JP3435507B2 - 多段式地震計設置装置 - Google Patents

多段式地震計設置装置

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JP3435507B2
JP3435507B2 JP2000133918A JP2000133918A JP3435507B2 JP 3435507 B2 JP3435507 B2 JP 3435507B2 JP 2000133918 A JP2000133918 A JP 2000133918A JP 2000133918 A JP2000133918 A JP 2000133918A JP 3435507 B2 JP3435507 B2 JP 3435507B2
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博明 上山
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上山試錐工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、震源より伝播の地
震波記録を地震計設置井での地質断面において、異なる
地質と異なる深度ごとに、同一時間で同時記録が出来る
ので、より効果的地震解明が出来る多段式地震計設置装
置である。 【0002】 【従来の技術】従来から行われている地震計設置井には
下記必須条件を満たす必要があった。 1.地震計内に格納されている地磁気方位計は、4m以
上の磁気干渉のない無磁気帯で方位が確定出来る非磁気
材(SVS316ステンレス等)で覆われている。更
に、地震計設置傾斜角3°以内で設置すること。 2.地震計設置井に設置する地震計は、測定する地層伝
播の地震波を正確敏速に記録出来る装置であること。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。上述
の地震波記録方法では1孔の地震計設置井で1地震計の
設置しか出来なかったので、地震計設置井1孔当たりの
地震波記録が少なく、比較検討地震開発技術解明の結論
づけに多くの不便があった。即ち、適深度まで掘削し設
置された地震計設置井の孔底より更に掘削した裸孔地震
計設置井に地震計を設置し、セメンチングで固定して1
孔当たり、1地震計により伝播地震波を記録して地震解
明に役立てていた。しかし、地震計に故障等が発生した
場合は修理交換も出来なかったので、旧来の1孔1地震
計の固定設置方法では地震対策技術開発研究費も多額に
なった。本発明は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のような事のできるものを提供しようとするもの
である。従来の技術にあっては、1地震計設置井に第1
地震計を設置固定する方法等なので、地震計設置井の地
質で比較検討したい地震波を求めることが出来なかった
が、本発明はその比較検討したい地質ごとに地震計を設
置出来る下記必須条件を満たすことによる多段式地震計
設置装置である。多段式地震計設置装置に設置された各
々の地震計は、他の地震計に記録される地震波は伝播さ
れない独立性と、他層のノイズは受信されない構成であ
り、それぞれの地震計設置装置は連結接続の相関関係を
保ちながら効果を発揮する多段式地震計設置装置であ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。 【0005】請求項記載の発明は、下記の要件を具備
する多段式地震計設置井部2と多段式地震計部3から構
成されていることを特徴とするものである。 A.多段式地震計設置井部2は、地層4における1番地
震波記録層4A、2番地震波記録層4B、3番地震波記
録層4C、最下位地震波記録層4Dに対応するよう地層
に垂直に埋設された第1地震計設置井部2A、第2地震
計設置井部2B、第3地震計設置井部2C、最下位地震
計設置井部2Dから構成され、 a.第1地震計設置井部2Aは、第1地震計設置井2A
1と第1セメント充填部2A2から構成され、第1地震
計設置井2A1は、第1鉄管2A11と、1番地震波記
録層4Aに対応する第1非磁性管2A12から構成さ
れ、第1セメント充填部2A2は、第1非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられ、 b.第2地震計設置井部2Bは、第2地震計設置井2B
1と第2セメント充填部2B2から構成され、第2地震
計設置井2B1は、第2鉄管2B11と、2番地震波記
録層4Bに対応する第2非磁性管2B12から構成さ
れ、第2セメント充填部2B2は、第2非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられ、この第2地震計設置井2B1の頭部は非磁性
