JP3428665B2 - アスペクト比変換回路 - Google Patents

アスペクト比変換回路

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JP3428665B2 JP14637592A JP14637592A JP3428665B2 JP 3428665 B2 JP3428665 B2 JP 3428665B2 JP 14637592 A JP14637592 A JP 14637592A JP 14637592 A JP14637592 A JP 14637592A JP 3428665 B2 JP3428665 B2 JP 3428665B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比変換回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】時間軸アスペクト比変換回路は、アスペ
クト比が16:9のCRT用のテレビジョン信号を、ア
スペクト比が4:3のCRT画面に対応したテレビジョ
ン信号に変換するためのものであり、輝度信号(Y信
号)および色差信号((R−Y)信号および(B−Y)
信号)を垂直フィルタ処理回路によって画面の垂直方向
の変換を行い、次いで、輝度信号(Y信号)および色差
信号((R−Y)信号および(B−Y)信号)をメモリ
に順次書き込んだ後、読み出しを行う事によって水平方
向の変換および時間軸変換を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の時間軸アスペク
ト比変換回路は、Y信号、(R−Y)信号および(B−
Y)信号の標本周波数比が4:1:1であるNTSC、
PALおよびMUSE信号等のテレビジョン信号しか扱
えなかった。従って、従来の時間軸アスペクト比変換回
路では、Y信号、(R−Y)信号および(B−Y)信号
の標本周波数比がの4:2:2のD2MAC等のテレビ
ジョン信号には対応できなかった。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、Y信号、(R−Y)信号および(B−
Y)信号の標本周波数比がの4:2:2のD2MAC等
のテレビジョン信号にも対応できるアスペクト比変換回
路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のアスペ
クト比変換回路は、第1のアスペクト比のテレビジョン
信号の2nビットにデジタル化された色差信号を入力す
る入力手段と、入力手段により入力された色差信号を、
輝度信号の伝送に係るクロック信号の1クロック時間遅
延させる遅延手段と、遅延手段により遅延された色差信
号の上位nビットか、または入力手段により入力された
色差信号の上位nビットかのいずれか一方を切り替えて
出力する第1の切替手段と、遅延手段により遅延された
色差信号の下位nビットか、または入力手段により入力
された色差信号の下位nビットかのいずれか一方を切り
替えて出力する第2の切替手段と、第1の切替手段から
出力される色差信号の上位nビットか、または第2の切
替手段から出力される色差信号の下位nビットかのいず
れか一方を切り替えて出力する第3の切替手段と、第2
の切替手段より出力される色差信号が上位nビットとさ
れ、第3の切替手段より出力される色差信号が下位nビ
ットとされる2nビットの色差信号を記憶する記憶手段
を備えることを特徴とする。前記nは、4とするよう
にすることができる。
【0006】
【0007】
【作用】請求項1に記載のアスペクト比変換回路におい
ては、第1のアスペクト比のテレビジョン信号の2nビ
ットにデジタル化された色差信号が入力され、入力され
た色差信号が、輝度信号の伝送に係るクロック信号の1
クロック時間遅延させられ、遅延された色差信号の上位
nビットか、または入力された色差信号の上位nビット
かのいずれか一方が切り替えられて出力され、遅延され
た色差信号の下位nビットか、または入力された色差信
号の下位nビットかのいずれか一方が切り替えられて出
力され、出力される色差信号の上位nビットか、または
出力される色差信号の下位nビットかのいずれか一方が
切り替えられて出力され、遅延された色差信号の上位n
ビットか、または入力された色差信号の上位nビットか
