JP3421827B2 - 画像形成装置の光学系組立装置 - Google Patents

画像形成装置の光学系組立装置

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JP3421827B2 JP08025295A JP8025295A JP3421827B2 JP 3421827 B2 JP3421827 B2 JP 3421827B2 JP 08025295 A JP08025295 A JP 08025295A JP 8025295 A JP8025295 A JP 8025295A JP 3421827 B2 JP3421827 B2 JP 3421827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、像形成体の周辺に、
複数組の像露光手段を配設し、像形成体の一回転中に帯
電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上にトナー像
を重ね合わせて形成したのち、該トナー像を転写材上に
一括して転写する電子写真複写機やプリンタ等の画像形
成装置において、前記複数組の像露光手段を光学系支持
体の所定位置に調整して固定させる光学系組立装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、次の(A),(B),(C)等が知られている。
【0003】(A)画像に必要な色と同数の感光体、帯
電器、現像器等を備え、それぞれの感光体に形成した単
色のトナー像を転写体等に重ね合わせてカラー画像とす
る装置 (B)一つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電、像
露光及び現像を繰り返してカラー画像を形成する装置 (C)一つの感光体の一回転以内に各色毎の帯電、像露
光及び現像を順次行ってカラー画像を形成する装置 しかし前記の装置(A)は複数の感光体や転写体の移動
を必要とするため、装置の容積が大型化する欠点があ
る。装置(B)は帯電手段、像露光手段や感光体が一つ
のであるので装置の容積が小型化されるが、形成される
画像のサイズが感光体の表面積以下に限定されるという
制約がある。装置(C)は高速の画像形成を可能する
が、感光体の一周内に帯電器、像露光手段、現像器を複
数組配置する必要があること、像露光を行う光学系が近
接する現像器から漏れるトナーにより汚れて画質を低下
させるおそれがあること、これを避けるため像露光手段
と現像器との間隔を大きくとる必要があり必然的に感光
体の直径が大になり装置が大型化するという矛盾がある
こと等の問題点がある。
【0004】装置(C)における前述したような問題点
を避ける目的から、像形成体の外部に複数の像露光手段
を配置したり、像形成体の基体を透明体の素材によって
形成し、その内部に複数の像露光手段を収容して、画像
を前記基体を透過して像形成体の外周に形成した感光層
に露光する形態の装置が提案されている(特開平5−3
07307号公報他)。画像形成装置(C)は、像形成
体を一回転させる間にカラー画像が形成できるから、画
像記録時間を短縮し高速記録することが可能であり、か
つ画質向上にも有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の提案によ
る画像形成装置は、像形成体に対して像露光手段、帯電
器、現像器等を数多く配置するために構造が複雑化し、
各部材間の位置精度を正確に調整保持することが難しい
と云う問題点がある。特に、露光光学系は高精度に各ラ
イン状発光手段(LED等)間の位置、各ライン状発光
手段と像形成体間の位置が維持されなければならない。
即ち、各ライン状発光手段による集光位置が、像形成体
の周面の像形成面に正確に一致し、かつ該各ライン状L
EDの各配置位置が所定の間隔で正確に平行配置されて
いなければならない。このため、従来は各ライン状像露
光手段を光学系支持体に装着しさらに像形成体内に装填
した画像形成装置を用いて、カラー画像プロセスを実行
し、形成された画質をチェックして、各ライン状発光手
段の取り付け位置の修正を行っていた。この位置修正の
ための調整作業は熟練と時間を要し、装置組み立て上の
問題点となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学系外包型
露光手段を有する画像形成装置において、ライン状発光
手段の光学系支持体への取り付け位置精度を向上させる
とともに、取り付け調整作業時間の短縮と作業の容易化
を達成する画像形成装置の光学系組立装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】上記目的は、像形成体の周辺に、複数組の
帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形
成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像
形成体上にトナー像を重ね合わせて形成したのち、該ト
ナー像を転写材上に一括して転写する画像形成装置にお
いて、前記像露光手段は、前記像形成体の外方に、該像
形成体の回転軸と平行して配列された複数のライン状発
光手段と、該複数のライン状発光手段を保持するととも
に画像形成装置本体内の像形成体支持架台に固設される
光学系支持体とから構成され、前記光学系支持体の内方
であって像形成体の画像形成面に相当する位置に配置し
た光検出手段と、前記光学系支持体の外方に設けられ前
