JP2006108966A - 無線ネットワークにおけるメディアアクセス制御方法、端末、アクセスポイント及びプログラム - Google Patents

無線ネットワークにおけるメディアアクセス制御方法、端末、アクセスポイント及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 無通信時間であるDIFS時間を生じることなく、極めて短い送信待機時間でデータパケットを送信することができるメディアアクセス制御方法、端末、アクセスポイント及びプログラムを提供する。
【解決手段】 アクセスポイントが無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するシステムについて、コンテンション期間として、送信すべきデータパケットを有する端末が、コンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ通知する第1のステップと、コンテンションフリー期間として、アクセスポイントが、受信したコンテンションウィンドウを端末毎に登録し、小さいコンテンションウィンドウを有する端末から順にポーリングを送信する第2のステップとを有する。
【選択図】 図4A

Description

本発明は、無線ネットワークにおけるメディアアクセス制御(Media Access Control)方法、端末、アクセスポイント(AP:Access Point)及びプログラムに関する。特に、IEEE802.11標準規格の無線LANにおいて、アクセスポイントが端末の送信機会を制御し、通信の実効速度の向上を目的とするものに関する。また、当該アクセスポイントの圏内及び圏外に存在する端末に対して、公平な送信機会を与えることを目的とした中継方法等に関する。
従来のメディアアクセス制御方法として、DCF(Distributed Coordination Function)と、PCF(Point Coordination Function)とがある(例えば非特許文献1参照)。
図1は、DCFのシーケンス図である。
DCFは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づくアクセス方法であって、送信すべきデータパケットを有する端末が、先にキャリアをセンスし、他の端末のデータパケットが送信されていないことを確認した上で、当該データパケットを送信するものである。これにより、他の端末から送信されるデータパケットとの衝突を避けることができる。このようなアクセス方法に基づく期間を、「コンテンション期間(Contention Period)」という。
図1によれば、全ての端末21〜23は、送信すべきデータパケットをバックオフ時間だけ待機させる。バックオフ時間とは、一定のDIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後、更にデータパケットを送信するまでの実際の待機時間であって、各端末が乱数によって発生させたコンテンションウィンドウ(CW:Contention Windows)によって決定される。
バックオフ時間=コンテンションウィンドウ内のランダム値×スロットタイム
コンテンションウィンドウは乱数によって発生されるために、端末同士でデータパケットの送信タイミングが一致することが極めて少ない。図1によれば、端末21のコンテンションウィンドウは3であるのに対し、端末23のコンテンションウィンドウは7である。バックオフ時間は、コンテンションウィンドウによって異なるので、端末21及び23の送信タイミングが一致することはない。
コンテンションウィンドウは、例えば第1回は15、第2回は31、第3回は63のように、再送回数に応じて最大値が決定されている。即ち、最初に送信を試みる場合、コンテンションウィンドウは0〜15の範囲内でランダムな値が決定される。その値に一定のスロットタイムを乗算することによって、バックオフ時間が算出される。
端末21が端末22へデータパケットを送信しているとき、送信タイミングに達した端末23は、端末21がデータパケットを送信しているキャリアをセンスし、データパケットの送信を延期する。これにより、端末22は、衝突無しに、端末21からデータパケットを正常に受信する。そして、端末22は、SIFS(Short InterFrame Space)時間の経過後に、正常に受信できた旨のAckを端末21へ送信する。更に、一定のDIFS時間経過後、端末23は、持ち越されたバックオフ時間を経過した後で、先に送信を延期したデータパケットを端末21へ送信する。これに対し、端末21は、SIFS時間の経過後に、正常に受信できた旨のAckを端末23へ送信する。
図2は、PCFのシーケンス図である。
PCFは、アクセスポイントが、ポーリングリストに従って各端末にポーリングを送信し、許可された端末のみがデータパケットを送信するものである。アクセスポイントが各端末の送信タイミングを集中管理することでデータパケットの衝突を回避することができる。このようなアクセス方法に基づく期間を、「コンテンションフリー期間(Contention-Free Period)」という。
図2によれば、アクセスポイント1は、最初にビーコン信号を送信し、コンテンションフリー期間に移行したことを全ての端末へ通知する。そして、アクセスポイント1は、SIFS時間だけ待機した後で、端末21へポーリングCF-Pollを送信する。これに対し、端末21は、ポーリング確認CF-Ackをアクセスポイント1へ返信すると共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。その後、アクセスポイント1は、SIFS時間だけ待機した後で、ポーリング確認CF-Ackを端末21へ送信すると共に、端末22へポーリングCF-Pollを送信する。これに対し、端末22は、ポーリング確認CF-Ackをアクセスポイント1へ返信すると共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。これに対し、アクセスポイント1は、SIFS時間の経過後に、正常に受信できた旨のAckを端末22へ送信すると共に、コンテンションフリー期間を終了する旨のCF-Endを全ての端末へ送信する。
図3は、図2に対して、送信すべきデータパケットが無い場合のシーケンス図である。
図3は、図2と比較して、端末22が送信待機しているデータパケットを有さない点が異なる。端末22は、送信すべきデータパケットが無い場合、そのポーリングを無視する。従って、SIFS時間よりも長いPIFS(PCF InterFrame Space)時間が経過した後で、ポーリング終了CF-Endを送信する。
