JP3433243B2 - 捕獲器 - Google Patents

捕獲器

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JP3433243B2 JP22496593A JP22496593A JP3433243B2 JP 3433243 B2 JP3433243 B2 JP 3433243B2 JP 22496593 A JP22496593 A JP 22496593A JP 22496593 A JP22496593 A JP 22496593A JP 3433243 B2 JP3433243 B2 JP 3433243B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネズミ、イタチ或いは
その他の食品や作物に害をなし、病原菌を媒介する動物
を捕獲し駆除するため、或いは、狩猟目的で野ウサギ、
野犬等を捕獲するのに用いる捕獲器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の駆除を対象とする動物に対して
は、大別して、毒薬を食物等に混入して直接に毒殺する
方法と、捕獲器により捕獲して後、これを水死させた
り、焼死させたりする方法が採られている。 毒殺は、
殺傷力そのものに問題はないが、人体(幼児等を含め)
に対する影響が大きいために取り扱い及び使用上に問題
があること、また、毒物を都合よく食べさせるための諸
条件を準備することに困難性があるところから、最近に
おいては殆ど利用されていない。 また、捕獲動物が狡
猾であったり、多少の毒を食しても死なないために、そ
の世代交代が行われて、当該毒にたいして抵抗力がつい
て効果が上がらないという問題もある。
【0003】これに対して、機械的或いは電気的手段を
用いて捕獲し、然る後に適宜の手段で殺す方法は、人体
にたいする安全性、取り扱い上の簡便性から多用されて
おり、各種の改良案が提案されている。 また、狩猟を
目的とする場合には、生け捕りを目的とする場合には勿
論のこと、食用とする場合にも当然に毒薬を利用できな
い。
【0004】本発明者は、先に、実公平1−8126号
公報(実用新案登録第1793864号)において、こ
の種の機械的作動によってネズミ等を捕獲できる捕獲具
を提案している。
【0005】在来の捕獲具は、ネズミ等が捕獲具の本体
内に設置した餌につられて内部に侵入し、この侵入時の
ネズミの動き或いは餌に食いついたときのネズミの動作
を利用し、その侵入路の扉を遮断するという方法を採る
ものであった。 その為、1匹のネズミが内部に侵入し
て餌を齧るなりして扉が遮断されると、ネズミが続けて
内部に侵入して来ない限り、1匹しか捕獲できなかった
のである。
【0006】本発明者の提案した上記実用新案の最も大
きな特徴は、その捕獲方法として、捕獲具への侵入は何
匹でも可能であり、内部に侵入したネズミが外に出よう
としたときに初めて扉が遮断されるようにした点にあ
り、その結果、親ネズミが侵入し、餌を食しているのを
見て安全と思った子ネズミが時間的に間隔をもって侵入
してくることが可能となり、その結果、多数匹のネズミ
が一度に内部に侵入する状態を具現でき、大量捕獲を可
能にするものであった。
【0007】本発明者の提案した上記考案は、大量捕獲
を可能にするという点において画期的なものであった
が、その扉の開閉構造にリンク機構を用いるという複雑
な構造を採用しており、製作コストが高く付く欠点があ
り、しかも、最初のネズミが侵入した時に、このネズミ
が扉を通過するや否や扉が閉鎖される構成が作用されて
いた為に、後続するネズミが僅かの時間間隔(少し長い
時間間隔であれば問題ない)で続いて侵入しようとした
時に(親ネズミと子ネズミのような場合)、最初のネズ
ミが扉を閉鎖するリンク機構を作動させることで、扉が
本体のフレームに衝突して出す大きな音に驚いたり、扉
が起立する動作に驚いたりして、その場から逃げてしま
うという問題があり、本来、侵入が常時容易で外部へ逃
げ出すことを阻止するという新しい考えが採り入れられ
