JP3436979B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3436979B2
JP3436979B2 JP19154694A JP19154694A JP3436979B2 JP 3436979 B2 JP3436979 B2 JP 3436979B2 JP 19154694 A JP19154694 A JP 19154694A JP 19154694 A JP19154694 A JP 19154694A JP 3436979 B2 JP3436979 B2 JP 3436979B2
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太宝 李
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流れ情報表示方法お
よびサンプリングボリューム位置の補正方法および超音
波診断装置に関する。さらに詳しくは、操作者が設定し
たサンプリングボリューム位置にドプラモード用超音波
パルスを送信し、ドプラモード用データを取得して、そ
のドプラモード用データに基づいて流れの情報を表示す
る超音波診断装置における流れ情報表示方法およびサン
プリングボリューム位置の補正方法およびそれらの方法
を実施する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の超音波診断装置の一例
のブロック図である。この超音波診断装置500におい
て、超音波探触子1および送受信器2は、被検体に超音
波パルスを送信し、被検体からの超音波エコーを受信
し、受信信号を受信信号処理部3に渡す。その受信信号
処理部3は、受信信号を処理し、Bモード処理部4また
はD(Doppler;ドプラ)モード処理部5に渡す。前記
Bモード処理部4は、Bモード用データを生成し、DS
C(Digital Scan Convertor)7に渡す。そのDSC
7は、Bモード用データからBモード画像を生成し、そ
のBモード画像をCRT8にて表示する。また、前記D
モード処理部5は、Dモード用データを生成して、DS
C7に渡す。そのDSC7は、Dモード用データからD
モード画像を生成し、そのDモード画像をCRT8にて
表示する。入力装置60には、画面に表示されたポイン
タ(pointer)を移動するための操作を行うトラックボ
ールや,Bモード画像およびDモード画像を同時表示さ
せるためのB/Dモード指示キーや,Bモード画像およ
びMモード画像およびDモード画像を同時表示するため
のB/M/Dモードキーや,Bモード用超音波パルスの
送信を一時停止するためのBポーズキー等がある。制御
部59は、操作者の指示に基づいて上記送受信器2,受
信信号処理部3,Bモード処理部4,Dモード処理部5
およびDSC7を制御する。
【0003】図14は、B/Dモード時の処理のフロー
チャートである。ステップB1では、Bモード用データ
を取得し、そのBモード用データに基づいてBモード画
像を生成し、レファレンス画像として表示する(図15
のBB)。ここで、操作者が、入力装置60のトラック
ボールを操作してBモード画像上の所望の血管(図15
のV)中にポインタ(図15のP)を移動させる。ステ
ップB2’では、Bモード画像上のポインタ位置Pから
サンプリングボリューム位置(すなわち音線方向と深
さ)を検出する。ステップB4では、サンプリングボリ
ューム位置からDモード用データを取得し、そのDモー
ド用データに基づいてDモード画像を生成し、診断画像
として表示する(図15のDD)。また、前記Dモード
用データに基づいてドプラ音声信号を生成し、スピーカ
(図示省略)から出力する。ステップB5では、Bモー
ド用データの取得を停止する指示(Bポーズキーの入
力)があったか否かをチェックする。指示がないなら上
記ステップB1に戻る。指示があったならステップB
9’に進む。
【0004】ステップB9’では、Bモード用データの
取得を停止し、最後に表示していたBモード画像(図1
6のBB)の表示を続ける。ステップB10では、サン
プリングボリューム位置(上記ステップB2で検出した
音線方向と深さの位置)からDモード用データを取得
し、そのDモード用データに基づいてDモード画像(図
16のDD)を表示すると共にスピーカからドプラ音声
を出力する。ステップB11では、Bモード用データの
取得を再開する指示があったか否かをチェックする。指
示がないなら上記ステップB10に戻る。指示があった
なら前記ステップB1に戻る。
【0005】上記ステップB1〜B5の状態では、Bモ
ード画像BBが常に更新される。これをBモード画像ア
