JP3419512B2 - Molding method of polyolefin resin composition - Google Patents

Molding method of polyolefin resin composition

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JP3419512B2 JP23239893A JP23239893A JP3419512B2 JP 3419512 B2 JP3419512 B2 JP 3419512B2 JP 23239893 A JP23239893 A JP 23239893A JP 23239893 A JP23239893 A JP 23239893A JP 3419512 B2 JP3419512 B2 JP 3419512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はポリオレフィン系樹脂
組成物をシート状に押し出して真空および/または圧空
成形する成形方法に関し、特に防音性能にすぐれた成形
品を得るのに適した成形方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ポリオレフィン系樹脂組成物の成
形方法のひとつとして、加熱溶融した樹脂組成物をシー
ト押出機によって一定幅のシートに押し出し、または/
かつ押し出されたシートの端部をつかんで引取り、シー
トが冷却する以前に真空、圧空成形等により賦形をおこ
なう成形方法がある。この成形方法の利点は、シートを
押し出して直後に成形することから、シートの押出後に
冷却工程をもうけてシートを引取り、その後、このシー
トをあらためて成形工程に送って再加熱し、成形する方
法と比較して工程数が少なく、エネルギー効率もよく生
産できることにある。この成形方法は、樹脂組成物をシ
ート状に押し出し、その後冷却、固化する以前に成形す
ることから、シートの押出条件(または押し出されたシ
ートの物性)として、以下が要求される。 (1)延伸条件 押し出された樹脂シートに十分な延伸性があること。好
ましくは樹脂の溶融時の伸び率が200%以上あるこ
と。 (2)弾性条件 押し出された樹脂シートが十分な弾性をもつこと。好ま
しくは吐出孔から吐出された直後に、樹脂シートの肉厚
が弾性余効によって1.3〜1.5倍程度に増加するこ
と。 (3)張力条件 押し出された樹脂シートが延伸に対して一定以上の張力
を発生すること。 (4)張力変化率条件 押し出された樹脂シートを引き取る際のシートの引取り
速度変化に対して、張力の変化ができるだけ小さいこ
と。 これらの条件のうち(1)ないし(3)が満たされない
場合は、樹脂シートの延伸がスムーズにいかず、シート
に偏肉や破れがおこりやすく、また複雑な形状の成形に
適さない。(2)が満たされない場合は、樹脂シートの
肉厚調整が困難になり、偏肉がおこりやすい。(4)が
満たされない場合は、樹脂シートのネックイン量(吐出
孔6aから押し出された後、割型部に入るまでのシート
の幅方向の収縮量)がシートの引取り過程中に変化して
しまい、これは真空成形や圧空成形に好ましくない。一
方ポリオレフィン系樹脂組成物の実際の応用、たとえば
自動車部品への応用の中で、比較的長尺、大面積の成形
材料はシート状成形体を加工して用いる場合が多く、中
でも自動車用ライナー材は形状が複雑でありその上防音
性能を要求される製品であるために、ポリプロピレン、
ポリエチレン等を母材としてエラストマーや各種無機充
填材を混合して防音特性(振動減衰性)の改良をはかる
ことがある。このような樹脂系複合材料を従来の方法に
よってシート押出しした場合には、シートの延伸性およ
び延伸に対する張力の低下が発生し、いわゆるドローダ
ウンが著しく、大寸法、大面積を有する成形品が得られ
なかった。この熱成形時におけるドローダウンを改良す
る技術としては、たとえば特定の流動性有する結晶性ポ
リプロピレンおよび部分架橋型エチレン−プロピレン共
重合体からなる樹脂組成物を用いてシート状に押出し
後、冷却固化以前に成形加工する成形方法(特開昭58
−211409号)などが開示されているが、ドローダ
ウン性成形品肉厚の均一性など、いまだ十分に満足でき
る水準に達しておらず成形体の形状が複雑になるほど、
この傾向は著しい。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来前述の(1)〜
(4)の条件を満たす樹脂であって、しかも防音特性に
すぐれた素材の好適な成形方法が無かった。本発明は上
記課題を解決し、ポリオレフィン系樹脂組成物をシート
状に押し出して、冷却、固化する以前に成形する方法に
おいて、樹脂中に前記の無機充填材を混入して、好適に
成形することができるポリオレフィン系樹脂組成物の成
形方法を提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明の手段は、(A)成分として温度230℃、荷重
2.16kg重下でのメルトフローレートが0.1〜
2.0である結晶性ポリプロピレン樹脂と、(B)成分
として温度230℃、荷重2.16kg重下でのメルト
フローレートが0.1〜2.0であるエチレン−プロピ
レン共重合樹脂と、(C)成分として温度190℃、荷
重2.16kg重下でのメルトフローレートが0.01
〜0.3、かつ重量平均分子量Mwが5×104 〜30
×104 、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比
(Mw/Mn)が10〜50である高密度ポリエチレン
樹脂と、(D)成分としてタルク、炭酸カルシウム、珪
酸塩類、ガラス繊維から選択される無機充填材を、
(A)〜(D)の合計100重量%のうち(A)成分が
5〜20重量%、(B)成分が25〜70重量%、
(C)成分が5〜45重量%、(D)成分が10〜50
重量%の比率になるように混合してなるポリオレフィン
系樹脂組成物を、加熱溶融させてシート状に押し出し、
シートが冷却固化する以前に真空および/または圧空成
