JP3432149B2 - 画像処理方法とその装置 - Google Patents

画像処理方法とその装置

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JP3432149B2
JP3432149B2 JP21487898A JP21487898A JP3432149B2 JP 3432149 B2 JP3432149 B2 JP 3432149B2 JP 21487898 A JP21487898 A JP 21487898A JP 21487898 A JP21487898 A JP 21487898A JP 3432149 B2 JP3432149 B2 JP 3432149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、特
によりリアルな描画入力を行うことに関する。
【0002】
【従来技術】画像処理ではスタイラス等のペンを用い、
毛筆や絵筆等の筆や、クレヨン,チョーク,エアスプレ
ー等の実際の描画具をシミュレートする。そして描画入
力ではペンが想定している描画具に応じたシェープを定
義し、シェープは例えば円形で中心部で濃度が高く、円
に限らず四角形等のシェープが用いられることもある。
またシェープには複数のピークを持たせることもある。
シェープの形状や濃度はペンに加わる圧力(筆圧)によ
り変えることができ、例えば筆圧に応じてシェープの半
径や濃度を増すことが行われている。そしてペンの座標
と筆圧とが入力されると、例えば入力済みの画像とシェ
ープとをブレンドして新たな画像を形成する。
【0003】ここで描画具として絵筆や毛筆等の筆を考
える。これらのものには筆先があり、筆先の向きは筆の
進行方向とは必ずしも平行ではなく、また筆先が真下を
向いている場合を除き、一般には円形から外れた形状で
描画される。しかしながら既存の画像処理ではこれをシ
ミュレートすることが困難で、絵筆や毛筆をシミュレー
トしている場合でも、シェープの形状は円形が主で、軸
に対する筆先の向きを考慮することはできない。現実の
筆を一回キャンバス等にタッチさせた後に動かすと、筆
先が筆の移動方向と同じ方向を向いている場合とそうで
ない場合とで、線幅が異なってくる。しかしながら筆圧
を考慮するだけでは、これをシミュレートできない。
【0004】
【発明の課題】この発明は、絵筆や毛筆をリアルにシミ
ュレートした画像処理方法とその装置を提供することを
目的とする。この発明は特に、軸に対する筆先の曲がり
具合をシミュレートできる画像処理方法とその装置を提
供することを目的とする。請求項2の発明での具体的な
課題は、筆をよりリアルにシミュレートすることにあ
る。請求項3の発明の追加の課題は、筆の回転をシミュ
レートすることにある。
【0005】請求項4の発明での具体的な課題は、筆圧
の増加時以外にもペンタッチベクトルを生成可能にする
ことにある。
【0006】請求項5の発明の具体的な課題は、筆の軸
に対する筆先の関係を表現した、画像処理装置を提供す
ることにある。請求項6の発明での具体的な課題は、筆
のかすれをリアルにシミュレートすることにある。
【0007】
【発明の構成】この発明は、描画入力手段からの座標と
筆圧とに基づいて描画する方法において、筆圧の増加時
に、方向が描画入力手段の進行方向で定まり、大きさが
筆圧の増加分で定まるペンタッチベクトルを発生させて
記憶し、記憶済みの原シェープを、前記ペンタッチベク
トルにより、基端から先端への方向が前記ペンタッチベ
クトルの方向で定まり、基端が尖り先端が基端に比べ太
く、かつ基端から先端へ向けての太り具合が前記ペンタ
ッチベクトルの大きさで定まるように変形させて、シェ
ープを発生させ、筆圧の増加時及び筆圧がほぼ一定の際
に、発生したシェープを用いて描画することを特徴とす
る、画像処理方法にある。好ましくは、筆圧がほぼ一定
の際に、前記シェープの方向を描画入力手段の運動方向
へ徐々に回転させる。好ましくは、前記描画入力手段の
回転を検出して、記憶したシェープの方向を回転させ
る。
【0008】この発明は、描画入力手段からの座標と筆
