JP3432767B2 - 岩石の破砕装置 - Google Patents

岩石の破砕装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被破砕物となる硬
質な岩石を狭持して破砕する破砕装置であって、ショベ
ル系掘削機等のベースマシンに対してフロントアタッチ
メントとして装着して、採石や掘削等によって得られた
大径の岩石を比較的粒径が揃った適当な大きさに破砕し
てこれを多量に生産する際に使用する岩石の破砕装置で
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の岩石の破砕は、古くから石工が
タガネとハンマーを用いて行われており、その後の技術
改良によって穿孔した岩石に対して油圧で拡開する楔を
噛ませてタガネで破砕したり、同じく穿孔した岩石に対
して膨張性セメント混和材を充填して破砕する手段も採
られているが、これらの破砕手段では作業能率が良くな
いので多量に生産できない欠点があった。
【0003】また、圧縮流体を動力とした削岩機の一種
であるブレーカーを手動操作して岩石をランダムに破砕
する手段も採られているが、粒径が不揃いの状態で破砕
されるので、その後の選別作業に多くの労力を必要とす
ると共に、徒に採石量を多くしなければならず、歩留ま
りが良くない欠点があった。
【0004】さらには、コンクリート構造物などに対す
る破砕装置として用いられている打撃装置を備えた圧砕
機を流用することも考えられるが、岩石(1600〜2
500Kg/cm )はコンクリート(150〜25
0Kg/cm )に比べて遙かに硬度が高いので、十
分な破砕が得られずその流用は困難である。
【0005】例えば、特開平10−259670号公報
に開示されている打撃装置を備えた圧砕機のように、対
向する一対の圧砕歯の一方が圧砕機本体側に、他方が可
動腕体側にそれぞれ装着され、開閉する各圧砕歯の間で
狭持した被破砕物に対して、可動腕体側圧砕歯の背部か
ら油圧ブレーカーで打撃を加える構成では、コンクリー
トの破砕には十分であっても岩石の破砕を行うことは困
難であり、特に大径の岩石を破砕す場合には一層困難で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、採
石や掘削等によって得られた大径の岩石を比較的粒径が
揃った適当な大きさに破砕してこれを多量に生産するこ
とを容易にした岩石の破砕装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による岩石の破砕
装置は、自走式走行車両によるベースマシン側に装備さ
れた取付機構部と、この取付機構部の先端に装着されて
被破砕物となる岩石を背面側から支持する破砕機本体
と、この破砕機本体と対向状に配備されるブレーカーを
装着した打撃ユニットと、前記破砕機本体及び前記打撃
ユニットに対する駆動制御部とを主要な構成要素とし、
前記打撃ユニットのブレーカーに装着されたピストンロ
ッドの先端には、先端を先細り形状にした棒状ビットと
外周に切削刃を形成した円盤状ビットとを着脱交換可能
に設け、この円盤状ビットはピストンロッドの先端に回
転可能に枢着すると共に、当該円盤状ビットの切削刃に
よる切削方向を可変できるように、前記ブレーカーを軸
線を中心に回転角度を調整して位置決めさせる回転駆動
手段を設け、前記棒状ビット又は円盤状ビットと前記破
砕機本体とが協働して岩石を狭持し、当該岩石に打撃に
よる振動を加えながら破砕する。(請求項1)
【0008】請求項1による岩石の破砕装置では、破砕
機本体と打撃ユニットとが協働して岩石を狭持すると共
に、特に打撃ユニット側に設けたブレーカーのビットに
よって岩石に対して打撃による振動を加えて穿孔しなが
ら岩石を破砕するようにしたので、硬質な岩石に対して
も容易且つ能率的に破砕を行うことができると共に、こ
の破砕した岩石は比較的粒径が揃った適当な大きさに破
砕され、これを多量に生産することが容易である。
【0009】特に、ピストンロッドの先端には、先端を
