JP3429687B2 - コンピュータ通信システム - Google Patents

コンピュータ通信システム

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JP3429687B2
JP3429687B2 JP27830298A JP27830298A JP3429687B2 JP 3429687 B2 JP3429687 B2 JP 3429687B2 JP 27830298 A JP27830298 A JP 27830298A JP 27830298 A JP27830298 A JP 27830298A JP 3429687 B2 JP3429687 B2 JP 3429687B2
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純一 石川
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株式会社ガルフネットコミュニケーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ間における通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LANあるいはインターネット等
のコンピュータネットワークが発達し、複数のコンピュ
ータ間における通信が普及してきている。これらの通信
システムでは、1つのコンピュータがサーバとして機能
し、他のコンピュータがクライアントとして機能する。
例えば、サーバ側のコンピュータのファイルに格納され
たデータ等の情報は、クライアント側のコンピュータの
動作に従って読まれる。換言すれば、クライアント側の
コンピュータが動作しないと、その情報はクライアント
側のコンピュータに転送されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の通信
システムでは、例えば緊急を要する情報を1つのコンピ
ュータから他のコンピュータへ送信しようとしても、他
のコンピュータの積極的が動作が必要であり、緊急な情
報を直ちに送信できないことがあった。
【0004】本発明は、他のコンピュータの動作を要す
ることなく、所定の情報を他のコンピュータに送信する
ことができるコンピュータ通信システムを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンピュー
タ通信システムは、各コンピュータが他のコンピュータ
に対して第1の出力信号を送信することによって、他の
コンピュータが第1の出力信号に従って動作可能であ
り、かつ各コンピュータが他のコンピュータから送信さ
れた第2の出力信号に従って動作可能であり、各コンピ
ュータまたは他のコンピュータは、第1または第2の出
力信号に対する応答を他のコンピュータまたは各コンピ
ュータに対して要求することができ、応答の内容は、
のコンピュータまたは各コンピュータが第1または第2
の出力信号の着信を確認したことを示す第1の応答信号
と、他のコンピュータまたは各コンピュータが第1また
は第2の出力信号に従って所定の処理を実行したことを
示す第2の応答信号と、所定の処理の実行の結果を示す
第3の応答信号との3つのレベルに分けられ、このレベ
ルは応答を要求する各コンピュータまたは他のコンピュ
ータが指定することを特徴としている。
【0006】
【0007】第1または第2の出力信号が他のコンピュ
ータまたは各コンピュータにおいてジョブを実行させる
ための指令信号を含んでいる場合、他のコンピュータ
たは各コンピュータが第1または第2の出力信号を受信
して自動的にジョブを実行する。
【0008】第1または第2の出力信号が他のコンピュ
ータまたは各コンピュータにインストールされているプ
ログラムによって処理可能なデータファイルを含んでい
る場合、他のコンピュータまたは各コンピュータが、第
または第2の出力信号を受信して自動的にデータファ
イルに対する処理を実行する。
【0009】好ましくは各コンピュータまたは他のコン
ピュータは、第1または第2の出力信号を予め設定され
たタイミングで送信するためのスケジューリング処理を
実行可能である。
【0010】1つのコンピュータから出力信号を送信さ
れるコンピュータは複数であってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1実施形態を説明する。図1は、第1の実施形態である
コンピュータ通信システムの概略構成を示している。こ
の通信システムは、3つのコンピュータA、B、Cを通
信ケーブル10によって接続することによりLANが構
成された例である。各コンピュータはそれぞれクライア
ントとして機能し、相互に通信可能である。例えばコン
ピュータAが送信クライアントとして機能するとき、コ
ンピュータB、Cは受信クライアントとして機能する。
同様に、コンピュータBが送信クライアントとして機能
するとき、コンピュータC、Aが受信クライアントとし
て機能し、コンピュータCが送信クライアントとして機
能するとき、コンピュータA、Bが受信クライアントと
して機能する。すなわち各コンピュータA、B、Cに
は、基本的に同じ通信プログラムが格納されている。
【0012】図2は送信クライアントにおいて動作する
通信プログラムのフローチャートである。通信プログラ
ムは、送受信を行なうためのメインルーチンと、メイン
ルーチンを介して実行される種々のプログラムから成る