圧とに基づいて描画する方法において、前記描画入力手
段の軸方向に垂直な方向に加わる力と、描画入力手段の
軸方向に加わる筆圧とを用いて、ペンタッチベクトルを
発生させ、該ペンタッチベクトルの方向を向いて、基端
で尖り先端で太く、かつ基端から先端へ向けての太り具
合がペンタッチベクトルの大きさで定まるシェープを発
生させて描画することを特徴とする、画像処理方法にあ
る。
【0009】この発明は、描画入力手段からの座標と筆
圧とに基づいて描画する装置において、筆圧の増加時
に、方向が描画入力手段の進行方向で定まり、大きさが
筆圧の増加分で定まるペンタッチベクトルを発生させて
記憶するための手段と、記憶済みの原シェープを、前記
ペンタッチベクトルにより、基端から先端への方向が前
記ペンタッチベクトルの方向で定まり、基端が尖り先端
が基端に比べ太く、かつ基端から先端へ向けての太り具
合が前記ペンタッチベクトルの大きさで定まるように変
形させてシェープを発生させるための手段と、筆圧の増
加時及び筆圧がほぼ一定の際に、発生したシェープを用
いて描画するための手段とを設けたことを特徴とする、
画像処理装置にある。また好ましくは、描画入力手段の
移動方向が変化し、かつ前記筆圧が減少したことを検出
して、かすれた描画を行うための手段を設ける。
【0010】なおこの発明において、シェープを記憶す
るとは、シェープを直接記憶することのみでなく、シェ
ープを決定できるデータ、例えばペンタッチベクトル、
を記憶することを意味する。シェープは描画入力の単位
となるデータであり、描画入力の濃度分布を示し、シェ
ープの使い方自体は公知である。またシェープの向き等
が運動方向で定まるとは、向きが運動方向と同一で有る
ことに限られるものではない。またペンタッチベクトル
等の大きさが筆圧の変化分で定まるとは、筆圧の変化分
と前記の大きさとが比例することに限られるのではな
い。
【0011】
【発明の作用と効果】この発明の画像処理方法とその装
置では、描画入力手段への筆圧を検出して、筆圧増加時
に、方向が描画入力手段の進行方向で定まり、大きさが
筆圧の増加分で定まるペンタッチベクトルを発生させて
記憶し、記憶済みの原シェープを、前記ペンタッチベク
トルにより、基端から先端への方向が前記ペンタッチベ
クトルの方向で定まり、基端が尖り先端が基端に比べ太
く、かつ基端から先端へ向けての太り具合が前記ペンタ
ッチベクトルの大きさで定まるように変形させて、シェ
ープを発生させ、筆圧の増加時及び筆圧がほぼ一定の際
に、発生したシェープを用いて描画する。ここで筆圧の
増加時を問題とするのは、例えばペンがタッチされ筆先
の向きが定まる過程だからで、シェープの方向は筆圧増
加時の描画入力手段の運動方向で定まる。またシェープ
は基端が尖り、先端が基端に比べて太い形状とする。こ
れは例えば筆先をタッチさせて、左から右へと動かした
場合に、筆先が左側に残って描画入力手段の運動方向の
基端側に対応し、筆の根元が先端側に対応し、描画結果
は筆先側が細く、筆の根元側が太くなる。この結果、こ
の発明ではタッチ時等に定まる筆のキャンバス等への接
触状況をシミュレートしたシェープが得られる。さてそ
の後、筆圧をほぼ一定にして筆を運動させると、筆先の
向きはタッチ時等に筆圧が増加する過程で定まり、それ
以降は筆先をほぼ同じ向きに向けたまま描画が行われ
る。そこでこの発明ではペンタッチベクトルを記憶し、
これに基づいて以降の描画を行う。この結果この発明で
は、円形等の単純な図形から外れたシェープを発生させ
ることができ、シェープの向きは実際の筆先の向きを反
映し、かつペンタッチベクトルを記憶するので、実際の
筆の運動をリアルにシミュレートできる。
【0012】この発明のペンタッチベクトルは、方向が
描画入力手段の進行方向で定まり、大きさが筆圧の増加
分で定まるので、容易に発生させることができ、シェー
プを簡単に発生させることができる。
【0013】ペンタッチベクトルからのシェープの生成
では、例えば円形等の原シェープをペンタッチベクトル
の向きに変形させ、この変形にはメッシュマッピングや