先細り形状にした棒状ビットと外周に切削刃を形成した
円盤状ビットとを着脱交換可能に設け、この円盤状ビッ
トは ピストンロッドの先端に回転可能に枢着したことに
よって、棒状ビットを用いた場合には、棒状ビットの錐
先刃がブレーカーの助勢を受けて岩石に打撃による振動
を加え、穿孔しながら硬質な岩石でも容易に破砕するこ
とができ、比較的小径な岩石の場合にはこの棒状ビット
の錐先刃のみで破砕することができる。
【0010】また、円盤状ビットを用いた場合には、円
盤状ビットの切削刃が岩石に対して線状に接触し、この
切削刃がブレーカーの助勢を受けて岩石の切削面を回転
しながら切削して破砕するので、大径な岩石の場合でも
容易に破砕することができ、必要に応じて前記棒状ビッ
トの錐先刃による穿孔を行った後に、ビットを交換して
円盤状ビットの切削刃による切削を行うとより効果的で
ある。
【0011】また、予め歯数や形状の異なる切削刃によ
る円盤状ビットを用意しておき、岩石の性状などに応じ
て最も適切な切削刃による円盤状ビットを選定して効果
的な破砕を行うことができると共に、破損や摩耗した際
に円盤状ビットのみを交換することができる。
【0012】さらに、円盤状ビットの切削刃による切削
方向を可変できるように、前記ブレーカーを軸線を中心
に回転角度を調整して位置決めさせる回転駆動手段を設
けたことによって、岩石によって異なる破砕が容易な目
の方向に適合させて、円盤状ビットの切削刃による切削
方向を選定できるので、効果的な破砕を行うことができ
る。
【0013】請求項1の岩石の破砕装置において、前記
打撃ユニットは前記破砕機本体に平行リンクを介して揺
動可能に連結され、前記破砕機本体には岩石を背面側か
ら支持する複数の支持ポイントを突設すると共に、前記
平行リンクを駆動して支持ポイントと打撃ユニットのビ
ットとの間で岩石を狭持させる開閉用シリンダーを内蔵
させた。(請求項2)
【0014】請求項2による岩石の破砕装置では、破砕
機本体側の支持ポイントと打撃ユニット側のビットとの
間で狭持した岩石を、複数の支持ポイントによって安定
に支持した状態でビットの穿孔と振動による破砕を確実
に行うことができる。
【0015】請求項2の岩石の破砕装置において、前記
打撃ユニットは、岩石に対する前記開閉用シリンダーに
よる狭持圧力が所定圧力以上になると前記ブレーカーが
始動するように、前記駆動制御部を構成させた。(請求
項3)
【0016】請求項3による岩石の破砕装置では、破砕
機本体側の支持ポイントと打撃ユニット側のビットで狭
持した岩石に対して、ブレーカーが自動的に始動して当
該岩石に超硬ビットによる穿孔が行われ且つ振動による
破砕力が伝達されるので、操作が容易である。
【0017】請求項1〜3の岩石の破砕装置において、
前記棒状ビットは先細り形状にした先端部に超硬材によ
る錐先刃を形成した形態(請求項4)および、前記円盤
状ビットは先細り形状にした外周部に超硬材による切削
刃を形成形態(請求項5)を採ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による岩石の破砕装置につ
いて、添附図面で示すその好適な実施形態に基づいて詳
細に説明するが、図1は破砕装置の要部側面図を示し、
図2は破砕装置の要部分解斜視図を示し、図3は破砕装
置の制御回路図を示し、図4は別の実施形態による円盤
状ビットの装着状態の分解斜視図を示し、図5は図4の
円盤状ビットに適合させてブレーカーを位置決めする回
転駆動手段の斜視図を示す。
【0019】この破砕装置1は、ショベル系掘削機等の
自走式車両(図示は省略)をベースマシンとしてその先
端側に、図示の実施形態のように直接又は着脱用カプラ
ーを介して交換可能に装着されるものであり、ベースマ
シン側に装備されたフロントアタッチメントに対する取
付機構部Aと、この取付機構部Aの先端に装着されて被
破砕物となる岩石22を背面側から支持する破砕機本体
Bと、この破砕機本体Bと協働して岩石22を狭持し且
つ打撃による振動を加えて穿孔しながら破砕する打撃ユ
ニットCと、これらの駆動制御部Dを主要な構成要素と
