JP3424592B2 - 改装窓又は出入り口及び建物開口部の改装方法 - Google Patents

改装窓又は出入り口及び建物開口部の改装方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の既存外壁
に重ねて新装外壁を取付けるとともに、窓や出入り口な
ど建物開口部の古くなったサッシを新しくする構造とそ
の改装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物外壁面の刷新と同時に窓や出入り口
等の開口部を改装するとき、開口部に取り付けられた既
存サッシ枠周囲の既存外壁をはつって既存サッシ枠を除
去し、露出した開口部部材に新サッシ枠を取り付け、つ
いで、既存外壁に新外壁材を重ねて取り付けることがあ
る。この場合、既存サッシ枠を除去した後に取り付けた
新装サッシ枠と既存外壁間の水密は完全に行っておく必
要がある。しかし、新サッシ枠を露出した開口部部材に
そのまま取り付けると、新サッシ枠外周の取り付け片と
既存外壁の屋外面との間に段差があって、防水シートや
防水テープの様な簡便ではあるが防水効果の高い手段を
採用しがたい。そこで、従来では図1の(イ)、(ロ)
に窓を例として示すように、既存サッシ枠1を取り付け
てある外壁周辺のモルタル(w)をはつって既存サッシ
枠1を除去し、その部分に木枠2を嵌め込んで新サッシ
枠3の屋内外方向の位置を調整した後、その上に新サッ
シ枠3の取り付け片3aを取り付けている。しかし、こ
の工法では、現場において角材を調達する必要があり、
また、これを木枠2として組み付けねばならない。木材
は適度の柔軟性と強度があり、また、切断や削り出しな
どが手軽にできるので、開口部の上下左右寸法や屋内外
方向寸法にあわせて適切な木枠2を作りやすく、便利で
あるが、このような調達や作業は現場においては、煩わ
しく、実際は困難が多い。さらに、新サッシ3は木枠2
へ釘打ちすることで固定されるが、木枠2には腐食しや
すいと云う問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外壁の刷新と同時に行
う建物開口部の改造において、木枠を用いずに新サッシ
枠の取り付け片を既存外壁の屋外側面とほぼ同一の面に
できる改装窓・出入り口の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】既存サッシ枠周囲の既存
外壁をはつって既存サッシ枠を除去し、露出した開口部
部材に新サッシ枠を屋内外方向の寸法を調整できる位置
調整部材を用いて取り付ける。位置調整部材は、新サッ
シ枠の取り付け片を既存外壁の屋外側面と同一の面に配
置するためのものである。位置調整部材はサッシ側部材
と開口部側部材とで構成し、これらの組み合わせで新サ
ッシ枠とはつりにより露出した開口部部材間の寸法を調
節する。新サッシ枠は多くがアルミ合金製で、基本的に
通常のサッシと同様の構造を備え、取り付け片は新サッ
シ枠の外周に設けられている。位置調整部材は、スチー
ルやアルミ合金あるいは合成樹脂製の部材で、サッシ側
部材と開口部側部材から成る。サッシ側部材と開口部側
部材は一方に対して他方を屋内外方向での位置を調整し
て相互に固定することが可能である。具体的には、一方
の凹凸部に他方の爪を係合させたり、一方の突片を他方
の溝に嵌め込んだりして、一方の部材に対する他方の位
置を調整して固定する。
【0005】位置調整部材は、サッシ側部材を新サッシ
枠に固定し、開口部側部材を開口部部材に固定しておい
て、新サッシ枠を開口部へ取り付けるときにこれらの屋
内外方向での固定位置を選択して、新サッシ枠の取り付
け片を既存外壁の屋外側面と同一となる位置に配置する
利用形態や、新サッシ枠又は開口部部材にサッシ側部材
と開口部側部材のいずれをも取り付けておくこととし、
サッシ側部材と開口部側部材による調整寸法をあらかじ