のいずれか一方が切り替えられて出力される色差信号が
上位nビットとされ、遅延された色差信号の上位nビッ
トか、入力された色差信号の上位nビットか、遅延され
た色差信号の下位nビットか、または入力された色差信
号の下位nビットかのいずれかが下位nビットとされる
2nビットの色差信号が記憶される。
【0008】
【0009】
【実施例】図1は、MUSE信号処理回路からのY,
(R−Y)および(B−Y)信号を入力とする本発明の
アスペクト比変換回路の一実施例を示す。この実施例
は、MUSE−NTSCコンバータの一部として使用す
る例である。まず、MUSE信号は、MUSE信号処理
回路2によって水平同期周波数15.8kHzのY信
号、(R−Y)信号および(B−Y)信号に変換され
る。Y信号、(R−Y)信号および(B−Y)信号の標
本化周波数の比は4:1:1である。これらの信号が、
時間軸アスペクト比変換回路4に入力される。時間軸ア
スペクト比変換回路4は、これらの信号を第1の態様で
(すなわち、色差信号について、8ビット中、下位4ビ
ットに全情報が含まれるように)メモリ6に書き込み、
メモリ6から信号を読み出し、読み出した信号を第3の
態様の信号に変換して(すなわち、(R−Y)信号およ
び(B−Y)信号が、並列に出力され、かつ同一情報が
Y信号の4クロック分継続するようにして)、水平同期
周波数15.75kHzの信号に変換(時間軸変換)す
るとともに、図10に示された3つの画面モードのいず
れかに変換し、現行NTSC方式のアスペクト比が4:
3CRT用の信号として、4:3NTSCテレビジョン
受像機8に供給する。
【0010】図10に示された3つの画面モードのう
ち、フルモードとは、アスペクト比が16:9の信号全
てをアスペクト比が4:3のCRTにそのまま映すモー
ドであり、画面には横方向に圧縮された映像が表示され
る。ワイドモードとは、アスペクト比4:3の画面の上
部および下部に何も表示せずに(すなわちカットして)
16:9の映像を表示するモードである。ズームモード
とは、アスペクト比が16:9の信号の画面の左右部分
の表示を省略することによって、16:9の信号の映像
を4:3CRTの画面全体に表示するモードである。
【0011】図2は、NTSCまたはPAL16:9用
信号を入力とする本発明のアスペクト比変換回路の一実
施例を示す。この実施例は、NTSCまたはPAL方式
の16:9CRT用の信号を変換する例である。この場
合時間軸変換は、行わず、入力信号に応じた出力信号を
取り出す。すなわち、NTSC信号が入力されたとき
は、出力もNTSC信号であり、PAL信号が入力され
たときは、出力もPAL信号となる。よって、この実施
例の場合、時間軸アスペクト比変換回路4は、アスペク
ト比変換回路として動作する。
【0012】図2の実施例の場合も、図1の実施例と同
様に、時間軸アスペクト比変換回路に入力される信号の
標本化周波数の比はY:R−Y:B−Y=4:1:1で
ある。時間軸アスペクト比変換回路4は、入力信号を第
1の態様で(すなわち、色差信号について、8ビット
中、下位4ビットに全情報が含まれるように)メモリ6
に書き込み、メモリ6から信号を読み出し、読み出した
信号を第3の態様の信号に変換して(すなわち、(R−
Y)信号および(B−Y)信号が、並列に出力され、か
つ同一情報がY信号の4クロック分継続するようにし
て)、図10に示された3つの画面モードのいずれかに
変換し、現行NTSC方式またはPAL方式のアスペク
ト比が4:3CRT用の信号として、4:3NTSCま
たはPALテレビジョン受像機8Aに供給する。
【0013】図3は、D2MAC16:9用信号を入力
とする本発明のアスペクト比変換回路の一実施例を示
す。この実施例の場合、時間軸スペクト比変換回路4に
入力されるY信号、(R−Y)信号および(B−Y)信
号は、16:9CRT用で、標本化周波数の比は4:
2:2である。時間軸アスペクト比変換回路4は、入力
信号を第2の態様で(すなわち、入力された色差信号を
そのまま)メモリ6に書き込み、メモリ6から信号を読
み出し、読み出した信号を第4の態様の信号に変換して
(すなわち、(R−Y)信号および(B−Y)信号が、
並列に出力され、かつ同一情報がY信号の2クロック分
継続するようにして)、図10に示された3つの画面モ
ードのいずれかに変換し、現行D2MAC方式のアスペ
クト比が4:3CRT用の信号として、4:3D2MA