管で構成され、かつ当該頭部には上部からの挿入物を誘
導降下させるためのラッパ口2B3が溶着され、 c.第3地震計設置井部2Cは、第3地震計設置井2C
1と第3セメント充填部2C2から構成され、第3地震
計設置井2C1は、第3鉄管2C11と、3番地震波記
録層4Cに対応する第3非磁性管2C12から構成さ
れ、第3セメント充填部2C2は、第2非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられ、この第3地震計設置井2C1の頭部は非磁性
管で構成され、かつ当該頭部には上部からの挿入物を誘
導降下させるためのラッパ口2C3が溶着され、 d.最下位地震計設置井部2Dは、最下位地震計設置井
2D1と最下位セメント充填部2D2から構成され、最
下位地震計設置井2D1は、最下位鉄管2D11と、最
下位地震波記録層4Dに対応する最下位非磁性管2D1
2から構成され、最下位セメント充填部2D2は、最下
位非磁性管の外周と掘削された地層との隙間に、両者を
密着固定するよう設けられ、この最下位地震計設置井2
D1の頭部は非磁性管で構成され、かつ当該頭部には上
部からの挿入物を誘導降下させるためのラッパ口2D3
が溶着され、この最下位地震計設置井2D1内の下端部
分にはコンクリートを打設して最下位地震計設置台2D
5が設けられ、 e.第1地震計設置井部2A、第2地震計設置井部2
B、第3地震計設置井部2C、最下位地震計設置井部2
Dは、第1地震計設置井部2Aの内径より順次やや小口
径に構成された第2地震計設置井部2B、第3地震計設
置井部2C、最下位地震計設置井部2Dが、第1地震計
設置井孔などを増掘し接続挿入され、 f.第1地震計設置井部2Aの管底部に対して第2地震
計設置井部2Bの頭部が免震ゴム平板5を介した重複挿
管の状態、第2地震計設置井部2Bの管底部に対して第
3地震計設置井部2Cの頭部が免震ゴム平板5を介した
重複挿管の状態、第3地震計設置井部2Cの管底部に対
して最下位地震計設置井部2Dの頭部が免震ゴム平板5
を介した重複挿管の状態で連結され、 g.第2地震計設置井部2Bのラッパ口2B3の上面に
は、第1地震計床座金2B4が載置され、第3地震計設
置井部2Cのラッパ口2C3の上面には、第2地震計床
座金2C4が載置され、最下位地震計設置井部2Dのラ
ッパ口2D3の上面には、最下位地震計床座金2D4が
載置され、 h.第1地震計設置井2A1、第2地震計設置井2B
1、第3地震計設置井2C1、最下位地震計設置井2D
1の長さは、各地震計設置井内に設置される地震計内に
収納されている地磁気方位計に対する上下共4m余りの
磁気無干渉帯を形成する非磁性管と鉄管の合計の長さに
構成されていること。 【0006】B.多段式地震計部3は、第1地震計部3
A、第2地震計部3B、第3地震計部3C、最下位地震
計部3Dから構成され、 a.第1地震計部3Aは、第1地震計3A1と、第1地
震波伝達上方アーム3A2と、第1地震波伝達下方アー
ム3A3から構成され、第1地震計3A1には地磁気方
位計が収納されていると共に、当該第1地震計に連結さ
れた第1地震計キャブタイヤコード3A4は地上に引出
され、第1地震波伝達上方アーム3A2は、第1地震計
の上方部分に固着された取付金具3A21と、この取付
金具より平面四方に延出せしめたアーム3A22と、ア
ームの先端に取付けられた第1接触盤3A23から構成
され、この第1接触盤は第1地震計設置井部2Aにおけ
る第1非磁性管2A12の内面に接触するよう構成さ
れ、第1地震波伝達下方アーム3A3は、第1地震計の
下方部分に固着された取付金具3A31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3A32と、アー
ムの先端に取付けられた第1接触盤3A33から構成さ
れ、この第1接触盤は第1地震計設置井部2Aにおける
第1非磁性管2A12の内面に接触するよう構成され、
第1接触盤3A33の下面には傾斜した第1地震計載置
面3A34が形成され、 b.第2地震計部3Bは、第2地震計3B1と、第2地
震波伝達上方アーム3B2と、第2地震波伝達下方アー
ム3B3から構成され、第2地震計3B1には、地磁気
方位計が収納されていると共に、当該第2地震計に連結
された第2地震計キャブタイヤコード3B4は地上に引
出され、第2地震波伝達上方アーム3B2は、第2地震
計の上方部分に固着された取付金具3B21と、この取
付金具より平面四方に延出せしめたアーム3B22と、
アームの先端に取付けられた第2接触盤3B23から構
成され、この第2接触盤は第2地震計設置井部2Bにお
ける第2非磁性管2B12の内面に接触するよう構成さ
