JP3433139B2 - 光接続箱における部品保持構造 - Google Patents

光接続箱における部品保持構造

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JP3433139B2
JP3433139B2 JP19728399A JP19728399A JP3433139B2 JP 3433139 B2 JP3433139 B2 JP 3433139B2 JP 19728399 A JP19728399 A JP 19728399A JP 19728399 A JP19728399 A JP 19728399A JP 3433139 B2 JP3433139 B2 JP 3433139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバコード同
士の接続部が収納される光接続箱における部品保持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光接続箱内の接続部に
は、光ファイバコード同士を接続する光コネクタを用い
た接続部と、光ファイバコード同士を融着又は機械的接
合により接続する融着等接続部とがある。
【0003】光コネクタ接続部は、各光ファイバコード
の端部に設けられた一対のプラグがアダプタに差し込ま
れて構成され、このアダプタは光接続箱内の内側底面と
いった配置スペースの特定の場所にネジや接着剤で固定
される。また、光コネクタ接続部が多数有る場合には、
複数の光コネクタが1つのホルダに保持され、このホル
ダが光接続箱内の配置スペースの特定の場所にネジや接
着剤で固定される。
【0004】融着等接続部は、スチール棒等が挿入され
た融着補強スリーブ等が被されて機械的な補強が行わ
れ、融着又は接合箇所が保護されている。融着等接続部
が多数有る場合にも、光コネクタ接続部と同様に、複数
の融着補強スリーブ等が1つのホルダに保持され、この
ホルダが光接続箱内の配置スペースの特定の場所にネジ
や接着剤で固定される。
【0005】また、光接続箱内における光ファイバコー
ドの余長処理は、配置スペースに予め固定されたフック
などに巻き付けられて行われている。このフックは、配
置スペース上において、円または楕円または長円を描く
ように一定間隔をあけて配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光接続箱における部品保持構造では、光コネクタア
ダプタ、光コネクタホルダ、融着補強スリーブ等ホル
ダ、フックといった部品の配置スペースにおける位置が
固定される。このため、光ファイバコードの処理形態
は、各部品の位置を一旦固定すると、以後変更すること
は出来ない。
【0007】よって、各部品の位置を一旦固定すると、
光ファイバコードや光ファイバケーブルを光接続箱の中
に導入する導入口や、これらを光接続箱の外へ導出する
導出口の位置が特定されてしまう。そのため、現実の様
々な施工状態に適合させる必要性から、例えば、導入口
を光接続箱の右側、導出口を光接続箱の左側に設けた光
接続箱や、導入口を光接続箱の上側、導出口を光接続箱
の下側に設けた光接続箱といった異なる複数のタイプの
光接続箱を予め揃えておかなければならなかった。
【0008】また、ホルダを用いた光接続箱における部
品保持構造では、光コネクタや融着補強スリーブ等をホ
ルダが把持する構造であるため、このホルダ部分の厚み
だけ光接続箱の高さ寸法が高くなっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、ケーブルスペース内
に通されて建物の複数階の間に切断されることなくわた
された,複数本の光ファイバコードからなるサブケーブ
ルが複数本束ねられたサブグループ化光ファイバケーブ
ルから引き出され,敷設が必要とされる階で切断された
前記サブケーブル中の前記光ファイバコードと、その階
に敷設される光ファイバコードとの接続部が収納される
光接続箱内の配置スペースの任意の位置に、光ファイバ
コード又は接続部又はその両方を面ファスナで保持する
ことを特徴とする。
【0010】本構成では、建物の複数階の間に切断され
ることなくわたされたサブグループ化光ファイバケーブ
ルからサブケーブルを引き出してその中の光ファイバコ
ードを建物のある階に敷設する際、光ファイバコード又
は接続部又はその両方が面ファスナを用いて光接続箱内
配置スペースの任意の場所に保持される。また、一旦
保持された後においても保持位置を変更することが出来
る。
【0011】また、本発明は上記構成において、面ファ
スナが、互いに着脱可能に係合する雄型面ファスナと雌
型面ファスナとから構成され、その一方の面ファスナは
配置スペースの全面又は一部に貼られ、その他方の面フ
ァスナは帯状に形成されて光ファイバコード又は接続部
