JP3434823B2 - 膨張可能なスペーサを有する使い捨て吸収物品 - Google Patents

膨張可能なスペーサを有する使い捨て吸収物品

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Description

【発明の詳細な説明】 本特許出願は、1992年6月11日にアレン等によって出
願された米国特許出願第07/898,047号(使い捨て吸収物
品に使用するためのスペーサ及びこのようなスペーサを
有する使い捨て吸収物品)、1992年12月21日にフリーラ
ンドによって出願された同第07/994,023号(使い捨て吸
収物品に使用するための可撓性スペーサ)、および同日
にアール等によって出願された米国特許出願(選択的に
膨張可能な構成要素を備えた使い捨て吸収物品)を参照
している。
発明の分野 本発明は、使い捨て吸収物品に関し、より詳細には、
糞便空隙空間を維持するための膨張可能なスペーサを有
する使い捨て吸収物品に関する。
発明の背景 使い捨て吸収物品は、当該技術分野においては周知で
ある。使い捨て吸収物品は、尿、糞便、経血等のような
身体排出物を吸収し保持するのに使用される。使い捨て
吸収物品に関する特に望ましい特徴は、吸収物品からの
身体排出物の漏れを除去し、或いは少なくとも最少にす
るように、身体排出物を捕捉し保持する能力である。
従来技術における参考文献は、糞便を受け入れる、吸
収コアのキャビティ又は切り欠きを開示している。糞便
はトップシートを通過し、キャビティ又は切り欠きによ
って吸収コアに収容される。これらの参考文献は、吸収
コアのキャビティが吸収能力を減少させ、かつ、キャビ
ティの容量が吸収コアの寸法に制限されるという欠点を
有している。このような教示の例として、1936年6月9
日にジャクソン・ジュニアに付与された米国特許第2,04
3,325号、1988年3月15日にヤマダに付与された同第4,7
31,065号、1989年5月30日にカーンに付与された同第4,
834,737号、および1991年11月5日にホルト等に付与さ
れた同第5,062,840号があげられる。
他の参考文献は、使い捨て吸収物品にスペーサを付加
することを教示している。このようなスペーサは、使い
捨て吸収物品の厚さ及び嵩を増大させ、これによりシッ
ピング及び保管コストを増大させるという欠点を有して
いる。このような参考文献の例として、1995年12月25日
にドライア等に付与された米国特許第5,171,236号、199
2年6月11日にアレン等によって出願された米国特許出
願第07/898,047号(使い捨て吸収物品に使用するための
スペーサ及びこのようなスペーサを有する使い捨て吸収
物品)、1992年12月21日にフリーランドによって出願さ
れた同第07/994,023号(使い捨て吸収物品に使用するた
めの可撓性スペーサ)があげられる。
更に他の参考文献は、膨張可能な構造体を有する吸収
物品を開示している。1985年9月20日に公開されたルフ
ェーブルの仏国特許出願第2,561,078号は、口によって
膨張される膨張構造体を有するおむつを開示している。
このような膨張は、特に公共の場所においては、或いは
おむつが既に装着されているときには、都合が悪い。こ
のような構成は、衛生的な観点からも、或いは膨張が消
費者ごとに変動して膨張させすぎたり膨張し足りなかっ
たりし製品の性能を予測できないという点からも欠点が
ある。
1975年5月6日にホワイトに付与された米国特許第3,
881,491号および1975年11月25日にホワイトに付与され
た同第3,921,232号は、複数の別個の自己膨張構造体を
有する吸収物品を開示している。自己膨張構造体は各
々、半透性材料の壁と、ガス放出材料とを有している。
個々の自己膨張構造体の半透性壁の外側を水や尿のよう
な活性材料に曝すと、活性材料は、個々の構造体に浸透
してガス放出材料と反応し、これにより個々の構造体
は、放出されたガスによって膨張される。ホワイトによ
って教示された構造体は主としてコアの稠密化に取り組
んでいる。
ホワイトの自己膨張構造体は、全ての自己膨張組立体
を適当に膨張させようとする場合には、水または尿が各
自己膨張組立体に接触しなければならない。典型的に
は、使用時には、吸収物品の一部のみが尿で濡れる。し
たがって、ホワイトの自己膨張組立体の多くは、非膨張
状態のままでいる。また、ホワイトの構造体の初期膨張
はガス放出材料を半透性壁から分離し、これにより、構
造体の膨張を遅延させ或いは停止させる。
したがって、本発明の目的は、糞便の空隙空隙容量を
維持するための膨張可能なスペーサを有する吸収物品を
提供することである。
本発明の別の目的は、ガス放出材料と活性材料とを混
合させることによって膨張される膨張可能なスペーサ
と、活性材料を受け入れるためのポートとを有する使い
捨て吸収物品を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ガス放出材料と液体とを結
合させることによって膨張されるスペーサと、選択的に
位置決めされた液体捕捉構成要素とを有する使い捨てお
むつを提供することである。
発明の概要 本発明は、液体不透過性のバックシートと、糞便を収
容するための孔を有する液体透過性のトップシートと、
トップシートとバックシートとの間に配置された吸収コ
アと、膨張可能な構成要素とを備えた使い捨て吸収物品
からなる。膨張可能な構成要素は、トップシートとバッ
クシートとの間に配置された膨張可能なスペーサと、膨
張可能なスペーサと流体連通している捕捉構成要素とを
備えている。膨張可能なスペーサは、トップシートとバ
ックシートとの間に糞便空隙空間の厚さを維持するため
の膨張容量および膨張厚さを有しており、好ましくは、
トップシートの孔と位置合わせされている。
捕捉構成要素は、活性材料との結合時に、膨張可能な
スペーサを膨張させるためのガス放出材料と、活性材料
を受け入れるためのポートとを有している。或る実施例
では、ポートは、水が加えられる接着剤または機械的閉
鎖体を備えている。別の実施例では、ポートは、実質的
に液体透過性であり且つ実質的に放出ガス不透過性であ
る半透性膜を備えている。
捕捉構成要素は、膨張可能なスペーサの膨張容量より
も小さな膨張容量を有しており、ガス放出材料が第1お
よび第2の境界部を有するポケットに配置されている。
第1の境界部は、半透性膜からなる。半透性膜は、ガス
放出材料を活性化させるための尿を捕捉するため、トッ
プシートの孔と使い捨て吸収物品の前縁部との間に選択
的に位置決めされている。第2の境界部は、放出ガスに
対して実質的に透過性の膜からなる。第2の境界部は、
膨張可能な構成要素が膨張するとき、半透性膜に隣接し
てガス放出材料を支持する。
図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特別に指摘し明瞭に請求してい
る請求の範囲で終わっているが、本発明は、同じ参照番
号が同じ構成要素を示している添付図面を参照して以下
の説明を読むことによって理解されるであろう。