記ライン状発光手段を挟持して移動可能な調整手段とを
有する光学系組立装置により、前記光学系支持体に対し
て前記ライン状発光手段が所定の取り付け位置に調整さ
れ、固定されることを特徴とする画像形成装置の光学系
組立装置によって達成される。
【0008】また上記目的は、前記像形成体の周辺に、
複数組の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、
前記像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り
返して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成したの
ち、該トナー像を転写材上に一括して転写する画像形成
装置において、前記像露光手段は、前記像形成体の外方
に該像形成体の回転軸と平行して配列された複数のライ
ン状発光手段と、該複数のライン状発光手段を保持する
とともに画像形成装置本体内の像形成体支持架台に固設
される光学系支持体とから構成され、前記光学系支持体
の内方であって像形成体の画像形成面に相当する位置に
設けられた一つの光検出手段と、前記光学系支持体の外
方の所定の複数位置に固設され、前記ライン状発光手段
を挟持して移動可能にする複数の調整手段とから成る光
学系組立装置により、前記光検出手段を移動させて前記
複数のライン状発光手段の結像面に順次正対され、前記
調整手段により前記光学系支持体に対して各ライン状発
光手段が所定の取り付け位置に調整され、固定されるこ
とにより定位置配置されることを特徴とする画像形成装
置の光学系組立装置によって達成される。
【0009】さらに上記目的は、像形成体の周辺に、複
数組の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前
記像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返
して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成したの
ち、該トナー像を転写材上に一括して転写する画像形成
装置において、前記像露光手段は、前記像形成体の外方
に該像形成体の回転軸と平行して配列された複数のライ
ン状発光手段と、該複数のライン状発光手段を保持する
とともに画像形成装置本体内の像形成体支持架台に固設
される光学系支持体とから構成され、前記光学系支持体
の内方であって像形成体の画像形成面に相当する位置に
固定設置された一つの光検出手段と、前記光学系支持体
の外方の所定の位置に固設され前記ライン状発光手段を
挟持して移動可能にする一つの調整手段とから成る光学
系組立装置により、前記像露光手段を移動させて前記複
数のライン状発光手段の結像面に順次正対させ、前記調
整手段により前記光学系支持体に対して各ライン状露光
手段が所定の取り付け位置に調整され、固定されること
により定位置配置されることを特徴とする画像形成装置
の光学系組立装置によって達成される。
【0010】さらにまた上記目的は、像形成体の周辺
に、複数組の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設
し、前記像形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を
繰り返して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成し
たのち、該トナー像を転写材上に一括して転写する画像
形成装置において、前記像露光手段は、前記像形成体の
外方に該像形成体の回転軸と平行して配列された複数の
ライン状発光手段と、該複数のライン状発光手段を保持
するとともに画像形成装置本体内の像形成体支持架台に
固設される光学系支持体とから構成され、前記光学系支
持体の内方であって像形成体の画像形成面に相当する位
置に固定設置された複数の光検出手段と、前記光学系支
持体の外方の所定の位置に固設され前記ライン状発光手
段を挟持して移動可能にする複数の調整手段とから成る
光学系組立装置により、前記調整手段により前記光学系
支持体に対して各ライン状発光手段が所定の取り付け位
置に調整され、固定されることにより定位置配置される
ことを特徴とする画像形成装置の光学系組立装置によっ
て達成される。
【0011】
【実施例】本発明の説明に先立ち、カラー画像形成装置
の全般の構成を図1ないし図3によって説明する。
【0012】図1は本発明に適用される画像形成装置の
一例を示すカラープリンタの断面図である。
【0013】図1において、10は円筒状の像形成体で
ある感光体ドラムで、円筒状の導電性基体の外周上に有
機感光層(OPC)を塗布したもので接地された状態で
時計方向に駆動回転される。
【0014】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
【0015】12は感光体ドラム10の軸方向に配列し
た発光素子をアレイ状に並べた線状のLED(発光ダイ
オード),FL(蛍光体発光),EL(エレクトロルミ
ネッセンス),PL(プラズマ放電)と集光性ファイバ
ーレンズアレイとから構成される像露光手段である露光
光学系で、別体の画像読み取り装置によって読み取られ
た各色の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の
各露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
この実施例で使用される発光素子の発光波長は600〜
