JP3435584B2 - 電界センサヘッドおよび電界センサ - Google Patents

電界センサヘッドおよび電界センサ

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JP3435584B2 JP17708594A JP17708594A JP3435584B2 JP 3435584 B2 JP3435584 B2 JP 3435584B2 JP 17708594 A JP17708594 A JP 17708594A JP 17708594 A JP17708594 A JP 17708594A JP 3435584 B2 JP3435584 B2 JP 3435584B2
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充和 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間を伝搬する電磁波
の電界強度の測定する装置、空間を伝搬する電磁波にの
った信号を検出する装置または導電および帯電固体の周
囲の電界強度を測定する装置に用いる電界センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の情報機器や、通信機
器、ロボットなどのFA機器、自動車、鉄道などの輸送
手段の制御器など多くの電気機器は外部から入射する電
磁界によって誤動作などを生ずる危険をもっており、機
器自体がこのような電磁界を発生する源ともなってい
る。従って機器の動作に影響を及ぼすような電磁界の測
定や、機器から発生する電磁界の測定を正確に行うこと
が重要となっている。
【0003】多くの場合アンテナで受信した電磁波のノ
イズや信号は、メタル同軸ケーブルを通じて所定の測定
機器まで伝送するのが通常である。この場合メタルケー
ブルの存在による測定電界の乱れや、メタルケーブルへ
の外部電磁界の侵入による影響等が避けられない。
【0004】このような問題を避けるために、(a)ア
ンテナを用いて受信した信号を検波して光信号に変換し
て光ファイバーで測定機器まで伝送する装置と、(b)
印加される電界強度に応じて透過光の強度が変化するよ
うに構成された光電界センサヘッドとこれに光ファイバ
を介して接続された光源おび測定器と具備する装置が開
発されている。
【0005】前記(a)の装置においては、ダイオード
で検波した信号を増幅して発光ダイオードに加えて光信
号に変換して光ファイバーで光検出器に導くものである
が、センサヘッド部に電気回路やバッテリーを必要とす
るため、ある大きさの金属部分が存在しかつ形状も大き
くなり、また電界の検出感度が低く応答速度が遅いとい
う欠点がある。
【0006】前記(b)の装置は、電界強度を透過光の
強度変化に変換する光学素子として電気光学効果を有す
る結晶を用いている。その素子構造としては、光源より
導かれた光ファイバーの出射光をレンズで平行光とし
て、小型アンテナを取りつけた結晶中を透過させ、結晶
中の電界により透過光の偏光状態を変化させ、検光子で
強度変化に変換した後再び光ファイバーに結合するバル
ク型素子と、結晶上、表面近傍内部に設けた光導波路に
より上記光学素子を形成する光導波路型素子があり、通
常、導波路型の方がバルク型よりも10倍以上検出感度
が高い。
【0007】図5は、従来の導波路型素子による電界セ
ンサヘッドの代表的な構成例を示す。この電界センサヘ
ッド1は、基板2と、入射光導波路3と、2つの位相シ
フト光導波路4と、出射光導波路5とを具備している。
前記入射光導波路3は、基板1の上に形成され入射光フ
ァイバ6に接続されている。前記位相シフト光導波路4
は、前記基板2に入射光導波路3から分岐するように形
成され印加される電界の強度に応じて屈折率が変化す
る。前記出射光導波路5は、前記基板2に位相シフト光
導波路4と合流するように形成されていると共に出射光
ファイバ7に接続されている。また、前記位相シフト光
導波路4の上には、一対の電極8が形成されている。こ
れらの電極8には、ロッドアンテナ9が接続されてい
る。
【0008】図5において、入射光ファイバ6からの入
射光は入射光導波路3に入射した後、位相シフト光導波
路4に分岐される。電界が印加された場合、ロッドアン
テナ9により電極8に電圧が誘起されて位相シフト光導
波路4には深さ方向に互いに反対向きの電界成分が生ず
る。この結果、電気光学効果により屈折率変化が生じて
位相シフト光導波路4を伝搬する光波間には印加電界の