第1図は、本発明の使い捨ておむつの実施例の平面図
であって、おむつは部分的に切り取られて示され、膨張
可能なスペーサと流体捕捉要素とからなる膨張可能な構
成要素が破線で示され、膨張可能なスペーサが、後方に
開放した略U形の膨張形状を有している。
第2図は、第1図の線2−2に沿った横断面図であっ
て、膨張可能な構成要素が吸収コアの上層に接合され、
膨張したスペーサを示している。
第3図は、第1図の線3−3に沿った横断面図であっ
て、スペーサが膨張状態で示されている。
第4図は、略U形の膨張可能なスペーサと捕捉構成要
素とを有する膨張可能な構成要素の平面図である。
第5図は、第4図の線5−5に沿った横断面図であっ
て、捕捉構成要素の膨張厚さよりも大きな膨張厚さを有
するスペーサを示し、半透性膜に隣接してガス透過膜に
よって支持されたガス放出材料を示している。
第6図は、膨張前のスペーサを示した、第4図の線6
−6に沿った横断面図である。
第7図は、本発明の使い捨ておむつの実施例の平面図
であって、膨張可能な構成要素が、キーホール形の膨張
形状を有する膨張可能なスペーサと、おむつの前縁部に
配置され、液体を受け入れるためのポートとを備えてい
る。
第8図は、接着剤閉鎖体を備えたポートを示した、第
7図の線8−8に沿った横断面図である。
第9図は、第7図の線8−8に沿った横断面図であっ
て、溝要素と、溝要素と連動関係に圧入することができ
るリブ要素とからなる機械的閉鎖体を備えたポートを示
している。
発明の詳細な説明 ここで使用される語“吸収物品”は、身体排出物を吸
収し収容する装置を意味し、より詳細には、装着者の身
体に当てて或いは近接して配置され身体から排出される
種々の分泌物を吸収し収容する装置を意味する、また、
語“使い捨て”は、洗濯され或いは吸収物品として復元
され再使用されたりすることを意図していない吸収物品
を意味する。(すなわち、一度の使用の後、廃棄され、
好ましくは、リサイクルされ、環境に適合するように処
理されるようになっている。) 語“一体の”吸収物品は、別個のホルダやライナのよ
うな別個の操作部分を必要としないように、別々の部分
を一緒に結合して形成した吸収物品を意味する。本発明
の吸収物品の好ましい実施例は、第1図に示されてい
る、一体の使い捨て吸収物品、即ち、おむつ20である。
ここで使用される語“おむつ”は、幼児や失禁者が下半
身に装着する吸収物品を意味する。しかしながら、本発
明が、失禁ブリーフ、失禁下着、おむつホルダ及びライ
ナ、衛生ナプキンのような女性用衛生下着などのような
他の吸収物品にも適用できることを理解すべきである。
第1図は、本発明のおむつ20を広げた非収縮状態(即
ち、弾性的に導入された収縮部が引っ張り出されてい
る)で示した平面図であり、おむつ20の構造をより明瞭
に示すため構造の一部が切り取られており、装着者に面
する、即ち接触するおむつ20の部分、即ち内面は図面の
手前の方に向けられている。おむつ20は、前腰部領域22
と、後腰部領域24と、股部領域26と、長さ方向縁部30お
よび前および後端縁部32からなる周囲28とを有するもの
として、第1図に示されている。おむつ20は又、側方中
心線34と、長さ方向中心線36とを有している。
ここで使用される、おむつ20の語“長さ方向”の寸
法、方向および軸線は、使い捨て吸収物品を装着したと
き、装着者に対して前後に整合している。おむつ20の
“側方”または“横断方向”の寸法、方向および軸線
は、長さ方向と直交しており、おむつ20を装着したと
き、横に整列している。“Z方向”は、長さ方向と横断
方向の両方と直交しており、第3図に示されている。
前腰部領域22および後腰部領域24は、装着時に装着者
の腰部を取り囲み、かつ、立ち上がった時におむつ20の
略最高位置となる。おむつ20の部分である。前腰部領域
22は装着者の腹部を取り囲み、後腰部領域24は装着者の
背中下部の一部を取り囲む。股部領域26は、前腰部領域
22と後腰部領域24との間に配置されており、装着時に装
着者の脚部の間に位置するおむつ20の部分である。
第1図〜第3図に示されるように、おむつ20は、液体
透過性のトップシート38と、トップシート38に接合され
た液体不透過性のバックシート42と、トップシート38と
バックシート42との間に位置決めされた吸収コア44とを
備えている。吸収コア44は、トップシート38に接合され
た上層44Uと、バックシート42に接合された下層44Lとを
備えている。トップシート38および上層44Uは、糞便を
収容するための孔46、47をそれぞれ備えている。
おむつ20は、使用時に装着者の身体に隣接して位置決
めされるおむつ20の部分を備えた内面39を有している。
(すなわち、内面39は、トップシート38の少なくとも一
部と、トップシート38に接合された他の構成要素とによ
って形成される。)おむつ20は又、装着者の身体する離
れて位置決めされるおむつ20の部分を備えた外面43を有
している。(すなわち、外面43は、バックシート42の少
なくとも一部と、バックシート42に接合された他の構成
要素とによって形成される。) 第1図〜第3図を参照すると、本発明によるおむつ20
は又、少なくとも1つの膨張可能な構成要素200を備え
ている。膨張可能な構成要素200は、少なくとも1つの
膨張チャンバ230を有する膨張可能なスペーサ210と、捕
捉構成要素280とを備えている。スペーサ210は、第3図
に示されるように、Z方向の糞便空隙空間211を維持す
るため、トップシート38とバックシート42との間に配置
されている。捕捉構成要素280は、たとえば通路270(第
5図)を介して、膨張チャンバ230と流体連通してい
る。
第4図〜第6図を参照すると、捕捉構成要素280は、
ガス放出材料300を備えており、ガス放出材料300は、水
や、尿または他の体液のような水を含む液体のような活
性材料と結合すると、膨張可能なスペーサチャンバ230
を膨張させるためのガスを放出する。捕捉構成要素280
は又、活性材料を収容するためのポート400を備えてい
る。ポート400は、半透性膜500を備えている。
ここで使用される語“半透性膜”は、実質的に液体透
過性であるが実質的に放出ガス不透過性である膜を意味
する。語“実質的に液体透過性”は、捕捉構成要素280
の内部のガス圧が捕捉構成要素280の外部のガス圧より
も大きいか等しいとき、体液のような液体が通過して捕
捉構成要素280内のガス放出材料300を活性化させる膜を
意味する。捕捉構成要素280の外部のガス圧は典型的に
は、大気圧、即ち約1.0標準大気(14.7psia)である。
好ましい実施例では、浸透圧の結果、液体は半透性膜を
通って捕捉構成要素280に入る。半透性膜500の液体透過
度は、好ましくは少なくとも0.05×10−5cm3(cm2−ato
m−sec)、より好ましくは少なくとも0.5×10−5cm3(c
m2−atom−sec)、最も好ましくは少なくとも1.0×10−
5cm3(cm2−atom−sec)である。半透性膜500は又、好
ましくは、2.0×10−7cm3(cm2−atom−sec)以下の塩
