JP3437762B2 - 水処理方法およびその装置 - Google Patents

水処理方法およびその装置

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JP3437762B2 JP14409298A JP14409298A JP3437762B2 JP 3437762 B2 JP3437762 B2 JP 3437762B2 JP 14409298 A JP14409298 A JP 14409298A JP 14409298 A JP14409298 A JP 14409298A JP 3437762 B2 JP3437762 B2 JP 3437762B2
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    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水処理装置、特
に、高濁度の原水を処理する場合であっても設備を簡素
化することができると共に、濾材にかかる負荷を軽減す
ることができる水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水処理装置について、図面を参照
しながら説明する。図4は、従来の水処理装置を示すブ
ロック図である。
【0003】図4において、1は、原水が貯留される原
水槽、2は、原水槽1内の原水を凝集剤と共に急速攪拌
するための急速攪拌手段を備えた急速攪拌槽、3は、急
速攪拌された原水を緩速攪拌して、原水中の濁質をフロ
ックに形成するための緩速攪拌手段を備えたフロック形
成池、4は、原水中のフロックを沈殿させるための沈殿
池、そして、5は、沈殿池4内の上澄み水を更に濾過す
るための砂濾過池である。
【0004】従来の上水処理装置によれば、以下のよう
にして、原水が処理される。原水槽1内の原水は、急速
攪拌槽2に送られ、ここで、凝集剤と共に急速攪拌され
る。急速攪拌された原水は、フロック形成池3に送ら
れ、ここで、緩速攪拌される。緩速攪拌されることによ
って、原水中の濁質は、フロックに形成される。このよ
うにしてフロックが形成された原水は、沈殿池4に送ら
れ、ここで、フロックが沈殿される。そして、沈殿池4
内の上澄水は、砂濾過池5に送られ、ここで濾過され
る。このようにして、原水の濁度が低下される。
【0005】しかしながら、上述した従来の水処理装置
は、以下のような問題点を有している。凝集剤添加は、
原水中の濁質を凝集させて沈殿除去することを目的とし
ているが、富栄養湖を水源とする場合等は、濁度が低く
ても藻類が多く、藻類により凝集効が阻害されやすいた
めに、多量の凝集剤を必要とする。しかしながら、この
ような場合、凝集剤としてアルミニウム系凝集剤を用い
ると、多量の汚泥が発生して、汚泥の脱水性が低下する
ばかりか、浄水中の残留アルミニウムの濃度も高くな
る。
【0006】このような問題を解決するための装置が、
特開平9−131598号公報に開示されている。以
下、この技術を従来技術といい、図面を参照しながら説
明する。
【0007】図5は、従来技術を示すブロック図であ
る。図5において、6は、原水を貯留するための原水
槽、7は、原水槽6内の原水を凝集剤と共に急速攪拌す
るための急速攪拌手段を備えた急速攪拌槽、8は、原水
中の濁質をフロックに形成するためのフロック形成池、
9は、第1生物接触濾過手段である。第1生物接触濾過
手段9は、ポリプロピレン製の多数の円筒状濾材が充填
された上段槽9Aと、セラミック製の多数の粒状濾材が
充填された下段槽9Bとからなっている。10は、第1
生物接触濾過手段9によって濾過された後の処理水を更
に生物濾過するための第2生物接触濾過手段である。第
2生物接触濾過手段10は、第1生物接触濾過手段9と
同様に、ポリプロピレン製の多数の円筒状濾材が充填さ
れた上段槽10Aと、セラミック製の多数の粒状濾材が
充填された下段槽10Bとからなっている。11は、第
1および第2生物接触濾過手段9、10によって生物濾
過された後の処理水を砂濾過するための砂濾過池であ
る。
【0008】従来技術によれば、以下のようにして、原
水が処理される。原水槽6内の原水は、急速攪拌槽7に
送られ、ここで、凝集剤と共に急速攪拌される。急速攪
拌された原水は、フロック形成池8に送られ、ここで、
緩速攪拌されて、原水中の濁質がフロックに形成され
る。次に、フロックが形成された原水は、第1生物接触
濾過手段9に送られ、上段槽9Aの濾材に原水中の濁質
の一部が担持される。その後、上段槽9Aで担持されな
かった原水中の濁質が下段槽9Bの濾材に担持される。
次に、第1生物接触濾過手段9で濾過された濾液は、更
に、第2生物接触濾過手段10に送られ、ここで、更
に、生物濾過される。次いで、このようにして生物濾過
された処理水は、砂濾過池11に送られ、ここで砂濾過
される。このようにして、原水の濁度が低下される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、上段槽および下段槽の2段で構成される生物接触
濾過手段を用いることによって、凝集剤の添加量を大幅
に削減することができるといった利点を有するが、高濁
度の原水に対応するためには、上述のように、生物接触
濾過手段を2機、直列に配列する必要がある。従って、