大きさに応じた位相差が生じ、それらが合流して出射光
導波路5に結合する場合に干渉により光強度が変化す
る。すなわち、印加電界の強度に応じて出射光ファイバ
7に出射する出射光の強度は変化することになり、その
光強度の変化を光検出器で測定することにより印加電界
の強度を測定できる。
【0009】図6は、図5の従来の電界センサヘッド1
を用いた電界センサを示す。電界センサヘッド1の入射
光ファイバ6は、送信用ファイバ10を介して光源11
に接続されている。電界センサヘッド1の出射光ファイ
バ7は、受信用光ファイバ12を介して光検出器13に
接続されいる。図6では省略してあるが、光検出器13
からの検出された電気信号は通常の電圧計、電流計また
はスペクトラムアナライザ等の測定器に接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の電界センサの電
界の検出感度は、光波に対して位相シフトを与える電極
の長さが長いほど高く、また、電極の容量が小さいほど
アンテナで検出された電界を有効に利用できるため検出
感度は高い。しかし、通常電極の長さに依存して電極容
量は大きくなってしまうため、従来の電界センサでは電
界の検出感度はある程度以上高くできないという問題が
ある。
【0011】また、従来の電界センサヘッドは、基板の
入出力端両側に光ファイバが接続されているので取扱い
が不便であり、形状も大きくなってしまうという問題が
ある。
【0012】本発明の課題は、電界の検出感度が高く、
形状が小さく、かつ、取扱い易い電界センサヘッドおよ
び電界センサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、基板と、この基板に形成され入射光を受けると共に
出射光を出射する入出射光導波路と、この入出射光導波
路にそれぞれの一端が結合されるように前記基板に形成
され印加される電界の強度に応じて屈折率が変化する第
1および第2の位相シフト光導波路と、これらの第1お
よび第2の位相シフト光導波路の他端に形成され前記第
1および前記第2の位相シフト光導波路からの光を反射
する光反射器と、前記第1および前記第2の位相シフト
光導波路の上または近傍に光の進行方向において分割し
て形成された複数の分割電極とを有し、前記複数の分割
電極は凹部と凸部との離間嵌合により互いに容量結合さ
れていることを特徴とする電界センサヘッドが得られ
【0014】
【0015】本発明の他の態様によれば、電界センサヘ
ッドと、この電界センサヘッドに接続され入射光を受け
ると共に出射光を出射する入出射光ファイバと、この入
出射光ファイバの一端部に接続され前記入射光と反射光
を分離するための光分離器と、前記入射光を光分離器を
介して前記入出射光ファイバに与える光源と、前記光分
離器からの反射光を検出する光検出器とを具備し、前記
電界センサヘッドは、基板と、この基板に前記入出光フ
ァイバに接続するように形成され入射光を受けると共に
出射光を出射する入出射光導波路と、この入出射光導波
路にそれぞれの一端が結合されるように前記基板に形成
され印加される電界の強度に応じて屈折率が変化する第
1および第2の位相シフト光導波路と、これらの第1お
よび第2の位相シフト光導波路の他端に形成され前記第
1および前記第2の位相シフト光導波路からの光を反射
する光反射器と、前記第1および前記第2の位相シフト
光導波路の上または近傍に光の進行方向において分割し
て形成された複数の分割電極とを有し、前記複数の分割
電極は凹部と凸部との離間嵌合により互いに容量結合さ
れていることを特徴とする電界センサが得られる
【0016】
【0017】
【作用】本発明の電界センサヘッドでは、位相シフト光
導波路の一端に設けた光反射器で入射光を反射させて2
度位相シフト光導波路を通過させることにより、図5の
従来のものに比べて同じ電極の長さで2倍の位相シフト
を与えることができる。従って反射器を用いない場合に
比べて電界の検出感度は2倍となる。また容量的に結合
した分割電極を設けることにより、分割数をNとすると
全容量は1/N2に減少し、位相シフト量は1/Nに減
少する。容量の減少と共に感度は向上する範囲にあり、
位相シフト量の減少と共に感度は低下すると考えられる
ので、分割電極による感度の向上はN倍となる。結局全
体として検出感度の向上は2N倍となる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0019】(実施例1)図1に示すように、実施例1