形によって成形加工することを特徴とするポリオレフィ
ン系樹脂組成物の成形方法である。 【実施例】 【0005】以下、本発明について実施例により詳細に
説明する。本発明に関わるポリオレフィン系樹脂組成物
は(A)結晶性ポリプロピレン樹脂(B)エチレン−プ
ロピレン共重合樹脂(C)高密度ポリエチレン樹脂
(D)無機充填材の各成分で構成する。(A)成分はい
わゆるホモポリプロピレン、エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体を各々単独またはこれらの混合物として用
いる。これらの結晶性ポリプロピレンは溶融時の流動性
が230℃、2.16kgfメルトフローレート(AS
TM D−1238にもとづく、以下MIと記述する)
を指標とし0.1〜2.0の範囲にあることが好まし
い。本実施例では、MIが0.5のものを用いた。
(B)成分は結晶性ポリプロピレンとは異なるいわゆる
エチレン−プロピレンランダム共重合体であり、230
℃、2.16kgfのMIが0.1〜2.0であること
が好ましい。本実施例では、MIが0.7のものを用い
た。(C)成分はいわゆる高密度ポリエチレンを用いる
ことが好ましく、190℃、2.16kgfのMIが
0.01〜0.3かつ重量平均分子量が5×104 〜3
0×104 であることが好ましい。本実施例では、MI
が0.3、重量平均分子量Mwが17×104 、分子量
分布Mw/Mnが30のものを用いた。(C)成分は、
シートの引取り時にシートに一定の張力を発生させる役
割をはたし、ドローダウンを防止する効果がある。分子
量分布が50をこえる大きさになると、溶融時の流動性
の変動が激しく、偏肉、ネックイン量がおおきくなって
しまうことがわかった。(D)成分はタルク、炭酸カル
シウム、珪酸塩類、ガラス繊維から選択されるものを主
体とする。これらの無機充填材の形状、粒径(アスベク
ト比)については、成形加工性や成形体の外観、物性に
悪影響をおよぼさないかぎり特に制限はない。本実施例
では、みかけ比重が0.85、比表面積が12,000
cm2 /gの重質炭酸カルシウムを用いた。成形装置
は、図1に示される。シリンダ1内にはプランジャ2が
軸方向に移動可能に配設され、シリンダ1とプランジャ
2によってアキュームレーターヘッド3を構成してい
る。シリンダ1の頭部には、スクリュー4を有する押出
機5が取りつけられ、この押出機5内に形成された案内
孔5Aは、シリンダ1内に形成された貯留孔3Bと連通
している。プランジャ2の上端には、軸部2aを介して
作動シリンダ(図示せず)が設けられており、この作動
シリンダを作動することによってプランジャ2を軸方向
に強制的に移動することができるように構成されてい
る。 【0006】シリンダ1の下端には、溶融樹脂吐出口6
aを有するTダイ6が取りつけられており、このTダイ
6の下方には、溶融吐出口6aから吐出された樹脂シー
ト7を引き下げて延伸するためのシート肉厚調整部8が
設けられている。シートの肉厚調整部8は、シート肉厚
用シリンダ9のロッド10の上下動により、チャック部
11が上下動して延伸動作をおこなうことができるよう
に構成されている。Tダイ6の下方位置には、シート肉
厚調整部8を挟持する状態で、第一金型20および第二
金型21からなる割型部22が配設されており、この第
一金型20にはメス型20aが形成されるとともに、第
二金型21にはオス型21aおよび空気吐出口21bが
形成されている。空気吐出口21bにはコンプレッサ等
からなる圧縮空気源23が接続されており、この圧縮空
気源23は制御部24に接続されているとともに、シー
ト肉厚用シリンダ9も制御部24に接続されて、その作
動の制御がなされるように構成されている。 【0007】この状態で押出機5のスクリュー4により
溶融樹脂がアキュームレーターヘッド3の貯留孔3B内
に貯留されると、プランジャ2が第1図の状態から上方
に上昇する。貯留孔3B内に必要量の原料である溶融樹
脂が貯留した時点で、プランジャ2を図示しない作動シ
リンダを介して押し下げると、溶融樹脂吐出口6aから
溶融樹脂をシート状にした樹脂シート7が下方に射出さ
れる。前述の射出による樹脂シート7が溶融吐出口6a
から吐出すると同時に、シート肉厚調整部8のシート肉
厚用シリンダ9のロッド10が上方に上昇するととも
に、チャック部11が閉じて前記樹脂シート7の下端を
チャックする。このチャック動作が終了すると同時に、
ロッド10が下降するため、樹脂シート7は下方に延伸
され所望の肉厚となり、第1金型20のメス型20aに
対応した状態となる。前述の状態で、第二金型21が第
一金型20に図示しないシリンダを介して接合され、メ
ス型20aとオス型21aが樹脂シート7を挟持した状
態で密合すると同時に、圧縮空気源23からの圧縮空気
が、空気吐出孔21bを介して樹脂シート7および表皮
25aに吐出され、圧縮成形によって樹脂シート7は成
形される。図1の成形装置において、シート状に押し出
され、冷却、固化する以前に圧空成形した。この場合、
樹脂温度をシート内部で200〜220℃に、溶融樹脂
の吐出孔厚を1.5mm、樹脂シートの引取り速度を0
〜300m/sで可変させて肉厚調整し、引き出された
シートを圧力4kg/cm2 で圧空成形した。 【0008】 【発明の効果】実施例の樹脂組成物について、成形性お
よび防音性の観点から評価して良好な結果を得た。成形
性については、以下の4点で効果が確認できた。 押し出されたシートのだれやすさを示すドローダウン
は、小さく良い評価となった 押し出し延伸した樹脂シートの肉厚のバラツキを示す
偏肉は、小さく良い評価となった。 樹脂シートの延伸時あるいは成形時の破れはなかた。 吐出孔6aから押し出された樹脂シートが、割型部2
2に入るまでのシート幅の収縮率を示すネックインは、
小さく良い評価となった。 防音性の評価については、図2に示す装置30によって
おこなった。支持体32に係止具33をもって装着され
た試験片31(成形品)に対して、長さ200mmの細
い紐の先に連結した質量250gの鋼球35からなる振
り子34を、図3に示すように水平状態から放して、試