送信機会を与える端末を決定する方法として、送信要求が発生した順番に送信機会を与える方法がある(例えば特許文献1参照)。キャリアセンスにより他のキャリアの存在を確認すると、そのキャリアが空くまでの時間を測定し、その測定時間を待機時間として保存する。次に、保存された待機時間に基づいてバックオフ時間値を算出する。このとき、待機時間が長くなるほどバックオフ時間が短くなるようにバックオフ時間値を算出する。次に、キャリアが空き状態と判断すると、バックオフ時間値の減分を開始する。そして、他のキャリアを受信することなくバックオフ時間値が0に達すると、バックオフの処理を終了して、待機されていたデータパケットを送信する。
また、同一のコンテンションウィンドウを複数のリモートデバイスユーザに送信し、それを再計算して衝突レートを一定に維持し、それによりネットワークのスループットを向上させる方法がある(例えば特許文献2参照)。ネットワークの衝突レートは、予約スロットの衝突を検出することにより予測され、バックオフウィンドウのサイズは衝突レートが1−2/εとなるよう調整される。
非特許文献1によれば、DCFでは、コンテンションウィンドウに基づくランダムなバックオフ時間だけ経過したとしても、他の端末によるキャリアが存在している場合には、データパケットの送信は延期される。従って、送信待機している端末の数が多くなるに従って、データパケット送信機会は減少する。また、ある端末の通信が終了し、次の端末が通信を開始するまでのDIFS時間は、いずれの端末も通信することができない無通信時間であって、電波リソースの観点から効率的とはいえない。一方、PCFでは、ポーリングリストに従ってポーリングを端末へ送信するために、送信待機していない端末に対してもポーリングを送信する。従って、それら端末に対するポーリング時間は無駄である。
また、特許文献1によれば、キャリアが存在しない空き状態となるまでの時間をバックオフ時間に反映させることにより、待ち時間の減少を図っているけれども、少なくとも一定の無通信時間であるDIFS時間が存在し、その時間は無駄となる。
更に、特許文献2によれば、各端末からの送信パケットの衝突レートを一定にすることによりスループット向上を図る方法であるけれども、結局のところ、無通信時間は発生してしまう。
従って、本発明は、無通信時間であるDIFS時間を生じることなく、極めて短い送信待機時間でデータパケットを送信することができるメディアアクセス制御方法、端末、アクセスポイント及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、アクセスポイントが無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するシステムにおけるアクセス制御方法において、
コンテンション期間として、送信すべきデータパケットを有する端末が、コンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信する第1のステップと、
コンテンションフリー期間として、アクセスポイントが、受信したコンテンションウィンドウを端末毎に登録し、小さいコンテンションウィンドウを有する端末から順にポーリングを送信する第2のステップとを有することを特徴とする。
本発明のアクセス制御方法における他の実施形態によれば、端末が、ポーリングに応じてデータパケットをアクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信する第3のステップを更に有することも好ましい。
また、本発明のアクセス制御方法における他の実施形態によれば、第2のステップについて、アクセスポイントは、
最小コンテンションウィンドウを有する端末へポーリングを送信する第21のステップと、
全ての端末におけるコンテンションウィンドウから最小コンテンションウィンドウだけを削除する第22のステップとを有し、
コンテンションウィンドウを送信した端末の全てにポーリングを送信するまで、第21及び第22のステップを繰り返すことも好ましい。
本発明によれば、アクセスポイントが第1の無線ネットワークを介して中継局と通信し、該中継局が第2の無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するシステムにおけるアクセス制御方法において、
アクセスポイントが、中継局へポーリングを送信する第1のステップと、
中継局が、中継問い合わせ信号を端末へ送信する第2のステップと、
送信すべきデータパケットを有する端末が、コンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを中継局へ送信する第3のステップと、
中継局が、端末から受信したコンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信する第4のステップと、
アクセスポイントが、中継局から受信したコンテンションウィンドウを端末毎に登録し、小さいコンテンションウィンドウを有する端末から順にポーリングを中継局へ送信する第5のステップと、
中継局が、アクセスポイントから受信したポーリングを端末へ送信する第6のステップとを有することを特徴とする。
本発明のアクセス制御方法における他の実施形態によれば、
端末が、ポーリングに応じてデータパケットを中継局へ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを中継局へ送信する第7のステップと、
中継局が、端末から受信したデータパケットとコンテンションウィンドウとをアクセスポイントへ転送する第8のステップとを更に有することも好ましい。
また、本発明のアクセス制御方法における他の実施形態によれば、第5のステップについて、アクセスポイントは、
最小コンテンションウィンドウを有する端末へポーリングを送信する第51のステップと、
全ての端末におけるコンテンションウィンドウから最小コンテンションウィンドウだけを削除する第52のステップとを有し、
コンテンションウィンドウを送信した端末の全てにポーリングを送信するまで、第51及び第52のステップを繰り返すことも好ましい。
本発明によれば、無線ネットワークを介してアクセスポイントと通信する端末において、
コンテンションウィンドウをランダムに導出するコンテンションウィンドウ導出手段と、
コンテンション期間について、コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信するコンテンションウィンドウ送信手段と、