れ、第2地震波伝達下方アーム3B3は、第2地震計の
下方部分に固着された取付金具3B31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3B32と、アー
ムの先端に取付けられた第2接触盤3B33から構成さ
れ、この第2接触盤は第2地震計設置井部2Bにおける
第2非磁性管2B12の内面に接触するよう構成され、
第2接触盤3B33の下面には傾斜した第2地震計載置
面3B34が形成され、 c.第3地震計部3Cは、第3地震計3C1と、第3地
震波伝達上方アーム3C2と、第3地震波伝達下方アー
ム3C3から構成され、第3地震計3C1には地磁気方
位計が収納されていると共に、当該第3地震計に連結さ
れた第3地震計キャブタイヤコード3C4は地上に引出
され、第3地震波伝達上方アーム3C2は、第3地震計
の上方部分に固着された取付金具3C21と、この取付
金具より平面四方に延出せしめたアーム3C22と、ア
ームの先端に取付けられた第3接触盤3C23から構成
され、この第3接触盤は第3地震計設置井部2Cにおけ
る第3非磁性管2C12の内面に接触するよう構成さ
れ、第3地震波伝達下方アーム3C3は、第3地震計の
下方部分に固着された取付金具3C31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3C32と、アー
ムの先端に取付けられた第3接触盤3C33から構成さ
れ、この第3接触盤は第3地震計設置井部2Cにおける
第3非磁性管2C12の内面に接触するよう構成され、
第3接触盤3C33の下面には傾斜した第3地震計載置
面3C34が形成され、上述各地震波伝達上方アームと
各地震波伝達下方アームは、地震計内に収納されている
地磁気方位計に対する上下共4m余りの磁気無干渉帯を
形成する非磁気材で構成され、 d.最下位地震計部3Dは、地磁気方位計が収納されて
いる最下位地震計3D1と、最下位地震計から地上に引
出されている最下位地震計キャブタイヤコード3D2か
ら構成され、この最下位地震計3D1は、最下位地震計
設置井部2Dにおける最下位非磁性管2D12の内面に
接触するよう構成され、 e.第1地震計部3Aは、当該第1地震計部の上面に連
結された第1地震計吊りワイヤY1で地上から吊下げら
れ、第1地震計部3Aの下面と第2地震計部3Bの上面
とは第2地震計吊りワイヤY2で連結され、第2地震計
部3Bの下面と第3地震計部3Cの上面とは第3地震計
吊りワイヤY3で連結され、第3地震計部3Cの下面と
最下位地震計部3Dの上面とは最下位地震計吊りワイヤ
Y4で連結され、 f.第1地震計部3Aは、非磁性管とセメント充填部を
介して1番地震波記録層4Aに、第2地震計部3Bは、
非磁性管とセメント充填部を介して2番地震波記録層4
Bに、第3地震計部3Cは、非磁性管とセメント充填部
を介して3番地震波記録層4Cに、最下位地震計部3D
は、非磁性管とセメント充填部を介して最下位地震波記
録層4Dにそれぞれ対応するよう吊下げられているこ
と。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明の多
段式地震計設置装置で、多段式地震計設置井部2と多段
式地震計部3から構成されている。 【0008】A.多段式地震計設置井部2は、地層4に
おける1番地震波記録層4A、2番地震波記録層4B、
3番地震波記録層4C、n番地震波記録層、n番地震波
記録層..、最下位地震波記録層4Dに対応するよう地
層に垂直に埋設された第1地震計設置井部2A、第2地
震計設置井部2B、第3地震計設置井部2C、第n地震
計設置井部、第n地震計設置井部..、最下位地震計設
置井部2Dから構成されている。 【0009】以下、第1地震計設置井部2A、第2地震
計設置井部2B、第3地震計設置井部2C、最下位地震
計設置井部2Dを例にして説明する。 a.第1地震計設置井部2Aは、第1地震計設置井2A
1と第1セメント充填部2A2から構成されている。 イ.第1地震計設置井2A1は、第1鉄管2A11と、
1番地震波記録層4Aに対応する第1非磁性管2A12
から構成されている。 ロ.第1セメント充填部2A2は、第1非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられている。 b.第2地震計設置井部2Bは、第2地震計設置井2B
1と第2セメント充填部2B2から構成されている。 イ.第2地震計設置井2B1は、第2鉄管2B11と、
2番地震波記録層4Bに対応する第2非磁性管2B12
から構成されている。 ロ.第2セメント充填部2B2は、第2非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられている。そして、この第2地震計設置井2B1