スキャンアドレス変換等の適宜の画像変換を用いる。こ
のように、記憶したペンタッチベクトルからシェープを
容易に発生させることができる。
【0014】
【0015】発生させたシェープを記憶してその後の描
画に用いると、筆圧がほぼ一定の際等に記憶済みのシェ
ープを用いて描画するので、同一のシェープでも、その
後の描画入力手段の運動方向により線幅等が異なり、筆
先の向きが特定された状態での描画をリアルにシミュレ
ートできる。現実の筆では、筆圧がほぼ一定で筆を移動
させると、筆先が徐々に回転して筆先の向きが描画方向
に揃ってくるので、好ましくはシェープの方向を描画入
力手段の運動方向へと回転させる。シェープの方向の回
転速度は適宜で、現実の筆先の回転をシミュレートする
速度であればよい。
【0016】ここでペン等の描画入力手段自体の回転を
検出すれば、筆の回転による筆先の方向の回転を、シェ
ープの向きの回転としてシミュレートできる。
【0017】ここで描画入力手段の軸方向に垂直な方向
に加わる力と、軸方向に加わる力、即ち筆圧とを検出す
れば、これらの力はユーザーが筆先をどのように操作し
ようとしているかを反映する。例えば癖のない単純な円
や点等を描画しようとしている場合、筆の軸方向以外の
方向に不均等に力を加えることはない。これに対して筆
先をある方向に寝かせようとしている場合、軸方向以外
の方向に力を加えることになる。そこで軸方向に加わる
力と軸方向以外に加わる力の2つの力を検出すれば、ユ
ーザーが筆先を操作しようとしている向きにペンタッチ
ベクトルを発生させることができる。そしてこのペンタ
ッチベクトルによりシェープを発生させれば、筆圧の増
加時以外の場合にも、その場でのシェープの発生情報が
得られることになり、各位置でシェープを発生させるこ
とができる。
【0018】筆圧が減少し、かつ描画入力手段の運動方
向が変化するのは、筆を跳ねて1ストロークを終了させ
る場合等が多く、このことを検出してかすれた描画を行
えば、かすれをシミュレートできる。
【0019】
【実施例】図1〜図18に、実施例とその変形とを示
す。図1に実施例の画像処理装置の概要を示すと、2は
デジタイザで、4はスタイラスからなるペンで、ペン4
から筆圧と座標とを入力処理部6に例えば所定の時間間
隔で入力する。なおペン4は軸に加わる歪や回転等を検
出するようにして、これらのデータも入力処理部6に入
力するようにしても良い。8はベクトル記憶部で、ペン
タッチベクトルTやペン4の運動方向を示すベクトルM
1,M2等を記憶し、10はフロントエンドプロセッサ
で、これ以外にメニュー等からペン4がシミュレートす
る描画具の種類等を指定されるものとする。
【0020】仮想的な各描画具に対して例えば3種類の
原シェープを記憶し、これらの違いは筆圧にあるものと
する。そしてシミュレートする描画具の種類は毛筆や絵
筆,クレヨン,チョーク,エアスプレー等の他種類にわ
たり、これらの原シェープは基本的に円形で、その値は
入力画像濃度を表すものとする。これらのn種類の原シ
ェープを原シェープ記憶部12−1〜12−nに記憶さ
せる。14はセレクタで、用いる描画具の種類に応じ
て、n種類の原シェープから2種類(筆圧で選択)を選
んで補間処理部16へ供給し、例えば筆圧により2種類
の原シェープを補間して、出力する。補間処理部16で
補間する前の2つの原シェープをペンタッチベクトルT
に応じて変形するため、シェープアドレス発生部18で
シェープアドレスを発生させ、変形アドレス発生部20
でアドレス変換して読み出す。また22はかすれ処理部
で、23はかすれ処理に必要なかすれマスクを記憶した
かすれマスク記憶部である。
【0021】必要に応じてかすれ処理を施した変形シェ
ープは、乗算部24へ入力され、ペンレイヤ記憶部26
の濃度記憶部28に記憶済みの濃度値と混合補間するた
めに乗算し、その結果を濃度記憶部28に書き戻す。ま
たペンレイヤ記憶部26のペンカラー記憶部30には、
メニュー等で指定されたペンのカラー値が記憶されてい
る。なお変形アドレス発生部20によりその都度原シェ
ープを変形させることに代えて、例えば濃度記憶部28