クティブ状態という。このBモード画像アクティブ状態
では、図17に示すように、被検体(患者)の体動や呼
吸などによって過去の血管位置Vk-1 から現在の血管位
置Vk に位置が移動して、血管Vがポインタ位置P(=
サンプリングボリューム位置)から外れたことをリアル
タイムに視認できる。従って、図18に示すように、ポ
インタ位置P(=サンプリングボリューム位置)を現在
の血管位置Vk に合せるようにリアルタイムに補正操作
できる。しかし、Dモード用超音波パルスを送信してD
モード用データを取得する(ステップB4)間を縫っ
て、Bモード用超音波パルスを送信してBモード用デー
タを取得する(ステップB1)ので、SN比が下がり、
図15,図17,図18に示すように、Dモード画像D
Dにノイズが目立つようになる。
【0006】これに対して、上記ステップB9’〜B1
1の状態では、Bモード画像BBが更新されない。これ
をBモード画像フリーズ状態という。このBモード画像
フリーズ状態では、専らDモード用超音波パルスを送信
してDモード用データを取得する(ステップB10)の
で、SN比が上がり、図16に示すように、Dモード画
像DDにノイズが目立たないようになる。しかし、図1
9に示すように、現在の血管位置Vk をリアルタイムに
視認できなくなる。そこで、操作者は、適当なタイミン
グでBモード画像アクティブ状態に戻して、ポインタ位
置P(=サンプリングボリューム位置)を現在の血管位
置Vk に合せるように補正操作している。
【0007】なお、「日本超音波医学会講演論文集,昭
和60年11月,P329,演題47−D−21,古幡
ら」には、サンプリングボリューム方向への音線上で血
管の壁位置を追跡し、その壁位置の移動に応じて前記音
線上でサンプリングボリューム位置を補正し、サンプリ
ングボリューム位置と血管のずれを自動補正する技術が
提案されている。また、特開平2−264646号公報
には、血流と音線の角度を検出して、その角度の変化に
応じて前記音線上でサンプリングボリューム位置を補正
し、サンプリングボリューム位置と血管のずれを自動補
正する技術が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超音波診断
装置500では、実際のサンプリングボリューム位置が
判るとき(Bモード画像アクティブ状態)は、SN比が
下がる問題点がある。また、SN比を上げたとき(Bモ
ード画像フリーズ状態)は、実際のサンプリングボリュ
ーム位置が判らない問題点がある。そこで、この発明の
第1の目的は、実際のサンプリングボリューム位置が判
ると共にSN比の低下も抑制できるようにした流れ情報
表示方法を提供することにある。
【0009】また、上記従来の自動補正技術では、サン
プリングボリューム方向への音線は固定されており、そ
の固定された音線上でサンプリングボリューム位置を移
動するだけだから、1次元的な補正しかできない問題点
がある。そこで、この発明の第2の目的は、サンプリン
グボリューム位置と血管の2次元的なずれの補正を可能
としたサンプリングボリューム位置の補正方法を提供す
ることにある。
【0010】また、この発明の第3の目的は、上記流れ
情報表示方法や上記サンプリングボリューム位置の補正
方法を好適に実施することが出来る超音波診断装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、操作者が設定したサンプリングボリューム位置に
ドプラモード用超音波パルスを送信し、ドプラモード用
データを取得して、そのドプラモード用データに基づい
て流れの情報を表示する流れ情報表示方法において、前
記ドプラモード用超音波パルスを送信する間を縫って前
記サンプリングボリュームの近傍領域のみにBモード用
超音波パルスを送信し、Bモード用データを取得し、そ
のBモード用データに基づいて前記サンプリングボリュ
ーム近傍領域のBモード画像である局部Bモード画像を
生成し、前記流れの情報の表示と同時に表示することを
特徴とする流れ情報表示方法を提供する。
【0012】第2の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する流れ情報表示方法において、前記ドプラモード
用超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波
パルスを送信し、Bモード用データを取得して、そのB
モード用データに基づいてBモード画像を生成し、前回
のBモード画像とのフレーム相関からずれ量を算出し、
そのずれ量によりサンプリングボリューム位置を補正す
ることを特徴とするサンプリングボリューム位置の補正
