JP3421203B2 - 膨張式救命浮舟 - Google Patents

膨張式救命浮舟

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶等に積み付け
られ、非常脱出時、海上等に投下されて所定時間内に膨
らんで浮舟の形態をなす膨張式救命浮舟に関し、特に、
遭難者の浮舟への乗り込み易さを改善した膨張式救命浮
舟に関する。
【0002】
【従来の技術】膨張式救命浮舟は、通常、FRPコンテ
ナ内に収納された状態で、カーフェリーや客船等の船舶
に搭載される救命設備である。そして、船舶等が遭難し
た時、非常脱出する乗組員や乗客がこの膨張式救命浮舟
を海上に投下することにより、所定時間内に炭酸ガスが
浮舟の気室部分に充填され、乗り込み可能な救命浮舟が
完成するようになっている。
【0003】このように完成された膨張式救命浮舟は、
浮舟の本体とも言える浮舟の外周枠組部を形成する主気
室と、この主気室の外周部に接合して突出した形状で設
けられ、乗り込みを容易にするための乗込台気室とを備
えている。
【0004】海上に投げ出された遭難者が膨張式救命浮
舟に乗り込むためには、まず最初に、主気室から突出し
た乗込台気室をつかみ、はい上がりつつ、乗込台気室の
段差部に足を引っ掛け、しかる後、自分の上体を水面か
ら完全に持ち上げて、浮舟の本体に乗り込むようにす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
膨張式救命浮舟は、主気室の気体確保のために、主気室
から乗込台気室との間に、主気室側から乗込台気室側の
みの一方に流通する一方向弁(逆止弁)が設置され、乗
込台気室中の体積変化はできない構造となっていた。そ
のため、浮舟に乗り込む際に、乗込台気室を主気室との
付け根近傍から水中内に略直角に折り曲げることは困難
であった。このような状況下、わずかな曲げ状態でその
まま乗り込まざる得ず、乗り込み抵抗が大きく、乗り込
み操作は決して容易であるとは言えなかった。特に、体
力を消耗した時点での乗り込み操作は困難を極めてい
た。
【0006】また、従来より用いられている乗込台気室
の寸法設定は十分満足といくものではなく、一般に乗込
台気室の幅は広めになっており、遭難者の着用している
救命胴衣が乗込台気室に当たってじゃまになり、浮舟内
への乗り込みが困難となっていた。
【0007】このような実状のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は、遭難者が浮舟に乗り込む
際の労力負担を軽減し、極めて容易に乗り込むことがで
きる膨張式救命浮舟を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本出願に係る発明者が、浮舟乗り込みの際の実際
の操作(例えば、乗込台気室の折り曲げやすさ)、遭難
者が着用している救命胴衣の構造等を考慮しつつ、浮舟
の構造について実際の乗り込み実験を何度も繰り返して
鋭意研究した結果、本発明に想到したのである。
【0009】すなわち、本発明は、浮舟の本体枠組部を
形成する主気室と、該主気室の外周部に接合して突出し
た形状で設けられ、乗り込みを容易にするための乗込台
気室と、を有する膨張式救命浮舟であって、前記乗込台
気室は、前記乗込台気室が外部より圧力を加えられた時
に、前記乗込台気室の内部充填気体が前記主気室側に移
動して容積変化が可能となるように前記主気室と接合さ
れるように構成される。
【0010】また、前記主気室と前記乗込台気室とは、
通気口を介して連通してなるように構成される。
【0011】また、前記主気室と前記乗込台気室とは、
少なくとも2箇所で連通可能になっており、これら2箇
所の連通可能部分には、それぞれ互いに連通方向が異な
る一方向弁が設けられるように構成される。
【0012】また、前記乗込台気室は、浮舟の本体枠組
部を形成する主気室を載置した時に、その載置面より1
5〜45°の範囲内の角度で下方に向いて突出してなる
ように構成される。
【0013】また、前記乗込台気室は、その最大幅を
W、最大長さをLとした場合、L/W=0.7〜1.3
の範囲内に設定される。
【0014】また、前記乗込台気室は、最大長さをL、
気室筒外径をPとした場合、P/L=0.2〜0.4の
範囲内に設定される。
【0015】また、前記乗込台気室は、その先端部が絞
られた形状をしてなるように構成される。
【0016】また、本発明は、浮舟の本体枠組部を形成
する主気室と、該主気室の外周部に接合して突出した形
状で設けられ、乗り込みを容易にするための乗込台気室
と、前記主気室と前記乗込台気室との接合部近傍に形成
された補助室を有する膨張式救命浮舟であって、前記乗