験片端部に打撃を加える。この際、振り子の衝突により
発生する騒音は集音装置36によって、試験片の振動は
加速度検出機37によって同時に検出され、不図示の記
録計に記録される。初期騒音の絶対値が小さいこと、お
よび振動減衰が速いことをもって、防音性がすぐれるも
のと評価した。図3は振動減衰の測定例であり、防音性
が良い本発明の実施例(a)を悪い例(b)との比較し
効果を確認した。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a molding method for extruding a polyolefin-based resin composition into a sheet and vacuum- and / or pressure-molding the same, and more particularly to a molded article having excellent soundproofing performance. A molding method suitable for obtaining 2. Description of the Related Art Conventionally, as one method of molding a polyolefin resin composition, a resin composition which has been heated and melted is extruded into a sheet of a fixed width by a sheet extruder, or
In addition, there is a molding method in which the extruded sheet is gripped at the end thereof, taken off, and shaped by vacuum, air pressure molding or the like before the sheet is cooled. The advantage of this molding method is that since the sheet is extruded and molded immediately after, the sheet is extruded, a cooling step is provided, the sheet is taken out, and then the sheet is sent to the molding step again, reheated, and molded. The number of processes is smaller than that of, and energy efficiency can be improved. In this molding method, the resin composition is extruded into a sheet and then molded before being cooled and solidified. Therefore, the following conditions are required as sheet extrusion conditions (or physical properties of the extruded sheet). (1) Stretching conditions The extruded resin sheet has sufficient stretchability. Preferably, the elongation of the resin at the time of melting is 200% or more. (2) Elastic condition The extruded resin sheet has sufficient elasticity. Preferably, immediately after being discharged from the discharge hole, the thickness of the resin sheet is increased to about 1.3 to 1.5 times by the elastic after-effect. (3) Tension conditions The extruded resin sheet generates a certain tension or more with respect to stretching. (4) Rate of change in tension The change in tension should be as small as possible with respect to the change in the sheet take-up speed when the extruded resin sheet is taken out. If the conditions (1) to (3) are not satisfied among these conditions, the stretching of the resin sheet does not proceed smoothly, the sheet is likely to be uneven in thickness or torn, and is not suitable for forming a complicated shape. If the condition (2) is not satisfied, it is difficult to adjust the thickness of the resin sheet, and the thickness of the resin sheet tends to be uneven. If (4) is not satisfied, the neck-in amount of the resin sheet (the amount of