Cテレビジョン受像機8Bに供給する。この実施例の場
合、色差信号のデータ量が、図1および図2の実施例の
2倍に増えたことに対応して、メモリ6の記憶容量がそ
の分多く必要になる。
【0014】図4は、図1乃至図3に示された時間軸ア
スペクト比変換回路4のうちメモリ6への書き込み回路
部分、すなわちY信号、(R−Y)信号および(B−
Y)信号の標本化周波数の比が4:1:1の場合および
4:2:2の場合の双方に対応するための回路部分の一
構成例を示す。入力された8ビットの色差信号すなわち
(R−Y)信号および(B−Y)信号は、1クロック遅
延回路10によって1クロック時間遅延され、上位4ビ
ットが、スイッチ12の入力端子12Aに供給され、下
位4ビットが、スイッチ14の入力端子14Aに供給さ
れる。また、入力された8ビットの色差信号の上位4ビ
ットは、スイッチ12の入力端子12Bに供給され、下
位4ビットは、スイッチ14の入力端子14Bに供給さ
れる。
【0015】スイッチ12は、遅延回路10から出力さ
れる色差信号の上位4ビットと入力色差信号の上位4ビ
ットとを、制御信号に従って切り換えて出力する。スイ
ッチ14は、遅延回路10から出力される色差信号の下
位4ビットと入力色差信号の下位4ビットとを、制御信
号に従って切り換えて出力する。スイッチ12の出力端
子12Cは、図4の回路の出力端子に接続されていると
ともに、スイッチ16の入力端子16Aに接続されてい
る。スイッチ14の出力端子14Cは、スイッチ16の
入力端子16Bに接続されている。スイッチ16は、ス
イッチ12から出力される4ビットおよびスイッチ14
から出力される4ビットのいずれかを、制御信号に従っ
て選択して出力する。図4の回路の最終出力信号は、ス
イッチ12の出力信号を上位4ビットとし、スイッチ1
6の出力信号を下位4ビットとする8ビットの信号であ
り、メモリ6に書き込まれる。
【0016】図5は、図4の書き込み回路部分に、標本
化周波数が4:1:1のY、(R−Y)および(B−
Y)信号の色差信号((R−Y)および(B−Y)信
号)が入力された場合の出力信号を示す。図5には、8
ビットのY信号の4クロック分に対応する信号が示され
ている。標本化周波数が4:1:1のY,(R−Y)お
よび(B−Y)信号を選択したことにより発生する制御
信号によって、スイッチ12、14および16が、それ
ぞれ入力端子12B、14Bおよび16Bを接続状態に
しているものとする。まず、8ビットの(R−Y1)信
号が入力されると、この信号の上位4ビットが、スイッ
チ12を介して、最終出力信号の上位4ビットとして出
力されて、メモリ6に書き込まれるとともに、入力され
た8ビットの(R−Y1)信号の下位4ビットが、スイ
ッチ14および16を介して、最終出力信号の下位4ビ
ットとして出力されて、メモリ6に書き込まれる。
【0017】次に、制御信号によって、スイッチ12、
14および16が、それぞれ、入力端子12A、14B
および16Aを接続状態にする。このとき、8ビットの
(B−Y1)信号が入力されるが、この信号は、入力端
子12Bおよび16Bが非接続状態にあるので、出力さ
れない。他方、遅延回路10から出力される(R−
1)信号の上位4ビットが、スイッチ12を介して、
最終出力信号の上位4ビットとして出力されて、メモリ
6に書き込まれるとともに、遅延回路10から出力され
る(R−Y1)信号の上位4ビットが、スイッチ12お
よび16を介して、最終出力信号の下位4ビットとして
出力されて、メモリ6に書き込まれる。
【0018】次に、制御信号によって、スイッチ12、
14および16が、それぞれ、入力端子12A、14A
および16Bを接続状態にする。このとき、8ビットの
(R−Y1)信号が入力されるが、この信号は、入力端
子12Bおよび14Bが非接続状態にあるので、出力さ
れない。他方、遅延回路10から出力される(B−
1)信号の上位4ビットが、スイッチ12を介して、
最終出力信号の上位4ビットとして出力されて、メモリ
6に書き込まれるとともに、遅延回路10から出力され
る(B−Y1)信号の下位4ビットが、スイッチ12お
よび16を介して、最終出力信号の下位4ビットとして
出力されて、メモリ6に書き込まれる。
【0019】次に、制御信号によって、スイッチ12、
14および16が、それぞれ、入力端子12B、14A