込台気室は、前記乗込台気室が外部より圧力を加えられ
た時に、前記乗込台気室の内部充填気体が前記補助室側
に移動して容積変化が可能となるように前記補助室と連
通されてなるように構成される。
【0017】また、前記補助室は、弾性体により形成さ
れており、前記乗込台気室の内部充填気体の容積変化に
ともない伸縮してなるように構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の膨張式救命浮舟1の平面
図、図2は図1の正面図、図3は図1のAで示される箇
所を部分的に拡大した平面図、図4は図3の正面図、図
5は図3の変形例を示す平面図である。
【0020】本発明の膨張式救命浮舟1は、図1に示さ
れるように、浮舟の本体枠組部を形成する主気室10
と、この主気室10の外周部に接合して突出した形状で
設けられ、乗り込みを容易にするための乗込台気室30
とを有している。符号70は浮舟1の底部を形成する底
布を示している本発明の膨張式救命浮舟1を使用するに
際して、主気室10および乗込台気室30には、気体
(例えば、炭酸ガス、あるいは炭酸ガスと窒素ガスとの
混合物)が充填される。本発明において、乗込台気室3
0は、遭難者が浮舟1内に乗り込もうとして乗込台気室
30に外部より圧力を加えた時に、乗込台気室30の内
部に充填されている気体が、前記主気室10側に移動し
て容積変化が可能となるように主気室10と接合されて
いる。従って、遭難者が膨張式救命浮舟1に乗り込もう
とする際に、主気室10から突出した乗込台気室30を
主気室10との付け根近傍から水中内に略直角に容易に
折り曲げるという操作が簡単にできる。そのため、次な
る操作、すなわち、折り曲げられた乗込台気室30の先
端に位置する段差部に足を引っ掛けて、遭難者自ら、自
分の上体を水面より持ち上げて、浮舟の本体に乗り込む
ことが容易にできるのである。つまり、本発明において
は、従来のものと比べて格段と乗り込み抵抗が小さくな
り、乗り込み操作は極めて簡単にできるのである。
【0021】乗込台気室30内部の容積変化を可能とす
る接合の態様を図3および図5に基づいて説明する。図
3に示される接合態様において、主気室10と乗込台気
室30とは、通気口20,21を介して互いに連通して
いる。すなわち、主気室10内部の気体と乗込台気室3
0内部の気体は、矢印(a),(b)いずれの方向にも
自由に行き来できるようになっている。つまり、乗込台
気室30内部で生じた容積変化を主気室10で吸収でき
る構造となっているのである。従って、上述のごとく主
気室10から突出した乗込台気室30を主気室10との
付け根近傍から水中内に略直角に容易に折り曲げること
ができる。
【0022】なお、図3に示される接合態様の場合に
は、主気室10全体を複数の室に分割しておき、これら
互いの室を連通することのない独立の室、あるいは一方
向弁(逆止弁)を用いて所定方向のみの通気を可能にし
た分割構造とすることが望ましい。こうすることによっ
て、仮に、乗込台気室30が破損してその内部気体が抜
け出したとしても、主気室10全体の気体抜けが防止で
き、安全が確保される(この場合、乗込台気室30に接
続する主気室10の一部の室のみに気体抜けが生じるに
とどまる)。なお、図3において符号33および35
は、それぞれ、空気弁および手かけ紐を示す。
【0023】図5には、図3の接合態様の変形例が示さ
れる。図5に示される接合態様において、主気室10と
乗込台気室30とは、少なくとも2箇所で連通可能にな
っており、これら2箇所の連通可能部分25,26に
は、それぞれ互いに連通方向が異なる一方向弁(逆止
弁)が設けられている。すなわち、連通可能部分25に
は乗込台気室30側から主気室10側に向けてのみ(矢
印(a)方向のみ)連通可能な一方向弁(逆止弁)が設
けられており、また、連通可能部分26には主気室10
側から乗込台気室30側に向けてのみ(矢印(b)方向
のみ)連通可能な一方向弁(逆止弁)が設けられてい
る。つまり、乗込台気室30に外部より圧力が加わった
場合、矢印(a)方向のみ乗込台気室30内部の気体が
移動できる。
【0024】なお、2箇所の連通可能部分25,26に
それぞれ設置定された一方向弁(逆止弁)は、気室の破
損による気体抜けの発生をも考慮して、弁が作動すべき
所定の作動圧を設定しておくことが望ましい。
【0025】次に、乗込台気室30の好適な具体的仕様
を図3および図4を参照しつつ説明する。
【0026】図4に示されるように乗込台気室30は、
浮舟の本体枠組部を形成する主気室10を載置した時
に、その載置面S(浮かべた時は水面と同等な面とな
る)より15〜45°、より好ましくは25〜35°の