分透過度を有している。半透性膜の液体透過度と塩分透
過度は、1992年4月28日にホワイトに付与された米国特
許第5,108,383号に開示されているように測定すること
ができ、この特許を参考文献としてここに含める。
ここで使用される語“放出ガス不透過性”は、1時間
での膜500の差圧が0.068大気(1.0psi)であるとき、標
準温度および圧力において100cm3以下(好ましくは、40
cm3以下、より好ましくは、5.0cm3以下)の放出ガス
が、6.45cm2(1.0in2)の表面積の半透性膜を1時間で
通過することができることを意味する。
膨張可能なスペーサ210は、第1のZ方向厚さT1(第
6図)から、第1の厚さT1よりも実質的に大きな第2の
Z方向厚さT2(第5図)を備えた所定形状まで、膨張で
きる。これにより、スペーサ210は、トップシート38と
バックシート42との間に糞便空隙空間211を維持し、糞
便空隙空間211は、装着者の体重によって閉鎖される。
捕捉構成要素280は、膨張可能なスペーサ210の長さ方
向前方に位置決めされている。半透性膜500は、使用時
に尿によって濡れたトップシート38の部分の下に直接的
または(上層44Uが存在するときには)間接的に位置す
るように、トップシート38の孔46とおむつ20の前縁部32
との間に長さ方向に位置決めされている。孔46の前方お
よび尿堆積領域での半透性膜500の選択的な配置は、ス
ペーサ210の膨張に必要な半透性膜500の表面積を最小に
する。このような選択的な配置は又、液体の完全および
確実な源がスペーサの膨張に利用できることを保証す
る。
捕捉構成要素280は、スペーサ210の膨張容積よりも小
さな膨張容積と、スペーサ210の膨張厚さT2よりも小さ
な膨張厚さT3を有している。したがって、スペーサ210
を膨張させるのに、捕捉構成要素280が膨張可能なスペ
ーサ210の容積又は厚さと等しいか或いは大きな容積又
は厚さを有している場合に利用できるよりも、(捕捉構
成要素280よりも)より多くの放出ガスが利用できる。
したがって、スペーサ210を膨張させるのに必要なガス
放出材料300と水の量は最少になる。厚さT3は好ましく
は、スペーサ210の前方に延びた膨張可能な構成要素200
の部分の曲げ剛性を減少させるため、厚さT2よりも小さ
い。
第1図を参照すると、おむつ20は又、好ましくは、後
腰部領域24に位置決めされ、おむつ20を装着者に固定す
るための一対のテープタブファスナ54を有している。お
むつ20は又、ガスケットカフス(図示せず)、障壁脚部
カフス(図示せず)、および弾性腰部バンド(図示せ
ず)のような腰部弾性要素を有してもよい。適当なテー
プタブファスナ54を示すため、1974年11月19日にブール
に付与された米国特許第3,848,594号および1987年5月
5日にヒロツ等に付与された米国再発行特許B1第4,662,
875号を参考文献としてここに含める。ガスケットカフ
スおよび障壁脚部カフスを示すため、1975年1月14日に
ブールに付与された米国特許第3,860,003号、1978年3
月28日にブールに付与された同第4,081,301号、1987年
9月22日にローソン=付与された同第4,695,278号、198
9年2月28日にデスマレスに付与された同第4,808,177
号、および1990年7月3日にフォアマンに付与された同
第4,938,755号を参照文献としてここに含める。おむつ2
0の弾性腰部バンドを示すため、1985年5月17日にキエ
フに付与された同第4,515,595号および1989年3月28日
にフォアマンに付与された同第4,816,025号を参考文献
としてここに含める。
第1図〜第3図は、トップシート38とバックシート42
の長さと幅が吸収コア44の長さと幅よりも全体として大
きい、おむつ20の好ましい実施例を示している。トップ
シート38とバックシート42は、吸収コア44の縁部を超え
て側方および長さ方向に延び、おむつ20の周囲28を形成
している。トップシート38、バックシート42および吸収
コア44は種々の周知の形体に組み立てられるが、好まし
いおむつの形体が、1975年1月14日にブールに付与され
た米国特許第3,860,003号および1992年9月29日にブー
ルに付与された同第5,151,092号に記載されており、こ
れらの特許を参考文典としてここに含める。
ここに記載されている実施例は、体重が約7.36kg〜約
12.2kg(16〜27lbs)、座骨の間隔が約3.0cm〜約7.6cm
(1.2〜3.0インチ)の装着者に適している。スペーサ21
0とおむつ20を小柄な装着者または成人を含む大柄な装
着者に使用しようとする場合には、スペーサ210とおむ
つ20を縮小または拡大すればよい。
スペーサ210は好ましくは、第1の厚さT1から、実質
的により大きな第2の厚さT2まで膨張される。“実質的
により大きな”とは、T2がT1の少なくとも10倍、好まし
くは少なくとも約50倍であることを意味する。スペーサ
210は、少なくとも0.64cm(0.25インチ)のZ方向にお
ける第2の厚さT2を有している(第7図)。捕捉構成要
素280の膨張厚さT3は、T2の約3/4以下、より好ましくは
T2の約1/4以下である。T3は、約0.32cm(0.125インチ)
である。厚さT1、T2、T3は、175kg/m2(0.25lb/in2)の
Z方向の圧縮荷重の下で測定されるが、圧縮荷重は、約
6.45cm2(1.0in2)の円形の付加領域に加えられる。厚
さの測定は、米国マサチューセッツ州ウォルサムのアメ
ズ社から入手できるアメズゲージのようなダイアル・イ
ンジケータを使用して行われる。別の適当な測定手段と
して、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのサーウ
ィン・アルバート・インストルメント社から入手でき
る、VTR電子厚さ試験器モデルIIがある。
第1図および第5図に示されたスペーサ210は、2つ
の長さ方向に延びた部分222を接合する側方に延びた部
分220を有する、後方に開放した略U形の膨張張可能な
形状をもっている。側方に延びたスペーサ部分22は省略
されているが、第2図のスペーサ210は、2つの別個の
長さ方向に延びた部分222を備えている。スペーサ210は
又、限定するわけではないが円形、矩形、楕円形または
第7図に示されるような“キーホール”のような、多数
の閉鎖形体からなる膨張可能な形状を有している。或い
は、スペーサ210は、別々の直線または曲線のセグメン
トを備えていてもよい。
第2図、第4図および第5図を参照すると、上述の装
着者に合わせて寸法決めされたU形のスペーサ210は、
長さ方向の全体寸法212が約10.2〜約15.2cm(4.0〜6.0
インチ)、横断方向の開口213が約3.81cm(1.5インチ)
である。このようなスペーサ210は又、約9.52cm(3.75
インチ)の楕円形横断寸法214を有している。スペーサ2
10は、側方に延びた部分220での幅215(第2図)が約0.