方法を提供する。
【0013】第3の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する流れ情報表示方法において、前記ドプラモード
用超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波
パルスを送信し、Bモード用データを取得して、そのB
モード用データに基づいてBモード画像を生成し、その
Bモード画像の直交する2軸に対する画素値の投影をそ
れぞれ求め、両方の投影に対して最小値(または最大
値)を与える投影ピーク点の位置を算出し、前回のBモ
ード画像での投影ピーク点の位置との差からずれ量を算
出し、そのずれ量によりサンプリングボリューム位置を
補正することを特徴とするサンプリングボリューム位置
の補正方法を提供する。
【0014】第4の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する流れ情報表示方法において、前記ドプラモード
用超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波
パルスを送信し、Bモード用データを取得して、そのB
モード用データに基づいてBモード画像を生成し、画素
値の最小値(または最大値)を与えるピーク点の位置を
求め、前回のBモード画像でのピーク点の位置との差か
らずれ量を算出し、そのずれ量によりサンプリングボリ
ューム位置を補正することを特徴とするサンプリングボ
リューム位置の補正方法を提供する。
【0015】第5の観点では、この発明は、上記構成の
サンプリングボリューム位置の補正方法において、前記
Bモード画像を表示し、そのBモード画像中に所定のタ
イミングで最新のサンプリングボリューム位置を表示す
ることを特徴とするサンプリングボリューム位置の補正
方法を提供する。
【0016】第6の観点では、この発明は、上記構成の
サンプリングボリューム位置の補正方法において、前記
Bモード用超音波パルスをサンプリングボリュームの近
傍領域のみに送信し、前記Bモード画像の代りに局部B
モード画像を利用することを特徴とするサンプリングボ
リューム位置の補正方法を提供する。
【0017】第7の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する超音波診断装置において、前記ドプラモード用
超音波パルスを送信する間を縫って前記サンプリングボ
リュームの近傍領域のみにBモード用超音波パルスを送
信しBモード用データを取得する局部Bモード用データ
取得手段と、前記Bモード用データに基づいて前記サン
プリングボリューム近傍領域のBモード画像である局部
Bモード画像を生成する局部Bモード画像生成手段と、
前記流れの情報の表示と同時に局部Bモード画像を表示
する局部Bモード画像表示手段とを具備したことを特徴
とする超音波診断装置を提供する。
【0018】第8の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する超音波診断装置において、前記ドプラモード用
超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波パ
ルスを送信しBモード用データを取得するBモードスキ
ャン手段と、前記Bモード用データに基づいてBモード
画像を生成するBモード画像生成手段と、前回のBモー
ド画像とのフレーム相関からずれ量を算出するずれ量算
出手段と、前記ずれ量によりサンプリングボリューム位
置を補正するサンプリングボリューム位置補正手段とを
具備したことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
【0019】第9の観点では、この発明は、操作者が設
定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用超
音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する超音波診断装置において、前記ドプラモード用
超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波パ
ルスを送信しBモード用データを取得するBモードスキ
ャン手段と、前記Bモード用データに基づいてBモード
画像を生成するBモード画像生成手段と、Bモード画像
の直交する2軸に対する画素値の投影の両方に対して最
小値(または最大値)を与える投影ピーク点の位置を算
出し前回のBモード画像での投影ピーク点の位置との差
からずれ量を算出するずれ量算出手段と、前記ずれ量に