コンテンションフリー期間について、アクセスポイントから受信したポーリングに応じてデータパケットをアクセスポイントへ送信するデータ送受信手段とを有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、データ送受信手段は、ポーリングに応じてデータパケットをアクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信することも好ましい。
本発明によれば、無線ネットワークを介してアクセスポイントと通信する端末におけるプログラムにおいて、
コンテンションウィンドウをランダムに導出するコンテンションウィンドウ導出手段と、
コンテンション期間について、コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信するコンテンションウィンドウ送信手段と、
コンテンションフリー期間について、アクセスポイントから受信したポーリングに応じてデータパケットをアクセスポイントへ送信するデータ送受信手段として端末を機能させることを特徴とする。
本発明の端末におけるプログラムの他の実施形態によれば、データ送受信手段は、ポーリングに応じてデータパケットをアクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウをアクセスポイントへ送信するように、端末を機能させることも好ましい。
本発明によれば、無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するアクセスポイントにおいて、
コンテンション期間として、端末から受信したコンテンションウィンドウを、該端末毎に登録するコンテンションウィンドウリスト登録手段と、
小さいコンテンションウィンドウを有する端末から順に、該端末を選択するポーリング端末選択手段と、
端末へポーリングを送信するポーリング送信手段と、
端末からデータパケットを受信するデータ送受信手段と
を有することを特徴とする。
本発明のアクセスポイントにおける他の実施形態によれば、
データ送受信手段は、データパケットを端末から受信すると共に、次のコンテンションウィンドウを端末から受信し、
コンテンションウィンドウリスト登録手段は、次のコンテンションウィンドウを、次のコンテンションウィンドウリストとして登録する
ことも好ましい。
本発明によれば、無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するアクセスポイントにおけるプログラムにおいて、
コンテンション期間として、端末から受信したコンテンションウィンドウを、該端末毎に登録するコンテンションウィンドウリスト登録手段と、
小さいコンテンションウィンドウを有する端末から順に、該端末を選択するポーリング端末選択手段と、
端末へポーリングを送信するポーリング送信手段と、
端末からデータパケットを受信するデータ送受信手段と
してアクセスポイントを機能させることを特徴とする。
本発明のアクセスポイントにおけるプログラムの他の実施形態によれば、
データ送受信手段は、データパケットを端末から受信すると共に、次のコンテンションウィンドウを端末から受信し、
コンテンションウィンドウリスト登録手段は、次のコンテンションウィンドウを、次のコンテンションウィンドウリストとして登録する
ようにアクセスポイントを機能させることも好ましい。
本発明によれば、無通信時間であるDIFS時間を生じることなく、極めて短い送信待機時間でデータパケットを送信することができる。特に、コンテンションウィンドウを含むコンテンションウィンドウ通知メッセージは、極めて短いパケットで構成されるために、DCFにおける待ち時間に比べて、極めて短い待ち時間で送信することができる。これにより、ネットワーク全体のスループット向上が期待できる。
また、本発明によれば、次の送信機会を必要とする端末に対してのみ、ポーリングが送信されるために、PCFのように送信待機しているデータパケットを持たない端末に対してポーリングを送信することもない。
更に、本発明によれば、アクセスポイントから中継局を介した端末に対しても、公平な送信機会を提供することができる。
以下では、図面を用いて、本発明における最良の実施形態を詳細に説明する。
図4A及び図4Bは、本発明における基本的な機能構成図及びシーケンス図である。
図4A及び図4Bによれば、アクセスポイント1の圏内に端末21〜24が存在し、端末21〜24は、データパケットを送信待機させているものとする。
本発明によれば、アクセスポイント1は、コンテンションウィンドウリスト登録部101と、ポーリング端末選択部102と、ポーリング送信部103と、データ送受信部104とを有する。コンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末毎にコンテンションウィンドウをタイムスロット状に並べたリストを記憶する。タイムスロット状にすることで、コンテンションウィンドウの大小関係が明確となる。ポーリング端末選択部102は、リストを用いて、次に送信機会を与える端末、即ちポーリングを送信する端末を所定条件によって選択する。ポーリング送信部103は、ポーリング端末選択部102によって選択された端末へポーリングを送信する。データ送受信部104は、ポーリングに従って、送信機会を与えられた端末から、データパケットを受信する。
一方、端末2は、コンテンションウィンドウ導出部201と、コンテンションウィンドウ送信部202と、ポーリング受信部203と、データ送受信部204とを有する。コンテンションウィンドウ導出部201は、例えば乱数を用いて、コンテンションウィンドウ数をランダムに導出する。コンテンションウィンドウ送信部202は、ランダムに発生されたコンテンションウィンドウ数を、コンテンションウィンドウ通知メッセージとしてアクセスポイント1へ送信する。ポーリング受信部203は、アクセスポイント1から送信されたポーリングを受信し、送信機会が与えられたことをデータ送受信部204へ通知する。データ送信受信部204は、送信機会が与えられた際に、データパケットをアクセスポイント1へ送信する。
以下では、図4A及び図4Bのシーケンスに基づいて説明する。本発明のアクセス制御シーケンスは、コンテンション期間とコンテンションフリー期間とから構成される。
本発明によれば、最初に、コンテンション期間が設けられる。各端末は、コンテンションウィンドウ導出部201によって、コンテンションウィンドウを発生させる。各端末が導出したコンテンションウィンドウ数は、例えば以下のような値であったとする。