および16Aを接続状態にする。このとき、遅延回路1
0から8ビットの(R−Y1)信号が出力されるが、こ
の信号は、入力端子12Aおよび16Bが非接続状態に
あるので、出力されない。他方、このとき入力された
(B−Y1)信号の上位4ビットが、スイッチ12を介
して、最終出力信号の上位4ビットとして出力されて、
メモリ6に書き込まれるとともに、入力された(B−Y
1)信号の上位4ビットが、スイッチ12および16を
介して、最終出力信号の下位4ビットとして出力され
て、メモリ6に書き込まれる。
【0020】従って、図4の回路の4クロック間の下位
4ビットの出力信号は、入力(R−Y1)の下位4ビッ
ト、入力(R−Y1)の上位4ビット、入力(B−Y1
の下位4ビットおよび入力(B−Y1)の上位4ビット
となり、入力された信号のすべての情報を含むことにな
る。
【0021】図6は、図4の書き込み回路部分に、標本
化周波数が4:2:2のY,(R−Y)および(B−
Y)信号の色差信号((R−Y)および(B−Y)信
号)が入力された場合の出力信号を示すタイミング図で
ある。図6には、8ビットのY信号の4クロック分が示
されている。このの場合、標本化周波数が4:2:2の
Y,(R−Y)および(B−Y)信号を選択したことに
より発生する制御信号によって、スイッチ12、14お
よび16が、常に、それぞれ入力端子12B、14Bお
よび16Bを接続状態にする。従って、8ビットの入力
信号の上位4ビットが、スイッチ12を介して、そのま
ま、最終出力信号の上位4ビットとなって、メモリ8に
書き込まれるとともに、8ビットの入力信号の下位4ビ
ットが、スイッチ14および16を介して、そのまま、
最終出力信号の下位4ビットとなって、メモリ8に書き
込まれる。
【0022】図7は、図1乃至図3に示された時間軸ア
スペクト比変換回路4のうちメモリ6からの読み出し回
路部分の一構成例を示す。メモリ6から読み出された8
ビットの色差信号の下位4ビットは、Y、(R−Y)お
よび(B−Y)信号の標本化周波数が4:1:1の場合
の(R−Y)信号用クロック(以下、4:1:1(R−
Y)用クロックと略称)に従って(R−Y)用ラッチ2
2にラッチされ、Y、(R−Y)および(B−Y)信号
の標本化周波数が4:1:1の場合の(B−Y)信号用
クロック(以下、4:1:1(B−Y)用クロックと略
称)に従って(B−Y)用ラッチ24にラッチされる。
【0023】また、メモリ6から読み出された8ビット
の色差信号の下位4ビットは、1クロック遅延回路20
によって、1クロック時間分遅延された後、4:1:1
(R−Y)用クロックに従って(R−Y)用ラッチ22
にラッチされるとともに、4:1:1(B−Y)用クロ
ックに従って(B−Y)用ラッチ24にラッチされる。
【0024】(R−Y)用ラッチ22の8ビットの出力
は、スイッチ26の入力端子26Aに供給され、スイッ
チ26の出力は、図7の回路の最終的な8ビットの(R
−Y)出力となる。(B−Y)用ラッチ24の8ビット
の出力は、スイッチ32の入力端子32Aに供給され、
スイッチ32の出力は、図7の回路の最終的な8ビット
の(B−Y)出力となる。
【0025】図7の回路中、上述の1クロック遅延回路
20、(R−Y)用ラッチ22および(B−Y)用ラッ
チ24は、標本化周波数の比が4:1:1のY、(R−
Y)および(B−Y)信号のためのものである。
【0026】メモリ6から読み出された8ビットの色差
信号は、Y、(R−Y)および(B−Y)信号の標本化
周波数が4:2:2の場合の(R−Y)信号用クロック
(以下、4:2:2(R−Y)用クロックと略称)に従
って(R−Y)用ラッチ28にラッチされ、Y、(R−
Y)および(B−Y)信号の標本化周波数が4:2:2
の場合の(B−Y)信号用クロック(以下、4:2:2
(B−Y)用クロックと略称)に従って(B−Y)用ラ
ッチ30にラッチされる。(R−Y)用ラッチ28の8
ビットの出力は、スイッチ26の入力端子26Bに供給
され。(B−Y)用ラッチ30の8ビットの出力は、ス
イッチ32の入力端子32Bに供給される。図7の回路
中、(R−Y)用ラッチ28および(B−Y)用ラッチ
30は、標本化周波数の比が4:2:2のY、(R−
Y)および(B−Y)信号のためのものである。
【0027】図8は、Y,(R−Y)および(B−Y)
信号の標本化周波数が4:1:1の場合の図4の書き込