よりサンプリングボリューム位置を補正するサンプリン
グボリューム位置補正手段とを具備したことを特徴とす
る超音波診断装置を提供する。
【0020】第10の観点では、この発明は、操作者が
設定したサンプリングボリューム位置にドプラモード用
超音波パルスを送信し、ドプラモード用データを取得し
て、そのドプラモード用データに基づいて流れの情報を
表示する超音波診断装置において、前記ドプラモード用
超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音波パ
ルスを送信しBモード用データを取得するBモードスキ
ャン手段と、前記Bモード用データに基づいてBモード
画像を生成するBモード画像生成手段と、画素値の最小
値(または最大値)を与えるピーク点の位置を求め前回
のBモード画像でのピーク点の位置との差からずれ量を
算出するずれ量算出手段と、前記ずれ量によりサンプリ
ングボリューム位置を補正するサンプリングボリューム
位置補正手段とを具備したことを特徴とする超音波診断
装置を提供する。
【0021】第11の観点では、この発明は、上記構成
の超音波診断装置において、前記Bモード画像を表示す
ると共にそのBモード画像中に所定のタイミングで最新
のサンプリングボリューム位置を表示するレファレンス
画像表示手段を具備したことを特徴とする超音波診断装
置を提供する。
【0022】第12の観点では、この発明は、上記構成
の超音波診断装置において、前記Bモードスキャン手段
は、サンプリングボリュームの近傍領域のみにBモード
用超音波パルスを送信し、前記Bモード画像生成手段
は、前記Bモード画像として局部Bモード画像を生成す
ることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
【0023】
【作用】上記第1の観点による流れ情報表示方法および
上記第7の観点による超音波診断装置では、ドプラモー
ド用超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超音
波パルスを送信するが、サンプリングボリュームの近傍
領域のみに送信するようにした。そして、取得したBモ
ード用データに基づいて局部Bモード画像を生成し、表
示するようにした。このようにBモード画像の領域をサ
ンプリングボリューム近傍領域に限定したため、Bモー
ド画像のための処理の負担が軽くなって、支配的にDモ
ード画像のための処理を行えるようになり、SN比の低
下を抑制できる。一方、局部Bモード画像が表示される
ため、実際のサンプリングボリューム位置がリアルタイ
ムに判るようになり、サンプリングボリューム位置と血
管のずれを細かく補正できるようになる(このため、ず
れが拡大しないから、局部Bモード画像でも何ら支障を
生じることはない)。
【0024】上記第2の観点によるサンプリングボリュ
ーム位置の補正方法および上記第8の観点による超音波
診断装置では、ドプラモード用超音波パルスを送信する
間を縫ってBモード用超音波パルスを送信し、Bモード
用データを取得して、そのBモード用データに基づいて
Bモード画像を生成し、前回のBモード画像とのフレー
ム相関からずれ量を算出し、そのずれ量によりサンプリ
ングボリューム位置を補正するようにした。前回のBモ
ード画像とのフレーム相関により2次元的なずれ量を検
出し、これによりサンプリングボリューム位置を補正す
るから、サンプリングボリューム位置と血管の2次元的
なずれの補正が可能となる。
【0025】上記第3の観点によるサンプリングボリュ
ーム位置の補正方法および上記第9の観点による超音波
診断装置では、ドプラモード用超音波パルスを送信する
間を縫ってBモード用超音波パルスを送信し、そのBモ
ード画像の直交する2軸に対する画素値の投影をそれぞ
れ求め、両方の投影に対して最小値(または最大値)を
与える投影ピーク点の位置を算出し、前回のBモード画
像での投影ピーク点の位置との差からずれ量を算出し、
そのずれ量によりサンプリングボリューム位置を補正す
るようにした。Bモード画像の直交する2軸についての
ずれ量を検出し、これによりサンプリングボリューム位
置を補正するから、サンプリングボリューム位置と血管
の2次元的なずれの補正が可能となる。
【0026】上記第4の観点によるサンプリングボリュ
ーム位置の補正方法および上記第10の観点による超音
波診断装置では、ドプラモード用超音波パルスを送信す
る間を縫ってBモード用超音波パルスを送信し、画素値
の最小値(または最大値)を与えるピーク点の位置を求
め、前回のBモード画像でのピーク点の位置との差から
ずれ量を算出し、そのずれ量によりサンプリングボリュ