063〜3.81cm(0.25〜1.5インチ)、長さ方向に延びた部
分222での幅216が約2.54〜3.81cm(1.0〜1.5インチ)で
ある。
半透性膜500を備えたポート400は、限定されるわけで
はないが、矩形、正方形、円形、楕円形、曲線およびこ
れらの組合せを含む形状を有している。上述のスペーサ
の寸法では、ポート400は、少なくとも約2.54cm(1.0イ
ンチ)、好ましくは約5.08〜7.62cm(2.0〜3.0インチ)
の長さ方向長さ217と、少なくとも約1.27cm(0.5イン
チ)、好ましくは少なくとも約2.54〜5.08cm(1.0〜2.0
インチ)の側方幅218とを有している。ポート400は、尿
堆積領域の孔46の長さ方向前方に配置され、好ましくは
長さ方向中心線36に側方に中心決めされている。ポート
400の後方最縁部は、女性装着者にフィットするように
寸法決めされたおむつ20では、孔46の前方に約0.63〜5.
08cm(0.25〜2.0インチ)間隔を隔てられており、男性
装着者にフィットするように寸法決めされたおむつ20で
は、孔46の前方に約2.54〜10.2cm(1.0〜4.0インチ)間
隔を隔てられている。
上述の範囲に寸法決めされたおむつ20は、約43.8cm
(17.25インチ)の長さ寸法のトップシート38と、約46.
4cm(18.25インチ)の長さ寸法のバックシート42とを有
するように形成されている。本発明によるトップシート
38とバックシート42は、股部領域35のところで、約15.9
cm(6.25インチ)と約21.3cm(8.4インチ)の横断寸法
をそれぞれ有している。
トップシート38とバックシート42との寸法差は、トッ
プシート38とバックシート42との間に吸収コア44が配置
された場合でさえ、バックシート42に対してトップシー
ト38を短縮させて間に空隙空間211を形成する。トップ
シート38の孔と上層44Uの孔47は、装着者の肛門から空
隙空間211に糞便を連通させるための通路を形成するた
め、互いに位置合わせされている。
ここで使用される“空隙空間”は、糞便を収容するよ
うに寸法決めされたトップシート38とバックシート42と
の間のキャビティである。空隙空間211は、吸収コア44
が装着者の体重によってトップシート38とバックシート
42との間で圧縮されると、閉鎖される。第2の厚さT2を
有するように膨張されたとき、スペーサ210は、装着者
の体重を維持し、これにより、空隙空間211が少なくと
も約0.65cm(0.25インチ)の厚さと少なくとも約16.4cm
3(1.0in3)の容量とを有するように、空隙空間211を維
持する。
おむつ20の構成要素を詳細に検証すると、トップシー
ト38とバックシート42は全体として同延であり、少なく
とも周囲の一部で互いに接合されている。ここで使用さ
れる語“接合”は、第1の部材または構成要素が第2の
部材または構成要素に取付けられている直接的な接合状
態と、第1の部材または構成要素が、第2の部材または
構成要素に取付けられている中間部材に連結されている
間接的な接合状態とを意味する。
トップシート38とバックシート42は、接着剤またはヒ
ートシールのような周知の手段によって接合される。ト
ップシート38とバックシート42を接合する特に好ましい
方法は、米国オハイオ州コロンバスのセンチュリー・ア
ドヒーシィブ社によって製造されているセンチュリー52
27、米国ミネソタ州セントポールのH.B.フラー社によっ
て販売されているHL1258、または米国ウィスコンシン州
エルムグローブのフィンドレー・アドヒーシィブ社から
入手できるH2031のようなホットメルト接着剤を使用す
ることである。特に好ましい実施例では、接着剤接合
は、長さ方向に配向された接着剤バンドまたはスパイラ
ルによって行われる。
ここで使用される語“吸収コア”は、身体排出物を吸
収し保持するのに使用される、おむつ20の構成要素を意
味する。吸収コア44は、対向した主要面を有し、所望な
らば、1層以上のティッシュ層(図示せず)によって包
囲され、或いは糞便との摩擦を減少させるため剥離剤が
塗布されている。
存在する場合には、ティッシュ層は、吸収コア44の引
っ張り強度を向上させ、濡れたときに裂けたり固まった
りする傾向を減少させる。ティッシュ層は更に、流体の
横断方向吸い上げを向上させ、吸収された液体を吸収し
コア44全体にわたって均一に分布させる。坪量が約16g/
m2(10lbs/3,000ft2)、空気透過度が約30m3/分/m2(10
0ft3/分/ft2)、差圧が水の13mm(水の0.5インチ)のテ
ィッシュ層が良好に機能することが分かった。
吸収コア44は、典型的にはエアフェルトと呼ばれる粉
砕された木材パルプのような、普通に使用される種々の
材料から形成される。所望ならば、吸収コア44は更に、
当該分野において普通に使用される粒状または繊維状の
吸収ゲル化材料を含んでいてもよい。特に、吸収コア44
は、1986年9月9日にワイズマン等に付与された米国特
許第4,610,678号、1992年8月11日にヘロン等に付与さ
れた同第5,137,537号、1992年9月15日にヤング等に付
与された同第5,147,345号の教示にしたがって形成され
るのがよく、本発明に使用するのに適した吸収コア44を
形成する方法を示すため、これらの特許を参考文献とし
てここ含める。1988年4月19日にブラント等に付与され
た米国特許Re32,649号に従って形成された吸収ゲル化材
料が、本発明によるおむつ20に使用するのに適当である
ことが分かっている。
所望ならば、吸収コア44の下層44Lは、分離した貯蔵
および捕捉帯域を有していてもよい。貯蔵帯域は、捕捉
帯域よりも平均密度と平均坪量が大きく、したがって、
捕捉帯域は、迅速に排出された液体を有効かつ効果的に
捕捉し、貯蔵帯域に搬送して長時間収容することができ
る。このような下層44Lは、1989年5月30日にアルマニ
ー等に付与された米国特許第4,834,735号の教示にした
がって形成され、この特許を参考文献としてここに含め
る。第3図および第4図は、トップシート38の下側に接
合された上層44Uと、バックシート42の上側に接合され
た下層44Lとを示している。吸収コア44の長さ方向寸法
と横断方向寸法は、トップシート38およびバックシート
42の長さ方向寸法と横断方向寸法よりも全体として小さ
い。吸収コア44の下層44Lは、種々の寸法、および矩形
や砂時計形のような種々の形状で形成される。もちろ
ん、当該技術分野において周知である単一層の吸収コア
44を使用してもよい。
吸収コア44の上層44Uと下層44Lは、トップシート38と
バックシート42に接着剤でそれぞれ接合され、或いは、
当該技術分野において周知の取付け手段によってトップ
シート38とバックシート42にそれぞれ結合されている。
特に好ましい取付け手段は、接着剤スパイラル、および