ているにも関わらず、その利点が充分に発揮できないと
いう欠点があった。
【0008】そこで、本発明者は、一旦侵入すると容易
に外部へ逃げ出すことができないようにして一度に多数
のネズミ等を捕獲をすることができながら、その多数の
ネズミをスムースに連続して侵入させることができ、し
かも、その構成をシンプルなものとするために特願平4
−265282号において、本体に少なくとも1つの侵
入口を設け、該侵入口を開閉機構により開閉自在とした
捕獲器であって、前記開閉機構を構成するに、扉の一端
を水平軸心の回りに回動自在に設け、該扉を作動させる
踏み板を、前記扉よりも前記本体の内側に位置させて並
置し、該踏み板の略中間位置を回動軸芯として揺動自在
に枢着し、且つ、前記扉を、その先端部が前記踏み板の
回動軸芯を越える長さに構成し、作動時においてその先
端側が下方向に踏み込まれた時に基端側が前記扉の下側
の回動軸芯近くのカム面に接当して前記扉を上方に回動
変位させ、常時は前記扉が略水平状態に回動復帰して前
記踏み板を略水平状態に復帰させるように構成する、と
いう手段を提案した。
【0009】しかし、この提案の技術は、前記扉を揺動
させるために、踏み板を梃としてこじり作用で扉を上方
に持ち上げていた。 即ち、踏み板の前端部を扉の下面
に接当させ、ネズミ等が捕獲器の内側から踏み板に乗っ
たときに、その踏み板の前端部が、作用点として扉の下
面を押し上げ、この扉の立ち上がりによって侵入口を閉
鎖するようにされていた。
【0010】このような構成の為、踏み板の前端部の僅
かな変形や扉の接当下面部の僅かな変形によっても、扉
の立ち上がりの角度が大きく変化する問題があり、侵入
口の確実な閉鎖が行い難いという問題があった。 この
両者の変形は、同時に扉と踏み板との接当箇所での引っ
掛かり現象の発生も意味し、立ち上がった扉がスムース
に原位置に復帰できないという事態の発生もある。ま
た、扉が常時踏み板に乗った状態であるので、扉の重量
がそのまま踏み板に掛かり、ネズミ等が踏み板を踏んだ
ときの作動の感度が鈍くなるという問題もある。
【0011】そこで、本発明者は、こうした問題解決の
ために、特願平5−163760号において、捕獲器の
本体に少なくとも1つの侵入口を設け、該侵入口を開閉
機構により開閉自在とし、前記開閉機構を構成するに、
板状扉を、前記侵入口の幅方向に伸びる水平軸心の回り
にシーソー方式で揺動自在に設け、該水平軸心を中心と
して板状扉の侵入口側を長く、奥側を短く構成し、該板
状扉の後端部に踏み板の前端部を折曲自在に連結し、該
踏み板の踏み込みに際して、その後端部が前記本体の底
部に実質的に接当するように構成し、前記踏み板の踏み
込みによって前記板状扉を前記水平軸心の回りに揺動し
て前記本体の侵入口を実質的に閉鎖し、該踏み板の踏み
込み解除によって前記侵入口を開放するよう構成した捕
獲器を提案した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる捕獲
器においては、ネズミ等が侵入してきて板状扉から踏み
板に渡る時に、板状扉と踏み板との連結部が水平軸心よ
りも後側(奥側)に位置するため、ネズミが踏み板に前
脚を移したときに、踏み板がその連結部で下方に折れ曲
がり、踏み板の後端部が跳ね上がり、音を立ててネズミ
が驚くと同時に、踏み板の下方への変位にもネズミが驚
くという問題がある。 この踏み板の下方への変位は、
ネズミの前脚だけが踏み板に掛かったときに起きるの
で、ネズミは其処から後退して逃げてしまうのである。
こうした事態が発生すると、捕獲器の周囲を徘徊して
いる後続のネズミも寄り付かなくなるのである。
【0013】本発明は、かかる問題に鑑み、捕獲器に侵
入したネズミ等が出ることができない(多数の連続して
の侵入は許容する)ようにした捕獲器に於いて、その板
状扉の開閉機構が構造簡単でありながら、踏み板の躍り
によってネズミ等が驚くことがないようにして、連続し
た侵入をスムースに行い得るようにすることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる捕獲器
