JP3422500B2 - Heat treatment method for semiconductor wafer - Google Patents
Heat treatment method for semiconductor waferInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハに対する
熱処理技術、特に、炉内の一部に設けた点状または線状
の熱源により加熱を行うための方法に用いて効果のある
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱処理装置としては図8
に示すようなものが用いられており、図8はこのような
従来の熱処理装置の一例を示す正面断面図である。
【0003】図8の従来技術において、耐熱性の材料を
用いて箱形に作られた炉体1は、必要に応じて本体部1
aと蓋部1bに分割できる構成にされ、本体部1aの側
壁には熱処理対象の半導体ウェハ2を出入させるための
開口3が設けられている。蓋部1bは、内側に半円球状
の凹部1cが形成されており、この凹部1c内にランプ
4(例えば、赤外線ランプ)が配設されている。さら
に、本体部1aの天井部には、凹部1cに合致させて、
凹部1cの直径相当の開口が設けられ、ランプ4による
熱が本体部1a内に輻射できるように構成されている。
また、半導体ウェハ2はウェハホルダ5に載置され、こ
のウェハホルダ5は本体部1aに入出する支持具6に取
り付けられている。
【0004】以上の構成において熱処理を行う場合、炉
外へ引き出されたウェハホルダ5上に半導体ウェハ2を
載置した後、支持具6を本体部1a内へ押し込み、半導
体ウェハ2をランプ4の直下にセットする。ここでラン
プ4を点灯し、本体部1aを短時間(例えば、数秒〜6
0秒程度)に数百度(例えば、800℃)の高温雰囲気
にし、半導体ウェハ2を加熱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、ウェハホルダに載置した半導体ウェハを露出面(表
面)側から加熱すると、高温度が急激に半導体ウェハに
付与され、ウェハ面内に与えられた熱がウェハ面内から
周辺部へ逃げるためにウェハの中心部と周辺部とに熱の
急激な温度差(中心部が高温で周辺部が低い温度)が生
じ、ウェハにスリップラインを生じさせるという問題が
ある。
【0006】近年、チャネル層を薄くしたいという要望
が出ているが、この要求に対しては長時間の加熱は不可
であり、このために短時間に800〜900℃の高温に
する必要があるが、このようにすると上記した問題が生
じることになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、短時間に高温加
熱を行っても半導体ウェハの中心部と周辺部の温度差を
小さくできるようにする技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0010】すなわち、半導体ウェハの上面側および下
面側の両側に、それぞれ前記半導体ウェハの加熱用のヒ
ータを設け、前記半導体ウェハと前記各ヒータとの間
に、それぞれ上面側および下面側のバッファ材を配置
し、前記下面側のバッファ材は、前記半導体ウェハと面
接触して支持し、かつ前記半導体ウェハを載せる部分の
厚みの方が他の部分より薄くなっており、前記ヒータの
各々と、それらの外側の炉体の壁面との間に、均熱板が
配設され、前記ヒータからの熱により、前記バッファ材
を介して前記半導体ウェハを間接加熱するようにしてい
る。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、被処理物である半導体
ウェハに対する熱の付与は間接的に行われる。したがっ
て、被処理物の周辺部と内部との温度差を小さくでき、
スリップラインなどを生じさせることがない。
【0012】
【実施例1】図1は本発明に用いる熱処理装置の第1実
施例を示す正面断面図である。なお、図1においては、
図8と同一であるものには同一引用数字を用いたので、
ここでは重複する説明を省略する。
【0013】炉体7は箱形で側壁に半導体ウェハ2(被
処理物)を出入させるための開口7bを有した本体部7
aと、この下部に結合させて蓋部7cが配設されてい
る。蓋部7cは、蓋部1bと同様に凹部7dを備え、こ
の凹部7d内に熱源としてのランプ4が配設されてい
る。この凹部7dに合致させて同一径の開口が本体部7
aの底部に設けられている。さらに、本体部7aの天井
部には小径の貫通穴7eが設けられ、この貫通穴7eを
通して支持具8が本体部7a内に昇降自在に挿通されて
いる。支持具8の下端部は正面から見ると“L”字形を
成し、その水平部は円板形を成し、上面の数カ所にピン
8a(これに限らず突状物であればよい)が立設されて
いる。このピン8aには、半導体ウェハ2を載せるウェ
ハホルダ9(バッファ材)が載置される。
【0014】図2はウェハホルダ9の詳細を示す平面図
であり、図3は図2のウェハホルダ9の正面断面図であ
る。
【0015】ウェハホルダ9は皿形を成し、半導体ウェ
ハ2が載置されるウェハ載置部9aと、保温効果及びウ
ェハの飛び出しを防止するためにウェハ載置部9aの周
辺部に形成されるガードリング9bとから構成されてい
る。ウェハホルダ9は、例えばグラファイトや石英を用
いて作られ、表面には厚さ数十μm(例えば60μm)
のSiCコーティングを施し、グラファイトから異物が
発生するのを防止している。ウェハホルダ9の寸法の一
例を示せば、次の如くである。
【0016】〔例1〕 使用材料:グラファイト、直
径:100mm、 厚さ:4.0mm、ガードリング9b
の幅:15.0mm、ガードリング9bの高さ:0.5m
m。
【0017】〔例2〕 使用材料:グラファイト、直
径:130mm、 厚さ:4.0mm、ガードリング9b
の幅:15.0mm、ガードリング9bの高さ:0.5m
m。
【0018】本実施例において熱処理を行う場合、半導