接着剤の長さ方向と横断方向のバンドである。特に好ま
しい型式の接着剤は、米国オハイオ州コロンバスのセン
チュリー・アドヒーシィブ社のセンチュリー5227、ミネ
ソタ州セントポールのH.B.フラー社のHL−1258、ミネソ
タ州セントポールのスリーエム社のXPO−9−035であ
る。
好ましくは、吸収コア44の下層44Lは、前腰部領域22
と後腰部領域24との間で、おむつ20の長さ方向寸法の全
体に延びているが、前腰部領域22又は後腰部領域24に浸
入してはいない。吸収コア44の上層44Uは、装着者がお
むつを付けて座ったときに生ずるスペーサの付加圧力か
ら装着者を隔離する。この理由のため、吸収コア44の上
層44Uは好ましくは、少なくとも後腰部領域24と孔46と
の間に配置される。
好ましくは、上層44Uと下層44Lの露出面(即ち、トッ
プシート38又はバックシート42に取付けられていない
面)が明確にされ、空隙空間211に浸入していない。吸
収コア44から空隙空間211への多量の荒い繊維の浸入
は、長さ方向における糞便の移送を(遮断しない場合に
は)妨げ、装着者の皮膚からの糞便の隔離を阻止する。
再び第1図を参照すると、“トップシート”は、おむ
つ20の装着時に装着者の皮膚に接触し、吸収コア44と装
着者の皮膚との実質的な接触を阻止する、おむつ20の液
体透過面を意味する。トップシート38は好ましくは、柔
軟で感触が良く、装着者の皮膚を刺激しない。好ましく
は、トップシート38は、身体排出物を吸収コア44に容易
に移送するため、親水性であるように処理されている。
適当なトップシート38は、多孔質フォーム、孔開きプ
ラスチックフィルム、(木繊維や綿繊維のような)天然
繊維、(ポリエステルやポリプロピレン繊維のような)
合成繊維、或いはこれらの組合せのような材料で製造さ
れる。特に好ましいトップシート38は、約2.2デニー
ル、長さが約15.9mm(0.62インチ)のポリプロピレン繊
維からなる。トップシート38は、多くの技術に従って製
造される。たとえば、トップシート38は、スパンボンデ
ッドされ、けば立てられ、湿式堆積され、溶融吹き込み
され、ハイドロエンタングルされた繊維の不織布ウェ
ブ、或いはこれらの組合せであるのがよい。特に好まし
いトップシート38は、けば立てられ、熱接着され、約18
〜25g/m2の坪量を有している。適当なトップシート38
は、米国マサチューセッツ州ウォルポールのインターナ
ショナル・ペイパー社の一部門のフェラテック・インク
によってP−8として販売されている。
トップシート38は、側方軸線34と後腰部領域24との間
に弾性パネル48(第1図)を有している。このような弾
性パネル48は、装着者の皮膚に密接してトップシート38
を維持し、孔46と肛門との位置合わせの維持を助ける。
適当な弾性パネル48は、1991年6月16日にフリーランド
等に付与された米国特許第5,032,120号の教示に含まれ
ており、弾性パネル48に適した材料をどのように作り、
弾性パネルをトップシート38にどのように組み込むのか
を示すため、この特許を参考文献としてここに含める。
また、1991年8月6日にアレン等に付与された米国特許
第5,037,416号の教示にも含まれており、弾性パネル48
の構造に特に好ましい材料を示すため、この特許を参考
文献としてここに含める。
孔46は好ましくは、長さ方向中心線36に側方に中心決
めされている。孔46は、所望の形状のものでよく、適当
な形状は、長さ方向の寸法が約5.1cm(2.0インチ)、横
断方向の寸法が約3.8cm(1.5インチ)の楕円である。孔
46の最後方縁部は、装着時のおむつ20の後縁部32から、
少なくとも約12.7cm(5.0インチ)、好ましくは約15.2c
m(6.0インチ)〜約21.6cm(8.5インチ)のところに配
置されている。
スペーサ210は、孔46、47と位置合わせされているの
が望ましい。このように位置合わせされたスペーサ210
は、吸収コア44又はバックシート42の一部のような、孔
46、47の下に位置するおむつ20の部分を、装着者の身体
から隔てる。これにより、固形状や液状の糞便のような
身体排出物は、孔46、47を通過して空隙空間211に入
る。
孔47は、孔46と整列しており、好ましくは、孔46の同
じか或いは類似した形状を有している。好ましくは、ス
ペーサ210は、スペーサが孔46又は孔47を実質的に邪魔
しないように、かつ、孔46、47の各々の少なくとも一部
がスペーサ210の長さ方向に延びた部分222の間に配置さ
れるように、孔46、47と位置合わせされている。
バックシート42は、尿のような液体に対して不透過性
であり、吸収コア44によって吸収され収容された液体
が、下着、衣服およびベッドを濡らすのを防止する。こ
こで使用される語“バックシート”は、おむつ20の装着
時に吸収コア44の外側に配置され、おむつ20内の吸収液
体を収容する障壁を意味する。他の可撓性の液体不透過
性材料を使用してもよいが、バックシート42は好ましく
は、薄いプラスチックフィルムから製造される。ここで
使用される語“可撓性”は、柔軟であり、人体の体型に
容易に順応する材料を意味する。
バックシート42は、厚さが約0.01〜約0.051mm(0.000
5〜0.002インチ)の、ポリエチレンのようなポリオレフ
ィンフィルムであるのがよい。所望ならば、バックシー
ト42は、布状の外観を提供するため、エンボス加工され
又はマット仕上げされており、呼吸可能であるのがよ
い。適当なバックシート42は、約45〜90%の線形低密度
ポリエチレンと、約10〜55%のポリプロピレンの混合物
で形成される。典型的なバックシート42のフィルムは、
米国インディアナ州テール・オートのトレデガー・イン
ダストリーズ社によって、インフレートフィルムについ
てはRR8220ブレンド、キャストフィルムについてはRR54
75ブレンドとして販売されている。
第4図〜第6図を参照すると、膨張可能なスペーサ21
0と捕捉構成要素280とを有する膨張可能な構成要素200
は、2つの可撓性チャンバ壁232、234の周囲をシーム24
0のところで接合することによって形成されている。可
撓性チャンバ壁232は、内面233と、外面235とを有して
いる。可撓性チャンバ壁234は、内面236と、外面238と
を有している。膨張可能なスペーサ210と捕捉構成要素2
80は、第5図では、同じ2つの可撓性チャンバ壁232と2
34との間に形成されるものとして示されている。膨張可
能なチャンバ230は、溝270を介して、捕捉構成要素280
と流体連通している。或いは、膨張可能なスペーサ210
と捕捉構成要素280は、別個に形成され、引き続く組立
工程において接合してもよい。
捕捉構成要素280を備えた可撓性チャンバ壁232の部分
は、孔237を有している。半透性膜500は周囲が、可撓性
チャンバ壁232の内面233に接合されて孔237の周囲を超