900nmの範囲のものである。
【0016】露光光学系12は上記の発光素子以外に光
シャッタ機能をもつ素子を並べた線状のLCS(液晶シ
ャッタ),LISA(光磁気効果光シャッタアレイ),
PLZT(透過性圧電素子シャッタアレイ)等の光シャ
ッタ部材を組み合わせたものと集光性ファイバーレンズ
等の結像レンズとから構成することもできる。
【0017】13Y,13M,13C,13Kはイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像手段である現像器で、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って同方向に回転する現像スリーブ130を備えてい
る。前記の各現像器13Y,13M,13C,13K
は、前述した帯電器11による帯電,露光光学系12
Y,12M,12C,12Kによる像露光によって形成
される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電
圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0018】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
【0019】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及び
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。画像記録のスタートにより感光体駆動モータが回
動して感光体ドラム10を図示時計方向へと回転し、同
時に帯電器11Yの帯電作用により感光体ドラム10に
電位の付与が開始される。
【0020】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すな
わちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る像露光が開始されドラムの回転走査によってその表面
の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。前記の潜像は現像器13Yにより
現像スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され
感光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー
像が形成される。
【0021】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11Mの帯電作用
により電位を付与され、露光光学系12Mの第2の色信
号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気信
号による像露光が行われ、現像器13Mによる非接触の
反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像の上
にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れる。
【0022】同様のプロセスにより帯電器11C、露光
光学系12Cおよび現像器13Cによってさらに第3の
色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、また最後
に帯電器11K、露光光学系12Kおよび現像器13K
によって第4の色信号に対応する黒(K)のトナー像が
順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転
以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0023】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は転写器14Aにおいて給紙カ
セット15より搬送されタイミングローラ16の駆動に
よって同期して給紙される転写材である転写紙に転写さ
れる。トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器14B
においては帯電の除去を受けて感光体ドラム10の周面
より分離し、定着装置17においてトナーを溶着したの
ち片面コピーの場合には排紙ローラ18を介して装置上
部のトレイ上に排出される。
【0024】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するかもしくは
一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機す
る。
【0025】図2は露光光学系と帯電器とを保持した光
学系支持体の断面図である。図3は該光学系支持体の斜
視図である。
【0026】20は前記の感光体ドラム10を同心に内
包する円筒状部材(光学系支持体)であって、図2或い
は図3に示す如くドラム外周との間に所定のスペースを
距てる円筒部201とその両端のフランジ部202とか
ら形成されている。
【0027】前記の円筒部20Aは周面に複数の切欠穴
203を開口していて、その内壁に前述した各露光光学
系12Y〜12Kをそれぞれ後述の光学系調整治具によ
り調整したのち、接着剤により固定している。
【0028】また前記の円筒状部材20は図2、図3に
示すようにその内壁にさらに前述した各帯電器11Y〜
11Kをその両端の電極ブロックをネジ止めすることに
よってそれぞれ取り付け固定している。なお、前記の円