shrinkage in the width direction of the sheet from being extruded through the discharge hole 6a to entering the split mold portion) changes during the sheet taking-in process. This is not preferable for vacuum forming or pressure forming. On the other hand, in the actual application of polyolefin resin compositions, for example, to automotive parts, molding materials having a relatively long size and a large area are often used after processing sheet-like moldings, especially liner materials for automobiles. Is a product whose shape is complicated and sound insulation performance is required.
In some cases, polyethylene or the like is used as a base material and an elastomer or various inorganic fillers are mixed to improve the soundproofing properties (vibration damping properties). When such a resin-based composite material is extruded into a sheet by a conventional method, a decrease in stretchability of the sheet and a tension with respect to the stretching occur, so-called drawdown is remarkable, and a molded article having a large size and a large area is obtained. I couldn't. Techniques for improving the drawdown during the thermoforming include, for example, extruding a sheet using a resin composition comprising a crystalline polypropylene having a specific fluidity and a partially crosslinked ethylene-propylene copolymer, and before cooling and solidifying. Molding method (Japanese Unexamined Patent Publication No. Sho 58)
No. -21409) is disclosed, but the draw-down property, such as the uniformity of the thickness of the molded product, has not yet reached a sufficiently satisfactory level, and the more complicated the shape of the molded product, the more difficult it is.
This tendency is remarkable. [0003] Conventionally, the above-mentioned (1)-
There has been no suitable molding method for a resin that satisfies the condition (4) and has excellent soundproofing properties. The present invention solves the above-mentioned problems, and extrudes a polyolefin-based resin composition into a sheet shape, and cools, in a method of molding before solidifying, mixing the inorganic filler into the resin, and suitably molding. The present invention provides a method for molding a polyolefin-based resin composition that can be used. [0004] Means for solving the problems of the present invention is that the melt flow rate at a temperature of 230 ° C and a load of 2.16 kg as component (A) is 0.1 to 1.0.
A crystalline polypropylene resin having a melt flow rate of 0.1 to 2.0 under a temperature of 230 ° C. and a load of 2.16 kg as a component (B); The melt flow rate at a temperature of 190 ° C. and a load of 2.16 kg is 0.01 as a component (C).