端末21 コンテンションウィンドウ=2
端末22 コンテンションウィンドウ=8
端末23 コンテンションウィンドウ=7
端末24 コンテンションウィンドウ=6
(S401)端末21は、コンテンションウィンドウ=2に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージをアクセスポイント1へ送信する。アクセスポイント1のコンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末21のコンテンションウィンドウ2をリストに登録する。
(S402)端末24は、コンテンションウィンドウ=6に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージをアクセスポイント1へ送信する。アクセスポイント1のコンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末24のコンテンションウィンドウ6をリストに登録する。
(S403)端末23は、コンテンションウィンドウ=7に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージをアクセスポイント1へ送信する。アクセスポイント1のコンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末23のコンテンションウィンドウ7をリストに登録する。
(S404)端末22は、コンテンションウィンドウ=8に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージをアクセスポイント1へ送信する。アクセスポイント1のコンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末22のコンテンションウィンドウ8をリストに登録する。
(S405)アクセスポイント1は、ビーコン信号を放送的に送信する。ビーコン信号を受信した端末21〜24は、コンテンション期間からコンテンションフリー期間に移行したことを認識し、送信許可待ち状態となってポーリングを待つ。
(S406)SIFS時間の経過後、アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、最初に送信機会を与える端末を選択する。このとき、コンテンションウィンドウが最も小さい端末21が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて、ポーリングCF-Pollを端末21へ送信する。
(S407)SIFS時間の経過後、ポーリングを受信した端末21は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。また、端末21は、次に送信待機しているデータパケットを持つ場合、コンテンションウィンドウ導出部201によって、新たなコンテンションウィンドウを発生させる。ここでは、コンテンションウィンドウ=8が導出されている。そして、端末21は、データパケットの送信と共に、そのコンテンションウィンドウをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末21のコンテンションウィンドウ2が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S408)SIFS時間の経過後、アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。このとき、コンテンションウィンドウが最も小さい端末24が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて、ポーリングCF-Pollを端末24へ送信する。このとき、端末21に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末21は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S409)SIFS時間の経過後、ポーリングを受信した端末24は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。
また、端末24は、次に送信待機しているデータパケットを持つ場合、コンテンションウィンドウ導出部201によって、新たなコンテンションウィンドウを発生させる。ここでは、コンテンションウィンドウ=6が導出されている。そして、端末24は、データパケットの送信と共に、そのコンテンションウィンドウをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末24のコンテンションウィンドウ4が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S410)SIFS時間の経過後、アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。このとき、コンテンションウィンドウが最も小さい端末23が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて、ポーリングCF-Pollを端末23へ送信する。このとき、端末24に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末24は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S411)SIFS時間の経過後、ポーリングを受信した端末23は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。