み回路部分の入力信号および図7の読み出し回路部分の
出力信号を示す(図8には、Y信号の4クロック分の信
号が示されている)。この場合、標本化周波数が4:
1:1がY,(R−Y)および(B−Y)信号が選択さ
れることによって発生される制御信号によって、スイッ
チ26および32は、それぞれ、入力端子26Aおよび
32Aを接続状態にする。
【0028】まず、(R−Y)用ラッチ22は、最初の
4:1:1(R−Y)用クロックに従って、図4の入力
(R−Y1)信号の下位4ビットをラッチし、次の4:
1:1(R−Y)用クロックに従って、図4の入力(R
−Y1)信号の上位4ビットをラッチし、8ビットの
(R−Y1)信号を出力する。また、(B−Y)用ラッ
チ22は、最初の4:1:1(B−Y)用クロックに従
って、図4の入力(B−Y1)信号の下位4ビットをラ
ッチし、次の4:1:1(B−Y)用クロックに従っ
て、図4の入力(B−Y1)信号の上位4ビットをラッ
チし、8ビットの(B−Y1)信号を出力する。
【0029】図9は、Y、(R−Y)および(B−Y)
信号の標本化周波数が4:2:2の場合の図4の書き込
み回路部分の入力信号および図7の読み出し回路部分の
出力信号の動作例を示す(図8には、Y信号の4クロッ
ク分の信号が示されている)。この場合、標本化周波数
が4:2:2がY,(R−Y)および(B−Y)信号が
選択されることによって発生される制御信号によって、
スイッチ26および32は、それぞれ、入力端子26B
および32Bを接続状態にする。
【0030】まず、(R−Y)用ラッチ28は、最初の
4:2:2(R−Y)用クロックに従って、図4の入力
(R−Y1)信号の8ビットをラッチして、この信号を
スイッチ26を介して出力し、次の4:2:2(R−
Y)用クロックに従って、図4の入力(R−Y3)信号
の8ビットをラッチして、この信号をスイッチ26を介
して出力する。また、(B−Y)用ラッチ30は、最初
の4:2:2(B−Y)用クロックに従って、図4の入
力(B−Y1)信号の8ビットをラッチして、この信号
をスイッチ32を介して出力し、次の4:2:2(B−
Y)用クロックに従って、図4の入力(B−Y3)信号
の8ビットをラッチし、この信号をスイッチ32を介し
て出力する。
【0031】図8および図9の比較により明かなよう
に、図4および図7の回路によれば、標本化周波数が
4:2:2のY、(R−Y)および(B−Y)信号が入
力されたときには、標本化周波数が4:1:1のY、
(R−Y)および(B−Y)信号が入力されたときに比
較して、2倍の周波数の(R−Y)および(B−Y)信
号を得ることができ、標本化周波数が4:1:1および
4:2:2のY、(R−Y)および(B−Y)信号に対
応することができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載のアスペクト比変換回路
においては、第1のアスペクト比のテレビジョン信号の
2nビットにデジタル化された色差信号を入力し、入力
した色差信号を、輝度信号の伝送に係るクロック信号の
1クロック時間遅延させ、遅延させた色差信号の上位n
ビットか、または入力された色差信号の上位nビットか
のいずれか一方を切り替えて出力し、遅延させた色差信
号の下位nビットか、または入力した色差信号の下位n
ビットかのいずれか一方を切り替えて出力し、出力する
色差信号の上位nビットか、または出力する色差信号の
下位nビットかのいずれか一方を切り替えて出力し、遅
延させた色差信号の上位nビットか、または入力した色
差信号の上位nビットかのいずれか一方を切り替えて出
力する色差信号を上位nビットとし、遅延させた色差信
号の上位nビットか、入力した色差信号の上位nビット
か、遅延させた色差信号の下位nビットか、または入力
した色差信号の下位nビットかのいずれかを下位nビッ
トとする2nビットの色差信号を記憶するようにしたの
で、第1のテレビジョン信号だけでなく、第2のテレビ
ジョン信号にも対応できる。従って、現存のすべてのテ
レビジョン信号のアスペクト比変換を行うことができ
る。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】MUSE信号処理回路からのY,(R−Y)お
よび(B−Y)信号を入力とする本発明のアスペクト比
