JP3434784B2 - 無線通信装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

無線通信装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP3434784B2
JP3434784B2 JP2000153693A JP2000153693A JP3434784B2 JP 3434784 B2 JP3434784 B2 JP 3434784B2 JP 2000153693 A JP2000153693 A JP 2000153693A JP 2000153693 A JP2000153693 A JP 2000153693A JP 3434784 B2 JP3434784 B2 JP 3434784B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一の搬送波周波
数を複数の局と共有してディジタル無線通信を行う無線
通信システムにおいて好適な上記局としての無線通信装
置及びこの装置で用いられるコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体に関し、特に、自システムと同一の搬送波周
波数を用いる別の他システムと共存する場合に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、同じネットワークシステム内の複
数の局が同一搬送波周波数を用いて時間棲み分けするた
めに用いられる通信方式として、時分割多元接続(TDM
A:TimeDivision Muitiple Access)通信方式、あるいは
受信信号レベルに基いたキャリアセンスを行い、使用す
る周波数が他局に使用されているか否かを判断し、他局
が使用していないときに自局の送信を行うCSMA/CA (Ca
rrier Sence Multiple Access/Collision Aviodance )
通信方式がある。このうち、CSMA/CA 通信方式は、送信
パケット毎に送信希望周波数を観測し、使用可能か否か
を測定してから送信する方式のため、パケット通信で用
いられるベストエフォート型の通信のアクセス方式とし
て広く用いられている。
【0003】図9はCSMA/CA 通信方式を用いた従来の無
線通信装置を示す(参考文献:DraftInternational Stan
dard ISO/IEC 8802-11,TEEE P802.11/D8.0.1 May 1998
)。CSMA/CA 通信方式は、自局が希望送信周波数で送
信を行う前に現在他局が同じ送信周波数での送信を行っ
ているか否かを、その周波数の到来波を受信して観測
し、即ち、キャリアセンスを行い、他局が送信していな
い場合にパケットの送信を行うことができる方式であ
る。ある他局のパケット送信が完了し、その無線チャネ
ルがビジー(使用中)からアイドル(空き)に変化した
直後は、送信保留していた複数の局がパケットを同時に
送信開始するため電波の衝突確率が高くなり、干渉が生
じる。これを低減するため、各局は、他局信号受信時か
ら連続してキャリアセンスを行う。他局信号が存在しな
くなった時点では、各局で確率的にランダムな時間のキ
ャリアセンスを引き続いて行い、ランダム時間経過後で
の無線チャネルがアイドルである場合にはパケット送信
を行う制御を基本としている。
【0004】図9の従来の無線通信装置の動作について
説明する。アンテナ回路1で所定の搬送波周波数の受信
信号s1が受信される。アンテナ回路出力信号s2は、
スイッチ回路2を介してスイッチ回路出力信号s3とし
て受信信号レベル検出回路3に入力され、受信信号レベ
ル信号s4が出力される。受信信号レベル判定回路4
は、受信信号レベル信号s4が設定された閾値を超えた
か否かを判定し、超えたときレベル判定回路出力信号s
5を出力する。
【0005】送信制御回路5では、レベル判定回路出力
信号s5が入力されているときは、他局が送信している
ため送信ができないと判断し、レベル判定回路出力信号
s5が入力されていないときは、他局が送信していない
ので送信が可能であると判断して送信制御信号s6を信
号送信回路6に出力する。信号送信回路6では、送信制
御信号s6に応じて送信信号s7の送信、あるいは送信
停止といったCSMA/CA方式の競合制御に基く送信を行
う。送信を行う場合は、送信信号s7は信号送信回路6
を介して送信信号s8として、スイッチ回路2を経てア
ンテナ回路1から送信される。
【0006】以上説明したように、図9の従来のCSMA/C
A 通信方式による無線通信装置では、希望送信周波数に
おける他局の使用状態を観測し、他局が通信を行ってい
ると判断した場合は送信を停止するため、伝送路上での
時間棲み分けによるパケットの衝突を回避することがで
き、ベストエフォート型の通信に適した通信を行うこと
ができる。
【0007】このように、同一の周波数で回線を競合制
御しながら通信を行うCSMA/CA 通信方式は、他局との衝