としての本発明の電界センサヘッド14は、基板2と、
入出射光導波路15と、第1および第2の位相シフト光
導波路4と、複数の分割電極16と、光反射器17とを
具備してなる。入出射光導波路15は、基板2に入出射
光ファイバ18に接続されように形成され入射光を受け
ると共に出射光を出射する。前記位相シフト光導波路4
は、前記入出射光導波路15にそれぞれの一端が接続さ
れるように前記基板2に形成され印加される電界の強度
に応じて屈折率が変化する。前記光反射器17は、第1
および第2の位相シフト光導波路4の他端に形成され前
記第1および前記第2の位相シフト光導波路4からの光
を反射する。前記複数の分割電極16は、前記第1およ
び前記第2の位相シフト光導波路4の上または近傍に形
成され光の進行方向において分割して形成され、かつ、
容量結合されている。
【0020】図1の実施例においては、4つの分割電極
16が、前記第1および前記第2の位相シフト光導波路
4の上または近傍に光の進行方向において分割して形成
されている。4つの分割電極16のうち両側の分割電極
16には、それぞれロッドアンテナ19が接続されてい
る。
【0021】実施例1のより具体的な例を次に説明す
る。前記基板2は、ニオブ酸リチウム(LiNbO3
結晶板で形成される。入出射光導波路15は、基板2の
上に厚さ40〜100nmのチタン膜パターンを温度10
00〜1100℃で4〜8時間拡散して幅が5〜10μ
m であるように形成されている。前記第1および前記第
2の位相シフト光導波路4は、基板2の上に厚さ40〜
100nmのチタン膜パターンを温度1000〜1100
℃で4〜8時間拡散して幅が5〜10μm であり、長さ
が5〜20mmであるように形成されている。前記光反射
器17は、前記第1および前記第2の位相シフト光導波
路4に対し垂直である基板2の端面に金等の金属膜をコ
ーティングして形成されている。前記入出射光ファイバ
15は、偏波保持型の光ファイバで形成されている。3
つの分割電極16は、位相シフト光導波路4の上または
近傍に光吸収を防ぐためのバッファ層となる二酸化珪素
膜を介して形成されている。
【0022】実施例1においては、LiNbO3 結晶板
からなる基板2に対して垂直な偏光成分をもつ光波が、
入出射光ファイバ18から入出射光導波路15に入射さ
れ、分岐されて位相シフト光導波路4に入り、そこで外
部から印加された電界強度に応じた位相シフトを光の伝
搬中に受けた後に、再び入出射光導波路15に出射す
る。このとき2つの位相シフト光導波路4において光の
伝搬中に生じた位相差に応じた光強度、即ち印加電界の
大きさに応じた光強度で光が入出射光導波路15に出射
される。
【0023】実施例1による電界センサヘッド14は、
図5の従来のものに比べ、感度がほぼ6倍となり、形状
も小さく、かつ、光ファイバが1本しか接続されていな
いので取扱いが容易である。
【0024】(実施例2)図2に示すように、実施例2
としての本発明の電界センサヘッド20は、基板2と、
入射光導波路21と、第1および第2の位相シフト光導
波路4と、方向性結合器22と、光反射器17と、出射
光導波路23と、複数の分割電極16とを具備する。
【0025】前記入射光導波路21は、基板2に入射光
ファイバ24に接続されように形成され入射光を受け
る。前記第1および第2の位相シフト光導波路4は、入
射光導波路21にそれぞれの一端が前記方向性結合器2
2を介して結合されるように前記基板2に形成され印加
される電界の強度に応じて屈折率が変化する。前記方向
性結合器22は、前記基板2に前記入射光導波路21と
前記第1および前記第2の位相シフト導波路4の間の前
記基板2に形成され前記入射光導波路21からの前記入
射光を2分割して前記第1および前記第2の位相シフト
光導波路4に導入する。
【0026】前記光反射器17は、前記第1および前記
第2の位相シフト光導波路4の他端に接続するように前
記基板2に形成され前記第1および前記第2の位相シフ
ト光導波路4へ反射光として反射し、この反射光を前記
方向性結合器22に供給する。前記出射光導波路23
は、前記基板に前記方向性結合器22の近傍に形成され
前記方向性結合器22から前記反射光を受ける。前記基
板2の前記入射光ファイバ24が形成されている端面に
は、出射光ファイバ25が接続されている。この出射光
ファイバ25に接続されるように前記出射光導波路23
が基板2に形成されている。前記複数の分割電極16
