JP3428424B2 - ガスタービン - Google Patents

ガスタービン

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JP3428424B2
JP3428424B2 JP6250698A JP6250698A JP3428424B2 JP 3428424 B2 JP3428424 B2 JP 3428424B2 JP 6250698 A JP6250698 A JP 6250698A JP 6250698 A JP6250698 A JP 6250698A JP 3428424 B2 JP3428424 B2 JP 3428424B2
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勲 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンに係
わり、タービンケーシングの内周側の周方向に、シュラ
ウドブロックを固定する為のシュラウドレールを備えた
ガスタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンのタービン部は回転軸であ
るロータの外周に動翼を備え、外側にはシュラウドブロ
ックとシュラウドブロックを支持するタービンケーシン
グが位置している。従来のシュラウドレール3の構造を
図10に示す。シュラウドレール3は、例えば、その断
面がT型形状を有し、タービンケーシングと同心をなす
様に備えられている。これにより、タービンケーシング
1はシュラウドレール3を備えた板厚の大きい部分とそ
の他の板厚の小さい部分で構成される。
【0003】実開昭60−143104号には、シュラウドブロ
ックについてスリットを設けて内周面のクラック発生を
抑制することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガスタービン
では、複数のシュラウドブロックは周方向に形成される
シュラウドレールにより支持されており、これらのブロ
ックはシュラウドレールに対応して周方向に沿って配置
される。このため、一つのクラック等の影響が一つのブ
ロックに収まるため、影響がそれほど大きくない。
【0005】一方、シュラウドブロックを支持するシュ
ラウドレールにおいては、ガスタービン起動時は板厚の
大きい部分より小さい部分が時間的に早期に温度上昇
し、シュラウドレールは、板厚が小さく熱伸びの大きい
タービンケーシングに引張られ、この熱膨張差に起因し
た熱応力がシュラウドレールの周方向に発生する。この
熱応力はガスタービンの起動・停止に伴って、シュラウ
ドレール及びタービンケーシング全体に繰返し作用する
ため、最大熱応力発生部位であるシュラウドレール内周
側より、熱疲労損傷によりき裂が発生する恐れがある。
このき裂が進展し、タービンケーシングに及んだ場合、
ガスタービンの熱効率が著しく低下することや、タービ
ンケーシングの一部の損傷が他のガスタービン高温部品
に影響を与える恐れがある。
【0006】そこで、本発明は、タービンケーシングの
損傷を抑制できる信頼性の高いガスタービンを提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明は、シュラウドレールの損傷を抑制すること
によりタービンケーシングへの損傷を少なくする。
【0008】本発明は、空気を圧縮して吐出する圧縮機
と、該圧縮機から吐出される圧縮空気と燃料とが供給さ
れ燃焼される燃焼器と、該燃焼器の燃焼ガスが供給され
て駆動されるタービンとを有し、前記タービンは、前記
燃焼ガスの流れるガス流路壁を構成するシュラウドと、
シュラウドの外周側に位置し、シュラウドを支持する支
持レールを備えたケーシングと、を備えたガスタービン
において、前記支持レールはシュラウドの周方向に配置
され、レールの内周側面にはレールの両端を結び、前記
内周側面に周方向の間隙を形成するスリットを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】このようにスリットを導入したシュラウド
レールを備えたタービンケーシングであると、周方向の
熱変形に対する拘束が緩和され、起動・停止時にシュラ
ウドレール周方向に発生する熱応力は溝がない場合に比
べ低減される。これにより、起動・停止に伴う繰返し熱
応力の発生を容易に低減でき、熱疲労損傷によるき裂の
発生を防止でき、プラントの信頼性向上を図ることがで
きる。
【0010】また、好ましくは、前記ガスタービンにお
いて、前記内周面におけるスリットは、ケーシングの軸
方向に対して傾斜する方向に形成されることを特徴とす
る。更に上記のスリットがケーシングの軸方向に対して
傾いて導入することにより、スリット先端でのシュラウ
ドレールの周方向応力に対する応力拡大係数はスリット
が傾いていない場合の応力拡大係数に比べ小さくなるた
めスリット先端からのき裂発生及び進展を防止でき、プ