DLL(ダイナミック・リンケージ・ライブラリ)とか
ら構成され、メインルーチンは常駐している。
【0013】メインルーチンのステップ101では、オ
ペレータが例えばキーボードを操作することによって、
ディスプレイ装置によって表示された一覧表から受信ク
ライアントが選択される。例えば送信クライアントがコ
ンピュータAであるとき、コンピュータAのキーボード
を操作することによって、コンピュータBまたはCが受
信クライアントとして選択される。
【0014】ステップ102では、ステップ101と同
様に例えばキーボードを用いて、ディスプレイ装置の画
面に表示された一覧表から実行すべき処理内容が指定さ
れ、この処理内容に対応したプログラムがDLLから選
択される。ここでは、コンピュータAからメッセージを
コンピュータBに対して送信する場合を例にとる。した
がって、選択されるプログラムはメッセージを送信する
ためのプログラムである。
【0015】DLLのステップ111では、ディスプレ
イ装置により、受信クライアントに送信すべきメッセー
ジ(コンテンツ)とメッセージを送信するために必要な
パラメータとを入力するための画面が表示され、メッセ
ージとパラメータが、オペレータが例えばキーボードを
操作することによって入力される。ステップ112で
は、コンテンツを受信した後に受信クライアントがコン
テンツに対して処理すべき内容(セッティング情報)が
指定される。セッティング情報は、メッセージをディス
プレイ装置の画面上に表示させること、あるいはメッセ
ージをハードディスクに格納すること等の処理を示し、
セッティング情報の指定は、オペレータが例えばキーボ
ードを操作することによって行なわれる。
【0016】ステップ113では、セッティング情報に
従って受信クライアントがジョブを実行するために必要
な制御情報である指令信号すなわちヘッダが作成され
る。このヘッダは例えば、受信クライアントにおいてメ
ッセージをディスプレイ装置の画面に表示するために必
要な指令信号である。ステップ114では、ヘッダがメ
モリ内に格納される。ステップ115では、ヘッダとコ
ンテンツがメインルーチンへ転送される。
【0017】メインルーチンのステップ103では、ス
テップ115においてDLLから転送されたヘッダとコ
ンテンツが1群のデータとして受信される。ステップ1
04では、ステップ114においてメモリに格納された
ヘッダがメモリから読み出される。このヘッダはステッ
プ105において解析され、受信クライアントにおいて
処理されるべき内容が認識される。ステップ106で
は、送信クライアントにおける現在の動作内容を示すロ
グファイルが、ハードディスクの所定の領域(動作履歴
を格納する場所)に書き込まれる。この例においてログ
ファイルは、コンピュータBに対してメッセージを送信
するという情報である。ステップ107では、ステップ
103においてDLLから送信されたヘッダとコンテン
ツが受信クライアントに対して送信され、メインルーチ
ンは終了する。
【0018】図3は受信クライアントにおいて動作する
通信プログラムのフローチャートである。通信プログラ
ムはメインルーチンとDLLから構成され、上述したよ
うに送信クライアントと受信クライアントにおいて同じ
であり、メインルーチンは常駐している。すなわち図3
においてメインルーチンのフローチャートが送信クライ
アント(図2)と異なるのは、実行されるステップのみ
を示したからであり、実際には、メインルーチンのプロ
グラム構成は全く同じである。また図3においてDLL
のフローチャートが送信クライアント(図2)と異なる
のは、DLLから呼び出されて実行されるプログラムが
異なるからである。
【0019】メインルーチンのステップ201では、送
信クライアントから送信されたヘッダとコンテンツが受
信される。このとき、着信したことを報知するために音
を発生させることが好ましい。ステップ202ではヘッ
ダが解析され、この例では、メッセージをディスプレイ
装置の画面に表示すべきことが認識される。ステップ2
03では、受信クライアントにおける現在の動作内容を
示すログファイルが、ハードディスクの所定の領域に書
き込まれる。この例におけるログファイルは、コンピュ
ータAからメッセージを受信するという情報である。ス
テップ204では、ステップ202において解析された
結果(セッティング情報)に従って、ヘッダによって指
定されたプログラムがDLLから呼び出されて実行さ
れ、メインルーチンは終了する。
【0020】DLLのステップ211では、セッティン
グ情報に従ってコンテンツ、すなわち送信クライアント
から送信されたメッセージがディスプレイ装置の画面に
表示される。
【0021】以上のように第1の実施形態では、コンピ
ュータAからに対して送信されたヘッダ(第1の出力信
号)に従ってコンピュータBが自動的に動作し、ディス
プレイ装置の画面上にコンテンツ(メッセージ)が表示
される。このような動作すなわちプッシュは、任意のコ
ンピュータA、B、C間において実行可能であり、相手
のコンピュータが起動されていれば、いつでもメッセー
ジを送信することができる。例えばコンピュータAで
は、コンピュータBから送信されたヘッダ(第2の出力
信号)に従って、ディスプレイ装置によってメッセージ
が表示可能である。
【0022】第1の実施形態では、1つのコンピュータ
から他のコンピュータに対して送信されたヘッダが他の
コンピュータによってジョブを実行させるための指令信
号を含んでおり、他のコンピュータがヘッダを受信して