変換回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】NTSCまたはPAL16:9用信号を入力と
する本発明のアスペクト比変換回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】D2MAC16:9用信号を入力とする本発明
のアスペクト比変換回路の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図4】図1乃至図3に示された時間軸アスペクト比変
換回路4の一実施例のうちメモリ6への書き込み回路部
分の一構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の書き込み回路部分に、標本化周波数が
4:1:1のY,(R−Y)および(B−Y)信号の色
差信号((R−Y)および(B−Y)信号)が入力され
た場合の出力信号を示すタイミング図である。
【図6】図4の書き込み回路部分に、標本化周波数が
4:2:2のY,(R−Y)および(B−Y)信号の色
差信号((R−Y)および(B−Y)信号)が入力され
た場合の出力信号を示すタイミング図である。
【図7】図1乃至図3に示された時間軸アスペクト比変
換回路4の一実施例のうちメモリ6からの読み出し回路
部分の一構成例を示すブロック図である。
【図8】Y,(R−Y)および(B−Y)信号の標本化
周波数が4:1:1の場合の図4の書き込み回路部分の
入力信号および図7の読み出し回路部分の出力信号を示
すタイミング図である。
【図9】Y,(R−Y)および(B−Y)信号の標本化
周波数が4:2:2の場合の図4の書き込み回路部分の
入力信号および図7の読み出し回路部分の出力信号の動
作例を示す図である。
【図10】本発明のアスペクト比変換回路の実施例によ
って実現できる画面モードの例を示す図である。
【符号の説明】
4 時間軸アスペクト比変換回路 6 メモリ 10 1クロック遅延回路 12,14,16 スイッチ 20 1クロック遅延回路 22 R−Y用ラッチ 24 B−Y用ラッチ 26 スイッチ 28 R−Y用ラッチ 30 B−Y用ラッチ 32 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−181591(JP,A) 特開 平2−285897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/00 - 7/088

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアスペクト比のテレビジン信号
    を、前記第1のアスペクト比とは異なる第2のアスペク
    ト比の画面に対応したテレビジョン信号に変換して、出
    力するアスペクト比変換回路であって、前記第1のアスペクト比のテレビジョン信号の2nビッ
    トにデジタル化された色差信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記色差信号を、輝度信
    号の伝送に係るクロック信号の1クロック時間遅延させ
    る遅延手段と、 前記遅延手段により遅延された前記色差信号の上位nビ
    ットか、または前記入力手段により入力された前記色差
    信号の上位nビットかのいずれか一方を、切り替えて出
    力する第1の切替手段と、 前記遅延手段により遅延された前記色差信号の下位nビ
    ットか、または前記入力手段により入力された前記色差
    信号の下位nビットかのいずれか一方を切り替えて出力
    する第2の切替手段と、 前記第1の切替手段から出力される前記色差信号の前記
    上位nビットか、または前記第2の切替手段から出力さ
    れる前記色差信号の前記下位nビットかのいずれか一方
    を切り替えて出力する第3の切替手段と、 前記第2の切替手段より出力される前記色差信号が上位
    nビットとされ、前記第3の切替手段より出力される前
    記色差信号が下位nビットとされる2nビットの色差信
    号を記憶する記憶手段と を備える ことを特徴とするアス
    ペクト比変換回路。
  2. 【請求項2】 前記nは、4であることを特徴とする請
    求項1に記載のアスペクト比変換回路。
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