JP3426863B2 - 排煙脱硫装置用軸流ファン - Google Patents
排煙脱硫装置用軸流ファンInfo
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- flue gas
- vinyl ester
- gas desulfurization
- axial fan
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置に適
用される軸流ファンに関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、排煙脱硫装置用軸流ファンの動翼
には疲労強度、耐食性、耐摩耗性の面から高級ステンレ
ス鋼又はインコネル６２５、ハステロイなどのＮｉ合金
が用いられているが、特に腐食環境の厳しい位置におい
てはこのような耐食材料を用いても腐食やピッティング
が発生する。このため、腐食環境の厳しい位置で使用さ
れる軸流ファンの動翼にはこれらの材料にビニルエステ
ル系樹脂コーティング材を被覆したものが用いられてい
る。この従来の軸流ファンのコーティング部分の断面図
を図３に示す。図３の例では、１はＮｉ合金母材であ
り、その表面にフレーク入りビニルエステル系樹脂３が
２層コーティングされている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】排煙脱硫装置用軸流フ
ァンは図４に示すＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄの何れかの位置に設置
される。図４において、７は排ガス冷却用熱交換器、８
は排煙脱硫装置（吸収塔）、９は排ガス再加熱用熱交換
器を示す。このうち温度の低いＣ位置はファン容量を小
さくできることや、ランニングコストが安いなどの面で
有利である。しかし、Ｃ位置は排煙脱硫装置８を通りぬ
けたミストや硫酸により、厳しい腐食環境となる。この
ため、ファンの接ガス部には硫酸腐食に強いステンレス
やＮｉ基合金が使用され、特に回転体である動翼にはイ
ンコネルやハステロイなどのＮｉ基合金が用いられてい
る。しかし、これらＮｉ基合金でも排煙脱硫装置から飛
来する濃い硫酸で動翼表面に深いピッティングや局部腐
食が発生する。このため、更にこれらＮｉ基合金の動翼
に樹脂コーティングを施して実用化しているが、現在、
実機ではミストや水洗水の衝突による部分的なコーティ
ングの剥離が問題となっている。 【０００４】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、厳しい腐食環境下においてもコーティング材の剥離
を防止でき、優れた耐久性を有する排煙脱硫装置用軸流
ファンを提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は軸流ファンの金
属製の動翼表面の一部又は全部を、少なくとも１層のガ
ラスクロス層を含むビニルエステル系樹脂層で被覆し、
その表面にビニルエステル樹脂系トップコート層を設け
てなることを特徴とする排煙脱硫装置用軸流ファンであ
る。 【０００６】本発明の軸流ファンにおける被覆層の形成
は、例えば次のようにして行うことができる。すなわ
ち、動翼表面の必要部分に、必要によりプライマを塗布
したのち、未硬化のビニルエステル系樹脂に硬化剤を添
加した液（プレポリマ−）を塗布し、その上に樹脂の硬
化前に必要によりプレポリマーを含浸させたガラスクロ
スを張り付け、更に前記プレポリマーを塗布して硬化さ
せる。ガラスクロス層は１層でもよいし、必要によりビ
ニルエステル系樹脂層を挟んで複数層形成させてもよ
い。また、必要によりプライマを塗布した基材表面に直
接プレポリマーを含浸させたガラスクロスを張り付け、
その上にビニルエステル系樹脂層を形成させることもで
きる。 【０００７】また、このようにして形成した被覆層の表
面に、耐摩耗性に優れたビニルエステル樹脂系トップコ
ート層を設けることにより耐摩耗性を向上させることが
できる。 【０００８】本発明で使用するビニルエステル系樹脂と
しては厚さ２〜５μｍ、粒径１０〜５００μｍ、比重約
２．５のガラスフレークを２０〜３０重量％含有するガ
ラスフレーク入りビニルエステル樹脂が好ましい。この
ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂は常温反応硬化
タイプの樹脂であって、石油タンク内面、シーバース鋼
構造物の長期防食塗装、純水タンク内面、排煙脱硫装置
ダクトの内面、その他の腐食環境が厳しい個所に使用さ
れており、ケミフレーク、フジフレークなどの商品名で
市販されている。 【０００９】本発明のガラスクロス層を含むビニルエス
テル系樹脂層で被覆されている軸流ファン動翼は、高速
回転時のミストとの衝撃による金属面とコーティング材
の剥離が防止され、長期間の使用に耐える耐久性を有す
るものである。 【００１０】 【実施例】本発明の排煙脱硫装置用軸流ファンにおける
動翼の金属表面に被覆された被膜の効果を確認するた
め、表１に示すＮｏ．１〜８の供試材（Ｎｉ合金母材の
表面に塗膜を形成したもの）を作製し、それぞれの被覆