自動的にメッセージを表示するというジョブを実行する
例を説明したが、ヘッダが他のコンピュータにインスト
ールされているプログラムによって処理可能なデータフ
ァイルを含み、他のコンピュータが、ヘッダを受信して
自動的にそのデータファイルに対する処理を実行するこ
とも可能である。
【0023】次に図4を参照して第2の実施形態を説明
する。第2の実施形態では、1つのコンピュータから他
のコンピュータに対して、ヘッダが予め設定されたタイ
ミングで送信されるためのスケジューリング処理が実行
可能である。第1の実施形態と同様に、通信プログラム
はメインルーチンとDLLから構成され、メインルーチ
ンは常駐している。なお以下の説明では、コンピュータ
の接続関係は図1と同様であり、コンピュータAから、
12時にコンピュータBにメッセージを送信し、15時
にコンピュータCにメッセージを送信する場合を想定す
る。すなわち送信クライアントはコンピュータAであ
り、受信クライアントはコンピュータB、Cである。
【0024】メインルーチンのステップ301では、図
2のステップ101と同様に、ディスプレイ装置によっ
て表示された一覧表から、コンピュータBとCが受信ク
ライアントとして選択される。ステップ302では、図
2のステップ102と同様に、ディスプレイ装置の画面
に表示された一覧表から実行すべき処理内容が指定さ
れ、この処理内容に対応したプログラムがDLLから選
択される。ここではコンピュータAからコンピュータ
B、Cにメッセージを送信する場合を想定しているの
で、DLLから選択されるプログラムはメッセージを送
信するためのプログラムである。
【0025】DLLのステップ311〜313は図2の
ステップ111〜113と基本的に同じ内容である。す
なわち、ステップ311では受信クライアントに送信す
べきメッセージ(コンテンツ)とメッセージを送信する
ために必要なパラメータとが入力される。ステップ31
2では、受信クライアントがコンテンツに対して処理す
べき内容(セッティング情報)が指定される。セッティ
ング情報は第1の実施形態とは異なり、メッセージを例
えばディスプレイ装置の画面上に表示させること、ある
いはメッセージをハードディスクに格納すること等の処
理に加え、メッセージをどの受信クライアントにいつ送
信するかということを示すスケジューリング情報も含ま
れる。ステップ313では、セッティング情報に従って
ヘッダが作成される。
【0026】ステップ314では、ヘッダが例えばハー
ドディスクに設けられたスケジュールファイルに格納さ
れる。ヘッダは、第1の実施形態ではメモリに格納され
ていたが、第2の実施形態では、メインルーチンにおい
て繰り返し参照されるため、恒久的なファイルに格納さ
れる。
【0027】メインルーチンでは、ステップ321〜3
31から成るループ1が5秒毎に実行される。ループ1
の中には、ステップ322〜330から成るループ2が
含まれている。ループ2は、スケジュールファイルに格
納されたヘッダに従って実行されるジョブの数だけ繰り
返される。この例では、コンピュータB、Cにメッセー
ジが送信されるので、ループ2は2回実行される。
【0028】ステップ322では、ステップ314にお
いて格納されたヘッダがスケジュールファイルから読み
出される。ステップ323ではヘッダが解析され、受信
クライアントにおいて処理されるべき内容が認識され
る。この例では、まず、コンピュータBに対して12時
にメッセージを送信すべきことが認識される。
【0029】ステップ324では、ヘッダとコンテンツ
を受信クライアントに送信すべき時間であるヘッダ時間
が経過したか否かが判定される。ヘッダ時間が経過して
いないとき、ステップ325〜329がスキップされて
ステップ330からステップ322へ戻り、上述した処
理が再び実行される。これに対し、ヘッダ時間が経過す
ると、ステップ325において、送信クライアントに関
するログファイルがハードディスクの所定の領域に書き
込まれる。そしてステップ326では、ヘッダとコンテ
ンツが受信クライアントへ送信される。
【0030】例えば、ステップ324において12時を
経過したことが判定されると、ステップ325、326
が実行されてコンピュータBにヘッダとコンテンツ(メ
ッセージ)が送信される。それ以外の場合は、ステップ
325〜329は実行されない。
【0031】ステップ327では、インターバル時間が
0でないか否かが判定される。インターバル時間は、受
信クライアントへ同じ情報(ヘッダとコンテンツ)を送
るときの時間間隔(インターバル時間)であり、0であ
るときは情報は1度しか送信しない。したがって、この
場合はステップ328が実行され、スケジュールファイ
ルからヘッダとコンテンツが消去される。これに対し、
インターバル時間が0でないとき、例えば5分おきに送
信動作を行なうとき、ステップ329において、ステッ
プ326の実行回数が計数される。そしてステップ33
0からステップ322へ戻る。
【0032】ステップ322では、再びヘッダがスケジ
ュールファイルから読み出される。ヘッダはステップ3
23において解析され、次に、コンピュータCに対して
15時にメッセージを送信すべきことが認識される。そ
して、上述したようにステップ324においてヘッダ時
間が経過したと判定されたときのみ、ステップ325〜
329が実行可能となり、それ以外の場合、ステップ3
25〜329はスキップされる。
【0033】このようにしてループ2が2回実行される