体ウェハ2を載せたウェハホルダ9を炉体7内の支持具
8のピン8a上に載置し、ランプ4を点灯する。これに
より本体部7a内は急激に800〜900℃の高温雰囲
気になるが、このときに半導体ウェハ2に対する加熱
は、下方の熱源からウェハホルダ9を介して間接的に裏
面より与えられる。したがって、半導体ウェハ2内の加
熱状況は、場所による温度差が少なくなり、スリップラ
インなどの発生はなくなる。
【0019】図4はウェハホルダの第2例を示す正面断
面図である。
【0020】本実施例は、ウェハ載置部9aの下面に凹
部9cを設け、図2及び図3の構成に比べて半導体ウェ
ハ2における均熱効果を高めるようにしたものである。
すなわち、半導体ウェハ2の内側が高温になるので、内
側の熱が逃げやすくなるようにウェハ載置部9aの一部
に凹部9cを設けている。その他については図2及び図
3のウェハホルダ9と同一であるので、ここでは説明を
省略する。
【0021】
【実施例2】図5は本発明に用いる熱処理装置の他の実
施例を示す正面断面図である。
【0022】本実施例は熱源にヒータを用いた例であ
る。箱形の炉体10の天井面及び床面の両方にヒータ1
1a,11bを設置して加熱力を高めている。さらに、
ヒータ11a,11bの各々と対向する壁面との間に
は、発熱部の温度偏りを低減するための均熱板12a,
12bが配設されている。ヒータ11aとヒータ11b
との間に半導体ウェハ2が配設されるが、ヒータ11
a,11bの熱が直接に半導体ウェハ2に付与されるの
を防止するため、半導体ウェハ2を各々が前記ウェハホ
ルダ9と同様構成の2つのウェハホルダ13a,13b
によってサンドイッチ形に挟み込んで保持する。ウェハ
ホルダ13a,13bを炉体10の中心部に保持するた
め、炉体10の底壁を貫いてピン14を立設させ、この
上端にウェハホルダ13a,13bを載せるようにして
いる。
【0023】本実施例によれば、ヒータ11a,11b
のいずれに対しても、ウェハホルダ13a,13bを介
して間接的に半導体ウェハ2に熱が付与されるため、前
記実施例と同様に半導体ウェハ2内の周辺と内部の温度
差を小さくでき、スリップラインなどの発生をなくする
ことができる。また、ヒータ11a,11bを熱源に用
いることで、温度制御が容易になる。
【0024】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0025】例えば、上記実施例においては、ガードリ
ング9bが角形断面の例を示したが、図6に示すような
傾斜面を有する構成、または図7に示すように上下両面
に突起を有する構成にすることもできる。
【0026】また、上記実施例では、熱源にランプまた
はヒータを用いたが、これに限定されるものではなく、
例えば、レーザなどを用いることもできる。
【0027】さらに、図4の構成では、ウェハホルダ9
の下面に凹部9cを設けるものとしたが、ウェハ載置部
9aの部分の厚みを階段状または連続的に変える構成に
してもよい。
【0028】また、上記実施例においては、ウェハホル
ダを単体にしたが、支持具に一体化してもよい。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0030】すなわち、半導体ウェハの上面側および下
面側の両側に、それぞれ前記半導体ウェハの加熱用のヒ
ータを設け、前記半導体ウェハと前記各ヒータとの間
に、それぞれ上面側および下面側のバッファ材を配置
し、前記下面側のバッファ材は、前記半導体ウェハと面
接触して支持し、かつ前記半導体ウェハを載せる部分の
厚みの方が他の部分より薄くなっており、前記ヒータの
各々と、それらの外側の炉体の壁面との間に、均熱板が
配設され、前記ヒータからの熱により、前記バッファ材
を介して前記半導体ウェハを間接加熱するので、被処理
物である半導体ウェハに対する熱の付与は半導体ウェハ
の全体に対して間接的に行われ、半導体ウェハの周辺部
と内部との温度差を小さくでき、スリップラインなどを
生じさせることがなく、さらに下面側のバッファ材が半
導体ウェハと面接触して支持しているので、局所応力の
発生に起因する結晶欠陥の発生を防止でき、また均熱板
により、発熱部の温度偏りを低減することができ、半導
体ウェハの全体にわたって、より均一な加熱を行い、均
熱効果によって半導体ウェハへの熱応力の発生を低減
し、半導体ウェハ内に結晶欠陥が発生することを低減す
ることができる。 Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a heat treatment technique for a semiconductor wafer, and more particularly to a technique for heating a semiconductor wafer by a point or linear heat source provided in a part of a furnace. The present invention relates to a technique which is effective when used in a method. 2. Description of the Related Art Conventionally, as a heat treatment apparatus of this kind, FIG.
FIG. 8 is a front sectional view showing an example of such a conventional heat treatment apparatus. In the prior art shown in FIG. 8, a furnace body 1 made of a heat-resistant material into a box shape is provided with a main body 1 if necessary.