に記憶した濃度値の分布、あるいは補間処理部16の出
力をシェープとし、これをセレクタ31を介して原シェ
ープ記憶部12−1〜12−nのいずれかの空き領域に
記憶させても良い。この場合好ましくは、ペンタッチベ
クトルTの向きが共通で、筆圧が異なる2〜3の時点で
のシェープを記憶し、これらを補間して各筆圧でのシェ
ープとして用いる。このようにすれば変形アドレス発生
部20によるアドレス変換は不要となる。
【0022】32はレイヤ合成処理部で、画像レイヤ3
4−1〜34−nのいずれかに記憶した入力済みの画像
と、ペンレイヤ記憶部26に記憶した複数パッチ分ある
いは1ストローク分の画像との混合補間を行い、その結
果を元の画像レイヤに書き戻す。さて画像レイヤ34−
1〜34−nには、各レイヤの画像のR,G,B等の色
コンポーネントと各レイヤの透過率のデータが記憶され
ている。そして透過率の画像の描画に当たっては、透過
率画像を白黒画像と考え、ペンカラー記憶部30にカラ
ー値を記憶させる必要はない。次に表示コンポーネント
変換部36で画像レイヤ間の合成やオフセット補正,縮
小,拡大等の処理を行い、モニタ38に表示する。
【0023】図2〜図4に、原シェープからのシェープ
の生成を示す。シェープの生成はタッチベクトルTの生
成から始まり、これはペン4が単位距離を運動する間
に、あるいは単位時間内に、筆圧Pが定数K1以上増加
した際に始まる。ここでタッチベクトルTの生成プロセ
スは、好ましくは距離当たりの筆圧の増加分がしきい値
K1を超えた際に起動する。距離としてはユークリッド
距離の他に、ペン4の始点と終点とのxy座標の差の絶
対値の和や、座標の差の絶対値の大きい側、等を用い、
距離として用いることができるものであればよい。タッ
チベクトルTの方向は筆圧Pが増加する過程でのペン4
の進行方向であり、その大きさは筆圧の増加の勾配であ
る。ただし直接筆圧の増加分を用いることに代えて、筆
圧の対数の増加分や筆圧のルートの増加分等を用いても
良い。
【0024】生成したタッチベクトルTはベクトル記憶
部8に記憶し、原シェープ記憶部12−1〜12−nに
記憶した原シェープをタッチベクトルTに応じて変形さ
せる。この変形を図3に示すと、原シェープ40を記憶
した記憶領域を例えば領域A1〜A3の3種類に分割し、
それぞれ毎に横方向に縮小拡大するアフィン変換を行う
と、図3のシェープ42が得られる。ここではシェープ
42が上下対称であることを利用している。そして原シ
ェープ40からシェープ42への変換では、アフィン変
換に止まらず、例えばメッシュマッピングを用いても良
く、あるいは図1の実施例に示したように、原シェープ
40を記憶した領域に対するスキャンアドレスを変換し
て、図3のシェープ42へと変換しても良い。
【0025】図3の右側に、タッチベクトルTの方向が
共通で、その大きさが大中小と変化する際のシェープの
変化を示す。タッチベクトルTの大きさが大きいのは、
筆をキャンバスにタッチさせて急激に強く押しつけて筆
先を崩す場合に相当し、シェープの幅は起点(図の左
側)から先端(図の右側)へと向けて急激に増加し、太
い涙滴状のシェープとなる。一方タッチベクトルTの大
きさが小さい場合、筆をタッチさせた後の筆圧の増加が
僅かで、筆先は寝ておらず、この間の線幅の増加も小さ
い。これに伴ってシェープの長さLに対するシェープの
幅Δwの増加が小さくなる。このようにタッチベクトル
Tの大きさが大きいほど、シェープの基端と先端との間
の線幅の増加分が大きくなる。
【0026】図2に戻り、筆圧に対応して用意した例え
ば3つの原シェープをいずれもタッチベクトルTに応じ
て変形させ、これらのうちの2つを選んで、筆圧Pによ
り線形補間し、用いるシェープを発生させる。
【0027】図4にシェープの発生機構を示すと、ペン
4が点aでデジタイザ2から成る仮想的なキャンバスに
接触し、その後ペン4をb点まで移動させたとする。こ
の間に筆圧は図4の中段のように増加し、a点では接触
の直後で、ペン4がまだ移動していないので、シェープ
は原シェープと同様にほぼ円形であり、b点ではペン4