層の付着強さ、耐衝撃性、耐硫酸性、耐砂エロージョン
性及び雨滴衝撃性試験を行った。表１に供試材の特徴、
厚みを示し、表２に試験の評価基準、表３に試験結果を
示す。なお、表１中のガラスクロス層はいずれもビニル
エステル系樹脂が編み目構造内に入り込んだ形で積層さ
れている。 【００１１】なお、表１中の塗装仕様に示した各材料の
内容（いずれも市販品）は次のとおりである。 ケミフレーク：ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂
（トーヨケミフレーク社製、ＥＶ−７０Ｒ）。 プライマ：ビニルエステル樹脂プライマ、基材とケミフ
レークとの密着性を向上させるための使用（トーヨケミ
フレーク社製、Ｐ−０５Ｒ）。 ガラスクロス：目抜平織、厚さ０．２１ｍｍ（三重織物
社製、ＹＥＭ−２１０１）。 フジフレーク：ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂
（富士レジン工業社製）。 トップコート：耐食性ビニルエステル樹脂系耐摩トップ
コート（トーヨケミフレーク社製、ＳＶ−２００ＡＲ
Ｔ）。 セラプロテクト：シラノール基含有エポキシ樹脂（東燃
社製、Ｃ２０３３及びＣ３０３３）。 ネオゴーゼ：ネオゴーゼ２００鉛丹プライマ、エナメル
（神東塗料社製）。 【００１２】 【表１】【００１３】 【表２】 【００１４】 【表３】【００１５】表３の結果から従来品と比較し、すべての
項目に優れた特性を有するのは本発明の塗装仕様である
ことが確認された。図１に本発明の一実施例の断面図を
示す。図１の例ではＮｉ合金母材１に密着性を向上させ
るビニルエステル樹脂プライマ２を塗布し、その後フレ
ーク入りビニルエステル系樹脂３を１層コーティング
し、その上にビニルエステル系樹脂を含浸させたガラス
クロス４を１層張付け、さらに２層目のフレーク入りビ
ニルエステル系樹脂３をコーティングし、コーティング
仕上げとして、ビニルエステル系樹脂耐摩トップコート
５をコーティングする。 【００１６】図２は本発明に係る被覆層を形成させた軸
流ファン動翼の塗膜の状態を、一部を段階的に切欠いた
形で示す塗装区分図である。図２の例では、更に耐久性
を向上させるために、２層目のガラスクロス６を付加し
ている（ビニルエステル樹脂プライマは図示省略）。こ
のように、本発明軸流ファンは、動翼の部位により、例
えば摩耗や腐食の厳しい翼先端部には、複数層の被覆を
施し、その他の部位には単層の被覆を施すなどの選択を
行えばより効果的である。 【００１７】 【発明の効果】本発明の排煙脱硫装置用軸流ファンは、
腐食環境の厳しい図４のＣ位置に設置してもコーティン
グ材の剥離を防止することができ、従来よりも長期間の
耐久性を付与できるので、工業的、経済的価値は大き
い。また、Ｂ，Ｄ位置のファンについても運転温度が低
下するなど腐食環境が厳しくなる条件下では、同じ仕様
のファンを使用することにより、耐食性を向上すること
ができる。
用される軸流ファンに関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、排煙脱硫装置用軸流ファンの動翼
には疲労強度、耐食性、耐摩耗性の面から高級ステンレ
ス鋼又はインコネル６２５、ハステロイなどのＮｉ合金
が用いられているが、特に腐食環境の厳しい位置におい
てはこのような耐食材料を用いても腐食やピッティング
が発生する。このため、腐食環境の厳しい位置で使用さ
れる軸流ファンの動翼にはこれらの材料にビニルエステ
ル系樹脂コーティング材を被覆したものが用いられてい
る。この従来の軸流ファンのコーティング部分の断面図
を図３に示す。図３の例では、１はＮｉ合金母材であ
り、その表面にフレーク入りビニルエステル系樹脂３が
２層コーティングされている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】排煙脱硫装置用軸流フ
ァンは図４に示すＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄの何れかの位置に設置
される。図４において、７は排ガス冷却用熱交換器、８
は排煙脱硫装置（吸収塔）、９は排ガス再加熱用熱交換
器を示す。このうち温度の低いＣ位置はファン容量を小
さくできることや、ランニングコストが安いなどの面で
有利である。しかし、Ｃ位置は排煙脱硫装置８を通りぬ
けたミストや硫酸により、厳しい腐食環境となる。この
ため、ファンの接ガス部には硫酸腐食に強いステンレス
やＮｉ基合金が使用され、特に回転体である動翼にはイ
ンコネルやハステロイなどのＮｉ基合金が用いられてい
る。しかし、これらＮｉ基合金でも排煙脱硫装置から飛
来する濃い硫酸で動翼表面に深いピッティングや局部腐
食が発生する。このため、更にこれらＮｉ基合金の動翼
に樹脂コーティングを施して実用化しているが、現在、
実機ではミストや水洗水の衝突による部分的なコーティ
ングの剥離が問題となっている。 【０００４】本発明はこのような従来技術の課題を解決
し、厳しい腐食環境下においてもコーティング材の剥離
を防止でき、優れた耐久性を有する排煙脱硫装置用軸流
ファンを提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は軸流ファンの金