突を回避した時間棲み分けを行い、優れたスループット
特性を実現することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自シス
テムと同一の周波数を用いる別の他システムが存在する
場合には、他システムの信号が自システムの送信周波数
に対して干渉波となる。この場合は受信信号検出回路が
他システムの干渉局からの信号を適切に検出できないた
め、衝突回避機能が動作せず時間棲み分けが実現できな
い。また、逆に自システム局からの信号が上記干渉局に
対しての干渉波となり、与干渉が生じてしまうことにな
る。
【0009】特に、干渉波が断続的にパルス波として送
信されるレーダが干渉局の場合は、この問題は大きくな
る。レーダの送信出力は非常に大きく、例えば約250kW
(約84dBm )であるため、自システムが受ける干渉波の
影響は大きい。また、レーダは、指向性の鋭いパラボラ
アンテナ等を一定周期で回転させながら数マイクロ秒の
幅を持ったパルス波を1秒間に数百回目標物に向かって
送信し、その反射波を受信して平均化することにより、
目標物を正確に捕捉するシステムであるため、このパル
ス波に与干渉を与えないようにしなければならない。
【0010】そこで、他システムであるレーダと自シス
テム間の被干渉、与干渉を抑えるために、レーダがアン
テナの指向性を回転させながら運用されることを利用し
て、レーダのアンテナ指向性が自システムの局方向を向
いたとき、レーダ波の受信レベルを測定し、その受信レ
ベル値が大きい場合に自局の送信を停波させる時間棲み
分けが有効な対策となる。
【0011】しかしながら、レーダと自システム局とが
正対するときに、自システム局を停波させようとして
も、レーダ波は指向性が急峻な指向性アンテナを用いて
送信されているために、1パルス周期当り最大10dBの受
信レベル変動があり、急激に受信レベルが大きくなるた
め検出が難しく、また、パルス波の周期も比較的長い。
【0012】レーダのパルス波の受信レベルを適切に測
定するためには以下の問題がある。 (1)少なくとも1パルス周期(約4ms )以上のキャリ
アセンス時間が必要となる。(2)指向性が急峻なため
連続する1パルス間で最大10dB程度の変動が生じる。
【0013】(3)簡単な装置では自システム局の送信
中には干渉波のレベル測定ができない。(4)自局が干
渉波の受信レベルと同等、又はそれ以上の自システムの
他局からの電波を受信中には、レーダパルス波のレベル
測定が困難となる。
【0014】即ち、 従来の構成では、相互の与干渉、
被干渉の影響を抑える停波を行うためのトリガとして必
要な干渉波受信レベル値の検出が困難であるという問題
があった。
【0015】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、同一の周波数において自システムと他シス
テムとの共存を図りながら通信を行う場合に、相互の与
干渉、被干渉の影響を抑える停波を行うためのトリガと
して必要な干渉波受信レベル値の検出を確実に行うこと
のできる無線通信装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による無線通信装置においては、所定周波
数の信号の送信を可能にする送信許可期間と、干渉波の
検出を行う干渉波検出期間とを周期的に設定するフレー
ム設定手段(例えば第1、第2の実施の形態におけるフ
レーム設定回路109、209)と、上記所定周波数の
到来波信号を受信する受信手段(同、アンテナ回路10
1、201、スイッチ回路102、202)と、上記受
信手段が受信した信号から他システムからの干渉信号の
受信レベルを検出する干渉信号レベル検出手段(同、干
渉信号レベル検出回路107,207)と、上記干渉信
号レベル検出手段で検出した上記干渉信号の受信レベル
が閾値を越えたか否かを判定する干渉レベル判定手段
(同、干渉信号レベル判定回路108、209)と、上
記干渉信号レベル検出手段が閾値を越えたと判定したと
きは所定期間送信を停止するための送信制御信号を出力
し、上記閾値を越えていないと判定したときは上記設定
された送信許可期間に送信を許可する送信制御信号を出
力する送信制御手段(同、送信制御回路105、20
5)と、上記送信制御信号に応じて上記信号の送信を行
う信号送信手段(同、信号送信回路106、206、ス
イッチ回路102、202、アンテナ回路101、20
1)とを設けている。
【0017】また、本発明による他の無線通信装置にお
いては、所定周波数の信号を送信する信号送信手段(例
えば第3、第4の実施の形態における信号送信回路30
6、406、スイッチ回路302、402、アンテナ回
路301、401)と、上記信号送信手段が送信を終了
したときリセットされて所定時間のカウントを開始する
カウンタ手段(同、カウンタ回路310、410)と、
上記所定周波数の到来波信号を受信する受信手段(同、
アンテナ回路301、401、スイッチ回路302、4
02)と、上記所定時間に上記受信手段が受信した信号
から自システム内の局からの信号の受信レベルを検出す
