JP3424567B2 - 空気調和機のファンモーター駆動装置 - Google Patents

空気調和機のファンモーター駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機のファ
ンモーター駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機のファンモーター駆動
装置では、図5に示すようなファンモーター起動時にロ
ータの位置を検出せず強制的にファンモーター駆動信号
を出力する、位置決め、1相励磁、1−2相励磁等から
構成された起動モードと、ファンモーターのロータ位置
信号をもとにファンモータ−駆動信号を出力するセンサ
モードの2つのモードを設けられ、ファンモーターの回
転数を大きくしたい時は大きく、ファンモーターの回転
数を小さくしたい時は小さくすることにより、ファンモ
ーターの回転数を調整するファンモーター駆動素子のオ
ン時間は、起動モード時にはファンモーターへ供給され
るDC電圧がどのような大きさであっても、ファンモー
ター駆動素子のオン時間は同一であった。また、ファン
モーターへ供給されるDC電圧は、圧縮機へ供給される
DC電圧と同一のものを使っており、圧縮機の周波数を
調整する為、DC電圧は上げ下げされており、圧縮機停
止中はDC電圧は常に同一であるが、圧縮機運転中は運
転条件によりDC電圧が異なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ファンモーターはファンモーターへ供給
されるDC電圧が高ければ高いほど、また、ファンモー
ター駆動素子のオン時間が長ければ長いほど、ファンモ
ーターへ与えられるエネルギーが大きくなりファンモー
ターの回転数が高くなる特性があるため、もし、ファン
モーター起動時に、圧縮機が運転状態であった場合は圧
縮機停止時のように一定でないため、ファンモーター駆
動素子のオン時間をDC電圧が低い場合を想定して設定
した場合で実際のDC電圧が高かった時は、ファンモー
ターへ規定以上の大電流が流れてしまうなどの不具合が
生じた。また逆に、ファンモーター駆動素子のオン時間
をDC電圧が高い場合を想定して設定した場合で実際の
DC電圧が低かった時は、ファンモーターがトルク不足
によりファンモーターが回らないなどの不具合があっ
た。
【0004】本発明はこの様な従来の課題を解決するも
のであり、ファンモーターへ供給されるDC電圧レベル
がどのような場合であっても、ファンモーターへ規定以
上の大電流が流れたり、トルク不足で回らないといった
不具合を防ぐことにより、確実でスムーズなファンモー
ターの起動を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ファンモーター起動時にロータの位置を検
出せず強制的にファンモーター駆動信号を出力する起動
モードにおいて、ファンモーターへ供給するDC電圧に
応じてやファンモーター駆動素子のオン時間を調整す
る。
【0006】上記手段により、ファンモーターへ供給さ
れるDC電圧レベルがどのような場合であっても、ファ
ンモーターへ規定以上の大電流が流れたり、トルク不足
で回らないといった不具合を防ぐことにより、確実でス
ムーズなファンモーターの起動を提供することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するための請求項
1記載の発明は、圧縮機、ファンモーター及び圧縮機と
ファンモーターを駆動する電子制御装置を具備した空気
調和機において、ファンモーター起動時にロータの位置
を検出せず強制的にファンモーター駆動信号を出力する
起動モードとファンモーターのロータ位置信号をもとに
ファンモータ−駆動信号を出力するセンサモードの2つ
のモードを持つファンモータ−駆動装置において、起動
モード時にファンモーターへ供給するDC電圧に応じて
やファンモーター駆動素子のオン時間を調整するもので
ある。
【0008】そしてこの構成によれば、ファンモーター
へ供給されるDC電圧レベルがどのような場合であって
も、ファンモーターへ規定以上の大電流が流れたり、ト
ルク不足で回らないといった不具合を防ぐことにより、
確実でスムーズなファンモーターの起動を提供すること
ができる。
【0009】請求項2記載の発明は、起動モード時にフ
ァンモーターへ供給するDC電圧を調整する為のDC電
圧調整信号に応じてやファンモ−タ駆動素子のオン時間
を調整するものである。そしてこの構成によれば、ファ
ンモーターへ供給されるDC電圧レベルがどのような場
合であっても、ファンモーターへ規定以上の大電流が流
れたり、トルク不足で回らないといった不具合を簡単に
防ぐことにより、確実でスムーズなファンモーターの起
動を提供することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
【0011】(実施例1) 図1において,1はファンモーター、2は圧縮機、3は
電子制御装置、4は電源装置、5は圧縮機駆動素子であ
り、ファンモーター1には高圧PWM用ファンモーター
を、圧縮機2にはDCセンサレスモーターを用いてい
る。電子制御装置3にはファンモーター駆動素子が構成
されており、マイコンやトランジスタ、フォトカプラに
よりファンモーター駆動素子をオンさせるための駆動回
路も構成されている。また、DC電圧を調整する為の信
号もここから出力されている。電源回路4には、商用電
源のAC電圧をDC電圧へ変換する回路とDC電圧レベ
ルを調整する回路が構成されている。図2に駆動素子
構成図を示す。
【0012】通常、ファンモーターを駆動する場合、マ
イコン6から、ファンモーター駆動信号aとファンモー
ター駆動素子オン時間調整信号bを出力する。ここでの
ファンモーター駆動信号aは、ファンモーター駆動素子
の中にある6素子のうち、どの素子をオンさせるかを示
す信号であり、ファンモーター駆動素子オン時間調整信
号bは、どれだけの時間それぞれの素子をオンさせるか
を調整するもので、ある一定周期でオンとオフを繰り返
している。
【0013】そして、ファンモーター駆動素子オン時間
調整信号bの一定周期に対するオン時間の割合が大きけ
れば大きいほど、ファンモーター駆動素子がオンする信
号が長くなり、ファンモーターへDC電圧が印加せれて
