り付けは、例え
ば、ホットメルト、粘着テープなどにより行われる。ま
た、伸縮性部材13A,13Bを取り付ける際には、図
3(A)に示すように、自由端12Bにおいてのみ伸縮
性部材13A,13Bを巻回するようにしても良いし、
あるいは、図3(B)に示すように、フラップ部材11
A,11Bを二重に重ねてその間に伸縮性部材13A,
13Bを挟み込むようにしてもよい。
【0023】また、図4(A)、(B)に示すように、
複数の伸縮性部材13A,13Bを取り付けることもで
きる。図5は本吸収性物品1の使用状態を示す斜視図で
ある。本吸収性物品1の使用時においては、フラップ部
材11A,11Bをそれらの基端12Aを中心として矢
印Kの方向に自由端12Bを揺動させ、フラップ部材1
1A,11Bを立てた状態にしておく。次いで、ペニス
15を、伸縮性部材13A,13Bが設けられている側
において、フラップ部材11A,11Bの間に位置させ
る。この状態で、図5に示すように、本物品1を着用者
の股間を通して着用者の前後に巻回し、粘着テープその
他の適当な固定手段を用いて本吸収性物品1を着用者に
対して固定する。
【0024】本物品1の着用時においては、図6の断面
図に示すように、ペニス15はフラップ部材11A,1
1Bにより両側から保持されている。基端12Aは吸収
体7の上に常に位置しているので、ペニス15は常に吸
収体7の上に位置することになり、ペニス15から排出
された尿は確実に吸収体7に吸収され、外部に漏れ出す
ことがない。
【0025】特に、伸縮性部材13A,13Bの収縮作
用により形成されたギャザーによって、フラップ部材1
1A,11Bがペニス15を確実に保持しているため、
尿の漏れの防止が促進される。図7及び図8は本発明に
係る使い捨て吸収性物品1の第二の実施例を示す。この
第二の実施例は、フラップ部材11A,11Bが自由端
12Bにおいて相互に接しておらず、それらの自由端1
2Bが間隔Wを開けて隔置されている点以外は第一の実
施例と同じ構成を有する。
【0026】間隔Wは男性のペニスの平均直径以下の範
囲になるように設定される。間隔Wが男性ペニスの平均
直径を超えると、本物品1の着用時に一対のフラップ部
材11A,11Bがペニスを両側から保持することがで
きなくなるためである。間隔Wを決定する際にもペニス
の長さをファクターにすることが好ましい。例えば、ペ
ニスが長いときは、間隔Wはペニスの平均直径とほぼ等
しくしてもフラップ部材の間にペニスを保持することが
できるが、逆に、ペニスが短いときは、フラップ部材の
間にペニスを確実に収容するため、間隔Wはペニスの平
均直径よりも小さめにしてフラップ部材の自由端相互の
間隔を狭めることが好ましい。
【0027】このように、フラップ部材11A,11B
の自由端12Bが間隔Wを開けるようにしてフラップ部
材11A,11Bを配置することにより、着用時にフラ
ップ部材11A,11Bを立てることなく、間隔Wの部
分に直接にペニスを挿入させて、その後、本物品1を着
用することができるようになり、着用時の便利性が増
す。
【0028】図9及び図10は本発明に係る使い捨て吸
収性物品の第三の実施例を示す。この第三の実施例にお
いては、フラップ部材11A,11Bが自由端12Bに
おいて相互に接しておらず、相互に重なり合っている点
以外は第一の実施例と同じ構成を有する。フラップ部材
11A,11Bが相互に重なり合う部分の長さTは最大
で約50mm程度が好ましい。さらに、本実施例では、
フラップ部材の幅LはL≦Rとなるように設定する。フ
ラップ部材の幅Lをあまり長くしすぎると、重なり合う
部分の長さTが大きくなって、着用しづらくなるからで
ある。
【0029】例えば、フラップ部材11A,11Bの基
端12A相互間の間隔Rを60mm、フラップ部材の幅
Lを55mmに設定すると、重なり合う部分の長さT
は、 T=55×2−60=50mm になる。本実施例のように、フラップ部材11A,11
Bを重なり合わせて配置することにより、ペニスをフラ
ップ部材の間に両側から包み込むようにして保持するこ
とができるので、尿が排出されるペニスの先端を確実に
一対のフラップ部材の間に保持できる。
【0030】図11は本発明に係る使い捨て物品の第四
の実施例を示す。本実施例においては、伸縮性部材13
A,13Bが設けられている側(本物品1の幅方向軸X
の上半分)においては、フラップ部材11A,11Bの
間の間隔W1は比較的狭く形成され、伸縮性部材13
A,13Bが設けられていない側(本物品1の幅方向軸
Xの下半分)においてはフラップ部材11A,11Bの
間の間隔W2は比較的広く形成されている。
【0031】本実施例に係る吸収性物品1は伸縮性部材
13A,13Bが設けられている側にペニスを当て、伸
縮性部材13A,13Bが設けられていない側に尻部を
当てる。フラップ部材11A,11Bの間の間隔が広い
方の部分が尻部に当たることにより、下痢便等の流動状
態の軟便をフラップ部材11A,11Bの内側に封じ込
めることができ、軟便の漏れを防止することができる。
また、フラップ部材11A,11Bが尻部に当たらない
ので、着用時の尻部の違和感がなくなる。
【0032】以上の四つの実施例においては、何れも、
本発明に係る吸収性物品を、伸縮性部材9A,9Bを有
するいわゆるフラットタイプのおむつに適用したものを
取り上げたが、伸縮性部材を有することは必ずしも必要
ではなく、また、本発明に係る吸収性物品は、股に当接
する部分を切り欠いて形成したパンツタイプのおむつに
適用することもできる。さらに、当初からパンツ形状に
形成されているタイプの使い捨ておむつにも適用するこ
とが可能であり、それも以上述べた実施例と同等の効果
を奏する。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る使い捨て吸収性物品はフラ
