JP3432764B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP3432764B2
JP3432764B2 JP06731999A JP6731999A JP3432764B2 JP 3432764 B2 JP3432764 B2 JP 3432764B2 JP 06731999 A JP06731999 A JP 06731999A JP 6731999 A JP6731999 A JP 6731999A JP 3432764 B2 JP3432764 B2 JP 3432764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CPUな
どの演算処理手段で生成した画像データと、例えば、C
CDなど、外部から入力される外部画像データとを表示
可能な画像表示装置に関し、特に、高速表示を必要とす
る画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、コンピュータの処理能力は、
例えば、CPU(Central ProcessingUnit)の処理能力
や、記録媒体の記録容量の大容量化などに伴い、静止画
像や動画などの映像をデジタル処理できるレベルにまで
到達しており、外部から入力される外部画像データと、
例えば、当該外部画像データに関連する情報を示す画像
データなどの自らで生成した画像データとの双方を表示
可能な画像表示装置が使用されている。
【0003】例えば、図19に示すように、上記従来の
画像表示装置101では、図20に示すステップ101
(以下では、S101のように略称する)において、C
CDアナログモジュール106が撮影した映像を、デジ
タルデータとして出力すると、CCDカメラコントロー
ラ107は、S102にて、適切な解像度に変換した
後、S103にて、一時的に画像メモリ108に格納す
る。さらに、CPU104は、S104において、画像
メモリ108にアクセスして、外部画像データを読み出
し、S106において、例えば、外部画像データに関連
するデータなど、自らで生成した画像データと合わせ
て、LCDコントローラ103へ転送する。
【0004】一方、LCDコントローラ103のLCD
C描画制御部132は、図21に示すように、CPU1
04からのデータを受け取った場合(S113にて、あ
りの場合)、S114において、表示用メモリ131に
格納する。また、上記LCDC描画制御部132は、上
記S113に先立って、所定の周期に設定された表示デ
ータの読み出しタイミングであるか否かを判定し(S1
11)、読み出しタイミングの場合、表示用メモリ13
1に格納された表示データを読み出して、TFT液晶表
示装置102へ転送する(S112)。
【0005】これにより、TFT液晶表示装置102
は、例えば、図4に示すように、外部画像データをウィ
ンドウ表示して、関連するデータと同時に表示したり、
図3に示すように、外部画像データを全体表示したりで
きる。
【0006】なお、上記CCDカメラコントローラ10
7およびCPU104は、互いに動作速度が異なり、そ
れぞれ独立したクロックで動作している。したがって、
CCDカメラコントローラ107は、CPU104が画
像メモリ108から外部画像データを読み出している
間、当該画像メモリ108の内容を変更しないように、
画像メモリ108への書き込みを停止しており、外部画
像データの読み出しが終了した時点(S115にて、1
画面終了の場合)、上記図20に示すS101以降の処
理を繰り返すように構成されている。
【0007】また、外部画像データを格納する場合(S
105にて、格納の場合)には、CPU104は、S1
07において、画像メモリ108から読み出した外部画
像データを圧縮するなどして、RAMやハードディスク
装置、あるいは、フラッシュメモリなどを含むメインメ
モリ105に格納する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の画像表示装置では、リアルタイムに外部画像データ
を表示するために必要なデータ転送レートを確保するこ
とが難しく、表示可能なコマ数、あるいは、外部画像デ
ータの解像度や表示範囲などのうちのいずれかが犠牲に
なるという問題を生ずる。
【0009】具体的には、例えば、CCDアナログモジ
ュール106が、85万画素程度のCCDを使用してお
り、10コマ/秒程度で、外部画像データを出力できる
場合であっても、CCDカメラコントローラ107は、
CPU104が画像メモリ108から外部画像データを
読み出している間、画像メモリ108への書き込みを停
止しているため、CPU104がLCDコントローラ1
03へ出力する際のコマ数は、半分以下に減少して、5
コマ/秒よりも小さくなる。特に、全体表示する場合の
ように、外部画像データのデータ量が大きい場合には、
CPU104がLCDコントローラ103へ出力する際
のコマ数は、さらに減少して、2〜3コマ程度となる。
加えて、LCDC描画制御部132にて、CPU104
との間のデータ転送と、TFT液晶表示装置102への
データ転送とが競合すると、チラツキなどを防止するた
めに、後者が優先されるので、TFT液晶表示装置10
2に表示可能なコマ数は、さらに減少する。
【0010】したがって、特にリアルタイム表示が要求
される場合には、例えば、特開平9−116823号公
報に記載の画像表示装置のように、外部画像データの表
示範囲を限定したり、特開平7−15667号公報に記
載の画像表示装置のように、CCDアナログモジュール
106が出力する画像の解像度自体を削減したりして、
転送されるデータ量を抑制している。
【0011】ところが、これらの画像表示装置では、外
部画像データの解像度や表示範囲が限定されているた
め、TFT液晶表示装置102に表示する場合の視認性
が低下してしまう。
【0012】また、例えば、特開平10−39400号
公報に示すように、外部画像データを示すアナログの映
像信号と、表示する文字などを示す映像信号とを合成し
た信号に基づいて、TFT液晶表示装置を制御する場合
には、両映像信号を生成する回路や、両者を合成する回
路など、高周波で動作する回路の数が多くなるので、発
生するノイズ量や消費電力が増大しがちである。
【0013】なお、外部画像データを格納せず、直接、
TFT液晶表示装置へ表示すれば、上述した不具合、す
なわち、画像メモリ108におけるCPU104とCC
Dカメラコントローラ107との競合に起因するコマ落
ちや、CPU104を介することによるコマ落ちなどが
発生しない。ところが、当該構成では、外部画像データ
が格納されないため、外部画像データを後で利用できな
くなってしまう。
【0014】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、演算処理手段が生成した画像
データと、外部画像データとを高速に表示可能な画像表
示装置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像表示装置は、上記課題を解決するために、表示手段へ
表示する表示データが格納される表示用メモリを有し、
演算処理手段が生成する画像データと、映像入力手段が
出力する外部画像データとを上記表示手段へ表示可能な
画像表示装置において、以下の手段を講じたことを特徴
としている。
【0016】すなわち、上記演算処理手段との間のイン
ターフェースとなる第1インターフェース部と、上記映
像入力手段から、直接、上記外部画像データを受け取る
第2インターフェース部と、上記第1および第2インタ
ーフェース部から転送される画像データを上記表示用メ
モリへ格納すると共に、当該表示用メモリに格納された