と、ループ1へ戻り、前回のループ1の実行から5秒経
過すると、再びループ1が実行される。すなわちこの例
では、5秒毎に、コンピュータB、Cにメッセージを送
信すべきか否かが判定され、12時にはコンピュータB
に対する送信が実行され、15時にはコンピュータCに
対する送信が実行される。
【0034】受信クライアントであるコンピュータB、
Cにおける動作は、図3に示されるフローチャートと同
じであるので、その説明を省略する。
【0035】以上のように第2の実施形態によれば、ス
ケジューリング処理が行なわれるので、送信クライアン
トにおいて、その都度キーボード等を操作しなくても受
信クライアントに対する送信動作を実行することができ
る。なお、第2の実施形態も第1の実施形態と同様に、
データファイルを送信する場合にも適用できる。
【0036】図5は第3の実施形態における送信クライ
アントの通信プログラムのフローチャートである。第3
の実施形態では、1つのコンピュータから複数のコンピ
ュータに対して、同じ内容のヘッダとコンテンツが送信
される。第1および第2の実施形態と同様に、通信プロ
グラムはメインルーチンとDLLから構成され、メイン
ルーチンは常駐している。なお以下の説明では、コンピ
ュータの接続関係は図1と同様であり、コンピュータA
から、コンピュータB、Cに対して同じメッセージを送
信する場合を想定する。すなわち送信クライアントはコ
ンピュータAであり、受信クライアントはコンピュータ
B、Cである。
【0037】メインルーチンのステップ401では、図
2のステップ101と同様に、ディスプレイ装置によっ
て表示された一覧表から、コンピュータB、Cから成る
受信グループが受信クライアントとして選択される。各
受信グループに含まれるコンピュータを示すデータは、
ハードディスクに設けられたグループファイルに予め記
憶されている。ステップ402では、図2のステップ1
02と同様に、ディスプレイ装置の画面に表示された一
覧表から実行すべき処理内容が指定され、この処理内容
に対応したプログラムがDLLから選択される。ここで
は、メッセージを送信するためのプログラムが選択され
る。
【0038】DLLのステップ411〜415は図2の
ステップ111〜115と基本的に同じ内容である。す
なわちステップ411では、受信クライアントに送信す
べきメッセージ(コンテンツ)と所定のパラメータがキ
ーボード等を介して入力される。ステップ412では、
受信クライアントがコンテンツに対して処理すべき内容
(セッティング情報)が指定される。ステップ413で
は、セッティング情報に従ってヘッダが作成される。ス
テップ414ではヘッダがメモリ内に格納され、ステッ
プ415ではヘッダとコンテンツがメインルーチンへ転
送される。
【0039】メインルーチンのステップ403では、ス
テップ415においてDLLから転送されたヘッダとコ
ンテンツが1群のデータとして受信され、次いでステッ
プ404〜410から成るループ1が実行される。ルー
プ1は、ステップ413において作成されたヘッダの数
だけ実行される。例えば、3種類のメッセージをそれぞ
れ所定の受信グループへ送信する場合、ループ1は3回
実行される。
【0040】ステップ404では、ステップ414にお
いてメモリに格納された1つのヘッダがメモリから読み
出される。このヘッダはステップ405において解析さ
れ、受信クライアントにおいて処理されるべき内容が認
識される。そしてステップ406〜409から成るルー
プ2が実行される。ループ2は受信グループを構成する
受信クライアントの数だけ繰り返される。この例では、
受信グループはコンピュータB、Cであるため、ループ
2は2回実行される。
【0041】ステップ406では、グループファイルが
アクセスされ、ステップ401において選択された受信
グループのうち、コンピュータBにメッセージを送信す
べきことが認識される。ステップ407では、ログファ
イルがハードディスクの所定の領域に書き込まれる。こ
の例においてログファイルは、コンピュータBに対して
メッセージを送信するという情報である。ステップ40
8では、ステップ415においてDLLから送信された
ヘッダとコンテンツが例えばコンピュータBに対して送
信される。
【0042】そしてステップ409からステップ406
へ戻り、上述したステップ406〜408の処理が実行
されてコンピュータCに対してヘッダとコンテンツが送
信される。
【0043】コンピュータB、Cに関するループ2の実
行が完了すると、他のメッセージを送信する場合にはス
テップ404へ戻るが、全ての処理が終了していれば、
メインルーチンは終了する。
【0044】受信クライアントにおける動作は、図3に
示されるフローチャートと同じであるので、その説明を
省略する。
【0045】以上のように第3の実施形態によれば、受
信クライアントが複数のコンピュータであり、これらの
コンピュータに対して同じヘッダとコンテンツを同時に
送信することができる。なお、第3の実施形態も第1の
実施形態と同様に、データファイルを送信する場合にも
適用できる。
【0046】図6は第4の実施形態における送信クライ
アントの通信プログラムのフローチャートである。第4
の実施形態では、受信グループに対して、ヘッダが予め
設定されたタイミングで送信されるためのスケジューリ
ング処理が実行可能である。第1〜第3の実施形態と同
様に、通信プログラムはメインルーチンとDLLから構
成され、メインルーチンは常駐している。なお以下の説