えて延び、実質的に水透過性であり且つ実質的に放出ガ
ス不透過性であるポート400を孔237のところに形成す
る。或いは、半透性膜500は、可撓性チャンバ壁232の外
面235に接合してもよい。更に別の実施例では、可撓性
チャンバ壁232は、捕捉構成要素280の一部を形成しな
い。その代わり、半透性膜500は、捕捉構成要素280の長
さおよび幅の全体に延びている。半透性膜500は、前縁
部および2つの長さ方向側縁部に沿って可撓性チャンバ
壁234に接合され、後縁部に沿って可撓性チャンバ壁232
に接合される。
ガス放出材料300は、半透性膜500と可撓性チャンバ壁
234との間で捕捉構成要素280に配置されている。ガス放
出材料300は、浸透プロモータを有している。“浸透プ
ロモータ”は、半透性膜の浸透圧力差を増大させ、半透
性膜から捕捉構成要素280への水の移送を向上させる物
質である。
捕捉構成要素280は、ガス放出材料300を収容するため
のポケット520を有している。ポケット520は、半透性膜
500からなる第1の境界部と、ガス放出材料300によって
放出されたガスに対して透過性であるガス透過膜540か
らなる第2の境界部とを有している。ポケット520に放
出されたガスは、第5図の矢印502で示されるように、
膜540を通ってスペーサチャンバ230に入る。ここで使用
される語“ガス透過膜”は、1時間での膜の差圧が0.06
8大気(1.0psi)であるとき、標準温度および圧力で少
なくとも500cm3(好ましくは、少なくとも5000cm3、よ
り好ましくは少なくとも50,000cm3)の放出ガスが、表
面積6.45cm2(1.0in2)のこのような膜を1時間で通過
することができることを意味する。
ガス透過膜540は、半透性膜500の周囲を超えて延びて
おり、可撓性チャンバ壁232の内面233に周囲が接合され
ている。或いは、ガス透過膜540は、半透性膜500に接合
してもよい。ガス放出材料300は好ましくは、半透性膜5
00とガス透過膜540との間で支持されており、好ましく
は、ガス透過膜540によって半透性膜500に隣接して支持
されている。
半透性膜500に隣接してガス放出材料を支持するのが
望ましい。膨張可能な構成要素200が膨張すると、可撓
性チャンバ壁234は、放出ガスの圧力によって半透性膜5
00から遠去かる方へ付勢される。ガス放出材料300が可
撓性チャンバ壁234で支持されている場合には、膨張可
能な構成要素200が膨張すると、ガス放出材料および浸
透プロモータは、半透性膜500から隔てられる。半透性
膜500を通過する水は、ガス放出材料300を濡らすことな
しに、膨張可能なチャンバ230に流入する。さらに、ガ
ス放出材料が浸透プロモータを含んでいる場合には、浸
透プロモータが半透性膜500から隔てられると、半透性
膜500を通る水の移送を向上させる浸透プロモータの効
率は減少する。したがって、スペーサ210を完全に膨張
させるのに十分な、半透性膜500を通って移送される液
体がない。ガス放出材料300および浸透プロモータを半
透性膜500に隣接して支持することによって、ガス透過
膜540は、膨張可能なスペーサ210の確実かつ迅速な膨張
を促進する。
ガス放出材料300は、非毒性とすべきであり、生成さ
れた量が非毒性である不活性ガスを放出するように結合
される。ガス放出材料300は好ましくは、第2の活性材
料400によって濡らされたとき二酸化炭素を放出するた
め、重炭酸ソーダや重炭酸カリウムのような重炭酸塩と
粉末酸との化合物を含んでいる。ガス放出材料300は
又、浸透プロモータを含んでいる。適当な粉末酸には、
限定するわけではないが、クエン酸、酒石酸、テレフタ
ル酸、サリチル酸が含まれる。適当な浸透プロモータに
は、限定するわけではないが、グルコースのような砂
糖、塩が含まれる。ここで使用される語“塩”は、塩化
ナトリウムや塩化カルシウムのような、周期律表のI A
およびII A群のハロゲン化塩を意味する。適当なガス放
出材料300は、熱処理した重炭酸ソーダ、クエン酸、サ
リチル酸を含む起沸性の粉末と混合した塩化ナトリウム
を含んでいる。このような起沸性の粉末は、米国インデ
ィアナ州エルカートのマイルス社から商品名アルカ・ゼ
ルツァーとして販売されている。約1.0〜2.0グラムの塩
化ナトリウムを、対応するグラムのアルカ・ゼルツァー
と混合する。ポケット520内にゲルを備えるため、ガス
放出材料300を、グリセロールのような無水ゲル状物質
と混合する。
膨張可能な構成要素200の膨張の速度は、ガス放出材
料300を粉末として形成するか(迅速な膨張)或いは圧
縮タブレットとして形成するかによって、制御される。
さらに、ガス放出材料300は、時間遅延膨張を提供する
ため、水溶性の被膜を有していてもよい。
もちろん、ガス放出材料300の所要量は、膨張可能な
構成要素200の膨張容積に応じて変動する。水に溶解し
たときに所定量の二酸化炭素を放出するように混合され
た重炭酸塩と粉末酸の量は、化学量論によって決定され
る。水に溶解したときに所定量の二酸化炭素を放出する
ように混合された重炭酸塩と粉末酸の量を計算するため
の方法を示すため、1975年5月6日にホワイトに付与さ
れた米国特許第3,881,491号を参考文献としてここに含
める。
例えば、上述の特許の教示によると、標準温度および
圧力状態(膨張可能な構造体の内部の膨張圧力が15.7ps
i、膨張前の膨張可能な構造体内の1cm3の空気の初期空
気容量)を仮定すると、約4cm3の二酸化炭素を放出する
ためには、約0.0179グラムの重炭酸カリウムを約0.0172
グラムのクエン酸粉末と混合する。
上述のアルカ・ゼルツァー粉末を使用する実施例につ
いては、0.662グラムの熱処理された重炭酸ソーダ、0.3
46グラムのクエン酸、0.112グラムのサリチル酸、2.0グ
ラムの塩化ナトリウムの混合物が約100ccのガスと十分
な浸透促進を提供する。
可撓性チャンバ壁232、234は、ガスおよび液体不透過
性とすべきであり、好ましくは、柔らかい材料で形成さ
れる。膨張可能なスペーサのチャンバ230は、スペーサ2
30が175kg/cm2(0.25lbs/in2)のZ方向圧縮力を受ける
とき、少なくとも1時間、好ましくは少なくとも3時
間、より好ましくは少なくとも6時間、少なくとも0.63
5cm(0.25in)の膨張厚さT2を維持し、装着者が座った
とき或いは倒れたときのような衝撃荷重を受けたとき、
完全に押しつぶされたり破裂したりしてはならない。可
撓性チャンバ壁232、234のための適当な材料には、限定
するわけではないが、合成熱可塑性プラスチックフィル
ム、熱可塑性プラスチックフィルム/金属フォイルラミ
ネート、天然ゴム、天然ゴムと合成熱可塑性プラスチッ
クのラミネートフィルムが含まれる。可撓性チャンバ壁
232、234のための適当な材料には、厚さが0.000635〜0.
