JP3423366B2 - シャッタの制御装置 - Google Patents

シャッタの制御装置

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JP3423366B2
JP3423366B2 JP21189493A JP21189493A JP3423366B2 JP 3423366 B2 JP3423366 B2 JP 3423366B2 JP 21189493 A JP21189493 A JP 21189493A JP 21189493 A JP21189493 A JP 21189493A JP 3423366 B2 JP3423366 B2 JP 3423366B2
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満 野田
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、商店や事務所、車庫
等の出入口等を開閉するシャッタの開閉動作を制御する
シャッタの制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5は従来のシャッタを示す正面図であ
り、1はシャッタにより開閉すべき出入口等の開口部の
左右両側に設けられた一対の中空状のガイドレール、2
は複数枚のパネルで、これらのパネル2が上下方向に連
繋吊持されることによって出入口を閉ぐように成されて
いる。また、これらのパネル2の左右両側縁部はガイド
レール1に設けられた縦長の細い開口部からこのガイド
レール1の内部に挿入されている。3は各パネル2の両
側縁部に設けられたピン、4はピン3に回転自在に設け
られたガイドローラで、ガイドレール1内を上下方向に
転動する。 【0003】5は各ピン3が係合されることにより複数
枚のパネル2を連繋吊持するチェーンで、ガイドレール
1内に設けられている。6はパネル2を昇降させる駆動
機構およびパネル2を収納する収納部であり、天井裏等
に設けられている。上記駆動機構はチェーン5に噛合し
たスプロケット、このスプロケットを回転させるモータ
およびその減速機等で構成されている。 【0004】次に動作について説明する。図5はシャッ
タを閉じた状態を示しており、全てのパネル2が下降位
置にあって、一対のガイドレール1間の空間を閉ざして
いる。この状態からモータを回転させると、スプロケッ
トが回転してチェーン5が巻上げられ、従って各パネル
2は各ガイドローラ4がガイドレール1内を上方に転動
することによって上昇し、収納部6に順次収納されてい
く。収納部6内には2本のレールが水平方向に平行に設
けられていて、このレールにガイドローラ4がガイドさ
れることにより、各パネル2が一列に整列されて収納さ
れる。以上によりシャッタは開放状態となる。 【0005】この状態からモータを逆方向に回転させれ
ば、チェーン5が繰り出されて各パネル2が収納部6か
ら順次出されてガイドレール1に沿って下降し、再び図
5の全閉状態となる。 【0006】この全閉位置でシャッタをロックするため
に、自動ロック装置あるいは手動ロック装置を設けたも
のがある。手動ロック装置の場合は、シャッタの下部内
側(室内側)に施錠装置が設けられており、これを解錠
する場合は室外からシャッタに設けられた小窓を開け、
そこから手を入れてレバーを操作して解錠する必要があ
る。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来のシャッタは以上
のように構成されているので、シャッタを全閉位置にロ
ックするために手動ロック装置が用いられている場合
は、解錠するにはシャッタの小窓を開けてレバーを操作
する手間を必要とし、その場合、シャッタの小窓は下部
に設けられているため、操作が煩わしいものであった。
また、寒冷時には施錠が凍り付いて操作が困難になるこ
ともあった。また、自動ロック装置は機構が複雑で、コ
ストも高くなるという問題点があった。 【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡単な機構を用いてシャッタを
全閉時に確実にロックすることのできるシャッタの制御
装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明においては、シ
ャッタが閉位置にあることを検出する検出手段と、この
検出手段の検出信号によりシャッタを駆動するモータの
両端を短絡する短絡手段とを設けている。 【0010】 【作用】シャッタの全閉時にモータが短絡されるので、
不測に電源が入れられても、モータが回転してシャッタ
が開くことがなく、また手動で開けることもできず、電
気的な施錠状態が得られる。 【0011】 【実施例】図1はこの発明の実施例によるシャッタの制
御装置を示す回路構成図である。図1において、1はA
C100Vの電源端子、11はヒューズ、12はトラン
ス、13は整流部、X2はリレー、C1は平滑用コンデ
ンサ、USWはシャッタの上限位置(開位置)を検出す
るマイクロスイッチから成るスイッチ、LSWはシャッ
タの下限位置(閉位置)を検出するマイクロスイッチか
ら成るスイッチ、SW1A,SW1Bはシャッタの開閉
を切換えるスイッチで、互いに連動し、開接点Oと閉接
点Cとを有する。SW2は電源スイッチ、X1はリレ
ー、14はシャッタ開閉用のモータで、直流モータが用
いられている。X1A,X1BはリレーX1の接点、X
2AはリレーX2の接点である。接点X2A,X1Bは
直列に接続され、この直列回路はモータ14の一対の電
極間に並列に接続されている。 【0012】図2(a),(b)はシャッタの駆動機構
を示すものである。図2において、ケース15内には上
記モータ14とこのモータ14の回転を例えば1/25
0に減速する減速機としてのギヤヘット16が設けられ
ている。ケース15に取付部16a,17aを介して取
付けられたケース17内には、ギヤヘット16の出力軸
18に接続された延長出力軸19が設けられている。こ
の延長出力軸19の先端部分19aはケース17に設け
られた取付台20を貫通し、軸受メタル21に軸支され
ており、その先端には前述した図5のチェーン5を噛合
するスプロケット22が設けられている。また、延長出