の頭部は非磁性管で構成され、かつ当該頭部には上部か
らの挿入物を誘導降下させるためのラッパ口2B3が溶
着されている。 【0010】c.第3地震計設置井部2Cは、第3地震
計設置井2C1と第3セメント充填部2C2から構成さ
れている。 イ.第3地震計設置井2C1は、第3鉄管2C11と、
3番地震波記録層4Cに対応する第3非磁性管2C12
から構成されている。 ロ.第3セメント充填部2C2は、第2非磁性管の外周
と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう
設けられている。そして、この第3地震計設置井2C1
の頭部は非磁性管で構成され、かつ当該頭部には上部か
らの挿入物を誘導降下させるためのラッパ口2C3が溶
着されている。 d.最下位地震計設置井部2Dは、最下位地震計設置井
2D1と最下位セメント充填部2D2から構成されてい
る。 イ.最下位地震計設置井2D1は、最下位鉄管2D11
と、最下位地震波記録層4Dに対応する最下位非磁性管
2D12から構成されている。 ロ.最下位セメント充填部2D2は、最下位非磁性管の
外周と掘削された地層との隙間に、両者を密着固定する
よう設けられている。そして、この最下位地震計設置井
2D1の頭部は非磁性管で構成され、かつ当該頭部には
上部からの挿入物を誘導降下させるためのラッパ口2D
3が溶着されている。さらに、この最下位地震計設置井
2D1内の下端部分にはコンクリートを打設して最下位
地震計設置台2D5が設けられている。 【0011】e.第1地震計設置井部2A、第2地震計
設置井部2B、第3地震計設置井部2C、最下位地震計
設置井部2Dは、第1地震計設置井部2Aの内径より順
次やや小口径に構成された第2地震計設置井部2B、第
3地震計設置井部2C、最下位地震計設置井部2Dが、
第1地震計設置井孔などを増掘し接続挿入されている。 【0012】f.この場合、第1地震計設置井部2Aの
管底部に対して第2地震計設置井部2Bの頭部が免震ゴ
ム平板5を介した重複挿管の状態、第2地震計設置井部
2Bの管底部に対して第3地震計設置井部2Cの頭部が
免震ゴム平板5を介した重複挿管の状態、第3地震計設
置井部2Cの管底部に対して最下位地震計設置井部2D
の頭部が免震ゴム平板5を介した重複挿管の状態で連結
されている。 g.第2地震計設置井部2Bのラッパ口2B3の上面に
は、第1地震計床座金2B4が載置され、第3地震計設
置井部2Cのラッパ口2C3の上面には、第2地震計床
座金2C4が載置され、最下位地震計設置井部2Dのラ
ッパ口2D3の上面には、最下位地震計床座金2D4が
載置されている。これら各地震計床座金は、所定厚さを
有する平面輪状に構成されていると共に、当該各地震計
床座金の外径上端から内径に向って上部からの挿入設置
装置を誘導挿入できる傾斜面が形成されている。この傾
斜面で下方に設置する各段地震計設置装置を誘導降下を
することができる。そして、後述する各地震波伝達下方
アームの地震計載置面が各地震計床座金に上方から嵌着
することになる。 【0013】h.第1地震計設置井2A1、第2地震計
設置井2B1、第3地震計設置井2C1、最下位地震計
設置井2D1の長さは下記の通りである。各地震計設置
井内に設置される地震計内に収納されている地磁気方位
計が上下共4m余りの磁気無干渉帯が必要なので、その
条件を満たす長さのSVS316ステンレスパイプ等の
非磁気材でなる非磁性管2A12、2B12、2C1
2、2D12と、これら非磁性管に連結された鉄管2A
11、2B11、2C11、2D11の合計の長さとな
っている。 【0014】B.多段式地震計部3は、第1地震計部3
A、第2地震計部3B、第3地震計部3C、第n地震計
部、第n地震計部..、最下位地震計部3Dから構成さ
れている。以下、第1地震計部3A、第2地震計部3
B、第3地震計部3C、最下位地震計部3Dを例にして
説明する。 a.第1地震計部3Aは、第1地震計3A1と、第1地
震波伝達上方アーム3A2と、第1地震波伝達下方アー
ム3A3から構成されている。 イ.第1地震計3A1には地磁気方位計(図示略)が収
納されていると共に、当該第1地震計に連結された第1
地震計キャブタイヤコード3A4は地上に引出されてい
る。 ロ.第1地震波伝達上方アーム3A2は、第1地震計の
上方部分に固着された取付金具3A21と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3A22と、アー
ムの先端に取付けられた第1接触盤3A23から構成さ
れ、この第1接触盤は第1地震計設置井部2Aにおける
第1非磁性管2A12の内面に接触するよう構成されて