a and a lid 1b, and an opening 3 is provided on the side wall of the main body 1a to allow the semiconductor wafer 2 to be heat treated to enter and exit. The lid 1b has a semicircular concave portion 1c formed inside, and a lamp 4 (for example, an infrared lamp) is provided in the concave portion 1c. Further, the ceiling of the main body 1a is matched with the recess 1c,
An opening corresponding to the diameter of the concave portion 1c is provided so that heat generated by the lamp 4 can be radiated into the main body 1a.
The semiconductor wafer 2 is placed on a wafer holder 5, and the wafer holder 5 is attached to a support 6 that enters and exits the main body 1a. When heat treatment is performed in the above configuration, the semiconductor wafer 2 is placed on the wafer holder 5 drawn out of the furnace, and then the support 6 is pushed into the main body 1a, and the semiconductor wafer 2 is placed immediately below the lamp 4. Set to. Here, the lamp 4 is turned on, and the main body 1a is moved for a short time (for example, several seconds to 6 seconds).
The semiconductor wafer 2 is heated in a high-temperature atmosphere of several hundred degrees (for example, 800 ° C.) at about 0 second). According to the study of the present inventors, when a semiconductor wafer placed on a wafer holder is heated from the exposed surface (front surface) side, a high temperature is rapidly applied to the semiconductor wafer, Since the heat applied in the wafer surface escapes from the wafer surface to the peripheral portion, a sharp temperature difference between the central portion and the peripheral portion of the wafer (a high temperature in the central portion and a low temperature in the peripheral portion) is generated. However, there is a problem that a slip line is generated. In recent years, there has been a demand for making the channel layer thinner. However, it is impossible to perform heating for a long time in response to this demand, and it is necessary to raise the temperature to 800 to 900 ° C. in a short time. However, this causes the above-described problem. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a technique capable of reducing a temperature difference between a central portion and a peripheral portion of a semiconductor wafer even when high-temperature heating is performed in a short time. The above and other objects and novel features of the present invention will become apparent from the description of the present specification and the accompanying drawings. Means for Solving the Problems Of the inventions disclosed in the present application, a typical one will be briefly described.