ラントの信頼性の向上が図れる。シュラウドレール周方
向の熱応力により軸方向に進展するき裂が、たとえ発生
したとしても、スリットが軸方向に対し傾いていれば、
軸方向に進展するき裂がスリットで阻まれて、き裂の停
留効果も期待できる。
【0011】シュラウドレールに組込まれる複数個のシ
ュラウドブロックは動翼との間隙を一定に保つため、起
動時の温度上昇による熱伸びが径方向には生じないよう
に、複数のシュラウドブロック間は熱伸びに相当する隙
間を設けて組込まれている。本発明の様にスリットが軸
方向に対し傾いていれば、スリットの導入位置とシュラ
ウドブロック間の隙間が一致することはない。このた
め、スリットを軸方向に導入する場合に比べて、スリッ
トの導入位置とシュラウドブロック間の隙間が一致し
て、シュラウドブロックに伝達される流体振動,回転振
動に起因する外力がスリットの先端に集中してしまうこ
とを抑制することができる。
【0012】更に好ましくは、前記ガスタービンにおい
て、前記ケーシングは周方向に複数配置されたケーシン
グ部を有し、前記ケーシング部は複数の前記スリットを
備えることを特徴とする。これにより、各々のタービン
ケーシングで発生する熱応力の均一化が図れ、各々のケ
ーシング間の接触面の取付け性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図8には本発明のガスタービ
ンの概要が示されている。
【0014】ガスタービンは、タービンケーシング1の
内部に、中心に回転軸(ロータ)55と、回転軸の周囲
に設置される動翼51と、ケーシング側に支持させる静
翼50を有するタービン部52を備える。このタービン
部52に連結され、大気を吸込み、燃焼用及び冷却媒体
用の圧縮空気を得る圧縮機53と、圧縮機53からの圧
縮空気と図示しない燃料が供給されて燃焼させ高温高圧
燃焼ガスを発生する燃焼装置54とより形成されてい
る。燃焼装置54の燃焼ガスがタービン部52に供給さ
れる。
【0015】圧縮機53より吐出された圧縮空気の一部
は、燃焼装置54のライナや翼(50,51)の冷却用
空気として用いられるようにすることができる。
【0016】燃焼装置54にて発生した高温高圧の燃焼
ガスは、静翼50を経て動翼51に噴射されてタービン
部52を駆動する。そして図示はしていないが、一般に
は回転軸55に結合されている発電機により発電するよ
うに構成されている。
【0017】タービン部52の要部を図9に示す。
【0018】一般にガスタービンのタービン部52(図
9)は静翼50・動翼51と、外側にはこれを覆い高温
高圧ガスHと大気の混入を遮断する殻状のタービンケー
シング1を備え、ケーシング1と動翼51の間には高温
高圧ガスHが直接ケーシングに接触するのを防ぎ高温高
圧のガスHの流路外周壁を形成するシュラウドブロック
2が全周にわたり複数個設けられている。このシュラウ
ドブロック2はタービンケーシング1の内周側周方向に
設けた断面が例えばT型のシュラウドレール3に嵌め込
まれて固定されている。
【0019】本発明のシュラウドレール3を含むタービ
ンケーシング1の構造を図1に示す。ケーシング1はタ
ービンを上半6と下半7から覆う半割り構造となってお
り、ケーシングの上半6と下半7の合わせ面はフランジ
を設けてボルト等で固定されている。シュラウドレール
3は周方向に形成されている。本実施例ではシュラウド
レール3は断面がT字形状のものを用いた。シュラウド
レールの内周側面にはシュラウドレールの両端(上流側
端と下流側端)を結ぶ間隙が形成されるようにスリット
5を設けた。スリット5は内周側面に周方向間隙を形成
する。また、同図のように、スリット5はタービンケー
シング1の半径方向に開口する。
【0020】このようにスリット5を導入したシュラウ
ドレール3を備えたタービンケーシング1であると、周
方向の熱変形に対する拘束が緩和され、起動・停止時に
シュラウドレール周方向に発生する熱応力はスリット5
がない場合に比べ低減される。これにより、起動・停止
に伴う繰返し熱応力の発生を低減でき、熱疲労損傷によ
るき裂の発生を防止して、ケーシングの亀裂や損傷が生
じることを抑制して、ケーシング損傷による効率低下等
を抑制してプラントの信頼性向上を図ることができる。
【0021】スリット5の幅tは熱膨張により溝である
スリット5が塞がれない大きさにすることが望ましい。
例えば、式(1)で決定した。
【0022】 t≧2πR・α・ΔT/n (1) ここで、Rはシュラウドレール3の直径、αはシュラウ
ドレール材の線膨張係数、ΔTはシュラウドレール3の
停止時と定常運転時の温度差、nはスリット5の数であ
る。
【0023】具体的なスリット5の深さと数を決定する
ために、スリット5の数及び深さを変化させた時にシュ
ラウドレール3に発生する周方向の熱応力を高温用ひず
みゲージを貼付けて測定した。測定結果を図3に示す。
図3の縦軸はスリット5がない場合の発生応力σ0 とス
リット5がある場合の発生応力σの比σ/σ0 、横軸は