0.30.3 and weight average molecular weight Mw of 5 × 10 4 -30
× 10 4 , a high-density polyethylene resin having a weight average molecular weight Mw and a number average molecular weight Mn (Mw / Mn) of 10 to 50, and talc, calcium carbonate, silicates, or glass fiber as the component (D). Inorganic filler,
(A) component is 5 to 20% by weight, (B) component is 25 to 70% by weight, out of a total of 100% by weight of (A) to (D),
Component (C) is 5 to 45% by weight, component (D) is 10 to 50% by weight.
The polyolefin-based resin composition mixed so as to have a ratio of weight% is heated and melted and extruded into a sheet,
A molding method for a polyolefin-based resin composition, wherein the sheet is molded by vacuum and / or pressure molding before the sheet is cooled and solidified. Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. The polyolefin-based resin composition according to the present invention comprises (A) a crystalline polypropylene resin, (B) an ethylene-propylene copolymer resin, (C) a high-density polyethylene resin, and (D) an inorganic filler. As the component (A), a so-called homopolypropylene and an ethylene-propylene block copolymer are used alone or as a mixture thereof. These crystalline polypropylenes have a fluidity of 230 ° C. when melted and a melt flow rate (AS) of 2.16 kgf.
(Hereinafter referred to as MI based on TM D-1238)
The index is preferably in the range of 0.1 to 2.0. In this embodiment, the one having MI of 0.5 is used.
The component (B) is a so-called ethylene-propylene random copolymer different from crystalline polypropylene,
It is preferable that MI of 2.16 kgf at 0.1 degreeC is 0.1-2.0. In the present example, a material having an MI of 0.7 was used. As the component (C), so-called high-density polyethylene is preferably used, and the MI of 190 ° C. and 2.16 kgf has a MI of 0.01 to 0.3 and a weight average molecular weight of 5 × 10 4 to 3.
It is preferably 0 × 10 4 . In this embodiment, MI
Of 0.3, a weight average molecular weight Mw of 17 × 10 4 and a molecular weight distribution Mw / Mn of 30 were used. The component (C)
It plays a role of generating a constant tension on the sheet when the sheet is taken up, and has an effect of preventing drawdown. It has been found that when the molecular weight distribution exceeds 50, the fluidity at the time of melting greatly fluctuates, and the thickness deviation and neck-in amount increase. The component (D) is mainly composed of talc, calcium carbonate, silicates, and glass fibers. The shape and particle size (aspect ratio) of these inorganic fillers are not particularly limited as long as they do not adversely affect the formability, appearance and physical properties of the molded body. In this embodiment, the apparent specific gravity is 0.85 and the specific surface area is 12,000.
cm 2 / g of heavy calcium carbonate was used. The molding device is shown in FIG. A plunger 2 is provided in the cylinder 1 so as to be movable in the axial direction, and the cylinder 1 and the plunger 2 constitute an accumulator head 3. An extruder 5 having a screw 4 is attached to the head of the cylinder 1, and a guide hole 5 </ b> A formed in the extruder 5 communicates with a storage hole 3 </ b> B formed in the cylinder 1. An operating cylinder (not shown) is provided at the upper end of the plunger 2 via a shaft portion 2a. By operating the operating cylinder, the plunger 2 can be forcibly moved in the axial direction. It is configured. At the lower end of the cylinder 1, a molten resin discharge port 6 is provided.
A T-die 6 having an a is attached. Below the T-die 6, a sheet thickness adjusting section 8 for pulling down and stretching the resin sheet 7 discharged from the melt discharge port 6a is provided. . The sheet thickness adjusting unit 8 is configured so that the chuck unit 11 can be moved up and down by the up and down movement of the rod 10 of the sheet thickness cylinder 9 to perform the stretching operation. A split mold portion 22 including a first mold 20 and a second mold 21 is disposed below the T-die 6 while holding the sheet thickness adjusting portion 8 therebetween. A female die 20a is formed on the male die 20 and a male die 21a and an air discharge port 21b are formed on the second die 21. A compressed air source 23 such as a compressor is connected to the air discharge port 21b. The compressed air source 23 is connected to the control unit 24, and the sheet thickness cylinder 9 is also connected to the control unit 24. , The operation of which is controlled. In this state, when the molten resin is stored in the storage hole 3B of the accumulator head 3 by the screw 4 of the extruder 5, the plunger 2 rises upward from the state shown in FIG. When the required amount of molten resin as a raw material is stored in the storage hole 3B, the plunger 2 is pushed down through an operating cylinder (not shown), and the molten resin discharge sheet 6 forms a molten resin sheet 7 from the molten resin discharge port 6a. Injected into. The resin sheet 7 by the above-mentioned injection is melted and discharged 6a.