している。
【0020】取付機構部Aには、ベースマシンのブーム
先端に上端側が装着されたアーム2と、アーム2の上端
側に一端が枢着されてロッド4が伸縮作動する姿勢制御
用シリンダ3と、ロッド4の下端とアーム2の下端より
上方との間に架設して両端が枢着された第一のリンクレ
バー5と、ロッド4の下端に一端が枢着された第二のリ
ンクレバー6とが設けられている。
【0021】破砕機本体Bには、左右の側面板7,8の
外面側と内面側の適所をそれぞれ連結板9,10で連結
して補強されたフレーム11を備え、左右の側面板7,
8の間に架設した枢着軸12,13をアーム2の下端と
第二のリンクレバー6の下端に設けた枢着孔2a,6a
に挿通して連結させ、これにより平行リンクを形成して
姿勢制御用シリンダ3のロッド4を伸縮作動させると、
フレーム11全体が起伏して破砕機本体Bと打撃ユニッ
トCの姿勢制御を行うことができる。
【0022】なお、取付機構部Aに対して着脱用カプラ
ー(例えば、本件出願人が提案して実開平5−5465
9号公報に開示されたもの等)を介して破砕機本体Bを
装着する場合には、着脱用カプラーを枢着孔2a,6a
と枢着軸12,13の間に取付けるが、これにより破砕
機本体Bをワンタッチで容易且つ迅速に着脱することが
できるので、一台のベースマシンを用いてバケットその
他のフロントアタッチメントと交換して使用する際に便
利である。
【0023】フレーム11には、左右の側面板7,8の
間に架設した枢着軸14,15,16を設け、枢着軸1
4には開閉用シリンダ17の基端部17aが枢着される
と共に、枢着軸15,16には第三のリンクレバー18
の中間部と第四のリンクレバー19の一端側がそれぞれ
枢着され、第三のリンクレバー18の一端側には開閉用
シリンダ17から伸縮作動するロッド20の先端部20
aが枢着される。
【0024】フレーム11の内面側に設けた連結板10
には、複数の支持ポイント21が先端を突出する状態で
取り付けられ、これらの支持ポイント21によって被破
砕物である岩石22を背面側から支持するように構成さ
れているが、図示の実施形態では岩石22の座りを安定
させるために上部側の一個所と下部側の二個所に三角点
状に支持ポイント21を配置すると共に、先端を強固に
し且つ岩石22に不要な損傷を与えないように半球状に
突出させた剛球などを用いている。
【0025】打撃ユニットCは、左右の側面板23,2
4の適所を連結板25で連結して補強されたフレーム2
6を備え、左右の側面板23,24の間に架設した枢着
軸27,28を、フレーム11の下方へ突出させたリン
クレバー18,19他端部に設けた枢着孔18a,19
aに挿通して連結させ、これにより平行リンクを形成し
て開閉用シリンダ17のロッド20を伸縮作動させる
と、枢着軸15,16を支点にフレーム26全体が揺動
して破砕機本体Bとの間で岩石22の狭持を行うことが
できる。
【0026】フレーム26には、流体圧でピストンロッ
ドを往復運動させて先端のビットを介して打撃力を与え
る公知のブレーカー29が装着されており、図1及び図
2におけるビットは、ピストンロッドの先端側を先細り
形状にしてその頭部に円錐形の超硬材による錐先刃30
aを固着させた棒状ビット30で構成し、駆動制御部D
によってブレーカー29が起動すると、高速振動された
棒状ビット30の鋭端が狭持した岩石22を穿孔しなが
ら容易に破砕することができる。
【0027】駆動制御部Dは、ベースマシン側にある油
圧源回路31に配管32,33,34を介して接続され
ており、開閉用シリンダ17を駆動する縮退側の配管3
2と伸長側の配管33には油圧を一定に保持するリリー
フ弁35,36が装着されると共に、伸長側の配管33
には縮退側の配管32にパイロットポートを接続した逆
止弁37が接続されている。
【0028】ブレーカー29には、開閉用シリンダ17
の伸長側の配管33の途中から分岐してシーケンス弁3
8を介して接続される流入側の配管39と、油圧源回路
31側のタンクに接続される流出側の配管34が接続さ
れている。
【0029】この駆動制御部Dでは、開閉用シリンダ1