いる。 ハ.第1地震波伝達下方アーム3A3は、第1地震計の
下方部分に固着された取付金具3A31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3A32と、アー
ムの先端に取付けられた第1接触盤3A33から構成さ
れ、この第1接触盤は第1地震計設置井部2Aにおける
第1非磁性管2A12の内面に接触するよう構成されて
いる。そして、第1接触盤3A33の下面には傾斜した
第1地震計載置面3A34が形成されている。 【0015】b.第2地震計部3Bは、第2地震計3B
1と、第2地震波伝達上方アーム3B2と、第2地震波
伝達下方アーム3B3から構成されている。 イ.第2地震計3B1には、地磁気方位計(図示略)が
収納されていると共に、当該第2地震計に連結された第
2地震計キャブタイヤコード3B4は地上に引出されて
いる。 ロ.第2地震波伝達上方アーム3B2は、第2地震計の
上方部分に固着された取付金具3B21と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3B22と、アー
ムの先端に取付けられた第2接触盤3B23から構成さ
れ、この第2接触盤は第2地震計設置井部2Bにおける
第2非磁性管2B12の内面に接触するよう構成されて
いる。 ハ.第2地震波伝達下方アーム3B3は、第2地震計の
下方部分に固着された取付金具3B31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3B32と、アー
ムの先端に取付けられた第2接触盤3B33から構成さ
れ、この第2接触盤は第2地震計設置井部2Bにおける
第2非磁性管2B12の内面に接触するよう構成されて
いる。そして、第2接触盤3B33の下面には傾斜した
第2地震計載置面3B34が形成されている。 【0016】c.第3地震計部3Cは、第3地震計3C
1と、第3地震波伝達上方アーム3C2と、第3地震波
伝達下方アーム3C3から構成されている。 イ.第3地震計3C1には地磁気方位計(図示略)が収
納されていると共に、当該第3地震計に連結された第3
地震計キャブタイヤコード3C4は地上に引出されてい
る。 ロ.第3地震波伝達上方アーム3C2は、第3地震計の
上方部分に固着された取付金具3C21と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3C22と、アー
ムの先端に取付けられた第3接触盤3C23から構成さ
れ、この第3接触盤は第3地震計設置井部2Cにおける
第3非磁性管2C12の内面に接触するよう構成されて
いる。 ハ.第3地震波伝達下方アーム3C3は、第3地震計の
下方部分に固着された取付金具3C31と、この取付金
具より平面四方に延出せしめたアーム3C32と、アー
ムの先端に取付けられた第3接触盤3C33から構成さ
れ、この第3接触盤は第3地震計設置井部2Cにおける
第3非磁性管2C12の内面に接触するよう構成されて
いる。そして、第3接触盤3C33の下面には傾斜した
第3地震計載置面3C34が形成されている。 ニ.上述各地震波伝達上方アームと各地震波伝達下方ア
ームは、地震計内に収納されている地磁気方位計が上下
共4m余りの磁気無干渉帯が必要なので、総てSVS3
16ステンレスパイプ等の非磁気材を使用して構成され
ることになる。 ホ.各地震波伝達上方アームと各地震波伝達下方アーム
は、図示のように平面からみて、所謂二つ割りの構造に
製作し、地震計を挟持しボルト、ナットで緊締するとよ
い。 【0017】d.最下位地震計部3Dは、地磁気方位計
(図示略)が収納されている最下位地震計3D1と、最
下位地震計から地上に引出されている最下位地震計キャ
ブタイヤコード3D2から構成されている。そして、こ
の最下位地震計3D1は、最下位地震計設置井部2Dに
おける最下位非磁性管2D12の内面に接触するよう構
成されている。 【0018】e.第1地震計部3Aは、当該第1地震計
部の上面に連結された第1地震計吊りワイヤY1で地上
から吊下げられ、第1地震計部3Aの下面と第2地震計
部3Bの上面とは第2地震計吊りワイヤY2で連結さ
れ、第2地震計部3Bの下面と第3地震計部3Cの上面
とは第3地震計吊りワイヤY3で連結され、第3地震計
部3Cの下面と最下位地震計部3Dの上面とは最下位地
震計吊りワイヤY4で連結されている。なお、各地震計
吊りワイヤがやや緩めに設定されている。 f.この場合、当然のことながら、第1地震計部3A
は、非磁性管とセメント充填部を介して1番地震波記録
層4Aに、第2地震計部3Bは、非磁性管とセメント充
填部を介して2番地震波記録層4Bに、第3地震計部3
Cは、非磁性管とセメント充填部を介して3番地震波記
録層4Cに、最下位地震計部3Dは、非磁性管とセメン