がa点からb点へと移動したことに伴い、この間に筆圧
が増加しているので、涙滴状のシェープ42となる。そ
してペンタッチベクトルTの向きはa点からb点を向
き、その大きさはa点とb点との間の筆圧の増加分を点
ab間の距離で割ったものに等しい。
【0028】ペン4がストロークの初期にデジタイザ2
に触れると、ペンタッチベクトルTの生成が行われる。
ストロークの途中で筆圧が増加した場合、同様にペンタ
ッチベクトルを生成し、記憶済みの古いペンタッチベク
トルと、新たに生成したペンタッチベクトルとを例えば
線形補間して、新しいペンタッチベクトルとして用い
る。
【0029】図5,図6に筆圧が一定で、ペン4を平行
移動させた際の処理を示す。図6の左中央のシェープが
最初のシェープで、この時ペンタッチベクトルTが生成
しているものとする。この時点で筆先は図6の左上を向
いており、ここから移動方向Maに沿ってペン4を右下
へと移動させたとする。この時線幅は比較的狭く、ペン
タッチベクトルTの向きも変わらず、シェープは不変で
ある。これに対して図6の左中央から方向Mbに沿って
右上へとペン4を移動させたとする。この時ペンタッチ
ベクトルTの向きは基本的には一定で、従ってシェープ
の向きも基本的に一定であり、相対的に太い線幅で描画
される。ただし実施例では、現実の筆先が徐々に回転し
てペン4の運動方向に揃うことを考慮し、ペンタッチベ
クトルTを徐々に運動方向Mbへ向けて回転させてい
る。これに伴いシェープの形も徐々に変化し、線幅も徐
々に減少することになる。
【0030】このアルゴリズムを図5に示すと、筆圧の
変化分がK1以下で、ペンタッチベクトルの生成プロセ
スにないことを確認した後、ペンタッチベクトルTの向
きとペン4の運動方向との間の角を求める。このような
角は内積演算等により簡単に求まる。そしてこの角が所
定値以内であれば、ペンタッチベクトルTの向きをペン
の運動方向に揃え、所定値以上の場合一定の長さを描画
した後にペンタッチベクトルTの向きがペンの運動方向
に揃うように、所定の割合で徐々にペンタッチベクトル
Tを運動方向へ向けて回転させる。
【0031】図7に、ペン4の運動方向が一定で、筆圧
が減少する際の処理を示す。これは静かにペン4をデジ
タイザ2から離すことに相当し、ストロークの最後での
跳ねに伴うかすれが生じない。そこでこの場合はペンタ
ッチベクトルTを変化させず、筆圧に応じてシェープを
相似変形させることになる。なおここで、ペン4を直線
状に運動させるとは、ペン4の軸の中心線の軌跡が直線
となることであると解釈したが、筆先が直線となること
であると解釈しても良い。
【0032】図8〜図11にかすれの処理を示す。図1
1にそのアルゴリズムを示すと、筆圧が所定値以上低下
し、かつペン4の運動方向にカーブがある場合に、かす
れの処理が起動する。ここでTをペンタッチベクトルと
し、M1をカーブ前のペン4の進行方向とし、M2を現在
の進行方向とすると、かすれの向きはペン4の現在の進
行方向M2と平行であり、その強弱はペンタッチベクト
ルTと現在及びカーブ前の進行方向M1,M2の3者で定
まる。実施例では、T−M1とT−M2の2つの向きを見
出しとする2次元の参照表を用意し、これからかすれの
強弱を決定して、かすれ処理用の原マスクの種類を選
ぶ。そしてかすれ処理用の原マスクを、ペンタッチベク
トルTによって変形させ、かすれ部のマスクとする。続
いてブラシのシェープとかすれ部のマスクとを乗算する
と、かすれ処理を行うことができる。
【0033】例えば図8のように、古い進行方向M1と
ペンタッチベクトルTとが平行で、ここから急激にペン
4を跳ねたとする。この場合かすれは最も著しくなる。
さてかすれ部でのペン4のシェープを42とすると、か
すれマスク52を以下のようにして生成する。図1のか
すれマスク記憶部23には、かすれの程度(かすれの強
弱)と径が異なる例えば9種類等の原かすれマスク45
−1〜46−3等が記憶されている。これから図11に
示した参照表によりかすれの強弱を決定して、原かすれ
マスクの種類を決定する。次いでかすれ処理を行う部分
での筆圧により、その両側の2つのマスクを取り出す。