る受信信号レベル検出手段(同、受信信号レベル検出回
路303、403)と、上記受信信号レベル検出手段で
検出した上記受信レベルが閾値を超えたか否かを判定す
る受信信号レベル判定手段(同、受信信号レベル判定回
路304、404)と、上記所定時間に上記受信手段が
受信した信号から他システムからの干渉信号の受信レベ
ルを検出する干渉信号レベル検出手段(同、干渉信号レ
ベル検出回路307、407)と、上記干渉信号レベル
検出手段で検出した上記干渉信号の受信レベルが閾値を
超えたか否かを判定する干渉信号レベル判定手段(同、
干渉信号レベル判定回路308、408)と、上記受信
信号レベル判定手段により上記閾値を超えたと判断され
た場合、および、上記干渉信号レベル判定手段により上
記閾値を超えたと判断した場合には、上記信号送信手段
による次の送信を各所定期間停止させ、上記各レベル判
定手段が共に閾値を超えないと判定した場合には、上記
カウンタ手段による所定時間計測後に上記信号送信手段
による次の送信を行わせる送信制御手段(同、送信制御
回路305、405)とを設けている。
【0018】また、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体においては、所定周波数の信号の送信を
可能にする送信許可期間と、干渉波の検出を行う干渉波
検出期間とを周期的に設定するフレーム設定処理と、上
記所定周波数の到来波信号を受信する受信処理と、上記
受信手段が受信した信号から他システムからの干渉信号
の受信レベルを検出する干渉信号レベル検出処理と、上
記干渉信号レベル検出手段で検出した上記干渉信号の受
信レベルが閾値を越えたか否かを判定する干渉レベル判
定処理と、上記干渉信号レベル検出手段が閾値を越えた
と判定したときは所定期間送信を停止するための送信制
御信号を出力し、上記閾値を越えていないと判定したと
きは上記設定された送信許可期間に送信を許可する送信
制御信号を出力する送信制御処理と、上記送信制御信号
に応じて上記信号の送信を行う信号送信処理とを実行す
るためのプログラムを記憶している。
【0019】また、本発明による他のコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体においては、所定周波数の信号を送
信する信号送信処理と、上記信号送信処理で送信を終了
したときリセットされて所定時間のカウントを開始する
カウント処理と、上記所定周波数の到来波信号を受信す
る受信処理と、上記所定時間に上記受信処理で受信した
信号から自システム内の局からの信号の受信レベルを検
出する受信信号レベル検出処理と、上記受信信号レベル
検出処理で検出した上記受信レベルが閾値を超えたか否
かを判定する受信信号レベル判定処理と、上記所定時間
に上記受信処理で受信した信号から他システムからの干
渉信号の受信レベルを検出する干渉信号レベル検出処理
と、上記干渉信号レベル検出処理で検出した上記干渉信
号の受信レベルが閾値を超えたか否かを判定する干渉信
号レベル判定処理と、上記受信信号レベル判定処理によ
り上記閾値を超えたと判断された場合、および、上記干
渉信号レベル判定処理により上記閾値を超えたと判断し
た場合には、上記信号送信処理による次の送信を各所定
期間停止させ、上記各レベル判定処理が共に閾値を超え
ないと判定した場合には、上記カウント処理による所定
時間計測後に上記信号送信処理による次の送信を行わせ
る送信制御処理とを実行するためのプログラムを記憶し
ている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の第1〜第4の実施の形態
においては、干渉波の測定期間を周期的に設定する、あ
るいは、干渉波周期時間以上の干渉波検出用キャリアセ
ンス期間を設定することで上述した問題を解決してい
る。これらの干渉波の測定期間、またキャリアセンス期
間では自局からの送信は行わない、この期間で干渉波の
受信レベルを測定し、設定された閾値を超えた場合に、
自システムを停波させる制御を行う。
【0021】各実施の形態においては、前記の4つの問
題(1)〜(4)に対して以下の対策を取ることによ
り、干渉波検出を可能にしている。問題(1)に対して
は、干渉波の測定期間を周期的、あるいは送信前のキャ
リアセンス期間を干渉波周期以上に設定する。問題
(2)に対しては、干渉波用の測定期間を設定すること
で、レーダパルス波の検出精度を向上させる。
【0022】問題(3)に対しては、干渉波検出時には
自システムは送信しない。問題(4)に対しては、他局
からの受信信号の到来と干渉波の到来時間が一致しない
場合には干渉波の受信レベル検出が可能であることか
ら、干渉波の検出期間内で自システム受信信号の到来を
許容する場合と、許容しない場合に分けた対応をとる。
【0023】図1は本発明の第1の実施の形態による無
線通信装置を示すもので、請求項1の発明に関するもの
である。図1において、アンテナ回路101では所定周
波数の受信信号(到来波信号)s101が受信される。