表示データを上記表示手段へ送出する制御手段とを備え
ている。
【0017】上記構成によれば、外部画像データは、例
えば、CPUなどの演算処理手段を介さず、第2インタ
ーフェース部および制御手段を介して表示用メモリに格
納される。ここで、演算処理手段には、例えば、メイン
メモリや、周辺のI/Oチップなどが接続されており、
映像入力手段と演算処理手段との間の転送速度向上が難
しい。また、汎用性を確保するためには、映像入力手段
からの入力に特化して、転送速度を向上することも難し
い。これに対して、制御手段には、メインメモリや周辺
のI/Oチップなどを接続する必要がなく、演算処理手
段に比べれば、汎用性が要求されない。したがって、例
えば、転送クロックの周波数を向上したり、バス幅を拡
大するなどすれば、制御手段と表示用メモリとの間の転
送速度を十分な値に確保できる。この結果、制御手段
は、表示用メモリと表示手段や演算処理手段との間のデ
ータ転送を妨げることなく、映像入力手段からの外部画
像データを表示用メモリに格納できる。
【0018】それゆえ、より高速な外部画像データの転
送が可能となり、外部画像データをコマ落ちなしに、リ
アルタイムで表示できる。
【0019】また、演算処理手段からの画像データと、
映像入力手段からの外部画像データとの双方が表示用メ
モリに格納され、その後、表示手段へ表示される。した
がって、例えば、画像データに基づく表示信号と、外部
画像データに基づく表示信号との双方を合成して、表示
手段への表示信号を生成する場合に比べて、高い周波数
で動作する回路の数を削減でき、発生するノイズの量
と、消費電力とを削減できる。
【0020】また、請求項2の発明に係る画像表示装置
は、請求項1記載の発明の構成において、上記制御手段
と表示用メモリとの間のデータ転送速度は、上記表示手
段、演算処理手段および映像入力手段との間のデータ転
送速度の合計よりも速く設定されており、上記制御手段
は、上記表示手段、演算処理手段および映像入力手段と
の間で転送されるデータを、時分割して上記表示用メモ
リに転送することを特徴としている。
【0021】上記構成では、演算処理手段との間で転送
されるデータ、および、映像入力手段から入力されるデ
ータは、時分割で表示用メモリに転送されるので、演算
処理手段および映像入力手段は、それぞれから見て同時
に、表示用メモリへアクセスできる。この結果、表示用
メモリの表示データを、同時に変更(更新)できる。
【0022】さらに、上記の発明の構成において、上記
表示用メモリの記憶容量は、上記演算処理手段の処理用
解像度として予め定められた解像度で、上記外部画像デ
ータを格納可能な値に設定されており、上記表示用メモ
リに格納された外部画像データを、上記演算処理手段へ
転送する外部画像データ読み出し手段を備えているよう
に構成することができる。
【0023】上記構成によれば、演算処理手段は、外部
画像データ読み出し手段を介して、表示用メモリに格納
された外部画像データを取得できる。したがって、特
に、演算処理手段からアクセス可能で、外部画像データ
を蓄積する画像メモリを設けることなく、演算処理手段
は、外部画像データを読み出すことができる。この結
果、画像表示装置から、画像メモリを省略でき、構成を
簡略化できる。
【0024】また、上記の発明に係る画像表示装置は、
上記演算処理手段の処理用解像度として予め定められた
解像度へ、上記外部画像データの解像度を変更する解像
度変換手段と、変換された解像度の外部画像データを格
納し、かつ、上記演算処理手段からアクセス可能な画像
メモリとを備えていることを特徴としている。
【0025】上記構成では、外部画像データは、解像度
変換手段を介して、画像メモリに蓄積され、その後、演
算処理手段から読み出される。これにより、表示用メモ
リのメモリ容量が小さく、演算処理手段の処理用解像度
では、外部画像データを格納できない場合であっても、
演算処理手段は、当該処理用解像度での外部画像データ
を取得できる。さらに、外部画像データは、表示用メモ
リへの伝送路と、画像メモリへの伝送路との2系統の伝
送路を介して、それぞれに適した解像度で格納される。
これにより、外部画像データをコマ落ちなしに、リアル
タイムで表示できるだけではなく、両伝送経路の外部画
像データの間で、コマ違いの発生を防止できる。
【0026】さらに、上記の発明の構成において、上記
表示手段の画面上で、上記外部画像データが表示される
位置を設定する表示位置設定手段を備え、上記制御手段
は、上記表示用メモリのうち、当該表示位置設定手段に
て設定される表示位置に応じたアドレス領域へ、上記第
2インターフェース部から入力される外部画像データを
格納するように構成することができる。
【0027】上記構成によれば、表示位置設定手段の指
示に応じて、制御手段が外部画像データを格納するアド
レス領域を変更するだけで、画面上の任意の位置に、外
部画像データをリアルタイム表示できる。
【0028】また、上記の発明の構成において、上記表
示手段へ外部画像データを表示する際、上下または左右
を反転して表示するか否かを設定する反転設定手段を備
え、上記制御手段は、上記表示用メモリのアドレス領域
へ外部画像データを格納する際、上記反転設定手段の指
示に応じた順番で、当該外部画像データを構成するデー
タを格納するように構成することができる。
【0029】上記構成によれば、表示用メモリに格納す
る順番を変更するだけで、上下、左右、あるいは、上下
左右を反転して、外部画像データを表示できる。したが
って、一度、外部画像データ全体を画像メモリに格納し
た後で、上下や左右を反転する場合とは異なり、外部画
像データ全体を格納するまで待つ必要がない。この結
果、より少ないメモリ量で、高速に外部画像データを反
転表示できる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図18に基づいて説明すると以下の通りである。
すなわち、本実施形態に係る画像表示装置は、例えば、
CCD( Charge Coupled Device)などの撮像素子が入
力した映像(図2参照)を、例えば、図3に示すよう
に、表示画面全体に表示したり、あるいは、図4に示す
ようにウィンドウ表示して、他のデータと同時に表示可
能な装置であって、例えば、図1に示すように、表示手
段としてのTFT液晶表示装置2と、TFT液晶表示装
置2を制御するLCDコントローラ3と、上記データな
どを管理するCPU(演算処理手段)4およびメインメ
モリ5と、映像などの外部画像データを出力するCCD
アナログモジュール6およびCCDカメラコントローラ
(映像入力手段)7と、CCDカメラコントローラ7か
らの外部画像データを上記メインメモリ5へ格納するま
での間、当該外部画像データを一時的に格納する画像メ
モリ8とを備えている。
【0031】さらに、本実施形態に係るLCDコントロ
ーラ3は、TFT液晶表示装置2とインターフェースす
るためのポートPaと、CPU4とのインターフェース
用のポートPb(第1インターフェース部)とに加え
て、CCDカメラコントローラ7に接続されるポートP
c(第2インターフェース部)を備えており、CCDカ
メラコントローラ7が出力する外部画像データを、画像
メモリ8およびCPU4を介さず、LCDコントローラ
3内の表示用メモリ31に格納できる。さらに、外部画
像データは、画像メモリ8へ1画面分を格納してから転
送される場合とは異なり、表示用メモリ31へ順次転送
されるので、より高速に格納される。加えて、2つのポ
ートPb・Pcにより、CPU4からの表示データとC
CDカメラコントローラ7からの外部画像データとを同
時に受け取ることができる。
【0032】これにより、外部画像データがCPU4を
介して伝送される場合、すなわち、CPU4からの表示