筒状部材20の円筒部20Aの内壁には、前記のクリー
ニング装置19を固定することも可能であって、これ等
の各帯電器11Y〜11K並びにクリーニング装置19
は何れもネジ止めによって固定されているので交換も容
易である。
【0029】前記の各露光光学系12Y〜12Kを始め
各帯電器11Y〜11K並びにクリーニング装置19を
支持した円筒状部材20は、図3に示す如く両端の各フ
ランジ部20Bが装置本体またはプロセスカートリッジ
の基板30A及び30Bにそれぞれネジ止めにより取り
付け固定されることによって、感光体ドラム10を軸心
が一致した状態で内包するよう設置される。
【0030】前記の円筒状部材20は各露光光学系12
のみを取り付け支持するもの(光学系支持体)として、
各帯電器11Y〜11K並びにクリーニング装置19に
関しては像形成体側例えば感光体ドラム10を収容する
カートリッジに取り付け支持する構造としても良い。
【0031】本発明のカラー画像形成装置では、ライン
状発光手段(例えばLEDアレイ等)121と集光性フ
ァイバーレンズアレイ122とから成る露光光学系12
を感光体ドラム10の外側に配置し、露光光学系12に
よる像露光位置を現像ケーシング内の現像スリーブ13
0の上流側に設けた。
【0032】[実施例1] (請求項1,2の発明) この実施例は、固定設置した光学系支持体20の外周に
放射状に配置した複数(図示4箇所)の露光光学系調整
具と、上記光学系支持体20の内方に移動可能に支持さ
れた一つの光検出手段とから成る光学系組立装置であ
る。
【0033】図4は4個の露光光学系12Y,12M,
12C,12Kと、これらにそれぞれ対向する4セット
の光学系調整手段40A,40B,40C,40Dを備
えた光学系組立装置の正面断面図、図5は図4における
光学系組立装置のA−A矢視平面図である。図6は光学
系組立装置の平面図である。
【0034】光学系支持体20には、ライン状発光手段
121と集光性ファイバーレンズアレイ122とが一体
に形成された複数の露光光学系12Y〜12Kが遊嵌し
て装填可能な複数の切欠穴203が穿設されている。
【0035】光学系組立装置の基板51上には、4本の
支柱41A,41B,41C,41Dが直立固定されて
いる。これら支柱41A〜41Dの上面側には上基板5
2が水平状態に固定されている。該上基板52の中央に
は光学系支持体20が通過可能な開口521が穿設され
ている。該上基板52の上面側には、上板53が着脱可
能に装着される。該上板53は2本の位置決めピン54
及び固定ねじ55により上基板52の所定位置に位置決
め固定される。
【0036】光学系組立装置の基板51上には、2個の
位置決めピン56が植設されていて、前記光学系支持体
20の下方のフランジ部202の基準穴に嵌合し、光学
系支持体20を基板51の定位置に位置決めする。また
上方の上板53のも、光学系支持体20の上方のフラン
ジ部204の基準穴に着脱可能に嵌合する2本の位置決
めピン57が設けられ、光学系支持体20を定位置に位
置決めする。
【0037】上板53は位置決めピン57により光学系
支持体20を位置決めしたのち前記上基板83の上面
に、位置決めピン54により所定位置に設置され、固定
ねじ55により固定される。
【0038】前記基板51の中央には、基準ピン58が
突出していて、光検出手段のセンサ支持体61の下部の
穴に嵌合する。また、上板53の中央にも基準ピン59
が突出していて、光検出手段のセンサ支持体61の上部
の穴に嵌合する。該センサ支持体61は上下の基準ピン
58、59に支持されてこれを中心にして回転可能であ
る。62はセンサ支持体61の上部に植設され上板53
の上方に突出する操作レバーである。
【0039】前記センサ支持体61の前記ライン状発光
手段121の両端部に対向する側には、光検出センサ6
0A,60Bが上下に配設されている。該光検出センサ
60A,60Bは例えば二次元CCDセンサから成り、
基準の像形成体10を用いた露光光学系12による結像
位置、即ち基準の像形成体10の外周面の像形成基準位
置に予め設定されている。
【0040】図6に示すように、上板53には、U字形
状の溝部531が穿設されている。該溝部531は前記
センサ支持体61を回動させるとき、操作レバー62を
通過可能にする逃げ穴である。また、上板53には4個
の基準穴53A,53B,53C,53Dが貫通してい
て、センサ支持体61を回転させ所定位置に停止させた
とき、各基準穴53A〜53Dはセンサ支持体61の上
部の基準穴61Aにそれぞれ一致し、基準ピン63を両
基準穴に貫通させることにより、センサ支持体61を所
定位置に位置決めすることができる。
【0041】前記支柱41Aの上部及び下部には、それ
ぞれ前記ライン状発光手段12Yの上端部及び下端部を
挟持してX,Y,Z方向に移動可能な上下一組の光学系
調整手段40Aが個別に取り付けられている。即ち、光
学系調整手段40Aは、支柱41Aに対してX,Y,Z
方向に移動可能な三次元移動手段と、ライン状発光手段
12Yの一端を着脱可能に挟持する挟持手段とから構成
されている。三次元移動手段は、垂直方向(Z方向)に
移動可能な移動台42Aと、水平方向(X,Y方向)に
移動可能な移動台43Aと、固定用ねじとから成る。挟
持手段は、前記移動台43Aに固定された固定挟持部材
44Aと、支点部45Aを介して開閉自在に連結する可
動挟持部材46Aとから成り、鋏状をなす。47Aは固
定挟持部材44Aと可動挟持部材46Aの各把手部に装
着された圧縮ばねである。該圧縮ばね47Aに抗して把
手部を挟圧すれば、固定挟持部材44Aと可動挟持部材