め、新サッシ枠を開口部へ取り付けたときに新サッシ枠
の取り付け片が既存外壁の屋外側面と同一の位置となる
寸法としておく利用形態がある。また、位置調整部材に
おけるサッシ側部材は新サッシ枠と一体に成形しておく
こともある。
【0006】サッシ側部材と開口部側部材の少なくとも
一方を、靱性のある硬質樹脂の成形品とすることがあ
る。この構成であると、新サッシ枠を開口部に嵌め込
み、その開口部側部材をサッシ側部材に係合して位置決
めする際に、固定側、開口部側部材相互を損傷してしま
うことがなく、又、取り付ける際の感触も柔らかであ
り、現場施工での作業環境が改善される。新サッシ枠を
開口部に取り付け、その取り付け片を既存外壁の屋外側
面とほぼ同一の面とした後は、取り付け片と既存外壁に
跨って防水シート(防水テープを含む)を貼付し、その
上から新装外壁を取り付ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図2〜7は、第1の実施形態であ
り、改装窓4を示している。この実施形態において改装
窓4は、既存外壁(w・・・図2)をモルタルとした木
造住宅に構成してあり、建物の開口部には、建物躯体の
一部であるまぐさ5と窓台6及び両側の柱7(図3)等
の開口部部材が開口部8を構成している。なお、建物躯
体がコンクリート製の場合、既存サッシ枠1を残存さ
せ、その上枠、下枠及び両側の縦枠を前記のまぐさ5、
窓台6及び両側の柱7に対応させる。開口部8の屋外側
面には、位置調整部材9を用いて新サッシ枠3を取り付
けてある。新サッシ枠3は、外付けの要領で開口部8に
取付け、その屋外側面を既存外壁wの屋外側面と同一の
面にあるようにしている。符号11は化粧材で開口部8
の四周内面を覆い、屋内側面との間に額縁材12を備え
ている。
【0008】以下、取付けの手順と構造を具体的に説明
する。新サッシ枠3は、上枠13、下枠14及び左右の
縦枠15(図3)を備え、これらはアルミ合金の押出成
形材を切断加工したものである。上枠13は内周面に外
障子と内障子用のガイドフィン16、17を下方へ垂直
に備えると共に、外周面の中間に取り付け片18を上方
へ垂直に備えている。下枠14は内周面に外障子用と内
障子用のレール19,20を上方へ垂直に備えると共
に、外周面に取り付け片21を下方へ垂直に備えてい
る。左右の縦枠15は断面形状が屋内外方向の軸に対し
て対称形であり、それぞれ、内周面に風止めフィン22
などをサッシの面内方向で内周側に張り出して備えると
共に、外周面に取り付け片23をサッシの面内方向で外
周側に張り出して備えている。上枠13のガイドフィン
16,17と下枠14のレール19,20はそれぞれが
屋内外方向で同じ位置にあり、上下方向で対応する。ま
た、取り付け片18、19、23もまた、それぞれが屋
内外方向で同じ位置にあり、新サッシ枠3の外周を一回
りするように連らなっている。
【0009】位置調整部材9(図4)は、サッシ側部材
24と開口部側部材25とからなる。サッシ側部材24
は、新サッシ枠3と同様にアルミ合金の押し出し形材を
切断加工して構成してあり、屋外側に溝部29を屋内側
に取付け部30を備えている。溝部29の短片31は屋
内側辺に内側へ向いた爪フィン32を有している。溝部
29の開口寸法d1は開口部側部材25における係合片
27の歯底幅寸法d2とほぼ等しいか僅かに小さくして
ある。開口部側部材25はまぐさ5など建物開口部8の
屋外側面に固定するもので、この実施形態において、厚
手の鋼板をプレスで打ち抜き成形し、サッシの面内方向
と平行な取付け片26とこれに一体で屋外側へ突出した
係合片27を形成したものである。係合片27は突出方
向で両側辺となる部分に鋸歯状の凹凸28を有する。
【0010】施工に際しては、工場又は施工現場におい
てサッシ側部材24を新サッシ枠3の取り付け片18、