明では、1つのコンピュータから、第1の受信グループ
のコンピュータに対して12時にメッセージを送信し、
第2の受信グループのコンピュータに対して15時にメ
ッセージを送信する場合を想定する。
【0047】メインルーチンのステップ501では、図
2のステップ101と同様に、ディスプレイ装置によっ
て表示された一覧表から、第1および第2の受信グルー
プが受信クライアントとして選択される。ステップ50
2では、図2のステップ102と同様に、ディスプレイ
装置の画面に表示された一覧表から実行すべき処理内容
が指定され、この処理内容に対応したプログラムがDL
Lから選択される。ここでは、メッセージを送信するた
めのプログラムが選択される。
【0048】DLLのステップ511〜514は図4の
ステップ311〜314と基本的に同じ内容である。す
なわちステップ511では、受信クライアントに送信す
べきメッセージ(コンテンツ)と所定のパラメータがキ
ーボード等を介して入力される。ステップ512では、
受信クライアントがコンテンツに対して処理すべき内容
(セッティング情報)が指定される。セッティング情報
には、メッセージをどの受信クライアントにいつ送信す
るかということを示すスケジューリング情報も含まれ
る。ステップ513では、セッティング情報に従ってヘ
ッダが作成される。ステップ514では、ハードディス
クに設けられたスケジュールファイルに格納される。
【0049】メインルーチンでは、ステップ521〜5
30から成るループ1が5秒毎に実行される。ループ1
の中には、ステップ522〜529から成るループ2が
含まれている。ループ2は、スケジュールファイルに格
納されたヘッダに従って実行されるジョブの数だけ繰り
返される。この例では、第1および第2の受信グループ
にメッセージが送信されるので、ループ2は2回実行さ
れる。
【0050】ステップ522では、ステップ514にお
いて格納されたヘッダがスケジュールファイルから読み
出される。ステップ523ではヘッダが解析され、受信
クライアントにおいて処理されるべき内容が認識され
る。この例では、まず、第1の受信グループに対して1
2時にメッセージを送信すべきことが認識される。
【0051】ステップ524では、ヘッダとコンテンツ
を受信クライアントに送信すべき時間であるヘッダ時間
(この例では、12時)が経過したか否かが判定され
る。ヘッダ時間が経過していないとき、ステップ525
〜528がスキップされてステップ529からステップ
522へ戻り、上述した処理が再び実行される。これに
対し、ヘッダ時間が経過すると、ステップ525におい
て第1の受信グループに対してヘッダとコンテンツが送
信される。
【0052】ステップ526では、インターバル時間が
0でないか否かが判定される。インターバル時間が0で
あるときは送信は1度しか実行されない。したがって、
この場合はステップ527が実行され、スケジュールフ
ァイルからヘッダとコンテンツが消去される。これに対
し、インターバル時間が0でないとき、例えば5分おき
に送信動作を行なうとき、ステップ528において、送
信の実行回数が計数される。そしてステップ529から
ステップ522へ戻る。
【0053】ステップ522では、再びヘッダがスケジ
ュールファイルから読み出される。ヘッダはステップ5
23において解析され、次に、第2の受信グループに対
して15時にメッセージを送信すべきことが認識され
る。そして、上述したようにステップ524においてヘ
ッダ時間が経過したと判定されたときのみ、ステップ5
25〜528が実行可能となり、それ以外の場合、ステ
ップ525〜528はスキップされる。
【0054】このようにしてループ2が2回実行される
と、ループ1へ戻り、前回のループ1の実行から5秒経
過すると、再びループ1が実行される。すなわちこの例
では、5秒毎に、第1および第2の受信グループにメッ
セージを送信すべきか否かが判定され、12時には第1
の受信グループに対する送信が実行され、15時には第
2の受信グループに対する送信が実行される。
【0055】ステップ531〜534は、ステップ52
5において実行される第1の受信グループに対する送信
動作をより詳細に示している。ステップ531〜534
によって構成されるループ3は、受信グループに含まれ
る受信クライアントのコンピュータの数だけ繰り返し実
行される。
【0056】ステップ531では、グループファイルが
アクセスされ、ステップ501において選択された受信
グループのうち、所定のコンピュータにメッセージを送
信すべきことが認識される。ステップ532では、ログ
ファイルがハードディスクの所定の領域に書き込まれ
る。ステップ533では、ヘッダとコンテンツが所定の
コンピュータに対して送信される。
【0057】受信クライアントである第1および第2の
受信グループにおける動作は、図3に示されるフローチ
ャートと同じであるので、その説明を省略する。
【0058】以上のように第4の実施形態によれば、ス
ケジューリング処理が行なわれるので、送信クライアン
トにおいて、その都度キーボード等を操作しなくても各
受信グループに対する送信動作を実行することができ
る。なお、第4の実施形態も第1の実施形態と同様に、
データファイルを送信する場合にも適用できる。
【0059】図7は、第5の実施形態における受信クラ
イアントの通信プログラムのメインルーチンのフローチ
ャートである。DLLは、第1〜第4の実施形態と同様
の構成であり、種々のプログラムから成る。
【0060】ステップ601では、送信クライアントか