データと外部画像データとの双方がポートPbを介して
伝送される場合に比べて、外部画像データは、より高速
に表示用メモリ31に格納される。この結果、画像表示
装置1は、メインメモリ5に外部画像データを格納でき
るにも拘わらず、外部画像描画コマ数を損わずに、高精
細な外部画像をリアルタイムに表示できる。
【0033】具体的には、本実施形態に係るLCDコン
トローラ3は、TFT液晶表示装置2、CPU4および
CCDカメラコントローラ7のそれぞれと、表示用メモ
リ31とが正常にアクセスできるように調停するLCD
C描画制御部(制御手段)32を備えている。当該LC
DC描画制御部32には、表示用メモリ31からデータ
を読み出して、TFT液晶表示装置2へ送出すると共
に、必要に応じてCPU4へも当該データを送出する表
示制御部(外部画像データ読み出し手段)32aと、C
PU4からのデータを表示用メモリ31へ書き込むCP
U−VRAM制御部32bと、CCDカメラコントロー
ラ7からのデータを表示用メモリ31へ書き込むCCD
−VRAM制御部32cとが設けられており、各制御部
32a〜32cは、時分割で表示用メモリ31にアクセ
スしている。
【0034】ここで、多くの場合、CCDカメラコント
ローラ7とLCDコントローラ3とは互いに異なる周波
数で動作しているため、LCDコントローラ3は、CC
Dカメラコントローラ7から正常にデータを受け取るた
めに、有効データ蓄積部33、周波数変換部34および
CCD−VRAM設定部35とを備えており、CCDカ
メラコントローラ7から受け取ったデータのうち、有効
なデータのみが有効データ蓄積部33に一時的に格納さ
れ、周波数変換部34にて動作周波数がLCDコントロ
ーラ3の動作周波数に変更された後、LCDコントロー
ラ3の動作周波数で処理される。なお、CCD−VRA
M設定部35は、特許請求の範囲に記載の表示位置設定
手段および反転設定手段に対応し、画面上の表示位置
や、左右反転や上下反転などを指示する設定データが格
納されていると共に、CCD−VRAM制御部32c
は、当該設定データを参照して、表示用メモリ31へ画
像データを格納する際のアドレスを調整しているが、こ
れらの設定データについては、動作の説明と共に後述す
る。
【0035】また、本実施形態では、TFT液晶表示装
置2には、画像データがRGBデータとして伝送されて
おり、表示用メモリ31には、画像データがRGBのデ
ータとして格納されている。一方、CPU4およびCC
Dカメラコントローラ7から入力される画像データは、
通常では、RGBデータに比べて、より少ない情報で表
現可能なYUVデータ(Y−色信号/UV−色差信号)
として伝送されている。したがって、CPU4および有
効データ蓄積部33から入力されたYUVデータをRG
Bデータに変換して、LCDC描画制御部32へ出力す
るYUV−RGB変換部36と、LCDC描画制御部3
2が出力したRGBデータをYUVデータに変換して、
CPU4へ出力するRGB−YUV変換部37とが設け
られている。
【0036】なお、CCDカメラコントローラ7とLC
Dコントローラ3とが同一の周波数で動作していれば、
周波数変換部34は不要である。また、CPU4へRG
Bデータを出力する場合、RGB−YUV変換部37は
不要であり、CPU4またはCCDカメラコントローラ
7の一方がRGBデータを出力する場合には、当該RG
Bデータは、YUV−RGB変換部36をバイパスする
必要がある。さらに、両者4・7がRGBデータを出力
する場合は、YUV−RGB変換部36自体が不要であ
る。
【0037】ここで、表示用メモリ31とLCDC描画
制御部32との間のバス38は、専用のバスであり、例
えば、CPU4に接続される汎用バスなどとは異なり、
他の素子が接続されることがない。この結果、バス幅や
バスクロックの周波数などを比較的自由に設定でき、容
易に転送レートを向上できる。特に、本実施形態のよう
に、LCDコントローラ3内に表示用メモリ31も集積
した場合には、バス38をチップの外に引き出す必要が
なく、さらに転送レートの向上が容易である。したがっ
て、TFT液晶表示装置2、CPU4およびCCDカメ
ラコントローラ7との間の転送レートに拘わらず、各転
送レートの合計よりも大きな値に、バス38の転送レー
トを設定できる。
【0038】例えば、本実施形態に係るTFT液晶表示
装置2は、画面のチラツキなどを防止するために、例え
ば、50〜60コマ/秒程度の頻度で表示を更新してお
り、CCDカメラコントローラ7は、例えば、CCDが
85万画素の場合で、10コマ/秒程度の頻度で外部画
像データを送出している。また、表示速度を越える速度
で書き込んでも表示に反映されないため、CPU4から
書き込まれるデータ量は、最大でも、50〜60コマ/
秒程度である。同様に、CPU4が表示用メモリ31か
ら読み出すデータ量は、最大でも、CPU4が管理して
いないデータ、すなわち、CCDカメラコントローラ7
から入力されるデータ量と同一(10コマ/秒程度)で
ある。したがって、CPU4が読み書きするデータ量が
最も大きい場合であっても、バス38の転送レートは、
TFT液晶表示装置2が1コマ表示する毎にCPU4が
1コマ分の画像データを書き込み、かつ、CCDカメラ
コントローラ7から1コマ分の画像データが書き込まれ
る毎にCPU4が当該部分の画像データを読み出し可能
な転送レートであれば十分である。
【0039】より詳細には、LCDC描画制御部32
は、24.671MHzのクロックMAIN_CLK
(図15参照)を基準にすると、1クロック当たり1画
素分のデータ(16ビット)を、TFT液晶表示装置2
へ送出しており、CCDカメラコントローラ7は、縮小
がない場合(転送レートが最も高い場合)で、10MH
zのクロックCCD_CLK毎に、1画素分(16ビッ
ト)のデータを送出している。この結果、本実施形態に
係るバス38は、上記最も高い転送レートが要求される
場合(図15に示すt1〜t3の期間)で、上記クロッ
クMAIN_CLKを基準にして、1クロックあたり、
48ビットを転送できるように設計されている。例え
ば、本実施形態では、バス38のバスクロックとして、
上記クロックMAIN_CLKを使用し、データバス
(MEMD)の幅を128ビットに設定することで、上
記転送レートを確保している。
【0040】一方、CCDカメラコントローラ7は、C
CDアナログモジュール6から受け取ったCCDデータ
をYUVデータに変換して、外部画像データを出力する
画像データ変換部71を備えている。なお、CCDデー
タは、外部画像データを示すデータ、すなわち、最終的
にRGBデータに変換可能なデータであれば、どのよう
な形式でもよいが、本実施形態では、一例として、各画
素の受光量に応じたデジタルデータが、各画素の配置に
応じた順番で順次送出される場合、より詳細には、X方
向に連続する1ライン分の画素に対応するデジタルデー
タ列を送出した後、隣接する次の1ラインのデジタルデ
ータ列を順次送出していく場合を例にして説明する。
【0041】さらに、本実施形態に係るCCDカメラコ
ントローラ7には、TFT液晶表示装置2での表示に応
じた解像度へ当該外部画像データの解像度を変換するV
RAM用解像度変換部72およびVRAM用設定部73
と、メインメモリ5への格納に適した解像度へ変換する
メインメモリ用解像度変換部(解像度変換手段)74お
よびメインメモリ用設定部75とが設けられている。こ
れにより、画像データ変換部71が出力した外部画像デ
ータは、互いに並列して、それぞれに適した解像度に変
換された後、表示用メモリ31および画像メモリ8に格
納される。
【0042】ところで、本実施形態に係る画像表示装置
1は、図3に示すように、画面の全体に表示したり、図
4に示すように、外部画像データを画面の一部にウィン