このようにして取り出した2つのマスクを筆圧により線
形補間し、かすれ部でのペン4の運動方向M2の向きへ
と回転させると、原かすれマスク50が生成する。次い
でこれをペンタッチベクトルTにより変形すると、かす
れマスク52が得られる。次にシェープ42とかすれマ
スク52の乗算を行い、シェープ42の濃度値にかすれ
マスク52の濃度値を乗算して、その画素での濃度値と
すると、かすれたシェープ54が得られる。このような
かすれたシェープ54を用いてかすれ処理部を描画すれ
ば、図8のような描画を行うことができる。
【0034】図8では紅葉状の原かすれマスク45−1
〜46−3を用いたが、図9に示すように、点状の原か
すれマスク48−1〜49−3を用いても良い。これら
のかすれマスクでは、破線で示した範囲がマスクの及ぶ
範囲で、その中に実線で示した点がマスクを通過する
(描画が行われる)領域である。例えば筆圧が低下して
用いるマスクが図9の左から右へと変化するとすれば、
中央の点は最後まで残ってつながり、他の点は途中で徐
々に消えて、結果的にかすれが表現される。そこで原か
すれマスク48−1〜49−3等のマスクを用いても良
い。
【0035】図10に、かすれ部でペンタッチベクトル
Tとペン4の運動方向M2とがほぼ平行の際の処理を示
す。この例では、カーブ前のペン4の運動方向M1はペ
ンタッチベクトルTとほぼ直角で、かすれ部で筆先が揃
って、かすれの程度は小さくなる。この場合ペンタッチ
ベクトルTとかすれ部での運動方向M2の間の角が小さ
く、ペンタッチベクトルTとかすれ前の運動方向M1と
の角が大きいことから、図11の参照表で、かすれの程
度の小さなものが選ばれる。そしてこれに応じて例えば
3種類の原かすれマスクを取り出し、これらを筆圧によ
り線形補間し、ペン4の運動方向M2の向きへと回転さ
せた後、ペンタッチベクトルTに応じて変形し、かすれ
部でのシェープと乗算すれば図10の処理を行うことが
できる。
【0036】ここでは特定のかすれ処理を示したが、か
すれ処理を行う部分において、ペン4の運動方向とほぼ
平行な向きにかすれた描画を行うことができれば良く、
その起動条件はペン4の運動方向が急変し、かつ筆圧が
減少していることである。
【0037】
【参考例 シェープの発生】図12,図13に、シェー
プの発生に関する参考例を示す。図12に示すように、
この変形例では図1の画像処理装置から、かすれ処理部
22やシェープアドレス発生部18や変形アドレス発生
部20を取り除く。そして筆圧の増加時にはそれに応じ
て個々のタッチの径を増加させ、涙滴状の合成シェープ
を得る。この合成シェープは濃度記憶部28に記憶さ
れ、これをセレクタ31を介して以降の描画に利用すれ
ば、シェープをその都度発生させずに、またアフィン変
換等の変換を行わずにシェープの発生ができる。
【0038】シェープの発生例を図13に示すと、60
−1〜60−nは原シェープで、それぞれ円形状であ
り、筆圧の増加に応じて徐々に半径が増加する。この時
ペン4の運動方向は図13の矢印Mの向きを向き、この
向きがペンタッチベクトルTの向きとなる。ただしこの
例ではペンタッチベクトルTを記憶する必要はなく、図
13の合成シェープ62を記憶すればよい。
【0039】
【変形例 ペンの回転】図14,図15に、ペン70の
回転を利用して、ペンタッチベクトルTの向きを回転さ
せる変形例を示す。用いるペン70の構造を図14に示
すと、72は座標検出部、74は筆圧検出部で、76は
ジャイロセンサであり、ペン70の軸の回転を検出し得
るものであれば任意のセンサを用いることができる。
【0040】次に図15に示すように、ペンの回転が存
在すれば、ペンタッチベクトルTの方向をペン回転角θ
に対してKθ(Kは正で1以下、好ましくはK2は正で
1未満)回転する。このようにすれば、ペン70の回転
にペンタッチベクトルTの向きが追随して回転し、スト
ロークの途中でペンを回転させて筆先の向きを回転する
操作をシミュレートできる。
【0041】
【変形例 歪の検出】図16〜図18に、ペン80に加
わる歪を検出してペンタッチベクトル89の向きを定め