It is as follows. [0010] That is, on both sides of the top and bottom surfaces of the semiconductor wafer, each provided with a heater for heating the semiconductor wafer, between the respective heaters and the semiconductor wafer, respectively top and bottom surfaces of the buffer member And the buffer material on the lower surface side is the same as the semiconductor wafer.
The thickness of the portion where the semiconductor wafer is placed in contact with and supports the semiconductor wafer is thinner than the other portions ,
A soaking plate between each and the walls of the furnace body outside them
And the semiconductor wafer is indirectly heated by the heat from the heater via the buffer material. According to the above-described means, heat is indirectly applied to the semiconductor wafer to be processed. Therefore, the temperature difference between the peripheral portion and the inside of the object can be reduced,
There is no occurrence of slip lines and the like. FIG. 1 is a front sectional view showing a first embodiment of a heat treatment apparatus used in the present invention. In FIG. 1,
Since the same reference numerals are used for those that are the same as in FIG. 8,
Here, duplicate description is omitted. The furnace body 7 is a box-shaped main body 7 having an opening 7b on its side wall for allowing the semiconductor wafer 2 (workpiece) to enter and exit.
a, and a lid 7c is provided so as to be coupled to the lower part. The lid 7c has a concave portion 7d like the lid 1b, and the lamp 4 as a heat source is disposed in the concave portion 7d. An opening having the same diameter as that of the recess 7 d is formed in the main body 7.
a is provided at the bottom. Further, a small-diameter through hole 7e is provided in the ceiling of the main body 7a, and the support member 8 is inserted into the main body 7a so as to be able to move up and down through the through hole 7e. When viewed from the front, the lower end of the support 8 has an "L" shape, the horizontal portion has a disk shape, and pins 8a (not limited to this, but any projecting object) may be provided at several places on the upper surface. It is erected. A wafer holder 9 (buffer material) on which the semiconductor wafer 2 is placed is placed on the pins 8a. FIG. 2 is a plan view showing details of the wafer holder 9, and FIG. 3 is a front sectional view of the wafer holder 9 of FIG. The wafer holder 9 has a dish shape and is formed at a wafer mounting portion 9a on which the semiconductor wafer 2 is mounted and at a peripheral portion of the wafer mounting portion 9a in order to keep the temperature and prevent the wafer from jumping out. And a guard ring 9b. The wafer holder 9 is made of, for example, graphite or quartz, and has a thickness of several tens μm (for example, 60 μm) on the surface.
To prevent the generation of foreign matter from graphite. An example of the dimensions of the wafer holder 9 is as follows. [Example 1] Materials used: graphite, diameter: 100 mm, thickness: 4.0 mm, guard ring 9b
Width: 15.0mm, guard ring 9b height: 0.5m
m. [Example 2] Material used: graphite, diameter: 130 mm, thickness: 4.0 mm, guard ring 9b
Width: 15.0mm, guard ring 9b height: 0.5m
m. In this embodiment, when heat treatment is performed, the wafer holder 9 on which the semiconductor wafer 2 is placed is placed on the pins 8a of the support 8 in the furnace body 7, and the lamp 4 is turned on. As a result, the inside of the main body 7a suddenly becomes a high-temperature atmosphere of 800 to 900 ° C. At this time, the heating of the semiconductor wafer 2 is indirectly applied from the lower surface through the wafer holder 9 from the lower heat source. Therefore, in the heating state in the semiconductor wafer 2, a temperature difference between locations is reduced, and a slip line or the like is not generated. FIG. 4 is a front sectional view showing a second example of the wafer holder. In this embodiment, a concave portion 9c is provided on the lower surface of the wafer mounting portion 9a so as to enhance the soaking effect on the semiconductor wafer 2 as compared with the configuration shown in FIGS.