は、前記第1および第2の位相シフト光導波路4の上ま
たは近傍に光の進行方向において分割して形成され、か
つ、容量結合されている。
【0027】図2の実施例においては、5つの分割電極
16が、前記第1および前記第2の位相シフト光導波路
4の上または近傍に光の進行方向において分割して形成
されている。5つの分割電極16のうち両側の分割電極
16には、それぞれアンテナ薄膜片26が接続されてい
る。これらのアンテナ薄膜片26は、基板2に形成され
ている。
【0028】前記入射光ファイバ21からの入射光は入
射光導波路21を通って光方向性結合器22で2分割さ
れて位相シフト光導波路4に入射して光反射器17で反
射される。図1の実施例と同様に、光は位相シフト光導
波路4での伝搬中に電界強度に応じた位相シフトを生じ
て光方向性結合器22に戻る。この光方向性結合器22
で光の位相シフトが0である場合には戻り光はすべて出
射光導波路23に結合するが、位相シフトが0でない場
合にはその位相シフトの大きさに応じて光強度が減少し
出射光導波路23に結合し出射光ファイバ25に導かれ
る。
【0029】実施例2による電界センサヘッド20は、
図5の従来のものに比べ、感度がほぼ8倍となり、形状
も小さく、かつ、2本の光ファイバがか接続されている
が2本とも基板2の同一の端面に接続されるので取扱い
が容易であり、さらにアンテナ薄膜片26が基板2に形
成されているので小型化に適している。
【0030】(実施例3)図3は、本発明による電界セ
ンサの実施例3を示す図である。図3に示すように、本
発明による電界センサにおいては、図1に示す前記電界
センサヘッド14の入出射光ファイバ18は、偏波保持
型の送受信用光ファイバ27に接続されている。この送
受信用光ファイバ27の一端部は、光分離器であるハー
フミラー28の近傍に配置されている。このハーフミラ
ー28の近傍には、半導体レーザ29が配置されてい
る。この半導体レーザ29から出射した光はレンズ30
でコリメートされてそのエネルギーの半分がハーフミラ
ー28を通過してレンズ31により送受信用光ファイバ
27に与えられ電界センサヘッド14に送られる。一
方、送受信用光ファイバ27からの戻り光は、レンズ3
1によりコリメートされてそのエネルギーの半分がハー
フミラー28により反射されてレンズ32を介して光検
出器33に与えられる。この光検出器33の検出信号は
測定器34に与えられる。
【0031】(実施例4)図4は本発明による電界セン
サの他の実施例を示す図である。図4に示すように、本
発明による電界センサにおいては、図1に示す前記電界
センサヘッド14の入出射光ファイバ18は、偏波保持
型の送受信用光ファイバ27に接続されている。この送
受信用光ファイバ27の一端部は、光分離器の近傍に配
置されている。本実施例では前記光分離器としてガーネ
ット膜35と偏光プリズム36により構成したサーキュ
レータを用いる。前記偏光プリズム36の近傍には、半
導体レーザ29が配置されている。
【0032】前記半導体レーザ29から出射したx方向
に偏光した入射光37はレンズ30でコリメートされ、
そのエネルギーをほぼ保ったまま偏光プリズム36を通
過してファラデー効果を有するガーネット膜35に入射
する。ガーネット膜35には磁石38によって磁界が印
加され入射光37の偏光方向が45度回転するように設
定されている。ガーネット膜35を通過した光は、レン
ズ31により送受信用光ファイバ27に与えられ電界セ
ンサヘッド14に送られる。前記送受信用光ファイバ2
7および電界センサヘッド14では偏光方向は保持され
るので、送受信用光ファイバ27からの戻り光の偏光方
向は、送受信用光ファイバ27への入射光と同じであ
る。
【0033】前記戻り光がガーネット膜35を通過する
際にさらに45度偏光方向が回転するので戻り光は、入
射光37と直交する偏波となり、偏光プリズム36によ
りそのエネルギーをほぼ保ったまま反射されてレンズ3
2を介して光検出器33に与えられる。
【0034】実施例4は、実施例3と比べると光エネル
ギーの損失が大幅に低減されるという特長があり、より
高感度が得られる。
【0035】図3および図4に示す実施例において、電
界センサヘッド14の代わりに、図2に示す電界センサ
ヘッド20を用いても良い。
【0036】なお、本発明に用いる基板2の材料や光導
波路および分割電極16の構造や分割数、また、光反射
器17および光分離器は、前記実施例に限定されるもの
ではない。例えば基板2の材料としてはタンタル酸リチ