ドウ表示したりするので、外部画像データを画面に表示
する際の解像度は、それぞれの場合で異なっており、外
部画像データを表示用メモリ31に格納する際に必要な
領域も、それぞれで異なっている。また、ウィンドウ表
示する場合であっても、ウィンドウの大きさによって、
画面表示時の解像度が変化する。したがって、本実施形
態では、CCDカメラコントローラ7内のVRAM用解
像度変換部72が、画面表示に必要な解像度に応じて、
画像データ変換部71から受け取った画像データの解像
度を変更している。
【0043】ここで、例えば、外部画像データの解像度
を変換する際、単純に間引いてもよいが、この場合は、
図5に示すように、当初の画像「A」が縮小後は、判読
できなくなってしまう。なお、図5は、縦および横と
も、有効な画素と無効な画素が交互になるように、有効
な画素を抽出した場合で、圧縮比は、1/4である。
【0044】したがって、解像度変換の際には、無効と
する画素のデータに応じて、有効とする画素のデータを
調整する補完間引きによって、変換することが望まれ
る。例えば、本実施形態に係るVRAM用解像度変換部
72は、有効とする画素のデータ割合を落とし、当該画
素の周囲の無効とされるデータを付加して、トータルデ
ータ量として”1”となるように補完している。
【0045】具体的には、図6に示すように、VRAM
用解像度変換部72は、1ライン(Y座標が同一の画
素)分を格納して、1ライン分ずつ遅延させるラインメ
モリ81・82と、遅延しない画像データ(n−1ライ
ンのデータ)、1ライン分遅延したデータ(nラインの
データ)、および、2ライン分遅延した画像データ(n
+1ラインのデータ)を、それぞれX方向に補完するX
方向補完回路83a〜83cと、各X方向補完回路83
a〜83cの出力を、それぞれ、1/4倍、1/2倍、
1/4倍する乗算器84a〜84cと、各乗算器84a
〜84cの出力を合計して補完画像データを合成する合
成回路85とを備えている。また、上記X方向補完回路
83a〜83cには、図7に示すように、入力データを
1ドット分づつ遅延させるフリップフロップ(FF)9
1a〜91cと、各フリップフロップ91a〜91cの
出力を、それぞれ、1/4倍、1/2倍、1/4倍する
乗算器92a〜92cと、各乗算器92a〜92cの出
力を合計して、X方向補完後の画像データを出力する合
成回路93とが設けられている。
【0046】上記構成によれば、X方向の補完として、
現在表示するデータ量を1/2とし、その前後のデータ
量を1/4ずつ付加して、合計”1”分のデータ量とな
る。その後は、VRAM用解像度変換部72が出力すべ
き解像度に合わせて、各画素の有効/無効が決定され
る。同様に、Y方向にも補完が行われる。
【0047】一例として、解像度を(5/8)×(5×
8)倍にする場合において、X方向の補完データは、8
ドットのデータ「A、B、C、D、E、F、G、H」が
入力され、補完後のデータのうち、単純に、「有効1→
無効→有効2→有効3→無効→有効4→有効5→無効」
の順番で5ドット分を有効とすると、以下の式(1)に
示すように、 有効1=(前のデータ/4)+(A/2)+(B/4) 有効2= (B/4)+(C/2)+(D/4) 有効3= (C/4)+(D/2)+(E/4) …(1) 有効4= (E/4)+(F/2)+(G/4) 有効5= (F/4)+(G/2)+(H/4) となり、全く欠落するデータがなくなる。これにより、
例えば、図8に示すように、画像「A」は、縮小後も、
十分識別可能となる。
【0048】この結果、CCDカメラコントローラ7の
VRAM用解像度変換部72は、図14に示すように、
補完後の画像データを示すデータ信号CCD_DATA
と、各画素が有効か無効かを示す制御信号ENAB_X
・ENAB_YとをLCDコントローラ3へ送出でき
る。
【0049】なお、本実施形態では、データ信号CCD
_DATAは、Y/UVそれぞれ8本、すなわち、合計
16本の信号線で送出されている。また、制御信号EN
AB_Xは、送出中のX座標が有効か無効かを示し、制
御信号ENAB_Yは、送出中のY座標(ライン)が有
効か無効かを示しているので、両制御信号ENAB_X
・ENAB_Yが有効な期間に送出されるデータ信号C
CD_DATAが有効な画素のデータを示している。さ
らに、CCDカメラコントローラ7は、データの転送周
期を示すクロック信号CCD_CLK、外部画像データ
の垂直同期信号CCD_VSYNCおよび水平同期信号
CCD_HSYNCを送出している。
【0050】上記構成の画像表示装置1の動作につい
て、図9〜図13のフローチャートに基づき説明すると
以下の通りである。すなわち、図9に示すステップ1
(以下では、S1のように略称する)において、図2に
示す撮影画像は、CCDアナログモジュール6に取り込
まれ、上述した所定形式のCCDデータに変換される。
本実施形態に係るCCDアナログモジュール6およびC
CDカメラコントローラ7は、図14に示す10MHz
のCCD_CLKで動作しており、CCDアナログモジ
ュール6は、制御信号PBLK=”1”の期間に、CC
Dデータを出力する。さらに、S2において、CCDカ
メラコントローラ7の画像データ変換部71は、当該C
CDデータをYUVデータに変換する。
【0051】また、S3において、メインメモリ用解像
度変換部74は、画像データ変換部71の出力を、メイ
ンメモリ5へ格納する際に必要な解像度へ変換し、S4
において、画像メモリ8に一時的に格納する。さらに、
画像メモリ8に格納された外部画像データをメインメモ
リ5に格納する場合、S5において、CPU4は、画像
メモリ8から画像データを読み出し、S6において、例
えば、圧縮処理など、必要な処理を行った後、メインメ
モリ5に格納する。
【0052】ここで、メインメモリ5へ外部画像データ
全てを動画として格納しようとすると、例えば、解像度
がVGA(640×480ドット)で、1ドットあたり
16ビットの外部画像データを30コマ/秒で格納する
場合で、圧縮前のデータ量は、約20Mバイト/秒にも
達する。したがって、メインメモリ5には、特に指示さ
れた時点や期間の外部画像データのみが格納されてい
る。ところが、TFT液晶表示装置2には、使用者が時
点や期間を指定するためなどの理由で、指定外の期間で
あっても、外部画像データを表示することが望まれる。
【0053】これを実現するために、図19に示す従来
の画像表示装置101では、メインメモリ105に格納
するか否かに拘わらず、外部画像データは、CPU10
4を介して表示用メモリ131に転送される。したがっ
て、外部画像データをメインメモリ105に格納しない
期間であっても、CPU104は、画像メモリ108か
ら外部画像データを読み出し、LCDコントローラ10
3へ送出する必要があり、CPU104だけではなく、
画像メモリ108とCPU104との間のバスにも多大
な負荷がかかっている。
【0054】これに対して、本実施形態に係る画像表示
装置1では、表示用の外部画像データは、CPU4を介
さず、CCDカメラコントローラ7からLCDコントロ
ーラ3へ直接送出される。これにより、CPU4は、外
部画像データをメインメモリ5に格納しない期間は、画
像メモリ8へアクセスする必要がない。したがって、こ
の期間中において、CPU4と画像メモリ8との間のバ
スの負荷、並びに、CPU4自体の負荷を大きく削減で
きる。
【0055】一方、VRAM用解像度変換部72は、S
7において、上記S1にて撮影された外部画像データ
を、上述した補完間引きによって、表示に応じた解像度
に変換した後、S8において、LCDコントローラ3へ
送出する。ここで、VRAM用解像度変換部72は、図
14に示すように、解像度に拘わらず、データ信号CC