又はその両方を一方の面ファスナとの間に挟み込んで配
置スペースに保持することを特徴とする。
【0012】本構成では、光ファイバコード又は接続部
又はその両方は、一方の面ファスナが貼られた範囲内の
配置スペースの任意の位置で、帯状の他方の面ファスナ
との間に挟み込まれて保持される。また、一旦保持され
た後においても、配置スペースに貼られた一方の面ファ
スナから帯状の他方の面ファスナを剥がして保持位置を
変更することが出来る。
【0013】また、本発明は上記構成において、帯状の
他方の面ファスナの一端が一方の面ファスナ又は光接続
箱の内側面に予め係止されていることを特徴とする。
【0014】本構成では、光ファイバコード又は接続部
又はその両方は、一端が係止された帯状の面ファスナが
届く範囲内の配置スペースの任意の位置で、配置スペー
スに貼られた面ファスナと帯状の面ファスナとの間に挟
み込まれて保持される。また、一旦保持された後におい
ても、配置スペースに貼られた面ファスナから帯状の面
ファスナを剥がして、帯状の面ファスナが届く範囲内に
おいて保持位置を変更することが出来る。
【0015】また、帯状の面ファスナの一端が予め係止
されているため、帯状の面ファスナを予め用意しておく
必要はなく、また、帯状の面ファスナが剥がれて紛失す
ることもない。
【0016】また、本発明は上記構成において、面ファ
スナが、互いに着脱可能に係合する雄型面ファスナと雌
型面ファスナとから構成され、一方の面ファスナは配置
スペースの全面又は一部に貼られ、他方の面ファスナは
接続部を保持するホルダの裏面に貼られていることを特
徴とする。
【0017】本構成では、ホルダは、面ファスナが貼ら
れた範囲内の配置スペースの任意の位置で、その裏面に
貼られた面ファスナと配置スペースに貼られた面ファス
ナとが係合することにより、配置スペースに保持され
る。また、一旦保持された後においても、配置スペース
に貼られた面ファスナからホルダの裏面に貼られた面フ
ァスナを剥がして保持位置を変更することが出来る。
【0018】また、本発明は上記構成において、接続部
が、光ファイバコード同士の各端部が光コネクタによっ
て光学的に接続され、面ファスナが、互いに着脱可能に
係合する雄型面ファスナと雌型面ファスナとから構成さ
れ、その一方の面ファスナは配置スペースの全面又は一
部に貼られ、その他方の面ファスナは光コネクタの裏面
に貼られていることを特徴とする。
【0019】本構成では、光コネクタが、面ファスナが
貼られた範囲内の配置スペースの任意の位置で、その裏
面に貼られた面ファスナと配置スペースに貼られた面フ
ァスナとが係合することにより、配置スペースに保持さ
れる。従って、光コネクタを保持するホルダは不要にな
り、しかも、光接続箱の高さ寸法はホルダ部分の厚みだ
け低くなる。また、光コネクタは、配置スペースに一旦
保持された後においても、配置スペースに貼られた面フ
ァスナから光コネクタの裏面に貼られた面ファスナを剥
がして保持位置を変更することが出来る。
【0020】また、本発明は、接続部が、光ファイバコ
ード同士の各端部が融着等によって光学的に接続され、
補強手段で機械的な補強が行われている接続部である場
合に、この接続部をホルダを用いずに帯状の面ファスナ
で直接配置スペースに挟み込んで保持する構成にするこ
とも出来る。
【0021】本構成でも、融着等接続部を保持するホル
ダは不要になり、しかも、光接続箱の高さ寸法はホルダ
部分の厚みだけ低くなる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明による光接続箱にお
ける部品保持構造の第1の実施形態について以下に説明
する。
【0023】図1(a)はこの第1の実施形態による部
品保持構造が適用された光接続箱を用いた光ファイバケ
ーブル敷設構造を示す概念図である。
【0024】この光ファイバケーブル敷設構造では、配
信盤等21から、1本のサブグループ化光ファイバケー
ブル22が引き出されている。このサブグループ化光フ
ァイバケーブル22は、EPS(エレクトリック・パワ
ー・シャフト)23を通ってビルの所定の階のフロアま
でわたされており、例えば図示するように、1F,2
F,3F,…nFの各フロアへ分岐型光接続箱24を介
して敷設される。
【0025】サブグループ化光ファイバケーブル22は
外径が例えば約16.5mmであり、同図(b)の横断
面図に示されるように例えば4本のサブケーブル26か
らなる。4本のうちの1本のサブケーブル26は1Fの
フロアに用いられ、他の3本のサブケーブル26は2
F,3F,4Fに用いられる。サブグループ化光ファイ
バケーブル26は、中心部に配置された合成樹脂製抗張
力ワイヤ27と共にパラ系アラミド繊維などの抗張力繊
維28に覆われ、合成樹脂製の3次外皮29に収納され
ている。この3次外皮29は各サブケーブル26を各階
のフロアに分岐する際、その一部が剥がされる。