設備構成が複雑になるばかりか、設備の建設コストが高
くなり、しかも、濾材に大きな濁質負荷がかかるといっ
た問題があった。
【0010】従って、この発明の目的は、高濁度の原水
を処理する場合であっても設備を簡素化することができ
ると共に、濾材にかかる濁質負荷を軽減することができ
る水処理方法およびその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原水を急速攪拌槽に通水して凝集剤と共に急速攪拌し、
前記原水の濁度が所定値以下の場合には、前記急速攪拌
槽からの流出水を生物接触濾過手段に通水して濾過し、
一方、前記原水の濁度が所定値を超えた場合には、前記
急速攪拌槽からの流出水を固液分離手段に通水して固液
分離し、次いで、前記固液分離手段からの流出水を前記
生物接触濾過手段に通水して濾過することに特徴を有す
るものである。
【0012】請求項2記載の発明は、原水を凝集剤と共
に急速攪拌するための急速攪拌手段を備えた急速攪拌槽
と、前記原水の濁度を検出するための濁度検出手段と、
前記急速攪拌槽からの流出水を濾過するための生物接触
濾過手段と、前記急速攪拌槽からの流出水を固液分離す
るための固液分離手段とを有し、前記濁度検出手段によ
って検出された前記原水の濁度が所定値以下の場合に
は、前記急速攪拌槽からの流出水は、そのまま前記生物
接触濾過手段に通水されて濾過され、前記濁度検出手段
によって検出された前記原水の濁度が所定値を超えた場
合には、前記急速攪拌槽からの流出水は、前記固液分離
手段に通水されて固液分離され、次いで、前記固液分離
手段からの流出水は、前記生物接触濾過手段に通水され
て濾過されることに特徴を有するものである。
【0013】請求項3記載の発明は、前記生物接触濾過
手段は、濾材収納用第1タンクと、前記第1タンク内に
上下2段に収容された濾材とを有し、上段の第1濾材
は、多数の筒状部材が集合したものからなり、下段の第
2濾材は、多数のセラミック製粒体が集合したものから
なり、前記急速攪拌槽からの流出水は、前記第1濾材を
通過した後、前記第2濾材を通過することに特徴を有す
るものである。
【0014】請求項4記載の発明は、前記固液分離手段
は、濾材収納用第2タンクと、前記第2タンク内に収容
された、多数の筒状部材が集合したものからなる固液分
離部材と、前記第2タンクの上部に設けられた排水口
と、前記第2タンクの底部に設けられた汚泥排出口とを
有し、前記急速攪拌槽からの流出水、および、前記生物
接触濾過手段の逆洗排水は、前記第2タンクの底部から
前記第3濾材中に通水された後、前記排水口から前記第
2タンク外に排出されることに特徴を有するものであ
る。
【0015】請求項5記載の発明は、前記固液分離手段
の前記第3濾材は、多数の傾斜板または傾斜管が集合し
たものからなっていることに特徴を有するものである。
請求項6記載の発明は、前記生物接触濾過手段の流出水
を濾過するための砂濾過池が設けられていることに特徴
を有するものである。
【0016】請求項7記載の発明は、前記砂濾過池の逆
洗排水は、前記固液分離手段の前記第2タンクの底部か
ら前記第3濾材中に通水された後、前記排水口から前記
第2タンク外に排出されることに特徴を有するものであ
る。
【0017】請求項8記載の発明は、前記生物接触濾過
手段の流出水を濾過するための膜濾過手段が設けられて
いることに特徴を有するものである。請求項9記載の発
明は、前記膜濾過手段の逆洗排水は、前記第2タンクの
底部から前記第3濾材中に通水された後、前記排水口か
ら前記第2タンク外に排出されることに特徴を有するも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の水処理方法の一実施態
様を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明
の水処理方法の実施装置を示すブロック図、図2は、こ
の発明の水処理方法の実施装置における固液分離手段を
示す概略構成図、図3は、この発明の水処理方法の実施
装置における他の固液分離手段を示す概略構成図であ
る。
【0019】図1から図3において、12は、原水を貯
留するための原水槽、13は、原水槽12から送られて
きた原水を、凝集剤と共に急速攪拌するための急速攪拌
手段を備えた急速攪拌槽、14は、原水の濁度を検出す
るための濁度検出手段、15は、急速攪拌槽13からの
流出水を濾過するための生物接触濾過手段、16は、急
速攪拌槽13からの流出水を固液分離するための固液分
離手段、17は、急速攪拌槽13からの流出水を固液分
離手段16側に切り換えるための第1開閉弁、18は、
急速攪拌槽13からの流出水を生物接触濾過手段15側
に切り換えるための第2開閉弁、そして、19は、砂濾
過池である。
【0020】生物接触濾過手段15は、従来技術の生物
接触濾過手段15と同様な構成からなり、濾材収納用第
1タンク20と、第1タンク20内に上下2段に収容さ
れた濾材とを有し、上段の第1濾材15Aは、多数の筒
状部材が集合したものからなっている。この筒状部材
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックま
たはセラミック等からなり、その形状は、円筒状、角筒
状等、中空形状であれば良く、寸法は、例えば、円筒状