D_DATA、および、制御信号CCD_VSYNC・
CCD_HSYNC・ENAB_X・ENAB_Yなど
を送出しており、制御信号ENAB_X・ENAB_Y
が、データ信号CCD_DATAが無効な期間を通知し
ている。したがって、LCDコントローラ3は、S9に
おいて、データ信号CCD_DATAのうち、制御信号
ENAB_X・ENAB_Yの双方が有効を示している
期間のみを抽出すれば、縮小された画像データを正しく
受け取ることができる。
【0056】さらに、S10において、YUV−RGB
変換部36は、転送された画像データをRGBデータに
変換し、S11において、CCD−VRAM制御部32
cは、バス38を介して、RGBデータを表示用メモリ
31へ書き込む。本実施形態では、バス38のバス幅が
128ビットに設定されており、8ドット分のデータを
同時に書き込むことができる。したがって、転送効率を
向上させるために、上記S9にて有効データ蓄積部33
が有効なデータを8ドット分集めた後、上記S10以降
の処理を行っている。
【0057】例えば、図14に示す例では、解像度がX
GA(1024×768ドット)のCCDデータをVG
A(640×480ドット)の解像度に縮小する場合を
示しており、制御信号ENAB_Xは、クロック信号C
CD_CLKを基準にして、8クロック中、5クロック
が有効になっている。なお、同様に制御信号ENAB_
Yによって、8ライン分のデータ信号CCD_DATA
のうち、5ライン分が有効であることが通知される。
【0058】これにより、有効データ蓄積部33は、図
15に示すデータ信号CCD_DATAのうち、斜線で
示すデータを無効と判断し、残余の1〜8を付したデー
タのみを格納する。このデータは、有効データ蓄積部3
3の出力信号TV_FF128に示すように、8ドット
分蓄積され、t2の時点で出力されるまで保持される。
なお、本実施形態では、周波数変換は、LCDC描画制
御部32中の各制御部32a〜32cが表示用メモリ3
1へアクセスする際、タイミングを調停する回路(図示
せず)の直前で行われている。すなわち、10MHzの
クロック信号CCD_CLKに同期する上記出力信号T
V_FF128は、周波数変換部34にて、24.67
1MHzのクロック信号MAIN_CLKに同期する信
号TV_FFに変換され、CCD−VRAM制御部32
cは、当該信号TV_FFに基づいて、表示用メモリ3
1へ外部画像データを書き込んでいる。
【0059】また、CCDアナログモジュール6および
CCDカメラコントローラ7における上記S1〜S11
の動作とは独立して、TFT液晶表示装置2は、LCD
コントローラ3から送出された表示データに基づいて、
画面を更新している。
【0060】具体的には、図10に示すS21におい
て、表示制御部32aは、表示用メモリ31から画像デ
ータを読み出し、S22において、図15に示すクロッ
ク信号MAIN_CLKに同期して、1クロックあたり
に1画素分のデータ(16ビット)を出力している。ま
た、TFT液晶表示装置2は、S23において、送出さ
れた画像データに基づいて、画面表示を更新する。これ
により、TFT液晶表示装置2は、例えば、50〜60
コマ/秒など、所定の周期で画面表示を更新でき、表示
のチラツキなどの不具合を防止できる。
【0061】さらに、上記S1〜S11、および、S2
1〜S23の動作とは独立して、CPU4は、LCDコ
ントローラ3にアクセスして、表示用メモリ31へ画像
データを書き込んだり、表示用メモリ31から画像デー
タを読み出したりしている。
【0062】具体的には、表示用メモリ31へ画像デー
タを書き込む場合、図11に示すS31において、CP
U4は、画像データをLCDコントローラ3へ送出す
る。一方、LCDコントローラ3は、CPU4とのイン
ターフェース用のポートPbを介して当該画像データを
受け取り、S32にて、YUV−RGB変換部36でR
GBデータに変換する。さらに、S33にて、CPU−
VRAM制御部32bは、当該RGBデータを表示用メ
モリ31へ格納する。
【0063】これとは逆に、表示用メモリ31から画像
データを読み出す場合、図12に示すS41にて、CP
U−VRAM制御部32bは、表示用メモリ31から画
像データを読み出す。さらに、RGB−YUV変換部3
7は、S42にて、当該画像データをYUVデータに変
更し、当該YUVデータは、S43にて、上記ポートP
bを介して、CPU4へ出力される。
【0064】ここで、上記CCDカメラコントローラ7
からLCDコントローラ3には、TFT液晶表示装置2
とのインターフェース用のポートPa、および、CPU
4とのインターフェース用のポートPbに加えて、外部
画像入力用のポートPcが設けられており、それぞれへ
独立してデータを転送できる。ただし、LCDC描画制
御部32と表示用メモリ31との間のバス38、並び
に、表示用メモリ31自体は、共用されているので、L
CDC描画制御部32は、図13のフローチャートに示
すように、各データ転送要求を調停しながら、それぞれ
のデータを転送している。なお、図中のMEMDが、バ
ス38のデータバス(128ビット幅)にて伝送される
データを示している。
【0065】具体的には、図15に示すt1の時点のよ
うに、所定の周期の表示データ読み出しタイミングにな
ると(S51にて、表示データ読み出しありの場合)、
S52において、表示制御部32aは、Taに示す期間
に表示用メモリ31からデータを読み出し、TFT液晶
表示装置2へデータを転送する。図15の例では、読み
出す周期は、16ドット表示毎に設定されている。ま
た、TFT液晶表示装置2へ転送するデータは、連続し
たアドレスに格納されているので、2回目の読み込みア
ドレスの指定を省略できる。これにより、表示制御部3
2aは、読み込みアドレスを指定した後、128ビット
のバス38を連続2回取り込むことで、16ドット分
(256ビット)の表示データを読み出している。
【0066】なお、表示データの読み出しが遅れると、
画面のチラツキなどの不具合が発生するため、表示デー
タの読み出しは、CPU4とのデータ転送やCCDカメ
ラコントローラ7からのデータ転送よりも優先して処理
され、表示データの読み出し中に、これらのデータ転送
が要求された場合、データ転送は、表示データの読み出
しが終了するまで待たされる。
【0067】上記S52にて表示データの読み出しが終
了した場合や、表示データを読み出さない場合(上記S
51にて、表示データ読み出しなしの場合)、CPU−
VRAM制御部32bは、S53にて、CPU4が読み
出し/書き込みを指示しているか否かを判定する。CP
U4からの指示があった場合(上記S53にて、ありの
場合)、CPU−VRAM制御部32bは、S54にお
いて、CPU4の要求に応じて、表示用メモリ31へア
クセスし、画像データを書き込んだり、読み出したりす
る。図15の例では、CPU−VRAM制御部32b
は、それぞれTbで示す期間に、バス幅128ビットの
バス38を介し、3回に渡って、表示用メモリ31へア
クセスしている。なお、この場合は、TFT液晶表示装
置2へのデータ伝送とは異なり、アクセスするアドレス
が連続しているとは限らないので、アクセス毎にアドレ
スが指定されている。これにより、全てのデータが有効
な場合で、8×3ドット分の表示データが転送される。
【0068】さらに、CCD−VRAM制御部32c
は、S55において、例えば、有効データ蓄積部33に
8ドット分のデータが蓄積されたか否かなどによって、
CCDカメラコントローラ7からの外部画像データを転
送できるか否かを判定し、転送できる場合(外部画像デ
ータありの場合)は、S56において、表示用メモリ3
1へ格納する(Tcの期間)。なお、S56が終了した
場合や、S53・S55にて、なしの場合は、S51以