また、端末23は、次に送信待機しているデータパケットを持つ場合、コンテンションウィンドウ導出部201によって、新たなコンテンションウィンドウを発生させる。ここでは、コンテンションウィンドウ=2が導出されている。そして、端末23は、データパケットの送信と共に、そのコンテンションウィンドウをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末23のコンテンションウィンドウ1が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S412)SIFS時間の経過後、アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。このとき、残っている端末22が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて、ポーリングCF-Pollを端末22へ送信する。このとき、端末23に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末23は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S413)SIFS時間の経過後、ポーリングを受信した端末22は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。
また、端末22は、次に送信待機しているデータパケットを持つ場合、コンテンションウィンドウ導出部201によって、新たなコンテンションウィンドウを発生させる。ここでは、コンテンションウィンドウ=3が導出されている。そして、端末22は、データパケットの送信と共に、そのコンテンションウィンドウをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末22のコンテンションウィンドウ1が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。これにより、コンテンションウィンドウリストは空となり、送信待機していた全ての端末にポーリングが送信されたことで終了する。
(S414)SIFS時間の経過後、アクセスポイント1は、コンテンションウィンドウリストの全ての端末に送信機会が与えられたことを確認すると、ポーリング送信部103から、全ての端末21〜24に対してCF-Endを送信する。CF-Endは、コンテンションフリー期間の終了を意味する。尚、このとき、端末22に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末22は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S415)アクセスポイント1は、次のコンテンショウィンドウリストについてコンテンションフリー期間を行う。尚、直ぐにコンテンションフリー期間を設けることなく、再度、コンテンション期間を設けるものであってもよい。
前述したシーケンスによれば、端末は、送信すべきデータパケットが発生する毎に、1つのコンテンションウィンドウを導出し、そのコンテンションウィンドウをアクセスポイントに送信する。他の実施形態としては、端末が複数の連続したデータパケットの送信を希望する場合、そのデータパケット数に応じた個数のコンテンションウィンドウを導出してもよい。これにより、複数のコンテンションウィンドウを予めアクセスポイントに登録しておくことができる。
図5は、本発明におけるアクセスポイントのフローチャートである。
(S501)一定のコンテンション期間を設ける。
(S502)コンテンション期間内に、端末からコンテンションウィンドウ通知メッセージを受信し、端末毎にコンテンションウィンドウが並べられたコンテンションウィンドウリストを作成する。このリストは、コンテンションウィンドウリスト登録部101へ登録される。
(S503)コンテンション期間からコンテンションフリー期間へ移行したことを全ての端末へ通知するために、ビーコン信号を放送的に送信する。
(S504)コンテンションフリー期間を設ける。
(S505)コンテンションウィンドウリストを用いて、コンテンションウィンドウが最小の端末を選択する。端末は、ポーリング端末選択部102によって選択される。
(S506)選択された端末に対してポーリングCF-Pollを送信する。尚、以前に他の端末からデータパケットを正常に受信していたならば、当該他の端末に対するCF-Ackを含めることもできる。
(S507)ポーリングCF-Pollを送信した端末から、データパケットを受信する。このとき、ポーリングを正常に受信した旨のCF-Ackが含められていてもよい。更に、当該端末における次のコンテンションウィンドウが含められていてもよい。次のコンテンションウィンドウは、次のコンテンションウィンドウリストに登録される。
(S508)コンテンションウィンドウリストから、ポーリングを送信した端末を削除する。このとき、全ての端末のコンテンションウィンドウから、削除した当該端末のコンテンションウィンドウと重複している時間を削除する。
(S509)コンテンションウィンドウリストの端末の全てに、ポーリングを送信したかを判断する。ここでは、コンテンションウィンドウリストに、コンテンションウィンドウが残存している端末があれば、S504からの処理を繰り返す。
(S510)最終的に、コンテンションフリー期間が終了した旨を全ての端末へ通知するべく、CF-Endを送信する。このとき、データパケットを正常に受信した旨のCF-Ackが含められていてもよい。
図6は、図4A及び4Bにおける中継局を介した場合の第1のシーケンス図である。
図6のシステムによれば、アクセスポイント1の圏内に、端末21及び中継局3が存在し、中継局3の配下となる圏内に、更に端末22及び23が存在する。但し、端末22及び23は、アクセスポイント1と直接的に通信することができない。
ここでは、アクセスポイント1と直接的に通信できない端末に対しても、中継局を介することにより、公平な送信機会を与える方法について説明する。端末21〜23は、アクセスポイント1へ送信すべきデータパケットを有し、次の送信機会を待っているものとする。本発明によれば、最初に、コンテンションウィンドウ導出部201によって、コンテンションウィンドウを発生させる。各端末が導出したコンテンションウィンドウ数が、例えば以下のような値であったとする。
端末21 コンテンションウィンドウ=6
中継局 コンテンションウィンドウ=2
端末22 コンテンションウィンドウ=8
端末23 コンテンションウィンドウ=7
(S601)アクセスポイント1は、最初に、ビーコン信号を放送的に送信する。ビーコン信号を受信した端末21及び中継局3は、コンテンションフリー期間に移行したことを認識する。
(S602)次に、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いてポーリングCF-Pollを中継局3へ送信する。
(S603)ポーリングを受信した中継局3は、アクセスポイント1と通信できない端末22及び23に対して中継問い合わせ信号を送信する。中継局3と、中継問い合わせ信号を受信した端末22及び22は、コンテンション期間に移行する。