いる時間が長くなり、ファンモーター回転数もそれに伴
い大きくなる。また、マイコン6からはDC電圧調整信
号cも出力されており、この信号は圧縮機周波数を調整
するためのもので、一定周期でオンとオフを交互に繰り
返し出力し、DC電圧調整信号cの一定周期に対するオ
ン時間の割合が大きければ大きいほど、DC電圧が大き
くなり圧縮機周波数もそれに伴い大きくなるものであ
る。
【0014】ファンモーター駆動制御においては、ファ
ンモーター起動時にロータの位置を検出せず強制的にフ
ァンモーター駆動信号を出力する、位置決め、1相励
磁、1−2相励磁等から構成された起動モードと、ファ
ンモーターのロータ位置信号をもとにファンモータ−駆
動信号を出力するセンサモードの2つのモードを設けて
いる。ファンモーター起動時には起動モードを用いる
が、通常ファンモーター起動時には圧縮機は停止してい
るためDC電圧は一定であるが、圧縮機運転中にファン
モーターだけが異常で停止した場合や暖房時に室外機に
ついて霜を削除するためのディアイス制御中は圧縮機が
運転しているため運転条件によりDC電圧が異なる。そ
の為、ファンモーター駆動素子のオン時間をDC電圧が
低い場合を想定して設定した場合で実際のDC電圧が高
かった時は、ファンモーターへ規定以上の大電流が流れ
てしまうなどの不具合が生じた。
【0015】また逆に、ファンモーター駆動素子のオン
時間をDC電圧が高い場合を想定して設定した場合で実
際のDC電圧が低かった時は、ファンモーターがトルク
不足によりファンモーターが回らないなどの課題が生じ
た。
【0016】今回は、図3のように、起動モード時にフ
ァンモーターへ供給するDC電圧を検出し、検出したD
C電圧に応じてファンモーター駆動素子のオン時間を切
り換えるものである。
【0017】そしてこの構成によれば、ファンモーター
起動時に、ファンモーターへ規定以上の大電流が流れた
り、トルク不足で回らないといった不具合を防ぐことに
より、確実でスムーズなファンモーターの起動を提供す
ることができる。
【0018】(実施例2)図1の構成で、図2の駆動回
路を用いる空気調和機におけるファンモーター駆動装置
において、図4のようにDC電圧を直接検出せずに、マ
イコンから出力されるDC電圧調整信号cにより簡易的
にDC電圧のレベルを推測し、DC電圧調整信号のオン
時間に応じてファンモーター駆動素子のオン時間を切り
換えるものである。
【0019】そしてこの構成によれば、ファンモーター
起動時に、ファンモーターへ規定以上の大電流が流れた
り、トルク不足で回らないといった不具合を簡単な構成
で防ぐことにより、確実でスムーズなファンモーターの
起動を提供することができる。
【0020】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように請求項1
に記載の発明は、圧縮機、ファンモーター及び圧縮機と
ファンモーターを駆動する電子制御装置を具備した空気
調和機において、ファンモーター起動時にロータの位置
を検出せず強制的にファンモーター駆動信号を出力する
起動モードとファンモーターのロータ位置信号をもとに
ファンモータ−駆動信号を出力するセンサモードの2つ
のモードを持つファンモータ−駆動装置において、起動
モード時にファンモーターへ供給するDC電圧に応じて
やファンモーター駆動素子のオン時間を調整するという
もので、この構成によれば、ファンモーターへ供給され
るDC電圧レベルがどのような場合であっても、ファン
モーターへ規定以上の大電流が流れたり、トルク不足で
回らないといった不具合を防ぐことにより、確実でスム
ーズなファンモーターの起動を提供することができると
いう効果を奏する。
【0021】請求項2記載の発明は、起動モード時にフ
ァンモーターへ供給するDC電圧を調整する為のDC電
圧調整信号に応じてやFM駆動素子のオン時間を調整す
るというもので、この構成によれば、ファンモーターへ
供給されるDC電圧レベルがどのような場合であって
も、ファンモーターへ規定以上の大電流が流れたり、ト
ルク不足で回らないといった不具合を簡単な構成で防ぐ
ことにより、確実でスムーズなファンモーターの起動を
提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファンモ−タ駆動装
置の構成図
【図2】同実施例におけるファンモ−タ駆動回路を示す
【図3】同実施例におけるファンモ−タ起動フローチャ
ート
【図4】本発明の他の実施例におけるファンモ−タ起動
フローチャート
【図5】従来のファンモ−タ起動フローチャート
【符号の説明】
1 ファンモーター 2 圧縮機 3 電子制御装置 4 電源装置 5 圧縮機駆動素子 6 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 知野見 岳人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−119699(JP,A) 特開 平9−113009(JP,A) 特開 平5−292789(JP,A) 特開 平7−337080(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、ファンモーター及び前記圧縮機と
    前記ファンモーターを駆動する電子制御装置を具備した
    空気調和機において、ファンモーター起動時にロータの
    位置を検出せず強制的にファンモーター駆動信号を出力
    する起動モードとファンモーターのロータ位置信号をも
    とにファンモータ−駆動信号を出力するセンサモードの
    2つのモードを持つファンモータ−駆動装置であって、
    起動モード時にファンモーターへ供給するDC電圧に応
    じてやファンモーター駆動素子のオン時間を調整するこ
    とを特徴とした空気調和機のファンモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】起動モード時にファンモーターへ供給する
    DC電圧を調整する為のDC電圧調整信号に応じてファ
    ンモ−タ駆動素子のオン時間を調整することを特徴とし
    た請求項1記載の空気調和機のファンモータ駆動装置。
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