【0026】サブケーブル26は例えば12本の光ファ
イバコード30からなり、各光ファイバコード30は、
パラ系アラミド繊維などの抗張力繊維31に覆われ、合
成樹脂製の2次外皮32に収納されている。光ファイバ
コード30は、中心部に光ファイバ素線33を有し、こ
の光ファイバ素線33の外周には、合成樹脂製の被覆3
4および1次外皮35が被されている。
【0027】図2は分岐型光接続箱24の構成を示す斜
視図である。
【0028】分岐型光接続箱24は長手方向の長さが3
00〜500mm程度であり、敷設が必要とされる階で
切断されたサブケーブル26中の光ファイバコード30
をその階に分岐するための端末処理部を構成している。
この分岐型光接続箱24は、サブケーブル26の切断部
を覆う一対の合成樹脂製の上部カバー41a,下部カバ
ー41bを有している。このカバー41a,41bはE
PS23に収納される容器を構成している。
【0029】上部カバー41aの長手方向両端部には、
サブグループ化光ファイバケーブルを取り込むための取
り込み口41i,41jがそれぞれ形成されている。ま
た、下部カバー41bの内側底面は配置スペース10と
して用いられており、この配置スペース10の領域41
e,41eを除く斜線部分には雌型面ファスナ41cが
両面接着剤などで貼られている。
【0030】領域41e,41eにはクランプ41g,
41hがそれぞれ固定されており、クランプ41gおよ
び41hは爪部41k,41mおよび41n,41pを
備えている。これら爪部41k,41mおよび41n,
41pがそれぞれ互いに係合することにより、3次外皮
29の剥がされたサブグループ化光ファイバケーブル2
2の各端部はクランプ41gおよび41hに挟まれて保
持固定される。サブグループ化光ファイバケーブル22
の保持固定位置は、クランプ41gおよび41hの幅の
範囲内で任意の位置にすることが出来る。
【0031】サブケーブル26の切断部の2次外皮32
を剥がして引き出された例えば4本の光ファイバコード
30a,30b,30c,30dの各端部は、それぞれ
光コネクタ1,2,3,4の各内部で直接融着接続され
る。なお、同図では光ファイバコード30は4本の光フ
ァイバコード30a〜30bしか示しておらず、残りの
他の光ファイバコード30は省略している。
【0032】例えば、光ファイバコード30aの端部
は、図4に示すようにEPS23から引き出され、その
光ファイバ素線33aの端部が、プラグ42a(図3参
照)内のセラミック・フェルール43aに仕込まれた光
ファイバ素線44aの他端に箇所45aで直接融着接続
される。光ファイバ素線44aの一端44a’は研磨済
みになっている。プラグ42aはこのフェルール43a
を内蔵して構成される。
【0033】このような現場付け可能な光コネクタ1〜
4、および上記の融着作業に用いられる融着機は、シー
メンス株式会社から製品名フューズライト・コネクタ、
およびフューズライト融着機として市販されている
(「FuseLite」はシーメンス株式会社の登録商
標である)。従来、光コネクタはコネクタ付き光コード
を融着接続したり、または光コネクタの研磨作業を現場
で行っていた。しかし、このフューズライト・コネク
タ、およびフューズライト融着機を用いることにより、
一端が研磨済みの光ファイバ素線44a,44b,44
c,44dを有するフェルール43a,43b,43
c,43dに光ファイバコード30a,30b,30
c,30dを現場で直接融着接続することが可能であ
る。
【0034】これらフェルール43a,43b,43
c,43dはプラグ42a,42b,42c,42dに
内蔵され、プラグ42a,42b,42c,42dは、
図3に示すように、光コネクタ1,2、3,4のアダプ
タ48a,48b,48c,48dの一方の差込口に挿
入される。また、アダプタ48a,48b,48c,4
8dの他方の差込口には、フロアに配線される光ファイ
バコード49a,49b,49c,49dの端部に設け
られたプラグ50a,50b,50c,50dが差し込
まれる。この結果、サブケーブル26中の光ファイバコ
ード30a,30b,30c,30dはフロアに配線さ
れる光ファイバコード49a,49b,49c,49d
に光学的に接続される。そして、このようにして構成さ
れた光コネクタ1,2は光コネクタホルダ48eに収納
され、光コネクタ3,4は光コネクタホルダ48fに収
納される。
【0035】光コネクタホルダ48e,48fの裏面に
は、雌型面ファスナ41cと着脱自在に係合する雄型面
ファスナ41d,41dが接着剤などでそれぞれ貼られ
ている。光コネクタホルダ48e,48fは、裏面に貼
られた雄型面ファスナ41dと配置スペース10に貼ら
れた雌型面ファスナ41cとが係合されて配置スペース
10に保持される。
【0036】また、分岐型光接続箱24には複数の帯状
の雄型面ファスナ41f,41f’が備えられており、