7に対して伸長側の配管33を介して一方室に油圧を供
給すると共に、縮退側の配管32を介して他方室から排
油させると、支持ポイント21と棒状ビット30との間
で岩石22が狭持され、伸長側の配管33の圧力がシー
ケンス弁38の設定圧以上になると、シーケンス弁38
を介して供給された油圧を制御信号としてブレーカー2
9が始動されて、棒状ビット30による岩石22の穿孔
と破砕が行われる。
【0030】前記棒状ビット30による破砕は、比較的
小径な岩石の場合に鋭端な錐先刃30aがきわめて効果
的に作用するが、大径な岩石場合には幅広に接触して切
削する方が有利であり、これに適合させるために図4で
示すような円盤状ビット40又は円盤状ビット41を使
用した実施形態もある。
【0031】円盤状ビット40,41は、軸心に通孔4
2,43を設けた円盤状をした基板44,45の外周
に、超硬材で形成した任意の歯形による切削刃46,4
7を燒結などによって固着させたものであり、これらの
切削刃46,47は先端側を薄肉にした半径方向に沿っ
て先細り形状にしている。
【0032】円盤状ビット40,41は、ブレーカー2
9に装着されるピストンロッド48の先端に設けた切欠
溝49に嵌め込み、この切欠溝49と直交する態様で穿
設された係止孔50,50の一方から枢着軸部材51を
差し込み、この枢着軸部材51を通孔42,43及び係
止孔50の他方に挿通させた後に、当該枢着軸部材51
の先端をピストンロッド48に対して着脱可能に係止保
持させ、これによりピストンロッド48の先端に枢着さ
れる。
【0033】図示の実施形態では、枢着軸部材51とし
て頭部51aに連続させた枢着軸51bの先端に設けた
係止部51cを割り溝51dによって拡縮可能にした割
り軸を用いたが、この連結構造は円盤状ビット40,4
1を回転可能に支持すると共に、当該円盤状ビット4
0,41を交換できるように着脱可能に枢着できるもの
であれば良く、ねじ止めやピン止めその他公知の連結手
段を用いた構造を採ることができる。
【0034】ピストンロッド48は、交換できるように
ブレーカー29に対して着脱可能に装着されるものであ
って、軸の途中に係止用の切欠溝52を設けてブレーカ
ー29のハウジングに穿設した通孔から切欠溝52に対
し、図5で示すように抜け止めピン53を差し込んで係
止保持するが、この係止保持構造は前記棒状ビット30
をブレーカー29に対して装着する場合にも採用され
る。
【0035】円盤状ビット40,41を使用する際に
は、岩石によって異なる破砕が容易な目の方向に適合さ
せて切削刃46,47による切削方向を選定すると効果
的な破砕を行うことができるので、ブレーカー29を例
えば図5で示すような回転駆動手段によって軸線を中心
に回転調整して位置決めさせ、円盤状ビット40,41
の切削刃46,47による切削方向を所望に可変させる
ことが望ましい。
【0036】この回転駆動手段は、ブレーカー29の一
端側外周に従動ギヤー54を他端側外周には滑動性のフ
ランジ55をそれぞれ設け、モータ56によって回転駆
動される主動ギヤー57に従動ギヤー54を歯合させる
と共に、打撃ユニットCのフレーム26内に設けた軸受
部材(図示せず)でフランジ55を支持することで、フ
レーム26内におけるブレーカー29の回転角度を可変
させることができ、これにより岩石22に対する円盤状
ビット40,41の切削刃46,47の向きを所望に設
定することができる。
【0037】従って、予め用意された各種の歯形による
円盤状ビットの中から、破砕する岩石の性状や大きさに
適合するものを選定してブレーカー29に装着させ、回
転駆動手段によって切削刃46,47の向きを切削が容
易な岩石の目に位置決めさせた状態でブレーカー29を
起動させると、高速振動された円盤状ビット40,41
の切削刃46,47は岩石22に対して線状に接触する
と共に、ブレーカー29の助勢を受けて圧接する際に回
転力が付与される。
【0038】これにより、切削刃46,47は切削面を
回転しながら岩石22を切削して破砕するので、大径な