の場合、外径4mm、内径2mm、長さ5mmが良い。下
段の第2濾材15Bは、例えば、粒径が、1.0から
2.0mmのセラミック製球体からなっているが、材
質、形状、粒径は、これに限定されるものではない。
【0021】図2に示すように、固液分離手段16は、
濾材収納用第2タンク21と、第2タンク21内に収容
された、生物接触濾過手段15の第1濾材15Aと同様
に多数の筒状部材が集合したものからなる固液分離部材
22と、第2タンク21の上部に設けられた排水口23
と、第2タンク21の底部に設けられた汚泥排出口24
とを有している。固液分離部材22は、原水中のフロッ
クを付着させてフロックを原水から分離すると共に、原
水中の溶解性汚濁物質の一部を除去する機能を有してい
る。固液分離手段16は、第2タンク21の底板21A
の上方に底板21Aと間隔をあけて設けられた網目状支
持部材25によって支持されている。汚泥排出口24に
は、排泥ポンプ26が接続されている。
【0022】第2タンク21の底部には、急速攪拌槽1
3からの流出水が送られると共に、生物接触濾過手段1
5および砂濾過池19の逆洗排水が送られる。なお、膜
濾過設備を使用した場合には、膜濾過設備の逆洗排水も
第2タンク21の底部に送られる。
【0023】以上のように構成されているこの発明によ
れば、以下のようにして、原水が処理される。原水槽1
2内の原水は、急速攪拌槽13に送られ、ここで、凝集
剤と共に急速攪拌される。原水の濁度は、濁度検出手段
14によって検出される。原水の濁度が所定値以下の場
合には、第1開閉弁17が閉じ、第2開閉弁18が開
く。これにより濁度が低い原水は、急速攪拌槽13から
生物接触濾過手段15に通水される。原水は、生物接触
濾過手段15の第1濾材15Aを通過した後、第2濾材
15Bを通過する。このようにして生物濾過された原水
は、砂濾過池19に送られ、ここで砂濾過されて、原水
の濁度が低下される。なお、砂濾過池19に換えて膜濾
過設備としても良い。
【0024】一方、原水の濁度が所定値を超えた場合に
は、第1開閉弁17が開き、第2開閉弁18が閉じる。
これにより濁度が高い原水は、急速攪拌槽13から固液
分離手段16に通水され、ここで、固液分離される。即
ち、原水中のフロックは、筒状部材からなる固液分離部
材22に衝突して付着する。フロックの付着量がある程
度の量になると、フロックは、筒状部材の表面から剥離
し、網目状支持部材25を通り抜けて、第2タンク21
の底部に沈殿する。このようにして第2タンク21の底
部に沈殿した汚泥は、排泥ポンプ26により固液分離手
段16外に排出される。
【0025】図3に、別の固液分離手段27を示す。こ
の固液分離手段27は、上述した筒状部材からなる固液
分離部材22を、多数の傾斜板28を集合させたものに
換えた以外は、固液分離手段16と同様の構成からなっ
ている。傾斜板28は、ジグザグに折り曲げられてお
り、間隔をあけて垂直に設けられている。傾斜板28に
換えて管をジグザグ状に折り曲げたものであっても良
い。
【0026】原水中のフロックは、傾斜板28からなる
固液分離部材22に衝突して付着する。フロックの付着
量がある程度の量になると、フロックは、傾斜板28の
表面から剥離し、網目状支持部材25を通り抜けて、第
2タンク21の底部に沈殿する。このようにして第2タ
ンク21の底部に沈殿した汚泥は、排泥ポンプ26によ
り固液分離手段16外に排出される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来技術のように、生物接触濾過手段を複数機、直
列に配列する必要がないので、設備構成が簡素化され
て、設備の建設コストを低減ことができ、しかも、原水
の濁度が高い場合には、固液分離手段によって、原水の
濁度を低下させた後、生物接触濾過手段により濾過する
ので、濾材に大きな濁質負荷がかからない。しかも、生
物接触濾過および砂濾過池のの逆洗排水を直接返送せ
ず、固液分離手段16を経て返送するようにしたので、
逆洗排水による負荷変動を少なくすることができ、かく
して、安定した処理が可能となるといった有用な効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の水処理方法の実施装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の水処理方法の実施装置における固液
分離手段を示す概略構成図である。
【図3】この発明の水処理方法の実施装置における他の
固液分離手段を示す概略構成図である。
【図4】従来の水処理装置を示すブロック図である。