0127cm(0.25〜5.0ミル)のポリエチレンフィルムが含
まれる。可撓性チャンバ壁232、234は、荷重載荷時に半
透性膜500よりも大きく変形するように、半透性膜500の
弾性係数よりも大きな弾性係数を有している。
可撓性チャンバ壁232、234を形成するための適当な材
料の1つとして、米国インディアナ州テール・オートの
トレデガー・インダストリーズ社の厚さ約0.028mm(1.1
ミル)のC−8323ポリエチレンフィルムがある。可撓性
チャンバ壁232、234を形成するための別の適当な材料と
して、米国テキサス州ヒューストンのエクソン社のExx7
がある。
可撓性チャンバ壁232、234の一方又は両方は、真空成
形またはエンボス加工によって予備成形される。第6図
および第7図を参照すると、膨張可能なスペーサ210と
関連した可撓性チャンバ壁234の部分は、膨張可能なス
ペーサ210が捕捉構成要素280の膨張厚さT3よりも大きな
膨張厚さT2を有するように、真空成形される。幾つかの
用途では、可撓性チャンバ壁232、234は、スペーサ210
が1つ以上の膨張厚さを有するように、予備成形され
る。たとえば、スペーサ210は、スペーサ210の曲げ剛性
を減少させるため、膨張厚さの薄い、側方に延びたヒン
ジラインを有している。スペーサ210が1つ以上の膨張
厚さを有するこのような用途では、厚さT2は、スペーサ
210の最大膨張厚さに対応している。
可撓性チャンバ壁232、234は、熱/圧力シール、接着
剤接着、超音波接着などのような適当な接合方法によっ
て、シーム240のところで接合される。シーム240を形成
するための或る適当な接着剤は、上述のフィンドレーの
接着剤H2031のようなホットメルト接着剤を含んでい
る。適当なシーム240は、米国ニューヨーク州ブルック
リンのフェルトロッド社によって販売されているフェル
トロッド・サーマル・インパルス・ヒート・シーラー・
モデル15MGCを使用して形成することもできる。
第2図および第3図を参照すると、膨張可能な構成要
素200は、壁232のような壁の一方を、トップシート38、
バックシート42、吸収コア44のような、下に位置する構
造体に接合することによって、おむつ20に接合される。
膨張可能な構成要素200は、熱/圧力シール、接着剤接
着、超音波接着などのような適当な接合方法によって、
下に位置する構造体に接合される。或る適当な接着剤
は、フィンドレーの接着剤H2031のを含んでいる。第2
図および第3図では、膨張可能な構成要素200は、上層4
4Uに接合された状態で示されている。或いは、上層44U
を有していない実施例では、膨張可能な構成要素200
は、トップシート38に直接接合されている。
半透性膜500は、ガス放出材料300によって放出される
二酸化炭素に対して実質的に不透過性であり、実質的に
水透過性である。半透性膜500の例が、ホワイトに付与
された上述の米国特許第3,881,491号に、たとえば、約
0.0025cm(1ミル)厚のナイロン6フィルム、約0.0025
cm(1ミル)厚のポリ塩化ビニルフィルム、約0.0050cm
(2ミル)厚のローム・アンド・ハースのアクリロニト
リル・バリア・フィルムとして記載されている。半透性
膜500を形成する別の適当な材料は、セルロースアセテ
ート膜を含んでいる。1992年4月28日にホワイトに付与
された米国特許第5,108,383号は、半透性膜500を形成す
るための適当なセルロースアセテート膜を開示してお
り、この特許を参考文献としてここに含める。
半透性膜500を形成するための好ましいセルロースア
セテート膜は、米国特許第5,108,383号の例2の教示に
以下の修正を行って形成される。膜はポリエステル又は
ポリプロピレンフィルムの上にナイフエッジで注型され
る。フィルムは、10〜15℃の水浴で急冷される。アニー
ルの後、膜は、25容積%のグリコールおよび0.05容積%
のテルジトール15−S−7非イオン界面活性剤中に浸漬
される。テルジトール15−S−7は、米国コネチカット
州ダンバリーのユニオンカーバイド・ケミカル・アンド
・プラスチック社の工業化学部門から入手できる。膜
は、厚さが約25〜50ミクロンとなるように注型され、好
ましくは約35ミクロン厚である。
半透性膜500は、可撓性チャンバ壁232に接着剤で接合
されている。半透性膜500を可撓性チャンバ壁232に接合
するための適当な弾性接着剤には、米国ニュージャージ
ー州ブリッジウォーターのナショナル・スターチ・アン
ド・ケミカル社の接着剤34−55−34が含まれる。
ガス透過膜540は、実質的に二酸化炭素に対して透過
性の材料で形成される。適当な材料には、限定するわけ
ではないが、織布、不織布、孔開きフィルムが含まれ
る。ガス透過膜540は好ましくは、疎水性の材料で形成
される。語“疎水性”は、液体と表面の接触角に対して
定義される。接触角をどのように測定するのかを示すた
め、米国化学会の刊行物「接触角、湿潤性、粘着」(ロ
バート・グールド編、1964年)を参考文献としてここに
含める。接触角が約80゜以上(好ましくは、少なくとも
90゜)である場合には、表面は、膜540に対して疎水性
である。ガス透過膜540を形成する適当な材料は、米国
サウスカロライナ州シンプソンビルのファイバウェブ・
ノースアメリカによって販売されているような、2.5〜
3.0デニールの繊維と16g/m2〜約30g/m2の坪量を有する
スパンボンデッドされた疎水性のポリプロピレン不織布
である。
ガス透過膜540は、可撓性チャンバ壁232に接着剤に接
合されている。ガス透過膜540を可撓性チャンバ壁232に
接合するための適当な接着剤には、上述のフィンドレー
の接着剤H2031が含まれる。
第7図〜第9図は、所定量の水を膨張可能な構成要素
200に導入することができる実質的にガス不透過性かつ
水不透過性の締結可能な閉鎖体をポート400が備えてい
る、本発明の別の実施例を示している。第7図を参照す
ると、膨張可能な構成要素200は、(キーホール形状を
有するものとして示されている)膨張可能なスペーサ21
0と、ガス放出材料300を収容しポート400を有する捕捉
構成要素280と、スペーサ210と捕捉構成要素280を流体
連結するための溝272とを備えている。スペーサ210、溝
272および捕捉構成要素280は、上述のように2つの可撓
性チャンバ壁232、234の周囲を接合することによって形
成される。
ポート400は好ましくは、おむつ20を装着者に取付け
る前および取付けた後にポート400に容易に接近できる
ように、トップシート38とバックシート42との間のおむ
つ20の周囲に配置されている。ポート400は好ましく
は、前または後腰部領域22、24に配置されている。第7
図では、ポート400は、前腰部領域22の前縁部32に配置
された状態で示されている。装着者は、所定量の水を例
えば目盛り付きピペット、ドロッパ、シリンジによって
ポート400に導入し、おむつ20を装着者に取付ける前お
よび取付けた後にスペーサ210を膨張させる。
第8図を参照すると、ポート400は、接着剤閉鎖体420
を備えている。接着剤閉鎖体420は、可撓性チャンバ壁2
32に接合された表面を有する両面接着剤ストリップ422
と、接着剤ストリップ422の対向面に接合され接着剤ス
トリップ422と可撓性チャンバ壁234との間に位置決めさ
れた剥離ストリップ424とを備えている。接着剤ストリ
ップ422を形成するための適当な接着剤には、フィンド