21、23(左右)にビス33で固定する(図5、
イ)。各サッシ側部材24は各取り付け片18、21、
23に対して少なくとも両端部の2箇所でビス止めす
る。ついで、各取り付け片18、21、23のそれぞれ
に少なくとも2個の開口部側部材25をそれぞれの係合
片27を各サッシ側部材24の溝部29に嵌め込んで取
り付けておく。このとき、各開口部側部材25は、新サ
ッシ枠3外周の取り付け片18が既存外壁wの屋外側面
と同一の面となることを考慮しながら、短辺31の爪片
32と係合片27との凹凸係合位置を決め、位置調整部
材9全体としての屋内外方向寸法を定めておく(図2,
3)。なお、現場では、従来工法と同様に既存サッシ枠
周囲のモルタル壁(既存外壁w)をはつって取り除き、
既存サッシ枠を除去しておく。ついで、サッシ側部材2
4と開口部側部材25を取り付けた(すなわち、位置調
整部材を取り付けた)新サッシ枠3を持ち上げて開口部
8に嵌め、各位置調整部材9の屋内側端を、開口部8
の、はつりによって露出したまぐさ5、窓台6及び両側
の柱7の屋外側面に当接させる。すると、サッシ側部材
24の取付け部30は、開口部8を構成する各部材(ま
ぐさ5等)の内周面に接する。そして、開口部側材25
の取付け片26をねじ33で開口部8の屋外側面に固定
し、さらに、サッシ側部材24の屋内側に延出している
取付け部30を開口部8の内周面にねじ34で固定す
る。
【0011】これで新サッシ枠3が開口部8に、その取
り付け片18を既存外壁wの屋外側面と同一の面として
取り付けられたので、雨仕舞いのために、まず、既存外
壁wと新サッシ枠3周縁との間隙を防水テープ36で塞
ぎ、さらにその上から既存外壁wの屋外側面の全体に防
水シート35を貼付する(図5、ロ)。そして、最後に
その上から新外壁材10を張り付ける。張り付けに際し
ては、野縁37を用いる。最後に、新サッシ枠3の屋外
側周囲と新装外壁材10との間隙にコーキングを施して
現場作業を終了する(図6)。
【0012】図7〜10は第2の実施形態を示し、第1
の実施形態とは位置調整部材9のサッシ側部材24と開
口部側部材25の構造が異なる。第2の実施形態におい
て、サッシ側部材24は、板金加工による一体成形のピ
ース部材で、正面部40、取り付け部41、舌片42、
上面部43及び係合突片44からなる。取り付け部41
は正面部40の下辺から屋内方向へ屈曲して延出してあ
り、上面部43は正面部40の上辺を屋内方向に屈曲し
て形成してある。係合突片44は、上面部43の屋内側
部分を下方へ屈曲し、その左右両側を上面部43の左右
寸法よりも大きく、上面部43の両側へ張り出すように
形成する。すなわち、上面部43の両側へ張り出した部
分が係合突片44である。正面部40の中央上部は屋外
側へ切り起こして、上部が上面部43につながった舌片
42に形成してある。舌片42の面は正面部40よりも
屋外側にあって、舌片42は正面部40との間に挟持間
隙45を構成している。開口部側部材25は取り付け部
26の両側に係合部38を備えた塩化ビニルの一体成形
品で、係合部38は内側へ開口した数条の係合溝39を
対向して備えている。係合溝39には、取り付け片26
からのおおよその寸法を記入してある(図8)。
【0013】この位置調整部材9は、工場においてサッ
シ側部材24を新サッシ枠3の取り付けフィン18(2
1,23)に取り付け、これに開口部側部材25を装着
した状態とする。すなわち、サッシ側部材24の挟持間
隙45に取り付けフィン18を納め、舌片42を取り付
けフィン18の屋外側に係合した格好で新サッシ枠3と
サッシ側部材24の取り付け部41をビス33で結合
し、サッシ側部材24を新サッシ枠3の取り付けフィン
18に固定する。そして、サッシ側部材24の突片44
に開口部側部材25の係合部38をあてがい、係合溝3
9に突片44を嵌め込んで取り付ける。係合溝39は複
数ある中から、新サッシ枠3外周の取り付け片が既存外