(S604)端末23は、コンテンションウィンドウ=7に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージを中継局3へ送信する。
(S605)端末22は、コンテンションウィンドウ=8に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージを中継局3へ送信する。
(S606)中継局3は、端末22及び23から受信したコンテンション通知メッセージに基づいて、端末毎のコンテンションウィンドウリストを作成し、そのリストをアクセスポイント1へ送信する。尚、このとき、CF-Pollに対するCF-Ackも含む。アクセスポイント1は、中継局3から受信したコンテンションウィンドウリストを、自局のコンテンションウィンドウリストに含める。
(S607)アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いてポーリングCF-Pollを端末21へ送信する。尚、このとき、中継局3に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した中継局3は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S608)その後、アクセスポイント1は、S603〜S605と同様のコンテンション期間だけ待機する。この期間は、端末21が中継局であった場合を想定し、その先に位置する端末からのコンテンションウィンドウ通知メッセージを収集するために必要だからである。
(S609)端末21は、自局のみが含まれるコンテンションウィンドウリストをアクセスポイント1へ送信する。このとき、CF-Pollに対するCF-Ackも含む。アクセスポイント1は、端末21から受信したコンテンションウィンドウリストを、自局のコンテンションウィンドウリストに含める。
(S610)アクセスポイント1は、コンテンションウィンドウリストを収集すると、ポーリング送信部103を用いて、全ての端末21〜24に対してCF-Endを送信する。このとき、端末21に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末21は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S611)アクセスポイント1は、ビーコン信号を放送的に送信する。ビーコン信号を受信した端末21及び中継局3は、コンテンションフリー期間に移行したことを認識し、送信許可待ち状態を継続してポーリングを待つ。
(S612)アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、最初に送信機会を与える端末を選択する。このとき、コンテンションウィンドウが最も小さい中継局3が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いてポーリングCF-Pollを中継局3へ送信する。
(S613)ポーリングを受信した中継局3は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、中継局3のコンテンションウィンドウ2が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S614)アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。このとき、コンテンションウィンドウが最も小さい端末21が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いてポーリングCF-Pollを端末21へ送信する。尚、このとき、中継局3に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した中継局3は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S615)ポーリングを受信した端末21は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットをアクセスポイント1へ送信する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末21のコンテンションウィンドウ4が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S616)アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。コンテンションウィンドウが最も小さい端末23が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて中継局3に対して、端末23のポーリングCF-Pollを送信する。尚、このとき、端末21に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した端末21は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S617)中継局3は、受信した端末23のポーリングCF-Pollを、端末23へ転送する。
(S618)ポーリングCF-Pollを受信した端末23は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットを中継局3へ送信する。
(S619)中継局3は、端末23から受信したデータパケットを、アクセスポイント1へ転送する。このとき、アクセスポイント1に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信したアクセスポイント1は、ポーリングが正常に受信されたことを確認する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末23のコンテンションウィンドウ1が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。
(S620)アクセスポイント1は、ポーリング端末選択部102によって、次に送信機会を与える端末を選択する。最後に、残っている端末22が選択される。そして、アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて中継局3に対して、端末22のポーリングCF-Pollを送信する。尚、このとき、中継局3に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した中継局3は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S621)中継局3は、受信した端末22のポーリングCF-Pollを、端末22へ転送する。