スリット5の深さhを示しており、スリット5の数nに
対する曲線が、それぞれ示されている。スリット5の深
さh及び数nが増加する程、発生熱応力はスリット5が
ない場合より低下する。シュラウドレールの材質から許
容応力σalを設定し、図3を用いて適切なスリット5の
深さh及び数nの組合せを決定すればよい。
【0024】本実施例では、タービンケーシング1は上
半6及び下半7の2つのタービンケーシング部から構成
されており、各々4個のスリット5を導入した。タービ
ンケーシングが複数の周方向に配置されたケーシング部
から構成される場合には一つのケーシング部に各々複数
のスリット5を設けることにより、各々のタービンケー
シングで発生する熱応力の均一化が図れ、各々のケーシ
ング間の接触面の取付け性を向上させることができる。
スリット5の間隔はシュラウドレール内の発生応力を均
等化するために、各々のタービンケーシングを組合せた
状態でスリット5の数nに対し等間隔に配置するのが望
ましい。
【0025】本発明の第2の実施例に係わるシュラウド
レール3を含むタービンケーシング1の構造を図2に示
す。本実施例は、基本的には第1の実施例と同様である
が、本実施例では、スリット5の方向がケーシングの軸
方向に対してθだけ傾むいて導入されている。これによ
りスリット5先端でのシュラウドレールの周方向応力に
対する応力拡大係数Kθは溝であるスリット5が傾いて
いない(θ=0°)場合の応力拡大係数K0 に比べ小さ
くなる。KθとK0 の関係は傾きθの関数として式
(2)及び図4で示される。
【0026】 Kθ=K0・(0.5+0.5・cos2θ) (2) 例えばθ=45°とすればKθはK0 の1/2に低下さ
せることができる。応力拡大係数Kはき裂の発生,進展
速度を決定するパラメータであり、Kが大きい程、き裂
が発生しやすく、き裂の進展速度も大きくなる。したが
って、本発明のようにスリット5を傾けて導入すればス
リット5を傾けない場合に比べ、スリット5先端でのき
裂発生及び進展を抑制することができる。例えば起動・
停止に伴う繰返し応力に対するスリット5先端での応力
拡大係数範囲ΔKθをシュラウドレール材の下限界応力
拡大係数範囲ΔKth以下、 ΔKθ≦ΔKth (3) に抑えられれば、スリット5先端からのき裂発生及び進
展を防止でき、プラントの信頼性の向上が図れる。
【0027】また、シュラウドレール周方向の熱応力に
より軸方向に進展するき裂が発生したとしても、スリッ
ト5が軸方向に対し傾いていれば、軸方向に進展するき
裂がスリット5で阻まれて、き裂の停留効果も期待でき
る。
【0028】更に、シュラウドレール3に組込まれる周
方向に設置される複数のシュラウドブロック2は、動翼
との間隙を一定に保つため、起動時の温度上昇による熱
伸びが径方向には生じないように、複数のシュラウドブ
ロック間は熱伸びに相当する隙間を設けて組込まれる。
【0029】スリット5を軸方向導入すると、スリット
5の導入位置とシュラウドブロック間の隙間が一致する
可能性がある。
【0030】ところが、スリット5がタービンケーシン
グ1の軸方向に対し傾いていれば、スリット5の導入位
置とシュラウドブロック間の隙間が一致することはな
い。
【0031】このため、シュラウドブロックに伝達され
る流体振動,回転振動に起因する外力がスリット5の先
端に集中して負荷され、スリット5の先端からき裂が生
じることを抑制できる。また、シュラウドブロックの位
置まで考慮して溝であるスリット5の導入位置を決定し
なくとも、ケーシングに対する影響や熱応力低減等に対
し適性な位置にスリット5を導入できる。
【0032】第3の実施例を図5を用いて説明する。本
実施例は第1の実施例又は第2の実施例のシュラウドレ
ール3及びスリット5の具体的構造の例を示す。図5
は、シュラウドレール3のスリット5部分の拡大図を示
す。(a)〜(d)は、各々周方向に見た断面と、ケー
シングの軸方向に見た断面を示している。
【0033】T字形状のシュラウドレール3はタービン
ケーシング1に対し垂直部3Bと水平部3Aから構成さ
れている。水平部のケーシング1から離れた側の面は内
周側面を形成している。スリット5の深さhは以下のよ
うになる。
【0034】(a)は水平部3Aの一部にスリットが形
成され、一部はスリットにより周方向に間隙を有しない
程度の深さ、(b)はスリットが水平部3Aの全体に達
し、垂直部3Bには達しない程度の深さ、(c)はスリ
ットが水平部3Aから垂直部3Bの一部にまで形成さ
れ、垂直部3Bの一部にはスリットにより周方向に間隙
を有しない程度の深さ、(d)はスリットが水平部3A
から垂直部3Bの全体に達する程度の深さとなってい
る。
【0035】使用温度が高く高熱応力がシュラウドレー
ルに発生するガスタービンプラントやタービンシェル及
びシュラウドレールに耐熱疲労性の乏しい材料が使われ
ているガスタービンプラントに対しては、スリット5を
垂直部3Bの一部(c)または全部(d)に達する深さ