ーム位置を補正するようにした。ピーク点の2次元的な
ずれ量を検出し、これによりサンプリングボリューム位
置を補正するから、サンプリングボリューム位置と血管
の2次元的なずれの補正が可能となる。
【0027】上記第5の観点によるサンプリングボリュ
ーム位置の補正方法および上記第11の観点による超音
波診断装置では、上記Bモード画像を表示して、そのB
モード画像中に所定のタイミング(例えば数秒毎や操作
者の指示のある毎のタイミング)で最新のサンプリング
ボリューム位置を表示するようにした。これによりサン
プリングボリューム位置と血管の2次元的なずれの補正
が適正か否かを容易に確認できるようになる。
【0028】上記第6の観点によるサンプリングボリュ
ーム位置の補正方法および上記第12の観点による超音
波診断装置では、上記Bモード用超音波パルスをサンプ
リングボリュームの近傍領域のみに送信し、上記Bモー
ド画像の代りに局部Bモード画像を利用するようにし
た。これによりサンプリングボリューム位置と血管の2
次元的なずれの補正が適正か否かを容易に確認できるよ
うになる。また、Bモード画像のための処理の負担が軽
くなって、支配的にDモード画像のための処理を行える
ようになり、SN比の低下を抑制できるようになる。
【0029】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の超音波診断装置
の一実施例を示すブロック図である。この超音波診断装
置100において、超音波探触子1および送受信器2
は、被検体に超音波パルスを送信し、被検体からの超音
波エコーを受信し、受信信号を受信信号処理部3に渡
す。その受信信号処理部3は、受信信号を処理し、Bモ
ード処理部4,Dモード処理部5または局部Bモード処
理部11に渡す。前記Bモード処理部4は、Bモード用
データを生成し、DSC7に渡す。そのDSC7は、B
モード用データからBモード画像を生成し、そのBモー
ド画像をCRT8にて表示する。また、前記Dモード処
理部5は、Dモード用データを生成して、DSC7に渡
す。そのDSC7は、Dモード用データからDモード画
像を生成し、そのDモード画像をCRT8にて表示す
る。前記局部Bモード処理部11は、局部Bモード用デ
ータを生成し、DSC7に渡す。そのDSC7は、局部
Bモード用データから局部Bモード画像を生成し、その
局部Bモード画像をCRT8にて表示する。トラッキン
グ処理部12は、DSC7からBモード画像または局部
Bモード画像を取得し、最新フレームのBモード画像ま
たは局部Bモード画像と前回のBモード画像または局部
Bモード画像とからずれ量を算出し、そのずれ量を制御
部9に通知してサンプリングボリューム位置の補正を行
う。
【0030】入力装置10には、画面に表示されたポイ
ンタを移動するための操作を行うトラックボールや,B
モード画像およびDモード画像を同時表示させるための
B/Dモード指示キーや,Bモード画像およびMモード
画像およびDモード画像を同時表示するためのB/M/
Dモードキーや,Bモード用超音波パルスの送信を一時
停止するためのBポーズキー等がある。また、Bモード
画像の代りに局部Bモード画像を用いるように指示する
ための局部Bモードキーや,ずれ量を算出してサンプリ
ングボリューム位置の補正を行うように指示するトラッ
キングキーや,補正したサンプリングボリューム位置に
ポインタ位置Pを一致させるように指示するトラッキン
グ表示キーとがある。
【0031】制御部9は、操作者の指示に基づいて上記
送受信器2,受信信号処理部3,Bモード処理部4,D
モード処理部5,局部Bモード処理部11,トラッキン
グ処理部12およびDSC7を制御する。
【0032】図2および図3は、B/Dモード時の処理
のフローチャートである。ステップB1では、Bモード
用データを取得し、そのBモード用データに基づいてB
モード画像を生成し、レファレンス画像として表示する
(図15のBB)。ここで、操作者が、入力装置60の
トラックボールを操作してBモード画像上の所望の血管
(図15のV)中にポインタ(図15のP)を移動させ
る。ステップB2では、Bモード画像または後述する局
部Bモード画像(図5のLB)上のポインタ位置Pから
サンプリングボリューム位置(すなわち音線方向と深
さ)を検出する。ステップB3では、トラッキングの指
示(トラッキングキーの入力)があったか否かをチェッ
クする。指示がないならステップB4に進む。指示があ
ったならステップB8に進む。ステップB4では、サン
プリングボリューム位置からDモード用データを取得
し、そのDモード用データに基づいてDモード画像を生
成し、診断画像として表示する(図15のDD)。ま