降の処理を繰り返す。
【0069】ここで、上記S56では、24.671M
Hzのクロック信号MAIN_CLKを基準にして、1
6クロックあたりに、8ドット分(128ビット)のデ
ータを転送できる。したがって、CCDカメラコントロ
ーラ7からの外部画像データ全てが有効な場合、すなわ
ち、10MHzのクロック信号CCD_CLKを基準に
して、1クロック毎に1ドット分の外部画像データが転
送される場合であっても、全ての外部画像データを表示
用メモリ31へ格納できる。また、TFT液晶表示装置
2が画面を更新する際のコマ数は、CCDアナログモジ
ュール6が撮影するコマ数よりも多い。したがって、T
FT液晶表示装置2は、外部画像データを縮小して表示
するか否かに拘わらず、CCDアナログモジュール6が
撮影した全ての外部画像データを、コマ落ちなしに表示
できる。
【0070】また、外部画像データは、VRAM用解像
度変換部72で解像度が変換された後、表示用メモリ3
1に格納されると共に、メインメモリ用解像度変換部7
4で解像度が変換された後、メインメモリ5に格納され
る。このように、外部画像データが2系統の解像度変換
部72・74を介して格納されるので、外部画像データ
のデータ量が表示用メモリ31のメモリ量よりも大きい
場合など、表示に適した解像度と、メインメモリ5に格
納する際に適した解像度とが互いに異なる場合であって
も、それぞれに適した解像度で外部画像データを格納で
きる。また、両系統が並列して動作しているので、両メ
モリ5・31に格納される外部画像データのコマの食い
違いも防止できる。
【0071】ところで、表示用メモリ31には、TFT
液晶表示装置2に表示する画像データが格納されている
ので、図9に示すS10にて、外部画像データを書き込
む際、書き込む領域や書き込む順番を変更することで、
外部画像データの画面上の表示位置を変更したり、外部
画像データの上下や左右を反転できる。
【0072】具体的には、表示用メモリ31には、TF
T液晶表示装置2の各画素に対応する画像データが、各
画素のX座標およびY座標に対応するアドレスに格納さ
れている。なお、以下では、説明の便宜上、表示用メモ
リ31の実際のアドレスに拘わらず、画素のX座標を示
す変数VRAM_ADR_Xと、画素のY座標を示す変
数VRAM_ADR_Yとの組み合わせで、当該画素の
画像データが表示用メモリ31に格納される際のアドレ
スを特定する。
【0073】さらに、本実施形態に係るCCD−VRA
M設定部35には、外部画像データの表示位置を示す設
定値として、表示開始位置座標(CCD_START_
X,CCD_START_Y)と、X方向およびY方向
の表示サイズCCD_SIZE_X・CCD_SIZE
_Yとが記憶されている。加えて、CCD−VRAM設
定部35は、X方向のスキャン方向を示す設定値CCD
_MIRROR_Xと、Y方向のスキャン方向を示す設
定値CCD_MIRROR_Yとを格納している。
【0074】ここで、本実施形態に係る外部画像データ
は、YUデータとYVデータとの2パックデータで2ド
ットを表現するYUVデータによって表現されているの
で、管理を容易にするために、X方向の表示サイズCC
D_SIZE_Xは、偶数に設定されている。同様に、
表示開始X位置CCD_START_Xは、左から右に
スキャンする場合(設定値CCD_MIRROR_X
が”0”の場合)、偶数に設定され、右から左にスキャ
ンする場合(設定値CCD_MIRROR_Xが”1”
の場合)、奇数に設定される。なお、CCDカメラコン
トローラ7で設定された表示サイズと、TFT液晶表示
装置2に表示する表示サイズとが同一の場合は、上記両
表示サイズCCD_SIZE_X・CCD_SIZE_
Yを省略してもよい。
【0075】図16に示すように、正転画像を表示する
場合、例えば、CPU4からの指示などによって、上記
両設定値CCD_MIRROR_X・CCD_MIRR
OR_Yは、それぞれ、左→右のスキャンを示す値
(0)、および、上→下のスキャンを示す値(0)に設
定される。また、表示開始位置座標(CCD_STAR
T_X,CCD_START_Y)は、表示領域の左上
角の座標に設定される。
【0076】この場合、図14の部位αに示すように、
CCDカメラコントローラ7から、垂直および水平同期
信号CCD_VSYNC・CCD_HSYNCが印加
(両者が”1”レベル)されると、CCD−VRAM制
御部32cは、画面の先頭であると判断し、両変数(V
RAM_ADR_X,VRAM_ADR_Y)に、初期
値として、表示開始位置座標(CCD_START_
X,CCD_START_Y)をロードする。その後
は、以下のように、制御信号ENAB_X・ENAB_
Yに基づいて、データ信号CCD_DATAの有効/無
効を判断する。
【0077】すなわち、ENAB_X=1(有効)、か
つ、ENAB_Y=1(有効)の場合、CCD−VRA
M制御部32cは、データ信号CCD_DATAを有効
と判断し、表示用メモリ31のアドレス(VRAM_A
DR_X,VRAM_ADR_Y)へ格納した後、変数
VRAM_ADR_Xを”1”増加させる。一方、EN
AB_X=0、かつ、ENAB_Y=1の場合は、デー
タ信号CCD_DATAが無効と判断される。この場合
は、データ信号CCD_DATAが示す値は、表示用メ
モリ31には格納されず、変数VRAM_ADR_Xは
保持される。なお、ENAB_Y=0の場合、CCD−
VRAM制御部32cは、ENAB_Xの値に拘わら
ず、データ信号CCD_DATAが全て無効と判断す
る。
【0078】一方、部位βに示すように、CCD_HS
YNC=”1”、かつ、ENAB_Y=”1”の場合、
CCD−VRAM制御部32cは、当該ライン(X方向
の転送データ)を有効と判定し、変数VRAM_ADR
_Xを、表示開始X位置CCD_START_Xに初期
化すると共に、変数VRAM_ADR_Yを”1”増加
させる。
【0079】これとは逆に、部位γに示すように、CC
D_HSYNC=”1”の場合に、ENAB_Y=”
0”であれば、当該ラインは、無効と判断され、変数V
RAM_ADR_Yは、保持される。なお、この場合、
変数VRAM_ADR_Xは、表示開始X位置CCD_
START_Xに初期化される。
【0080】一方、図17に示すように、逆転画像を表
示する場合、例えば、CPU4からの指示などによっ
て、上記両設定値CCD_MIRROR_X・CCD_
MIRROR_Yは、それぞれ、右→左のスキャンを示
す値(1)、および、下→上のスキャンを示す値(1)
に設定される。また、表示開始位置座標(CCD_ST
ART_X,CCD_START_Y)は、表示領域の
右下角の座標に設定される。
【0081】このように、設定値CCD_MIRROR
_Xが”1”の場合は、変数VRAM_ADR_Xを”
1”増加させる代わりに、”1”減少させる。また、設
定値CCD_MIRROR_Yが”1”の場合は、変数
VRAM_ADR_Yを”1”増加させる代わりに”
1”減少させる。これにより、画像表示装置1は、左右
および上下を逆転して、外部画像データを表示できる。
【0082】なお、上記では、両設定値CCD_MIR
ROR_X・CCD_MIRROR_Yを”1”に設定
する場合を例にして説明したが、設定値CCD_MIR
ROR_Xのみを”1”に設定して、左右のみを反転し
てもよいし、設定値CCD_MIRROR_Yのみを”
1”に設定して、上下のみを反転してもよい。
【0083】いずれの場合であっても、外部画像データ
は、表示用メモリ31自体に書き込まれている。したが
って、正転/逆転処理のために、余分なメモリを必要と
しない。さらに、CCD−VRAM制御部32cは、表
示用メモリ31に格納する際のスキャン方向を変更する