長い方の帯状面ファスナ41fは一端が下部カバー41
bの内側面41b’の下方部に予め接着剤等で係止され
ている。サブグループ化光ファイバケーブル22中の切
断されていない3本のサブケーブル26は、雌型面ファ
スナ41cが貼られた範囲内の配置スペース10の3箇
所において、帯状面ファスナ41fとの間に挟み込まれ
て保持される。また、切断されたサブケーブル26中の
光ファイバコード30a〜30dも、この3箇所におい
て、長い帯状面ファスナ41fとの間に挟み込まれて保
持される他、配置スペース10の他の箇所において、短
い帯状面ファスナ41f’との間に挟み込まれて保持さ
れてもいる。
【0037】本実施形態では、上述したように、光コネ
クタホルダ48e,48fは、雌型面ファスナ41cが
貼られた範囲内の配置スペース10の任意の位置で、そ
の裏面に貼られた雄型面ファスナ41dと配置スペース
10に貼られた雌型面ファスナ41cとが係合すること
により、配置スペース10に保持されている。3本のサ
ブケーブル26および光ファイバコード30a〜30d
も、雌型面ファスナ41cが貼られた範囲内の配置スペ
ース10の任意の位置で、帯状面ファスナ41f、41
f’との間に挟み込まれて配置スペース10に保持され
る。ただし、3本のサブケーブル26は、一端が係止さ
れた長い帯状面ファスナ41fが届く範囲内の配置スペ
ース10の任意の位置で保持される。
【0038】光コネクタホルダ48e,48fは、図示
するように一旦保持された後においても、配置スペース
10に貼られた雌型面ファスナ41cからその裏面に貼
られた雄型面ファスナ41dを剥がして保持位置を変更
することが出来る。また、3本のサブケーブル26およ
び光ファイバコード30a〜30dも、図示するように
一旦保持された後においても、配置スペース10に貼ら
れた雌型面ファスナ41cから帯状面ファスナ41f、
41f’を剥がして保持位置を変更することが出来る。
ただし、3本のサブケーブル26は、一端が係止された
長い帯状面ファスナ41fが届く範囲内において保持位
置を変更することが出来る。
【0039】このため、本実施形態による光接続箱にお
ける部品保持構造によれば、光ファイバコード30の処
理形態は、各部品の位置を一旦固定しても、以後、適宜
変更することが可能である。例えば、分岐型光接続箱2
4が設置される状況、成端部の長さ、コードやケーブル
の方向いかんに応じて自由に再配置することが出来る。
よって、従来のように、光ファイバコードや光ファイバ
ケーブルを光接続箱の中に導入する導入口や、これらを
光接続箱の外へ導出する導出口の位置が特定されてしま
うことはない。そのため、現実の様々な施工状態に適合
させる必要性から、異なる複数のタイプの光接続箱を予
め揃えておく必要はなくなる。
【0040】また、本実施形態では、長い帯状面ファス
ナ41fの一端が予め係止されているため、帯状面ファ
スナ41fを予め用意しておく必要はなく、また、帯状
面ファスナ41fが剥がれて紛失することもない。
【0041】また、本実施形態では、光コネクタホルダ
48e,48fの裏面に雄型面ファスナ41dを貼って
光コネクタ1〜4を光コネクタホルダ48e,48fを
介して配置スペース10に保持する場合について説明し
た。しかし、この光コネクタホルダ48e,48fの裏
面に雄型面ファスナ41dを貼らず、帯状面ファスナ4
1f,41f’を用いて光コネクタ1〜4および光コネ
クタホルダ48e,48f自体を配置スペース10に挟
み込んで保持する構成にすることも出来る。また、光コ
ネクタホルダ48e,48fの間近の部分における光フ
ァイバコード30a〜30dを帯状面ファスナ41f,
41f’で挟み込んで配置スペース10に保持し、光コ
ネクタホルダ48e,48fを配置スペース10に保持
する構成にすることも出来る。このような各構成におい
てもそれぞれ上記の作用効果が奏される。
【0042】また、光コネクタホルダ48e,48fを
用いず、光コネクタ1〜4の裏面に雄型面ファスナ41
dを貼り、この面ファスナ41dを配置スペース10に
貼られた雌型面ファスナ41cに係合させて、光コネク
タ1〜4を直接配置スペース10に保持させるように構
成することも可能である。
【0043】本構成では、光コネクタ1〜4が、雌型面
ファスナ41cが貼られた範囲内の配置スペース10の
任意の位置に保持され、また、配置スペース10に一旦
保持された後においても、光コネクタホルダ48e,4
8fの場合と同様にして保持位置を変更することが出来
る。従って、本構成でも上記の作用効果が奏される。
【0044】さらに、本構成では、光コネクタ1〜4を
保持する光コネクタホルダ48e,48fが不要になる
ため、分岐型光接続箱24の高さ寸法はホルダ部分の厚
みだけ低くなる。このため、分岐型光接続箱24の大き
さは小型化される。また、光コネクタホルダ48e,4