た、前記Dモード用データに基づいてドプラ音声信号を
生成し、スピーカ(図示省略)から出力する。ステップ
B5では、Bモード用データの取得を停止する指示(B
ポーズキーの入力)があったか否かをチェックする。指
示がないなら上記ステップB6に進む。指示があったな
らステップB9に進む。ステップB6では、局部Bモー
ド用データを取得する指示(局部Bモードキーの入力)
があったか否かをチェックする。指示がないなら上記ス
テップB1に戻る。指示があったならステップB7に進
む。
【0033】ステップB7では、図4に示すように、サ
ンプリングボリューム位置SVの近傍領域のみにBモー
ド用超音波パルスを送信し、局部Bモード用データを取
得する。なお、サンプリングボリューム位置SVは、ト
ラッキング開始前は、ポインタ位置Pに一致している。
後述するトラッキング開始後は、ポインタ位置Pに一致
しない場合もある。そして、局部Bモード用データに基
づいて局部Bモード画像を生成し、レファレンス画像と
して表示する(図5のLB)。このとき、Bモード画像
BBはフリーズ状態となる。図6に示すように、Bモー
ド用超音波パルスBは、Dモード用超音波パルスDを送
信する間を縫って送信されるが、サンプリングボリュー
ム位置SVの近傍領域のみにBモード用超音波パルスを
送信する場合は、Bモード用超音波パルスBの数が少な
くて済む。このため、Bモード用超音波パルスBを送信
するためにDモード用超音波パルスDを送信できない時
間は無視できる程度となり、SN比の低下を抑制できる
ようになる。従って、図7に示すように、Dモード画像
DDはノイズのほとんどない画像となる。なお、Dモー
ド用超音波パルスDを送信できずに抜けたDモードデー
タDtは、例えば前後のDモードデータDt-1,Dt+1
直線補間により生成することが出来る。図7に示すよう
に、Bモード画像BBはフリーズ状態でも、局部Bモー
ド画像LBをアクティブ状態にしておけば、現在の血管
位置VK をリアルタイムに視認できる。そこで、操作者
は、入力装置10のトラックボールを操作して、局部B
モード画像LB上の血管(図8のVK )中にポインタ
(図8のP)を移動させる。これにより、サンプリング
ボリューム位置を現在の血管位置Vk に合せることが出
来る。以上のステップB7の処理後、前記ステップB2
へ戻る。
【0034】ステップB8では、サンプリングボリュー
ム位置の補正処理を行い、現在の血管の位置にサンプリ
ングボリューム位置を合せる。このサンプリングボリュ
ーム位置の補正処理については、図3を参照して後述す
る。
【0035】ステップB9では、Bモード用データまた
は局部Bモード用データの取得を停止し、Bモード画像
および局部Bモード画像をフリーズ状態とする。ステッ
プB10では、サンプリングボリューム位置(上記ステ
ップB2またはステップB8で検出した音線方向と深さ
の位置)からDモード用データを取得し、そのDモード
用データに基づいてDモード画像(図16のDD)を表
示すると共にスピーカからドプラ音声を出力する。ステ
ップB11では、Bモード用データの取得を再開する指
示があったか否かをチェックする。指示がないなら上記
ステップB10に戻る。指示があったなら前記ステップ
B6に戻る。
【0036】図3は、上記サンプリングボリューム位置
の補正処理の第1例のフローチャートである。ステップ
F1では、前回のBモード画像または局部Bモード画像
K-1 が存在するかチェックし、存在するならステップ
F2に進み、存在しないならステップF7に進む。最初
は、存在しないからステップF7に進む。ステップF2
では、最新のBモード画像または局部Bモード画像GK
と前回のBモード画像または局部Bモード画像GK-1
間のフレーム相関p(i),q(j)を次式により演算す
る。但し、IMGK(I,J)は、最新のBモード画像また
は局部Bモード画像GK における座標(I,J)の画素値
である。また、IMGK-1(I,J)は前回のBモード画像
または局部Bモード画像GK-1 における座標(I,J)の
画素値である。
【0037】
【数1】
【0038】そして、フレーム相関p(i)の最大値を与
えるiの値を画像のI方向のずれ量Δik とする。ま
た、フレーム相関q(j)の最大値を与えるjの値を画像
のJ方向のずれ量Δjk とする。
【0039】ステップF3では、積算ずれ量Δi,Δj
を次式により算出する。 Δi=Δi+ΔiK Δj=Δj+ΔjK ステップF4では、Bモード画像または局部Bモード画
像GK 上のポインタ位置Pに前記積算ずれ量Δi,Δj
を加えた位置をサンプリングボリューム位置として設定
する。ステップF5では、Bモード画像または局部Bモ