Simultaneously, the rod 10 of the cylinder 9 for sheet thickness of the sheet thickness adjusting section 8 rises upward, and the chuck section 11 closes to chuck the lower end of the resin sheet 7. At the same time as this chuck operation is completed,
Since the rod 10 is lowered, the resin sheet 7 is extended downward to have a desired thickness, and is in a state corresponding to the female mold 20 a of the first mold 20. In the above-described state, the second mold 21 is joined to the first mold 20 via a cylinder (not shown), and the female mold 20a and the male mold 21a are tightly fitted with the resin sheet 7 held therebetween, and at the same time, the compressed air source is The compressed air from 23 is discharged to the resin sheet 7 and the skin 25a through the air discharge holes 21b, and the resin sheet 7 is formed by compression molding. In the forming apparatus shown in FIG. 1, it was extruded into a sheet, and was compressed and formed before being cooled and solidified. in this case,
The resin temperature is set to 200 to 220 ° C. inside the sheet, the discharge hole thickness of the molten resin is set to 1.5 mm, and the take-up speed of the resin sheet is set to 0.
The thickness of the sheet was adjusted by changing the thickness at a rate of ~ 300 m / s, and the drawn sheet was pressure-formed at a pressure of 4 kg / cm 2 . The resin compositions of the examples were evaluated from the viewpoint of moldability and soundproofing, and good results were obtained. Regarding the moldability, the effects were confirmed in the following four points. The drawdown indicating the ease of dripping of the extruded sheet was evaluated as small and good, and the uneven thickness indicating the thickness variation of the extruded and stretched resin sheet was evaluated as small and good. No tear was observed during stretching or molding of the resin sheet. The resin sheet extruded from the discharge hole 6a is
The neck-in, which shows the contraction rate of the sheet width before entering 2,
The evaluation was small and good. The evaluation of soundproofing was performed by the device 30 shown in FIG. FIG. 3 shows a pendulum 34 composed of a steel ball 35 having a mass of 250 g and connected to the tip of a thin string having a length of 200 mm with respect to a test piece 31 (molded product) mounted on a support 32 with a locking member 33. From the horizontal position, and hit the test piece end. At this time, the noise generated by the impact of the pendulum is simultaneously detected by the sound collector 36, and the vibration of the test piece is simultaneously detected by the acceleration detector 37, and recorded on a recorder (not shown). The small absolute value of the initial noise and the rapid vibration damping were evaluated as having excellent soundproofing. FIG. 3 shows a measurement example of vibration damping. The effect was confirmed by comparing the example (a) of the present invention having good soundproofing properties with the example (b) having poor soundproofing properties.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の対象とする成形方法(成形機)を示
す。 【図2】防音性の評価装置を示す 【図3】振動減衰状態の測定例を示す。 【符号の説明】 1・・・シリンダ 2・・・プランジャ 2a・・軸部 3・・・アキュームレーターヘッド 3B・・貯留孔 4・・・スクリュー 5・・・押出機 5A・・案内孔 6・・・Tダイ 6a・・溶融樹脂吐出孔 7・・・樹脂シート 8・・・肉厚調整部 9・・・シリンダ 10・・・ロッド 11・・・チャック部 20・・・第一金型 20a・・メス型 21・・・第二金型 21b・・メス型 23・・・圧縮空気源 24・・・制御部 30・・・防音性評価装置 31・・・試験片 32・・・支持体 33・・・係止具 34・・・振り子 35・・・鋼球 36・・・集音装置 37・・・加速度検出機