8fが不要になって部品点数が減るため、部品保持構造
が単純化されて分岐型光接続箱24の製品価格は低減さ
れる。
【0045】次に、本発明による光接続箱における部品
保持構造の第2の実施形態について以下に説明する。
【0046】この第2の実施形態における光接続箱にお
ける部品保持構造は、分岐型光接続箱24の内部の部品
保持構造が上記の第1の実施形態と異なるだけで、他の
装置構成は第1の実施形態と同様である。図5(a)は
この第2の実施形態による分岐型光接続箱24’の内部
構成を示す斜視図である。なお、同図において、図2と
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0047】本実施形態では、サブケーブル26中の光
ファイバコード30a〜30dとフロアに配線される光
ファイバコード49a〜49dとの各端部が融着等によ
って光学的に接続される。そして、これら融着等接続部
は、スチール棒等が挿入された融着補強スリーブ42
e,42f,42g,42hが被されてそれぞれ機械的
な補強が行われ、融着箇所が保護されている。
【0048】これら融着補強スリーブ42e〜42h
は、雌型面ファスナ41cが貼られた範囲内の配置スペ
ース10の任意の位置で、帯状面ファスナ41f’との
間に挟み込まれて配置スペース10に保持される。ま
た、3本のサブケーブル26および光ファイバコード3
0a〜30dも、上記の第1の実施形態と同様に、雌型
面ファスナ41cが貼られた範囲内の配置スペース10
の任意の位置で、帯状面ファスナ41f、41f’との
間に挟み込まれて配置スペース10に保持される。
【0049】融着補強スリーブ42e〜42hは、図示
するように一旦保持された後においても、配置スペース
10に貼られた雌型面ファスナ41cから帯状面ファス
ナ41f’を剥がして保持位置を変更することが出来
る。また、3本のサブケーブル26および光ファイバコ
ード30a〜30dも、図示するように一旦保持された
後においても、配置スペース10に貼られた雌型面ファ
スナ41cから帯状面ファスナ41f、41f’を剥が
して保持位置を変更することが出来る。
【0050】このため、本実施形態による光接続箱にお
ける部品保持構造においても、光ファイバコード30の
処理形態は、各部品の位置を一旦固定しても、以後、適
宜変更することが可能である。よって、上記の第1の実
施形態と同様、現実の様々な施工状態に適合させる必要
性から、異なる複数のタイプの光接続箱を予め揃えてお
く必要はなくなる。
【0051】また、この第2の実施形態では、融着補強
スリーブ42e〜42hを帯状面ファスナ41f’で配
置スペース10に保持する構造について説明した。しか
し、同図(b)に示すように、融着補強スリーブ42e
〜42hをホルダ48gに保持し、このホルダ48gを
介して融着補強スリーブ42e〜42hを配置スペース
10に保持する構造とすることも出来る。ホルダ48g
は、融着補強スリーブ42e〜42hを整列して挟持す
る溝部を備えたネオプレンゴム等で作られている。
【0052】この場合、ホルダ48gの裏面には、雌型
面ファスナ41cと着脱自在に係合する雄型面ファスナ
41dが貼られる。ホルダ48gは、その裏面に貼られ
た雄型面ファスナ41dと配置スペース10に貼られた
雌型面ファスナ41cとが係合することにより、配置ス
ペース10に保持される。
【0053】本構成においても、ホルダ48gは、配置
スペース10に一旦保持された後にも、配置スペース1
0に貼られた雌型面ファスナ41cからその裏面に貼ら
れた雄型面ファスナ41dを剥がして保持位置を変更す
ることが出来る。このため、このような光接続箱24’
における部品保持構造によっても、光ファイバコード3
0の処理形態は、各部品の位置を一旦固定しても、以
後、適宜変更することが可能である。よって、この構成
でも、同図(a)に示す保持構造と同様な作用効果が奏
される。
【0054】ただし、同図(a)に示す保持構造では、
ホルダ48gが用いられていないため、分岐型光接続箱
24’の高さ寸法はホルダ部分の厚みだけ低くなる。こ
のため、同図(a)に示す保持構造を有する分岐型光接
続箱24’の大きさは小型化される。また、ホルダ48
gが不要になって部品点数が減るため、部品保持構造が
単純化されて分岐型光接続箱24’の製品価格は低減さ
れる。
【0055】また、ホルダ48gの裏面に雄型面ファス
ナ41dを貼らず、帯状面ファスナ41f,41f’を
用いて融着補強スリーブ42e〜42hおよびホルダ4
8gを配置スペース10に挟み込んで保持する構成にす
ることも出来る。この構成においても上記の作用効果が
奏される。
【0056】次に、本発明による光接続箱における部品
保持構造の第3の実施形態について以下に説明する。
【0057】図6(a)はこの第3の実施形態による光
接続箱が用いられる光ファイバケーブル敷設構造の概念