範囲内の角度θで下方に向いて突出させることが好まし
い。角度θが15〜45°の範囲において、浮舟内への
乗り込みが極めて容易となる。なお、角度θは浮力を考
慮にいれない状態での設定値である。
【0027】さらに、乗込台気室30は、その最大幅を
W、最大長さをL、気室筒外径をPとした場合、L/W
=0.7〜1.3、P/L=0.2〜0.4の範囲内に
設定することが好ましい。これらの設定範囲内で浮舟内
への乗り込みが極めて容易となる。
【0028】また、乗込台気室30は、図3に示される
ように先端部が絞られた形状をしていることが好まし
い。すなわち、先端部が絞られた形状の好適な一例とし
て、図示のごとく乗込台気室30の最大幅W部分を形成
する筒体32,32に、連接筒体38,38を介して狭
幅筒体部分39が連接されたものが挙げられる。符号3
7は床布である。この場合、最大幅Wと狭幅筒体部分3
9の幅Vとの関係において、V/Wの値が、0.3〜
0.7、より好ましくは、0.4〜0.6に設定され
る。このように先端部を絞ることにより、浮舟内への乗
り込みが極めて容易となる。
【0029】このような乗込台気室30の好適な具体的
仕様の設定は、発明者の具体的な乗込実験の結果により
得られたものである。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態を図6に
基づいて詳細に説明する。図6に示される第2の実施の
形態が前記第1の実施の形態と根本的に異なるのは、乗
込台気室30が主気室10と連通可能になっているので
はなく、別途形成された、補助室50と連通可能になっ
ている点にある。すなわち、図6に示されるように主気
室10と乗込台気室30との接合部近傍には補助室50
が形成され、乗込台気室30と補助室50とは連通(矢
印(a),(b)に気体の移動が可能)されている。従
って、乗込台気室30に外部より圧力が加えられた時、
乗込台気室30の内部充填気体が補助室50側に移動し
て乗込台気室30の容積変化が可能となるようになって
いるのである。補助室50は、構造状それほど大きな容
積をとれず、コンパクトな仕様とするために、補助室5
0そのものをゴム等の弾性体により形成することが好ま
しい。これにより、乗込台気室30の内部充填気体の容
積変化にともない補助室50が膨らんだり縮んだり伸縮
自在に変形する。
【0031】なお、図6に示される本発明の第2の実施
の形態においても、乗込台気室30の具体的仕様は、前
記第1の実施の形態のところで説明したのと同様な仕様
に設定することが望ましい。
【0032】また、本発明は、主気室が一段のものを例
に取って説明したが、大型の浮舟に見られるように上気
室および下気室の二段構成からなる主気室を備えるもの
であってもよい。また、必要に応じて、浮舟に立設さ
れ、天幕を支える支柱気室や、浮舟の幅方向を支えるス
ォート気室を備えることもできる。また、熱気や寒気を
遮断するために天幕を形成するようにしてもよい。
【0033】なお、主気室の側面には、一般に、各気室
内に気体を送り込み気室を膨張させるためのボンベが付
設されている。
【0034】
【発明の効果】本発明の膨張式救命浮舟は、浮舟の本体
枠組部を形成する主気室と、該主気室の外周部に接合し
て突出した形状で設けられ、乗り込みを容易にするため
の乗込台気室とを有し、前記乗込台気室は、前記乗込台
気室が外部より圧力を加えられた時に、前記乗込台気室
の内部充填気体が前記主気室側に移動して容積変化が可
能となるように前記主気室と接合される。また、本発明
の膨張式救命浮舟は、浮舟の本体枠組部を形成する主気
室と、該主気室の外周部に接合して突出した形状で設け
られ、乗り込みを容易にするための乗込台気室と、前記
主気室と前記乗込台気室との接合部近傍に形成された補
助室を有し、前記乗込台気室は、前記乗込台気室が外部
より圧力を加えられた時に、前記乗込台気室の内部充填
気体が前記補助室側に移動して容積変化が可能となるよ
うに前記補助室と連通されて構成される。
【0035】従って、遭難者が膨張式救命浮舟に乗り込
もうとする際に、主気室から突出した乗込台気室を主気
室との付け根近傍から水中内に略直角に容易に折り曲げ
るという操作が簡単にできる。そのため、次なる操作、
すなわち、折り曲げられた乗込台気室の先端に位置する
段差部に足を引っ掛けて、遭難者自ら、自分の上体を水
面より持ち上げて、浮舟の本体に乗り込むことが容易に
できるのである。つまり、本発明においては、従来のも
のと比べて格段と乗り込み抵抗が小さくなり、乗り込み
操作は極めて簡単にできるという効果を奏するのであ
る。さらにこの効果は、乗込台気室の仕様の設定を適切
なものとすることによりさらに顕著なものとなる。