岩石の場合でも容易に破砕することができるが、必要に
応じて前記棒状ビット30の錐先刃30aによる穿孔を
行った後に、円盤状ビット40,41に交換して切削刃
46,47による切削を行うことも可能であり、より効
果的な岩石22の破砕を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した岩石の破砕装置を示す要部側
面図である。
【図2】図1の岩石の破砕装置の分解斜視図である。
【図3】図1の岩石の破砕装置における制御回路図であ
る。
【図4】別の実施形態による円盤状ビットの装着状態の
分解斜視図である。
【図5】図4の円盤状ビットに適合させてブレーカーを
位置決めする回転駆動手段の斜視図である。
【符号の説明】
1 破砕装置 2 アーム 3 姿勢制御用シリンダ 4,20 ロッド 5,6,18,19 リンクレバー 7,8,23,24 側面板 9,10,25 連結板 11,26 フレーム 12,13,14,15,16,27,28 枢着軸 17 開閉用シリンダ 21 支持ポイント 22 岩石(被破砕物) 29 ブレーカー 30 棒状ビット 31 油圧源回路 32,33,34,39 配管 35,36 リリーフ弁 37 逆止弁 38 シーケンス弁 40,41 円盤状ビット 42,43 通孔 44,45 基板 46,47 切削刃 48 ピストンロッド 49 切欠溝 50 係止孔 51 枢着軸部材 52 切欠溝 53 抜け止めピン 54 従動ギャー 55 フランジ 56 モータ 57 主動ギャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 1/00 - 1/10 E02F 3/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式走行車両によるベースマシン側に
    装備された取付機構部と、この取付機構部の先端に装着
    されて被破砕物となる岩石を背面側から支持する破砕機
    本体と、この破砕機本体と対向状に配備されるブレーカ
    ーを装着した打撃ユニットと、前記破砕機本体及び前記
    打撃ユニットに対する駆動制御部とを主要な構成要素と
    し、前記打撃ユニットのブレーカーに装着されたピスト
    ンロッドの先端には、先端を先細り形状にした棒状ビッ
    トと外周に切削刃を形成した円盤状ビットとを着脱交換
    可能に設け、この円盤状ビットはピストンロッドの先端
    に回転可能に枢着すると共に、当該円盤状ビットの切削
    刃による切削方向を可変できるように、前記ブレーカー
    を軸線を中心に回転角度を調整して位置決めさせる回転
    駆動手段を設け、前記棒状ビット又は円盤状ビットと前
    記破砕機本体とが協働して岩石を狭持し、当該岩石に打
    撃による振動を加えながら破砕することを特徴とした岩
    石の破砕装置。
  2. 【請求項2】 前記打撃ユニットは、前記破砕機本体に
    平行リンクを介して揺動可能に連結され、前記破砕機本
    体には岩石を背面側から支持する複数の支持ポイントを
    突設すると共に、前記平行リンクを駆動して支持ポイン
    トと打撃ユニットのビットとの間で岩石を狭持させる開
    閉用シリンダーを内蔵させた請求項1に記載した岩石の
    破砕装置。
  3. 【請求項3】 前記打撃ユニットは、岩石に対する前記
    開閉用シリンダーによる狭持圧力が所定圧力以上になる
    と前記ブレーカーが始動するように、前記駆動制御部を
    構成させた請求項2に記載した岩石の破砕装置。
  4. 【請求項4】 前記棒状ビットは、先細り形状にした先
    端部に超硬材による錐先刃を形成した請求項1〜3の何
    れかに記載した岩石の破砕装置。
  5. 【請求項5】 前記円盤状ビットは、先細り形状にした
    外周部に超硬材による切削刃を形成した請求項1〜3の
    何れかに記載した岩石の破砕装置。
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