属製の動翼表面の一部又は全部を、少なくとも１層のガ
ラスクロス層を含むビニルエステル系樹脂層で被覆し、
その表面にビニルエステル樹脂系トップコート層を設け
てなることを特徴とする排煙脱硫装置用軸流ファンであ
る。 【０００６】本発明の軸流ファンにおける被覆層の形成
は、例えば次のようにして行うことができる。すなわ
ち、動翼表面の必要部分に、必要によりプライマを塗布
したのち、未硬化のビニルエステル系樹脂に硬化剤を添
加した液（プレポリマ−）を塗布し、その上に樹脂の硬
化前に必要によりプレポリマーを含浸させたガラスクロ
スを張り付け、更に前記プレポリマーを塗布して硬化さ
せる。ガラスクロス層は１層でもよいし、必要によりビ
ニルエステル系樹脂層を挟んで複数層形成させてもよ
い。また、必要によりプライマを塗布した基材表面に直
接プレポリマーを含浸させたガラスクロスを張り付け、
その上にビニルエステル系樹脂層を形成させることもで
きる。 【０００７】また、このようにして形成した被覆層の表
面に、耐摩耗性に優れたビニルエステル樹脂系トップコ
ート層を設けることにより耐摩耗性を向上させることが
できる。 【０００８】本発明で使用するビニルエステル系樹脂と
しては厚さ２〜５μｍ、粒径１０〜５００μｍ、比重約
２．５のガラスフレークを２０〜３０重量％含有するガ
ラスフレーク入りビニルエステル樹脂が好ましい。この
ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂は常温反応硬化
タイプの樹脂であって、石油タンク内面、シーバース鋼
構造物の長期防食塗装、純水タンク内面、排煙脱硫装置
ダクトの内面、その他の腐食環境が厳しい個所に使用さ
れており、ケミフレーク、フジフレークなどの商品名で
市販されている。 【０００９】本発明のガラスクロス層を含むビニルエス
テル系樹脂層で被覆されている軸流ファン動翼は、高速
回転時のミストとの衝撃による金属面とコーティング材
の剥離が防止され、長期間の使用に耐える耐久性を有す
るものである。 【００１０】 【実施例】本発明の排煙脱硫装置用軸流ファンにおける
動翼の金属表面に被覆された被膜の効果を確認するた
め、表１に示すＮｏ．１〜８の供試材（Ｎｉ合金母材の
表面に塗膜を形成したもの）を作製し、それぞれの被覆
層の付着強さ、耐衝撃性、耐硫酸性、耐砂エロージョン
性及び雨滴衝撃性試験を行った。表１に供試材の特徴、
厚みを示し、表２に試験の評価基準、表３に試験結果を
示す。なお、表１中のガラスクロス層はいずれもビニル
エステル系樹脂が編み目構造内に入り込んだ形で積層さ
れている。 【００１１】なお、表１中の塗装仕様に示した各材料の
内容（いずれも市販品）は次のとおりである。 ケミフレーク：ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂
（トーヨケミフレーク社製、ＥＶ−７０Ｒ）。 プライマ：ビニルエステル樹脂プライマ、基材とケミフ
レークとの密着性を向上させるための使用（トーヨケミ
フレーク社製、Ｐ−０５Ｒ）。 ガラスクロス：目抜平織、厚さ０．２１ｍｍ（三重織物
社製、ＹＥＭ−２１０１）。 フジフレーク：ガラスフレーク入りビニルエステル樹脂
（富士レジン工業社製）。 トップコート：耐食性ビニルエステル樹脂系耐摩トップ
コート（トーヨケミフレーク社製、ＳＶ−２００ＡＲ
Ｔ）。 セラプロテクト：シラノール基含有エポキシ樹脂（東燃
社製、Ｃ２０３３及びＣ３０３３）。 ネオゴーゼ：ネオゴーゼ２００鉛丹プライマ、エナメル
（神東塗料社製）。 【００１２】 【表１】【００１３】 【表２】 【００１４】 【表３】【００１５】表３の結果から従来品と比較し、すべての
項目に優れた特性を有するのは本発明の塗装仕様である
ことが確認された。図１に本発明の一実施例の断面図を
示す。図１の例ではＮｉ合金母材１に密着性を向上させ
るビニルエステル樹脂プライマ２を塗布し、その後フレ
ーク入りビニルエステル系樹脂３を１層コーティング
し、その上にビニルエステル系樹脂を含浸させたガラス
クロス４を１層張付け、さらに２層目のフレーク入りビ
ニルエステル系樹脂３をコーティングし、コーティング
仕上げとして、ビニルエステル系樹脂耐摩トップコート
５をコーティングする。 【００１６】図２は本発明に係る被覆層を形成させた軸
流ファン動翼の塗膜の状態を、一部を段階的に切欠いた
形で示す塗装区分図である。図２の例では、更に耐久性
を向上させるために、２層目のガラスクロス６を付加し
ている（ビニルエステル樹脂プライマは図示省略）。こ
のように、本発明軸流ファンは、動翼の部位により、例
えば摩耗や腐食の厳しい翼先端部には、複数層の被覆を
施し、その他の部位には単層の被覆を施すなどの選択を
行えばより効果的である。 【００１７】 【発明の効果】本発明の排煙脱硫装置用軸流ファンは、
腐食環境の厳しい図４のＣ位置に設置してもコーティン
グ材の剥離を防止することができ、従来よりも長期間の
耐久性を付与できるので、工業的、経済的価値は大き
い。また、Ｂ，Ｄ位置のファンについても運転温度が低
下するなど腐食環境が厳しくなる条件下では、同じ仕様