アンテナ回路出力信号s102は、スイッチ回路102
を介してスイッチ回路出力信号s103として干渉信号
レベル検出回路107に入力される。ここで所定の干渉
波検出期間Tbでのみ干渉波の信号検出が行われ、干渉信
号レベル信号s109が出力される。干渉信号レベル判
定回路108では、干渉信号レベル信号s109が設定
された閾値を超えたとき、レベル判定回路出力信号s1
10を出力する。
【0024】送信制御回路105では、レベル判定回路
出力信号s110が入力されたときは、送信を一定期間
停止する制御を行う送信制御信号s106を出力し、ま
た、レベル判定回路出力信号s110が入力されず、か
つフレーム設定回路109からのフレーム制御信号s1
11が送信許可期間Taであることを示しているときは、
送信を許可する制御を行う送信制御信号s106を出力
する。
【0025】信号送信回路106は、送信制御信号s1
06に応じて送信許可期間Taでのみ送信信号s107の
送信を行い、干渉波検出期間あるいは干渉波受信レベル
が干渉波用閾値を超えた場合は、送信停止を行う送信制
御を行う。送信を行う場合は、送信信号s107は信号
送信回路106を介して送信信号s108としてスイッ
チ回路102、アンテナ回路101を通じて送信され
る。
【0026】本実施の形態では、干渉波検出期間Tbを周
期的に設定することで干渉波の検出を精度よく実現して
いる。図2は本実施の形態による信号の送受信のモデル
を示すもので、干渉波検出期間(フレーム)Tbと自局送
信許可期間(フレーム)Taの1サイクルを示している。
この図2では、簡単化のため干渉波検出期間Tbを設定し
て干渉波の受信レベル検出を行う場合について示してい
るが、自局送信許可期間Ta内で信号送信が終了した場合
には、送信終了時点からの干渉波受信レベル検出を行う
ことが可能である。
【0027】また、本実施の形態では、自システム内の
複数の局間でフレーム同期を取らないで運用する場合を
想定しているため、干渉波検出期間Tb内に他局(図では
B局)からの信号が到来することも考えられるが、特
に、上記他局からの受信信号と干渉波の到来時間とが一
致し、かつ受信信号の受信レベルが大きい場合以外は、
干渉波の特徴を抽出する干渉信号レベル検出回路107
を備えているため、干渉波の検出は可能である。この干
渉波レベル検出回路107としては、様々な干渉波の特
徴に基いた回路が考えられるが、例えば、干渉波がレー
ダパルス波の場合には、干渉レベル検出回路107は、
干渉波の受信ピーク電力と受信平均電力比であるクレス
トファクタ等の評価基準を用いて測定を行う手法を用い
てよい。
【0028】図3は本発明の第2の実施の形態による無
線通信装置を示すもので、請求項2の発明に関するもの
である。図3において、受信信号s201はアンテナ回
路201で受信され、アンテナ回路出力信号s202は
スイッチ回路202を介してスイッチ回路出力信号s2
03として干渉信号レベル検出回路207に入力され
る。
【0029】一方、フレーム設定回路209には、自シ
ステム内の複数の局間で同期をとるためのフレーム同期
信号s212が入力される。この信号s212に基いて
各局間の送信許可期間Ta、干渉波検出期間Tbのフレーム
同期が取られ、それぞれの期間を示すフレーム制御信号
s211が出力される。
【0030】干渉信号レベル検出回路207では、上記
フレーム制御信号s211に従い、干渉波検出期間Tbで
のみ干渉波の信号検出が行われ、干渉信号レベル信号s
209が出力される。干渉信号レベル判定回路208で
は、干渉信号レベル信号s209が設定された閾値を超
えた場合に、レベル判定回路出力信号s210を出力す
る。
【0031】送信制御回路205では、レベル判定回路
出力信号s210が入力されたときは、送信を一定期間
停止する制御を行う送信制御信号s206を出力し、ま
た、レベル判定回路出力信号s210が入力されず、か
つフレーム制御信号s211が送信許可期間Taであるこ
とを示しているときは、送信を許可する制御を行う送信
制御信号s206を出力する。
【0032】信号送信回路206では、送信制御信号s
206に従い、送信許可期間Taでのみ送信信号s207
の送信を行い、干渉波検出期間Tbあるいは干渉波受信レ
ベルが干渉波用閾値を超えた場合には送信停止を行う。
送信を行う場合は、送信信号s207は信号送信回路2
06を介して送信信号s208としてスイッチ回路20
2、アンテナ回路201を通じて送信される。
【0033】本実施の形態では、自システムの局間でフ
レーム同期をとることで、各局の干渉波検出期間Tbと送
信許可期間Taが同じタイミングで切り替わり通信が行わ
れる。図4は本実施の形態による信号送受信のモデルを
示すもので、干渉波検出期間(フレーム)Tbと自他局送
信許可期間(フレーム)Taの1サイクルを示している。
各局がフレーム同期しているため、自他局送信許可期間
Taでのみ信号の送受信が行われる。また、干渉波検出期
間Tbでの自システムからの信号の到来は無いため、高精
度な干渉波受信レベル検出が可能である。