る変形例を示す。図1の実施例では、ペンタッチベクト
ルTの向きを決定できるのは、筆圧の増加時のみであ
る。それ以降はペン4の平行移動に追随させたり、ペン
先の回転に追随させたり、狭い場面でしかペンタッチベ
クトルTの方向を決定できなかった。これに対してこの
変形例ではペン80を用いて、例えば4個の歪センサ8
2をその4周に取り付ける。筆先の向きを操作しようと
してペン80に力を加えると、4つの歪センサ82には
不均等な歪が生じる。ペン80にはペン軸回りでの角度
0の方向を示すノッチ86等が設けてあり、デジタイザ
2のxy方向にに対するノッチ86の方向を検出できる
ものとする。するとデジタイザ座標系に対するペン軸回
りの角度0の方向がノッチ86の向きから判明し、この
方向に対する歪の方向が歪センサ82で判明する。これ
らの4つの歪センサ82に加わる歪の不均等さに、ノッ
チ86の向きを加味して、図17の歪ベクトル88を定
義し、鉛直下側を向くものと仮定した筆圧ベクトル87
とベクトル合成すれば、ペンタッチベクトル89が得ら
れる。ここでのベクトル合成は単純に2つのベクトルの
大きさをそのまま用いて合成する必要はない。なおここ
で歪センサ82を用いる代わりに、ペン80の周囲に感
圧センサ84を配置して、ペンを握る力の不均等さを用
いて歪ベクトル88を決定しても良い。
【0042】ペン80の傾きから筆先の操作方向を推定
し得る可能性もあるが、ペンをどの程度に立ててあるい
は寝かせて描画するかは、個々の人の癖による問題であ
り、筆先の操作とは関係がない。従ってペンの軸とは異
なる方向に、好ましくはペンの軸と垂直な方向にユーザ
ーが加える力を用いて歪ベクトルを決定することが好ま
しい。
【0043】図18に、歪の検出を用いたペンタッチベ
クトルTの決定アルゴリズムを示す。図17に示すよう
に、歪ベクトルと筆圧ベクトルとをベクトル合成し、仮
のペンタッチベクトルと決定する。次いで仮のペンタッ
チベクトルと現ペンタッチベクトルとを補間し、新しい
ペンタッチベクトルとする。ここで新しいペンタッチベ
クトルの決定における仮のペンタッチベクトルや現ペン
タッチベクトルの寄与率は適宜に定めることができ、ペ
ンタッチベクトルの向きが所定の速度で変化するように
することが好ましい。例えば図18の右側に示したよう
に、仮のペンタッチベクトルに1よりも小さな常数を乗
算してその寄与を小さくした後、現ペンタッチベクトル
とベクトル合成し、ペンタッチベクトルの大きさが発散
することを防止するため、所定の割合で減少させて、新
しいペンタッチベクトルを決定すればよい。
【0044】図19に、歪を用いたペンタッチベクトル
の決定に用いる新たなペン100を示す。102はペン
本体で、104は筆先、106は可撓部、108は歪検
出部で、可撓部106に生じる歪の分布を測定する。ペ
ン100を図19の左の状態から右の状態へと、筆先1
04を寝かせると、可撓部106が撓み、これに伴っ
て、歪検出部108には歪の分布が生じる。ペン本体1
02の先端面に平行な平面での歪の分布は筆先104の
寝かし方の程度を示し、ペン軸に平行な方向での歪の平
均値は筆圧を表す。そこで図17,18の手法で、ペン
タッチベクトルと筆圧を決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像処理装置のブロック図
【図2】 実施例での、筆圧増加時のペンタッチベク
トルの決定とシェープ生成のアルゴリズムを示すフロー
チャート
【図3】 実施例でのシェープ生成過程を、円形シェ
ープの変形の面から示す図
【図4】 実施例でのシェープ生成過程を、ペン動作
の点から示す図
【図5】 実施例でのペンタッチベクトルの回転アル
ゴリズムを示すフローチャート
【図6】 実施例での筆圧一定の条件での描画を示す
【図7】 実施例での筆圧が減少し描画方向の変化が
無い際の描画を示す特性図
【図8】 実施例でのかすれ処理を示す図で、原かす
れマスクからのかすれマスクの生成とかすれ処理を示す
【図9】 原かすれマスクの変形例を示す図
【図10】 実施例でのかすれ処理の例を、ペンタッチ