のファンを使用することにより、耐食性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の軸流ファンにおける被覆層構造の１例
を示す断面図。 【図２】本発明の軸流ファンにおける塗装区分図。 【図３】従来の軸流ファンにおける被覆層構造の１例を
示す断面図。 【図４】軸流ファン設置位置の説明図。
を示す断面図。 【図２】本発明の軸流ファンにおける塗装区分図。 【図３】従来の軸流ファンにおける被覆層構造の１例を
示す断面図。 【図４】軸流ファン設置位置の説明図。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 柴田 昭男
長崎県長崎市深堀町五丁目717番１号
三菱重工業株式会社 長崎研究所内
(72)発明者 三原 光男
長崎県長崎市飽の浦町１番１号 三菱重
工業株式会社 長崎造船所内
(72)発明者 楠本 義幸
長崎県長崎市深堀町五丁目717番地１
長菱エンジニアリング株式会社内
(56)参考文献 特開 昭58−20996（ＪＰ，Ａ)
特開 昭53−32408（ＪＰ，Ａ)
特開 昭55−153897（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F04D 29/38
B01D 53/50
B01D 53/77
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 軸流ファンの金属製の動翼表面の一部又
は全部を、少なくとも１層のガラスクロス層を含むビニ
ルエステル系樹脂層で被覆し、その表面にビニルエステ
ル樹脂系トップコート層を設けてなることを特徴とする
排煙脱硫装置用軸流ファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20948896A JP3426863B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 排煙脱硫装置用軸流ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20948896A JP3426863B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 排煙脱硫装置用軸流ファン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047300A JPH1047300A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3426863B2 true JP3426863B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=16573658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20948896A Expired - Fee Related JP3426863B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 排煙脱硫装置用軸流ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3426863B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170088941A (ko) | 2015-02-25 | 2017-08-02 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 유체 기계 및 그 제조 방법 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102478007A (zh) * | 2010-11-30 | 2012-05-30 | 贵州省鼓风机厂 | 一种耐强腐蚀性气体通风机及其制作方法 |
| CN102343697B (zh) * | 2011-10-12 | 2013-11-20 | 成都龙泉防腐工程有限公司 | 一种脱硫塔喷淋区防腐耐磨材料 |
| CN108916086A (zh) * | 2018-07-12 | 2018-11-30 | 方碧水 | 一种耐腐蚀排风扇 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20948896A patent/JP3426863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170088941A (ko) | 2015-02-25 | 2017-08-02 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 유체 기계 및 그 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1047300A (ja) | 1998-02-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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