【0034】また、自システム局間同期のためのフレー
ム同期信号s212等の基準信号としては、基地局より
無線又は有線により周知される方法等が考えられる。ま
た、各局がGPS (Global Positioning System )等の時
間基準を備えて同期を取る方法も当然考えられる。
【0035】図5は本発明の第3の実施の形態による無
線通信装置を示すもので、請求項3の発明に関するもの
である。図5において、アンテナ回路301では受信信
号s301が受信される。アンテナ回路出力信号s30
2はスイッチ回路302を介してスイッチ回路出力信号
s303として受信信号レベル検出回路303に入力さ
れ、受信信号レベル信号s304が出力される。受信信
号レベル判定回路304では、受信信号レベル信号s3
04が設定された閾値を超えた場合に、レベル判定回路
出力信号s305を出力する。
【0036】送信制御回路305では、レベル判定回路
出力信号s305が入力されているときは、他局が送信
しているため送信ができないと判断し、レベル判定回路
出力信号s305が入力されないときは、他局が送信し
ていないため送信が可能であると判断し、送信制御信号
s306を信号送信回路306に出力する。信号送信回
路306では、送信制御信号s306に従い、送信信号
s307の送信、あるいは送信停止といった送信を行
う。送信を行う場合は、送信信号s307は信号送信回
路306を介して送信信号s308としてスイッチ回路
302、アンテナ回路301を通じて送信される。
【0037】一方、カウンタ回路310には、信号送信
回路306から、送信信号s307の送信前及び送信終
了を示す送信確認信号s313が入力される。送信前に
入力された送信確認信号s313によりカウンタ値がい
くつであるかの確認が行われる。そして、この信号s3
13が入力された時点での計測時間(カウンタ値)が固
定時間Tb以上のときは、カウンタ回路310は送信許可
信号s314を送信制御回路305に出力し、また、計
測時間が固定時間Tbより少ないときは、送信を延期し、
計測時間がTb以上になった時点で送信許可信号s314
を出力する。
【0038】また、送信確認信号s313が送信終了を
示したときは、カウンタ回路310の計測時間がリセッ
トされる。干渉レベル検出回路307では、スイッチ回
路出力信号s303が入力され、干渉信号の受信レベル
検出を行う。干渉信号レベル判定回路308では、干渉
信号レベル信号s309が設定された閾値を超えた場合
に、レベル判定回路出力信号s310を出力する。
【0039】送信制御回路305では、レベル判定回路
出力信号s310が入力されたときは、送信を一定期間
停止する制御を行う送信制御信号s306を出力し、レ
ベル判定回路出力信号s310が入力されず、かつ送信
許可信号s314が入力されたとき、送信を行う送信制
御信号s306を出力する。送信を行う場合は、送信信
号s307は信号送信回路306を介して送信信号s3
08としてスイッチ回路302、アンテナ回路301を
通じて送信される。
【0040】本実施の形態では、干渉波用キャリアセン
ス期間Tbを自システム送信前に行うことで干渉波の検出
を実現している。図6は本実施の形態による信号送受信
のモデルを示すもので、信号送信前に固定時間長Tbのキ
ャリアセンスを行う様子を示している。ここで、キャリ
アセンス期間中に他局からの信号が到来することも考え
られるが、特に、受信信号と干渉波の到来時間が一致
し、かつ受信信号の受信レベルが大きい場合以外は、干
渉波の特徴を抽出する干渉レベル検出回路307を備え
ているため干渉波の検出は可能である。
【0041】この干渉波レベル検出回路307として
は、様々な干渉波の特徴に基いた回路が考えられるが、
例えば、干渉波がレーダパルス波の場合には、干渉レベ
ル検出回路は、干渉波の受信ピーク電力と受信平均電力
比であるクレストファクタ等の評価基準を用いて測定を
行う方法を用いてよい。
【0042】図7は本発明の第4の実施の形態による無
線通信装置を示すもので、請求項4の発明に関するもの
である。図7において、アンテナ回路401では受信信
号s401が受信される。アンテナ回路出力信号s40
2はスイッチ回路402を介してスイッチ回路出力信号
s403として受信信号レベル検出回路403に入力さ
れ、受信信号レベル信号s404が出力される。受信信
号レベル判定回路404では、受信信号レベル信号s4
04が設定された閾値を超えたときに、レベル判定回路
出力信号405を出力する。
【0043】送信制御回路405では、レベル判定回路
出力信号s405が入力されているときは、他局が送信
しているため送信ができないと判断し、レベル判定回路
出力信号s405が入力されないときは、他局が送信し
ていないため送信が可能であると判断し、送信制御信号
s406を信号送信回路406に出力する。信号送信回
路406では、送信制御信号s406に従い、送信信号
s407の送信、あるいは送信停止といった制御を行
う。
【0044】一方、カウンタ回路410では、信号送信