ード画像GK 上のポインタ位置Pをサンプリングボリュ
ーム位置に一致させる指示(トラッキング表示キーの入
力)があったか否かをチェックする。指示がないなら処
理を終了する。指示があったならステップF6に進む。
【0040】ステップF6では、Bモード画像または局
部Bモード画像GK 上のポインタ位置Pをサンプリング
ボリューム位置に一致させる。ステップF7では、積算
ずれ量Δi,Δjを“0”に初期化する。そして、処理
を終了する。
【0041】図9は、上記サンプリングボリューム位置
の補正処理の第2例のフローチャートである。ステップ
Q1では、最新のBモード画像または局部Bモード画像
K の画素値のI軸およびJ軸上への投影u(I),v
(J)を次式により求める。
【0042】
【数2】
【0043】そして、投影u(I)の最小値(血管の画
素値は他の組織の画素値より値が小さいとする)を与え
るIの値を画像GK の投影ピーク点のI座標Ik とす
る。また、投影v(J)の最小値を与えるJの値を画像
K の投影ピーク点のJ座標Jk とする。
【0044】ステップQ2では、前回の投影ピーク点
(Ik-1,Jk-1)が存在するかチェックし、存在するな
らステップQ3に進み、存在しないならステップF7に
進む。最初は、存在しないからステップF7に進む。ス
テップQ3では、ずれ量ΔiK,ΔjKを次式により算出
する。 ΔiK=IK−IK-1 ΔjK=JK−JK-1 図10に、投影u(I),v(J)およびずれ量Δ
K,ΔjKの関係を図示する。そして、ステップF3に
進む。ステップF3〜F7は、図3を参照して説明した
通りである。
【0045】図11は、上記サンプリングボリューム位
置の補正処理の第3例のフローチャートである。ステッ
プR1では、最新のBモード画像または局部Bモード画
像GK の画素値の最小値を与える画素の座標(I,J)
を求め、ピーク点の座標(Ik,Jk)とする。ステップ
Q2,Q3,F3〜F7は、図3または図9を参照して
説明した通りである。
【0046】なお、サンプリングボリューム位置の補正
に以下の微調整を加えてもよい。すなわち、図12に示
す点Q(I,J)を上記補正後のサンプリングボリュー
ム位置とするとき、点Q(I,J)と同じ画素値をもつ
点をI軸方向にサーチし、点S(I1,J)を求める。
次に、点Q(I,J)と同じ画素値をもつ点をJ軸方向
にサーチし、点R(I,J1)を求める。そして、 I=(3I+I1)/4 J=(3J+J1)/4 を求め、点T(I,J)を微調整したサンプリングボリ
ューム位置とする。図12から判るように、補正後のサ
ンプリングボリューム位置Q(I,J)が血管の壁近傍
でも、上記微調整により血管のほぼ真ん中に当るサンプ
リングボリューム位置T(I,J)が得られるようにな
る。
【0047】また、上記実施例では、B/Dモード処理
を想定して説明したが、B/D/Mモードでも同様にこ
の発明を適用することが出来る。
【0048】
【発明の効果】この発明の流れ情報表示方法によれば、
Bモード画像の領域をサンプリングボリューム近傍領域
に限定したため、Bモード画像のための処理の負担が軽
くなって、支配的にDモード画像のための処理を行える
ようになり、SN比の低下を抑制できる。一方、局部B
モード画像が表示されるため、実際のサンプリングボリ
ューム位置がリアルタイムに判るようになり、サンプリ
ングボリューム位置と血管のずれを細かく補正できるよ
うになる。
【0049】また、この発明のサンプリングボリューム
位置の補正方法によれば、2次元的なずれ量を検出し、
これによりサンプリングボリューム位置を補正するか
ら、サンプリングボリューム位置と血管の2次元的なず
れの補正が可能となる。
【0050】また、この発明の超音波診断装置によれ
ば、上記流れ情報表示方法および/またはサンプリング
ボリューム位置の補正方法を好適に実施できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の超音波診断装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の超音波診断装置のB/Dモード処理のフ
ローチャートである。
【図3】図1の超音波診断装置のサンプリングボリュー
ム位置の補正処理の第1例のフローチャートである。
【図4】サンプリングボリュームの近傍領域のみにBモ
ード用超音波パルスを送信する状態の説明図である。
【図5】局部Bモード画像の説明図である。
【図6】Dモード用超音波パルスの送信とBモード用超
音波パルスの送信のタイミングおよびDモード用データ
の補間の説明図である。
【図7】局部Bモード画像によるリアルタイム表示の説