ウム結晶、KTP結晶等を用いることができ、光反射器
17としては基板2上の一部を垂直にエッチングして形
成することも可能である。分割電極16の数として、ア
ンテナ容量に対する単一電極容量の比率(電極容量/ア
ンテナ容量)程度前後まで増加させることも可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明の電界センサヘッドおよび電界セ
ンサは、従来に比べて電界の検出感度が高く、形状が小
さく、かつ、取扱い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例2を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例3を示す概略図である。
【図4】本発明の実施例4を示す概略図である。
【図5】従来の電界センサヘッドを示す斜視図である。
【図6】従来の電界センサを示す概略図である。
【符号の説明】
1 電界センサヘッド 2 基板 3 入射光導波路 4 位相シフト光導波路 5 出射光導波路 6 入射光ファイバ 7 出射光ファイバ 8 電極 9 ロッドアンテナ 10 送信用ファイバ 11 光源 12 受信用ファイバ 13 光検出器 14 電界センサヘッド 15 入出射光導波路 16 分割電極 17 光反射器 18 入出射光ファイバ 19 ロッドアンテナ 20 電界センサヘッド 21 入射光導波路 22 方向性結合器 23 出射光導波路 24 入射光ファイバ 25 出射光ファイバ 26 アンテナ薄膜片 27 送受信用光ファイバ 28 ハーフミラー 29 半導体レーザ 30〜32 レンズ 33 光検出器 34 測定器 35 ガーネット膜 36 偏光プリズム 37 入射光

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板に形成され入射光を受
    けると共に出射光を出射する入出射光導波路と、この入
    出射光導波路にそれぞれの一端が結合されるように前記
    基板に形成され印加される電界の強度に応じて屈折率が
    変化する第1および第2の位相シフト光導波路と、これ
    らの第1および第2の位相シフト光導波路の他端に形成
    され前記第1および前記第2の位相シフト光導波路から
    の光を反射する光反射器と、前記第1および前記第2の
    位相シフト光導波路の上または近傍に光の進行方向にお
    いて分割して形成された複数の分割電極とを有し、前記
    複数の分割電極は凹部と凸部との離間嵌合により互いに
    容量結合されていることを特徴とする電界センサヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 電界センサヘッドと、この電界センサヘ
    ッドに接続され入射光を受けると共に出射光を出射する
    入出射光ファイバと、この入出射光ファイバの一端部に
    接続され前記入射光と反射光を分離するための光分離器
    と、前記入射光を光分離器を介して前記入出射光ファイ
    バに与える光源と、前記光分離器からの反射光を検出す
    る光検出器とを具備し、前記電界センサヘッドは、基板
    と、この基板に前記入出光ファイバに接続するように形
    成され入射光を受けると共に出射光を出射する入出射光
    導波路と、この入出射光導波路にそれぞれの一端が結合
    されるように前記基板に形成され印加される電界の強度
    に応じて屈折率が変化する第1および第2の位相シフト
    光導波路と、これらの第1および第2の位相シフト光導
    波路の他端に形成され前記第1および前記第2の位相シ
    フト光導波路からの光を反射する光反射器と、前記第1
    および前記第2の位相シフト光導波路の上または近傍に
    光の進行方向において分割して形成された複数の分割電
    極とを有し、前記複数の分割電極は凹部と凸部との離間
    嵌合により互いに容量結合されていることを特徴とする
    電界センサ。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の電界センサにおいて、
    前記光分離器は、ファラデー効果を有する媒体と、直交
    する偏光を分離するための手段とを有することを特徴と
    する電界センサ。
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