(S622)ポーリングCF-Pollを受信した端末22は、CF-Pollに対するCF-Ackと共に、送信待機していたデータパケットを中継局3へ送信する。
(S623)中継局3は、端末22から受信したデータパケットを、アクセスポイント1へ転送する。このとき、アクセスポイント1に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信したアクセスポイント1は、ポーリングが正常に受信されたことを確認する。尚、コンテンションウィンドウリストについて、端末22のコンテンションウィンドウ1が、全てのコンテンションウィンドウから減算される。これにより、コンテンションウィンドウリストは空となり、送信待機していた全ての端末にポーリングが送信されたことで終了する。
(S624)アクセスポイント1は、コンテンションウィンドウリストの全ての端末に送信機会が与えられたことを確認すると、ポーリング送信部103を用いて、端末21及び中継局3に対してポーリングCF-Endを送信する。尚、このとき、中継局3に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した中継局3は、データパケットが正常に受信されたことを確認する。
(S625)中継局3は、更に端末22及び23に対してポーリングCF-Endを送信する。
図7は、図4A及び図4Bについて中継局を介した場合の第2のシーケンス図である。S701〜S706は、図6のS601〜S606と全く同様である。図7は、ポーリングを送信する対象となるものを中継局に限定している点で、図6と異なる。
(S707)アクセスポイント1は、ポーリング送信部103を用いて、中継局3に対してポーリングCF-Endを送信する。CF-Endを受信した中継局3は、コンテンションフリー期間へ移行したことを認識する。尚、このとき、中継局3に対するCF-Ackも送信する。CF-Ackを受信した中継局3は、コンテンションウィンドウリストが正常に受信されたことを確認する。
(S708)端末21は、コンテンションウィンドウ=6に相当するバックオフ時間だけ待機した後で、コンテンションウィンドウ通知メッセージをアクセスポイント1へ送信する。アクセスポイント1のコンテンションウィンドウリスト登録部101は、端末21のコンテンションウィンドウ6をリストに登録する。
(S709)ここでは、一定のコンテンション期間が確保される。
S710以降のシーケンスは、図6のS611以降のシーケンスと全く同様である。図6によれば、アクセスポイント1の圏内に存在する通信装置が中継局か又は端末かの区別なしに、中継局の圏内に存在する端末におけるコンテンション期間が必要となる。これに対し、図7によれば、アクセスポイント1の圏内に存在する中継局が予め決定されており、中継局に対してのみコンテンション期間が設けられる。従って、中継局が予め決定されている場合には図7のシーケンスの方が、無通信時間が少なくなる。
前述した本発明におけるメディアアクセス制御方法、端末、アクセスポイント及びプログラムの種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略を、当業者は容易に行うことができる。特に、IEEE802.11標準規格の無線LANシステムについて説明しているが、無線ネットワークを介したシステムに適用できる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
DCFのシーケンス図である。 PCFのシーケンス図である。 図2に対して、送信すべきデータパケットが無い場合のシーケンス図である。 本発明における基本的な機能構成図及びシーケンス図である。 図4Aに続くシーケンス図である。 本発明におけるアクセスポイントのフローチャートである。 図4A及び図4Bについて中継局を介した場合の第1のシーケンス図である。 図6Aに続くシーケンス図である。 図4A及び図4Bについて中継局を介した場合の第2のシーケンス図である。
符号の説明
1 アクセスポイント
101 コンテンションウィンドウリスト登録部
102 ポーリング端末選択部
103 ポーリング送信部
104 データ送受信部
2、21〜24 端末
201 コンテンションウィンドウ導出部
202 コンテンションウィンドウ送信部
203 ポーリング受信部
204 データ送受信部
3 中継局

Claims (14)

  1. アクセスポイントが無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するシステムにおけるアクセス制御方法において、
    コンテンション期間として、送信すべきデータパケットを有する前記端末が、コンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信する第1のステップと、
    コンテンションフリー期間として、前記アクセスポイントが、受信したコンテンションウィンドウを前記端末毎に登録し、小さいコンテンションウィンドウを有する前記端末から順にポーリングを送信する第2のステップと
    を有することを特徴とするアクセス制御方法。
  2. 前記端末が、前記ポーリングに応じて前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信する第3のステップを更に有することを特徴とする請求項1に記載のアクセス制御方法。
  3. 前記第2のステップについて、前記アクセスポイントは、
    最小コンテンションウィンドウを有する前記端末へポーリングを送信する第21のステップと、
    全ての端末におけるコンテンションウィンドウから前記最小コンテンションウィンドウだけを削除する第22のステップとを有し、
    前記コンテンションウィンドウを送信した端末の全てにポーリングを送信するまで、前記第21及び第22のステップを繰り返すことを特徴とする請求項1又は2に記載のアクセス制御方法。
  4. アクセスポイントが第1の無線ネットワークを介して中継局と通信し、該中継局が第2の無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するシステムにおけるアクセス制御方法において、