を示す図である。
【0058】第1および第2の実施形態では、敷設が必
要とされる階で切断されたサブケーブル26中の光ファ
イバコード30をその階に分岐する成端処理部が、図1
(a)に示すように、EPS23内に収納された分岐型
光接続箱24および24’によって構成されていた。し
かし、本実施形態では、図6(a)に示すように、コネ
クタ付き光ファイバコードを用いた光成端箱91で成端
処理部が構成される。
【0059】つまり、配信盤等21から引き出された1
本のサブグループ化光ファイバケーブル22は、EPS
23を通ってビルの所定の階のフロアまでわたされてお
り、サブグループ化光ファイバケーブル22中のサブケ
ーブル26は例えば図示するように分岐され、1F,2
F,3Fの各フロアへそれぞれ光接続箱91を介して敷
設される。
【0060】この光接続箱91はEPS23の近くに設
置されており、同図(b)の概念図に示すように、サブ
ケーブル26中の光ファイバコード30a,30b,3
0c,30dがEPS23から引き出されている。これ
らの光ファイバコード30a,30b,30c,30d
は光接続箱91内に取り込まれている。光ファイバコー
ド30a,30bの各端部は、片端光コネクタ付き光フ
ァイバコード92a,92bの光コネクタが付いていな
い各端部に箇所93a,93bでそれぞれ融着接続され
る。
【0061】光ファイバコード92a,92bの片端に
予め付けられたプラグ94a,94bは、アダプタ95
a,95bの一方に差し込まれている。このアダプタ9
5a,95bの他方にはプラグ97a,97bが差し込
まれている。このプラグ97a,97bには、フロアに
配線される光ファイバコード96a,96bがそれぞれ
接続されている。従って、アダプタ95a,95bにこ
のようにプラグ94a,94bおよびプラグ97a,9
7bが差し込まれることにより、サブケーブル26中の
光ファイバコード30a,30bがフロアに配線される
光ファイバコード96a,96bに光学的に接続され
る。サブケーブル26中の光ファイバコード30c,3
0dも同様にしてフロアに配線される光ファイバコード
に光学的に接続される。
【0062】図7(a)は、光接続箱91内における、
上記の光ファイバコード30a,30bと光ファイバコ
ード96a,96bとの接続部の部品保持構造を示す斜
視図である。なお、同図において図2および図6と同一
又は相当する部分には同一符号を付してその説明は省略
する。また、図7(a)においては各光コネクタ5,6
が光コネクタホルダ48hに保持されている。また、光
ファイバコード30c,30dとフロアに配線される各
光ファイバコードとの接続部は図7においては省略して
いるが、光ファイバコード30a,30bと光ファイバ
コード96a,96bとの接続部と同様に構成されてい
る。
【0063】本実施形態では、配置スペースの全面に雌
型面ファスナ41cが貼られている。また、プラグ94
a,アダプタ95aおよびプラグ97aからなる光コネ
クタ5と、プラグ94b,アダプタ95bおよびプラグ
97bからなる光コネクタ6とは、同図(b)の一部拡
大斜視図に示すように、光コネクタホルダ48hに保持
されている。この光コネクタホルダ48hの裏面には、
配置スペース10に貼られた雌型面ファスナ41cと着
脱自在に係合する雄型面ファスナ41dが貼られてい
る。また、箇所93a,93bにおける光ファイバコー
ド30a,30bと光ファイバコード92a,92bと
の融着等接続部は、スチール棒等が挿入された融着補強
スリーブが被されて機械的な補強が行われ、融着等の箇
所が保護される。
【0064】本実施形態でも、光コネクタホルダ48h
は、雌型面ファスナ41cが貼られた範囲内の配置スペ
ース10の任意の位置で、その裏面に貼られた雄型面フ
ァスナ41dと配置スペース10に貼られた雌型面ファ
スナ41cとが係合することにより、配置スペース10
に保持される。光ファイバコード30a,30b、92
a,92b、96a,96bは、雌型面ファスナ41c
が貼られた範囲内の配置スペース10の任意の位置で、
帯状面ファスナ41f、41f’との間に挟み込まれて
配置スペース10に保持される。
【0065】光コネクタホルダ48hは、図示するよう
に一旦保持された後においても、配置スペース10に貼
られた雌型面ファスナ41cからその裏面に貼られた雄
型面ファスナ41dを剥がして保持位置を変更すること
が出来る。また、光ファイバコード30a,30b、9
2a,92b、96a,96bも、図示するように一旦
保持された後においても、配置スペース10に貼られた
雌型面ファスナ41cから帯状面ファスナ41f、41
f’を剥がして保持位置を変更することが出来る。
【0066】このため、本実施形態による光接続箱にお
ける部品保持構造においても、光ファイバコード30,
92および96の余長処理形態は、各部品の位置を一旦