は、上記目的を達成するために、捕獲器の本体1に少な
くとも1つの侵入口2を設け、該侵入口2を開閉機構4
により開閉自在とし、前記開閉機構4を構成するに、板
状扉5を、前記侵入口2の幅方向に伸びる水平軸心6の
回りにシーソー方式で揺動自在に設け、該水平軸心6を
中心として板状扉5の侵入口2側を長く、奥側である後
端部5a側を短く構成し、該板状扉5の後端部5aに踏
み板7の前端部7bを折曲自在に連結し、該踏み板7の
踏み込みに際して、その後端部7aが前記本体1の底部
に実質的に接当するように構成し、前記踏み板7の踏み
込みによって前記板状扉5を前記水平軸心6の回りに揺
動して前期本体1の侵入口2を実質的に閉鎖し、該踏み
板7の踏み込み解除によって前記侵入口2を開放するよ
う構成した捕獲器において、前記板状扉5の水平軸心6
の近傍の後端部5aよりも進入口2側の部分において、
該板状扉5を、前記水平軸心6と平行な折曲軸線(X)
で下方にのみ折り曲げ自在に構成し、捕獲対象動物の体
重による前記板状扉5の折り曲げ状態において、前記の
後端部5aが、前記水平軸心6を中心として、略垂直状
態となるように構成する、という手段を講じたのであ
る。
【0015】また、上記踏み板7の踏み込みにおいて、
該踏み板7の後端部7aが接当する少なくとも1個の係
止突起8を設け、且つ、前記踏み板7の後端部7aの下
側に弾性体9を設け、前記踏み板7の踏み込み解除時に
該踏み板7の後端部7aが前記係止突起8よりも上方
で、且つ、僅かに係止突起8を越え、前記板状扉5を踏
み込んだときには前記踏み板7の後端部7aが前記係止
突起8よりも前側に位置するよう構成するのが好まし
い。 更に、上記踏み板7と板状扉5との折曲自在は、
両者の枢着連結によって行われるのが好ましく、その下
方への折れ曲がりにおいて、板状扉5の後端部5aの略
垂直の変位は、90度の傾斜である必要はなく、80度
であっても、70度の傾斜で止まる状態であっても良
い。
【0016】尚、本発明において、前記踏み板7と板状
扉5との折曲自在は、両者の枢支軸による枢着以外に、
例えば、両者をプスチック等の可撓性材料で製作する場
合には、両面から切り込みを入れたり、その材質の特性
による折曲を利用してもよく、また、蝶番等適宜の手段
を用い得る。 そして、板状扉5の折曲軸線(X)での
折り曲げについても、プスチック等の切り込み5’とい
う素材の特性を利用する以外に、一方向への折り曲げの
みを可能にする蝶番を用いてもよい。 また、上記板状
扉5の前端部5bの下側は、捕獲器の低部でも、また、
露地、建物の床であってもよい。
【0017】
【作用】本発明によれば、例えば、ネズミMが侵入して
くる場合、ネズミMの侵入時に板状扉5に掛かる体重を
利用して板状扉5を折曲軸線Xで折り曲げ、これに連動
して板状扉5の後端部5aを、その水平軸芯6を中心と
して、略垂直とすることで、前記踏み板7の前端部7b
にネズミMの前脚が移行して乗っても踏み板7を下方に
押し下げようとする荷重(分力)が殆ど水平軸芯6に掛
かるとことと、同時に踏み板7の後端部7aと本体1の
低面との接触による摩擦抵抗とによって、踏み板7の安
定姿勢が維持される。 その結果、踏み板7を、その板
状扉5との枢着部を中心として、水平状態に復帰させよ
うとする回動力が極めて小さくなり、踏み板7の姿勢
(前上がり、後端下がり)が安定する。 従って、ネズ
ミMの奥側への侵入に伴ってこの踏み板が勝手に躍って
音を立て、そのネズミM及び近辺に徘徊する後続のネズ
ミMを驚かすということがないのである。そして、ネズ
ミMが踏み板7を通過して奥に入ると、踏み板7の後端
部7aと本体1の低面との摩擦抵抗が減少し、その結
果、踏み板7の自重によって踏み板7が下方へ変位し、
その際、踏み板7に連動連結された板状扉5の後端部5
aが、水平軸心6の回りに回動し、これによって板状扉
5は図3に仮想線で示す原位置に復帰するのである。
【0018】尚、板状扉5をプラスチック板で構成し、
その折り曲げを、プラスチック板に対する切り込み5’