ら送信されたヘッダとコンテンツが受信される。ステッ
プ602では、ヘッダが解析される。ステップ603で
は、受信クライアントに関するログファイルがハードデ
ィスクの所定の領域に書き込まれる。ステップ604で
は、ヘッダに従って実行されるべきジョブまたはファイ
ルが実行可能な状態に定められる。
【0061】ステップ605〜615では、ヘッダに従
ってジョブ等が実行されるとともに、ヘッダを受信した
ことに対する応答が送信クライアントへ送信される。応
答には3つのレベル、すなわち受信クライアントがヘッ
ダの着信を確認したことを示す第1の応答信号と、受信
クライアントがヘッダに従って所定の処理を実行したこ
とを示す第2の応答信号と、その処理の実行の結果を示
す第3の応答信号とがある。送信クライアントは、第1
〜第3の応答信号のうちの1つを選択して、受信クライ
アントに対して要求することができる。
【0062】ステップ605では、送信クライアントに
よって要求されている応答すなわち「確認レベル」が低
レベルであるか否かが判定される。低レベルであると
き、ステップ606が実行され、着信を確認したことを
示す第1の応答信号が送信クライアントに対して送信さ
れる。次いでステップ607では、ステップ602にお
いて解析された結果に従って、ヘッダによって指定され
たプログラムがDLLから呼び出されて実行され、メイ
ンルーチンは終了する。
【0063】これに対し、ステップ605において「確
認レベル」が低レベルではないと判定されたとき、ステ
ップ611において、ヘッダによって指定されたプログ
ラムがDLLから呼び出されて実行される。そしてステ
ップ612では、「確認レベル」が中レベルであるか否
かが判定される。中レベルであるとき、ステップ613
が実行され、指定されたジョブ等を実行したことを確認
したことを示す第2の応答信号が送信クライアントに対
して送信され、メインルーチンは終了する。
【0064】一方ステップ612において「確認レベ
ル」が中レベルではないと判定されたとき、すなわち
「確認レベル」が高レベルであるとき、ステップ614
が実行される。ステップ614では、任意のステータス
メッセージが入力可能な状態に定められ、オペレータは
ディスプレイ装置の画面を見て、ジョブ等を実行したと
きの状況等に関する情報をメッセージの形式で入力す
る。ステップ615では、ステップ614において入力
されたステータスメッセージが送信クライアントに送信
され、メインルーチンは終了する。
【0065】以上のように第5の実施形態によれば、受
信クライアントにおけるジョブあるいはファイルに関す
る実行の結果を送信クライアントにおいて確認すること
ができる。
【0066】図8および図9は、第6の実施形態を示し
ている。第6の実施形態は2つのコンピュータによって
チャット(Chat)を実行するための通信プログラムのフ
ローチャートである。チャットでは、一方のコンピュー
タがリクエスティングクライアントであるとき、他方の
コンピュータが受信クライアントとなり、リクエスティ
ングクライアントと受信クライアントの立場は1回の送
受信の度に変更される。
【0067】リクエスティングクライアントのメインル
ーチンでは、まずステップ701において、図2のステ
ップ101と同様に、ディスプレイ装置の画面に表示さ
れた一覧表から所定のコンピュータが受信クライアント
として選択される。ステップ702では、ディスプレイ
装置の画面に表示された一覧表からチャットを実行すべ
きことが指定され、チャットのプログラムがDLLから
選択される。
【0068】DLLのステップ711では、受信クライ
アントに送信すべきリクエストメッセージが例えばキー
ボードによって入力される。ステップ712では、チャ
ットを実行するために必要な制御信号である指令信号す
なわちヘッダが作成される。ステップ713では、ヘッ
ダがメモリに格納される。ステップ714では、ヘッダ
とリクエストメッセージがメインルーチンへ通知され
る。
【0069】メインルーチンのステップ703では、ヘ
ッダとリクエストメッセージが受信クライアントに対し
て送信される。この送信の手順はステップ721〜72
5に示されており、まずステップ721では、ヘッダと
リクエストメッセージを含む通知をDLLから受信す
る。ステップ722では、ステップ713においてメモ
リに格納されたヘッダがメモリから読み出される。ステ
ップ723ではヘッダが解析される。ステップ724で
は、リクエスティングクライアントに関するログファイ
ルがハードディスクの所定の領域に書き込まれる。ステ
ップ725では、ヘッダとリクエストメッセージが受信
クライアントへ送信され、メインルーチンは終了する。
【0070】受信クライアントのメインルーチンでは、
ステップ801において、リクエスティングクライアン
トから送信されたヘッダとリクエストメッセージが受信
される。ステップ802ではヘッダが解析され、ステッ
プ803では受信クライアントに関するログファイルが
ハードディスクの所定の領域に書き込まれる。ステップ
804では、ステップ802において解析された結果に
従って、チャットのプログラムがDLLから呼び出され
る。
【0071】DLLのステップ811では、ヘッダがチ
ャットの要求(リクエスト)を示しているか否かが判定
される。受信クライアントがリクエストを受信した場
合、ステップ812においてリクエストメッセージがデ
ィスプレイ装置の画面に表示される。ステップ813で