    前記アクセスポイントが、前記中継局へポーリングを送信する第1のステップと、
    前記中継局が、中継問い合わせ信号を前記端末へ送信する第2のステップと、
    送信すべきデータパケットを有する前記端末が、コンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記中継局へ送信する第3のステップと、
    前記中継局が、前記端末から受信したコンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信する第4のステップと、
    前記アクセスポイントが、前記中継局から受信したコンテンションウィンドウを前記端末毎に登録し、小さいコンテンションウィンドウを有する前記端末から順にポーリングを前記中継局へ送信する第5のステップと、
    前記中継局が、前記アクセスポイントから受信したポーリングを前記端末へ送信する第6のステップと
    を有することを特徴とするアクセス制御方法。
  5. 前記端末が、前記ポーリングに応じて前記データパケットを前記中継局へ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記中継局へ送信する第7のステップと、
    前記中継局が、前記端末から受信した前記データパケットと前記コンテンションウィンドウとを前記アクセスポイントへ転送する第8のステップと
    を更に有することを特徴とする請求項4に記載のアクセス制御方法。
  6. 前記第5のステップについて、前記アクセスポイントは、
    最小コンテンションウィンドウを有する前記端末へポーリングを送信する第51のステップと、
    全ての端末におけるコンテンションウィンドウから前記最小コンテンションウィンドウだけを削除する第52のステップとを有し、
    前記コンテンションウィンドウを送信した端末の全てにポーリングを送信するまで、前記第51及び第52のステップを繰り返すことを特徴とする請求項4又は5に記載のアクセス制御方法。
  7. 無線ネットワークを介してアクセスポイントと通信する端末において、
    コンテンションウィンドウをランダムに導出するコンテンションウィンドウ導出手段と、
    コンテンション期間について、前記コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信するコンテンションウィンドウ送信手段と、
    コンテンションフリー期間について、前記アクセスポイントから受信したポーリングに応じて前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信するデータ送受信手段と
    を有することを特徴とする端末。
  8. 前記データ送受信手段は、前記ポーリングに応じて前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信することを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 無線ネットワークを介してアクセスポイントと通信する端末におけるプログラムにおいて、
    コンテンションウィンドウをランダムに導出するコンテンションウィンドウ導出手段と、
    コンテンション期間について、前記コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信するコンテンションウィンドウ送信手段と、
    コンテンションフリー期間について、前記アクセスポイントから受信したポーリングに応じて前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信するデータ送受信手段と
    して前記端末を機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記データ送受信手段は、前記ポーリングに応じて前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信すると共に、次のコンテンションウィンドウをランダムに導出し、該コンテンションウィンドウを前記アクセスポイントへ送信するように、前記端末を機能させることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するアクセスポイントにおいて、
    コンテンション期間として、前記端末から受信したコンテンションウィンドウを、該端末毎に登録するコンテンションウィンドウリスト登録手段と、
    小さいコンテンションウィンドウを有する前記端末から順に、該端末を選択するポーリング端末選択手段と、
    前記端末へポーリングを送信するポーリング送信手段と、
    前記端末からデータパケットを受信するデータ送受信手段と
    を有することを特徴とするアクセスポイント。
  12. 前記データ送受信手段は、前記データパケットを前記端末から受信すると共に、次のコンテンションウィンドウを前記端末から受信し、
    前記コンテンションウィンドウリスト登録手段は、前記次のコンテンションウィンドウを、次のコンテンションウィンドウリストとして登録する
    ことを特徴とする請求項11に記載のアクセスポイント。
  13. 無線ネットワークを介して1つ以上の端末と通信するアクセスポイントにおけるプログラムにおいて、
    コンテンション期間として、前記端末から受信したコンテンションウィンドウを、該端末毎に登録するコンテンションウィンドウリスト登録手段と、
    小さいコンテンションウィンドウを有する前記端末から順に、該端末を選択するポーリング端末選択手段と、
    前記端末へポーリングを送信するポーリング送信手段と、
    前記端末からデータパケットを受信するデータ送受信手段と
    して前記アクセスポイントを機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 前記データ送受信手段は、前記データパケットを前記端末から受信すると共に、次のコンテンションウィンドウを前記端末から受信し、
    前記コンテンションウィンドウリスト登録手段は、前記次のコンテンションウィンドウを、次のコンテンションウィンドウリストとして登録する
    ように前記アクセスポイントを機能させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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