46Aの各挟持部が開く。該把手部から指先を離せば圧
縮ばね47Aにより挟持部が閉じて、前記集光性ファイ
バーレンズアレイ122の先端部を挟持することができ
る。同様にして、前記各支柱41B,41C,41Dに
も、それぞれX,Y,Z方向に移動可能な三次元移動手
段と、ライン状発光手段12M,12C,12Kの一端
を着脱可能に挟持する挟持手段とから成る光学系調整手
段40B,40C,40Dが備えられている。
【0042】次に、前記光学系組立装置を用いて像露光
手段を調整する工程を説明する。
【0043】(1)前記光学系支持体20を基板51の
上面に載置し、2個の位置決めピン56に下方のフラン
ジ部202の基準穴を嵌合させて光学系支持体20の位
置決めを行い定置させる。前記露光光学系12Y,12
M,12C,12Kを前記光学系支持体20の切欠穴2
03に挿入して仮位置セットする。
【0044】(2)前記センサ支持体61を基板51上
の基準ピン58に嵌合させて立設する。
【0045】(3)上板53を上基板52上に載せ、位
置決めピン54により位置決めした後、固定ねじ55に
より固定する。同時にセンサ支持体61の上方の基準穴
に、基準ピン59を嵌合させることにより、センサ支持
体61は上下の基準ピン58,59を中心にして回転可
能となる。
【0046】(4)上板53に2本の基準ピン57を挿
入し、光学系支持体20の上方のフランジ部204の基
準穴に嵌合させる。
【0047】(5)光学系支持体20の切欠穴203に
仮セットされた露光光学系12Yの先端部を前記光学系
調整手段40Aの挟持手段に挟持する。即ち、前記露光
光学系12Yの上部を上端部の挟持手段の固定挟持部材
44Aと可動挟持部材46A間に挟持させる。また、該
露光光学系12Yの下部を下端部の挟持手段の固定挟持
部材44と可動挟持部材46A間に挟持させる。
【0048】(6)基準ピン63を上板53の基準穴5
3Aとセンサ支持体61上部の基準穴とに差し込み、セ
ンサ支持体61を第一の基準位置に固定する。
【0049】(7)前記露光光学系12Yのライン状発
光手段121Yの両端の特定の発光素子を発光させ、集
光性ファイバーレンズアレイ122Yを介して前記光検
出手段60A,60Bの面上に結像させる。
【0050】(8)上記上端部の挟持手段及び下端部の
挟持手段を移動手段によりそれぞれX方向、Y方向、Z
方向に微少移動させ、前記光検出手段60A,60Bに
よる出力最大となる位置を検出回路及び表示手段により
検出し、露光光学系12Yの所定の結像位置を設定す
る。図7は、露光光学系12の調整制御手段を示すブロ
ック図である。前記露光光学系12の両端の特定の画素
に対応するライン状発光手段(LEDアレイ)121を
点灯させた状態で、光検出手段(二次元CCDセンサ)
60A,60Bにより、点灯しているLEDの位置及び
輝度(ピント)を測定する。光検出手段60A,60B
は、例えば500×500画素から成る二次元CCDセ
ンサであり、1画素のサイズは5〜10μmである。前
記光学系調整手段40により露光光学系12をX,Y,
Z方向に微小移動させて、点灯している特定のLEDの
結像位置を、CCDセンサのエリア内の特定された画素
に一致したことを制御手段により検出し、CRTモニタ
ーに表示する。
【0051】(9)光学系支持体20の切欠穴203と
前記露光光学系12Yとの隙間に接着剤を注入し、露光
光学系12Yを固着する。
【0052】(10)基準ピン63を抜き取り、センサ
支持体61を第二の位置に移動させ、基準ピン63を基
準穴53Bと基準穴61Aに挿入して位置決めする。こ
の第二の基準位置において、上述と同様に対向する露光
光学系12Mの位置調整を行った後、接着剤固定する。
【0053】(11)以下、同様にして、センサ支持体
61を順次移動させて光学系支持体20に露光光学系1
2C,12Kを位置調整して固定する。すべての露光光
学系を光学系支持体20に装着完了後、前記上板53を
取り外し、この調整済みの露光光学系12Y〜12Kと
光学系支持体20とから成るユニット化された像露光手
段を基板51上から取り出す。
【0054】[実施例2] (請求項1、3の発
明) この実施例は、一つの光検出手段と一つの光学系調整手
段とを固定設置し、これに対して、光学系支持体を移動
させて露光光学系を調整する形式の光学系組立装置であ
る。
【0055】図8は露光光学系12と光学系組立装置の
正面断面図、図9は図8におけるA−A矢視平面図であ
る。なお、図中、前記実施例と同じ機能を有する部分に
は、同符号を付している。
【0056】前記基板51上の左右両端付近には、2本
の支柱71,72が直立固定されている。これら支柱7
1,72の上面側には上基板52が水平状態に固定され
ている。該上基板52の中央には光学系支持体20が通
過可能な開口521が穿設されている。該上基板52の
上面側には、上板53が着脱可能に装着される。該上板
53は2本の位置決めピン54及び固定ねじ55により
上基板52の所定位置に位置決め固定される。
【0057】光学系組立装置の基板51上には、回転自
在なガイドローラを有する3組のガイドローラ手段73
が植設されていて、前記光学系支持体(円筒状部材)2
0の円筒部201の内壁下部に転接する。また、前記上
板53の下方にも、回転自在なガイドローラを有する3
組のガイドローラ手段74が植設されていて、前記光学
系支持体20の円筒部201の内壁上部に転接する。
【0058】基板51の上面にはセンサ支持体61が所
定位置に固設され2本の位置決めピン75A,75Bに
より位置決めされている。上板53の下部には基準ピン