ベクトルと進行方向との向きを変えて示す図
【図11】 実施例でのかすれ処理のアルゴリズムを示
すフローチャート
【図12】 参考例の画像処理装置のブロック図
【図13】 参考例での、筆圧増加時のシェープ生成を
示す図
【図14】 変形例で用いる回転検出ペンを示す図
【図15】 回転検出ペンを用いた変形例の要部動作フ
ローチャート
【図16】 歪をペンタッチベクトルの決定に用いる変
形例での、ペンを示す図
【図17】 歪を用いてペンタッチベクトルを決定する
ことを示す特性図
【図18】 歪を用いた変形例での、ペンタッチベクト
ルの決定アルゴリズムを示すフローチャート
【図19】 歪を用いた新たな変形例での、ペンを示す
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00, 3/03 - 3/037 G09G 5/00 - 5/42 G06T 11/80

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画入力手段からの座標と筆圧とに基づ
    いて描画する方法において、 筆圧の増加時に、方向が描画入力手段の進行方向で定ま
    り、大きさが筆圧の増加分で定まるペンタッチベクトル
    を発生させて記憶し、 記憶済みの原シェープを、前記ペンタッチベクトルによ
    り、基端から先端への方向が前記ペンタッチベクトルの
    方向で定まり、基端が尖り先端が基端に比べ太く、かつ
    基端から先端へ向けての太り具合が前記ペンタッチベク
    トルの大きさで定まるように変形させて、シェープを発
    生させ、 筆圧の増加時及び筆圧がほぼ一定の際に、発生したシェ
    ープを用いて描画することを特徴とする、画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 筆圧がほぼ一定の際に、記憶したペン
    タッチベクトルの方向を描画入力手段の運動方向へ徐々
    に回転させることを特徴とする、請求項1の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記描画入力手段の回転を検出して、
    記憶したペンタッチベクトルの方向を回転させることを
    特徴とする、請求項1の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 描画入力手段からの座標と筆圧とに基
    づいて描画する方法において、 前記描画入力手段の軸方向に垂直な方向に加わる力と、
    描画入力手段の軸方向に加わる筆圧とを用いて、ペンタ
    ッチベクトルを発生させ、 該ペンタッチベクトルの方向を向いて、基端で尖り先端
    で太く、かつ基端から先端へ向けての太り具合がペンタ
    ッチベクトルの大きさで定まるシェープを発生させて描
    画することを特徴とする、画像処理方法。
  5. 【請求項5】 描画入力手段からの座標と筆圧とに基
    づいて描画する装置において、 筆圧の増加時に、方向が描画入力手段の進行方向で定ま
    り、大きさが筆圧の増加分で定まるペンタッチベクトル
    を発生させて記憶するための手段と、 記憶済みの原シェープを、前記ペンタッチベクトルによ
    り、基端から先端への方向が前記ペンタッチベクトルの
    方向で定まり、基端が尖り先端が基端に比べ太く、かつ
    基端から先端へ向けての太り具合が前記ペンタッチベク
    トルの大きさで定まるように変形させてシェープを発生
    させるための手段と、 筆圧の増加時及び筆圧がほぼ一定の際に、発生したシェ
    ープを用いて描画するための手段とを設けたことを特徴
    とする、画像処理装置。
  6. 【請求項6】 描画入力手段の移動方向が変化し、か
    つ前記筆圧が減少したことを検出して、かすれた描画を
    行うための手段を設けたことを特徴とする、請求項5の
    画像処理装置。
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