は、オペレータがキーボード等を操作することによっ
て、アンサーメッセージが入力される。次いでステップ
816では、アンサーメッセージをリクエスティングク
ライアントに返すための指令信号であるヘッダとアンサ
ーメッセージがメモリに格納される。ステップ817で
は、ヘッダとアンサーメッセージがメインルーチンへ通
知される。
【0072】これに対し、リクエスティングクライアン
トから2回目以降のメッセージが送信されてきた場合に
は、ステップ811ではリクエストのヘッダではないと
判定されるため、ステップ814が実行される。すなわ
ち、リクエスティングクライアントから送信されてきた
チャットメッセージがディスプレイ装置の画面によって
表示される。ステップ815では、ステップ813と同
様にチャットメッセージが入力され、その後、ステップ
816、817が実行される。
【0073】メインルーチンのステップ805では、D
LLから通知されたヘッダとアンサーメッセージまたは
チャットメッセージが、いままでリクエスティングクラ
イアントであった相手のコンピュータに送信される。す
なわちステップ805の実行によって、受信クライアン
トはリクエスティングクライアントになり、リクエステ
ィングクライアントが受信クライアントになる。
【0074】ステップ813では、チャットの要求に対
して応じる旨の返答と、チャットの要求を拒否する旨の
返答とが可能である。チャットの要求に応じる返答が相
手のコンピュータに送信された場合、相手のコンピュー
タから再びメッセージを送信することができるが、チャ
ットの要求を拒否する返答が送信れた場合、相手のコン
ピュータからの送信は不可能となり、これでチャットは
終了する。
【0075】以上のように第6の実施形態によれば、コ
ンピュータ間においてチャットを実行し、相手のコンピ
ュータにおける積極的な動作を要することなく、送信し
たメッセージを相手のコンピュータの画面上に表示させ
ることができる。
【0076】図10は第7の実施形態における受信クラ
イアントの通信プログラムのフローチャートである。こ
の通信プログラムは、第1から第6の実施形態の通信プ
ログラムのメインルーチンの中に組み込むことができ、
送信クライアントからの受信を拒否することが可能とな
る。
【0077】ステップ901では、送信クライアントか
ら送信されたヘッダとコンテンツが受信される。ステッ
プ902ではヘッダが解析され、受信クライアントにお
いて実行すべきジョブの内容と、送信クライアントとが
認識される。ステップ903では、受信クライアントの
ハードディスクに予め格納されたブロッキングリストが
参照され、送信クライアントの名前がブロッキングリス
トに含まれているか否かがチェックされる。ブロッキン
グリストには、受信を拒否すべき送信クライアントの名
前が予め記録されている。
【0078】ステップ902において認識された送信ク
ライアントがブロッキングリストに含まれている場合、
このルーチンはこのまま終了し、これにより送信クライ
アントからの受信は不可能になる。これに対し、ステッ
プ902において認識された送信クライアントがブロッ
キングリストに含まれていない場合、ステップ904が
実行され、DLLからヘッダに対応したプログラムが呼
び出される。すなわち送信クライアントからの送信内容
に従った処理が実行される。
【0079】以上のように第7の実施形態によれば、受
信クライアントにおいて、特定の送信クライアントから
の受信を拒否することができる。
【0080】図11は第8の実施形態における受信クラ
イアントの通信プログラムのフローチャートである。こ
の通信プログラムも第7の実施形態と同様に、第1から
第6の実施形態の通信プログラムのメインルーチンの中
に組み込むことができる。第7の実施形態との違いは、
送信クライアントからの受信を拒否するだけでなく、送
信クライアントに対してメッセージを送信することがで
きる。
【0081】ステップ911、912の処理内容は図1
0のステップ901、902と同じである。ステップ9
13では、受信クライアントのハードディスクに予め格
納されたリターニングリストが参照され、送信クライア
ントの名前がリターニングリストに含まれているか否か
がチェックされる。リターニングリストには、受信を拒
否してメッセージを送信可能な送信クライアントの名前
が予め記録されている。
【0082】ステップ912において認識された送信ク
ライアントがリターニングリストに含まれている場合、
ステップ914〜916が実行され、受信を拒否する旨
のリターニングメッセージが送信クライアントに対して
送信される。ステップ914では、ハードディスクのフ
ァイルからリターニングメッセージが読み出される。リ
ターニングメッセージは予め作成されてファイルに格納
されているが、必要に応じて書き換え可能である。ステ
ップ915では、リターニングメッセージを送信クライ
アントへ送信するためのヘッダが作成される。ステップ
916では、ヘッダとリターニングメッセージコンテン
ツが送信クライアントに対して送信され、メインルーチ
ンは終了する。
【0083】これに対し、ステップ912において認識
された送信クライアントがリターニングリストに含まれ
ていない場合、ステップ917においてDLLからヘッ
ダに対応したプログラムが呼び出され、送信クライアン
トからの送信内容に従った処理が実行される。
【0084】以上のように第8の実施形態によれば、特
定の送信クライアントからの受信を拒否するとともに、
その送信クライアントに対してリターニングメッセージ