で得る場合には、その製造が簡単に行い得る。
【0019】
【実施例】本発明の捕獲器の好適一実施例について、図
1乃至図5に基づいて以下詳細に説明する。図1乃至図
5に示すように、金網3で構成した捕獲器の本体1の前
後に各1つの侵入口2を夫々設け、該侵入口2を夫々開
閉機構4により開閉自在に構成してある。 この開閉機
構4は、次ぎのように構成してある。 即ち、板状扉5
を、前記侵入口2の幅方向に伸びる水平軸芯6の回りに
シーソー方式で揺動自在に儲け、該水平軸心を中心とし
て板状扉5の侵入口2側を長く、奥側である後端部5a
を短く構成してある。 そして、前記板状扉5の後端
部5aに踏み板7を折曲自在に枢支軸11を介して枢支
連結し、該踏み板7の踏み込みに際して、その後端部7
aが前記本体1の底部に実質的に接当するように構成
し、前記踏み板7の踏み込みによって前記板状扉5を前
記水平軸心6の回りに揺動して前期本体1の侵入口2を
実質的に閉鎖し、該踏み板7の踏み込み解除によって前
記侵入口2を開放するように構成してある。
【0020】そして、前記板状扉5は、その前記板状扉
5の水平軸心6の近傍の後端部5aよりも侵入口2側の
部分において、該板状扉5を、前記水平軸心6と平行な
折曲軸線(X)で切り込み5’を入れることで、下方に
のみ折り曲げ自在に構成されおり、ネズミM(捕獲対象
動物)の体重による前記板状扉5の折り曲げ状態におい
て、前記の後端部5aが、前記水平軸心6を中心とし
て、略垂直状態となるように構成されている。 そし
て、この板状扉5の折り曲げに連動して、該板状扉5の
後端部5aを、その水平軸芯6を中心として、略垂直と
することで、前記踏み板7の前端部7bにネズミMの前
脚が移行して乗っても踏み板7を下方に押し下げようと
する荷重(分力)が殆ど水平軸芯6に掛かるようにされ
ている。 この構造により、前記踏み板7を、その板状
扉5との枢着部を中心として、水平状態に復帰させよう
とする回動力が極めて小さくなり、同時に踏み板7の後
端部7aと本体1の低面との接触による摩擦抵抗によっ
て、踏み板7の姿勢(前上がり、後端下がり)が安定
し、ネズミMの奥側への侵入に伴ってこの踏み板が勝手
に躍って音を立て、そのネズミM及び近辺に徘徊する後
続のネズミMを驚かすということがないのである。
【0021】そして、上記踏み板7の踏み込みにおい
て、該踏み板7の後端部7aが接当する1個の係止突起
8(本体1の底部の内出し)を設け、且つ、前記踏み板
7の後端部7aの下側に弾性体の一例としてのスプリン
グ9を設け、前記踏み板7の踏み込み解除時に該踏み板
7の後端部7aが前記係止突起8よりも上方で、且つ、
僅かに係止突起8を越え、前記板状扉5を踏み込んだと
きに前記踏み板7の後端部7aが前記係止突起8よりも
前側に位置するよう構成してある。
【0022】尚、一旦内部に入ったネズミが逃げようと
するときには、図4に示すように、ネズミが踏み板7に
前脚を載せると、踏み板7が水平軸芯6回りに回動自在
であるため、この踏み板7が枢支軸11回りに僅かに前
方に変位し、前記係止突起8の上方に位置するその後端
部7aが、前記係止突起8の前側に落ち込み、ここに係
止、固定されることとなって、前記板状扉5の閉鎖がネ
ズミの体重によって固定されるのである。 この際、前
記板状扉5の折曲軸線(X)では、これを上向きに折り
曲げしようとする力が作用するが、ここでは下向きのみ
の折り曲げ可能であるので、折れ曲がることがない。図
中、Mはネズミを、Fは餌を示す。
【0023】尚、図5に示すように、上記スプリング9
は、均等な弾性体として、スポンジ9’に代えてもよ
く、また、均等な弾性変位量を有するゴム等を用いても
よい。また、図5に示すように、均等な係止機構を発揮
する凹部8’を、上記係止突起8に代えて、本体1の底
板に形成しても良い。
【0024】
【発明の効果】板状扉の侵入口開閉を常時確実に行い得
ると共に踏み板の動作に対する板状扉の起立揺動が感度
よく行い得るという効果を奏するものでありながら、特
に、本発明においては、ネズミ等の侵入時に板状扉に掛
かる体重を利用して板状扉の途中を下方に折り曲げ、こ