回路406から、送信前と送信終了後に送信確認信号s
413が入力される。送信前に送信確認信号s413が
入力されると、カウンタ値がいくつであるかの確認が行
われる。この信号s413が入力された時点での計測時
間(カウンタ値)が固定時間Tb以上の場合には、カウン
タ回路410は送信許可信号s414を送信制御回路4
05に出力し、また、計測時間が固定時間Tbより少ない
ときは、送信を延期し、計測時間がTb以上になった時点
で送信許可信号s414を出力する。また、送信確認信
号s413が信号の送信終了を示した場合には、カウン
タ回路410の計測時間がリセットされる。
【0045】さらに、本実施の形態においては、レベル
判定回路出力信号s405もカウンタ回路410に入力
され、自システムの受信信号が受信された場合は、カウ
ンタ値をリセットする。この場合には、受信信号の受信
終了後から計測を再開する。
【0046】干渉信号レベル検出回路407では、スイ
ッチ回路出力信号s403が入力され、干渉信号の受信
レベル検出を行う。干渉信号レベル判定回路408で
は、干渉信号レベル信号s409が設定された閾値を超
えたときに、レベル判定回路出力信号s410を出力す
る。
【0047】送信制御回路405では、レベル判定回路
出力信号s410が入力された場合には、送信を一定期
間停止する制御を行う送信制御信号s406を出力し、
レベル判定回路出力信号s410が入力されず、かつ送
信許可信号s414が入力されたとき、送信を行う送信
制御信号s406を出力する。送信を行う場合は、送信
信号s407は信号送信回路406を介して送信信号s
408としてスイッチ回路402、アンテナ回路401
を通じて送信される。
【0048】本実施の形態では、干渉波用キャリアセン
ス期間を自システム送信前に行うことで干渉波の検出を
実現している。図8は本実施の形態による信号送受信の
モデルを示すもので、信号送信前に固定時間長Tbを確保
するまでキャリアセンスを行ってから送信を行う様子が
示されている。図8にも示すように、干渉波用キャリア
センス期間中に、自システムの他局からの受信信号が到
来した場合には、カウンタ回路410で計測していたキ
ャリアセンス期間をリセットし、再度、固定時間Tbを確
保するまでキャリアセンスを行う。このように、固定時
間Tbの期間に干渉波が存在しないことを確認してから送
信が行われるため、干渉波受信レベル検出が可能であ
る。
【0049】次に、本発明の実施の形態によるコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体について説明する。各実施
の形態による無線通信装置の前述した動作に基づく処理
を、その無線通信装置におけるCPUが実行するための
プログラムを格納する記憶媒体は、本発明によるコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体を構成する。
【0050】この記憶媒体としては、光磁気ディスク、
光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いるこ
とができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フ
ロッピーディスク、メモリカード等に構成して用いてよ
い。
【0051】またこの記憶媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0052】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0053】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0054】従って、本発明によるコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体を、前述した第1〜第4の実施の形態
の図1、図3、図5、図7に示した構成以外の構成を持
つ装置あるいはシステムに用いることにより、本発明の
目的を達成することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一の搬送波周波数において自システムと異なる他システ
ムとの共存を図りながら通信を行う場合に、相互の与干
渉、被干渉の影響を抑える停波を行うためのトリガとし
て必要な干渉波受信レベル値の検出を精度よく行うこと
ができる。
【0056】特に、干渉信号レベル検出手段及び干渉信
号レベル判定手段を設けたことにより、他システムの例
えばレーダ波による干渉波受信レベル値の検出を精度よ
く行うことができると共に、その影響を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による無線通信装
置を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図3】 本発明の第2の実施の形態による無線通信装
置を示すブロック図である。