【図5】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:原水槽 2:急速攪拌槽 3:フロック形成池 4:沈殿池 5:砂濾過池 6:原水槽 7:急速攪拌槽 8:フロック形成池 9:第1生物接触濾過手段 9A:上段層 9B:下段層 10:第2生物接触濾過手段 10A:上段層 10B:下段層 11:砂濾過池 12:原水槽 13:急速攪拌槽 14:濁度検出手段 15:生物接触濾過手段 16:固液分離手段 17:第1開閉弁 18:第2開閉弁 19:砂濾過池 20:第1タンク 21:第2タンク 21A:底板 22:固液分離部材 23:排水口 24:汚泥排出口 25:支持部材 26:汚泥ポンプ 27:固液分離手段 28:傾斜板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 9/00 502 C02F 9/00 502D 502P 504 504A (72)発明者 水野 健一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 辻 猛志 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 水澤 秀樹 兵庫県神戸市西区室谷一丁目1番4号 神鋼パンテック株式会社内 (72)発明者 布 光昭 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47 号 株式会社クボタ内 (56)参考文献 特開 平10−71396(JP,A) 特開 平8−173975(JP,A) 特開 平5−285494(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/06 C02F 9/00 501 C02F 9/00 502

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を急速攪拌槽に通水して凝集剤と共
    に急速攪拌し、前記原水の濁度が所定値以下の場合に
    は、前記急速攪拌槽からの流出水を生物接触濾過手段に
    通水して濾過し、一方、前記原水の濁度が所定値を超え
    た場合には、前記急速攪拌槽からの流出水を固液分離手
    段に通水して固液分離し、次いで、前記固液分離手段か
    らの流出水を前記生物接触濾過手段に通水して濾過する
    ことを特徴とする水処理方法。
  2. 【請求項2】 原水を凝集剤と共に急速攪拌するための
    急速攪拌手段を備えた急速攪拌槽と、前記原水の濁度を
    検出するための濁度検出手段と、前記急速攪拌槽からの
    流出水を濾過するための生物接触濾過手段と、前記急速
    攪拌槽からの流出水を固液分離するための固液分離手段
    とを有し、前記濁度検出手段によって検出された前記原
    水の濁度が所定値以下の場合には、前記急速攪拌槽から
    の流出水は、そのまま前記生物接触濾過手段に通水され
    て濾過され、前記濁度検出手段によって検出された前記
    原水の濁度が所定値を超えた場合には、前記急速攪拌槽
    からの流出水は、前記固液分離手段に通水されて固液分
    離され、次いで、前記固液分離手段からの流出水は、前
    記生物接触濾過手段に通水されて濾過されることを特徴
    とする水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記生物接触濾過手段は、濾材収納用第
    1タンクと、前記第1タンク内に上下2段に収容された
    濾材とを有し、上段の第1濾材は、多数の筒状部材が集
    合したものからなり、下段の第2濾材は、多数のセラミ
    ック製粒体が集合したものからなり、前記急速攪拌槽か
    らの流出水は、前記第1濾材を通過した後、前記第2濾
    材を通過することを特徴とする、請求項2記載の水処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記固液分離手段は、濾材収納用第2タ
    ンクと、前記第2タンク内に収容された、多数の筒状部
    材が集合したものからなる固液分離部材と、前記第2タ
    ンクの上部に設けられた排水口と、前記第2タンクの底
    部に設けられた汚泥排出口とを有し、前記急速攪拌槽か
    らの流出水、および、前記生物接触濾過手段の逆洗排水
    は、前記第2タンクの底部から前記第3濾材中に通水さ
    れた後、前記排水口から前記第2タンク外に排出される
    ことを特徴とする、請求項2または3記載の水処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記固液分離手段の前記固液分離部材
    は、多数の傾斜板または傾斜管が集合したものからなっ
    ていることを特徴とする、請求項4記載の水処理装置。
  6. 【請求項6】 前記生物接触濾過手段の流出水を濾過す
    るための砂濾過池が設けられていることを特徴とする、
    請求項2から5の何れか1つに記載された水処理装置。
  7. 【請求項7】 前記砂濾過池の逆洗排水は、前記固液分
    離手段の前記第2タンクの底部から前記第3濾材中に通
    水された後、前記排水口から前記第2タンク外に排出さ
    れることを特徴とする、請求項4記載の水処理装置。
  8. 【請求項8】 前記生物接触濾過手段の流出水を濾過す
    るための膜濾過手段が設けられていることを特徴とす
    る、請求項2から5の何れか1つに記載された水処理装
    置。 【請求項9 】 前記膜濾過手段の逆洗排水は、前記第2
    タンクの底部から前記第3濾材中に通水された後、前記
    排水口から前記第2タンク外に排出されることを特徴と
    する、請求項4記載の水処理装置。
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