ト充填部を介して最下位地震波記録層4Dにそれぞれ対
応するよう吊下げられている。 【0019】 【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 1.各段地震計設置井の各地層中での地震波記録層に伝
播された地震波を、埋設されている多段式地震計設置装
置に設置されている多段数の地震計により多段数の地震
波を同時記録ができるので、旧来に比し同1地点の異な
った各地層を同時に地震波記録ができるので、地震対策
技術で一層の発展飛躍が期待できる。 2.各多段式地震計設置井の地質中での各地震波記録層
と、多段式地震計設置井での各段非磁性管とは、セメン
ト充填部により密着されているが、非磁性管の長さは、
地震計に格納の地磁気方位計を中心として上下共4m余
りであり、それに接続する各段の鉄管と各段の非磁性管
外壁の外径とは、多段式地震計設置井の掘削口径である
地層内径との隙間が有り、その上下に連続している各地
震波記録層はこの隙間で地層伝播の地震波は中断され、
上下にある各地震波記録層は独立した記録層になり、上
下相互伝達のノイズは無く正確な地震波記録ができる。 3.各段の地震計は、各段地震計設置井の所定位置に所
定間隔で設置されるが、各段ごとの地震計吊りワイヤY
1、Y2、Y3、Y4によって設置された各地震計設置
には、各地震計吊りワイヤがやや緩めに設定されている
ので、地震計設置後は僅かな緩みを生ずる。この緩みに
上下等からのノイズは吸収され地震計には伝達されな
い。 4.各段に連結懸垂設置された地震計に不審な事柄を生
じた場合、全地震計を同時に昇降できるので、地上で点
検修理して再び連結懸垂して設置することができる。即
ち、多段式地震計設置装置としての総合判断で総合管理
ができ、地震解析技術の発展になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】全体の縦断面図である。 【図2】多段式地震計部の一部を省略した斜視図であ
る。 【図3】多段式地震計部の一部を省略した斜視図であ
る。 【図4】図1の要部拡大図である。 【図5】A−A断面図である。 【図6】図1の要部拡大図である。 【図7】B−B断面図である。 【図8】図1の要部拡大図である。 【図9】C−C断面図である。 【図10】図1の要部拡大図である。 【図11】D−D断面図である。 【図12】多段式地震計設置井部の状態を説明する縦断
面図である。 【図13】図12の要部拡大図である。 【図14】図12の要部拡大図である。 【図15】図12の要部拡大図である。 【図16】多段式地震計設置井部への多段式地震計部の
設置状態を説明する縦断面図である。 【符号の説明】 1 多段式地震計設置装置 2 多段式地震計設置井部 2A 第1地震計設置井部 2B 第2地震計設置井部 2C 第3地震計設置井部 2D 最下位地震計設置井部 3 多段式地震計部 3A 第1地震計部 3B 第2地震計部 3C 第3地震計部 3D 最下位地震計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 1/20 G01V 1/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記の要件を具備する多段式地震計設置
    井部(2)と多段式地震計部(3)から構成されている
    ことを特徴とする多段式地震計設置装置。A.多段式地震計設置井部(2)は、地層(4)におけ
    る1番地震波記録層(4A)、2番地震波記録層(4
    B)、3番地震波記録層(4C)、最下位地震波記録層
    (4D)に対応するよう地層に垂直に埋設された第1地
    震計設置井部(2A)、第2地震計設置井部(2B)、
    第3地震計設置井部(2C)、最下位地震計設置井部
    (2D)から構成され、 第1地震計設置井部(2A)は、第1地震計設置井(2
    A1)と第1セメント充填部(2A2)から構成され、
    第1地震計設置井(2A1)は、第1鉄管(2A11)
    と、1番地震波記録層(4A)に対応する第1非磁性管
    (2A12)から構成され、第1セメント充填部(2A
    2)は、第1非磁性管の外周と掘削された地層との隙間
    に、両者を密着固定するよう設けられ、 第2地震計設置井部(2B)は、第2地震計設置井(2
    B1)と第2セメント充填部(2B2)から構成され、
    第2地震計設置井(2B1)は、第2鉄管(2B11)
    と、2番地震波記録層(4B)に対応する第2非磁性管
    (2B12)から構成され、第2セメント充填部(2B
    2)は、第2非磁性管の外周と掘削された地層との隙間