That is, since the inside of the semiconductor wafer 2 has a high temperature, the recess 9c is provided in a part of the wafer mounting portion 9a so that the heat inside can be easily released. The other parts are the same as those of the wafer holder 9 of FIGS. 2 and 3, and the description thereof is omitted here. Embodiment 2 FIG. 5 is a front sectional view showing another embodiment of the heat treatment apparatus used in the present invention. This embodiment is an example in which a heater is used as a heat source. The heater 1 is provided on both the ceiling surface and the floor surface of the box-shaped furnace body 10.
The heating power is increased by installing 1a and 11b. further,
Between each of the heaters 11a and 11b and the opposing wall surface, a heat equalizing plate 12a,
12b is provided. Heater 11a and heater 11b
The semiconductor wafer 2 is disposed between the
In order to prevent the heat of the semiconductor wafer 2 from being directly applied to the semiconductor wafer 2, the semiconductor wafer 2 is divided into two wafer holders 13a, 13b each having the same configuration as the wafer holder 9.
And hold it in a sandwich shape. In order to hold the wafer holders 13a, 13b at the center of the furnace body 10, pins 14 are erected through the bottom wall of the furnace body 10, and the wafer holders 13a, 13b are mounted on the upper ends thereof. According to the present embodiment, the heaters 11a and 11b
In either case, heat is applied to the semiconductor wafer 2 indirectly via the wafer holders 13a and 13b, so that the temperature difference between the periphery and the inside of the semiconductor wafer 2 can be reduced as in the previous embodiment, and Lines and the like can be eliminated. Further, by using the heaters 11a and 11b as heat sources, temperature control becomes easy. As described above, the invention made by the inventor has been specifically described based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be variously modified without departing from the gist thereof. Needless to say. For example, in the above embodiment, the guard ring 9b has an example of a square cross section. However, the guard ring 9b has an inclined surface as shown in FIG. 6 or a structure having projections on both upper and lower surfaces as shown in FIG. You can also In the above embodiment, a lamp or a heater is used as a heat source. However, the present invention is not limited to this.
For example, a laser or the like can be used. Further, in the configuration shown in FIG.
Although the concave portion 9c is provided on the lower surface of the wafer, the thickness of the portion of the wafer mounting portion 9a may be changed stepwise or continuously. Further, in the above embodiment, the wafer holder is used alone, but it may be integrated with the support. The effects obtained by the representative inventions among the inventions disclosed in the present application will be briefly described.
It is as follows. [0030] That is, on both sides of the top and bottom surfaces of the semiconductor wafer, each provided with a heater for heating the semiconductor wafer, between the respective heaters and the semiconductor wafer, respectively top and bottom surfaces of the buffer member And the buffer material on the lower surface side is the same as the semiconductor wafer.
The thickness of the portion where the semiconductor wafer is placed in contact with and supports the semiconductor wafer is thinner than the other portions ,
A soaking plate between each and the walls of the furnace body outside them
Since the semiconductor wafer is disposed and indirectly heated by the heat from the heater via the buffer material, heat is applied to the semiconductor wafer to be processed by the semiconductor wafer.
The temperature difference between the peripheral portion and the inside of the semiconductor wafer can be reduced, no slip line or the like is generated , and the buffer material on the lower surface side is reduced by half.
Since it is supported in surface contact with the conductor wafer, local stress
The generation of crystal defects due to the generation can be prevented and
The temperature deviation of the heating part can be reduced,
More uniform heating over the entire body wafer
Thermal effect reduces thermal stress on semiconductor wafers
To reduce the occurrence of crystal defects in the semiconductor wafer.