を送信することができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、他のコン
ピュータの動作を要することなく、所定の情報を他のコ
ンピュータに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるコンピュータ通信
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】送信クライアントにおいて動作する通信プログ
ラムを示すフローチャートである。
【図3】受信クライアントにおいて動作する通信プログ
ラムを示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態における送信クライアントの通
信プログラムのフローチャートである。
【図5】第3の実施形態における送信クライアントの通
信プログラムのフローチャートである。
【図6】第4の実施形態における送信クライアントの通
信プログラムのフローチャートである。
【図7】第5の実施形態における受信クライアントの通
信プログラムのメインルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】第6の実施形態におけるリクエスティングクラ
イアントの通信プログラムのフローチャートである。
【図9】第6の実施形態における受信クライアントの通
信プログラムのフローチャートである。
【図10】第7の実施形態における受信クライアントの
通信プログラムのフローチャートである。
【図11】第8の実施形態における受信クライアントの
通信プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10 通信ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−212439(JP,A) 特開 平9−153002(JP,A) 特開 平6−52117(JP,A) 特開 平7−114504(JP,A) 特開 昭64−21654(JP,A) 特開 平9−44436(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 G06F 13/00 351 H04L 12/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのコンピュータを接続し
    て成るコンピュータ通信システムであって、各コンピュ
    ータが他のコンピュータに対して第1の出力信号を送信
    することによって、前記他のコンピュータが前記第1の
    出力信号に従って動作可能であり、かつ前記各コンピュ
    ータが前記他のコンピュータから送信された第2の出力
    信号に従って動作可能であり、 前記各コンピュータまたは前記他のコンピュータは、前
    記第1または第2の出力信号に対する応答を前記他のコ
    ンピュータまたは前記各コンピュータに対して要求する
    ことができ、 前記応答の内容は、前記他のコンピュータまたは前記各
    コンピュータが前記第1または第2の出力信号の着信を
    確認したことを示す第1の応答信号と、前記他のコンピ
    ュータまたは前記各コンピュータが前記第1または第2
    の出力信号に従って所定の処理を実行したことを示す第
    2の応答信号と、前記所定の処理の実行の結果を示す第
    3の応答信号との3つのレベルに分けられ、 前記レベルは前記応答を要求する前記各コンピュータま
    たは前記他のコンピュータが指定する ことを特徴とする
    コンピュータ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1または第2の出力信号が前記他
    のコンピュータまたは前記各コンピュータにおいてジョ
    ブを実行させるための指令信号を含み、前記他のコンピ
    ュータまたは前記各コンピュータが前記第1または第2
    の出力信号を受信して自動的に前記ジョブを実行するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記第1または第2の出力信号が前記他
    のコンピュータまたは前記各コンピュータにインストー
    ルされているプログラムによって処理可能なデータファ
    イルを含み、前記他のコンピュータまたは前記各コンピ
    ュータが、前記第1または第2の出力信号を受信して自
    動的に前記データファイルに対する処理を実行すること
    を特徴とする請求項1に記載のコンピュータ通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記各コンピュータまたは前記他のコン
    ピュータが、前記第1または第2の出力信号を予め設定
    されたタイミングで送信するためのスケジューリング処
    理を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の
    コンピュータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記他のコンピュータが複数であること
    を特徴とする請求項1に記載のコンピュータ通信システ
    ム。
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