    に、両者を密着固定するよう設けられ、この第2地震計
    設置井(2B1)の頭部は非磁性管で構成され、かつ当
    該頭部には上部からの挿入物を誘導降下させるためのラ
    ッパ口(2B3)が溶着され、 第3地震計設置井部(2C)は、第3地震計設置井(2
    C1)と第3セメント充填部(2C2)から構成され、
    第3地震計設置井(2C1)は、第3鉄管(2C11)
    と、3番地震波記録層(4C)に対応する第3非磁性管
    (2C12)から構成され、第3セメント充填部(2C
    2)は、第2非磁性管の外周と掘削された地層との隙間
    に、両者を密着固定するよう設けられ、この第3地震計
    設置井(2C1)の頭部は非磁性管で構成され、かつ当
    該頭部には上部からの挿入物を誘導降下させるためのラ
    ッパ口(2C3)が溶着され、 最下位地震計設置井部(2D)は、最下位地震計設置井
    (2D1)と最下位セメント充填部(2D2)から構成
    され、最下位地震計設置井(2D1)は、最下 位鉄管
    (2D11)と、最下位地震波記録層(4D)に対応す
    る最下位非磁性管(2D12)から構成され、最下位セ
    メント充填部(2D2)は、最下位非磁性管の外周と掘
    削された地層との隙間に、両者を密着固定するよう設け
    られ、この最下位地震計設置井(2D1)の頭部は非磁
    性管で構成され、かつ当該頭部には上部からの挿入物を
    誘導降下させるためのラッパ口(2D3)が溶着され、
    最下位地震計設置井(2D1)内の下端部分にはコンク
    リートを打設して最下位地震計設置台(2D5)が設け
    られ、 第1地震計設置井部(2A)、第2地震計設置井部(2
    B)、第3地震計設置井部(2C)、最下位地震計設置
    井部(2D)は、第1地震計設置井部(2A)の内径よ
    り順次やや小口径に構成された第2地震計設置井部(2
    B)、第3地震計設置井部(2C)、最下位地震計設置
    井部(2D)が、第1地震計設置井孔などを増掘し接続
    挿入され、 第1地震計設置井部(2A)の管底部に対して第2地震
    計設置井部(2B)の頭部が免震ゴム平板(5)を介し
    た重複挿管の状態、第2地震計設置井部(2B)の管底
    部に対して第3地震計設置井部(2C)の頭部が免震ゴ
    ム平板(5)を介した重複挿管の状態、第3地震計設置
    井部(2C)の管底部に対して最下位地震計設置井部
    (2D)の頭部が免震ゴム平板(5)を介した重複挿管
    の状態で連結され、 第2地震計設置井部(2B)のラッパ口(2B3)の上
    面には、第1地震計床座金(2B4)が載置され、第3
    地震計設置井部(2C)のラッパ口(2C3)の上面に
    は、第2地震計床座金(2C4)が載置され、最下位地
    震計設置井部(2D)のラッパ口(2D3)の上面に
    は、最下位地震計床座金(2D4)が載置され、 第1地震計設置井(2A1)、第2地震計設置井(2B
    1)、第3地震計設置井(2C1)、最下位地震計設置
    井(2D1)の長さは、各地震計設置井内に設置される
    地震計内に収納されている地磁気方位計に対する上下共
    4m余りの磁気無干渉帯を形成する非磁性管と鉄管の合
    計の長さに構成され、 B.多段式地震計部(3)は、第1地震計部(3A)、
    第2地震計部(3B)、第3地震計部(3C)、最下位
    地震計部(3D)から構成され、 第1地震計部(3A)は、第1地震計(3A1)と、第
    1地震波伝達上方アーム(3A2)と、第1地震波伝達
    下方アーム(3A3)から構成され、第1地震計(3A
    1)には地磁気方位計が収納されていると共に、当該第
    1地震計に連結された第1地震計キャブタイヤコード
    (3A4)は地上に引出され、第1地震波伝達上方アー
    ム(3A2)は、第1地震計の上方部分に固着された取
    付金具(3A21)と、この取付金具より平面四方に延
    出せしめたアーム(3A22)と、アームの先端に取付
    けられた第1接触盤(3A23)から構成され、この第
    1接触盤は第1地震計設置井部(2A)における第1非
    磁性管(2A12)の内面に接触するよう構成され、第
    1地震波伝達下方アーム(3A3)は、第1地震計の下
    方部分に固着された取付金具(3A31)と、この取付
    金具より平面四方に延出せしめたアーム(3A32)
    と、アームの先端に取付けられた第1接触盤(3A3
    3)から構成され、この第1接触盤は第1地震計設置井
    部(2A)における第1非磁性管(2A12)の内面に