【0036】また、本発明によれば、主気室から突出し
た乗込台気室を、主気室との付け根近傍から上方に(水
中内方向とは逆)容易に折り曲げることもできる。従っ
て、水上の怪我人などを背中から引き寄せて乗込台気室
先端の手かけ紐を引っ張ることにより容易に救助するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膨張式救命浮舟1の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のAで示される箇所を部分的に拡大した平
面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図3の変形例を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す図4相当図で
ある。
【符号の説明】
1…膨張式救命浮舟 10…主気室 30…乗込台気室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 7/06 - 7/08 B63C 9/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮舟の本体枠組部を形成する主気室と、 該主気室の外周部に接合して突出した形状で設けられ、
    乗り込みを容易にするための乗込台気室と、を有する膨
    張式救命浮舟であって、前記主気室と前記乗込台気室とは、少なくとも2箇所で
    連通可能になっており、これら2箇所の連通可能部分に
    は、それぞれ互いに連通方向が異なる一方向弁が設けら
    れており、 前記乗込台気室は、前記乗込台気室が外部より圧力を加
    えられた時に、前記乗込台気室の内部充填気体が前記主
    気室側に移動して容積変化が可能となるように前記主気
    室と接合されてなることを特徴とする膨張式救命浮舟。
  2. 【請求項2】 前記乗込台気室は、浮舟の本体枠組部を
    形成する主気室を載置した時に、その載置面より15〜
    45°の範囲内の角度で下方に向いて突出してなる請求
    項1に記載の膨張式救命浮舟。
  3. 【請求項3】 前記乗込台気室は、その最大幅をW、最
    大長さをLとした場合、L/W=0.7〜1.3の範囲
    内に設定されてなる請求項1または請求項2に記載の膨
    張式救命浮舟。
  4. 【請求項4】 前記乗込台気室は、最大長さをL、気室
    筒外径をPとした場合、P/L=0.2〜0.4の範囲
    内に設定されてなる請求項3に記載の膨張式救命浮舟。
  5. 【請求項5】 前記乗込台気室は、その先端部が絞られ
    た形状をしてなる請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の膨張式救命浮舟。
  6. 【請求項6】 浮舟の本体枠組部を形成する主気室と、 該主気室の外周部に接合して突出した形状で設けられ、
    乗り込みを容易にするための乗込台気室と、 前記主気室と前記乗込台気室との接合部近傍に形成され
    た補助室を有する膨張式救命浮舟であって、 前記乗込台気室は、前記乗込台気室が外部より圧力を加
    えられた時に、前記乗込台気室の内部充填気体が前記補
    助室側に移動して容積変化が可能となるように前記補助
    室と連通されてなることを特徴とする膨張式救命浮舟。
  7. 【請求項7】 前記補助室は、弾性体により形成されて
    おり、前記乗込台気室の内部充填気体の容積変化にとも
    ない伸縮してなる請求項6に記載の膨張式救命浮舟。
  8. 【請求項8】 前記乗込台気室は、浮舟の本体枠組部を
    形成する主気室を載置した時に、その載置面より15〜
    45°の範囲内の角度で下方に向いて突出してなる請求
    項6または請求項7に記載の膨張式救命浮舟。
  9. 【請求項9】 前記乗込台気室は、その最大幅をW、最
    大長さをLとした場合、L/W=0.7〜1.3の範囲
    内に設定されてなる請求項6ないし請求項8のいずれか
    に記載の膨張式救命浮舟。
  10. 【請求項10】 前記乗込台気室は、最大長さをL、気
    室筒外径をPとした場合、P/L=0.2〜0.4の範
    囲内に設定されてなる請求項9に記載の膨張式救命浮
    舟。
  11. 【請求項11】 前記乗込台気室は、その先端部が絞ら
    れた形状をしてなる請求項6ないし請求項10のいずれ
    かに記載の膨張式救命浮舟。
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