れに連動して板状扉の後端部を略垂直状態とすること
で、その踏み板の前端部にネズミの前脚が移行して乗っ
ても、踏み板が、その水平軸芯回りに回動し難くなっ
て、同時に踏み板の後端部と本体の低面との接触による
摩擦抵抗によって踏み板の姿勢が安定し、ネズミの奥側
への侵入に伴ってこの踏み板が勝手に躍って音を立て、
ネズミ等を驚かすということがないのである。これによ
って、ネズミ等をスムースに連続して捕獲器に誘導し、
一度に多数を捕獲するという本来の目的が一層確実に達
成できるという顕著な効果を奏するのである。 そし
て、板状扉をプラスチック板で構成し、その折り曲げ
を、プラスチック板に対する切り込みで得ることができ
るようにすれば、その製造が簡単に行い得ると共にコス
ト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる捕獲器の全体の斜視図である。
【図2】本発明にかかる捕獲器の開閉機構の非作動時を
示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる捕獲器の一使用状態を説明する
要部の縦断側面図である。
【図4】本発明にかかる捕獲器の他の使用状態を説明す
る要部の縦断側面図である。
【図5】本発明にかかる捕獲器の別実施例の使用状態を
説明する要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 侵入口 3 金網 4 開閉機構 5 板状扉 5’切り込み 5a 板状扉の後端部 5b 板状扉の前端部 6 水平軸芯 7 踏み板 7a 踏み板の後端部 7b 踏み板の前端部 X 折曲軸線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捕獲器の本体1に少なくとも1つの侵入口
    2を設け、該侵入口2を開閉機構4により開閉自在と
    し、前記開閉機構4を構成するに、板状扉5を、前記侵
    入口2の幅方向に伸びる水平軸心6の回りにシーソー方
    式で揺動自在に設け、該水平軸心6を中心として板状扉
    5の侵入口2側を長く、奥側である後端部5a側を短く
    構成し、該板状扉5の後端部5aに踏み板7の前端部7
    bを折曲自在に連結し、該踏み板7の踏み込みに際し
    て、その後端部7aが前記本体1の底部に実質的に接当
    するように構成し、前記踏み板7の踏み込みによって前
    記板状扉5を前記水平軸心6の回りに揺動して前期本体
    1の侵入口2を実質的に閉鎖し、該踏み板7の踏み込み
    解除によって前記侵入口2を開放するよう構成した捕獲
    器において、前記板状扉5の水平軸心6の近傍の後端部
    5aよりも進入口2側の部分において、該板状扉5を、
    前記水平軸心6と平行な折曲軸線(X)で下方にのみ折
    り曲げ自在に構成し、捕獲対象動物の体重による前記板
    状扉5の折り曲げ状態において、前記の後端部5aが、
    前記水平軸心6を中心として、略垂直状態となるように
    構成した捕獲器。
  2. 【請求項2】 上記踏み板7の踏み込みにおいて、該踏
    み板7の後端部7aが接当する少なくとも1個の係止突
    起8を設け、且つ、前記踏み板7の後端部7aの下側に
    弾性体9を設け、前記踏み板7の踏み込み解除時に該踏
    み板7の後端部7aが前記係止突起8よりも上方で、且
    つ、僅かに係止突起8を越え、前記板状扉5を踏み込ん
    だときには前記踏み板7の後端部7aが前記係止突起8
    よりも前側に位置するよう構成した請求項1の捕獲具。
  3. 【請求項3】 上記板状扉5がプラスチック板で形成さ
    れ、前記折曲軸線(X)における前記プラスチック板の
    下面の切り込み5’によって、該記板状扉5が下方への
    み折り曲げられるように構成されている請求項1又は2
    の捕獲具。
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