【図4】 第2の実施の形態を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図5】 本発明の第3の実施の形態による無線通信装
置を示すブロック図である。
【図6】 第3の実施の形態を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図7】 本発明の第4の実施の形態による無線通信装
置を示すブロック図である。
【図8】 第4の実施の形態を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図9】 従来の無線通信装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
101、201、301、401 アンテナ回路 102、202、302、402 スイッチ回路 105、205、305、405 送信制御回路 106、206、306、406 信号送信回路 107、207、307、407 干渉信号レベル検出
回路 108、208、308、408 干渉信号レベル判定
回路 109、209 フレーム設定回路 303、403 受信信号レベル検出回路 304、404 受信信号レベル判定回路 310、410 カウンタ回路 s101、s201、s301、s401 受信信号 s102、s202、s302、s402 アンテナ回
路出力信号 s103、s203、s303、s403 スイッチ回
路出力信号 s106、s206、s306、s406 送信制御信
号 s107、s207、s307、s407 送信信号 s108、s208、s308、s408 送信信号 s109、s209、s309、s409 干渉信号レ
ベル信号 s110、s210、s310、s410 レベル判定
回路出力信号 s111、s211 フレーム制御信号 s212 自システム局間フレーム同期信号 s313、s413 送信確認信号 s314、s414 送信許可信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−37762(JP,A) 特開 平5−130053(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 300

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数の信号の送信を可能にする送
    信許可期間と、干渉波の検出を行う干渉波検出期間と
    周期的に設定するフレーム設定手段と、 上記所定周波数の到来波信号を受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した信号から他システムからの干渉
    信号の受信レベルを検出する干渉信号レベル検出手段
    と、 上記干渉信号レベル検出手段で検出した上記干渉信号の
    受信レベルが閾値を越えたか否かを判定する干渉レベル
    判定手段と、 上記干渉信号レベル検出手段が閾値を越えたと判定した
    ときは所定期間送信を停止するための送信制御信号を出
    力し、上記閾値を越えていないと判定したときは上記設
    定された送信許可期間に送信を許可する送信制御信号を
    出力する送信制御手段と、 上記送信制御信号に応じて上記信号の送信を行う信号送
    信手段とを設けたことを特徴とする無線装置。
  2. 【請求項2】 上記フレーム設定手段は、自システム内
    の複数の局間でフレーム同期をとるための同期信号が入
    力されると共に、上記同期信号に基いて各局間でフレー
    ム同期された送信許可期間と干渉波検出期間を設定し、 上記干渉信号レベル検出手段は、上記干渉波検出期間に
    おいて上記他システムからの干渉信号の受信レベルを検
    出することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 所定周波数の信号を送信する信号送信手
    段と、 上記信号送信手段が送信を終了したときリセットされて
    所定時間のカウントを開始するカウンタ手段と、 上記所定周波数の到来波信号を受信する受信手段と、 上記所定時間に上記受信手段が受信した信号から自シス
    テム内の局からの信号の受信レベルを検出する受信信号
    レベル検出手段と、 上記受信信号レベル検出手段で検出した上記受信レベル
    が閾値を超えたか否かを判定する受信信号レベル判定手
    段と、 上記所定時間に上記受信手段が受信した信号から他シス
    テムからの干渉信号の受信レベルを検出する干渉信号レ
    ベル検出手段と、 上記干渉信号レベル検出手段で検出した上記干渉信号の
    受信レベルが閾値を超えたか否かを判定する干渉信号レ
    ベル判定手段と、 上記受信信号レベル判定手段により上記閾値を超えたと
    判断された場合、および、上記干渉信号レベル判定手段
    により上記閾値を超えたと判断した場合には、上記信号
    送信手段による次の送信を各所定期間停止させ、上記各