Can be
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる熱処理装置の第1実施例を示す
正面断面図である。
【図2】ウェハホルダの詳細を示す平面図である。
【図3】図2のウェハホルダの正面断面図である。
【図4】ウェハホルダの第2例を示す正面断面図であ
る。
【図5】本発明に用いる熱処理装置の第2実施例を示す
正面断面図である。
【図6】ウェハホルダのガードリングの第2例を示す主
要部の断面図である。
【図7】ウェハホルダのガードリングの第3例を示す主
要部の断面図である。
【図8】従来の熱処理装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 炉体
1a 本体部
1b 蓋部
1c 凹部
2 半導体ウェハ
3 開口
4 ランプ
5 ウェハホルダ
6 支持具
7 炉体
7a 本体部
7b 開口
7c 蓋部
7d 凹部
7e 貫通穴
8 支持具
8a ピン
9 ウェハホルダ
9a ウェハ載置部
9b ガードリング
9c 凹部
10 炉体
11a,11b ヒータ
12a,12b 均熱板
13a,13b ウェハホルダ
14 ピンBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a front sectional view showing a first embodiment of a heat treatment apparatus used in the present invention. FIG. 2 is a plan view showing details of a wafer holder. FIG. 3 is a front sectional view of the wafer holder of FIG. 2; FIG. 4 is a front sectional view showing a second example of the wafer holder. FIG. 5 is a front sectional view showing a second embodiment of the heat treatment apparatus used in the present invention. FIG. 6 is a sectional view of a main part showing a second example of the guard ring of the wafer holder. FIG. 7 is a sectional view of a main part showing a third example of the guard ring of the wafer holder. FIG. 8 is a front sectional view showing a conventional heat treatment apparatus. [Description of Signs] 1 Furnace body 1a Main body 1b Lid 1c Recess 2 Semiconductor wafer 3 Opening 4 Lamp 5 Wafer holder 6 Support 7 Furnace 7a Main body 7b Opening 7c Lid 7d Recess 7e Through hole 8 Support 8a Pin 9 Wafer holder 9a Wafer mounting portion 9b Guard ring 9c Recess 10 Furnace bodies 11a, 11b Heaters 12a, 12b Heat equalizing plates 13a, 13b Wafer holder 14 pins
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−58822(JP,A) 特開 平3−108716(JP,A) 特開 昭47−43107(JP,A) 特開 昭60−88432(JP,A) 特開 昭60−173852(JP,A) 特開 昭63−224323(JP,A) 特開 昭64−1229(JP,A) 特開 昭64−8616(JP,A) 特開 昭64−50523(JP,A) 特開 昭64−71118(JP,A) 実開 昭62−37927(JP,U) J.Appl.Phys.Vol. 66,No.2(1989−7)p.663−665 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/26 L H01L 21/324 D ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-2-58822 (JP, A) JP-A-3-108716 (JP, A) JP-A-47-43107 (JP, A) JP-A-60-1985 88432 (JP, A) JP-A-60-173852 (JP, A) JP-A-63-224323 (JP, A) JP-A 64-12229 (JP, A) JP-A 64-8616 (JP, A) JP-A-64-50523 (JP, A) JP-A-64-71118 (JP, A) JP-A-62-37927 (JP, U) Appl. Phys. Vol. 2 (1989-7) p. 663-665 (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) H01L 21/26 L H01L 21/324 D
Claims (1)
側に、それぞれ前記半導体ウェハの加熱用のヒータを設
け、前記半導体ウェハと前記各ヒータとの間に、それぞ
れ上面側および下面側のバッファ材を配置し、前記下面
側のバッファ材は、前記半導体ウェハと面接触して支持
し、かつ前記半導体ウェハを載せる部分の厚みの方が他
の部分より薄くなっており、前記ヒータの各々と、それらの外側の炉体の壁面との間
に、均熱板が配設され 、 前記ヒータからの熱により、前
記バッファ材を介して前記半導体ウェハを間接加熱する
ことを特徴とする半導体ウェハの熱処理方法。(57) on both sides of the Claims 1 a top and bottom surfaces of the semiconductor wafer, each provided with a heater for heating the semiconductor wafer, between the semiconductor wafer wherein the heaters, The buffer material on the upper surface side and the buffer material on the lower surface side are disposed, and the buffer material on the lower surface side is supported in surface contact with the semiconductor wafer.
And the thickness of the portion on which the semiconductor wafer is placed is thinner than the other portions, and the space between each of the heaters and the wall surface of the furnace body outside thereof is reduced.
, The soaking plate is disposed, the heat from the heater, the heat treatment method of a semiconductor wafer, which comprises indirectly heating the semiconductor wafer through the buffer material.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21390992A JP3422500B2 (en) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | Heat treatment method for semiconductor wafer |
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