固定しても、以後、適宜変更することが可能である。よ
って、従来のように、現実の様々な施工状態に適合させ
る必要性から、異なる複数のタイプの光接続箱を予め揃
えておく必要はなくなり、上記の各実施形態と同様な作
用効果が奏される。
【0067】また、箇所93a,93bの融着等接続部
における融着補強スリーブ等は、第2の実施形態におけ
る図5(b)のように、融着補強スリーブ等ホルダ48
gに収納し、ホルダ48gの裏面に雄型面ファスナ41
dを貼り付けて保持する構成にすることも可能である。
この構成においても、上記の各実施形態と同様な作用効
果が奏される。
【0068】なお、上記各実施形態においては、配置ス
ペース10側の面ファスナ41cを雌型、これの相手方
になる面ファスナ41dおよび帯状面ファスナ41f,
41f’を雄型として説明した。しかし、これと反対
に、配置スペース10側の面ファスナ41cを雄型、こ
れの相手方になる面ファスナ41dおよび帯状面ファス
ナ41f,41f’を雌型として構成してもよい。
【0069】また、上記各実施形態においては、帯状面
ファスナ41fの一端が下部カバー41bの内側面41
b’に予め係止されている場合について説明したが、配
置スペース10に貼られた面ファスナ41cに帯状面フ
ァスナ41fの一端を縫いつけたりして予め係止してお
く構成にすることも可能である。
【0070】また、上記各実施形態においては、ビルの
各フロアにサブケーブル26中の光ファイバコード30
を分岐させる光接続箱に本発明を適用した場合について
説明した。しかし、工場や倉庫に敷設される光ファイバ
ケーブルの端末に使用される光接続箱や、商店や家庭の
光ファイバケーブルの受け口に使用される光接続箱に
も、上記各実施形態と同様に本発明を適用することが出
来る。
【0071】このような各場合においても、それぞれ上
記各実施形態と同様な作用効果が奏される。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
物の複数階の間に切断されることなくわたされたサブグ
ループ化光ファイバケーブルからサブケーブルを引き出
してその中の光ファイバコードを建物のある階に敷設す
る際、光ファイバコード又は接続部又はその両方が面フ
ァスナを用いて光接続箱内の配置スペースの任意の場所
に保持される。また、一旦保持された後においても保持
位置を変更することが出来る。このため、光ファイバコ
ードの処理形態は、各部品の位置を一旦固定しても、以
後、適宜変更することができ、よって、従来のように、
異なる複数のタイプの光接続箱を予め揃えておく必要は
なくなる。
【0073】また、帯状の他方の面ファスナの一端が一
方の面ファスナ又は光接続箱の内側面に予め係止されて
いる構成にすると、帯状の面ファスナを予め用意してお
く必要がなくなり、また、帯状の面ファスナが剥がれて
紛失することもない。
【0074】また、接続部が光コネクタによって光学的
に接続され、光コネクタの裏面に面ファスナが貼られて
いる構成にすると、光コネクタを保持するホルダは不要
になり、しかも、光接続箱の高さ寸法はホルダ部分の厚
みだけ低くなる。また、融着等接続部をホルダを用いず
に帯状の面ファスナで直接配置スペースに挟み込んで保
持する構成にすると、融着等接続部を保持するホルダは
不要になり、しかも、光接続箱の高さ寸法はホルダ部分
の厚みだけ低くなる。このため、これら構成によれば、
光接続箱の大きさは小型化される。また、ホルダが不要
になって部品点数が減るため、部品保持構造が単純化さ
れて光接続箱の製品価格は低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による部品配置構造が
適用された光接続箱を用いた光ファイバケーブル敷設構
造およびサブグループ化光ファイバケーブルの構造を示
す図である。
【図2】図1に示す分岐型光接続箱の内部構成を示す斜
視図である。
【図3】図2に示す光コネクタ接続部を一部拡大して示
した斜視図である。
【図4】第1の実施形態による分岐型光接続箱における
光ファイバコードの成端処理構造を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による光接続箱におけ
る部品配置構造およびこの部品配置構造に用いられる融
着補強スリーブ等ホルダを示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による部品配置構造が
適用された光接続箱を用いた光ファイバケーブル敷設構
造およびこの光接続箱内部の光ファイバコードの接続関
係を示す概略図である。
【図7】第3の実施形態による光接続箱の内部構成およ
び光コネクタ接続部分の一部拡大を示す斜視図である。
【符号の説明】