    レベル判定手段が共に閾値を超えないと判定した場合に
    は、上記カウンタ手段による所定時間計測後に上記信号
    送信手段による次の送信を行わせる送信制御手段とを設
    けたことを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 上記受信信号レベル判定手段は、上記受
    信レベルが上記閾値を超えたと判定したとき、上記カウ
    ンタ手段をリセットすることを特徴とする請求項3記載
    の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 上記干渉信号レベル検出手段は、上記干
    渉信号の受信ピーク電力と受信平均電力との比であるク
    レストファクタの評価基準を用いて検出を行うことを特
    徴とする請求項1又は3記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 所定周波数の信号の送信を可能にする送
    信許可期間と、干渉波の検出を行う干渉波検出期間と
    周期的に設定するフレーム設定処理と、 上記所定周波数の到来波信号を受信する受信処理と、 上記受信手段が受信した信号から他システムからの干渉
    信号の受信レベルを検出する干渉信号レベル検出処理
    と、 上記干渉信号レベル検出手段で検出した上記干渉信号の
    受信レベルが閾値を越えたか否かを判定する干渉レベル
    判定処理と、 上記干渉信号レベル検出手段が閾値を越えたと判定した
    ときは所定期間送信を停止するための送信制御信号を出
    力し、上記閾値を越えていないと判定したときは上記設
    定された送信許可期間に送信を許可する送信制御信号を
    出力する送信制御処理と、 上記送信制御信号に応じて上記信号の送信を行う信号送
    信処理とを実行するためのプログラムを記憶したコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. 【請求項7】 自システム内の複数の局間でフレーム同
    期をとるための同期信号を入力する入力処理を実行する
    ためのプログラムを記憶すると共に、上記フレーム設定
    処理において、上記同期信号に基いて各局間でフレーム
    同期された送信許可期間と干渉波検出期間を設定し、上
    記干渉信号レベル検出処理は、上記干渉波検出期間にお
    いて上記他システムからの干渉信号の受信レベルを検出
    することを特徴とする請求項6記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 所定周波数の信号を送信する信号送信処
    理と、 上記信号送信処理で送信を終了したときリセットされて
    所定時間のカウントを開始するカウント処理と、 上記所定周波数の到来波信号を受信する受信処理と、 上記所定時間に上記受信処理で受信した信号から自シス
    テム内の局からの信号の受信レベルを検出する受信信号
    レベル検出処理と、 上記受信信号レベル検出処理で検出した上記受信レベル
    が閾値を超えたか否かを判定する受信信号レベル判定処
    理と、 上記所定時間に上記受信処理で受信した信号から他シス
    テムからの干渉信号の受信レベルを検出する干渉信号レ
    ベル検出処理と、 上記干渉信号レベル検出処理で検出した上記干渉信号の
    受信レベルが閾値を超えたか否かを判定する干渉信号レ
    ベル判定処理と、 上記受信信号レベル判定処理により上記閾値を超えたと
    判断された場合、および、上記干渉信号レベル判定処理
    により上記閾値を超えたと判断した場合には、上記信号
    送信処理による次の送信を各所定期間停止させ、上記各
    レベル判定処理が共に閾値を超えないと判定した場合に
    は、上記カウント処理による所定時間計測後に上記信号
    送信処理による次の送信を行わせる送信制御処理とを実
    行するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 上記受信信号レベル判定処理により、上
    記受信レベルが上記閾値を超えたと判定したとき、上記
    カウント処理によるカウント値をリセットするリセット
    処理を実行するためのプログラムを記憶したことを特徴
    とする請求項8記載のコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  10. 【請求項10】 上記干渉信号レベル検出処理において
    は、上記干渉信号の受信ピーク電力と受信平均電力との
    比であるクレストファクタの評価基準を用いて検出を行
    うことを特徴とする請求項6又は8記載のコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
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