壁wの屋外側面と同一の面となる寸法位置のものを選択
する。
【0014】この状態としたものを現場では、はつりに
よって既存サッシ枠1を除去した後の開口部8の屋外側
面に当てつける(図10)。ついで、ねじ34を新サッ
シ枠3の取り付けフィン18(21,23)、サッシ側
部材24の舌片42と正面部40及び開口部側部材25
の取り付け部26を貫通して開口部8にねじ込み、ま
た、ねじ35を開口部側部材25の取り付け部41を貫
通して開口部8にねじ込み、これにより新サッシ枠3を
開口部8へ取り付ける。このとき、位置調整部材9によ
って新サッシ枠3外周の取り付け片18の屋内外方向の
位置が定められているから、新サッシ枠3の取り付け片
18は既存外壁wの屋外側面と同一面にして取り付けら
れる。
【0015】なお、このサッシ側部材24はピース材な
ので、各取り付けフィン18(21,23)のそれぞれ
に複数個を取り付けておく。また、図10は新サッシ枠
3の縦枠部分を示しているので、開口部8は柱7として
現れている。続く、新外壁材10の取り付け、防水シー
ト36の取り付けなど仕上げの工程及び構造は第1の実
施形態と同様である。以上、建物開口部8として窓を例
に説明したが、開口部8はドアや引き戸を取り付ける出
入り口などのこともある。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、位置調
整部材によって建物開口部に対するサッシ枠の屋内外方
向位置を調整し、サッシ枠の取り付け片を既存外壁の屋
外側面と同一の面にしておくことができるので、サッシ
枠の取り付け片と既存外壁間の防水を防水シートや防水
テープ等の簡便な手段で完全に行い易い。このため、建
物の既存外壁に重ねて新装外壁材を取り付けると同時に
開口部の改装も行うようなとき、新サッシ枠周りの防水
を完全なものとすることができる。また、サッシ側部材
とサッシ枠に取り付けておく開口部側部材とで位置調整
部材を構成し、位置調整部材によって建物開口部に対す
るサッシ枠の屋内外方向位置を調整するので、建物の既
存外壁面に対する新サッシ枠外周に設けた取り付け片の
位置を、従来の木枠を用いることなく調整して既存外壁
の屋外側面と同一の位置として取り付けることができる
ので、位置調整のための木枠を準備したり、加工したり
する手間がない。このため、現場作業が簡略化され、作
業能率が向上する。請求項2に記載の構成によれば、請
求項1の構成が発揮する効果に加え、サッシ枠に取り付
けておくサッシ側部材と建物開口部に取り付けておく開
口部側部材とで位置調整部材を構成してあるので、開口
部周辺の既存外壁の厚みが異なっても同じ位置調整部材
を用いることができる。そして、一方は新サッシ側に他
方は開口部側に固定してから新サッシ枠を開口部に取り
付けるので、位置調整部材による屋内外方向の寸法調整
が現場あわせで適切に行われる。請求項3に記載の構成
によれば、請求項1の構成が発揮する効果に加え、あら
かじめ寸法調整をした位置調整部材を新サッシ枠又は開
口部部材に取り付けておくので、新サッシ枠を開口部へ
当て付けるだけで新サッシ枠を既存外壁の屋外側面と同
一の面にすることができ、現場作業が削減される。請求
項4に記載の構成によれば、新サッシ枠と既存外壁間の
防水が完全となるので、新装外壁を取り付けた後に開口
部から漏水するなどのことが生じない。請求項5に記載
の構成によれば、請求項4に記載の構成が発揮する効果
に加え、係合位置を変えることによってサッシ枠の位置
を調整することができるので、現場での調整作業が容易
である。係合できる選択位置に屋内外方向位置を示す寸
法などの目安を記しておくと位置決め作業はより簡便化
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】イ、ロは、従来の取り付け構造を示す斜視図