だけなので、逆転処理する場合であっても、画像表示装
置1の演算量は、増加しない。加えて、一度、画像メモ
リ8に外部画像データを格納した後で、正転/逆転処理
する場合と異なり、外部画像データが全て伝送されるま
で待たなくても、正転/逆転された外部画像データを表
示できる。これにより、画像表示装置1に必要なメモリ
量を削減し、表示速度を向上できる。
【0084】また、正転/反転に拘わらず、上記表示開
始位置座標(CCD_START_X,CCD_STA
RT_Y)を変更すれば、表示用メモリ31へ外部画像
データを格納するアドレス領域が変更されるので、TF
T液晶表示装置2に外部画像データを表示する際の表示
位置を変更できる。ここで、表示位置を変更しても、変
数VRAM_ADR_Xや変数VRAM_ADR_Yの
初期値が変化するだけなので、表示位置を変更できるに
も拘わらず、CCD−VRAM制御部32cの演算量は
増加せず、高速に外部画像データを表示できる。
【0085】なお、本実施形態に係るCCD−VRAM
制御部32cは、保護回路として、部位αの時点でクリ
アされ、変数VRAM_ADR_Yの変更時に1ずつカ
ウントされるY方向のカウンタと、部位α、βおよびγ
の時点でクリアされ、変数VRAM_ADR_Xの変更
時に1ずつカウントするX方向のカウンタとを備えてい
る。さらに、CCD−VRAM制御部32cは、X方向
のカウント値がX方向のサイズCCD_SIZE_Xと
一致した場合、それ以降の有効データを無効として、表
示用メモリ31への格納を禁止する。同様に、Y方向の
カウント値がY方向のサイズCCD_SIZE_Yと一
致した場合、それ以降は、有効データの格納が禁止され
る。これにより、設定されたサイズよりも大きな外部画
像データを受け取った場合や、伝送時に誤りが発生した
場合など、異常なデータを受け取った場合であっても、
当該異常なデータから、表示用メモリ31に格納された
データを保護できる。
【0086】ところで、図1に示す画像表示装置1で
は、表示用メモリ31に、外部画像データが格納されて
いる。したがって、外部画像データをメインメモリ5に
格納する際の解像度が、表示用メモリ31に格納する場
合の解像度よりも小さいか、同じ場合には、図18に示
す画像表示装置1aのように、図1に示す画像表示装置
1の構成から、画像メモリ8、並びに、CCDカメラコ
ントローラ7内のメインメモリ用解像度変換部74およ
びメインメモリ用設定部75を削除できる。
【0087】この場合、画像表示装置1aが図12に示
すように動作すると、表示用メモリ31に格納された外
部画像データは、CPU−VRAM制御部32bを介し
て、CPU4へ転送され、CPU4は、メインメモリ5
に当該外部画像データを格納する。この構成では、表示
用メモリ31が画像メモリ8を兼ねているので、コマ落
ちのない外部画像データ表示と、外部画像データのメイ
ンメモリ5への格納とを、より簡単な構成で実現でき
る。
【0088】また、上記では、CCDカメラコントロー
ラ7にVRAM用解像度変換部72を備えている場合を
例にして説明したが、LCDコントローラ3がVRAM
用解像度変換部72を備えていてもよい。また、表示用
メモリ31に格納する際の解像度が常に同一であれば、
VRAM用解像度変換部72を省略することもできる。
【0089】なお、上記実施形態では、外部画像データ
の入力源がCCDの場合を例にして説明したが、これに
限るものではなく、外部画像データを生成可能な映像入
力手段に広く適用できる。また、本実施形態では、例え
ば、CCD−VRAM制御部32cやポートPcなど、
外部画像データを入力するための部材が1系統設けられ
ている場合を例にして説明したが、必要に応じて複数設
けてもよい。この場合であっても、LCDC描画制御部
32と表示用メモリ31との間のバス38は、他の部位
に比べて、データ転送速度の向上が容易なので、複数の
外部画像データをコマ落ちなしに表示できる。
【0090】
【発明の効果】請求項1の発明に係る画像表示装置は、
以上のように、演算処理手段との間のインターフェース
となる第1インターフェース部と、映像入力手段から、
直接、外部画像データを受け取る第2インターフェース
部と、上記第1および第2インターフェース部から転送
される画像データを表示用メモリへ格納すると共に、当
該表示用メモリに格納された表示データを表示手段へ送
出する制御手段とを備えている構成である。
【0091】上記構成によれば、外部画像データは、演
算処理手段を介さず、第2インターフェース部および制
御手段を介して表示用メモリに格納される。したがっ
て、制御手段と表示用メモリとの間の転送速度を十分な
値に確保でき、制御手段は、表示用メモリと表示手段や
演算処理手段との間のデータ転送を妨げることなく、映
像入力手段からの外部画像データを表示用メモリに格納
できる。それゆえ、より高速な外部画像データの転送が
可能となり、外部画像データをコマ落ちなしに、リアル
タイムで表示できるという効果を奏する。
【0092】請求項2の発明に係る画像表示装置は、以
上のように、請求項1記載の発明の構成において、上記
制御手段と表示用メモリとの間のデータ転送速度は、上
記表示手段、演算処理手段および映像入力手段との間の
データ転送速度の合計よりも速く設定されており、上記
制御手段は、上記表示手段、演算処理手段および映像入
力手段との間で転送されるデータを、時分割して上記表
示用メモリに転送する構成である。
【0093】上記構成では、演算処理手段との間で転送
されるデータ、および、映像入力手段から入力されるデ
ータは、時分割で表示用メモリに転送されるので、演算
処理手段および映像入力手段は、それぞれから見て同時
に、表示用メモリへアクセスできる。この結果、表示用
メモリの表示データを、同時に変更(更新)できるとい
う効果を奏する。
【0094】上記の発明の構成において、上記表示用メ
モリの記憶容量は、上記演算処理手段の処理用解像度の
外部画像データを格納可能な値に設定されており、上記
表示用メモリに格納された外部画像データを、上記演算
処理手段へ転送する外部画像データ読み出し手段を備え
ているように構成することができる。
【0095】上記構成によれば、特に、演算処理手段か
らアクセス可能で、外部画像データを蓄積する画像メモ
リを設けることなく、演算処理手段は、外部画像データ
を読み出すことができる。それゆえ、画像表示装置か
ら、画像メモリを省略でき、構成を簡略化できるという
効果を奏する。
【0096】上記の発明に係る画像表示装置は、上記演
算処理手段の処理用解像度へ、上記外部画像データの解
像度を変更する解像度変換手段と、変換された解像度の
外部画像データを格納し、かつ、上記演算処理手段から
アクセス可能な画像メモリとを備えている構成である。
【0097】上記構成では、外部画像データは、解像度
変換手段を介して、画像メモリに蓄積され、その後、演
算処理手段から読み出される。これにより、外部画像デ
ータをコマ落ちなしに、リアルタイムで表示できるだけ
ではなく、演算処理手段で処理される外部画像データと
表示手段で表示される外部画像データとの間で、コマ違
いの発生を防止できるという効果を奏する。
【0098】上記の発明の構成において、上記表示手段
の画面上で、上記外部画像データが表示される位置を設
定する表示位置設定手段を備え、上記制御手段は、上記
表示用メモリのうち、当該表示位置設定手段にて設定さ
れる表示位置に応じたアドレス領域へ、上記第2インタ
ーフェース部から入力される外部画像データを格納する
ように構成することができる。
【0099】上記構成によれば、表示位置設定手段の指
示に応じて、制御手段が外部画像データを格納するアド
レス領域を変更するだけで、画面上の任意の位置に、外
部画像データをリアルタイム表示できるという効果を奏