ップ部材を設け、ペニスをこのフラップ部材の間に保持
することにより、ペニスを確実に本吸収性物品の内部に
収納する。このため、従来の吸収性物品と異なり、着用
の仕方が適切でないためにペニスが吸収性物品の適正な
取り付け位置から外れることがなく、確実に尿その他の
体液を本吸収性物品に吸収することができる。
【0034】さらに、本発明に係る吸収性物品は、既存
の吸収性物品をベースとして、それにフラップ部材を設
けることにより容易につくることができ、極めて利用価
値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使い捨て吸収性物品の第一の実施
例の平面図である。
【図2】図1のX2−X2線における断面図である。
【図3】伸縮性部材の取り付け状態を示す拡大断面図で
ある。
【図4】伸縮性部材の取り付け状態を示す拡大断面図で
ある。
【図5】図1に示した吸収性物品の使用状態を示す斜視
図である。
【図6】図5のX6−X6線における断面図である。
【図7】本発明に係る使い捨て吸収性物品の第二の実施
例の平面図である。
【図8】図6のX8−X8線における断面図である。
【図9】本発明に係る使い捨て吸収性物品の第三の実施
例の平面図である。
【図10】図9のX10−X10線における断面図であ
る。
【図11】本発明に係る使い捨て吸収性物品の第四の実
施例の平面図である。
【符号の説明】
1 使い捨て吸収性物品 3 液体浸透性表面シート 5 液体不浸透性シート 7 吸収体 9A,9B 伸縮性部材 11A,11B フラップ部材 12A 基端 12B 自由端 13A,13B 伸縮性部材 15 ペニス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−25741(JP,A) 特開 平4−200543(JP,A) 特開 平4−322646(JP,A) 特開 平4−176455(JP,A) 特開 昭51−44055(JP,A) 特開 昭62−250201(JP,A) 実開 昭60−15314(JP,U) 特表 昭59−500948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/453 A61F 5/44 A61F 13/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体浸透性表面シートと、液体不浸透性
    シートと、これら二つのシートの間に配置された吸収体
    とを有する使い捨て吸収性物品において、 前記液体浸透性表面シートに取り付けられた基端と、自
    由端とを有する一対のフラップ部材が前記吸収性物品の
    長手方向に延びて設けられており、 前記基端は前記吸収体上に位置しており、 前記自由端の使用時における前側に位置する領域には伸
    縮性部材が取り付けられており、 前記一対のフラップ部材の基端相互間の間隔は男性ペニ
    スを前記一対のフラップ部材の間に保持し得るように決
    められ、前記一対のフラップ部材の基端から自由端まで
    の長さは、前記自由端を吸収性物品の長手方向軸にむけ
    て前記液体浸透性表面シート上に寝かせたとき前記フラ
    ップ部材が相互に重なり合うような長さであり、該長さ
    は前記基端相互間の間隔よりも小さいものであるように
    設定され、 使用時において、前記フラップ部材の重なりにより男性
    ペニスを前記フラップ部材の間に該フラップ部材の両側
    から包み込み保持するようになるものであることを特徴
    とする男性用使い捨て吸収性物品。
  2. 【請求項2】 液体浸透性表面シートと、液体不浸透性
    シートと、これら二つのシートの間に配置された吸収体
    とを有する使い捨て吸収性物品において、 前記液体浸透性表面シートに取り付けられた基端と、自
    由端とを有する一対のフラップ部材が前記吸収性物品の
    長手方向に延びて設けられており、 前記基端は前記吸収体上に位置しており、 前記自由端の使用時に前側に位置する領域には伸縮性部
    材が取り付けられており、 前記一対のフラップ部材の基端相互間の間隔は男性ペニ
    スを前記一対のフラップ部材の間に保持し得るように決
    められ、前記一対のフラップ部材の前記自由端を前記吸
    収性物品の長手方向軸にむけて前記液体浸透性表面シー
    ト上に寝かせたとき、使用時に着用者の前側に位置する
    領域に対応する部分の前記フラップ部材の自由端の間の
    間隔が、着用者の後側に位置する領域に対応する部分の
    前記フラップ部材の自由端の間の間隔よりも狭くなるよ
    うに設定されており、 使用時において、着用者の前側に対応する前記フラップ
    部材の間に男性ペニスを該フラップ部材により両側から
    保持するものであることを特徴とする男性用使い捨て吸
    収性物品。
  3. 【請求項3】 前記一対のフラップ部材は前記吸収性物
    品の長手方向軸を中心としてほぼ左右対称に隔置されて
    いることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
    載の男性用使い捨て吸収性物品。
  4. 【請求項4】 前記一対のフラップ部材の基端相互間の
    間隔は、男性ペニスの直径をDとすれば、0.5D以上
    かつ4D以下であることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項に記載の使い捨て吸収性物品。
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