レーの接着剤H2031が含まれる。このような目的に通常
使用され市販の剥離ライナを使用することができる。適
当な剥離ライナの例として、米国ウィスコンシン州メナ
ーサのアクロシル社によって製造されている、BL30MG−
AサイロックスE1−0とBL30MG−Aサイロックス4P/Oが
ある。
装着者は、シリンジの端部を剥離ストリップ424と可
撓性チャンバ壁234との間に挿入し、シリンジに収容さ
れている水を捕捉構成要素280内に差し向けることによ
って、捕捉構成要素280内に水を導入することができ
る。シリンジを接着剤閉鎖体420から取り出した後、接
着剤ストリップ422から剥離ストリップ424を剥がす。次
いで、接着剤閉鎖体420の上に位置するトップシ422を可
撓性チャンバ壁234に接着剤接合することによって、ポ
ート400を密閉することができる。
第9図は、機械的閉鎖体440を備えたポート400を示し
ている。機械的閉鎖体400は好ましくは、可撓性チャン
バ壁234に接合することができる雌型溝要素442と、可撓
性チャンバ壁232に接合することができる雄型リブ要素4
44とを備えている。このような機械的閉鎖体は通常、プ
ラスチック容器、食料保存バッグなどのファスナとして
使用される。適当な機械的閉鎖体440を示すため、1980
年7月15日にカンプに付与された米国特許第4,212,337
号を参考文献としてここに含める。
上述のように、閉鎖体440を通して水を捕捉構成要素2
80に導入することができる。次いで、雄型リブ要素444
を雌型溝要素442と連動させ、機械的閉鎖体440の上に位
置するトップシート38とバックシート42の部分を一緒に
押すことによってポート400を密閉することができる。
ガス放出材料300は、第8図に示されるように、ポー
ト400とガス透過膜541との間に配置される。ガス透過膜
541は、可撓性チャンバ壁232、224間に延び、これらに
接合されている。ガス透過膜541は、ガス放出材料をポ
ート400に隣接して維持する。ガス透過膜541は好ましく
は、ポート400に入る水が材料300を活性化させることな
しに材料のまわりを流れるのを防止するため、上述のよ
うに疎水性である。ガス透過膜541を形成する適当な材
料は、米国サウスカロライナ州シンプソンビルのファイ
バウェブ・ノースアメリカによって販売されているよう
な、2.5〜3.0デニエルの繊維と16g/m2〜約30g/m2の坪量
を有するスパンボンデッドされた疎水性のポリプロピレ
ン不織布である。
或いは、ガス放出材料300は、第9図に示されるよう
に、水透過性のガス透過包囲体542に取り囲まれてい
る。包囲体542は、可撓性チャンバ壁232、234の一方に
接合されており、ガス放出材料300をポート400に隣接し
て維持する。包囲体542は、親水性であるべきであり、
或いは少なくとも疎水性であってはならない。
おむつ20は、前腰部領域22が装着者の前に位置決めさ
れるように、後腰部領域24を装着者の背中の下に位置決
めし、装着者の脚部の間におむつの残部を引っ張ること
によって、装着者に付けられる。
本発明の特定の実施例について説明してきたが、本発
明の精神と範囲から逸脱することなしに、種々の変形と
修正をなし得る。したがって、本発明の範囲内にある変
形と修正は全て、添付の請求の範囲に包含される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−121662(JP,A) 特開 昭51−55594(JP,A) 特開 平2−142565(JP,A) 実開 平3−29123(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/49 A61F 13/15 A61F 13/53

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前縁部、後縁部、長さ方向縁部、長さ方向
    中心線および側方中心線を有する使い捨て吸収物品であ
    って、 液体不透過性のバックシートと、 バックシートに接合された液体透過性のトップシート
    と、 トップシートとバックシートとの間に配置された吸収コ
    アと、 膨張可能な構成要素とを備え、該膨張可能な構成要素
    は、トップシートとバックシートとの間に配置され、ト
    ップシートとバックシートとの間に糞便空隙空間を維持
    するための膨張容積を有する膨張可能なスペーサを有
    し、該膨張可能なスペーサは、少なくとも1つの膨張可
    能なスペーサチャンバを有し、 膨張可能なスペーサチャンバと流体連通している捕捉構
    成要素を備え、該捕捉構成要素は、捕捉構成要素内に配
    置されたガス放出材料を有し、ガス放出材料は、活性材
    料との結合時に膨張可能なスペーサチャンバを膨張させ
    るため、ガスを放出し、捕捉構成要素は更に、前記トッ
    プシートの一部分の下に半透性膜を有している、 ことを特徴とする使い捨て吸収物品。
  2. 【請求項2】膨張可能なスペーサは、糞便を収容するた
    めのトップシートの孔と位置合わせされていることを特
    徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。
  3. 【請求項3】膨張可能なスペーサは、トップシートの孔
    と位置合わせされた長さ方向に延びた部分を備えている
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の使い捨て吸
    収物品。
  4. 【請求項4】膨張可能なスペーサは、後方に開放した略
    U形の膨張形状を有し、トップシートの孔と使い捨て吸
    収物品の前縁部との間に配置された長さ方向に延びた部
    分を有していることを特徴とする請求の範囲第3項に記
    載の使い捨て吸収物品。
  5. 【請求項5】捕捉構成要素は、膨張可能なスペーサの膨
    張容積以下の膨張容積を有していることを特徴とする請
    求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。
  6. 【請求項6】捕捉構成要素は、膨張可能なスペーサの膨
    張長さ以下の膨張厚さを有していることを特徴とする請
    求の範囲第5項に記載の使い捨て吸収物品。
  7. 【請求項7】ガス放出材料は、水との結合時に、二酸化
    炭素を放出することを特徴とする請求の範囲第1項に記
    載の使い捨て吸収物品。
  8. 【請求項8】ガス放出材料は、粉末酸と重炭酸塩の混合
    物からなることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の
    使い捨て吸収物品。
  9. 【請求項9】ガス放出材料は、半透性膜によって形成さ
    れた第1の境界部とガス透過膜によって形成された第2
    の境界部とを有するポケットに配置されていることを特
    徴とする請求の範囲第1項に記載の使い捨て吸収物品。
  10. 【請求項10】ガス放出材料は、半透性膜に隣接して支
    持されていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載
    の使い捨て吸収物品。
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