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 shows a molding method (molding machine) to which the present invention is applied. FIG. 2 shows a soundproofing evaluation device. FIG. 3 shows a measurement example of a vibration damping state. [Description of Signs] 1 ... Cylinder 2 ... Plunger 2a ... Shaft 3 ... Accumulator head 3B ... Reservoir 4 ... Screw 5 ... Extruder 5A ... Guide hole 6 ... ··· T die 6a ··· molten resin discharge hole 7 ··· resin sheet 8 ··· wall thickness adjusting unit 9 ··· cylinder 10 ··· rod 11 ··· chuck unit 20 ··· first die 20a ··· Female mold 21 ··· Second mold 21b ··· Female mold 23 ··· Compressed air source 24 ··· Control unit 30 ··· Soundproof evaluation device 31 ··· Test piece 32 ··· Support 33 ... Locking device 34 ... Pendulum 35 ... Steel ball 36 ... Sound collecting device 37 ... Acceleration detector

フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 23:00 B29K 23:00 105:16 105:16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 69/00 - 69/02 B29C 47/00 - 47/96 B29C 51/00 - 51/46 B29C 55/00 - 55/30 C08L 23/00 - 23/36 Continuation of the front page (51) Int.Cl. 7 identification code FI B29K 23:00 B29K 23:00 105: 16 105: 16 (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) B29C 69/00- 69/02 B29C 47/00-47/96 B29C 51/00-51/46 B29C 55/00-55/30 C08L 23/00-23/36

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)成分として温度230℃、荷重
2.16kg重下でのメルトフローレートが0.1〜
2.0である結晶性ポリプロピレン樹脂と、(B)成分
として温度230℃、荷重2.16kg重下でのメルト
フローレートが0.1〜2.0であるエチレン−プロピ
レン共重合樹脂と、(C)成分として温度190℃、荷
重2.16kg重下でのメルトフローレートが0.01
〜0.3、かつ重量平均分子量Mwが5×104 〜30
×104 、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比
(Mw/Mn)が10〜50である高密度ポリエチレン
樹脂と、(D)成分としてタルク、炭酸カルシウム、珪
酸塩類、ガラス繊維から選択される無機充填材を、
(A)〜(D)の合計100重量%のうち(A)成分が
5〜20重量%、(B)成分が25〜70重量%、
(C)成分が5〜45重量%、(D)成分が10〜50
重量%の比率になるように混合してなるポリオレフィン
系樹脂組成物を、加熱溶融させてシート状に押し出し、
押し出されたシートの端部をつかんで鉛直方向に変速引
取をおこなって、シートが冷却固化する以前に真空およ
び/または圧空成形によって成形加工することを特徴と
するポリオレフィン系樹脂組成物の成形方法。
(57) [Claim 1] The component (A) has a melt flow rate of 0.1 to under a temperature of 230 ° C. under a load of 2.16 kg.
A crystalline polypropylene resin having a melt flow rate of 0.1 to 2.0 under a temperature of 230 ° C. and a load of 2.16 kg as a component (B); The melt flow rate at a temperature of 190 ° C. and a load of 2.16 kg is 0.01 as a component (C).
0.30.3 and weight average molecular weight Mw of 5 × 10 4 -30
× 10 4 , a high-density polyethylene resin having a weight average molecular weight Mw and a number average molecular weight Mn (Mw / Mn) of 10 to 50, and talc, calcium carbonate, silicates, or glass fiber as the component (D). Inorganic filler,
(A) component is 5 to 20% by weight, (B) component is 25 to 70% by weight, out of a total of 100% by weight of (A) to (D),
Component (C) is 5 to 45% by weight, component (D) is 10 to 50% by weight.
The polyolefin-based resin composition mixed so as to have a ratio of weight% is heated and melted and extruded into a sheet,
A method for molding a polyolefin-based resin composition, characterized in that the extruded sheet is gripped at an end portion to perform variable speed take-off in the vertical direction, and is formed by vacuum and / or pressure forming before the sheet is cooled and solidified.
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