1〜6…光コネクタ 10…配置スペース 22…サブグループ化光ファイバケーブル 24,24’,91…光接続箱 26…サブケーブル 30,30a〜30d…光ファイバコード 41b…下部カバー 41b’…内側面 41c…雌型面ファスナ 41d…雄型面ファスナ 41f,41f’…帯状の雄型面ファスナ 42a〜42d、50a〜50d、97a,97b…プ
ラグ 42e〜42h…融着補強スリーブ等 48a〜48d,95a,95b…アダプタ 48e,48f,48g,48h…光コネクタホルダ 48g…ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−50711(JP,A) 特開 平5−224085(JP,A) 特開 平5−288949(JP,A) 特開 平10−224304(JP,A) 特開 平10−10333(JP,A) 特開 昭61−36705(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/36 - 6/40 G02B 6/46 H02G 3/00 - 3/28 H02G 15/00 - 15/196

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルスペース内に通されて建物の複
    数階の間に切断されることなくわたされた,複数本の光
    ファイバコードからなるサブケーブルが複数本束ねられ
    たサブグループ化光ファイバケーブルから引き出され,
    敷設が必要とされる階で切断された前記サブケーブル中
    の前記光ファイバコードと、その階に敷設される光ファ
    イバコードとの接続部が収納される光接続箱内の配置ス
    ペースの任意の位置に、前記光ファイバコード又は前記
    接続部又はその両方を面ファスナで保持する光接続箱に
    おける部品保持構造。
  2. 【請求項2】 前記面ファスナは、互いに着脱可能に係
    合する雄型面ファスナと雌型面ファスナとから構成さ
    れ、その一方の面ファスナは前記配置スペースの全面又
    は一部に貼られ、その他方の面ファスナは帯状に形成さ
    れて前記光ファイバコード又は前記接続部又はその両方
    を前記一方の面ファスナとの間に挟み込んで前記配置ス
    ペースに保持することを特徴とする請求項1に記載の光
    接続箱における部品保持構造。
  3. 【請求項3】 帯状の前記他方の面ファスナは、一端が
    前記一方の面ファスナ又は前記光接続箱の内側面に予め
    係止されていることを特徴とする請求項2に記載の光接
    続箱における部品保持構造。
  4. 【請求項4】 前記面ファスナは、互いに着脱可能に係
    合する雄型面ファスナと雌型面ファスナとから構成さ
    れ、その一方の面ファスナは前記配置スペースの全面又
    は一部に貼られ、その他方の面ファスナは前記接続部を
    保持するホルダの裏面に貼られていることを特徴とする
    請求項1に記載の光接続箱における部品保持構造。
  5. 【請求項5】 前記接続部は前記光ファイバコード同士
    の各端部が光コネクタによって光学的に接続され、前記
    面ファスナは、互いに着脱可能に係合する雄型面ファス
    ナと雌型面ファスナとから構成され、その一方の面ファ
    スナは前記配置スペースの全面又は一部に貼られ、その
    他方の面ファスナは前記光コネクタの裏面に貼られてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の光接続箱における
    部品保持構造。
  6. 【請求項6】 前記接続部は、前記光ファイバコード同
    士の各端部が光コネクタによって光学的に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1
    項に記載の光接続箱における部品保持構造。
  7. 【請求項7】 前記接続部は、前記光ファイバコード同
    士の各端部が融着又は機械的接合によって光学的に接続
    され、補強手段で機械的な補強が行われていることを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の
    光接続箱における部品保持構造。
  8. 【請求項8】 前記接続部は、前記光ファイバコード同
    士の各端部が光コネクタによって光学的に接続されてい
    る接続部と、前記光ファイバコード同士の各端部が融着
    又は機械的接合によって光学的に接続され、補強手段で
    機械的な補強が行われている接続部とを備えていること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記
    載の光接続箱における部品保持構造。
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