76A,76Bが突出していて、前記センサ支持体61
の基準穴に嵌合し、センサ支持体61を正確に位置決め
する。
【0059】前記支柱72上部及び下部には、それぞれ
前記ライン状発光手段12Kの上端部及び下端部を挟持
してX,Y,Z方向に移動可能な上下一組の光学系調整
手段40が個別に取り付けられている。即ち、光学系調
整手段40は、支柱72に対してX,Y,Z方向に移動
可能な三次元移動手段と、ライン状発光手段12Kの一
端を着脱可能に挟持する挟持手段とから構成されてい
る。光学系調整手段40は、前記実施例1における光学
系調整手段40(A,B,C,D)と同一の構造である
から、説明を省略する。
【0060】前記センサ支持体61の前記ライン状発光
手段121の両端部に対向する側には、光検出センサ6
0A,60Bが上下に配設されている。該光検出センサ
60A,60Bは例えば二次元CCDセンサから成り、
基準の像形成体10を用いた露光光学系12による結像
位置、即ち基準の像形成体10の外周面の像形成基準位
置に予め設定されている。光検出手段60A,60Bは
図示しない電流計等から成る検出回路及び表示手段に接
続し、出力が表示される。
【0061】次に、前記光学系組立装置を用いて像露光
手段を調整する工程を説明する。
【0062】(1)前記光学系支持体20を前記上基板
52の開口521から挿入し、円筒部201の内周面下
部を基板51上の3個のガイドローラ手段73に嵌合さ
せ位置決め設置する。
【0063】(2)上板53の3個のガイドローラ手段
74を支持部材20の円筒部201の内周面上部に嵌合
させ、さらに上板53の両端部付近の位置決めピン54
を上基板53上部の穴に嵌合させたのち、固定ねじ55
により固定する。
【0064】(3)同時に上板53の位置決めピン76
A,76Bをセンサ支持体61の基準穴に差し込み、セ
ンサ支持体61を安定確保する。
【0065】(4)ひとつの露光光学系、例えばライン
状露光手段121Yと集光性ファイバーレンズアレイ1
22Yとから成るユニット状の露光光学系12Yを前記
光学系支持体20の切り欠き穴203に挿入したのち、
光学系支持体20を回転させて、所定の回転位置に停止
させ、ねじ等により固定させる。この停止位置は目盛り
合わせしてもよいし、位置決めピンによって固定しても
よい。この停止位置において、前記集光性ファイバーレ
ンズアレイ122の上部前面は前記光検出手段60Aに
正対する。
【0066】(5)前記露光光学系12Yの上部を前記
上端部挟持手段の固定挟持部材44Aと可動挟持部材4
6A間に挟持させる。また、該露光光学系12Yの下部
を前記下端部挟持手段の固定挟持部材44Aと可動挟持
部材46A間に挟持させる。
【0067】(6)前記露光光学系12Yの特定のライ
ン状露光手段121Yを発光させ、集光性ファイバーレ
ンズアレイ122Yを介して前記光検出手段60A,6
0Bに結像させる。
【0068】(7)上記上端部挟持手段及び下端部挟持
手段をそれぞれX方向、Y方向、Z方向に微少移動さ
せ、前記光検出手段60A,60Bによる出力最大とな
る位置を、前記図7に示す検出回路及び表示手段により
検出し、露光光学系12Yの所定の結像位置を設定す
る。
【0069】(8)光学系支持体20の切り欠き穴20
3と前記露光光学系12Yとの隙間に接着剤を注入し、
露光光学系12Yを固着する。
【0070】(9)次に、上記上端部挟持手段及び下端
部挟持手段の可動挟持部材44A,46Aを開いて退避
させ、光学系支持体20を所定角度移動させて固定し、
定位置に固定された光学系支持体20に次の露光光学系
12Mの位置調整を上記と同様に行い、接着剤固定させ
る。以下、同様にして、光学系支持体20に露光光学系
12C,12Kを順次位置調整して固着する。
【0071】(10)すべての露光光学系を光学系支持
体20に装着完了後、前記上板53を取り外し、この露
光光学系12Y〜12Kと光学系支持体20とから成る
ユニット化した像露光手段を基板51上から取り出す。
【0072】[実施例3] (請求項1、4の発
明) この実施例は、固定した光学系支持体に対して、光検出
手段と露光光学系位置調整具から成るユニットを複数組
固定配置し、露光光学系を調整する形式の光学系組立装
置である。
【0073】図10は露光光学系12と光学系組立装置
の正面断面図、図11は図10におけるA−A矢視平面
図である。なお、図中、前記実施例と同じ機能を有する
部分には、同符号を付している。
【0074】光学系組立装置の基板81上には、4本の
支柱82A,82B,82C,82Dが直立し、移動可
能にねじ固定される。これら支柱82A〜82Dの上面
側には上基板83が水平状態に固定されている。該上基
板83の中央には光学系支持体20が通過可能な開口8
31が穿設されている。該上基板83の上面側には、上
板84が着脱可能に装着される。該上板84は2本の位
置決めピン85及び固定ねじ86により上基板83の所
定位置に位置決め固定される。
【0075】光学系組立装置の基板81上には、2個の
位置決めピン87が植設されていて、前記光学系支持体
20の下方のフランジ部202の基準穴に嵌合し、光学
系支持体20を基板81の定位置に位置決めする。また
上板84にも、光学系支持体20の上方のフランジ部2
04の基準穴に着脱可能に嵌合する2本の位置決めピン
88が設けられ、光学系支持体20を定位置に位置決め
する。
【0076】前記基板81上で、前記光学系支持体20
の中央内方には、光検出手段のセンサ支持体91が所定
位置に固定されている。また、上板53の中央にも位置
決めピン89が突出していて、光検出手段のセンサ支持