力軸19には位置検出板23が設けられている。 【0013】図3は延長出力軸19と位置検出板23と
を示す。延長出力軸19の一端には上記ギヤヘット16
の出力軸18が嵌合固定される嵌合孔19bが設けられ
ると共に、周面の一部にはネジ部19cが設けられてい
る。位置検出板23には両側に突起23a,23bが設
けられると共に、上記ネジ部19cと螺合するネジが内
周面に設けられたネジ孔23cが設けられている。 【0014】再び図2において、上記スイッチUSWお
よびLSWはブラケット24にそれぞれ取付けられてい
る。図4はブラケット24およびスイッチUSW(LS
W)を示す。図4において、ブラケット24はコ字形を
成し、上下に取付板24a,24bが設けられると共
に、取付用ネジ孔24cが設けられている。スイッチU
SW(LSW)はマイクロスイッチから成り、スイッチ
USWは取付板24dに取付けられ、スイッチLSWは
取付部24eに取付けられるように成されている。 【0015】図2において、ケース17の一側部17b
には3本の長孔25,26,27が延長出力軸19と平
行に設けられており、上記一側部17bと反対側の側部
17c(図2(c))には上記長孔27と対向する長孔
27が設けられている。これらの長孔27には位置検出
板23の突起23a,23bが摺動可能に係合されてい
る。また、スイッチUSW,LSWを取付けたブラケッ
ト24はその取付板24a,24bを長孔25,26に
摺動可能に係合されると共に、ネジ孔24cにネジ込ま
れたネジ28によりそれぞれ半固定されている。 【0016】次に上記構成による動作について説明す
る。まず、ブラケット24を固定するネジ28を緩めて
ブラケット24を長孔25,26に沿って移動させ、左
右の移動量を調整してそれらの位置を決定し、ネジ28
を締めることにより、シャッタの上限位置(開位置)お
よび下限位置(閉位置)を設定する。 【0017】シャッタが開位置にあって停止していると
きは、図2において、位置検出板23が図の左寄りの位
置にあってスイッチUSWをOFFにしている。この
時、図1においては、スイッチUSWがOFF、スイッ
チLSWがON、スイッチSW1A,SW1Bが接点O
側、スイッチSW2がOFFとなっている。また、整流
部13から得られる直流電流によりリレーX2が常に通
電されていて、その接点X2AがONとなっている。リ
レーX1は無通電となっていて、その接点X1AがOF
F、X1BがONとなっている。 【0018】次にこの状態からシャッタを閉じるため
に、スイッチSW1A,SW1Bを接点C側に切換えた
後、スイッチSW2をONにすると、リレーX1が通電
されてその接点X1AがON、X1BがOFFとなる。
従って、モータ14に電流が供給されてこのモータ14
が回転する。この回転はギヤヘット16で減速され、そ
の出力軸18を介して延長出力軸19に伝えられる。こ
の延長出力軸19の回転により、そのネジ部19cおよ
び位置検出板23のネジ孔23cを介して位置検出板2
3が図2の右方向に移動する。このときスイッチUSW
はONとなる。 【0019】シャッタが設定された下限位置に達する
と、位置検出板23がスイッチLSWをOFFとなす。
これによってリレーX1の通電が断たれて接点X1Aが
OFFとなり、モータ14が停止する。また接点X2A
がONとなってモータ14の両端が短絡される。従っ
て、この状態で電源を入れてシャッタを開けようとして
もモータ14が短絡されているので、シャッタは開くこ
とがない。また、シャッタを手で開けようとしても電気
的な施錠効果が働いて開けることはできず、シャッタは
実質的にロックされる。 【0020】シャッタを開ける場合は、スイッチSW1
A,SW1Bを接点O側に切換えた後、スイッチSW2
をONにすることにより、再びリレーX1が通電され、
モータ14には上述と逆方向の電流が加えられ、このモ
ータ14は逆回転する。これにより位置検出板23がス
イッチLSWを離れて左方向に移動し、設定された上限
位置に達すると、スイッチUSWがOFFとなってシャ
ッタが停止する。 【0021】また、シャッタの昇降動作中に停電が発生
すると、シャッタは昇降途中で停止するが、このときリ
レーX2の通電が断たれるので接点X2AがOFFとな
り、モータ14は短絡状態とはならない。従って、ロッ
ク状態とはならず、シャッタを手動操作により容易に開
閉することができる。なお、モータ14の短絡電流の大
きさによっては接点X1B,X2Aの直列回路に抵抗を
挿入するようにしてもよい。 【0022】 【発明の効果】この発明によれば、シャッタが閉位置に
あるときモータの両端を短絡するように構成したので、
シャッタの駆動機構側で全閉時の電気的な施錠効果を得
ることができる。このため、ブレーキ機構等の他の機構
を特に設けることなく、簡単な構成で信頼性の高い装置
を安価に実現することができる。また、使用者の操作等
の手間を省くことができると共に、寒冷時に凍り付く等
の問題もなくすことができる等の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例によるシャッタの制御装置を
示す回路構成図である。 【図2】シャッタの駆動機構の実施例を示す平面図およ
び側面図である。 【図3】駆動機構の一部を示す斜視図である。 【図4】スイッチの取付機構を示す斜視図である。 【図5】この発明を適用し得る従来のシャッタの一例を
示す正面図である。 【符号の説明】 LSW 下限位置検出スイッチ(検出手段) X1 リレー(短絡手段) X1A リレーX1の接点(短絡手段) 14 モータ 19 延長出力軸(検出手段) 23 位置検出板(検出手段)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シャッタをモータで駆動することにより
    所定の開位置と閉位置との間で移動制御するシャッタの
    制御装置において、上記シャッタが上記閉位置にあるこ
    とを検出する検出手段と、上記検出手段による上記シャ
    ッタの閉位置検出信号に応じて上記モータの両端を短絡
    する短絡手段とを備えたことを特徴とするシャッタの制
    御装置。
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