    接触するよう構成され、そして、第1接触盤(3A3
    3)の下面には傾斜した第1地震計載置面(3A34)
    が形成され、 第2地震計部(3B)は、第2地震計(3B1)と、第
    2地震波伝達上方アーム(3B2)と、第2地震波伝達
    下方アーム(3B3)から構成され、第2地震計(3B
    1)には、地磁気方位計が収納されていると共に、当該
    第2地震計に連結された第2地震計キャブタイヤコード
    (3B4)は地上に引出され、第2地震波伝達上方アー
    ム(3B2)は、第2地震計の上方部分に固着された取
    付金具(3B21)と、この取付金具より平面四方に延
    出せしめたアーム(3B22)と、アームの先端に取付
    けられた第2接触盤(3B23)から構成され、この第
    2接触盤は第2地震計設置井部(2B)における第2非
    磁性管(2B12)の内面に接触するよう構成され、第
    2地震波伝達下方アーム(3B3)は、第2地震計の下
    方部分に固着された取付金具(3B31)と、この取付
    金具より平面四方に延出せしめたアーム(3B32)
    と、アームの先端に取付けられた第2接触盤(3B3
    3)から構成され、この第2接触盤は第2地震計設置井
    部(2B)における第2非磁性管(2B12)の内面に
    接触するよう構成され、そして、第2接触盤(3B3
    3)の下面には傾斜した第2地震計載置面(3B34)
    が形成され、 第3地震計部(3C)は、第3地震計(3C1)と、第
    3地震波伝達上方アー ム(3C2)と、第3地震波伝達
    下方アーム(3C3)から構成され、第3地震計(3C
    1)には地磁気方位計が収納されていると共に、当該第
    3地震計に連結された第3地震計キャブタイヤコード
    (3C4)は地上に引出され、第3地震波伝達上方アー
    ム(3C2)は、第3地震計の上方部分に固着された取
    付金具(3C21)と、この取付金具より平面四方に延
    出せしめたアーム(3C22)と、アームの先端に取付
    けられた第3接触盤(3C23)から構成され、この第
    3接触盤は第3地震計設置井部(2C)における第3非
    磁性管(2C12)の内面に接触するよう構成され、第
    3地震波伝達下方アーム(3C3)は、第3地震計の下
    方部分に固着された取付金具(3C31)と、この取付
    金具より平面四方に延出せしめたアーム(3C32)
    と、アームの先端に取付けられた第3接触盤(3C3
    3)から構成され、この第3接触盤は第3地震計設置井
    部(2C)における第3非磁性管(2C12)の内面に
    接触するよう構成され、そして、第3接触盤(3C3
    3)の下面には傾斜した第3地震計載置面(3C34)
    が形成され、上述各地震波伝達上方アームと各地震波伝
    達下方アームは、地震計内に収納されている地磁気方位
    計に対する上下共4m余りの磁気無干渉帯を形成する非
    磁気材で構成され、 最下位地震計部(3D)は、地磁気方位計が収納されて
    いる最下位地震計(3D1)と、最下位地震計から地上
    に引出されている最下位地震計キャブタイヤコード(3
    D2)から構成され、この最下位地震計(3D1)は、
    最下位地震計設置井部(2D)における最下位非磁性管
    (2D12)の内面に接触するよう構成され、 第1地震計部(3A)は、当該第1地震計部の上面に連
    結された第1地震計吊りワイヤ(Y1)で地上から吊下
    げられ、第1地震計部(3A)の下面と第2地震計部
    (3B)の上面とは第2地震計吊りワイヤ(Y2)で連
    結され、第2地震計部(3B)の下面と第3地震計部
    (3C)の上面とは第3地震計吊りワイヤ(Y3)で連
    結され、第3地震計部(3C)の下面と最下位地震計部
    (3D)の上面とは最下位地震計吊りワイヤ(Y4)で
    連結され、 第1地震計部(3A)は、非磁性管とセメント充填部を
    介して1番地震波記録層(4A)に、第2地震計部(3
    B)は、非磁性管とセメント充填部を介して2 番地震波
    記録層(4B)に、第3地震計部(3C)は、非磁性管
    とセメント充填部を介して3番地震波記録層(4C)
    に、最下位地震計部(3D)は、非磁性管とセメント充
    填部を介して最下位地震波記録層(4D)にそれぞれ対
    応するよう吊下げられていること。
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