体91の上部の穴に嵌合し、上板53を所定位置に装着
し着脱可能にしている。該センサ支持体91には、図1
1に示すように、上下一対をなす4組の光検出センサ9
0Y,90M,90C,90Kが放射状に合計4組固定
配置されている。該各光検出センサ90Y〜90Kは、
例えば二次元CCDセンサから成り、基準の像形成体1
0を用いた露光光学系12による結像位置、即ち基準の
像形成体10の外周面の像形成基準位置に予め設定され
ている。
【0077】前記光検出センサ90Y,90M,90
C,90Kの各検出面側に対向して、光学系調整手段9
2A,92B,92C,92Dが放射状に配設されてい
る。
【0078】前記各光学系調整手段92A〜92Dに
は、実施例1とほぼ同様の上端部挟持手段と、下端部挟
持手段とを有している。上端部挟持手段は像露光光学系
12の集光性ファイバーレンズアレイ125Yの上端部
を挟持してX,Y,Z方向に移動可能であり、前記の部
材41A〜46Aとほぼ同様な構造をなす。下端部挟持
手段も同様に像露光光学系12の集光性ファイバーレン
ズアレイ125Yの下端部を挟持してX,Y,Z方向に
移動可能であり、前記の部材41A〜46Aとほぼ同様
な構造をなす。このような4個の光検出センサ90Y〜
90Kと、光学系調整手段92Y〜92Kから成る4組
のユニットがそれぞれ対向して固定配置されている。
【0079】次に、前記光学系組立装置を用いて像露光
手段を調整する工程を説明する。
【0080】(1)露光光学系12Y,12M,12
C,12Kを仮挿入した光学系支持体120を前記上基
板83の開口831から挿入し、光学系支持体20のフ
ランジ部202を位置決めピン87により位置決めして
基板81上に設置する。
【0081】(2)上板84の位置決めピン85を上基
板83上部の穴に嵌合させたのち、固定ねじ86により
固定する。また位置決めピン89により光学系支持体2
0との相対位置を定める。さらに位置決めピン88を挿
入して光学系支持体20との相対位置を確定する。この
ように光学系支持体20を位置決めセットすることによ
り、前記露光光学系12Yは光学系組立装置の上下一対
の光検出センサ90Y及び光学系調整手段92Aの挟持
部材に正対する。同時に露光光学系12Mは光学系調整
手段90Bの挟持部材および光検出センサ90に正対す
る。他の露光光学系12C,12Kも同様に光検出セン
サ90C,90Kおよび光学系調整手段92C,92D
の光学系挟持部材にそれぞれ正対する。
【0082】(3)前記露光光学系12Yを光学系組立
装置90AによりXYZ方向移動させ、光検出センサ9
0Yおよび図7に示す制御手段により調整したのち、接
着剤固定する。露光光学系12M,12C,12Kも同
様にして調整する。
【0083】(4)すべての露光光学系を光学系支持体
120に装着完了後、前記上板84を取り外し、この調
整済みのユニット化された露光光学系12Y〜12Kと
光学系支持体20とを基板81上から取り出す。
【0084】
【発明の効果】本発明によるときは、光学系外包型露光
手段を有する画像形成装置において、ライン状像露光光
学系の光学系支持体への取り付け位置精度が向上する。
また取り付け調整作業時間の短縮と作業の容易化が達成
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるカラー画像形成装置の一例
を示す断面図。
【図2】露光光学系と光学系支持体の断面図。
【図3】露光光学系と光学系支持体の斜視図。
【図4】本発明の実施例1による露光光学系と光学系組
立装置の正面断面図。
【図5】上記露光光学系と光学系組立装置のA−A矢視
平面図。
【図6】上記露光光学系と光学系組立装置の平面図。
【図7】露光光学系の調整制御手段を示すブロック図
【図8】本発明の実施例2による露光光学系と光学系組
立装置の正面断面図。
【図9】図8における露光光学系と光学系組立装置のA
−A矢視平面図。
【図10】本発明の実施例3による露光光学系と光学系
組立装置の正面断面図。
【図11】図10における露光光学系と光学系組立装置
のA−A矢視平面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム(像形成体) 12,12Y,12M,12C,12K 露光光学系 121,121Y,121M,121C,121K ライン状発光手段
(LEDアレイ) 122,122Y,122M,122C,122K 集光性ファイバー
レンズアレイ 20 光学系支持体(支持部材) 201 円筒部 202,204 フランジ部 203 切欠穴 40A,40B,40C,40D,92A,92B,92C,92D 光学系
調整手段 51,81 基板 52,83 上基板 53,84 上板 60A,60B,90Y,90M,90C,90K 光検出センサ(二
次元CCDセンサ) 61,91 センサ支持体 73,74 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−246668(JP,A) 特開 昭62−168167(JP,A) 特開 平5−88518(JP,A) 実開 昭54−158519(JP,U) 実開 昭63−33160(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 - 15/04 120 B41J 2/447

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体の周辺に、複数組の帯電手段、
    像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の一回