明図である。
【図8】局部Bモード画像によるリアルタイム表示の別
の説明図である。
【図9】サンプリングボリューム位置の補正処理の第2
例のフローチャートである。
【図10】Bモード画像の投影の説明図である。
【図11】サンプリングボリューム位置の補正処理の第
3例のフローチャートである。
【図12】サンプリングボリューム位置の微調整の説明
図である。
【図13】従来の超音波診断装置の一例を示すブロック
図である。
【図14】図13の超音波診断装置のB/Dモード処理
のフローチャートである。
【図15】Bモード画像アクティブ状態でのBモード画
像とDモード画像の同時表示の例示図である。
【図16】Bモード画像フリーズ状態でのBモード画像
とDモード画像の同時表示の例示図である。
【図17】Bモード画像アクティブ状態でのBモード画
像とDモード画像の同時表示の別の例示図である。
【図18】Bモード画像アクティブ状態でのBモード画
像とDモード画像の同時表示のさらに別の例示図であ
る。
【図19】Bモード画像フリーズ状態でのBモード画像
とDモード画像の同時表示の別の例示図である。
【符号の説明】
100 超音波診断装置 1 超音波探触子 2 送受信器 3 受信信号処理部 4 Bモード処理部 5 Dモード処理部 6 Mモード処理部 7 DSC 11 局部Bモード処理部 12 トラッキング処理部 P ポインタ V 血管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が設定したサンプリングボリュー
    ム位置にドプラモード用超音波パルスを送信し、ドプラ
    モード用データを取得して、そのドプラモード用データ
    に基づいて流れの情報を表示する超音波診断装置におい
    て、 前記ドプラモード用超音波パルスを送信する間を縫って
    前記サンプリングボリュームの近傍領域のみにBモード
    用超音波パルスを送信しBモード用データを取得する局
    部Bモード画像生成手段と、 前記流れの情報の表示と同時に前記サンプリングボリュ
    ームを包含している局部についての局部Bモード画像を
    表示する局部Bモード画像表示手段とを具備したことを
    特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された超音波診断装置に
    おいて、Bモード用データを取得し、そのBモード用デ
    ータに基づいてBモード画像を生成し、表示したそのB
    モード画像における所望の血管中に前記操作者がポイン
    タを移動することにより前記サンプリングボリューム位
    置を設定することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された超音波診断装置に
    おいて、前記局部Bモード画像生成手段により局部Bモ
    ード画像を生成するときに、前記Bモード用データに基
    づくBモード画像をフリーズ状態にして表示することを
    特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された超音波診断装置に
    おいて、前記局部Bモード画像表示手段により表示され
    た局部Bモード画像における所望の血管中に前記操作者
    がポインタを移動することにより前記サンプリングボリ
    ューム位置を再設定することを特徴とする超音波診断装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された超音波診断装置に
    おいて、前記局部Bモード画像生成手段によりドプラモ
    ード用超音波パルスを送信する間を縫ってBモード用超
    音波パルスを送信したために抜けたドプラモード用デー
    タをそれに隣接する前記取得した2つのドプラモード用
    データを直線補間することにより生成することを特徴と
    する超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された超音波診断装置に
    おいて、前記Bモード用データに基づくBモード画像及
    び前記局部Bモード画像をフリーズ状態にして、前記操
    作者が設定したサンプリングボリューム位置のドプラモ
    ード用データを取得しそのドプラモード用データに基づ
    いてドップラモード画像を表示すると共にスピーカから
    ドプラ音声を出力することを特徴とする超音波診断装
    置。
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