にすることが好ましい。これにより、熱応力が大きく低
減し、熱疲労損傷によるき裂発生を防止できる。よっ
て、係る場合であってもタービンケーシング1への損傷
を抑制することができるので、熱効率の低下等を防止で
き信頼性の高いガスタービンの運転ができる。
【0036】一方、燃焼振動やタービンの回転振動,流
体振動が大きいガスタービンプラントに対してはスリッ
ト5を水平部3Aの一部(a)または全部(b)に達す
る深さにとどめることが好ましい。又は更に、スリット
5の数nを増やす。これにより、シュラウドレールに発
生する熱応力を低減させれば、振動に対する強度を保ち
且つ熱疲労損傷によるき裂発生も防止できる。よって、
係る場合であってもタービンケーシング1への損傷を抑
制することができるので、熱効率の低下等を防止でき信
頼性の高いガスタービンの運転ができる。
【0037】その他の実施例を図6及び図7に示す。図
6はスリット5の先端に円孔8を設けた例である。円孔
8の導入によりスリット5先端の応力集中を緩和させる
効果がある。スリット5の幅tの2〜3倍の直径を有す
る円孔を設けることが望ましい。図7はスリット5を深
さ方向に傾斜させる例である。この場合、スリット5の
深さhをシュラウドレールの高さに対し、大きく確保で
きるので熱応力を大きく低減できる効果が期待できる。
【0038】
【発明の効果】本発明により、タービンケーシングの損
傷を抑制できる信頼性の高いガスタービンを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタービンケーシング構造の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】本発明のタービンケーシング構造の他の実施例
を示す斜視図である。
【図3】本発明のスリットの深さと発生応力の関係を示
す説明図である。
【図4】本発明のスリットの傾き角と応力拡大係数の関
係を示す説明図である。
【図5】本発明のタービンケーシング構造の他の実施例
を示す断面図である。
【図6】本発明のタービンケーシング構造の他の実施例
を示す斜視図である。
【図7】本発明のタービンケーシング構造の他の実施例
を示す斜視図である。
【図8】本発明のガスタービンを示す一部破断斜視図で
ある。
【図9】本発明のタービン部の構造を示す断面図であ
る。
【図10】従来のタービンケーシング構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…タービンケーシング、2…シュラウドブロック、3
…シュラウドレール、3A…シュラウドレールの水平
部、3B…シュラウドレールの垂直部、5…スリット、
6…タービンケーシングの上半、7…タービンケーシン
グの下半、8…円孔、50…静翼、51…動翼、52…
タービン部、53…圧縮機、54…燃焼装置、55…回
転軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百崎 尚隆 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式 会社 日立エンジニアリングサービス内 (56)参考文献 特開 平7−208110(JP,A) 特開 平8−196048(JP,A) 特開 昭57−10714(JP,A) 特開 平5−215237(JP,A) 実開 昭60−143104(JP,U) 特表 平10−503004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 1/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を圧縮して吐出する圧縮機と、該圧縮
    機から吐出される圧縮空気と燃料とが供給され燃焼され
    る燃焼器と、該燃焼器の燃焼ガスが供給されて駆動され
    るタービンとを有し、 前記タービンは、前記燃焼ガスの流れるガス流路壁を構
    成するシュラウドと、シュラウドの外周側に位置し、シ
    ュラウドを支持する支持レールを備えたケーシングと、
    を備えたガスタービンにおいて、 前記支持レールはシュラウドの周方向に配置され、レー
    ルの内周側面にはレールの両端を結び、前記内周側面に
    周方向の間隙を形成するスリットを備え 前記支持レールは、ケーシングに対して内周側に立ち上
    がる垂直部と、該垂直部の先端に位置し、前記内周側面
    を形成する水平部と、を備える断面が略T字状をなし、 前記スリットは、前記内周側面に開口し、前記水平部の
    中にスリットの底を備える ことを特徴とするガスタービ
    ン。
  2. 【請求項2】請求項1のガスタービンにおいて、 前記内周面におけるスリットは、ケーシングの軸方向に
    対して傾斜する方向に形成されることを特徴とするガス
    タービン。
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