する。
【0100】上記の発明の構成において、上記表示手段
へ外部画像データを表示する際、上下または左右を反転
して表示するか否かを設定する反転設定手段を備え、上
記制御手段は、上記表示用メモリのアドレス領域へ外部
画像データを格納する際、上記反転設定手段の指示に応
じた順番で、当該外部画像データを構成するデータを格
納するように構成することができる。
【0101】上記構成によれば、表示用メモリに格納す
る順番を変更するだけで、上下、左右、あるいは、上下
左右を反転して、外部画像データを表示できる。したが
って、一度、外部画像データ全体を画像メモリに格納し
た後で、上下や左右を反転する場合よりも、少ないメモ
リ量で、高速に外部画像データを反転表示できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、画像表
示装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像表示装置にて撮影される外部画像の一
例を示す説明図である。
【図3】上記外部画像を表示例を示すものであり、表示
画面全面に外部画像を表示する場合を示す説明図であ
る。
【図4】上記外部画像を表示例を示すものであり、外部
画像と、それに関連するデータとの双方を表示画面に表
示する場合を示す説明図である。
【図5】外部画像データの解像度変換方法の一例を示す
ものであり、単純間引き縮小を示す説明図である。
【図6】上記画像表示装置において、VRAM用解像度
変換部の構成例を示すブロック図である。
【図7】上記VRAM用解像度変換部において、X方向
補完回路の構成例を示すブロック図である。
【図8】外部画像データの解像度変換方法の一例を示す
ものであり、補完間引きを示す説明図である。
【図9】上記画像表示装置の動作を示すものであり、外
部画像データの処理を示すフローチャートである。
【図10】上記画像表示装置の動作を示すものであり、
表示データをTFT液晶表示装置へ表示する場合の処理
を示すフローチャートである。
【図11】上記画像表示装置の動作を示すものであり、
CPUが表示用メモリへ書き込む場合の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記画像表示装置の動作を示すものであり、
CPUが表示用メモリからデータを読み出す場合の処理
を示すフローチャートである。
【図13】上記画像表示装置において、LCDC描画制
御部が、TFT液晶表示装置、CPUおよびCCDカメ
ラコントローラとの間のデータ転送を調停する際の動作
を示すフローチャートである。
【図14】上記画像表示装置において、LCDコントロ
ーラと、CCDカメラコントローラとの間で伝送される
信号を示すタイミングチャートである。
【図15】上記画像表示装置において、表示用メモリへ
アクセスする際の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図16】上記画像表示装置において、外部画像データ
を表示用メモリへ格納する際の動作を示すものであり、
正転表示時の動作を示す説明図である。
【図17】上記画像表示装置において、外部画像データ
を表示用メモリへ格納する際の動作を示すものであり、
上下および左右を反転して表示する場合の動作を示す説
明図である。
【図18】上記画像表示装置の変形例を示すものであ
り、画像メモリを省略した場合を示すブロック図であ
る。
【図19】従来技術を示すものであり、画像表示装置の
要部構成を示すブロック図である。
【図20】上記画像表示装置において、外部画像データ
を撮影する場合の動作を示すフローチャートである。
【図21】上記画像表示装置において、表示用メモリに
格納されたデータを表示する場合の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1・1a 画像表示装置 2 TFT液晶表示装置(表示手段) 4 CPU(演算処理手段) 7 CCDカメラコントローラ(映像入力手段) 8 画像メモリ 31 表示用メモリ 32 LCDC描画制御部(制御手段) 32a 表示制御部(外部画像データ読み出し手
段) 35 CCD−VRAM設定部(表示位置設定手
段、反転設定手段) 74 メインメモリ用解像度変換部(解像度変換
手段) Pb CPUインターフェース用のポート(第1
インターフェース部) Pc 外部画像入力用のポート(第2インターフ
ェース部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 3/20 633 G09G 5/00 555D (72)発明者 桑島 秀紀 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−274974(JP,A) 特開 昭60−198588(JP,A) 特開 平5−88665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 G06F 3/14 - 3/153

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段へ表示する表示データが格納され
    る表示用メモリを有し、演算処理手段が生成する画像デ
    ータと、映像入力手段が出力する外部画像データとを上
    記表示手段へ表示可能な画像表示装置において、 上記演算処理手段との間のインターフェースとなる第1
    インターフェース部と、 上記映像入力手段から、直接、上記外部画像データを受
    け取る第2インターフェース部と、 上記第1および第2インターフェース部から転送される
    画像データを上記表示用メモリへ格納すると共に、当該
    表示用メモリに格納された表示データを上記表示手段へ
    送出する制御手段とを備え 上記演算処理手段の処理用解像度として予め定められた
    解像度へ、上記外部画像データの解像度を変更する解像
    度変換手段と、 変換された解像度の外部画像データを格納し、かつ、上
    記演算処理手段からアクセス可能な画像メモリとを備え
    ている ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】表示手段へ表示する表示データが格納され
    る表示用メモリを有し、演算処理手段が生成する画像デ
    ータと、映像入力手段が出力する外部画像データとを上
    記表示手段へ表示可能な画像表示装置において、 上記演算処理手段との間のインターフェースとなる第1
    インターフェース部と、 上記映像入力手段から、直接、上記外部画像データを受
    け取る第2インターフェース部と、 上記第1および第2インターフェース部から転送される
    画像データを上記表示用メモリへ格納すると共に、当該
    表示用メモリに格納された表示データを上記表示手段へ
    送出する制御手段とを備え、 上記制御手段と表示用メモリとの間のデータ転送速度
    は、上記表示手段、演算処理手段および映像入力手段と
    の間のデータ転送速度の合計よりも速く設定されてお
    り、 上記制御手段は、上記表示手段、演算処理手段および映
    像入力手段との間で転送されるデータを、時分割して上
    記表示用メモリに転送し、 上記演算処理手段の処理用解像度として予め定められた
    解像度へ、上記外部画像データの解像度を変更する解像
    度変換手段と、 変換された解像度の外部画像データを格納し、かつ、上
    記演算処理手段からアクセス可能な画像メモリとを備え
    ている ことを特徴とする画像表示装置。
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