【図2】改装窓の縦断面図(第1の実施形態)
【図3】改装窓の横断面図(一部)
【図4】第1の実施形態における位置調整部材の斜視図
(一部分解)
【図5】イ、ロは、第1の実施形態の取り付け構造を示
す斜視図
【図6】新外壁材の取り付け構造を示す斜視図
【図7】第2の実施形態における位置調整部材の斜視図
【図8】サッシ側部材の平面図
【図9】サッシ枠に取り付けた状態で示す開口部側部材
の斜視図
【図10】改装窓の横断面図(第2の実施形態)
【符号の説明】
1 既存サッシ枠 2 木枠 3 新サッシ枠 3a 取り付け片 4 改装窓 5 まぐさ 6 窓台 7 柱 8 開口部 9 位置調整部材 10 新装外壁材 11 化粧材 12 額縁 13 上枠 14 下枠 15 縦枠 16 ガイドフィン 17 ガイドフィン 18 取り付け片 19 レール 20 レール 21 取り付け片 22 風止めフィン 23 取り付け片 24 サッシ側部材 25 開口部側部材 26 取り付け部 27 係合片 28 凹凸 29 溝部 30 取付け部 31 短片 32 爪フィン 33 ねじ 34 ねじ 35 ねじ 36 防水シート 37 防水テープ 38 係合部 39 係合溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に設けられた既存開口部周囲の既存
    壁を除去して開口部部材を露出させ、新サッシ枠の屋内
    外方向の位置を調整できる位置調整部材を新サッシ枠外
    周の取り付け片と開口部部材との間に配置して新サッシ
    枠を開口部部材に取り付けて位置調整部材により新サッ
    シ枠の取り付け片を既存外壁の屋外側面とほぼ同一の面
    に配置し、取り付け片と既存外壁の屋外側面に跨って防
    水シートを貼付し、ついで、既存外壁の屋外側に新装外
    壁材を取り付けることを特徴とした建物開口部の改装方
    法。
  2. 【請求項2】 位置調整部材をサッシ側部材と開口部側
    部材で構成し、サッシ側部材をサッシの取り付け片に固
    定し、開口部側部材を露出した開口部部材に固定し、新
    サッシ枠を開口部に取り付けるときに、新サッシ枠の取
    り付け片と既存外壁の屋外側面を同一の面に調整するこ
    とを特徴とした請求項1に記載の建物開口部の改装方
    法。
  3. 【請求項3】 位置調整部材をサッシ側部材と開口部側
    部材で構成し、新サッシ枠を開口部に取り付けるとき、
    あらかじめ位置調整部材のサッシ側部材と開口部側部材
    を、新サッシ枠が開口部に取り付けられた状態で新サッ
    シ枠の取り付け片と既存外壁の屋外側面が同一の面とな
    る寸法に組み合わせておき、組み合わせたものをサッシ
    側部材で新サッシ枠に固定し又は開口部側部材で開口部
    部材に固定し、ついで、新サッシ枠を開口部に取り付け
    ることを特徴とした請求項1に記載の建物開口部の改装
    方法。
  4. 【請求項4】 建物に設けられた既存窓又は出入り口か
    ら既存サッシ枠を除去して露出させた開口部部材に自身
    の屋内外方向寸法を調整できる位置調整部材を新サッシ
    枠外周の取付け片と開口部部材との間に配置して取り付
    け、位置調整部材によりほぼ同一の面とした取り付け片
    と既存外壁に跨ってこれらの屋外側面に防水シートを貼
    付してあり、その上から既存外壁の屋外側に新装外壁材
    を取り付けてあることを特徴とした改装窓又は出入り
    口。
  5. 【請求項5】 位置調整部材は、サッシ側部材と開口部
    側部材から成り、両部材は屋内外方向で位置を選択して
    係合できる構造であることを特徴とした請求項4に記載
    の改装窓又は出入り口。
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