    転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上に
    トナー像を重ね合わせて形成したのち、該トナー像を転
    写材上に一括して転写する画像形成装置において、 前記像露光手段は、前記像形成体の外方に、該像形成体
    の回転軸と平行して配列された複数のライン状発光手段
    と、該複数のライン状発光手段を保持するとともに画像
    形成装置本体内の像形成体支持架台に固設される光学系
    支持体とから構成され、前記光学系支持体の内方であっ
    て像形成体の画像形成面に相当する位置に配置した光検
    出手段と、前記光学系支持体の外方に設けられ前記ライ
    ン状発光手段を挟持して移動可能な調整手段とを有する
    光学系組立装置により、前記光学系支持体に対して前記
    ライン状発光手段が所定の取り付け位置に調整され、固
    定されることを特徴とする画像形成装置の光学系組立装
    置。
  2. 【請求項2】 像形成体の周辺に、複数組の帯電手段、
    像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の一回
    転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上に
    トナー像を重ね合わせて形成したのち、該トナー像を転
    写材上に一括して転写する画像形成装置において、 前記像露光手段は、前記像形成体の外方に該像形成体の
    回転軸と平行して配列された複数のライン状発光手段
    と、該複数のライン状発光手段を保持するとともに画像
    形成装置本体内の像形成体支持架台に固設される光学系
    支持体とから構成され前記光学系支持体の内方であって
    像形成体の画像形成面に相当する位置に設けられた一つ
    の光検出手段と、前記光学系支持体の外方の所定の複数
    位置に固設され、前記ライン状発光手段を挟持して移動
    可能にする複数の調整手段とから成る光学系組立装置に
    より、前記光検出手段を移動させて前記複数のライン状
    発光手段の結像面に順次正対され、前記調整手段により
    前記光学系支持体に対して各ライン状発光手段が所定の
    取り付け位置に調整され、固定されることにより定位置
    配置されることを特徴とする画像形成装置の光学系組立
    装置。
  3. 【請求項3】 像形成体の周辺に、複数組の帯電手段、
    像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の一回
    転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上に
    トナー像を重ね合わせて形成したのち、該トナー像を転
    写材上に一括して転写する画像形成装置において、 前記像露光手段は、前記像形成体の外方に該像形成体の
    回転軸と平行して配列された複数のライン状発光手段
    と、該複数のライン状発光手段を保持するとともに画像
    形成装置本体内の像形成体支持架台に固設される光学系
    支持体とから構成され、前記光学系支持体の内方であっ
    て像形成体の画像形成面に相当する位置に固定設置され
    た一つの光検出手段と、前記光学系支持体の外方の所定
    の位置に固設され前記ライン状発光手段を挟持して移動
    可能にする一つの調整手段とから成る光学系組立装置に
    より、前記像露光手段を移動させて前記複数のライン状
    発光手段の結像面に順次正対させ、前記調整手段により
    前記光学系支持体に対して各ライン状露光手段が所定の
    取り付け位置に調整され、固定されることにより定位置
    配置されることを特徴とする画像形成装置の光学系組立
    装置。
  4. 【請求項4】 像形成体の周辺に、複数組の帯電手段、
    像露光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の一回
    転中に帯電、像露光及び現像を繰り返して像形成体上に
    トナー像を重ね合わせて形成したのち、該トナー像を転
    写材上に一括して転写する画像形成装置において、 前記像露光手段は、前記像形成体の外方に該像形成体の
    回転軸と平行して配列された複数のライン状発光手段
    と、該複数のライン状発光手段を保持するとともに画像
    形成装置本体内の像形成体支持架台に固設される光学系
    支持体とから構成され、前記光学系支持体の内方であっ
    て像形成体の画像形成面に相当する位置に固定設置され
    た複数の光検出手段と、前記光学系支持体の外方の所定
    の位置に固設され前記ライン状発光手段を挟持して移動
    可能にする複数の調整手段とから成る光学系組立装置に
    より、前記調整手段により前記光学系支持体に対して各
    ライン状発光手段が所定の取り付け位置に調整され、固
    定されることにより定位置配置されることを特徴とする
    画像形成装置の光学系組立装置。
  5. 【請求項5】 前記光検出手段が二次元CCDセンサで
    あることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に
    記載の画像形成装置の光学系組立装置。
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